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2021.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
図書館で『戦術の本質』という本を、手にしたのです。
著者は陸上自衛隊で第71戦車連隊長を務めたそうで・・・プロが説く戦術とは如何なるものかと思った次第です。




木元寛明著、SBクリエイティブ、2017年刊
<出版社>より
リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。

<読む前の大使寸評>
著者は陸上自衛隊で第71戦車連隊長を務めたそうで・・・プロが説く戦術とは如何なるものかと思った次第です。

rakuten 戦術の本質


「第1章 戦いには不変の原則がある」の冒頭を、見てみましょう。
p10~11
<1—1 戦いの原則>
 マネジメントの父と称されたP.F.ドラッカーは、米国の諸制度を高く評価していました。
『ドラッカー先生の授業』(ウィリアム・A・コーン著、ランタムハウス講談社)では、「危険や不確実に満ちた数千年の歴史のなかで、軍隊には数々の英知がつむがれており、その多くは軍隊以外の組織にも役立つはず」と述べています。

 筆者は、ドラッカーの言う英知とは「戦いの原則」のことに違いない、と確信します。戦いの原則(Principles of war)は、人類2600年と言われる記録された戦争・闘争の歴史から、帰納的に導き出された原則です。

 ドラッカーはまた、「基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破たんする」と断じています。戦いの原則は数理学のおける公理・公式のようなものではありませんが、社会科学的教訓の性格を帯びた英知と言えます。

 戦いの原理・原則は古代から存在しましたが、今日のような学習できる形式として確立したのは英陸軍J.F.C.フラー退役少将です。フラーは、暗黙知だった戦いの原則を、誰でも学べる形式知として確定し、今日の「戦いの原則」の創始者として知られています。

 戦いの原則は英陸軍で発祥、米陸軍で進化、第2次大戦後に陸上自衛隊に伝わりました。米陸軍および陸上自衛隊の基準教範は、9項目の戦いの原則を掲げています。
 以下、主として米陸軍2008年版『OPERATIONS』を参考にして、戦いの原則のエッセンスを紹介します。

 第1次大戦後の1924年、英陸軍はJ.F.C.フラーの提言を受けて『Field Service Regurations Vol.Ⅱ(野外要務令第二部)』に、8項目の戦いの原則を正式に採用した。米陸軍は最初の戦いの原則を第1次大戦後に発表し、その後、分析、実験および実践による検証を踏まえて微修正し、今日では9項目の戦いの原則として確立されている。





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Last updated  2021.12.10 00:48:55
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