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2022.04.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
図書館で『美しすぎる地学事典』という本を、手にしたのです。
地学的に見て美しい画像、風景が満載されていて・・・ええでぇ♪




渡邉克晃著、秀和システム、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
虹色の熱水泉、六角形の石柱群。自然は驚きと感動に満ちている!カラー写真とやさしい解説で学ぶ地球の神秘。

<読む前の大使寸評>
地学的に見て美しい画像、風景が満載されていて・・・ええでぇ♪

rakuten 美しすぎる地学事典


「2 20億年に及ぶ完全な地層」で、グランドキャニオンが語られているので、見てみましょう。
p11~13
<地球上でもっとも完全な地層の積み重なり>
 深く削られた渓谷の断崖に、延々と積み重なる水平な地層。アメリカ合衆国アリゾナ州北部に広がるグランドキャニオンは、「地球上でもっとも完全な地層の積み重なりが見られる場所」と言われています。渓谷の最下部に露出する約20億年前の地層まで、ここではほぼ連続的に地層の積み重なりを見ることができるのです。

 露出している地層の厚さは、平均で1200メートルほど。最大では1800メートルにも達するというスケールの大きさです。その迫力は写真からも伝わってきますね。

 20億年前と言えば、地球上には単細胞の原始的な清明しか存在せず、大気中の酸素濃度がまだ低かった時代。その後、およそ6億年前に酸素濃度が現代の水準に近づき、5億4000万年前頃から、脊椎動物をはじめとする多種多様な生命が出現するようになります。

 やがて植物が陸上に進出し、両生類や爬虫類が現れ、地球上には海にも陸にも生命が溢れていきました。そして2億5000万年前に史上最大の大量絶滅が起こります。
・・・グランドキャニオンの地層には、こうした膨大な時間の流れ、20億年に渡る地球の歴史が、ほぼ完全に記録されているのです。

 谷底に降りれば、そこは20億年前の原始生命の世界。そこから1200メートルほど崖を登れば、頂上付近に広がるのは2億3000万年前の、大漁絶滅後の世界。この縞じまの分厚い断崖は、地球の歴史を一気に駆け抜ける壮大なタイムトラベルを体験できる場所なのです。


<地層は大きく2つのブロックに分けられる>
 およそ20億年に渡る連続的な地層が見られるグランドキャニオンですが、その地層は大きく2つのブロックに分けられます。

 サウスリムの写真を見てください。上の方の赤やベージュの地層の下に、縞模様のないこげ茶色の地層が見えますね。テラス状の中腹の部分から、さらに深く削り込まれている谷の部分です。

 この縞模様のないこげ茶色の地層は、主に20億年前から15億年前くらいに形成された、とても古い地層です。一方、上の方の水平な縞模様のある赤やベージュの地層は、約5億年前以降に形成された比較的新しい地層です。
 この2種類の地層の間には「不整合」と呼ばれる地層の断絶があって、グランドキャニオンの地層はここを境に2つのブロックに大別されます。

 不整合の下側に位置する古い地層については、大まかに言うと15億年前よりも古い地層しかありません。不整合の上側に位置する新しい地層はおよそ5億年前以降のものなので、これら2つのブロックの間には実に10億年ものギャップがあるのです。

<5億年前に起こった大浸食の謎>
 グランドキャニオンの地層を2つに区分するこの不整合は、いまだにはっきりとした形成過程がわかっていません。およそ10億年分の地層が広い範囲でごっそりと抜く落ちているのですから、少なくとも大規模な地層の浸食があったことは確かなようです。

 しかもこの時代の地層が抜け落ちているのは、グランドキャニオンだけのことではないのです。規模の大きさこそ様々ですが、世界中の地層で、5億年前より新しい地層と、それ以前の古い地層との間に明らかなギャップ(不整合)があります。
 世界中で同時期に、しかもかなりの規模の浸食が起きているわけです。この時期、地球に一体何があったのでしょうか。

 一つの有力な説として、全地球規模の氷河がとてつもない浸食を引き起こしたのではないか、と考えられています。「全地球規模の氷河」と言うのは、言葉の通り、地球全体が完全に凍ってしまうことを意味します。赤道付近まで、陸も海もすべて氷に覆われる状態になったのです。

 「全地球凍結(スノーボールアース)」と呼ばれるこのような事件は、地球46億年の歴史を通じて、3回起こったと考えられています。その時代が、ざっくりと22億年前、7億年前、6億年前の3回です。


『美しすぎる地学事典』2 :ゴビ砂漠の化石産地
『美しすぎる地学事典』1 :エベレスト





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Last updated  2022.04.09 00:03:40
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