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2023.02.16
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『にっぽんツバメ紀行』という本を、手にしたのです。
 ぱらぱらとめくってみると、普段目近で見ることのない生態のクローズアップ写真が満載となっていて・・・即チョイスしたのです。



【にっぽんツバメ紀行】

宮本桂著、カンゼン、2022年刊

<出版社>より
春の訪れとともに人家近くに姿を現すツバメ。農作物を食したりする虫を捕らえる益鳥、軒先などで子育てをすることから福をもたらす縁起のいい鳥、といったイメージは時代により変化しつつも、日本各地で会える最も身近な渡り鳥として、古来愛されてきました。
そんなツバメたちの世界を、写真家の宮本桂さんによる写真群で紹介した『にっぽんツバメ便りーツバメが来た日』。幅広い層の読者の方に親しんでいただいた同書に続くツバメビジュアルガイドブック第2弾をお届けします。

<読む前の大使寸評>
 ぱらぱらとめくってみると、普段目近で見ることのない生態のクローズアップ写真が満載となっていて・・・即チョイスしたのです。

rakuten にっぽんツバメ紀行


「PART1 ツバメ基本の“き”」から、見てみましょう
p16~17
<最大の特徴‐「渡り鳥」>
 ツバメが雛たちのために採餌に励む姿がよく目撃されるようになる4月。彼らはそれよりかなり早い時期に、越冬していた東南アジアを離れ、繁殖地である日本にやってきます。

 なかでもまだ寒さの残る早い時期に来る第一陣は、体が丈夫で優秀な個体といわれています。恒温動物の鳥類は気温が低いと体温を保つため特にエネルギーを大量に消費します。つまり、寒い時期に巧みにエネルギー補給しながら数千キロの過酷な「渡り」に耐えられたこと自体が優秀さの証明になっているわけです。

 繁殖地を早く訪れるメリットは複数あります。まず、子育てに有利な営巣場所を確保でき、パートナーを見つけやすくなること。また、子育てを早くスタートすることで、一番子のひとり立ち後、餌となる虫が減少する季節が来る前に二番子の子育てにもチャレンジできます。

 ツバメの寿命は成長になってから1年半ほどの短さともいわれます。多くのツバメの繁殖のチャンスは生まれた翌年にかかっているのです。その貴重な機会に二番子まで育てるということが自らのDNAを残すためにどれだけ価値のあることか。そもそも生存上のリスクを背負ってまで渡りをするのは、餌の豊富さなどの繁殖上の利点のためと考えられています。繁殖を重視するツバメの立場で考えると、できるだけ早期に渡りに挑もうとするのもわかるような気がします。

 とはいえ、早く到着できないツバメも当然出てきます。その理由としては、出発が遅かったから、越冬地が遠かったから、一度到着した場所からさらに移動してきたから、等々。ただ、遅くとも6月くらいまでに繁殖地に着けば、子育てできる可能性はあります。
 なお、足環を使った調査から、親鳥は毎年同じ地域に帰る傾向があることがわかっています。

<ツバメのそのほかの生態>
 ツバメはほとんどの場合、一夫一妻で雛を育てます。しかし渡りを行うためか死亡率は高く、多くのペアは次の年も同じ相手と繁殖を行うことはかなわないようです。
 とにもかくにも、ペアになった二羽は営巣をスタート。オスが見繕った場所に巣材の泥を運んでワラなどを混ぜ込みながら協力して巣を作っていきます。

 巣の完成後の理想の流れとしては交尾→産卵→抱卵→孵化で、抱卵など巣内の世話は主にメスが担います。そして雛が誕生すると、親鳥たちは採餌に大忙し。春先によく目にするのはこうした親鳥の姿です。

 ツバメの主食は、ガ、ウンカ、ユスリカ、カゲロウ、シロアリ(羽アリ)、ハエ、ハチ、アブ、トンボなどの昆虫です。同じく虫を食す他の鳥がとまったり歩いたりしながら植物などについた虫を探すことが多いのに対し、ツバメは長く大きな両翼を広げ、田んぼや畑、草地、林、水路や小川、池などの上を滑空しながら飛んでいる虫を捕えます。

 飛び続けていると体力の消耗が激しそうですが、ツバメは滑空や慣性飛行を挟むことで体力を節約し、長時間の飛行を可能としているのです。また、ツバメは水飲みも水浴びも飛びながら行いますが、これもかなり特徴的な生態です。

この本ではツバメの容姿がたくさん見られるが、くりっとした眼とぐっと締めた口が凛々しいし(ややすっとんきょうだが)、翼や尾羽の美しさが・・・私のツボに響くわけです。


以前に読んだ第1弾『にっぽんツバメ便り』を紹介します。

【にっぽんツバメ便り】

宮本桂×ポンプラボ著、カンゼン、2018年刊

<出版社>より
日本に春を告げるいちばん身近な渡り鳥「ツバメ」
身近だけど、意外と知らないツバメのかわいい姿と生態を紹介!
意外とまじまじと見ることのできないツバメの姿を多彩な写真で紹介。

<読む前の大使寸評>
全ペ-ジにわたってカラー写真満載のビジュアル版で・・・ええでぇ♪

rakuten にっぽんツバメ便り



『にっぽんツバメ便り』3 :ツバメとのつき合い方





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Last updated  2023.02.16 09:35:31
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