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歩世亜さんComments
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ツキノワグマのすべて』を以下の通り復刻して読み直そうと思い立ったのです♪
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今年は、人里へのツキノワグマの出没が増えているようで全国で
1
万件以上の出没情報が寄せられたそうです。
森に人の手が入らなくなったことや、餌のドングリ不足の影響によると言われているそうですが・・・
クマにしては冬眠前の餌探しに人里に現れただけなのだろうが、上手く棲み分けはできないものかと思ったりする。
この本を図書館で手にしたが…全篇にカラーの画像でクマの生態が載っていてビジュアルな本である。
【ツキノワグマのすべて】
小池伸介著、澤井俊彦写真、文一総合出版、
2020
年刊
<「
BOOK
」データベース>より
迫力の生態写真
×
最新の研究。ツキノワグマの秘密に迫る
!
最新データが解き明かすツキノワグマの暮らし。
<読む前の大使寸評>
全篇にカラーの画像でクマの生態が載っていてビジュアルな本である。このように専門的で、かつ読みやすい著作は・・・ええでぇ♪
ツキノワグマのすべて
ツキノワグマの生態がよく分かる辺りを、見てみましょう。
p42
~
45
<ツキノワグマの一生>
ツキノワグマの子どもは、
1
月下旬から
2
月上旬の冬眠中に体重
300
グラムと、母親の約
200
分の
1
という大きさで生まれます。
その後、冬眠穴の中で母親から高脂肪・高タンパク質で、家畜や人間に比べるととても高栄養な母乳をたっぷりともらい、冬眠を終える
4
~
5
月には、体重
2
~
3
キロの大きさに成長します。
その後は母親と一緒に行動し、母親から生きていくために必要なさまざまなことを学びます。
ちなみに、クマの子育てはすべて母親が担います。オスは交尾までが繁殖活動で、その後の子育てにはまったくかかわりません。母親と子どもは、再び一緒に冬眠を行ない、子どもが
1
歳半の初夏には親元を離れます(子別れ)。
母親から離れた子どもは、しばらくはそれまで生活していた場所の近くで暮らし、徐々に新たな生活の場所を見つけていきます(幼期分散)。そして、雌雄ともに
4
歳くらいまでには性的に成熟し、子育てを開始します。
メスは数年おきに
1
~
2
頭の子どもを出産すると考えられます。一方、オスは繁殖相手であるメスをめぐる熾烈な競争があるため、実際に父親になることができるのは、限られたオスだけのようです。
クマの寿命は、動物園などでは
30
年を超えることもありますが、野外の多くの個体は
20
年代半ばまで生きることはあまり多くはないようです。
<ツキノワグマの一年>
クマの一年について冬眠を終える春から見てみましょう。
3
~
5
月にかけて冬眠を終えたクマは、寝たり起きたりをくり返しながら、冬眠中に低下した体力を徐々に回復させます。そして、
6
~
7
月にかけて繁殖期(交尾期)をむかえます。
この期間中にメスが発情するのは数日から
10
日ほどです。そのため、繁殖期のオスは発情したメスを探す毎日を送ります。そして、ふだんは単独で生活しているクマですが、相性の合うオスとメスが出会うと一緒にいる時間が増え、交尾に至ります。
9
月あたりからは、食べることに専念した飽食期をむかえます。その理由は、この後にひかえる冬眠にあります。
冬眠中のクマは飲まず食わずの状態で過ごします。もちろん、排泄や排尿もしません。さらに、クマは体温を
5℃
以下まで下げて冬眠するシマリスヤヤマネとは異なり、せいぜい
30℃
台前半くらいにまでしか下げずに冬眠を行ないます。
その代わり、心拍数や呼吸数を少なくして、代謝(エネルギーの消費)を抑えます。しかし、冬眠中も徐々にエネルギーを消費することから、秋の間に冬眠中に消費するエネルギーを貯めておく必要があります。
そして、春から夏に比べて体重を脂肪という形で
30
%近くも増やし、冬眠の準備が整ったら、
11
~
12
月にかけて木の洞や岩穴などで冬眠を始めます。
クマの出没が多発している理由について、ネットより紹介します。
2020.10.25
クマに襲われけが 全国で計
63
人 うち
2
人が死亡 先月以降
より
■
専門家 要因は「餌不足と生息区域の拡大」
クマの生態に詳しい東京農業大学の山崎晃司教授は、クマの出没が多発している理由について、ことしは餌となる木の実が不作で少なくなった地域もあり、クマが食べ物を求めて人里にやってきていること、過疎や高齢化によって、もともと人間が使っていた場所が森に戻りつつあり、クマの生息区域が広がっていることなどを挙げています。
そのうえで、クマの出没を防ぐための対策として「人家の周辺に食べ物が豊富にあれば何度でもやってくるので、野菜や果物を早めに収穫するほか、ドッグフードの保管場所などにも注意を払ってほしい」と話しています。
さらに「用水路など熊の通路になりそうな場所では、茂っている木を切ったり電気柵を張ったりして、熊が市街地まで移動できる手段を絶つことも重要だ。クマと人の住む場所を明確に分ける取り組みが行政などに求められる」と話していました。
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■ 2020.11.30
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