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人の評価というのは難しいものでスポーツの世界でも近頃は、数値によって評価をする傾向になっているみたいなのだ。それは野球の世界でも同じで打者でいえば、特に出塁率や長打率などを重んじ評価するそうなのだ。また新しい選手の獲得に関しても、スカウトの経験や勘に頼らず客観的なデータをもとに選手を獲得するそうで、映画の主人公にもなったメジャーリーグの名物マネージャーであるビリー・ビーン氏は、このセイバーメトリクスを用いて2002年のシーズンで103勝という圧倒的な強さを見せたり、選手の年俸評価を上げたりせずに放出することで財務の面においても球団を救ったそうなのだ。もっとも彼が行っているセイバーメトリクスにも弱点があるのだが、今はこの数値評価が標準となっているそ うなのだ。 野球チームといえば社長らは現場を知らないとされているのに戦術に口を挟み、選手を容赦なく解雇・トレードする憎まれ役だが、球団には必要な存在でありチームの浮沈を握る重要な役回りになっているそうなのだ。ここからは映画の話にとなるのだがそのなかでビリー・ビーン氏はメジャーリーガーとして才能が認められながらも結果がでずにオークランドアスレチックスで引退し、そのままチームのスカウトに就任していたそうなのだ。その後お金をあまり遣わずにチームを再建してほしいとGMに起用された彼は、統計学「セイバーメトリックス」から発展させたマネーボール理論をもとに、イエール大卒の秀才だが野球を自分ではしたことのないデータマンのピーターをアシスタントに起用したそうなのだ。 自分の過去の実績や経験だけでなく指導者としての直感に頼らず、コンピューターが弾いたデータをフル活用し、チームに必要な場所に必要な選手を起用・スカウンティングしていくことにしたそうで、例えば打者は打率や長打率よりも出塁率を重視する方式にしたそうなのだ。アウトカウントを増やさなければ相手の攻撃にならずに味方の攻撃が続くので、打者は安打であっても四球であってもとにかく塁に出ることが大事というような理論だったそうなのだ。新人テスト基準も身体能力が主流で「遠くに投げる・打つ」と「足が速い」のみが重視されたそうなのだ。しかしビリー・ビーン氏は「大学時代の数字を洗い直して、出塁率の高い打者と与四死球の少ない投手」に「欠点はあるが統計的に優秀な選手」を かき集めたそうなのだ。 「もっと日本の野球は数字にこだわれ」ということなのだが、メジャーでは驚くほどベースボールのデータ化が進んでおり、例えば「OPS」という評価なのだが、これは出塁率と長打率を足した数字で、現在この「OPS」が打者の最強の証と言われているそうなのだ。打者が得点増に有効な打撃をしているかどうかを表す指標では、数値が高いほどチームの得点増に貢献している打者だと判断できるそうなのだ。出塁率と長打率を足すだけで簡単に求められるわりに得点との相関関係が非常に強いことが特徴で、広く利用されているのだが、これに四死球・単打・二塁打・三塁打・本塁打それぞれの加重バランスなど統計的に合理性のある指標と近似性を持たせているそうなのだ。 守備の査定においても打球の位置や種類に速度ごとにサンプルを細分化し精度を増した守備指標をかんがえだしたそうで、通常の守備者が処理できないような打球を処理した場合を「平均的な守備者に比べ多く獲得したアウト」として記録し、処理できなかった場合を「平均的な守備者に比べ獲得できなかったアウト」として記録するような方式をとって、そうして記録された数字の合計が守備者の守備位置の平均的な守備者に比べて、いくつ多くアウトをとったかという評価にしているそうなのだ。当初は獲得アウト数のみの評価だったが現在では内野手のバント処理・併殺処理能力や、外野手の進塁阻止能力をはじめ捕手の失点阻止能力などを包括的に考慮した上で得点化するメソッドが発表されているそうなの だ。 責任範囲に飛んできた打球のうち何割をアウトにしたかで守備者の守備力を測る指標もあるそうで、守備者の責任となる打球のカウントは映像を基にひとつひとつ人間の手で行われているものだそうで、大雑把な推定でノイズを多く含む指標と比べて信頼がおかれている数値が出るそうなのだ。それと守備範囲の広さをあらわすゾーンレイテリングやさまざまなデータがあって、野手はゴロの処理と併殺処理能力を加味するし、外野手はフライの捕球と走者の進塁阻止を対象に、グラウンドを多数のゾーンに分割して打球の処理を差別化した緻密な評価を行うそうなのだ。しかしながらこれくらい細かな数値で選手を評価しても、選手に対する評価における不満はなくならないそうなのだ。 --- On Tue, 2012/7/31, > wrote:
2012年07月31日
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政府は東京電力福島第1原発事故の避難区域にある土地や家屋などの不動産の賠償基準を発表したのだが、少なくとも今後5年間は帰宅できない「帰還困難区域」では、事故前の土地の価値の全額を東京電力が賠償することにしたそうなのだ。手続きなしで一時帰宅できる「居住制限区域」と、早期の帰還を目指し店舗営業などが可能な「避難指示解除準備区域」では、解除までの期間に応じて賠償するそうで、このことに関して枝野幸男経済産業相が閣議後の記者会見で発表したそうなのだ。賠償基準は本来なら賠償を実施する東京電力が定めるが、東京電力の指針には「硬直的との意見がある」ため、政府が基準を示すことにしたそうなのだ。本来なら公示価格を利用するべきなのだろうが、評価すると相当低 い土地代になりそうなのだ 元来土地の評価額というのは地価公示法に基づき、国土交通省による土地鑑定委員会が毎年1回公示する標準地の価格で、調査は昭和46年から毎年実施されているのだ。この公示対象は原則として都市計画法による都市計画区域を原則にしているのだが、都市計画区域以外でも土地取引が相当程度見込まれるものとして、省令で定められた区域が対象に加わっていることから土地の評価としては一般的な額となっているのだ。公示される価格はその年の1月1日時点で3月中旬頃に発表され、売り手にも買い手にも偏らない客観的な価値を評価することになっており、土地価格動向の指標として新聞紙上などで毎年もっとも大きく取り上げられるものなのだ。 公示地価は公共事業用地の取得価格算定の基準とされるほか、「一般の土地取引価格に対する指標となること」や「適正な地価の形成に寄与すること」が目的とされており、そのためそれぞれの土地がもつ本来の価値であり、現存する建物などの形態に関わらず対象土地の効用が最高度に発揮できる使用方法を想定したうえでの評価が行なわれるのだ。この評価を元に土地については、原発事故による影響で帰還困難区域は当初から東京電力が全額を賠償することにしており、居住制限区域や避難指示解除準備区域では、当初には解除までの見込み期間分を一括で支払い、実際の解除時期に応じて差額追加分を支払うことになっているそうなのだ。 国の目安では当初支払額は居住制限区域が価値の50%で、避難指示解除準備区域は同33%となる見通しだそうなのだ。家具などの賠償額は家族構成に応じて決定するみたいで、両親と子供2人の4人家族の場合では帰還困難区域では675万円となる見込みで、居住制限区域と避難指示解除準備区域では505万円を支払われるそうなのだ。避難に伴う精神的苦痛への賠償は1人あたり月額10万円を基準に一括払いするそうで、帰宅までに5年なら60カ月ということになって600万円を支払われるそうなのだ。それに関して東京電力福島第1原発事故で避難している福島県内の住民約7000人が、20年後も避難を余儀なくされることが政府の試算で明らかになったそうなのだ。 放射線被曝線量が20年たっても避難基準となる年20ミリシーベルト以上の地域が残ることが予測されるためで、政府は長期間の避難者支援に向け、役場機能などを別の自治体に移す「仮の町」構想について支援することを決めたそうなのだ。試算は平野達男復興相ら3大臣と地元首長らが参加して福島市内で開かれた「福島復興再生協議会」で提示され、除染を加味していないデータで、平野氏は「最長これだけ避難を覚悟しなければならないという基礎資料だ」と述べたそうなのだ。原発周辺自治体11市町村で避難指示区域に指定されている地域は震災前、約8万6000人が居住しており、被曝線量が年50ミリシーベルト超の地域に約2万8000人が住民登録されているそうなのだ。 --- On Mon, 2012/7/30, > wrote:
2012年07月30日
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梅雨が明けると急に熱くなったと感じるのだが、日本付近には太平洋高気圧が張り出して、西日本を中心に厳しい暑さが続いているのだ。気象庁や各地の気象台は日中の気温が35度近くに達する恐れがあるとして25府県に高温注意情報を出し、熱中症に注意するよう呼びかけているそうなのだが、その中に私が住んでいる愛媛県も含まれているのだ。北海道や東北では上空に寒気が入るため雷雨や突風に警戒が必要だそうで、気象庁では高温注意報が出ている地域では熱中症の危険が特に高くなるとしているのだ。外出や屋外での作業に従事する人や高齢者に乳幼児をはじめ体調のすぐれない人に対して、水分をこまめに補給し多量に汗をかいた場合は塩分も補給するように指導しているそうなのだ。 日本列島は昨日も太平洋高気圧に覆われ、全国の観測点927地点のうち137地点で最高気温35度以上の猛暑日となり、3日連続で100地点を超えたそうなのだ。今日の新聞記事によると熱中症とみられる症状のため、群馬県や長野県などで計5人が死亡しており、全国で1500人以上が救急搬送されたそうなのだ。群馬県館林市では38・4度の最高気温を観測したそうで、この日全国1位の暑さとなったというのだ。全国高校野球選手権岐阜県大会の決勝戦終了後、優勝した県立岐阜商業高の選手2人が熱中症とみられる症状を訴え病院に運ばれたそうなのだ。高校球児というと相当体力もあるし練習をしているのに、その彼らでさえこの暑さには勝てなかったみたいなのだ。 関東から西では午前8時前には気温が30度を超えた所があり、朝から体にこたえる暑さになっているそうなのだが、日中の気温は35度前後まで上がる所が多く、きょうも熱中症に注意が必要だそうなのだ。さすがに私も今日は休日にしているのだが、先週は実家の草取りをしたような長い時間屋外で過ごすのは控えようと思っているのだ。熱中症予防には汗をかくことで失われる水分と塩分の補給も忘れずにすることなのだが、補給目安は20~30分の間隔がよいそうなのだ。日頃から体調管理をしっかり行い、なるべく体調を崩さないことが大切になるのだが、栄養バランスのとれた食事を摂る事はかなり効果があるそうなのだ。それと睡眠も大切で連日の熱帯夜とオリンピック観戦ののせいで寝不足ぎみなときは要注意 だそうなのだ。 体調の優れない日は熱中症にかかりやすいという意識を、普段よりも高く持ち必要があるのだが、屋内で過ごす場合も、こまめに水分補給をしたり風通しのよい服装をしたりするなどして、熱中症にはくれぐれもお気をつけることが大切なのだ。のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるように心がけることも必要で、外出の際は時間を選んだりなるべく日陰を歩くなどのほか、日傘をさしたり帽子をかぶるなどの工夫が必要なのだ。日頃からの適度な運動をすることも熱中症予防につながるそうで、ウォーキングなどをして汗をかくことを増やすことで暑さに負けない体の準備ができるそうなのだ。汗をかくことに慣れていない人は体温調節がしにくくなっているため、熱中症にかかる危険が高まるそうなのだ。 今日の天気予報なのだが日本付近は太平洋高気圧に広く覆われる見込みで、本州付近は太平洋高気圧と大陸からの高気圧に覆われ九州から東海は夏空が広がるそうなのだ。全国的に晴れ間がでて強い日差しが照りつけるそうなのだが、気温の上昇とともに大気の状態が不安定になり午後は山沿いを中心に夕立があり、特に関東北部や中国地方を中心に急激に積乱雲が発達して激しい夕立が降るそうなのだ。私の住んでいる四国地方でも雲が広がりやすいそうで、午後は大気の状態が不安定になるため山沿いを中心にモクモクと入道雲がわいて、夕立がある見込みだそうなのだ。特に山や川のレジャーは天気の急な変化に要注意ということなのだが、私としてはザッーと夕立でも降って欲しい心境なのだ。 --- On Sun, 2012/7/29, > wrote:
2012年07月29日
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昨日は「土用の丑の日」だったのだが、気象庁の発表によるとすでに午前10時には全国で真夏日を記録していたそうなのだ。各スーパーでは特設コーナーが設けられて、猛暑を乗り切ろうと各地で大勢の客がウナギを買い求めたそうなのだ。稚魚であるシラスウナギの減少に伴うウナギ高騰が話題となるなか、あまりの高騰ぶりから一転一部では安売りを始めるスーパーも見られ、専門店や百貨店もあの手この手の対策で難局を乗り切ろうとしていたそうなのだ。あえて高級感を強調して贈答用商品の需要拡大を狙う店がある一方で、「買い控えを避けたい」と具材の半分を牛肉にして価格を抑えたケースもあり、店主たちの思惑は吉とでるのかといったところだそうなのだ。 とにかく値上げを避けようと試みているのは阪急百貨店うめだ本店で、売れ筋の1500~2000円の価格帯の商品は値段を据え置き、ウナギの分量を少なめにする方法を取ったといっていたのだ。阪神百貨店梅田本店はウナギの蒲焼きと焼き肉をごはんの上にのせた「うし・丑弁当」を売り出す作戦にでてそうで、具材の半分を牛肉にして満足感を保ちつつ価格を抑える狙いがあるというのだ。反対にあえて高級感を強調する専門店もあるそうで、ウナギ専門店である大阪市旭区の「魚伊」では贈答用に使う蒲焼きの真空パックを「大切な人へ、本物の味を」というキャッチフレーズとともに看板商品として掲げたところ、なんと例年の約120%の売上数を記録したそうなのだ。 仕入れ価格高騰の煽りを受け耐えきれなくなったうなぎ専門店の廃業も相次いでいるといった報道もされる中、東京都内だけでも今年に入ってから多くの店が暖簾を下ろしたそうで、中には創業65年を数える老舗もあるそうなのだ。昨日のTVニュースでも大正元年創業の老舗である大阪市北区の「志津可」の店主はぼやいたのだが、ウナギの仕入れ値は例年の1キロあたり2500円~2700円に対し、今年は高いときで5500円と2倍程になったそうなのだ。現在は少し下がりつつあるが「値上げに踏み切らざるをえない」と、うな重を昨年より300円値上げして2100円にしたそうなのだが、値上げを抑えた効果もあってか売り上げは昨年よりも伸びているそうなのだ。 この店の店主の話では「売れ行きは良いが、値上げ幅を抑えているので、利益は伸びていません。本当は500円ぐらい上げないと」としていたのだが、水産庁によるとシラスウナギの推定漁獲量は平成21年に24・7トンだったのに対し、22~24年は半数以下の10トン以下にとどまっているそうなのだ。水産庁の担当者は「漁獲量減少の理由は分かっていないが、乱獲や海や河川の環境悪化が関係している可能性がある」と指摘しており、稚魚の漁獲量の減少がそのままウナギの高騰につながっているというのだ。愛知県西尾市一色町の養殖業者には厳しい夏になっているそうで、「土用の丑の日」は本来なら今が一番の書き入れ時だが、今年は空っぽの養殖池が目立つそうなのだ。 私の家では当然ながらうなぎのような高いものは買わなかったのだが、私の住んでいる松山市内のスーパーでは通常の約2.5倍の500食を準備し、国産ウナギを1匹1880円で販売していたそうなのだ。TVのインタビューに店の人が答えて「仕入れ値が上がり昨年より500円値上げした。型は若干大きいが、売り上げ個数は昨年より1割減」ということのようだ。ちなみに中国産は昨年より300円高い1580円で販売するそうなのだ。売り場責任者は「何とかお客様の理解を得られており、金額ベースでの売り上げでは上がっている」と話した。迷った揚げ句に2匹買った主婦は「年に1度しか食べないので、高くても買います。子どもはまだ小さいので、私と主人から一切れずつ与えます」と話し ていたのだ。 --- On Sat, 2012/7/28, > wrote:
2012年07月28日
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前日に引き続いてなのだが、ロンドン五輪サッカー日本男子の初戦で会場となった英国はグラスゴーのハムデンパークに、日本代表のユニホームを着たサポーターらが集まり、熱い声援を送ったのだ。私もビールを片手にTV観戦していたのだが、優勝候補のスペインを破る日本代表の快挙に、会場は日本中がどよめきと歓声に包まれていたのだ。会場では日本とスペイン両国のサポーターも一角に陣取っていたのだが、地元の熱心なサッカーファンが大半を占めていたそうで、果敢なプレーには分け隔てなく拍手が送られていたそうなのだ。試合結果は世界王者のスペインを破る大金星で、それこそ「グラスゴーの奇跡」ということでサッカーの母国だけでなく世界中を驚がくさせたそうなのだ。 五輪初戦で「グラスゴーの奇跡」は起きたわけなのだが、五輪初戦には強い日本ということのようでオリンピックでは、初出場のベルリン五輪の1回戦で優勝候補スウェーデンに挑み、2点差をひっくり返して3―2で勝って「ベルリンの奇跡」を起こしているし、私も覚えているのだがメキシコ大会の銅メダル獲得で「メキシコの奇跡」以来、アトランタ五輪では1次リーグ初戦で本命ブラジルを1―0で破り「マイアミの奇跡」を演じているのだ。アトランタ五輪での相手であるブラジルは2年前のW杯米国大会で優勝し、A代表は当時FIFAランキング1位だったそうなのだが、今回のスペインもW杯南アフリカ大会を制しFIFAランク1位で、まさにアトランタの再現となったわけなのだ。 この優勝候補であるスペインを破ったことでメキシコ大会の銅メダル以来44年ぶりのメダルも夢ではないと期待が高まるのだが、そう思わせるに十分な90分間だったのだ。日本が五輪本大会初戦で勝利ということなのは通算9度目の五輪出場で、初戦はこれで6勝3敗となかなかの成績なのだ。過去初戦勝利の大会はブラジルに1―0で勝ちながら2勝1敗の得失点差で1次リーグ敗退となったアトランタ五輪以外は全てベスト8以上に進出しているのだ。アトランタ五輪でブラジルを撃破した「マイアミの奇跡」に続く殊勲の決勝点を決めた大津祐樹選手は、「周りには奇跡と言われるかもしれないけど、自分たちは奇跡とは思ってない。実力だと思っています」と言ってのけているのだ。 決勝点となった得点は前半34分に扇原貴宏選手の右からのコーナーキックにファーサイドから走り込み、相手DFの前で滑り込みながら大津祐樹選手が右足で押し込んだのだ。大津祐樹選手は「前でつぶれてくれてファーに流れてきた。ボールウォッチャーになった相手の前に入るのは効果的だと思っていた。狙っていたところにちょうどこぼれてきた」と得点シーンを振り返っていたのだが、前半立ち上がり左足首を痛め一時ピッチに倒れており、その時はすぐにプレーを続けたが大事を取ってハーフタイムに交代したのだ。関塚隆監督は「ちょっと痛めた箇所があって、無理をさせられないので代えた」と説明しているのだが、大金星の中で唯一の不安材料は故障者の状況なのだ。 先制ゴールを決めると観客から割れんばかりの拍手が会場の空気を揺らしていたし、日本の応援団に合わせて会場からは手拍子が起こったそうなのだ。試合終了のホイッスルが鳴って日本の勝利が決まると「ウオー」という雄たけびがあがり、スペインのサポーターは両手で頭を抱えてうめき声を上げていたそうなのだ。私が試合を観て驚いたのはFWの永井選手で、ゴールこそ奪えなかったが50メートル走5秒8のスピードでスペイン守備陣を翻ろうし、「グラスゴーの奇跡」に貢献していたのだ。その永井選手の快足にスタジアムの観客はどよめき、「日本の11番はとても速かった」とスペインのミジャ監督も驚かせたていたそうで、解説者も海外で活躍することを示唆していたのだ。 --- On Fri, 2012/7/27, > wrote:
2012年07月27日
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開会式前の試合ということなのだがサッカーは競技をスタートしており、私も深夜にかかわらず「なでしこジャパン」の応援をTV観戦で行なっているのだ。ロンドン五輪のサッカー女子1次リーグF組第1戦は英国のコベントリーで、日本選手団の先陣を切り悲願の金メダルを目指しているのだ。FIFAランク3位の「なでしこジャパン」が7位のカナダと対戦しているのだが、対戦成績は3勝3分け3敗の五分となっているのだ。直近の戦いでは0-3の完敗を喫しているそうなのだが、それは4年前の対戦になるため特に問題視することはないだろう。佐々木監督の就任5年目で迎える今大会なのだが、過去の主要大会同様に初戦で弾みのつく戦いが出来れば初のメダル獲得も可能になってくるだろう。 そのサッカー女子の佐々木監督は、「北京五輪であと一歩メダルを取れず、金メダルを目標にやってきた。なでしこが五輪のオールジャパンのスタートを切る。勝つことが大きな役割だと考えている」と、試合前のインタビューでチームの仕上がりに自信をにじませていたのだ。本大会直前の親善試合となったフランス戦で0-2と敗戦しており、解説者の中には心配をしている環境での初戦なのだが、佐々木則夫監督も「自信を失うことはない」とコメントしており、この試合では良性発作性頭位めまい症を患っていた澤選手と、負傷していた岩清水選手が復帰後初のフル出場しており、骨折で離脱していた岩渕選手も途中出場を果たすなど選手も揃ってきたことからプラス材料も見られていたのだ。 どうしても初戦というのは硬さが目立つものなのだが、立ち上がりはカナダも「なでしこジャパン」も両チーム互角の展開していたのだ。カナダの激しいチェックに苦しんだ日本はポゼッションでは上回るも、なかなか決定機をつくるまでには至らなかったのだ。カナダの監督も「勝負は後半だ」ということで日本の組織的な守備の前に、エースのシンクレア選手までボールをつなげず、攻撃の糸口をつかめなかった。その均衡が破れたのは33分で日本は巧みな連係から澤選手を起点にして大野選手とつなぐと、大野選手の見事のヒールパスを受けた川澄選手が角度のない位置からシュートを決めて先制したのだ。この川澄選手のシュートもお手本のような見事なシュートだったのだ。 その後は緊張から解き放たれた日本が次々とチャンスを作り出すと、44分には鮫島選手のクロスから宮間選手がヘディングシュートを決め2-0としたのだ。混戦の中からのシュートだったのだがはじめはカナダの「オウンゴール」ではないかと思ったくらいだったのだ。それでもスローの映像を見ると背の低い宮間選手が絶妙のヘディングシュートを決めていたのだ。これで日本が絶好の時間帯にカナダを突き放して試合を折り返したのだ。後半のチャンスに大儀見選手がカナダのGKをかわしてシュートを放ったのだが、なんと戻ったカナダのDFがゴールライン上でこのシュートをクリアして、日本は惜しくも追加点はならなかったのだ。私も見ていたのがこれで流れが変わるのかと心配するプレーだったのだ。 こうなるとやはり流れは相手チームとなるわけで、右サイドでこぼれ球を拾ったウィルキンソン選手がドリブルで前へ進み、グラウンダーでクロスを入れるとファーサイドに走り込んだタンクレディ選手がDFの近賀選手の前で合わせ、GK福元選手の牙城を崩してカナダがこの試合、2本目のシュートで追撃の1点を決めたのだ。その後は一進一退の攻防がつづいてのだが、カナダの監督も「勝負は後半だ」ということで後半の30分過ぎには、3人目の選手交代枠を使って攻撃をかけてきたのだ。このまま後半もうまく守りきった「なでしこジャパン」がカナダの攻撃をかわして、むつかしいと言われるオリンピックの初戦で勝点3を勝ち取ったのだ。佐々木監督も試合後のインタビューで安心するようなコメントをしていたのだ。
2012年07月26日
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いよいよオリンピックというわけなのだが、ロンドン五輪といっても104年前の話で、大会では英米の選手間で感情的対立が高まり、反則の判定に不満な米選手の競技ボイコットもあった。この時にセントポール大聖堂を訪れた米国選手にペンシルベニア大主教がさとしたのは「五輪で重要なのは勝つことではなく、参加することだ」ということなのだ。それは近代五輪の創始者であるクーベルタン男爵の言葉ではと思っていたのだが、実はクーベルタン男爵が五輪精神を説いた演説でこの大主教の言葉を引用したのだ。1908年のオリンピックのロンドン大会は競技に絡んで英米の対立が非常に激化していたそうなのだ。 そこで両国民の感情を和らげるために近代五輪の父と呼ばれるクーベルタン男爵が「オリンピックは参加することに意義がある」という名言を残した大会として知られているのだ。そもそもクーベルタン男爵がどうやって近代五輪を創設したといと、英国中西部の街「マッチ・ウェンロック」で行われていた「オリンピアン大会」にヒントを得たとされているのだ。第1回大会を1896年にアテネで開催し、古代ギリシャで4年に1度行われていた五輪を近代五輪という形で復活させたのだが、その「ウェンロック」は今大会のマスコット名にもなっているのだ。鉄工所の鉄くずから生まれ目はカメラレンズで、頭にはロンドンタクシーのランプというかわいい動物でなく、鉄くずから誕生したという斬新なキャラ クターなのだ。 選手の国籍変更は珍しくない昨今の五輪事情とあって、オリンピックにも出場資格の規定を設けているのだが、参加は大事でもそのために国籍を移して貧しい国の代表枠を得るのは五輪精神にかなうかどうかは問題となるところだろう。論議があって当然なのだが、今週号の週刊誌にも帰化選手の一覧表が乗っていたくらいなのだ。しかもスポンサーとしてのアメリカの力が大きくなりすぎて、選手や現地で生観戦している人たちの都合よりも、遠い国でテレビを見ている人たちの都合が重視されてしまうオリンピックとなっていることも問題視されているのだ。選手たちもコンディションの調整が難しいだろうし、「選手のパフォーマンスが落ちても、テレビのゴールデンタイムに合わせる」というのが「正しいオ リンピックのありかたなのか」と疑問なのだ。 しかしながらこんなふうに「スポーツがコマーシャリズムと結びつき、有力国のゴールデンタイムに放送されること」で選手への注目度が増し、スター選手には大金が転がり込むようになったのも事実なのだ。「競技レベルの低い国のナンバーワンがオリンピックに出られるのに、はるかに良い記録を持つ、競技レベルの高い国のナンバーツーが出られないのは正しいのか」などという議論もあるのだが、オリンピックに参加する選手の「自己負担」がほとんどなくなったし、経済的に苦しい国の選手でも援助を受けて、オリンピックに参加できるようにもなったことも事実なのだ。スポーツは品性を完成させる」と先のクーベルタン演説は説いており、勝負も大切だがそれまでの課程も大切なのがオリンピックと いうことなのだろう。 1908年に行われた一回目のロンドンオリンピックにかかった経費は、約1万5千ポンドだったそうなのだが、1948年に行われた二度目のロンドンオリンピックの経費は73万2千ポンドと約48倍になっていたそうなのだ。そして今年に開催される三度目のロンドンオリンピックの総経費は93億ポンドと予測されているそうなのだ。ちなみに今年のロンドンオリンピックではスタジアムなどの建設物への経費を除いた純粋な運営経費だけでも、20億ポンドはかかるとのようなのだ。もちろん物価が違うので金額だけで比較はできないのだが、イギリスの卸売物価指数とこのオリンピックの経費の増大を比較している結果によると、物価指数は1908年を100とした場合では1948年は219で、2012年は2059となるそうなのだ。 この数字をもとに計算すると、2012年ロンドン大会にかかる運営経費20億ポンドは、1908年の大会にかかった経費の約6385倍ということになるそうで、104年の間にオリンピックは6385倍も金のかかる巨大イベントになってしまったということのようなのだ。ところがこうした運営経費の傍聴ぶりに比べてオリンピックの規模自体は、そこまで大きくなっているわけではないそうで、参加選手の人数は1908年ロンドン大会が2008人で、前回の2008年北京大会が1万942人だから約5倍しか増えていないそうなのだ。行われた競技の種目数を見ても1908年の110種目に対して2008年は302種目で、これは3倍弱に過ぎないそうなのだ。種目や参加人員に比べて運営経費だけが6385倍にもなっているそうなのだ。 --- On Wed, 2012/7/25, > wrote:
2012年07月25日
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冷静に考えればそれほど驚くことではないことなのだが、やはり感情的にはやっぱりビックリしたのは、米国大リーグのシアトルマリナーズのイチロー外野手が、ニューヨークヤンキースにトレードで移籍したことなのだ。このことは両球団から発表されたことなのだが、ヤンキースのマイナー契約の2投手との交換トレードとなるそうなのだ。イチロー外野手はシアトルマリナーズでも12シーズンとなる今季は開幕で3番を任されるなど、シーズン連続200安打が途絶えた昨季からの復活を期したが打率2割6分1厘と伸び悩み、シアトルマリナーズもア・リーグ西地区の最下位に低迷しており、今回のトレードはイチロー外野手自らが要望したそうなのだ。 シアトルで記者会見したイチロー外野手は「20代前半の選手が多い今のこのチームの未来に、僕がいるべきではない。僕自身も環境を変えて刺激を求めたいという強い思いがあった。そうであるなら、できるだけ早く去ることがチームにとっても僕にとってもいいことだと判断した」と語ったそうなのだが、オールスターブレイク期間にはトレードの話ができていたそうなのだ。イチロー外野手はプロ野球オリックス・ブルーウェイブからシアトルマリナーズに移籍したのだが、今季が大リーグ12年目で5年契約の最終年だったのだ。ア・リーグ東地区で首位を独走しているニューヨークヤンキースには黒田博樹投手が所属しているのだ。 イチロー外野手は大リーグ1年目から10年連続でシーズン200安打を放ち、10年続けてオールスター戦に出場し毎年のようにゴールドグラブ賞を受賞しており、ア・リーグ最優秀選手に1度や首位打者に2度に盗塁王に1度輝いているのだ。少し前までは今季が契約最終年となるマリナーズ・イチローについて、シアトルマリナーズは来季も契約を結ぶ意向を持っていると報じていたのだ。トレード先のニューヨークヤンキースは黒田博樹投手の活躍もあってア・リーグ東地区の首位にたっており、3年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しているのだ。またマイナー契約では福留孝介外野手や五十嵐亮太投手もプレーしている。 イチロー外野手は移籍会見で、目をはらして声を詰まらせながら「11年半ありがとうございました。良かったときも悪かった時も同じ時間を共有してきたと思うと感慨深い。どんなときもファンの方が支えだった。ユニホームを脱ぐのは寂しい」とマリナーズに対し感謝し、続けて「今回の決断は大変難しいものだった。オールスター休みに自分なりに考え出した結論は、20代の若い選手が多いこのチームの未来に自分がいるべきではない。自分も環境を変えて刺激を求めたいと思ってきた。そうであれば、できるだけ早くチームを去ることがいいのでは」と、移籍に至った経緯を説明したそうなのだ。 両チームはこの日にシアトルマリナーズの本拠のセーフコフィールドで対戦。ヤンキースは黒田博樹投手が先発。イチローは8番右翼で先発出場するそうなのだが、インタビューでも「一番勝っていないチームから、一番勝っているチームに移る。テンションの上げ方をどうしようかな、」とイチロー節で心境を語ったそうなのだ。「少しでもヤンキースの力になりたいという思いでいっぱいです」と意気込みを語ったイチロー外野手なのだが、ニューヨークヤンキースはア・リーグ東地区で首位に立っており、ワールドシリーズ出場について質問されると「その質問は時期尚早。現段階でワールドシリーズのことを語る資格はない」と答えたそうなのだ。 スーツ姿で登場したイチロー外野手に背番号については「51は特別な番号だが、ヤンキースではとてもつけることはできない」と、あこがれだった名外野手のバーニー・ウィリアムスがつけていた51番以外を希望したそうなのだ。そんなこともあって「新しい番号を自分のものにしていきたい」と話し、背番号は「31」に決まったそうなのだが、ここ数年一人で頑張ってきた感の強いイチロー外野手なのだが、新天地でもう一花咲かせてほしいものなのだ。 --- On Tue, 2012/7/24, > wrote:
2012年07月24日
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原発再稼働反対ということで毎週金曜日の夜は東京都永田町の首相官邸前は、人で埋め尽くされているそうなのだ。ツイッターやフェイスブックを通じて集まった若者や子供を抱いた母親たちの声や表情に、「凄まじいまでの切実さ」を感じると言われているそうなのだが、元来デモのような集団行動は巨大な心理的圧力を備えているのだ。人が集まることの効果の大きさを知っているからこそ人々はデモを企画するのだし、規制する側もデモのもたらす影響力の底しれなさを恐れるからこそその拡大を阻止せんとしているそうなのだ。包囲されることになる霞が関の関係者も同じで、彼ら官僚とて人の波の影響から無縁ではいられないのだ。数万の人間の渦を目の前にして霞が関の人々は、日常の判断とは別の感 慨を抱くことになるのだ。 そのことは彼らの考えを少しずつ動かすはずなのだが、結局はひとつの場所に集まった人々は、集まったというその事実を通じてものの考え方を変更して行くのだろう。デモに集まった人間たちは結果として、この自然発生的で生活感に根ざした行動の意義を大いに認めると同時に、その抗議の波は今後ますます広がりを見せるだろうと肌感覚で確信していくのだ。 参加者の多くは勤め帰りの会社員や学生、なかには子供を抱えた母親や、避難区域に置き去りにされた動物の保護を訴える犬連れの主婦などもいたと聞いているのだが、「原発はもう要らない!」などと声は上がるものの終始穏便に遂行されており、おそらく今までデモになど参加したこともない人々が声を上げた点で画期的と言っていいのだろう 。 このことはイデオロギーの匂いをほとんど感じさせないということで、例えば「せめてデモに参加する自分の姿を子供に見せたかった」と涙ながらに言う母親は、大飯原発の再稼働を野田首相及び政府がなし崩し的に決定し、7月1日には大飯原発3号機が現に動き始めたこの国の現実から我が子を守りたいと思う余り感極まったということのようなのだ。その涙はあくまで個人的で生理的で切実なものだが、従来の「反原発」はある特定の思想や主義を掲げる人々が「頭で考えた」言葉だったが、母親たちが語る脱原発は実際に子を産み育てる者の「身体性」に裏打ちされているだけに人の心に届くというのだ。しかも毎週頭数を増やしながら一人の負傷者も出していない点が素晴らしいといわれているのだ。 一方では「原発を再稼働させなければ日本経済は確実に沈没する」と、相も変わらずの脅し文句を振りかざす再稼働支持派や政官財の側なのだが、彼らの言葉は反対派との「切実さをめぐる対立軸」において明らかに見劣りしているのだ。正当な根拠なり説得力があれば構わないのだが、原発を止めたままだと日本経済がどの程度沈没するのか、私は具体的な数値を伴った説明を聞いたことが一度もないのだ。「日本経済の先行きが……」といういかにももっともらしい意見を語る再稼働支持派は、原発事故で故郷を失った何十万もの国民たちを説得できるのかというとそれはきっと無理だろう。実証的な説明ができないまま空虚な経済優先論を振りかざす財界人や永田町の面々こそ、私の目には現代的センスを欠 いているように映るのだ。 実は私もデモでは非常に心躍る気分を味わったのであるが、人が集まるというのはそういうことで思想だとか政治的理念とは別に、景色や音や集まっている人間の興奮を通じて、われわれは群衆のエネルギーに魅了されることは間違いないみたいなのだ。たとえ悪意を抱いている人間が一人もいなくても万を超える人数が集まると、常に不測の事態は起こり得るのだが、それを思えば官邸前のデモは実に素晴らしい運営をしているといっていいだろう。デモの「無難さ」を揶揄している人たちは、この「無難さ」がデモの拡大を支える原動力であることに思いしることになるだろう。この先、「不測の事態」を避けることができればデモの影響力は、さらに増大して行くことだろうと思っているのだ。 -- On Mon, 2012/7/23, > wrote:
2012年07月23日
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「投高打低」の傾向が強い昨季からのプロ野球だが、今季は各チームの抑え投手は非常に苦しんでいるようなのだ。球界を代表する抑え投手である阪神タイガースの藤川球児投手や、福岡ソフトバンクホークスのファルケンボーグ投手らはケガや不調で戦列を離れているのだ。そんな中で12球団最多の25セーブを挙げているのが私の応援している中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手なのだ。年齢が37歳ということで衰えも指摘されている岩瀬投手なのだが、やはり今までの疲れが出ているみたいで、ここのところ読売巨人軍戦と広島東洋カープ戦と2度に渡って救援には失敗しているのだ。さすがに全盛期よりは球の勢いが落ちていることもあるが、それでもなぜ今も好成績を残すことができるのかと驚くような成 績を残しているのだ。 藤川球児投手にしても、ファルケンボーグ投手にしても、『あの投手が出てきたら終わりだ』と相手に思わせる投手で、実力はみんなに認められていることには間違いがないだろう。その彼らが結果を残せないのは、クローザーとしてタフな状況で投げてきたダメージが今になって出ているのだと指摘されているのだが、それだけクローザーというのは難しいポジションだということなのだろう。昨年より統一球になって投手が有利になっているのだが、ボールの質が変わったことで滑りやすくなっているのも事実で、そうなると握力が必要になるしヒジにかかる負担が大きくなっているということが指摘されているのだ、今季の各チームのクローザーが不調なのはそんなことも影響しているかもしれないそうなのだ 。 岩瀬投手も疲れはあると思うのだが、ここ数年は球威というよりもテクニックと名前で抑えることができているといったほうがいいのかもしれないのだ。そして何より度胸がいいことで岩瀬投手ほどいろいろな場面で投げてきた抑えがほかにはいないのだ。日本シリーズで山井大介が8回をパーフェクトに抑え、9回を岩瀬が3者凡退に抑えて記録達成した時のように、完全試合の9回を投げたこともあるし、本当に修羅場を多く経験してきているのだ。今の日本球界でそうした経験において岩瀬投手の右に出る投手はいないと思っているほどの実績があるのだ。それに打たれても意外とケロッとしているそうで、何事にも動じない精神力は素晴らしいと谷繁捕手も感心するくらいだそうなのだ。 その岩瀬投手の記録にプロ野球記録の13年連続50試合登板というのがあるのだが、この記録はとにかくすごいということで、プロ野球の解説者の中にはセーブの記録よりも、こちらの記録をたたえたいということを言う人のいるくらいなのだ。これは野球界のみんなが尊敬する記録だそうで、今年で言えば各チームを代表する救援投手が故障で戦列を離れているのだが、岩瀬投手は故障しつつも投げ続けてきているそうなのだ。どんなに実力があっても投げられなければ記録は伸びないし、またどんなに体が強くても実力がなければ記録は伸びないのだ。その中で岩瀬投手は細身で体が強いイメージがあまりありませんが意外とでかいそうで、まさに実力と体の強さを兼ね備えていると言える存在なのだ。 岩瀬投手は体重も90キロ近くあるそうで、細く感じますが筋肉質でしっかりとした体をしていのは球界では有名なことのようなのだ。『体が強い』というのは野球界ではよく出る言い方で、骨太で身が詰まっていてケガが少ない激しい練習や連戦に耐えられる体ということなのだ。野球を続ける素質のひとつで特殊な能力だそうなのだが、スピードやパワーは鍛えることができるのだが体の芯の強さは変えられにくいといわれているのだ。そのうえ野球選手は負けず嫌いの集まりだそうなのだが、その中でも岩瀬投手は人一倍負けず嫌いだそうで、向上心も強いそうなのだ。通算セーブ数も連続50試合以上登板も日本記録を伸ばせるだけ伸ばしてほしいし、誰にも破られないような前人未到の記録を打ち立てても らいたいのだ。 --- On Sun, 2012/7/22, > wrote:
2012年07月22日
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私の事務所でもそうなのだが入社して数年も経ってくると、後輩を指導しなければならない立場になり、ときには相手を注意したり叱ったりしなければならない場面も出てくるものなのだ。そんなときに今の若い衆は「なんとか穏便にすませる方法があればいいけれど」ということに神経を使うみたいなのだ。相手を傷つけたり自分が悪く思われたりするのを避けたい気持ちはわかるのだが、私の場合は怠慢に仕事をしたときや自分勝手な判断で仕事を進めたとき、周りに迷惑をかけたときなどは、きちんと叱ることがお互いの今後のためだと思っているのだ。きょうはそのような叱り方の研修があって参加してきたのだが、講師は女性の生き方や働き方について研究している女性だったのだ。 その研修によると今の新人君らはむやみに叱るのは逆効果になるそうで、次のポイントを押さえておいて怒らずに叱るようにすると効果的だそうなのだ。その場で短く、明確に伝えることが大切だそうで、注意したり叱ったりするのは、相手がよくない行動をとったその場か、できるだけ早いタイミングがよいとのことだった。時間が経ってから「あのときのあの行動はよくない」などと指導をしても、相手は実感しにくいうえに嫌味にすら聞こえてしまい、効果が半減してしまうというのだ。それに「なにが悪くて、その行動がどのような悪影響を及ぼしているか」を示し、どう改善すべきかを短く明確に伝えることが大切だそうなのだ。さらに、注意したり叱ったりした後に改善が見られたら褒めることも大切 だそうなのだ。 それと人前で注意しないということも必要だそうで、人前で特定の相手を注意するとその相手のプライドを傷つけてしまい、注意を素直に受け取りづらくなってしまうので逆効果になるそうなのだ。また周りの人たちもその相手にどう接していいのか戸惑ったり、不快な思いをしたりすることもおおいことなのだ、できるだけふたりきりの状態で注意するようにすることが必要だそうなのだ。怒ってしまったあとはできるだけ早いうちに相手ともう一度向き合い、誠意を持って接することが大切だそうで、それによって自分が相手に伝えたいメッセージが相手に伝わっていたことが分かることもあるはずだそうなのだ。叱ったことで相手とのコミュニケーションの量が減ってしまってはいけないということのような のだ。 人間ならば誰でもつい感情に流され怒ってしまうことがあり、私もそうなのだが人は怒って頭に血が上ってしまうとつい感情的になってしまいがちで、人を注意するときに感情的な発言が混じると、いくら正しいことを言っていても説得力がなくなってしまうそうなのだ。講師の話では「ガラスのコップであれば、割れると終わりですが、人間の心はもう少し柔軟なものです。もう一度、信頼関係を修復することが可能です。体面を取り繕うのではなく、心をこめて、言葉が過ぎたのなら素直に謝る。そして大切なのは、怒ってしまった自分を責めないことです」と研修の中で言っていたのだ。相手を叱る際はまずは自分自身が冷静になって、言うべきことをしっかり整理して伝えることは大切になるそうなのだ。 これをやると「パワハラ」になることなのだが、相手の人格否定をせず相手の行為だけを注意することは大切だそうなのだ。注意すべきなのはその人の行為であり、「そんなことだからあなたはダメなのよ」などと、その人の人格を否定するのは絶対に行なってはいけないそうなのだ。叱りつつも、相手のやる気やがんばりは認めてあげて、「期待しているからこれからはしっかり働いて欲しい」といったポジティブなメッセージで締めくくることも必要なことのようなのだ。相手にダメ出しして終わるのではなく、改善を導くという気持ちを忘れないことが大切で、叱るということの背景には「許す心」ということがあるそうで、怒る心ではなく許す心を持つということではないかということのようなのだ。 --- On Sat, 2012/7/21, > wrote:
2012年07月21日
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大津市で昨年10月に市立中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとして、遺族が加害者とされる男子生徒3人と保護者や大津市を相手に損害賠償を求めた裁判が大津地裁で開かれているのだが、大津市の代理人弁護士は「いじめと自殺との因果関係を認める可能性が高く、和解の協議をさせていただきたい」と説明し、これまで「いじめが原因と断定できず、過失責任はない」とする立場を一転させたそうなのだ。これまでの方針と一転して遺族側と和解の方針を示した大津市側はいじめの影響を事実上認めたが、損害賠償の対象となっている加害者とされる生徒2人と保護者は、「いじめではない」と従来の主張を維持しており、もう1人の生徒も「いじめではなく遊び」とする答弁書を提出したそうなのだ 。 大津市側の代理人弁護士は弁論中には終始うつむき、目をつぶるなど沈痛な表情だったそうなのだ。閉廷後には「学校や教育委員会の調査および公表が不十分だったために事件があった。中学校の在校生や保護者の皆さんをはじめ、ご遺族さまや絶望の淵にあって死を選ばざるを得なかったご本人様に、大変ご迷惑をおかけしました。大津市長に代わって深くおわび申し上げます」などと言葉をしぼり出すように謝罪したそうなのだ。その弁護士のもとには全国から100件以上の支援の申し出があり、「裁判費用に使ってほしい」と弁護士事務所に現金書留が送られてきたそうなのだ。裁判のほうも遺族側はさらなる真相解明を求めるため、加害生徒らを大津署に刑事告訴する方針みたいだ。 遺族側と大津市が和解した場合でも生徒3人らとの訴訟は長期化する可能性もあり、大津市側は事実認定については市が設置した有識者による調査委員会に委ねるとしているのだ。調査には約4か月かかる見通しで裁判でも大津市側は結果が出るまでは、訴訟での主張を留保するとして期日の先送りを申し出たが、遺族側は「通常通り進めたい」と反対したそうなのだ。地裁は市と関連のない部分を取り上げるとして第3回期日を9月に指定したそうなのだ。滋賀県警は40人態勢の捜査班を作り、夏休み中に数百人に及ぶ生徒や卒業生から集中的に事情を聴く方針だが、刑事罰を科すことができない年齢の生徒も捜査対象であるうえ、生徒や保護者の心情への配慮も求められ捜査は長期化する可能性もあるそうなの だ。 学校のアンケートでは男子生徒に対するいじめを指摘する回答をしているが、ただ伝聞も多く確認するのは容易ではないそうなのだ。物証に乏しいうえに生徒の自殺から時間が過ぎており、滋賀県警は生徒らの証言を組み立てて捜査を進めるとみられているそうなのだ。14歳未満は刑事罰の対象外だが、捜査対象には当時の同級生も含まれ事情聴取の方法など、捜査手法には慎重さが求められているみたいなのだ。滋賀県警は保護者の同席を認めるなど、生徒らの聴取にあたり配慮をする方針で、大津市側も「法廷に積極的に資料を出し、真相解明のため丁寧に調査したい」としており、外部調査委員会の調査や情報開示にも誠実に対応する姿勢を示しているそうなのだ。 ある女子生徒は「学校の雰囲気が以前とは違う。みんなそわそわしている感じ。私もニュースをよく見るようになった」とか、男子生徒のなかには「捜索の後、先生が部活にほとんど来なくなった。みんな不安がっている」と明かしたそうなのだ。捜索翌日には校長が全校放送で「皆さんの安全は守ります。我々も努力しています」などと訴えたそうなのだが、生徒から「何を努力しているのだろう」と冷ややかな声も上がっていたそうで、「学校は真実に向き合って」などと一日も早い解決を求める声がおおかったそうなのだ。多くの生徒が男子生徒に対するいじめを目撃したと取材に証言しており、「自殺するまで、教職員にいじめの認識はなかった」とする大津市教委側の見解が生徒らの大人への不信を増幅さ せているそうなのだ。 --- On Fri, 2012/7/20, > wrote:
2012年07月20日
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プロ野球もオールスター戦前の連戦も終わったのだが、私の応援する中日ドラゴンズは故障者が続出しており、左手甲骨折のためにブランコ内野手に、左太腿の肉離れの荒木選手と行った具合なのだ。これで成績的に貯金11の2位は悪くないとおもっておるのだ。昨季は借金生活だった事を考えれば上出来なのだが、ただ前を走るのが昨年は東京ヤクルトスワローズだったのだが、今年は読売巨人軍だし、もっと頑張らないと今季は苦しいと思っているのだ。高木守道監督のコメントでは「できる限り首位に食らいついていかないとあかんな」といっているのだが、今日からは6日間のオールスター休みなのでゲームに出ない選手は調整を続けてもらいたいものなのだ。 その荒木選手なのだが試合前の練習中に違和感を訴え、検査を受けたところ肉離れで抹消されることになっているのだが、復帰までには2~3週間の見込みなのだがオールスター戦には出場できるみたいなので復帰も近いだろう。代役1番は大島選手なのだが、大島選手を1番にすると2番がいなくなるため井端選手を2番に据えているのだ。荒木選手がいれば森野選手を一塁で堂上(直)選手を三塁というシフトも組めたが、こうなった以上セカンドは堂上(直)選手を使っていくしかないということになるのだが、そうなると高橋(周)選手と堂上(直)選手を同時にスタメンに置くと打線がかなり落ちるということになってしまうのだ。不調でも山崎選手といった経験のある打者を使わざるをえなくなるということ なのだろう。 また現状では2番を打てる打者が井端選手と大島選手くらいしかいないが、ブランコ選手がいないと井端選手は中軸で起用せざるをえないと思っているのだ。昨日の試合でも負けていたら本当に今シーズンは終わりかねなかったのだが、そんな試合は一応快勝ということで勝利ということで前半戦を終われたのは良かったと思っているのだ。この休み期間中には気持ちを切り替えて勝負の夏にする為の準備をしっかりして欲しいのだ。全く打てそうな気配の無い選手がいるだけで相手は楽になるしゲームの流れが変わってくるので、たった1球の見逃し方や対応や凡打の内容などしっかり選手を把握して欲しいのだ。高木監督にもいないから仕方ないでは無く、いない中でも雰囲気や調子などをもう少し見て欲しい のだ。 それでも前半戦最後の試合は初回で試合を決めたわけで、初回に連続四球で無死一・二塁とすると和田選手が右前へ2試合連続の先制打を放つと、その後も谷繁選手と森野選手の適時打などで広島先発の今井投手を一気に攻略したのだ。71回目の誕生日を迎えた前夜は2点リードの最終回に守護神・岩瀬投手が打たれ、まさかのサヨナラ負けだったのだが、1日遅れの誕生プレゼントに高木監督も満面の笑みだったそうなのだ。「ウチは和田ですよ。和田が打ってくれれば、何でもない」とベテランを後半戦のキーマンに指名した指揮官だが、期待に応えた和田選手は「そういう立場。そのつもりでいる」と自覚を口にしたそうなのだ。打線は荒木・ブランコ選手が復帰するまで今のままだろう。 7月を11勝3敗の広島東洋カープを力でねじ伏せての快勝だったのだが、打線が活発さを見せて連敗を2でストップしたのだ。昨日の試合でもそうなのだが守備固めや代打の選択など以前から色々と問題点が見られ、ベンチの采配には色々と疑問が残っているのだが、投手陣は頑張っているので最開後は昨年のことを思い出してもらいたいのだ。ただ岩瀬投手について今後は昨季と同じく状況に応じての起用が多くするべきだろう。岩瀬投手にとっては辛い現実なのだが、チームの勝利を考えたら仕方のないことだろう。もちろん岩瀬投手にもチーム一の高給取りとして今まで以上に頑張って貰わないと駄目ださ、 後半戦はもっと打って勝つ試合が増えるといいと思っているのだ。 --- On Thu, 2012/7/19, > wrote:
2012年07月19日
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「怒らない」と決めて自分がイライラしないためにできることを考えているのだが、怒った時の記録「アンガーログ(怒りの記録)」をつけてみることが大切だということを知って、やっているのだがなかなかうまくいかないものなのだ。この「アンガーログ」を一定期間つけて見返してみると、自分がどれくらいの頻度で怒っているのか、どういう状況やきっかけで怒りやすいのかを、客観的に見ることができるそうで、すると「どうすれば怒らないで済んだのか」とか、「イライラしないためにはどうしたらいいのか」が、考えられるようになるそうなのだ。そうしてひとつひとつ対策や回避する方法が分かって来ると、自然と怒ることが少なくなってきますし、怒りそうになった時にも「あ、来るな」と俯瞰 できるようになるそうなのだ。 さて「怒らない」という選択肢を選ぶ余裕も出てくるはずなのだが、どうしても加齢による仕事のパフォーマンスの低下が、イライラにつながることも感じるようになってきているのだ。加齢による衰えはあまり認めたくないことなのだが、50代それも後半にもなれば誰でも心身ともに変化してくるみたいなのだ。私も昨日は仲間と「暑気払い会」をやったのだが、体力の衰えを感じたら翌日に酒が残るような飲み方はしないようになってきったのだ。記憶力の衰えを感じたら忘れないようにメモを取って、自分自身にメールを送っておくなど対処するようになっているのだ。 私の場合は書類が見えづらくなったり、メールを打つ時にミスタイプが多くなったりして、これは老眼によるものだと気づいたという わけなのだ。 「怒り」につながったもともとの第1感情を探してみることも必要で、イライラしたり怒りそうになったりした時には本に書いてあったとおり、「対症療法」を試みることにしているのだ。対症療法というのは例えば、「部下はこうしてくれるだろう」という自分の価値観での心の「枠」を広げてみるといったことのようなのだ。また怒られた部下の心の枠を借りて、「自分がこんなふうに怒られたらやる気は出るだろうか」と想像してみたりもしているのだ。目の前の景色を変えてみる「リロケーションアイ」という方法も効果的だそうで、これは会議などで議論が白熱して売り言葉に買い言葉のような状態になってしまった時に、ほかの話題に振ったり休憩を挟んだりして、目の前の景色を変えて「間」をとる方 法だそうなのだ。 その場を離れても怒りを引きずってしまう時は、あえて別のちょっとしたストレスをかけてみる野も効果的だそうで、この本の作者の場合は自分の場合は、1人で酒を飲みに行くことも多いそうなのだ。普段は1人で飲むときは安い居酒屋で飲む習慣なのだが、こういうときは少し高級なそれこそ「時価」の多い店に行くことにしていると書いてあったのだ。まず1人で店に入ることから緊張するし、値段のことを考えると余りうまいとは思えない酒になるのだが、そうして怒りとは別のストレスをかけることで、イライラから離れることができるようにするそうなのだ。部下の言動に腹が立って仕方がない時は、その部下が過去にしてくれたいいこと、うれしかったことを思い返すようにしているそうなのだ。 すると「ああ、そんなこともあったな」と目の前の怒りから離れ、気持ちが少し収まってくるそうなのだが、これは怒った時だけでなく普段から相手の長所を見るように心がけておくそうなのだ。 人はつい、「欠点」や「出来ない理由」の方に目を向けがちなのだが、たとえ部下であっても自分より優れた点があるはずで、そうした良いところに常に焦点を合わせておくと、怒らないようになるそうなのだ。最も重要なことは「怒らない」と決めることだそうで、怒りを感じた時にはその怒りの根本的な原因にフォーカスして、問題解決を図ることが必要だそうで、上司が感情的に怒らないようになれば部下ともいい関係が築け、このプラスの連鎖を起こすことによって職場にも活気が出て来るそうなのだ。 --- On Wed, 2012/7/18, > wrote:
2012年07月18日
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今年のアメリカ合衆国は暑い日が続いているそうで、シカゴ商品取引所の大豆先物相場は過去最高値を更新したそうなのだ。主産地の米中西部が先週は異例の高温に見舞われたほか、降雨に乏しいとの天気予報が出る中、米国の生産量に対する不安が広がったそうなのだ。大豆の値段は7月物がよくわからない単位なのだが27キロくらいを1ブッシェルで、一時は6.7950ドルまで値を上げたそうで、約4年ぶりに最高値を塗り替えたというのだ。終値は前週末比0.4525ドル高の1ブッシェル当たり16.6500ドルくらいになったそうなのだ。ブッシェルは今日では体積の単位というよりも日本で米を計るのに『俵』という単位を使うようなもので、質量の単位として用いられることが多いそうなのだ。 大豆相場は今年当初から上昇基調が続いており、日本の食品価格への影響が懸念されているのだが、米国は石油燃料から大豆やトウモロコシからエタノールやディーゼル燃料のバイオ燃料への代替政策を強く進めており、これによって世界最大の産地である米国の生産現場に大きな変化が起こっているそうなのだ。米国ではまずは大豆が食用ではなくバイオ燃料用に流れていくそうで、さらにトウモロコシのほうが利益率は高いため、生産者が大豆からトウモロコシに作物転換するケースが増えているそうなのだ。このため大豆の生産量が減り価格への影響も避けられなくなっているそうなのだ。それでも米農務省が発表した大豆等の作付け意向面積報告では、米国の農家の農産物作付け計画は増加傾向だそうなのだ。 農家への聞き取り調査に基づくもので今春のトウモロコシの面積は、前年比4.3%増の9586万4000エーカーと、1937年以来75年ぶりの広さとなる見通しだそうなのだ。トウモロコシの相場高が続いており大豆よりも単位面積当たりの収量が多いトウモロコシを栽培し、高い利益を得ようとする農家が増えたためとみられるそうなのだ。それでも熱波という自然現象には勝てないみたいで、世界の穀物価格の指標となるシカゴ商品取引所のトウモロコシ先物相場が、7月に入って急騰しているというのだ。主産地の米中西部が6月以降から極めて高温で降雨に乏しい天候に見舞われ、作柄が急激に悪化しており、大豆や小麦もつれて大幅に値を上げ傾向となっており、食品価格の上昇につながるとの懸念も浮上しているのだ。 日本でも大豆製品といえば昔から食品としては欠かせないもので、みそ・しょうゆ・豆腐・納豆・煮豆に油揚げ、おせちの黒豆など、大豆は日本人にとって馴染みの深い作物なのだが、私も近頃は『枝豆』で晩酌をすることにしているのだ。日本人が一年間に食べる大豆の消費量は約507万トンで、そのうち約380万トンはサラダ油などの精油用に使われ、残りのうち約100万トンが、豆腐・納豆・みそ・しょうゆなどの食品用として利用されているそうなのだ。国産の大豆は27万tが生産されており、食品用の自給率は26%となっているそうなのだ。大豆の自給率の伸び悩んでいる理由としては、大豆は単収が低く、かつ豊凶変動があり収益が安定しないことがあげられるそうなのだ。 食料自給率の話になるのだが、農林水産省が発表した一昨年の都道府県別の食料自給率の概算値によると、山形など12府県が前年度に比べ上昇し23道県が低下したそうなのだ。12都府県は同じだったそうなのだが、やはり自給率トップは北海道の173%で、秋田の171%に山形の138%が続き、青森・岩手・新潟を含めた6道県が100%以上だったそうなのだ。最下位は東京の1%で神奈川と大阪が2%と低く、上昇幅が最も大きかったのは山形と鳥取で4ポイント増だったそうなのだ。これはコメの生産量が増えたことが要因だそうで、下落幅が最大だったのは北海道で17ポイント減となったそうで、天候不順で小麦やてんさい・ジャガイモなどの生産量が減少したそうなのだ。
2012年07月17日
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今年のアメリカ合衆国は暑い日が続いているそうで、シカゴ商品取引所の大豆先物相場は過去最高値を更新したそうなのだ。主産地の米中西部が先週は異例の高温に見舞われたほか、降雨に乏しいとの天気予報が出る中、米国の生産量に対する不安が広がったそうなのだ。大豆の値段は7月物がよくわからない単位なのだが27キロくらいを1ブッシェルで、一時は6.7950ドルまで値を上げたそうで、約4年ぶりに最高値を塗り替えたというのだ。終値は前週末比0.4525ドル高の1ブッシェル当たり16.6500ドルくらいになったそうなのだ。ブッシェルは今日では体積の単位というよりも日本で米を計るのに『俵』という単位を使うようなもので、質量の単位として用いられることが多いそうなのだ。 大豆相場は今年当初から上昇基調が続いており、日本の食品価格への影響が懸念されているのだが、米国は石油燃料から大豆やトウモロコシからエタノールやディーゼル燃料のバイオ燃料への代替政策を強く進めており、これによって世界最大の産地である米国の生産現場に大きな変化が起こっているそうなのだ。米国ではまずは大豆が食用ではなくバイオ燃料用に流れていくそうで、さらにトウモロコシのほうが利益率は高いため、生産者が大豆からトウモロコシに作物転換するケースが増えているそうなのだ。このため大豆の生産量が減り価格への影響も避けられなくなっているそうなのだ。それでも米農務省が発表した大豆等の作付け意向面積報告では、米国の農家の農産物作付け計画は増加傾向だそうなの だ。 農家への聞き取り調査に基づくもので今春のトウモロコシの面積は、前年比4.3%増の9586万4000エーカーと、1937年以来75年ぶりの広さとなる見通しだそうなのだ。トウモロコシの相場高が続いており大豆よりも単位面積当たりの収量が多いトウモロコシを栽培し、高い利益を得ようとする農家が増えたためとみられるそうなのだ。それでも熱波という自然現象には勝てないみたいで、世界の穀物価格の指標となるシカゴ商品取引所のトウモロコシ先物相場が、7月に入って急騰しているというのだ。主産地の米中西部が6月以降から極めて高温で降雨に乏しい天候に見舞われ、作柄が急激に悪化しており、大豆や小麦もつれて大幅に値を上げ傾向となっており、食品価格の上昇につながるとの懸 念も浮上しているのだ。 日本でも大豆製品といえば昔から食品としては欠かせないもので、みそ・しょうゆ・豆腐・納豆・煮豆に油揚げ、おせちの黒豆など、大豆は日本人にとって馴染みの深い作物なのだが、私も近頃は『枝豆』で晩酌をすることにしているのだ。日本人が一年間に食べる大豆の消費量は約507万トンで、そのうち約380万トンはサラダ油などの精油用に使われ、残りのうち約100万トンが、豆腐・納豆・みそ・しょうゆなどの食品用として利用されているそうなのだ。国産の大豆は27万tが生産されており、食品用の自給率は26%となっているそうなのだ。大豆の自給率の伸び悩んでいる理由としては、大豆は単収が低く、かつ豊凶変動があり収益が安定しないことがあげられるそうなのだ。 食料自給率の話になるのだが、農林水産省が発表した一昨年の都道府県別の食料自給率の概算値によると、山形など12府県が前年度に比べ上昇し23道県が低下したそうなのだ。12都府県は同じだったそうなのだが、やはり自給率トップは北海道の173%で、秋田の171%に山形の138%が続き、青森・岩手・新潟を含めた6道県が100%以上だったそうなのだ。最下位は東京の1%で神奈川と大阪が2%と低く、上昇幅が最も大きかったのは山形と鳥取で4ポイント増だったそうなのだ。これはコメの生産量が増えたことが要因だそうで、下落幅が最大だったのは北海道で17ポイント減となったそうで、天候不順で小麦やてんさい・ジャガイモなどの生産量が減少したそうなのだ。 --- On Tue, 2012/7/17, > wrote:
2012年07月17日
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厚生労働省の発表した「国民生活基礎調査」よると生活が苦しいと感じている世帯が61・5%もいるというのに、日本銀行が発表した地域経済報告では、エコカー補助金の追い風を受け自動車販売は「高水準」か「増加」などだったそうで、旅行関連もほとんどの地域で「持ち直し」となるなど、震災以降続いていた節約志向に変化が見られているそうなのだ。設備投資も四国を除く8地域で「持ち直し」や「増加」などとなっており、リーマン・ショック以降見送っていた老朽化施設の更新投資を再開する動きが出てきたそうなのだ。JTBが発表した夏休み期間の旅行動向予測によると、国内旅行者数は前年同期比2・3%増の7431万人だし、海外旅行者数は4・6%増の272万人となっているそうな のだ。 このことは国内旅行・海外旅行の利用者とも、昭和41年の調査開始以来過去最高を記録する見通しで、総旅行者数は2・4%増の7703万人を見込んでいるそうなのだ。昨年は東日本大震災の影響から国内旅行が落ち込んだが、今年は国内では臨海副都心のダイバーシティ東京や、東京スカイツリーを始めとする新名所の相次ぐ開業などが国内の旅行需要を後押しした一方で、避暑を目的とした信州方面が人気のほか、格安航空会社の国内線就航なども需要増につながるとみているそうなのだ。海外は円高が追い風となり韓国などの近場だけでなくハワイやグアム、サイパンといったビーチリゾートのほか、観光スポットが増えているシンガポールに人気が集まっているそうなのだ。 海外旅行の増加は円高が追い風となっているみたいで、昨年と比べ燃油サーチャージも減額傾向にあるため、欧州など遠距離にも人気が集まったそうなのだ。地域別ではハワイやグアム・サイパンなどのリゾート地や、ロンドン五輪開催で注目される欧州の人気が高いそうで、欧州やアラスカ方面などの遠距離も伸ばしているそうなのだ。出発のピークは国内旅行が8月11日から13日のお盆前あたりで、海外旅行が8月11日か12日と予測しているみたいで、これらの旅行にかける平均費用は4・0%増の23万6500円にもなっているそうなのだ。この旅行費用に関しては全国の20~50代のサラリーマン世帯の主婦500名を対象にアンケートを実施しているそうなのだ。 そのアンケートの実施結果なのだが、今回の調査ではボーナス平均手取額が61.1万円と昨夏よりも6.5万円減少し、調査開始以来最低の結果となっているそうなのだ。ボーナスの今後の見通しに関しても全体の約3割の主婦が「減る+なくなると思う」と回答しており、また家計の現状に関しても約6割の主婦が「苦しい」と回答している事など、主婦の家計に対する悲観ムードが明らかになっているというように、とても海外旅行などのレジャーに使うような結果にはなっていないそうなのだ。また「ボーナスの使い道」に関して聞いたところでも、「預貯金などの貯蓄」とか「生活費の補填」に「ローンの支払い」などが例年通り上位を占めており、その割合は例年以上に増加しているそうなのだ。 その一方で「旅行」や「車・家電製品などの購入」に「プチ贅沢」といった消費関連の使い道が軒並み減少している事から、消費低迷の傾向が浮き彫りとなっているそうなのだ。夫に内緒の資産である「妻のへそくり」は、所持平均額が昨夏より47.7万円増の384.3万円と過去最高の結果になっており、このことからも主婦の「貯める」意識の高さが見て取ることができるそうなのだ。その貯蓄目的なのだが「老後の備え」が第1位で、ボーナスの使い道トップは「預貯金」ということだそうなのだ。このことから使える人は贅沢に海外旅行などで消費知るが、我々のような一般人は貯蓄して消費に回さないようにしていることが見て取れる結果になっているのだ。 --- On Mon, 2012/7/16, > wrote:
2012年07月16日
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政府は東京電力福島第1原発事故で大きな被害を受けた福島県への支援策を盛り込んだ「福島復興再生基本方針」を閣議決定したそうなのだが、福島県は地震の被害だけではなくて東京電力福島第1原発事故からの復興を「国政の最重要課題」と位置付け、国が長期的に財源確保することを強調している内容になっているそうなのだ。ただし産業再生の切り札として福島県が強く求めていた企業立地補助金の増額は、「被災地全体の均衡や経済動向などを踏まえ、県と引き続き協議する」として盛り込まなかったそうなのだ。今回の基本方針は福島県が掲げる「原子力発電に依存しない社会づくり」の理念を尊重し、再生可能エネルギーなど新たな産業を集積して雇用確保を図る方針を打ち出しているそうなのだ。 今回の「福島復興再生基本方針」なのだが、まずは除染を急ぎ自然放射線と医療放射線を除いた追加被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑える長期目標のほか、東京電力福島第1原発事故で大きな被害を受けた福島県への支援電力会社が身を切って支援すべきだということになるのだろう。汚染された土地を全て買い取ってメガソーラーと風力発電所を造り、東京電力による賠償の完全実施などを明記し、福島県が掲げる「原子力発電に依存しない社会づくりの理念」を踏まえ、国と県と市町村が一体となって再生可能エネルギー関連産業の育成などを進めることが大切で、原子力に依存しない「脱原発」社会を目指す福島県の理念を尊重しているそうなのだ。 その除染などにより被ばく線量が年間20ミリシーベルト以上の地域を迅速に縮小し、20ミリシーベルト未満の地域は長期的目標として1ミリシーベルト以下を目指すと強調した。除染で生じた土壌などの仮置き場の確保や中間貯蔵施設の設置は国が責任を持ち、福島そうで、市町村と協議し中間貯蔵開始後の30年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずるということみたいだ。また国が長期の復興財源を確保することや、双葉郡の自治体が避難先のいわき市などで計画している「仮の町」については、受け入れ側との協議が円滑に進むよう配慮することも盛り込んだそうなのだ。「国政の最重要課題」と位置付けて国が長期的に財源確保することを強調しているのだ。 野田佳彦首相と東日本大震災と原発事故を踏まえた国の福島復興再生基本方針について意見交換をした佐藤雄平知事は、産業再生の切り札として県が強く求めた企業立地補助金の増額は、「被災地全体の均衡や経済動向などを踏まえ、県と引き続き協議する」として企業誘致を支援する立地補助金への政府の追加拠出は、既に基金に計上している分の事業内容の精査や、県外の被災自治体から「福島優遇」との批判があることなどを考慮して今回は見送ったそうなのだ。国は今回の基本方針に基づいて除染事業の工程表などを盛り込んだ「避難解除等区域復興再生計画」を策定し、福島県も「産業復興再生計画」と新産業創出の目標を定めた「重点推進計画」を作成するそうなのだ。 政府は今月半ばの閣議決定を目指してのだが、閣議決定までに持ち込めたというのが本音の床なのだろう。野田首相は地元の意向を尊重してまとめると伝えてはいるのだが、「課題は山積しているが、県と被災自治体としっかり連携し、一つ一つ壁を取り除いていきたい」と強調しているそうなのだ。これに先立ち野田首相は居住制限区域などに指定される川内村を訪れ、農産物の放射性物質検査を視察し、児童らとも懇談して校舎内の七夕飾りに「川内の子どもたちの健やかな成長を」と記した短冊を結んだそうなのだ。野田首相の福島入りは4回目で、津波被害を受けたいわき市の観光施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールを激励し、いわき市内の仮設住宅にも足を運んだそうなのだ。 --- On Sun, 2012/7/15, > wrote:
2012年07月15日
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今年の梅雨末期の大雨にはまだまだ気が抜けないようで、このところの大雨もすごかったそうなのだが引き続き土砂災害や河川のはん濫に厳重な警戒が必要のようなのだ。私の住んでいる四国地方から東北地方にかけても激しい雨が降り、大雨になる所があって河川が氾濫するようなところもある見込みのようなのだ。活発な前線の影響で九州北部では局地的に猛烈な雨が降り、熊本県を中心に記録的な大雨となっていりそうなのだ。雨の降る時間こそうとう長くなっているようなのだが、予報ではザッと激しく降るタイプの雨の所が多いとのことのようだ。九州や南西向きの斜面では同じような場所で長く降り続くこともありそうで、大気の状態が不安定となるため、非常に激しい雨が予想されていて、今後も厳重な警戒が必要だそうなのだ。 気象庁は「熊本県や大分県を中心に、これまで経験したことのないような大雨」と、気象情報で初めて危機感を表現しており、熊本県の阿蘇乙姫地区ではたった3時間で300ミリ近い降水があったそうなのだ。九州北部では明け方から再び非常に激しい雨が降るおそれがあるみたいなのだ。熊本県と大分県でこれまでに20人が死亡し7人が行方不明になっている今回の大雨なのだが、気象庁はこれからも激しい雨が降ることも予想されることから、土砂災害や川の増水などに厳重に警戒するよう呼びかけているそうなのだ。気象庁によると南から暖かく湿った空気が流れ込んで西日本から東北に伸びる前線の活動が活発になり、九州南部や東海などで雨雲が発達していることから、各地で雷や突風を伴って激しい雨が降るというのだ。 今回の雨で被害の大きかった九州北部では、今も断続的に1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降る恐れがあるそうで、11日の降り始めからの雨量は熊本県の阿蘇市乙姫で600ミリを超えたほか、菊池市と五木村で300ミリを超え大分県竹田市でも250ミリを超える記録的な大雨になっているそうなのだ。この豪雨の原因は、上記の東南アジア方面から高温多湿な水蒸気が数時間にわたり同じ場所に流れ込んだうえに、その水蒸気を強制上昇させる阿蘇山周辺の山々があったためと考えられるそうなのだが、強い雨雲は次第に南下、九州北部の雨は弱まっていくそうなのだ。それでも九州付近には梅雨前線が停滞し、引き続き湿った空気が流れ込む見込みなのだ。 これからの連休にかけてあちらこちらで雷雲が発生する可能性があるそうなのだが、これは梅雨前線が太平洋高気圧に押し上げられ朝鮮半島から日本海まで北上し、その過程で雨雲の原料になる太平洋高気圧からの高温多湿な水蒸気が日本付近に流入することによるためだそうなのだ。連休にかけては晴れ間の出る所もあることなのだが、この時期気になるのが梅雨明けはいつということで、来週後半は夏の主役である太平洋高気圧が弱まる予想もあり、梅雨明けの見通しが立てづらい状況になっているみたいだ。最新のエルニーニョ速報で「夏の間にエルニーニョ現象が発生する高い」と発表があり、雨の季節はなかなか出口が見えないのが現状のようなのだ。 盛夏の動向も気になるところで雨の降り方は「梅雨末期」となっていますが関東から西の地方は来週になると晴れ間が戻ってきそうで、早ければこのタイミングで梅雨明けしそうという予報もあるみたいなのだ。今年は梅雨前線が南北に行ったり来たりで判断が難しそうなのだが、別名「梅雨葵」ともいわれるタチアオイは梅雨入りのころから咲きはじめ、てっぺんの花が咲くころには梅雨が明けると言われており、そのタチアオイの花が咲いたそうなのだ。この花は日本では古くから薬用として渡来したといわれており、花がきれいなので園芸用に様々な品種改良がなされたそうなのだ。昔から梅雨明けを知らせてくれる力強い味方だそうで、少しは花を観賞する余裕を持ちたいものなのだ。
2012年07月14日
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消費税の増税と社会保障の減額が問題になっていることから、老後の資産運用のことが色々芸論されているようなのだが、資産運用において特に老後の資金を増やすという点では、「売り手の言いなりに買っては、おカネはたまらない」ことのようなのだ。ある雑誌で紹介されている典型例では、毎月分配型の投信で証券会社の営業マンに勧められるまま買って痛い目を見ることが多いそうなのだ。そこである家族の資産運用は「投信はどうしても運用会社まかせになってしまう。自分で上場投資信託などを売買することにしました」としたそうなのだ。保険も大手生保では新商品が出るたびに乗り換えを勧められたが、掛け捨ての共済に切り替えて大幅に保険料を削減したという例もあるそうなのだ。 私の家族は夫婦ともに浪費が大嫌いな性格なのだが、車は製造中止になったトヨタの小型車を20年くらい乗っているし、外食は株主優待やクーポンを活用し小さな家具は自分で作るなどを実践しているのだ。自宅マンションのローンを返しながら毎月の平均支出を25万円程度に抑えることにしているし、私の世代は年収減も考える必要があると思っているのだ。今年も東北地方の大震災をきっかけに、節約や特に節電は絶対に行わなければならない必須事項のようになっているのだが、わたしの住んでいる四国電力の値上げに消費税値上げなと、気分が暗くなるようなニュースが続く中で、事務所の経費節減や人件費削減はますます加速され、何かコストダウンできることはないかといったことばかりに目をむけが ちなのだ。 職場でこのようなことを日々続けていれば、どうしても日常の思考も無駄やコストダウンばかりに向けられ、すべてにわたって使うことよりも、支出しないことに目が向けがちになるのだ。節約やコストダウンは大切なことなのだが、目先のことだけでなく私は将来のことも見据えていかなければならないと思っているのだ。つまり現場維持だけではなく将来にむけての投資も絶対に必要だと思っているのだ。わたしの事務所でも30代の若い衆は職場の主戦力であるがゆえに、「任された仕事が上手くいかなかった」とか「想定範囲外の事態が起きて失敗してしまった」等、自分の責任が果たせなかった場合、成果主義による賃金の引き下げに対し不安も募りやすくなってきており、それが蓄積されてストレスになっ てきているのだ。 私のような古いタイプの上司が経験したことの無いような新しい技術が、次から次へと開発される現代では上司のフォローも当然得られず、結局は自分一人で仕事を完結させなければならない状況に陥りやすい環境であるといえるといっていいだろう。私の場合は新しい技術を自分では勉強しているほうだと思っているのだが、仕事の負担感が増して評価への不満が強まり、将来への希望が持てなくなっているのが、30代なのだろう。特に女性の場合は仕事の負担に加えて、家事や育児などの負担に悩む世代であるとも考えられ、うつ病の患者数も圧倒的に30代が多く実に60%前後を占めているそうなのだ。派遣健保の被保険者は30代が最も多いことを考えると、この結果は派遣社員も例外ではないと考えられているのだ 。 昨日読んだITの記事によると、どんなスポーツであっても結果が求められるのだが、この結果に捉われてしまうあまりに本来持っている力を発揮できなかった、つまり結果を出せなかったというのはよく聞く話なのだ。このことを防止するための「フローをキープする」ということがうつ病対策に効果があるという記事が出ていたのだ。ポジティブフィーリングをフローの状態でネガティブフィーリングをノンフローの状態と呼ぶそうなのだが、24時間をフローの状態でキープできるようになると人間は常に高いパフォーマンスを発揮できるというのだ。様々な外部要因やノンフローの状況に陥っていることに気づいて、そこから離れるようにすることを常に意識するようにすると、うつ病の対策にもなるというこ とのようなのだ。 --- On Fri, 2012/7/13, > wrote:
2012年07月13日
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「すごく高そう」とか「政治家や経営者が密談してそう」など庶民とは縁遠いイメージの「料亭」なのだが、足を踏み入れづらい理由のひとつに「一見さんお断り」という独特の慣行があるといわれているのだ。誰からの紹介もなく初めて来店したお客さんはお断りという閉鎖的な話だが、なぜそんな慣行が定着したのかというと、「一見さんお断り」の起源は芸者さんの給料の算出方法にあるというそうなのだ。料亭とは料理はもちろんのこと、その空間自体を楽しんでもらうサービスなのだが、その空間作りに欠かせないのが芸者さんの存在ということのようなのだ。昔は料亭での会席等では「政治家や経営者が密談」ということもあって、お客様が帰る時に他のお客様と会わないよう配慮されていたそうなのだ 。 しかも時間制とは言いながら前のお客様のお見送りが終わるまで、他のお客様の宴席が延びることも珍しくなかったそうで、その場合なのだが芸者さんは宴席の予定時間が過ぎても、当たり前のことだがお客様が帰るまではサービスを続けるそうなのだ。芸者さんの料金はいわば時給制なので、お客様が帰るまで何時間のお仕事だったか確定せず、お客様が帰ってからでないと金額を算出できないしシステムだったそうなのだ。結果としてお客様にも後日「花代」と呼ばれる芸者さんの料金を足して請求を出すという会計システムになったみたいで、どなた宛てにご請求をお送りすればいいのかを料亭側が存じている方でないと、ご利用いただけなかったというわけだそうなのだ。 ただしこれはあくまで料亭ということの発祥がそうだったという話で、今でも料亭が一応「一見さんお断り」とさせていただいている最大の理由は、料亭というものが元来「なじみ」の文化だからそうなのだ。一見さんだとその方の好みがよくわからず、きちんとしたおもてなしができないということなので、お客様と気心知れた関係だからこそ料亭側の言う「料理・しつらいに加えてその場の空気を楽しんでいただけるわけです。すでになじみとなった客による紹介だからこそ、料亭を楽しみやすい雰囲気を作り出していくのです」というわけだそうなのだ。やはりこうなるとなかなか縁遠い場所に思える料亭なのだが、私の住んでいる松山市にはサラリーマンでもその世界を垣間見るチャンスのある場所が用意さ れているのだ。 昔の松山のことを調べてみると、酒宴をする場所を提供する待合が現れ、酒宴に華を添える芸者が現れるのだ。芸者は置屋に所属しそこで踊りや稽古を教えられたそうで、更にこのいくつもの置屋を束ねる統括的立場として「松山検番」が誕生したというのだ。お客がまず料理屋に現れますと料理屋は料理の仕出しを頼み、検番に芸者の手配をお願いしたそうなのだ。その当時は自分の所で料理をするということは少なく、貸座敷の様な役割を果たしていたそうで、名だたる仕出し屋等のお弁当や鮨折をつまみながら、芸者さんの踊りを鑑賞するというものだったみたいなのだ。その中には自らの店に腕利きの板前をかかえ、本格的な料理を出す料亭と称する料理屋もあったそうなのだ。 私の住んでいる松山では「梅の屋」・「明治楼」・「亀乃井」が三大料亭と呼ばれていたそうなのだが、特に「梅の屋」は政治家が集まる舞台として別格であり、唯一置屋を兼業する事も許されていたようなのだ。大街道より西側の二番町・三番町・千舟町あたりは士族の住む屋敷町だったそうなのだが、明治になると徐々に士族の居住者も減り、明治十年頃にはポツポツと料亭が開業し始めたそうなのだ。武家屋敷の造作や庭がそのまま料亭として使えた事や、一番町の官庁街から近かった事を理由に、二番町・三番町を中心に松山の花柳界は形成されていったそうなのだ。加えてお役人どもは休憩時間には芸者さんのお点前でお茶を飲んで、彼女たちとおしゃべりをしたりすることもあったそうなのだ。 --- On Thu, 2012/7/12, > wrote:
2012年07月12日
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福島大学が行った調査によると、福島第1原子力発電所の事故が乳幼児と親に与える心理的影響の調査結果を発表し、3歳児もストレスを感じていることが分かったそうなのだ。会津や県南地方より放射線量が比較的高い福島県の地方で恐怖や不安や甘えなどのストレス行動が幼児等に顕著に見られたというのだ。この調査は福島大学の筒井雄二教授らのチームが、昨年11月から今年3月まで福島県内の27市町村で、健診に訪れた3歳児と1歳6カ月児の3773人だけではなく、これら乳幼児の保護者4980人を対象に調査したそうなのだ。それでも避難地域の自治体は含まれないうえに、質問を理解できない低年齢の子どもへのストレス調査は確立されていないそうなのだ。 今回の福島第1原発事故による親と子どもの心身への影響を調べるストレス調査では、保護者に「何かの拍子に強くおびえる」とか、「親から離れられない」などの子どもの行動を質問する新手法を採用した結果、1歳6カ月児ではストレス行動に地域差はなかったが3歳児はやはり原発事故の影響があるのか高い傾向が見られたそうなのだ。筒井教授は「活動的になる3歳児は生活の変化を感じているのではないか」と述べ、原発事故のストレスが3歳児レベルまで及んでいることが証明されたとしているのだ。一方で保護者のストレスは放射線量毎時0・4マイクロシーベルト以上の地域の方がそれより低い地域に比べ高く、低線量被ばくと心の問題が関連する実態も分かったそうなのだ。 特に外出など多くの対応が必要になる3歳児の親には、「気分が落ち込む」とか「寝つきが悪い」などのストレスが行動に表れる傾向が他年代より強く見られたそうで、放射線量の多く観測されている地方ほど保護者のストレス度が他地域より顕著に高かったそうなのだ。子どもについては「頭痛が増えた」とか「集中するのが困難」と答える保護瀬が増加したとの結果を発表しており、長期化する低線量被ばく下の生活で、親子共に依然強いストレスを抱えていることが浮き彫りになったそうなのだ。調査は昨年6月から7月にかけて行った調査に続き2回目だそうなのだが、放射線対策の方法や「疲れやすい」などの身体的変化については、前回と同様の質問を行ったそうなのだ。 今回の調査によると「保護者の放射線不安」や「保護者のストレス」と「子どものストレス」の3分類に分けて分析したそうなのだが、大気中等の放射線不安については「洗濯物を外で干さなくなった」は60%から50%に、子どもに「外遊びさせない」は67%から54%にいずれも減少したそうなのだ。一方で食品産地を「非常に気にする」や「やや気にする」と回答した人は95%だったし、同様に飲み物は84%に上り食品摂取による内部被ばくへの不安の高さを示したそうなのだ。保護者のストレスでは「いらいらしたり、すぐ腹を立てたりことがあるか」との質問に、「よくある」と答えた人は18%から25%に上昇したそうで、子どものストレスは小学低学年と高学年で微増していたそうなのだ。 調査チームの福島大学実験心理学の筒井雄二教授は、「除染が始まらず不安が高まった昨年の調査時よりも、長期化による保護者のストレスは高まっている」と指摘し、子どもについては「慢性的なストレスにさらされた結果が、興味低下や頭痛など、身体的反応に表れた可能性がある」と説明しているそうなのだ。「震災での『心のケア』は心的外傷後ストレス障害だけでなく不安の長期化へのケアも必要だ。不安解消には除染が急務で、屋内の遊び場と保養の充実も欠かせない」と訴えているそうなのだ。原発事故後の福島市では抑うつ状態を示す子供の割合が増加する傾向にあることもわかったそうで、筒井教授は「地震・津波とは違う原発事故という問題を抱えており、心のケアが必要だ」と分析しているそ うなのだ。 --- On Wed, 2012/7/11, > wrote:
2012年07月11日
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最近は20代から「今の30代を見ているとて、ああなりたくないと思っちゃう」といった声を聞くことが多いそうなのだが、ある雑誌に私の子供には関係の深そうな記事が載っていて、生活設計等に焦ったり憂鬱になったりする必要はないということが書いてあったのだ。「どうせ年金もらえないからいいよ」とか思考停止になってもいけないそうで、毎月の生活費とは別に、1万円でもいいので、コツコツ積み立て始めることが、老後の安心計画の第一歩になるはずだと考えて貯蓄することが大切だそうなのだ。30代は刹那的な金銭感覚からマネジメントする金銭感覚に変えていくよい時期で、老後のことを考えることが、自分の人生を積極的に自分でコントロールしマネジメントするきっかけを持つべきだと いわれているのだ。 学習院大学の鈴木亘教授は「あきらめてしまうのが一番よくない」と言葉を添えて、自分の年金は自分の現役時代に準備する積立方式に移行すれば、日本のような少子化国家でも年金制度は破綻しない。この方法だと親世代の面倒を見ることもなく、子供世代に迷惑をかけることもない」と語り、社会保障をあきらめる前にこういった制度改善への意識を高めるのも自己防衛、ひいては資産形成のひとつとして大切になっていくと言っているそうなのだ。35歳から60歳までなら25年の時間があるため、いろいろ考えた末に目標が1000万円と決まったとしても、10年だと毎年100万円は貯めなければいけませんが、25年なら毎年のノルマは40万円に下がることから有利だそうなのだ。 それでも企業からの退職金や年金も減額の波を止めることができないのは間違いのないことのようで、退職金や確定拠出年金に詳しい人間は、「企業の業績悪化や社員の高齢化で積立不足の傾向が強い。大手企業で退職金2000万円というのがこれまでの前提だったが、これからは1700万円程度に減ってもおかしくない」ということのようなのだ。時間を味方につけると準備はぐんとラクになる。そのためには、30代で老後のことも考えておきたいというわけです。年間23.3万円なら、ボーナスも含めてなんとか積み立てられといった具合に考えていけばいいそうなのだ。たとえば今40歳でリタイアまで20年の準備期間があるケースを考えると、「目的別貯金ノート」を作って資産管理をしていくこともできるというのだ。 例えば自動食器洗い器なのだが、子育てが大変になってきたことから食洗器を購入しようと決意したとして、ここですぐに貯金に手を出すのではなく「1年後に買うために、毎日節約して貯金しよう」と考えるというのだ。高級自動食器洗い器を8万円として、これを365日で割ると219円と計算してコツコツと1年間ためて買絵羽良いということを考えることのようなのだ。「収入と資産」を常に意識して生活していることで、今月稼いだ給料を貯金して何年後の何に使う資金なのかを、常に意識して貯蓄するというのだ。良くないのは今月の収入から今月の出費を出してしまうことで、これではダラダラ出費で一生お金がたまらないそうなのだ。まず知っておきたいポイントは「いかに無駄なものを買わないか」というこ とに尽きるそうなのだ。 ある家族の例で言うと週1回の注文で1回当たり上限額を7000円と決め、1カ月の支出が3万円を超えないようにしたそうなのだ。まずは無駄な支出をしない生活を心がけて着実に貯蓄を殖やすことを行い、貯蓄で家計の資産を増やしてそれを基に収入を増やしていくというアプローチが有効だそうなのだ。それとノートに資産残高を書き出しながら、それまでの運用を反省したり今後の方針を家族と話し合ったりすることも大切だそうなのだ。家族同士で定期的に目標を確認しあうことでモチベーションがアップさせ、それまでは余裕資金ができるとつい株を買ってしまう面もあったが、資産管理を家族と話し合うようになってからは方針を変更して、イオンやノジマなど生活に役立つ優待株を中心に投資するようにした そうなのだ。 --- On Tue, 2012/7/10, > wrote:
2012年07月10日
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そろそろボーナスシーズンなのだが、生活が苦しいと感じている世帯が61・5%に上っておいることが、厚生労働省の発表した昨年度の「国民生活基礎調査」でわかったそうなのだ。この調査でいうところの生活が苦しいと感じている世帯は、21世紀になってから12年連続して増加しており、1986年の調査開始以来最高となったそうなのだ。生活意識の質問でも「大変苦しい」と答えたのは29・1%で、「やや苦しい」も32・4%いたそうなのだ。「普通」と回答した世帯は34・7%で、「ややゆとりがある」というのは3・4%ほどで、「大変ゆとりがある」は0・5%にとどまったそうなのだ。やはり「我々貧乏人が99パーセントで、富は残りの1パーセントが独占している」というのは正 しいことのようなのだ。 昨年度の「国民生活基礎調査」のようと児童のいる世帯では全世帯よりも状況が悪く、「苦しい」は過去最高の69・4%に上ったそうで、厚生労働省は所得の減少などが影響したと分析しているそうなのだ。昨年の所得を集計した平均所得は前年比約2%減の538万円で、1994年の664万2000円をピークに減少傾向にあり、1988年頃の水準まで下がっているという結果になっているそうなのだ。この調査は毎年6~7月に実施しているそうなのだが、昨年度は震災の影響が大きかった岩手県・宮城県・福島県の3県を除いた、全国で約4万6000世帯分を集計した結果なのだが、生活を「大変苦しい」と答えた世帯が29.1%で、震災の被害が大きかった3県分を除く前年値より2.3ポイ ントの大幅増となったそうなのだ。 「やや苦しい」は前年比0.1ポイント増の32.4%で、「苦しい」は2.4ポイント増の61.5%だったそうなのだが、原因は昨年度の1世帯当たりの平均所得が、前年より11万6000円減って538万円となったことが大きいと厚生労働省は分析しているそうなのだ。厚生労働省は「所得減少に加え、東日本大震災による不安感や喪失感を反映しているのだろう」とみているが、調査結果によると1世帯当たりの平均所得はここ10年で最も低く、25年前とほぼ同水準で18歳未満の子どもがいる世帯では前年より39万2000円減り、658万1000円だったそうなのだ。所得は2006年の664万2千円をピークに右肩下がりの傾向が続いており、今の減少傾向がこれからも続くと分析されているそうなのだ。 これは「非正規職員・従業員の割合が増加するなど、働き手が稼ぐ額が減少したことが一因」としているのだ。この「国民生活基礎調査」では約7千世帯に前年の所得や生活意識を尋ねているのだが、世帯形態別の所得では子供のいる世帯が前年比38万5千円減の658万1千円で、高齢者世帯は前年度比2万円減の307万2千円だったそうなのだ。高齢者世帯の67・5%は公的年金・恩給のみの収入で平均所得以下は61・1%を占めており、15歳以上の雇用者1人当たりの平均所得は「正規職員・従業員」が414万3千円で、「非正規職員・従業員」が123万4千円だったそうで、「正規職員・従業員」と「非正規職員・従業員」との格差は、ドンドン開いていっているそうなのだ。 この調査で生活についての質問では、全世帯のうち61・5%が「苦しい」と回答し過去最高となり、厳しい家計の実態が浮き彫りになっており、中でも子供のいる世帯で生活の苦しさを訴える声が多く、69・4%にのぼったそうなのだ。それでも日本銀行が発表した7月の地域経済報告では、全国9地域そろって景気判断を前回調査である4月より良くなっているそうなのだ。全地域で判断を引き上げたのは、3年前の10月以来11四半期ぶりだそうなのだが、これは内需が堅調に推移したのに加え復興需要が一段と強まったためだと分析されているそうなのだ。やはり回復を先導しているのは個人消費で、北海道と北陸を除く7地域で「増加」や「持ち直し」などと判断されたそうなのだ。 --- On Mon, 2012/7/9, > wrote:
2012年07月09日
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生活保護の事を若い人の間では「生保(ナマホ)」と言っている事を初めて知ったのだが、暴力団員が不正受給しているとの報道もあり、このようにこの生活保護費の不正受給が最近よくマスコミで取り上げられているのだ。マスコミで言われているように何故この年で受給しているのか首を傾げたくなる人も居るし、身なりからしてこの人が生保受給者と思う人も居るのだ。私もTVの番組で初めて知ったのだが、生活保護受給者を「生保(ナマポ)」と呼んで冷笑する習慣があるそうなのだ。これは私の嫌いな「2ちゃんねる」では、もう何年も前から定着している傾向だそうなのだが、「ナマポがいっちょまえにおしゃれとかしてんじゃねえよ」とか、「ナマポはナマポらしく日陰を歩いてろってこった」という ように使われるそうなのだ。 この種の掲示板やツイッターの中の特定のタコツボに露悪的なメッセージが溢れることは、いまさら驚いてみせるようなことではないし、「2ちゃんねる」のような場所に差別主義者が集結することは、善し悪しを言う以前にこれはもうどうしようもないことなのだが、私が驚くのはこの「生保(ナマポ)」と呼ぶような明らかな差別用語を、TVがいともあっさりと紹介していたことなのだ。 私が見た番組でもレポーターが街を行く人に「生保」という文字が書かれたパネルを見せると、 若者の答えは「ナマポでしょ」とか「ナマポ、かな」・「ああ、ナマポ ナマポ」と言っているのだ。 「キミらは、この字をナマポって読んでいるの、それ普通」と尋ねると、「ええ、セイホって読むヤツの方が少数派だと思います」と答えているのだ。 次にレポーターは、その意味を尋ねると若者たちは、「生活保護の略でしょ」とか「いわゆる生活保護の受給者のことですよね」と悪びれることなく答えていたのだ。そしてスタジオでは、現代の若者たちにとっては「生保」は「ナマポ」と読むのが普通である旨を紹介し、それ以上の解説はしないのだ。つまり「ナマポ」という言葉には明らかな蔑視のニュアンスが宿っており、この言葉が使われる文脈では、生活保護受給者は汚物として扱われているといったあたりの説明がきれいに省略されているのだ。「ナマポ」という言葉は「若者言葉豆知識」みたいな調子の一言ネタとして、生活保護不正受給問題の前フリに利用されていたわけなのだが、そこには悪意があったわけではないと思われるのだ。 それまでは生活保護費を受給ということで、子が年収数千万円なのに、親を養育していないとの問題と、生活保護の受給審査のずさんさとが問題になったのだが、元来はマスメディアというのは弱者の味方だったはずだったのだ。無論マスコミが半ば反射的に弱者の味方をする習慣の裏には、若干の偽善が入っているのは承知していても、それ以前に弱者に寄り添うポーズを取ることはマスコミにとって偽善を含んでいようが、公の場にある人間が弱者の側に立つことは、結果として善をもたらしていたと私は思っているのだ。弱者をいたわるポーズをお互いに強要することで、かろうじて弱者を保護する形を整えてきたのである。ところがネットに無遠慮な言論が溢れるようになってきたのだ。 今や生活保護の費用は積もり積もって3兆7千億円にもなるそうだ。国民の意識の変化で「貰わにゃ損」と受給に抵抗感が無くなって来ているのも事実なのだ。働かずに生活保護を受けている人を「ナマケモノ」にたとえるが、このとことの若者は苦難に直面することを嫌う傾向が強いそうなのだが、これは進化の過程だという説もあるくらいなのだ。そもそも「弱肉強食」という言葉自体は、ダーウィンの原典にある「Straggle for existence」を訳した言葉で、この訳は「生存のための努力」と訳しても良かったはずだとなっているのだ。ということなら危機に直面した精神がサボろうとする反応は、案外適応的である可能性もあるということなのだ。それに「ナマケモノ」は結構強靭な生き物だとも言われているのだ。 --- On Sun, 2012/7/8, > wrote:
2012年07月08日
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昨年に起こった東京電力福島第1原発事故で、福島市南沢又にある福島刑務所の80人以上の受刑者が東京電力に対して住民賠償を請求し、一律8万円を受け取っていたことが分かったそうなのだ。この賠償の対象となるのは東日本大震災が発生した3月11日時点の福島市など23市町村の居住者なのだが、福島刑務所には支所を含めて震災当時約1700人が服役していたそうなのだ。一部の受刑者が閲覧可能な新聞などで賠償について知り、東京電力から書類を取り寄せて郵送で住民賠償請求手続きをしたそうなのだ。口コミでこうした動きが刑務所内に広がったそうなのだが、東京電力は受刑者には住民賠償請求のことを隠して照会すらしていなかったそうなのだ。 このことに関して東京電力は今になって、受刑者に周知するため個別に案内を送付しようとしたが、「刑務所側が名前などの個人情報の提供はプライバシー保護の観点から問題がある」などとして拒否されたとしていたそうなのだ。今は東京電力福島地域支援室の担当者によると「受刑者も精神的な損害を受けたという点は同じ。賠償対象としての要件を満たしていれば、粛々と手続きを進める」としているそうなのだ。確かに放射能汚染に対する恐怖は刑務所内にいても感じるだろうが、電力料金の値上げのことも絡んでいることから評論家などからは、賠償金の一部は税金が充てられることから「住民と受刑者を同列に扱うことはおかしい」といった異論も出ているそうなのだ。 福島刑務所によると震災時には女性用の支所も合わせて刑務所の定員525名のところに、約1700人が収監されていたそうなのだが請求した人数などは明らかにしていない。東京電力側も「請求書を分けているわけではないので把握はしていないが、生活実態を証明できれば、受刑者も賠償対象になる」と説明しているのだ。新聞等の情報では原発事故当時に福島刑務所には受刑者が1200人いたそうで、そのうち80人余りが、賠償に必要な書類を受刑者が東京電力から郵送で取り寄せるなどしたとみられ請求したということのようなのだ。受刑者に支払われた住民賠償は福島県内で生活実態のあった23市町村の全住民が対象のもので、賠償額は一律8万円となっており総額約2594億円に上るというのだ。 住民賠償は政府が指定した警戒区域・計画的避難区域などを除く福島県内23市町村の全住民が対象で、自主避難したかどうかを問わず8万円が支払われるのだが、東京電力は「避難したかどうかで差をつけるべきではない」との政府の見解を踏まえ、受刑者にも支払ったとしているのだが、専門家の間では受刑者に正式に周知されていないため公平性に問題があるとの声がある一方、「受刑者も精神的苦痛、被曝の恐怖にさらされたという意味では住民と同じ」として請求があれば支払うべきだという意見もあるそうなのだ。福島刑務所は「今後も請求する受刑者が増える可能性は十分ある」としており、全受刑者が請求した場合は賠償額というのが約1億3600万円に上るとみられているそうなのだ。 NPO法人監獄人権センター副代表の海渡雄一弁護士は「賠償を受ける権利は全受刑者にある。東京電力と刑務所は、受刑者に賠償請求の方法を伝えるべきではないか」と指摘しているのだが、これに対して元最高検検事の奥村丈二中央大法科大学院教授は「介護や仕事に学校の都合で避難せずやむを得ずとどまった住民と、罪を犯して強制的に移動の自由のない受刑者を同列に扱い、同額の賠償をすることに違和感を覚える」と話しているのだ。私も心情的には受刑者へ支払う住民賠償のために電気料金が値上げされるのはたまったものではないという気になっている利用者の気持ちもわからないわけではないが、公平の原則からいうと住民賠償金を支払うことも仕方がないかなと思っているのだ。 --- On Sat, 2012/7/7, > wrote:
2012年07月07日
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暑い時期になってきたのだが今年の夏は原発の停止による節電対応で、冷房の制限が話題になっているのだが、地上動物は体温を一定に保つために発汗をして体内の水を使いながら調整をするなど、さまざまな工夫が体内機構に仕組まれているそうなのだ。人間を含む哺乳類や鳥類などの定温動物は、体温を一定に保たなければ生きていくことができないのだ。汗をかかない犬等の動物が行うパンチング呼吸は、「はあはあ」と暑い時や走ったあとに息を切らしたような早い呼吸で体温調節をしているのだ。犬・猫はしているのは良く見るのだが他の動物もしているそうなのだ。犬はパッドにしか汗をかかないこともあり、しかも水をかけると嫌がるのは単に水が嫌いということもあって呼吸で体温調節をするそう なのだ。 私たち人間は体温が2度上がっただけでも「発熱した」状態になり、体調を崩してしまうことなのだが、このため気温とともに温度が変化する変温動物である爬虫類や魚類と違い、体温を一定に保つシステムが必要になるのだ。その体温調整に汗が重要な働きをしており、人間の体は気温が上がったり運動をしたりして体温が上がりそうになると、皮膚の血管を広げ皮膚に熱を集めその熱を皮膚から放出することで、体の深部の温度を一定に保とうとするそうなのだ。しかし夏の暑いときに運動をしたりすると、このシステムだけでは温度調節が追いつかなくなってしまい、そこでさらに皮膚の血流量を多くして汗を出して体温を調整そるのだ。汗をかくと水分が蒸発するためそのときの気化熱で体温が下がるわけな のだ。 それではイヌやネコなど人間以外の動物たちも汗をかくのかということなのだが、ウマのように汗をかく動物もいるそうなのだが、反対に汗をかかない動物も実はたくさんいるそうなのだ。例えばイヌやネコは体温調節の方法として「暑いときにはなるべく動かないようにする」ということを基本にしているというのだ。野生動物の多くは真夏の炎天下には狩りをしませんし、人間に飼われているペットも、暑いときはどこか涼しい場所を見つけてじっとしているというのだ。それでも暑いときは例えばイヌなどは口を開けて舌を出し、「ハーハー」とすることで体温を調整するのだが、これはパンチング呼吸といって温かい息を吐き、水分を舌から蒸発させることで体温を下げているそうなのだ。 またゾウが大きな耳をパタパタとさせている姿を動物園や映像で見るのだが、これは耳の血管の血流をよくしてそこから熱を放出し体温を下げていると考えられているそうなのだ。犬たちは汗をかかない代わりに呼吸と舌を使って唾液の水分を蒸発させ、奪われる気化熱で体の熱を下げているのだが、それが「大きく口を開けて舌を出して、はあはあと息をする」お馴染みのしぐさで、これをパンチング呼吸というそうなのだ。ところがこの呼吸と舌を使って体の熱を下げるという方法が苦手な犬種もいるそうで、それが短吻種犬と呼ばれる鼻の短い犬種なのだ。ブルドッグ・ペキニーズ・狆・ボクサーなどがその代表的な犬たちで、どちらかというとスマートさにかける犬の種類が多いそうなのだ。 ブルドッグや狆にボクサーなどの短吻種犬は、他の犬種に比べて首の部分が圧迫されやすい体の構造を持っていて、喉頭が狭いうえに上あごの奥の軟口蓋と呼ばれる部分とのどの気管が近接しているために、呼吸がスムーズにいかなくなるという共通の特徴があるそうで、そのため高齢犬になればなるほどほんの少し運動したり、何かに興奮したりしただけで呼吸が荒くなるといったことが多くなるそうなのだ。体質的にこういった特徴と問題を抱える汗をかかない動物は「暑いときにはなるべく動かないようにする」事を守ることがより必要だそうなのだが、汗をかいて体温調節が出来る人間も「暑いときにはなるべく動かないようにする」ということで、ゆっくり休む必要があるのではないかと思ってしまうの だ。 --- On Fri, 2012/7/6, > wrote:
2012年07月06日
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私は建設事務所の安全衛生管理委員会のメンバーでもあるのだが、厚生労働省は昨年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を発表し、それによると建設業における労災補償の支給決定件数は、過労死などが37件で精神障害は35件となっており、いずれも前年度に比べて6割以上増えているそうなのだ。しかも過労死など脳・心臓疾患に対する建設業の労災補償の支給決定件数は、前年度比68%増の37件と前年度と比べた伸び率は、調査した産業別の全11業種の中で最も高かったそうで、支給決定件数は全体の12%を占めているそうなのだ。建設業の中でも「総合工事業」に対する支給決定件数が24件と最も多く、それに次いで「設備工事業」が11件となっているそうなのだ。 過労死など脳・心臓疾患に対する建設業の労災補償を、全11業種を99業種に細分化した中分類で見た場合、「総合工事業」の件数は「道路貨物運送業」に次いで上から2番目だったそうで、74職種に分類した職種別では建設躯体工事従事者を除く実数の「建設従事者」と、「建築・土木・測量技術者」がともに8件で建設に関連した職種の中で最も多く上から11番目だったのだ。「土木作業従事者」も6件と15番目に多かったのだ。精神障害に対する建設業の労災補償の支給決定件数は35件で前年度より75%も増えて全体の11%を占めた。職種別の支給決定件数では過労死の場合と同様に、「建設従事者」と「建築・土木・測量技術者」がともに10件で最も多い結果になっているのだ。 精神疾患の中に職場不適応症というのがあってこれは精神医学上の用語ではないのだが、職場のメンタルヘルスを担当する産業医が、職場での問題を訴える労働者に対して、精神医学的な対応を考える際に使用していた用語だったそうなのだ。職場不適応症という用語は現在では病態だけでなく、その発症や経過に関係する職場環境を念頭に置いた診断と職場環境の調整・ケアを行う際にも用いられているそうなのだ。この職場不適応症でも薬物治療や精神療法が行われるのだが、治療以上に重要とされるのは職場環境の調整でそうなのだ。職場不適応症は労働者個人と職場環境との相互作用から生じているそうなのだ、この2つの要因を十分に検討することが大切だといわれているのだ。 建設業は公共事業の減少で以前からの過重労働の問題を見て取ることができるのだが、厚生労働省が発表した「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」の事例を見てみると、建設業に従事して従前から残業が多かった作業員が、東北地方を襲った大震災の後は特に業務量が増加しここ1年ほどは休日がなく、午前8時から勤務し帰宅は翌日午前3時になるので、睡眠は3時間程度しかとれず過労死を心配しているとか、被災地の道路舗装業に従事して震災後には、午前6時半には出勤し帰宅は午後9時という激務が続いており、福島第一原発の付近で仕事をしていることもあって、放射能の影響や精神的負担が心配であるといった事例が紹介されているのだ。 先日行われた安全衛生会議でも検討事項だったのだが、昨年1年間の実績を見ても建設業の従業員は、震災以前からもともと業務量に対して従事する人数が少なく長時間労働を余儀なくされていた上に、震災対応や復興などの工事でさらに業務量が増えてしまえば、過労死してもおかしくないような働き方に簡単に追い込まれてしまうのだ。建設業における震災関連の過労死には本来避けられるはずだったのに、特別な場合に許されるはずの長時間労働・過重労働が常態化されていたために起こってしまったものもあるそうなのだ。そう考えると過労死を震災という非常事態の特別な事件として見るのではなく、通常時から長時間の過重労働が容認されていることのもたらす結果としても見なくてはならないそうな のだ。 --- On Thu, 2012/7/5, > wrote:
2012年07月05日
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国税庁が公表した東日本大震災の影響を反映した初の路線価は、ことしもは4年連続下落となったものの大都市圏を中心に下落傾向は鈍化したそうなのだ。毎年この時期に公表される路線価なのだが昨年は東日本大震災や台風による大雨の影響で、多くの「帰宅困難者」が発生したことなど「都心回帰」のトレンドが強まっているようなのだ。新聞の記事では東海道の始点で百貨店などの商業施設もある東京都中央区の日本橋のことを載せていたのだが、ここから徒歩圏内にある新築マンションのモデルルームを訪れた30代の男性会社員は、東北地方の大震災の時には港区の勤務先から江東区の自宅までの約10キロを、なんと徒歩で帰宅したと答えていたのだ。 この男性会社員はその当時を振り返って「歩けない距離ではなかったが、やはり少しでも職場に近いほうがいざという時に安心だと思った。ここのマンションの購入を考えた理由の一つだ」と話していたそうなのだ。今年の路線価は都道府県別の平均変動率でいうと、すべて下落したそうなのだが大都市圏を中心に23都道府県で下落率が縮小しているそうなのだ。路線価日本一は27年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前で、1平方メートル当たり2152万円ということのようだ。私の住んでいる松山市は3年連続下落した路線価なのだが、下げ幅は前年の5.2%から2.2%に縮まったそうなのだ。それでも県下では松山市が一番下路線価の下落率が大きかったそうなのだ。 路線価とは主要道路に面した土地1平方メートル当たりの1月1日時点の評価額のことで、相続税や贈与税を計算する際の指標となるのだ。国土交通省が3月に公表する公示地価の8割程度を目安に、売買実例などを考慮して国税庁が算出するそうで、全国約36万地点の標準宅地の増減率は平均で前年比2.8%減ということで4年連続の下落となったものの、下げ幅は減少しているそうなのだ。特に東京・大阪・名古屋など大都市で下げ幅が縮まり、底打ち感が強まったそうなのだ。不動産アナリストは「近年は利便性を重視し都心志向が強まっていたが、大震災でさらに傾向が強まった。帰宅困難だけでなく昨年の計画停電の時に23区が特別扱いされたことなども影響している」と分析している 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の3県や茨城・千葉両県に東海・東南海・南海地震が発生した場合に津波の被害が予想される地方の各県などで下落率が拡大したそうなのだ。特に下げ幅は前年の3.3%から6.7%と約2倍になった福島県では、今回の路線価でも福島第1原発事故による不動産価格の評価は行っておらず、本来なら避難区域の不動産を買い上げる場合の評価も出来ない状態なのだ。福島県宅地建物取引業協会が東京電力に対し福島第1原発事故による不動産価格の値下がり分など約38億円の損害賠償を請求したそうなのだ。福島県宅地建物取引業協会によると、「福島市なら1000万円で売ろうと思っていたのを500万円に下げても売れない物件もある」と述べたそ うなのだ。 これは昨年の11月に営業損害など約23億円を請求したのに続く2回目で、今回は放射能汚染で売却不能になった保有物件や避難区域で使用不能になった事務所などの価値下落分を中心に請求したそうなのだ。1回目の請求では業者からの裏付け書類の提出が進まず、支払い実績は約23億円の請求に対し約8億円にとどまっているそうだ。今回の要求に対しても東京電力の担当者は「売却前の物件は損害が確定しておらず、財物賠償の中で検討する必要がある」としているそうで、現在のところは損害賠償に応じる気はないみたいなのだ。東京電力と政府は福島第1原発事故による避難区域の財物賠償基準の検討を進めているが、それ以外の地域の下落分をどう評価するかも注目されているのだ。 --- On Wed, 2012/7/4, > wrote:
2012年07月04日
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うつ病で苦しんでいる人はどちらかというと高真面目な性格から、休日も仕事のことが頭から離れなくなるそうなのだ。ある事例によると取引相手の中に品質基準が異様に厳しく、クレームの多さで有名な会社があり、ネジの頭に小さな傷があるだけで納品を断られたそうで、上司に相談したが米国の本社は「機能に問題なし」と取り合ってくれなかったそうなのだ。板挟みでひたすら謝るしかなかったが、「自分の努力では何もできない。先の見えないトンネルを走り続けているようだった」と回想しているのだ。追い打ちをかけるようにリーマン・ショックで全社は2万人のリストラが発表され、工場の人員削減で納期を守れなくなったこともあったときには、さらに謝り続けストレスで休職する同僚もいたそ うなのだ。 その間も会社は株主配当だけは続けていたそうで、「社員より株主が大事なの」と思い会社を信じられなくなっていったそうなのだ。異常はまず体に表れたそうで小さな物音で動悸がして、夜眠れず朝は布団から出られなくなったというのだ。医者に行くとうつ病と診断されついには休職したそうなのだが、「人並みの仕事も、人並みの家庭も持てないかも」と自分を責めながら部屋でボーっと過ごしたそうなのだ。1年後に復職したがやはり症状がぶり返し結局退職したそうなのだが、「仕事の責任を果たそうとがんばり過ぎ、成長しなきゃと焦り過ぎてプレッシャーをうまく逃がせなかった」と反省しているのだ。しばらく療養した実家で、親が「焦らなくていいよ」と言ってくれて救われたそうなのだ。 その当時に社内の誰かに相談すれば良かったのに「キャリアを築くために弱みは見せられない」と思い込んでいたそうで、やっと医師の許可が出て就職活動を始め、この春なんとか再就職できたそうなのだ。今の30代はひたすら忙しく責任も重い一方で、ずっと派遣でやってきた人は正社員になれず苦しんでおり、自分は運が良かっただけだと思うそうなのだ。「新卒採用に乗り損ねたり、引きこもったり、派遣で働いたり、病気で休んだり、ちょっとしたことで人生が変わる時代。もう定型はないから、僕も誰かと自分を比べてなどとなやむのはやめた」と経験談を語っているのだ。「30代ってそんなに単純」ということで、30代の悩みは仕事や人間関係ばかりではないといわれているのだ。 ここ数年、上司の世代から「今の30代は弱い」と相談されるようになり、初対面の10人が丸く並べた椅子に座わって温かいお茶を前に気持ちを吐き出す。安心してしゃべって安心して帰ってもらう。「周りにうつ病の人、いますか」と尋ねると、ほぼ全員が手を上げるそうなのだ。「同僚がうつ病で休職中。その分私は全然休めず、きつい。その同僚が『気分転換で旅行中です』なんてメールをよこすと、いっそ私もうつになれたら楽かなと思う」人がそう打ち明けると、別の一人が「分かる、その気持ち」と応じるそうなのだ。職場では絶対に言えないことを誰かに聞いてもらえるとほっとするもので、10年前から企業や文化サロンでコミュニケーション講座を担当してきたというサークルもできているそ うなのだ。 「残業代より時間が欲しい」と非正規社員の同僚をうらやむ正社員女性に、正社員の厚遇にあこがれる非正規の男性など、立場の違いで30代同士も分断され一人でもがいているそうなのだが、上司が「飲みニケーション」に誘うのは時に逆効果だといわれているのだ。彼らの本音は「飲んで好きなことを言えるのは上司だけ」ということで、勤務時間外の居酒屋ではなく勤務時間中の「スタバ会」を望んでいるそうなのだ。お酌不要で料金は各自が先払い意見交換にはそれで十分だということなのだが、上司はそのことを知らないし気づかないそうで、「どうせ大した意見を持ってないくせに」とか、「どうせ俺らの意見なんか聞かないくせに」と、互いに思い込んでいるようにも見えるそうなのだ。 --- On Tue, 2012/7/3, > wrote:
2012年07月03日
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先月末には公務員にとっては非常にうれしいボーナス月なのだが、今度のボーナスは公務員係でなく我々サラリーマンは「給与明細書を見たら住民税がものすごく引かれていてイヤになった」とか、「どうして住民税がこんなに引かれているのだ。計算間違いじゃないの」だったり、「これ以上なにを切り詰めて暮らすのか…」ということになるそうなのだ。うれしいはずの給料日にそんな不満がネットにあふれたというのが、なぜこんなことが起こったかといえば民主党になって年少扶養控除が廃止されたためなのだが、子ども手当も減らされてさらには厚生年金保険料や健康保険料は上昇するなど、税金と保険料に生活が押しつぶされてしまうということになってしまっているのだ。 住民税の負担が増えることはじつはわかっていたそうで、民主党の子ども手当の導入に伴って16歳未満の年少扶養控除が昨年度に廃止されたのだ。控除額は所得税が年38万円で住民税が年33万円にのぼっているのだ。つまり子ども手当の導入と引き換えに年少扶養控除の廃止という実質的な増税が決まっていたわけなのだ。住民税は昨年の所得税をもとに算出されて6月分から徴収がはじまるといことなので、「タイムラグがあったので、給与明細を見るまで忘れてしまっていたのでしょう」と、家計の見直し相談センターのファイナンシャルプランナーである八ツ井慶子さんは話しているのだ。さらに肝心の子ども手当も4月に廃止されてしまい今年からは児童手当が復活しているのだ。 この児童手当の支給額は子ども手当の一人あたり月1万3000円が、児童手当では1万円と3000円減額されているということなのだ。年収500万円の父母と小学生と中学生各1人の4人家族という標準的といわれている家族の場合は、どの程度の負担を強いられるかということで試算してもらったところ、年収500万円の家庭はこの5月まで手取り収入で約409万円あったのが、それが6月からは398万円と年間10万円超も減収となるということのようなのだ。住民税は一律所得の10%なので、一人あたりは月額2750円の負担増になるということのようなのだ。住民税だけみた場合は4人家族ということで、控除されていた16歳未満の子どもが2人いれば5500円もアップすることになるというのだ。 さらに標準家庭では子ども手当て二人分の減額分が年間7万2000円となり、これに6月に国会を通過した消費税の「5%→10%」の増税分の負担を14万2000円加算すると、年間約31万8000円の負担増になるというのだ。家計の見直し相談センターのファイナンシャルプランナーは「約1か月分の給料分が減って、1年分の家計費を11か月分で暮らす計算になります」と話すのだ。ちなみに所得税は昨年の4月から年少扶養控除の廃止に伴い、月額3000円程度の「増税」となっているそうなのだ。高齢者人口の増加で国が負担する医療費が激増しているため、この医療費を支えているのは健康保険料で、これも4月から徴収率が引き上げられたばかりとなっており負担はまだ増えるそうなのだ。 今年の10月分からは厚生年金保険料も上昇する予定だそうで、さらに40才以上の国民が支払う介護保険料も各自治体ともアップしており、これらの保険料は現役世代の給料から天引きされているのだ。「最近は給与明細も電子化されて、毎月きちんと確認しない人もいます。ある日見たらこんなに引かれていましたではダメです」と、家計の見直し相談センターのファイナンシャルプランナーは話しているのだ。復興財源法が成立による臨時増税で10兆円を確保することになり来年の1月から所得税額の2.1%の上乗せが25年間あるし、再来年の6月からは10年間にわたり住民税が年間1000円上乗せされる地底になっているのだ。消費増税を含めると1年を11か月分の給料で暮らすことになる時代なのだ。 --- On Mon, 2012/7/2, > wrote:
2012年07月02日
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今年は4年に一度の「うるう年」で前半の半年は普通の年より1日多かったのだ。今日から今年も後半に入っていくのだが、今年は「うるう秒」がある年で今年後半の7月1日に「うるう秒」が設置されていることから普段の日より1秒長いのだ。この「うるう秒」なのだが、時刻はかつて地球の公転・自転に基づく天文時から決められていたそうなのだが、1958年より原子の振動を利用した原子時計に基づく国際原子時が開始され、1秒の長さが非常に高精度なものとなった結果、原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻との間でずれが生じるようになり、標準時と地球の時点との誤差を修正するために過去40年間に24回も設置されているそうなのだ。 国際原子時間は「原子や分子が2つのエネルギー準位間の遷移によって、ある特定の振動数を持つマイクロ波を放射する」原理を利用した原子時計に基づいており、世界時間は地球の自転に基づいているのだ。地球の自転に基づく世界時間は、太陽が朝に出て夕方に沈むといった日常生活に関係する時間観念からすれば便利であるのだが、地球の自転運動は一定の速さではないそうなのだ。主に月にによる干満の摩擦や他にも地震による地球内部の質量の分布変化はあるし、風に海水や氷河の分布変化などさまざまな原因により地球の自転運動は一定の速さではないそうなのだ。 このため世界時間では1秒の長さが一定せず、時の標準を学術的に正確に定めるのに向いていないのだ。この点では1秒の長さが一定である国際原子時間は便利であるのだが、国際原子時間は地球の自転に従わないため、やがて両者のずれは拡大し理論上は時間観念とも食い違うことになるそうなのだ。やはりこれだけでは時の標準を定めるにも不向きなことから、国際原子時間の利点を保ちつつ世界時間の利点をなるべく失わないようにする方法が、この「うるう秒」による調整なのだ。協定世界時は1秒の長さや秒を刻む歩調は国際原子時に合わせつつ世界時間との時刻の差を閏秒による調整で縮めているというわけなのだ。 この「うるう秒」の調整はフランスのパリに本部がある地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業」が決定しており、これを受けて世界で一斉にうるう秒の調整が行われているそうなのだ。日本では総務省と日本の標準時の維持・通報を実施している独立行政法人「情報通信研究機構」が法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、「国際地球回転・基準系事業」の決定に基づき「情報通信研究機構」において日本標準時にうるう秒の挿入を実施しているそうなのだ。「情報通信研究機構」では本年1月5日の「国際地球回転・基準系事業」のうるう秒挿入の決定を受けて7月1日に日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施するのだ。 最近では3年半前となる平成21年1月1日にうるう秒の調整が行われているのだが、今年は実施されない恐れがあったそうなのだ。実はITシステムに不都合が生じる恐れがあるため、多くの国が実施を見送るように「国際地球回転・基準系事業」に働きかけたそうなのだが、表十時間と言えばロンドンのグリニッジ天文台ということで、英国の主張が通って今年も実施されたというそうなのだ。日本でもネットワークを利用したコンピューターの時刻合わせで、電波時計等に時刻情報を提供している標準電波や放送局等の時刻において、日本標準時通報サービスによって「うるう秒」挿入後の正しい日本標準時を通報してくれるそうなのだ。 現在の時間というのは、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内におさまるように調整を行った時刻を世界の標準時を「協定世界時」として使うことにしており、今回その調整を行うために「うるう秒」の挿入が行われるのだ。現代社会では、時刻は、単に時を知るためだけに使われているのではなく、社会・経済活動の重要な基盤となっている情報通信ネットワークやコンピューターの運用などにも使われています。例えば、情報通信ネットワークは正確な時刻管理のもとに運用されており、また電話などの料金も秒単位で決められていることもあって、そのため情報通信ネットワークやコンピューターを間違いなく運用するには正確な時刻情報が必要とされているそうなのだ。 --- On Sun, 2012/7/1, > wrote:
2012年07月01日
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