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鉄拳のエリカ:コートはアッシャーから渡された物。レギュレーターのコートに似ている。ラズロ・レッドフォード:常人離れした能力のレイダー。エリカを追い詰めるも敗れる。ブライアン・ウィルクス:滅びた街グレイディッチの少年。エリカの帰りを待っている。第133話【能力者】ゆっくりと立ち上がるラズロ。わたしは警戒を解かずに話を聞く。「はぁはぁ・・・この赤い目はな・・・能力者の証みたいなもんなんだよ・・・」能力者?「そうだ・・・普通の人間じゃねぇ・・・お前のその腕力だって異常だろ?スーパーミュータントより遥かに威力のあるパンチを打てる人間なんていやしねぇ・・・研究者どもに体を弄られた連中はみんな特殊な能力を持って・・・目がこんな風になってるのさ」・・・・・・続けて。「20年程前・・・俺はレイダーだった。ある日俺の住んでいた廃墟に見たこともねぇ車がきてな・・・その中から偉そうな科学者のような連中が出てきてこう言ったのさ『しばらく生活に困らない量のキャップをやるから実験に付き合ってくれないか?』とな。断る理由は何も無かった・・・目隠しをされ連れて行かれた場所は見たことも無いピカピカの機械が並ぶ研究施設だった。そこで俺は体を改造されてモールラットのような能力を得たんだ・・・研究施設には俺の他にもどこかからつれて来られた連中が大勢いた。奴らも皆赤い目をしてた・・・何かの能力を持っていたと見て間違いねぇ・・・」体を改造・・・?「そうだ・・・改造人間は皆その目だ。お前のように両目ではないがな・・・」・・・・・・。改造人間・・・ラズロの言うことが本当ならわたしも改造人間か。でもわたしは赤ん坊の時にメックナーに拾われメガトンでウォルターに育てられた・・・一体どういうこと・・・・・・。「そこは・・・Vaultのような場所だったな・・・」Vault?その時横から足音が聞こえた。一瞬そちらに意識が向き、ラズロから目を離す。その瞬間をラズロは見逃さなかった。猛然と駆け出し闇に消えていく・・・アリとラズロとの連戦に次ぐ連戦で疲労していたわたしは追うことが出来なかった。ラズロの去った後にはモルパインの空注射器が。話しながら打って痛みを和らげたのか。わたしは足音の方を向き構える。現われたのはフェラルグールだ。フェラルグールを一撃で砕き今度こそブライアンの待つグレイディッチに帰る。「おかえりおねぇちゃん!やってくれたんだ、物凄く強いんだね!あのアリども急に狂ったようになってお互いを攻撃しだしたんだ」これでもうグレイディッチにはファイヤーアントは現れない。「ありがとう、僕も君みたいに強くなりたいや・・・。ここにはもうパパも友達もいないけど生きていかなきゃいけないしね」誰か知り合いはいないの?「親戚のオバサンがなんとかって船の街に住んでいるってパパが行ってたけど・・・」船の街・・・リベットシティ。そこには行ったことがある、そのおばさんの名前は?「たしかヴェラとか行ってたよ?おねぇちゃんおばさんに会って話してきてくれるの?」ええ、あなたが住めるように頼んでみる。ヴェラが無理だとしてもフェンディなら何とかしてくれるはず。わたしはマリーゴールド駅で拾った銃と弾丸、地雷を彼に渡し必ず戻ると約束をしてグレイディッチを離れた。わたしとモイラは東にあるワシントンDCを目指す。「ふぅ~ん・・・アリの知覚ねぇ・・・遺伝子の組み換えかぁ私も注射してもらいたかったわ!それにラズロってレイダー?そいつはモールラットちゃんの注射でもされて子猫が毛糸で遊ぶように遺伝子組み替えられたのかしら?」わからない、レスコが言うには上乗せする程度の力を得る程度だからスーパーミュータントを越えるほどの能力を得るのなら投薬では無く、体全体を弄らなきゃできないらしい。「まさに改造人間ね。ラズロってレイダーの話じゃあなたも同じ改造人間だっていうのでしょ?赤ん坊の時からメガトンにいるのならお母さんのお腹の中にいるときになにかされたのかしらね?・・・それにしても・・・エリカがなんの能力なのか興味があるわ」・・・。モイラは相変わらずだ。途中キャラバンの一団を見つけたので同行させてもらう。わたしはともかくモイラを一日中歩かせるわけには行かなかったのでバラモンの牽いている荷台に乗せてもらうことにした。日が暮れようとした時、目の前にボロボロのコートの男性が倒れてるのを発見した。レギュレーター?「み、水を・・・」しっかり、何があったの?「これを・・・頼む」わたしに手紙を託しレギュレーターの男性は息を引き取った。133話終 次回へ
Nov 29, 2009
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猛毒のローレン:生物操作と体内毒の特殊能力を持つ。趣味は意外とテディベア収集。元傭兵ガボール:今はタロン社の兵士。ローレンの直下で動く特殊な役割。カーマイン:同性愛者。ゴリマッチョ。ローレンのボディガード。アンソニー:同性愛者。背が高い優男。ローレンのボディガード。第132話【黒の集団】謎の爆発を調査すべくメガトンへ送った偵察が一人で戻ってきた。偵察が目的だというのに旅人にちょっかいをかけて返り討ちにあったらしい。返り討ちにあったレイダー上がりの頭の悪い男から聞いた話によるとメガトンは跡形も無く高濃度の放射能で汚染されているらしい。「メガトンがねぇ・・・ローレンちゃんはどう思う?」ちゃんをつけるなガボール。「貴様、隊長の推薦で入隊したからといって調子に乗るなよ?」横にいるカーマインとアンソニーがガボールを睨みつける。のらりくらりとしたガボールもカーマインとアンソニーは苦手のようだ。「わたしの考えを聞きたいのか?わたしは・・・何者かが故意的に爆発させたと考える」あの核爆弾は解体しなければ危険はあったが簡単に起爆できるものではない。その時わたしの部屋の電話が鳴った、指令からの呼び出しだ。「ローレンよ!!ビッグニュースだぞ!!メガトン爆破の詳細が解ったのだ!!」!!「ボスが雇ったVault101の男、あのODがやったと言うのだ!!」それは一体・・・なにが目的で!?「ボスの知り合いのMr.テンペニーが依頼したんだとよ!それともう一つニュースがある」もうひとつですか?「ああ、例の黒いアーマーの連中がまた現われたのだ。北西にあるデスクローが大勢生息している地域があるのは知ってるな?あの場所でまたキャンプを張っているのを確認した」・・・接触を試みますか?「それがな・・・接触を試みた2個小隊が全滅した。たった3人の相手にだ!やつらは強力な武器と銃弾を弾くアーマーを着ていることが後ろで様子を伺っていた兵から聞いて解った」BOSやアウトキャストのようなパワーアーマーでしょうか?「見た感じはそうらしいな。この事はスーパーミュータントと同じくらいの脅威だ!奴らが敵ならば早急に対策を立てねばならない」ええ・・・その黒いアーマーの連中の組織、規模の調査が必要ですね。「あの男が持ち帰ったメタルブラスターとかいう拡散レーザーライフル・・・あれの量産を早め無ければならんな。小隊長にも通常のレーザーライフルを支給できるようにせねば」今現在、タロン社はめまぐるしく動いている。首都DCの戦闘、SMジェネラルの対策、そして謎の黒いアーマーの集団。どれも放置しては置けない。幸いなことにうるさいレギュレーターは最近おとなしい。「ローレンよ、ブラックスコルピオン隊の半数を失って痛手を受けたお前には悪いのだが明日にでも首都に向かって欲しいのだ。タコマ公園の部隊を支援してくれないか?お前は前線に立たなくとも良い、現場の連中に知恵を貸し指揮して欲しいのだ」了解しました。タコマと言えば・・・SMと小競り合いが続いている場所ですね?「そうだ、あの場所は一度我々が占拠した場所だが取り返された!タロンに依頼した客が再契約してきたのだ。客のグールの科学者は信用ならん連中だが金払いはいい」では明日わたしの部隊を連れてタコマ公園に向かいます。「最新の武器とこれを持って行くが良い、お守りだ」ロケット・・・にはジャブスコ指令のこれでもかという笑顔の写真が。「どうだ!元気が出るだろ?これでパパがいなくとも寂しくないだろ?」・・・・・・失礼します。「ローレン・・・スーパーミュータント・ジェネラルに遭遇したら戦わずに撤退しろ。ブラックスコルピオン隊はまだ奴と戦う準備は整っていない」解りました。次の日タロンの所持するレーザー兵器の半数をわたしの部隊の兵に持たせ出発する。カーマインにガトリングレーザー、アンソニーにメタルブラスター、ガボールに44マグナムと消音10mmピストル、わたしは万能アサルトライフルのバフォレーターを装備する。途中で発見したヤオ・グアイ2頭、巨大ラッドスコルピン3体を連れて行く。その日はタロンの取引しているレイダーのウィートン武器店に寄りキャンプを張る。ここはフェンスで囲まれた廃墟を改修した武器工場だ。夜中にわたしは目を覚ました。待機させておいたヤオ・グアイの様子がおかしい。テントをでるとカーマインとアンソニーが着いてくる。「隊長、どうかしました?」ヤオ・グアイが何か感じ取った・・・。「なるほど・・・あの野獣は物凄く感覚が鋭いですからね」空から機械音が聞こえてくる。聞きなれない音に兵達とウィートン武器店のレイダーたちも出てくる。フェンスの外にけたたましい音を立てながらヘリコプターと思わしき物が降りた。総員戦闘体勢!ウィートン武器店のサイレンがなり照明が点けられる。ヘリコプターから出てきたのはあの黒いアーマーの連中だ。一人は軍服を着ており後の三人は黒いアーマーを着ている。「なんだてめぇらは!!」「ウェイストランドの諸君!我々はエンクレイヴだ」全員がその言葉に固まる。エンクレイヴだと!?あのウェイストランドで流れているラジオのエンクレイヴか!?「その通り。エンクレイヴはついにアメリカ再生の為に動き出す時が来たのだ」132話終 次回へ
Nov 27, 2009
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爆裂のアンナ:ジョーと一緒にオアシスを探しつつフェンディの仕事をこなす毎日。ビッグガン・ジョー:スリードッグのラジオを聞いてオアシスを探すようになる。科学者フェンディ:何気にメガネは防弾仕様。UVカットで曇らない優れもの。スターパラディン・クロス:BOSの中ではかなり頭の柔らかい人物。ジェームス:浄化プロジェクトに情熱をそそぐODの父親。マラソンが特技。第131話【ザ・ウォーターズオブライフ】アンナ、ジョー、フェンディ、クロス、ジェームスはリベットシティを目指していた。その途中でメガトンに寄ることにしていたのだが・・・。「うっ・・・何という放射能濃度・・・これ以上は近づかないほうがいいな」「メガトン・・・この辺だったよね?ジェームス?」「ああ、俺のPIP-BOYのマーカーはこの先を差している・・・」「なにも無いね」「モイラさん達どうなったんだろう・・・」「メガトンの核爆弾が爆発したとしか思えないですね・・・」5人は放射能耐性薬RAD-Xを飲みメガトンの跡地を見て周る。生きている者は皆無、瓦礫と鉄くずのみ。かつて賑わいを見せていたメガトンはただのクレーターと化していた。アンナがキノコ雲を発見してから二日が経っていた。「・・・・・・あの爆弾は衝撃を与えたくらいでは爆発しないはずなんだ。俺も調べたから知っている。何者かが人為的に起こさない限りな・・・」「そんな・・・街の人たちは・・・モイラさんやエリカさんの家族もみんな爆弾で・・・」「・・・・・・・・・」「クンクン・・・火薬の臭いと足音・・・誰かそこにいるね」岩陰に隠れていたのは黒いコンバットアーマーを着た三人組。「タロン社だぁ!!」タロン社の傭兵はアサルトライフルを構えて岩から降りてくる。「またあいつ等か・・・ふっ飛ばしてやるよ!!」『さぁ、鉛玉をぶちかませ!』ジョーのメディスティック・アーマーが叫ぶ。パワーアーマーを着たジョーとクロスが前に、アンナはヌカグレネードを取り出す。「頭ねじ切っておもちゃにしてやる!!」3人のタロン兵はアサルトライフルを乱射する。だがパワーアーマーの二人には通じない。「ふん、こいつらはタロンでも下級兵だな。BOSのパワーアーマーの性能を知っていればこんな戦い方はしまい。大男、爆裂娘、一気に片付けるよ!!」クロスはレーザーピストル、ジョーはロックIT!ランチャー、アンナはヌカグレネードで攻撃、物陰に隠れもせずただアサルトライフルを乱射していただけのタロン兵はあっというまに全滅した。クロスはジェームスにタロン兵の着ていた黒アーマーとアサルト銃を渡す。「流石にVaultスーツと32口径銃だけじゃ不安だからね、いままであんたがそれで生き延びてたのが不思議だよ・・・」「ははっ俺は体力と足には自信があるんだ。Vaultにいたころもトレーニングは欠かさなかったよ。いつなにが起きても対処できるように鍛えていたのさ」「アンナどうしたんだい?」「ん~?生きてる奴の臭いがしたっぽいけど焦げ臭いから良くわかんない」メガトン跡地を去る5人、グール化したモイラを発見できずに行ってしまう。エリカがここに来るのは数日後である。5人は途中BOSのキャンプに寄り、移動用のトラックを借りて要塞まで運んでもらった。「それじゃ私はリオンズに報告があるからここで。またリベットシティで会おう」「クロスさんありがとうございました!」「クロス、さっきBOSの隊員が話していたことだが・・・」「ODの事?・・・殺人鬼と組んでレギュレーターにまで手を出してたなんてね。一応投降を促して確保する方向でリオンズに掛け合ってみるけど・・・厳しいわね」「信じたくなかった・・・俺の息子がそこまで悪事に手を染めるなんてな」「・・・・・・行きましょうジェームスさん、アンナさん、ジョーさん」クロスと別れた4人はリベットシティのラボに行きDr.リーに会う。「マディソン、やはり俺の理論は間違ってなかった!浄化プロジェクトは再開できるんだ、Vault112でブラウンに会って確認もした。後必要なものがいくつかある、君の協力が必要なんだ、やっと長年の夢が実現できるんだよ!」「ジェームス!戻ったのね。昔とちっとも情熱は変わらないのね・・・あなたは自分の都合でここを出て行って18年ぶりに戻ってきたと思ったら今度は勝手に浄化プロジェクトを再開してさらに私達に協力しろですって?」「君の協力が必要なんだ。浄化プロジェクトは18年も待ったんだ、これ以上人生をかける価値があるものなんてないだろ?お願いだマディソン、頼む!」「・・・・・・はぁ~。あなたじゃなかったらたたき出してるところねジェームス。いいわ、私の研究チームを浄化プロジェクトに参加させるわ。フェンディ、あなたもよ」「ええ、是非!!」ジェームスは浄化プロジェクトに必要な物を研究員達に説明した。皆G.E.C.Kの単語を聞いて戸惑いを覚えているようだ。「G.E.C.K・・・見たことも無いものをどうやって信じろというのよ?それにあなたの必要としているものはリベットシティだけでは足らないわ」「それについては考えがあるんだよマディソン。まずコンピューターはジェファーソン記念館にある戦前の物を掘り起こせば使えるはずだ。G.E.C.KはこのキャピタルウェイストランドのVaultのどれかに使われているはずなんだ。残念ながらVault101にはなかったがね。まずはジェファーソン記念館の掃除からだな、さぁ忙しくなるぞ!!」「G.E.C.Kを探すのはどうする訳?傭兵でも雇うつもり?」「それなら・・・ここにいる二人が協力してくれるさ」「ああ、フェンディの知り合いね・・・それにしてもそこのピンクの髪のあなた感じが変わったわね?前に来たときはもっと静かな雰囲気じゃなかった?」「は?あたしはこの研究所に入るの初めてだけど?」「ああ、Dr.リーそれはエリカさんの方でして・・・この人はアンナさん。フリーの傭兵です。相方のジョーさんと共に私を手伝ってもらってるんですよ」「まーたエリカ・・・」「オイラは会いたいけどなぁ」「私Vault-TEC社に行ったことがあるのでVault92、106、108の場所なら解りますよ!」「それじゃあ準備が出来たらすぐにでもジェファーソン記念館に行くとしようか、アンナ、ジョー、君たちはG.E.C.Kの探索を頼む、お礼はたっぷりするからな!」131話終 次回へ
Nov 26, 2009
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鉄拳のエリカ:アリの知覚を手に入れパワーアップした。第130話【猛食のラズロ・レッドフォード】ラズロ・レッドフォードと名乗った男は背中に背負ったライフルを構える。「俺はよぉ~女を串刺しにして楽しむのが好きでよぉ~・・・だからこんな武器を持ってるのさぁ!チュチュチューウ!」ライフルから放たれる弾を避ける。「避けた・・・だと?」知覚の上がっているわたしには銃弾が見える。「だがこのレールライフルの恐ろしさはそれだけじゃあないぜ?」部屋から飛び出しトンネル構内に出るラズロ、わたしはスチールナックルを構える。走り回りながらレールライフルを乱射するラズロ、わたしは避けながら距離を詰める。「チュチュチュ~・・・そんな近接武器で俺を倒せるかなぁ?」跳躍して天井に張り付くラズロ。否、張り付いたのではなくレールライフルで打ち付けたスパイクにしがみついている。「イッツァショーターイム!!これよりラズロ・レッドフォードの残酷猛食ショーが始まりマース!!お代はあなた自身の肉体です!」下劣。「徐々に食いちぎってやるぜ!」壁、天井を駆け回るラズロ、レールライフルから発射されるスパイクで攻撃してくる。「避けろ避けろぉ・・・そのうちそれもできなくなるがなぁ?」打ち付けられたレールスパイクが足場を悪くしていく。「こんなものか・・・さぁ生きながらに食われる恐怖を味わえ、恐怖は肉を美味くする!!」レールスパイクを捨て腰に差したナイフを取り出し、飛び掛ってくる。ナイフで斬りつけて来ると思いきや、わたしに掴みかかり齧ろうとする。腕を振りラズロを引き剥がす。「おおっと・・・なんて力だ。これはこれは・・・だがお前の射程範囲には入らないぜ?」再び壁天井を駆け回りわたしの隙を伺いだす。「オレサマオマエマルカジリ!」歯を剥いて背後から飛び掛るラズロ、避けるとそのまま壁に激突する。「ボリボリボリ・・・壁は美味くねぇ・・・」歯は折れることなく壁を噛み砕いている。まるでその姿はモールラット・・・壁に張り付いたラズロに殴りかかるも飛んで避けられる。「どんなに威力のあるパンチも届かなきゃ意味ないぜ!チュチュー!!」ラズロはわたしに攻撃を仕掛けすぐに飛びのくヒットアンドアウェイを繰り返す。わたしが床に打ちつけられたスパイクに足をとられるのを待っているのだろう。カウンターを取るしかない。ラズロが掴みかかった瞬間に叩く。掴んでから齧られるまでのほんの僅かな瞬間が狙い。「チュチュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」天井から掴みかかるラズロ、腕を掴まれた瞬間にボディブローを叩き込む。「うぐはぁ・・・」背中から落下し慌てて立ち上がるラズロ、腹部を押さえて睨みつけている。体勢が悪く10cm程の距離から打った為に浅かった。「おまえ~・・・暗くて気がつかなかったがその目・・・」目?「知らないのか?・・・自分の他に見たことないって顔だなぁ?なら見せてやるよ・・・」ラズロはゴーグルを外す、左目が赤くわたしと同じ色をしていた。「本当に知らないようだな?まぁ~いい、お前が何の能力か知らないがここからは超本気でやらせてもらうぜ!3分・・・3分以内にお前を食ってやるぜ!チュチューーーーーーーウ!」更にスピードを上げ天井、壁を駆け回る。「俺は猛食のラズロと呼ばれている!女ぁ名前を教えな!珍しい同属だ覚えておいてやる」同属!?「俺に勝ったら教えてやるかもよ?さぁ名前を教えろ!」・・・エリカ。「エリカ・・・いい名前だ!いつもはリトルホーンのジジイに届ける為に耳の他は全部食っちまうんだが・・・お前は目玉も残してやるよ!記念になぁ!!」わたしはラズロの言葉に動揺する。赤い目、同属?なにかの能力?・・・いけない、戦いに集中しなくては。わたしを中心に半球を描くように駆け回るラズロ。わたしは壁を背にして構える。「考えたな?だがそううまくいくかな?」ラズロはナイフを構える、あのナイフはさっきから使っていない。「まずはその美味そうな足からもらうか!うりゃああああああああ」ナイフの刃が銃のように撃ち出される。刃はわたしのすぐ横に突き刺さった。外した?そのまま距離を詰めずにラズロは壁を走り一気にナイフの柄を後ろに引いた。!!?足元で僅かに光ったものを察知して飛んで避ける。「なああああああああにぃいいいいいいいいいいいい!?」光った物の正体は極細のワイヤーのようだ。危なかった、アリの知覚を手に入れてなければ足にダメージを受けていたかもしれない。発射されたナイフの刃にはワイヤーがつけられていたようだ。「これを避けたのはお前で二人目だぜ・・・」レールライフルを再び拾いに行くラズロ。レールライフルを拾って構えるまでのほんの少しの間わたしから目を離した、その隙を見逃さずに一気に踏み込み射程範囲に入れる。「な・・・なにぃ!?」左右のフックからボディの三連撃、崩れ落ちるラズロに渾身の右ストレートを打つ。ラズロの体は回転して飛び壁に叩きつけられた・・まだ息があるようだ。レイダーなら首が千切れ飛ぶほどの力で殴ったというのに・・・「あがっ・・・ああああああ・・・お、俺の歯が・・・」覚悟。「はぁ、はぁ・・・ままま待ってくれぇ・・・もう戦えない、歯も折れちまったし顎も砕けた。この目について話してやるから命だけは許してくれ・・・」この男は邪悪な悪意の塊のようなオーラを感じる、ここで始末すべきだ。しかしこの目については気になる・・・。・・・・・・話して。「じ・・・実はな・・・この目は・・・」130話終 次回へ
Nov 24, 2009
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鉄拳のエリカ:レスコにモイラと同じものを感じている。第129話【アントマイト】Dr.レスコはジャイアントアントにミュータント薬を打ち込み継代的にサイズを小さくして最終的には戦前のサイズに戻すことが目的だという。だが実験は失敗、ジャイアントアント達は変異を起こし火を吹くファイヤーアントになり、クレイディッチを焼き払った。改良したミュータント薬を女王アリの卵に打ち込むには護衛している5匹のガーディアンを倒さなければならないという。女王アリを傷つけずに。わたしはステルスボーイを手に女王アリの巣へ入っていった。長く暗い洞窟を進む。目の前に大きなファイヤーアントが見えたのでここでステルスボーイを使用する。数十秒間光を屈折させないフィールドを発生させ透明に見せかける物だ。息を殺し巨大なファイヤーアントに近づく。アリは臭いに敏感、わたしを探している。アリが目の前で足を止め触角でわたしを探ろうとした瞬間、全力でアッパーを打つ。顎の甲殻が砕け仰向けに倒れるアリ、起き上がってきたところに掌の一撃を加える。パラライズパーム。巨大ファイヤーアントは崩れ落ち完全に沈黙した、まずは一匹。アンダーワールドでマスター・リュウから学んだパラライズパーム。『気』というものを相手に打ち込み内部から衝撃を与える技。戦前あった国、中国の技らしい。この技があれば生物である限りどんなに堅くてもダメージを与えることが出来る。続けて二匹、三匹目をステルスボーイの効果が切れない内にパラライズパームでしとめる。巣の奥には大きく開けた場所がありそこに女王アリとプロテクトロンが見える。あと二匹のガーディアンは何処に?その時、突如上から巨大アリに襲い掛かられ右腕を大きなハサミ状の顎で挟まれる。右腕の肉に食い込む顎、引き離そうと左拳を構えた後ろでもう一匹巨大アリが上から出現。前足で押さえつけて来る。顎で切断して女王アリのエサとするつもりなのだろう。更に顎に力を入れる巨大アリ、ある程度食い込んだところでそれ以上は動かない。わたしの骨はアダマンチウム、アリの顎よりも遥かに堅い。わたしは思い切り地面を蹴りアリを壁まで押し込む、驚いたのか顎の拘束を解く。ステルスボーイの効果が切れるまであとわずか、女王アリに気づかれる前に倒さなくては。後ろから迫るもう一匹のアリ、火を吹いて攻撃してくる。火を飛んでかわし、洞窟の壁を蹴りアリの背中に飛び乗る。暴れるアリの触角を掴み引きちぎる。触角を失ったアリは暴走し仲間である筈のアリに火を噴きつけ攻撃する。激しい火の応酬が続き、こげる臭いが辺りに充満する。立っていたのは触角がついている方のアリだった。満身創痍のアリに全力で右ストレートを打ち込む。壁まで飛んだアリは動かない。これで5匹のガーディアンは全て始末した。ここでステルスボーイの効果が切れる。急いで洞窟を後にする。「女王アリの巣に仕掛けてある観測装置の数値に変化があったのだけど何かあったかい?」5匹のガーディアンを始末した。「おおおおっ!いいねいいね~!!さぁ、さぁさぁさぁ!詳しく聞かせておくれよ!!」わたしがガーディアンを倒した経緯を説明する間Dr.レスコは目を輝かせて聞いていた。「凄いねぇ!信じられないよ!そんな事が出来る人間が存在したなんて!!これで女王アリの巣に置いてある観測装置から抑制パルスを発信させるように調整できるよ。そうすればアリ達は女王アリとのつながりを失いお互いに潰しあって自滅するはずさぁ~」じゃあこれでグレイディッチのファイヤーアントは居なくなる?「そうだよ、さて僕はこれから女王アリの卵に改良を加えた薬を打ち込みに行くよ」今度は大丈夫?「平気さ、今度のはあらかじめ実験したものだからね。・・・あ、そうそう君には報酬を渡さないといけないねぇ。じゃあどっちが良いか選んでよ」何を?「アリの研究で偶然出来た薬さぁ。アリの力を得るかアリの知覚を得るかどっちにする?安全は保障するよ、僕は両方打ってるけどなんの副作用もないしね?」気が進まない・・・けど得られるなら知覚の方がいい。「そんなに警戒しないでよ。君の話を聞くと筋力はもうこれ以上強くする必要はなさそうだし知覚を鋭くしたほうがいいかもねぇ、じゃあ腕を出して」わたしの体の中に薬が浸透していく。徐々に回りの音が大きく聞こえるようになる、嗅覚も視力も上がっていくのが解った。「どうだい?これで銃弾を避けれるくらい強くなったかもよ?僕ですらあのアリの攻撃を避けれる程になったんだからね。後これはオマケであげるよ、僕のお古の白衣だ」丁度良かった、モイラは今ボロボロの服を着ているのでこれはありがたい。ありがとうDr.レスコ。「じゃあね、僕はグレイディッチのブライアン家の隣の小屋に住んでるからまた来てよ」さようなら。Dr.レスコのラボを出てPIP-BOYを確認しながら地下鉄のトンネルを進み出口を目指す。目の前に黄色い電灯が回っている所を見つけた。争う声が聞こえる。「いいか、一度しかいわねぇぞ!セクシーな寝巻きをよこせ!!」「おおーぅ!このエロ下着がお前の物?」「いいからよこせ!!死にたいのか?」「ククーン、いい臭いダァ!!これは気に入った、お前には渡さねー」「死ねぇ!!」銃声が聞こえ静かになる。争う声が聞こえた場所に向かうとそこは倉庫のような場所だった。妙なライフルを背負った一人の男がしゃがんで何かを食べている。「んん~?今度は誰だぁ?俺は食事の邪魔をされるのが一番嫌いなんだけど」振り返った男の口には人間の指が咥えられていた。「新鮮な女だぁ!!しかもレイダーじゃねぇ!!いいもの食ってそうだなぁ?この男は不味い、お前で口直しをするか・・・」男は上の前歯が2本異常に発達していた。ゴーグルの奥の目が光っているように見える。「俺はラズロ・レッドフォード!よろしくなぁ、チュチューーーーーーーーーウ!!」129話終 次回へ
Nov 23, 2009
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鉄拳のエリカ:ジャイアントアント程度は一撃で倒せる。第128話【ファイヤーアント】少年ブライアンの言っていたモンスターとは変異したジャイアントアントだった。「どういう仕組みで火を吐いてるか気になるわね!ガイドに乗せなきゃだめかしら・・・」ブライアンの家の周辺には火を噴くアリ(ファイヤーアントと呼ぶ事にする)が徘徊している。わたしはファイヤーアントの一匹に駆け寄り火を吐かれるまえに頭を潰す。「エリカ!突っ込んじゃ危ないわよ!」仲間がやられたことに気がついたファイヤーアント達はこちらを向き距離を詰める。4匹のファイヤーアントが火を吹き付ける。わたしは頭を潰したアリの死骸を盾にして火を防ぎ順番にファイヤーアントを潰す。やっぱり・・・ファイヤーアントは火の耐性があるようだ。通常のジャイアントアントよりも感触が硬かったので試してみた。「驚いたわ、そのアリを加工してなにか造れないかしら?この街の名物になるかも」モイラは相変わらず。ブライアンの家に入ると足元にはファイヤーアントの死骸、そして奥に酷い火傷をおった男性が倒れている。ブライアンの父親だろう。「しっかりして・・・・・・駄目ね、すでに亡くなってるわ」間に合わなかった・・・「いえ、この人は少し前に亡くなってるわ。硬直があるし死斑が出ているもの」最後まで彼はファイヤーアントと戦い命がけでブライアンを逃がしたのだ。ファイヤーアントの死骸を家の外に捨てブライアンの父親の遺体を背負う。家の外にあったコンテナを空け中から食料とスティムパックを取り出す。家から少しはなれたところにある個人シェルターで待つブライアンに状況を話す・・・「パパ・・・」・・・・・・。「どこかで覚悟はしていたよ。それにもう泣きすぎて涙も出ないよ・・・」これからどうするの?「他に行くところもないし・・・これから考えるよ」グレイディッチにあのアリが来たのはいつから?「一ヶ月前くらいかな?その時はそんなに数もいなくて皆で倒してたけどね。段々数が増えてきて街を捨てて逃げる人もいたよ。そういや丁度そのころにDr.レスコが小屋から出ていって戻ってこなくなったんだ」Dr.レスコ?それは誰?「僕の家の隣に小屋があったでしょ?あそこで金ぴかロボットをつれて何かを研究してたんだよ。パパと知り合いみたいだったけど良く知らない、小屋の鍵なら僕が持ってるけど」何かわかるかもしれない、その鍵を貸して欲しい。「いいよ。ねぇおねえちゃん、あのアリをどうやってやっつけたの?」このスチールナックルで。「凄いや!他のアリも倒してよ、もう僕みたいな人を出さないためにもこの街からアリを全部退治してくれない?お願いだよ」わかった、原因を突き止めてアリを退治する。わたしたちはブライアンの父親を埋葬した後Dr.レスコの小屋に向かった。中には様々な実験器具、ロボットの整備用部品、良く手入れされた端末などがあった。「わぁ~これだけの研究室うらやましいわ」そういうとモイラはDr.レスコの端末を触り始めた。「ふ~んなるほど・・・ここでアリの研究をしてたみたいね」姿を消したDr.レスコ、アリの研究、ファイヤーアント、繋がる気がする。「マリーゴールド駅に向かうと書いてあるわ。そこにDr.レスコはいるんじゃない?」そこに行く。ブライアン、マリーゴールド駅はどこに?「えっとここから大通りを真っ直ぐ行って左に曲がれば橋があるからそれを渡って、そしたら行き止まりになるからそのあたりに駐車場があるんだ、その近くに駅の入り口があるよ」わかった、Dr.レスコを探して話を聞いてくる。モイラはブライアンと待ってて。「ええ、じゃあエリカこれ持って行って、オイモとパイナップルよ」地雷と手榴弾を4つを受け取りマリーゴールド駅を目指す。ファイヤーアントを盾にしながら襲い掛かるファイヤーアントを潰して進む。直接火を浴びてはいないものの熱で体力が奪われていく。マリーゴールド駅に入り地下に降りていくとそこもファイヤーアントの住処になっていた。あたりに倒れている死体は傭兵、レイダー、グレイディッチの住民と思われる。暗い構内を進み光の漏れている部屋を発見したので扉を開けてみる。「ビックリするじゃないか~そんなに忍び寄っておどかさないでくれよ」メガネをかけた白衣の男性が扉を開けたすぐ前に立っていた。あなたがDr.レスコ?「いかにも僕がレスコだ。何の用事だい?僕は忙しいんだ要件を言ってくれないかな?」グレイディッチがどうなってるか知ってるの?「ああ・・・あれはチョットした手違いでね。まさかアリ共が火を吐くようになるなんて思っても見なかったよ。でも今度は大丈夫、科学者は同じ失敗をしないのさ」あのアリについて何を知ってるの?「僕はねジャイアントアントを元のアリのサイズに戻せないかと研究をしているんだよ。地面に穴を掘っていくらでも増え続けるあの害虫の被害を防ぐ為にね。でも・・・実験段階で女王アリに投薬した成長を妨げるはずの薬が奴らの酸を分泌する器官に影響を及ぼしてね、DNAの配列が変わったのかその後は火を噴くアリを産み出すようになってしまったんだよ」・・・・・・街の人は、ブライアンはあなたの実験の失敗で人生をめちゃくちゃにされた。「その事については大変残念な結果だと思ってるよ。でも科学の発展には犠牲はつきものさこの先ジャイアントアントが発生しなくなり被害が減り誰もあのアリに悩まなくなるならいいことじゃないかい?僕は奇麗事を言うつもりはないよ」・・・・・・そうかもしれない。けどあなたはこの事態を収拾する責任がある。「勿論。けどそれには優秀な助手がないと無理なんだ・・・そうだ君、強そうだね~僕を手伝ってくれたらお礼をするよ。他ではまず得られない素晴らしいものさ」報酬はともかくあのアリをどうにか出来るなら協力する。「そうかい、やってくれるんだね!それじゃあ君にやってもらい事とは・・・女王アリを守っている五匹のガーディアンを始末して欲しいんだ。くれぐれも女王を刺激したり傷つけたりしないでくれよ?今までの研究がパーになってしまうからね」128話終 次回へ
Nov 22, 2009
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鉄拳のエリカ:変わり果てたメガトンに愕然とする。モイラ・ブラウン:元クレーターサイド雑貨店のオーナー。グールになってしまった・・・第127話【グレイディッチの少年】モイラ!?その姿は・・・「ん?どうかした?ここ最近自分の姿なんて見てなかったけどどうなってるの?」まるでグール・・・いえ、グールになったと思う。「ええ~っ!!いつの間に・・・う~ん・・・なってしまったものはしょうがないわね。アンダーワールドにでも行こうかしら?」驚いたのはわたしの方だった。モイラは思ってた以上に強い人だった。モイラ、メガトンでなにが?皆は?「それねぇ・・・気がついたらあそこの岩山に倒れてたんだけど・・・えっとその前の記憶は確か朝方にあたらしい本のアイデアを思いついて端末に入力してたのよ。そしたらいきなり大きな音がして辺りが光に包まれて・・・気がついたらメガトンは消えてたって訳」わたしは目眩を起こし膝を付く。もう皆に会えない。もう話が出来ない。もう帰る場所もない。もう守るべき街がない。「・・・・・・エリカ、あなたが無事で良かったわ。友達が誰も居なくなってしまうのは寂しいもの。私はグールになっちゃったから普通の街には受け入れてもらえないだろうからアンダーワールドで店でも開くわ。エリカも時々顔を見せてね?」・・・・・・ルーシーも無事・・・アレフに居る・・・「そう!じゃあ彼女にあったらよろしくね。さって、スプリングベールで目ぼしいものを拾ったらすぐにでも出発しなくっちゃ。エリカはどうする?一緒に来る?」・・・リベットシティの友人に会いに行く予定だけどあなたが心配。「ありがと、じゃあDCまで一緒に行こ」モイラは打ちひしがれてるわたしを励まし続けた。自身も多くを失ったというのに。わたしたちはスプリングベールの廃墟で衣服と武器と飲み物を入手し、スーパーウルトラマーケットに向かった。そこなら屋根も壁もあり夜をやり過ごすことが出来るからだ。グールになってしまったモイラの事を考えアレフには寄らないことにした。グールの差別はメガトンではあまりなかったがウェイストランド全体で言えば彼らは迫害されている。「グールになってなきゃカンタベリーコモンズに行ってたんだけどなぁ・・・」・・・行商人の街と呼ばれている?「ええ、私はあそこで産まれたのよ。父が行商人で一緒に旅をしててね、大変だったけどウェイストランドで生き抜く術をその時身につけたと思っている、父には感謝しているわ」わたしが物心ついたときから彼女はメガトンの雑貨店に居た。幼い時からずっと一緒に遊んだり学んだりしたかけがえのない友人だ。「エリカ、私ね新しい本を書くのに必要な資料を集める必要があるの手伝ってくれない?」ええ、できるだけ協力する。「今度の本のタイトルはウェイストランドトラベルガイドよ!このガイドが出来ればもっと行商人は増えるし物流が伸びて人々の生活は豊かになるはずよ!ウェイストランド全体の地図なんて持ってる人がいるとしたらBOSくらいのものでしょ?」いいガイドになりそう、きっと皆喜ぶ。「でしょ~?今度のは時間がかかりそうだけどグールになった私に時間なんて気にする必要なくなったんだし、前以上に本作りに打ち込めるわ!」翌日スーパーウルトラマーケットを後にしたわたしたちの前に男の子が助けを求めて来た。「助けて!誰か助けてよ!!モンスター達が僕を捕まえにくる!」落ち着いて。「いやだ、捕まっちゃうよ!もう行くよ!」何が問題なのか言ってくれないと助けられない。「大人は何もしてくれない、もうどうなっても誰もなにもしてくれないんだ!」フードとサングラスで顔を隠したモイラが割ってはいる。「どうしたの君?協力できると思うけどちゃんと説明してくれないかしら?」「デカイ生き物、グレイディッチ中にウヨウヨいてみんなを殺したんだ!」グレイディッチとはメガトンの隣にある小さな街だ。何回か行った事がある。「おねがい・・・パパを探して!」わかった、あなたの父親を探してくる。その間安全に隠れられる場所はある?「個人者シェルターがあるんだ。そこに入って隠れてるよ」一人は寂しいだろうけど頑張って。「わぁ・・・おねえちゃんはパパみたいな事言うんだね、元気が出るよ!この鍵使って、僕の家の裏にパパが緊急用に隠しておいた物が入ってるんだ」「君、名前は?」「ブライアン!!お姉ちゃん達は?」「私はモイラよ、こちらはエリカ、よろしくね」「うん、じゃあパパを見つけてきてね!必ずだよ!!」そう言うとブライアンは走り去っていった。「デカイモンスターね・・・ちょっと興味が出てきたわ!あの辺りにはそんな生き物の報告聞いた事がなかったもの!!」確かに。たまにジャイアントアントの目撃例があるくらいだった。わたしたちはブライアンの父親を救出すべくグレイディッチに足を踏み入れた。街中はジャイアントアントたちが徘徊しておりあちこちで火事が起きている。モイラはハンティングライフルを構える。「ジャイアントアントに街が滅ぼされた?ちょっと考えにくいわね・・・」確かに。この街にも自警団がある、ジャイアントアント程度なら撃退できるはず。モイラ下がって、わたしがアリを始末する。ジャイアントアントに駆け寄る、その瞬間ジャイアントアントから予想だにしなかった攻撃を仕掛けられた。!!ジャイアントアントが火を噴いた、コートの端が焦げる。続けて火を吐くジャイアントアント、わたしは火を飛んでかわしアリの背後に回る。振り向くよりも速くアリの腹部にスチールナックルを叩き込む。これがグレイディッチを襲ったモンスター・・・127話終 次回へ
Nov 21, 2009
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鉄拳のエリカ:音楽は聞くだけでなく歌うことも好きらしい。第126話【帰省】左腕に装着した万能小型携帯端末PIP-BOY3000でメガトンの位置をマーキングして走る。わたしは体力に自信がある。このまま走れば二日半ほどでメガトンに着くことが出来る。ウェイストランドに帰ってきたので久しぶりにラジオ、スリードッグの声を聞いてみる。『ウェイストランドのリスナー共よ!聞いて俺に従え!・・・アハ~これじゃ他の放送局だな暗闇からの声スリードッグだ。失業率はダウン!株価はアップ!国連はGDP国内の総生産が大幅に上昇した事を発表した・・・冗談はこのくらいにしておいて現実のニュースを届けようこの世に神は存在しないのか?Vault101のアイツがウェイストランドを恐怖のどん底に落とし入れてる事は前にも伝えたよな?またアイツがとんでもない事をやらかしたんだ。凶悪な殺人鬼ジャンダーズ・プランケットと手を組みレギュレーターをほぼ壊滅状態に追い込んだ。BOSはレギュレーターとは同盟関係にある、Vault101のアイツの事を警戒しはじめた。リスナーの皆、Vault101のアイツには十分に気をつけてくれ。それと・・・もう一つ気になるニュースがついさっき入ってきた。メガトンの連中と連絡が取れないというんだ。なにが起きたんだ?情報が入り次第また届けることにしよう、俺はスリードッグ!ワォ~ン!こちらはギャラクシーニュースラジオだ、ここで音楽をかけよう・・・』思わず足を止める。レギュレーターがほぼ壊滅状態?ソノラは?それに・・・メガトンで何かが起きたらしい。嫌な胸騒ぎがする・・・その日は殆ど不眠で走った。次の日アレフに到着した。久しぶりに訪れたが村長のエヴァンキングはわたしを覚えていて快く迎えてくれた。「よくきたな!大したものはないがゆっくりしていきなさい。イアンの家には今妹のルーシーがきているんじゃよ、顔を見せてやったらどうだ?」ありがとう。エヴァン村長、メガトンで何があったか知ってる?「詳しいことは解らんが・・・三日ほど前の明け方大きな音がしてな、ビックリして外に出たらメガトンの街の方から大きなキノコ雲が上がってたんじゃよ・・・あまりにも大きな煙でな恐ろしくて皆見に行く気にはなれなかったよ。ルーシーはその前にイアンに会いに着てて何も知らない見たいじゃが・・・彼女の口ぶりからすると例の爆弾が爆発したんじゃ無いかと」そんなまさか・・・モイラが言っていた。あの爆弾はちょっとやそっとの衝撃じゃ爆発しないそれにあの爆弾を起爆しようとするのならよほど高度な技術者じゃないとできないと。「君もメガトンの住民だったな?家がどうなったか心配じゃろうが今はひとまずゆっくりと水でも飲んでおちつきなさい。目の下にくまができて疲れた顔をしておるぞ?」・・・・・・落ち着けない、今すぐにメガトンへ行かなければ。「よしなさい。慌てても何もいい結果を生まないぞ?」・・・わかった。ルーシーとイアンに会ってくる。わたしはメガトンへ向かいたい気持ちを抑えイアンの居るウエスト家へ向かう。ルーシーとイアンはわたしを見てビックリしていた。「エリカじゃないの!一体今までどこに行ってたの?みんな死んだんじゃないかって言ってたわよ?少し前にあなたのお友達がメガトンに来たときウェルターはそわそわしてたわ」ルーシー久しぶり。ちょっと記憶を失ってて別の街で暮らしてた。わたしは久しぶりに会った友人にこれまでの事をかいつまんで話した。メガトンの事が気になるのでルーシーに聞いてみた。「良くわからないわ・・・けどあれは街の核爆弾が爆発したとしか思えない・・・」明日調べに行く。その夜はウエスト家に泊まった。わたしは夢を見ていた。死んだメックナーが何かを叫んでいる。その横にはウォルターと街の子供たちやメガトンの皆。いくら追いかけてもたどり着けない、距離が縮まらない。突如目の前に立ちはだかる影。その影は徐々に姿を現す・・・ODだ。高笑いをして次々と皆を銃で撃っていくOD、わたしはやめさせようと殴りかかるもすり抜けODにダメージを与えることができない。そして最後にわたしに銃を向け引き金を引く。目が覚めると朝だった。「おはようエリカ、起きたんだね。うなされてたけど大丈夫?」ええ、大丈夫。おはようイアン。「ルーシーは下で朝食の準備をしているよ。最近アレフはバラモンの飼育で収入を得ててさヴァンス達が見張りをしてくれてるお陰で順調にミルクも絞れてるんだよ」そう、それは良かった。「君のおかげだよ。このアレフじゃ君はヒーローさ!君さえよければここに移り住んで貰いたいくらいだよ。もちろん家は皆で建ててあげるよ」わたしは力を貸しただけ、復興できたのはアレフの皆の力。「イアン、エリカ、朝ごはんの準備できたわよ」バラモンのミルクと自家製のパンを食べウエスト家を後にわたしはメガトンへ向かった。メガトンへ近づくにつれてレイダー達の死体を目にするようになった。走り続けてスプリングベールまで来た時驚くべき光景が広がっていた。街の半分は崩れ、大量のガラクタが散らばっている。人の気配はまるで感じられない。メガトンの方向へ進むとからPIP-BOYが反応した。放射能がメガトンの方向から来ている。わたしは放射能耐性薬のRAD-Xを飲み、メガトンへ向かい走る。徐々に放射能の値が上がっていく。RAD-Xを飲んでいなければ耐えれない。PIP-BOYのナビを何回も確認するもメガトンは見あたらなかった。見覚えのある岩山、道、スプリングベールの方向、何度も確かめる。だがそこにあるのは大きなクレーターだけだ。メガトンは消えていた。だがその現実をわたしの頭はは受け入れようとしなかった。途方にくれながらクレーターを眺めていると後ろから声をかけられた。「もしかして・・・エリカ?」振り向くとボロボロの青いつなぎを来たグールが立っていた。「なあに?どうしたの?そんな顔して・・・私の事を忘れた何て言わないでよ?それとも・・・あなたエリカじゃないの?」わたしはエリカ。あなたのその声は・・・・・・「え?私はモイラよ、モイラ・ブラウン!本当にエリカなの?」!!?126話終 次回へ
Nov 19, 2009
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鉄拳のエリカ:アダマンチウムの骨と怪力を持つ。音楽が好き。サンドラ・クンダニカ:アッシャーの妻で研究員。マリーの母親でもある。マリー:ピットの未来を担う赤ん坊。あらゆる病気、ミュータント化に耐性を持つ。アッシャー:ピットの支配者で元BOS。ワーナー事件以降支配のやり方を見直した。第125話【アイアンフィステッドヒーロー】あれから数日間、ガボールはスチールヤードで金属集めをして報酬を貰いウェイストランドに帰っていった。その間わたしは記憶を辿っていた。幼い頃Vault101から来たジョーダン・メックナーに拾われてメガトンのウォルターに預けられ育ててもらった。その後レギュレーターだったメックナーは度々メガトンに訪れわたしや他の子供たちに色々な事を教えてくれた。わたしは彼を尊敬していたし街の子供は皆彼を慕っていた。いつしかわたしは彼のように、人々の為に戦うヒーローに憧れるようになった。ある日レイダーの襲撃を受けたメガトン、その戦いの最中メックナーの銃は壊れ戦死した。その光景はわたしのトラウマになり銃を扱うことが出来なくなった。それでもわたしは人々の為に戦う道を諦めなかった。通常の人間の何倍もの筋力と頑丈な体を持つ自分の身体能力を生かすための体術を学んだ。レイダーや野生動物相手に実戦で鍛える日々。大きな怪我をすることもあった。メガトンの市長兼保安官のルーカスに紹介されわたしはレギュレーターになった。他のレギュレーターはわたしが銃を使わずスパイクナックルのみで戦うことを正気の沙汰ではないと言っていた。メガトンの中と周辺の集落がわたしの担当地区となった。厳しい戦いが続いた。育ての親であるウォルターが止めるのもきかずわたしは人々を助けて回った。レギュレーターのコートは防弾仕様とはいえ防げない攻撃も多くあり、生傷が絶えなかった。手榴弾も使い始めたが、それはあくまでサブでナックルで戦うことは止めなかった。成長と共に私の腕力は益々強くなった。ついにはバラモンを持ち上げられる程度になった。16才になったある日Vault101から一人の中年男性がメガトンに来た。名はジェームス。彼はとても紳士的で知的で素晴らしい人物だった。彼が去った後一人の男がメガトンに来た。目が血走っていて今にも行商人に襲い掛かりそうだったので軽く殴りおとなしくさせた。男の名は・・・・・・OD。それからわたしは・・・・・・・・・・・・。「ねぇエリカ?エリカってばどうしたのよ?」・・・・・・サンドラ?「ボーっとしてたみたいだけどどうしたの?」記憶を辿っていた。「そう・・・思い出した?あなたの家族や友人のこと」ええ、かなり・・・「??どうしたのエリカ?なにか言いたそうな顔してるけど」・・・ウェイストランドに帰らなければならない。「・・・・・・そう・・・あなたが記憶をとりもどそうとしてる時からそんな気がしてたのよ。昨晩ね主人のアッシャーとあなたの事を話してたのよ。エリカが帰るといったら止めないであげましょうってね。本当はマリーのお世話係としてお姉さんのようにマリーにずっとくっついていて欲しかったけどそうもいかないわよね」・・・申し訳ない。「いいのよ・・・待ってる人もいるでしょうから。でも時々顔を見せてね、マリーも喜ぶわ」必ずまた来る。マリーにテディベアもお土産に持ってくる。「私はね、あなたがとっても強いからとかそういう理由で世話係にしたかったわけじゃないのよ?あなたの透き通った目、立ち振る舞い、真っ直ぐな性格そういったところが好きなのこの世界であなたのように真っ直ぐに強い心の持ち主はそうはいないわ。だからマリーにもいい子に育って欲しくてあなたの傍に置いておきたかったのよ」・・・・・・。くすぐったい気分になった。わたしには母親がいないけどいたらこんな感じだろうか?「ふふ・・・こんなこと言ってあなたを困らせちゃったみたいね。お別れするのは寂しいけどまた会えると思えばそこまで落ち込むことも無いわね!それでいつ出発するの?」明日にでも。「そう、じゃあ主人に挨拶しに行って。それから今晩の食事はあなたの好きなものを用意させるわね!あ、それからあなたの写真を撮らせてくれない?マリーが忘れないようにね!」「そうか、おまえを手放すのは惜しいが私には止める権限は無い。だがピットはいつでもお前の帰りを待ってるぞ。お前はこの街に大いに貢献してくれた、私自身の過ちも気づかせてくれた。必要な物があれば持って行くがいい、お前の旅の無事を祈っているぞ」それではアッシャー、サンドラ、そしてマリー元気で。わたしはピットを後にした。ウェイストランドに続く運び屋のトロッコ列車に乗りながら考えていた。まずはメガトンに帰りウェルターを安心させなければ。それからルーカスやモイラ、ゴブにビリー。街の子供たちにも会いたい。その後はレギュレーターの長ソノラに長いこと報告をしていなかったので会わなければ。リベットシティにも顔を出す必要がある。フェンディは心配しているだろう。アガサに頼まれた仕事もやらないといけない。アンダーワールドのマスター・リュウにも会いたい。わたしの記憶は完全に戻った。ピットに来る前の最後の記憶は・・・あの男に撃たれる瞬間だ・・・・・・OD。あの男は必ず倒さなければならない、止めなくてはいけない。そして3日後ウェイストランドに着いた。125話終 次回へ
Nov 17, 2009
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破壊者OD:キャピタル・ウェイストランドの歴史に名を残すであろう極悪人。ジェリコ:ODの一味ということで彼も悪名が鰻登りクローバー:パラダイスフォールズとの取引は彼女が担当している。ジャンダーズ・プランケット:悪人や異常者の知り合いが多い。第124話【破滅の創造主】じゃあ行くぜ!アタッシュケースを空け起爆スイッチの電源を入れる。これであのメガトンは吹っ飛ぶ。5、4、3、2、1、0赤いボタンを押し込む。しばらくすると遥か前方からキノコ雲が上がるのが見えた。遅れて轟音が響く。「なんという素晴らしい光景だ!!よくやったぞ、バークにOD!」ハッハッハー!やってやったぜ!実に気持ちが良い、最高にハイってやつだ!!「想像以上の光景だな。OD君約束どおり君にテンペニータワーの最上階の部屋の鍵を渡そう、これで君はこの瞬間から我々の同胞だ。おめでとう」クックック・・・これでオレは確かな立場を築いた。流浪の日々も終わりだ、ここからオレのウェイストランド支配への第一歩が始まるぜ!まず始めに・・・そうだなぁ戦力強化だな。Mr.テンペニー、ここの地下は廃棄された駅に繋がっているんだよな?「ああ、緊急脱出用に繋がっている。つい最近までは忌々しいグール共に占拠されていたが君が片付けてくれたおかげで随分と綺麗になったよ」じゃあ今後そういうことが無いようにオレが地下の駅を管理していいか?「いいとも、君の好きなように使うが良い。家賃はもらうがね?」まぁそのくらいどうってこたぁ無ぇ。早速準備にかかるか。「なぁ小僧、あんな場所手に入れて何をするつもりだ?」オレの軍を作るのさ!皆に協力してもらうぜ?ジャンダーズ、お前の知り合いの科学者をここに呼ぶぜ。クローバー、お前は部屋の内装と使える奴隷商人に連絡を取れ。旦那、アンタはこれから来る新人をまとめてもらう。それと武器の整備だ。「オッケェ~、多少イカれてるが奴の知識は本物だぜ」「いいわダーリン、何人か用意してあげる」「面白ぇヒヨッコどもを一人前の戦士にしたてあげてやんぜ」後は・・・親父を探しださねぇとな。浄化プロジェクトやらを手に入れる必要がある。それとパワーアーマーだな。なんとか数を揃えて幹部には装備させたい。確か以前行ったアウトキャストの前線基地にいくらか置いてあったな・・・。アウトキャストは金づるだ、あの基地のことがバレてなければ今後も利用させてもらおう。タロン社は・・・敵ではねぇが味方でもねぇ。SMと揉めてるなら放っておいていいだろう。おいジャンダーズ、お前の知り合いはそのイカれた科学者だけか?「いいや~?俺のような能力を持った奴やヤバイを何人か知ってるぜ」ほう・・・超人が他にもいるってのか?そいつらを仲間に引き入れることはできるか?「どうかな・・・どいつもこいつも一癖も二癖もあるような奴らだからな。だがあいつ等も良い暮らしがしたいとは思ってるだろうよ」なら交渉しだいでは引き込むことが出来そうだな。ククク・・・ウェイストランドにいる超人や狂人、殺し屋に科学者、まとめてオレの仲間にしてやんぜ!!「そうだなぁ・・・ゴーリー・レドックスって野郎はオレのダチだ、まだ話が通じるぜ?」よし、そいつからあたるか。「奴はレッドレーサー工場付近を縄張りとしている。ヌカコーラプラントにも出没するぜ」メガトン爆破と豪華なアジトを手に入れた祝杯をあげ、次の日からクローバーは部屋の内装をやりだした。旦那は武器の手入れと弾の買出し。オレはジャンダーズの知り合いで使えそうな奴のリストを作成だ。「ゴーリー・レドックス:ホッケーチームを率いるレイダー」「ドクター:ジャンダーズの知り合いのイカれた科学者。ゴーリーとも面識がある」「ローチキング:変人であり狂人。ゴキブリ好きの異常者。」「サム・ワリック:偏執的スナイパー。リトルホーンにも登録している」「ラズロ・レッドフォード:奇妙な肉しか食わねぇ偏食者。こいつもリトルホーンに登録」「トーチャー:人や物を燃やすことに快感を覚えるレイダー」「シド:ジャンダーズの兄弟分。行方不明」こんなものか・・・しかしどいつもコイツもとんでもねぇ奴ばかりだな!ベイリーズクロスロードにパワーアーマーを拾いその足でゴーリーに会いにいくか・・・。124話終 次回へ
Nov 16, 2009
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爆裂のアンナ:トランキルレーンはあまり楽しくなかったらしい。ビッグガン・ジョー:スーパーミュータントからミニガンを奪おうと考えている。科学者フェンディ:実は自分がトランキルレーンに入りたかったと思っている。スターパラディン・クロス:ジェームスとの再会を喜ぶジェームス:ODの父親。科学者であり医者でもある。第123話【浄化プロジェクト再開】Vault112にアンナ、ジョー、フェンディ、クロス、ジェームスの5人は居た。今ウェイストランドで起こっている事をジェームスに説明しているのだ。「そんな馬鹿な・・・俺の息子が・・・ODがそんなことを」「・・・彼を止めなくてはいけません。ジェームスさん力を貸してください」「・・・・・・いつもこうなんだ。何かが成功しようとすると決まって最悪な出来事に遭遇する。いつだって俺は後悔しないように生きてきた。だが今回ばかりは後悔している・・・」うつむき、頭に手をやりうなだれるジェームス。「並大抵の悪さじゃ済まない事をしてるからね。BOSが許して受け入れてもアンタの息子は誰かに狙われ続けるだろうよ」「私も・・・彼を許す事は出来ません。ごめんなさい・・・」「・・・ああ、クロス、フェンディ君達の言うとおりだ。息子は許されない事をした。だが罪は償われるべきだ、皆に迷惑をかけたのなら皆に役立つ事をさせて生涯をかけて償わせたい・・・俺が説得してアイツを改心させてみせる」「・・・・・・」「浄化プロジェクトにアイツを参加させたい。ウェイストランド中にきれいな水が行き渡りその功績が認められればきっといつか皆も許してくれるはずだ」「親バカだねジェームス。皆を説得するのは大変なことよ?でもアナタならやるんでしょうね、一度決めた事を最後まで貫き通す性格だものね」「・・・・・・殺すだけが裁きではないことは頭では解っていますけど・・・」「君は大切な人を失ったんだ、気持ちは良くわかる。今すぐに許してもらおうとは思っていないさ。時間を掛けてゆっくりと償わせるさ」フェンディはジェームスと会い益々怒りがこみ上げてきた。こんなに出来た人物の息子なのにどうして?なぜ?という思いが頭を巡る。「・・・・・・ねぇ早くいこうよ?こんなところに居ても仕方ないし」「アンナ、君はどうおもう?」「ん?おっさんの息子の事?・・・・・・う~んあたいがメガネッ子の立場だったら絶対殺すね」「ア、アンナ・・・そんなハッキリ言っちゃ駄目だよ」「あ?ジョーはあたいが殺されても許すの?どうなの?」「あ・・・いや・・・」「いいさ、アンナの言うとおりだろう。多くの人がそう思ってるだろう」「まぁでもあたいは直接恨みがあるって訳じゃないから安心していいよ?ね?ジョー」「う、うん・・・」「とりあえずリベットシティに戻ろう。」「ODは探さないのかい?」「浄化プロジェクトは俺にとってなによりも優先すべき事なんだ準備をしなければ」「そうですか・・・護衛します」「ねぇメガネッ子、この先どうすんの?ジェームス見つけたし送った後は?エリカ探し?」「そうですねぇ・・・私はとりあえずDr.リーと一緒に研究に戻る事になります。アンナさんとジョーさんには・・・引き続きエリカさん捜索とえっと五線紙を探してきて欲しいです」「ゴセンシ?」「ええ。音楽の楽譜を書きとどめるのに使うものらしくて・・・エリカさんと私で受けた依頼なんですよ。アガサさんっていう方から頼まれたんです」「ふ~ん・・・そのアガサってのにあたいが持って行ったらエリカと勘違いするかもね」「各地でオアシスの情報集めにもなりますしエリカさん探しながらその仕事引き受けます」「私はBOSに戻ってリオンズに報告をするわ。なにか動きがあったらBOSは協力するからね。それとジェームス、一段落着いたら要塞に挨拶にきなさい、いいわね?」「ああ、リオンズには俺も世話になった必ず寄らせてもらうよ。それとそっちの二人、今オアシスを探してるとか言わなかったか?」「はい、オイラ達オアシスを探してます」「そのオアシスを見たことあるって奴から話を聞いた事がある。GNRのスリードッグさ、彼を知ってるかい?」「ええ、会ったことは無いですけどラジオで知ってます」「ならスリードッグに会って話を聞くといい。俺の紹介だっていえば会える筈さ」「それで駄目なら私の名前を出すといいよ。スターパラディンの私のね」「やったじゃん!メガネッ子の仕事が終わったらすぐにそこ行こう!!」「ジェームスさん、ありがとうございます!!」「今日はもう遅い、ここに泊まって明日出発するよ」Vault112で夜を過ごす5人。軽く食事を取り体を休める。早朝、ジェームスのPIP-BOYのアラームが鳴る。Vault112を抜け、上階にあるガレージで缶詰の朝食を摂る。ガレージを出てメガトンを目指す一行。岩場に入ったときアンナが足を止めた。「ん?何この音」「アンナどうしたんだい?」「ん~?ちょっと聞いたこと無い音が凄い遠くで聞こえた」そう言うとアンナは近くの岩を登っていく。「えっとあっちから聞こえたんだけど・・・・・・おおおおっ!?なんだあれ??」「何が見えるんですかアンナさん?」「キノコ雲だよ!車が爆発した時みたいなやつ。すっごいデカそうだよあの爆発」123話終 次回へ
Nov 15, 2009
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そろそろ第二部も終わるので第三部の表紙絵を。メインストーリーとBrokenSteelはくっつけて一つの流れになります。残りのDLCはMothershipZETAとPointLookoutですね~絵の立ち位置通りの展開になる予定です。第二部でお休みしていたエリカを中心にアンナとローレンの物語が展開、ODは少し出番が減るかもしれませんね。そしてエンクレイヴついに登場します。
Nov 13, 2009
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エレナ:怪力でスチールナックルを武器に戦う。赤ん坊のマリーを守っている。第122話【デェアハーツアンドジェントルピープル】わたしは・・・気がついたらPITTに居た。PITTの支配者アッシャーの妻であるサンドラにエレナと言う名を貰った。名前の由来は彼女の娘マリーの名をつけるとき候補にあった名前と言うこと。労働者からアッシャーのソルジャーになってからは街の外にいるミュータントや狂人のワイルドマンを退治する仕事に精を出した。表情をうまく作れないわたしは仮面を付けるようになった。仮面のような顔を仮面で隠す。この方が顔の事を気にせずに仕事ができた。ある日アッシャーからサンドラとマリーの護衛をするように言われた。「お前は他のソルジャー達と違い若く落ち着きがあり精神的に安定している。同性のほうがサンドラもマリーも安心するし私も余計な心配をしなくて済む。このナックルとコートをお前に渡すとしよう。ナックルはこの街で作った特殊合金のものだ。私のパワーアーマーと似た材質で出来ている。コートは特殊な繊維で編みこんだ防弾防刃使用だ。重量は10キロ程になるがお前の筋力なら問題あるまい?妻と娘を頼んだぞエレナ」それから私はサンドラとマリーの護衛に勤めた。しばらくして追放されたはずのワーナーがウェイストランドから戻ってきた。一人の男もその時にPITTに入ってきた。その男は穴倉でのバレルファイトを勝ち残りアッシャーとの面会を許された。ガボールと名乗るウェイストランドからきた男はワーナーにそそのかされて病気の治療法を盗もうとしたと白状した。つまりマリーの誘拐。ワーナーにそそのかされたのはガボールだけではなく労働者達もそうだった。暴動を起こしマリーを奪って、アッシャーを殺そうとする。計画者であるワーナーはツギハギのパワーアーマーを着込みミュータントのトロッグを街に放ち襲い掛かってきた。ガボールと協力しワーナーを倒しPITTに平和を取り戻すことが出来た。ワーナーが子供を人質にとった時頭の中で何かがフラッシュバックした。パワーアーマー、44マグナム、人質・・・頭の中の光景で人質になっている女性が何かを叫んでいる。何度も何度も繰り返し再生して唇の動きから何を言っているのか読みとる事に挑戦する。「どうしたのエレナ?珍しく仮面をとってなにをブツブツいってるのかしら?」サンドラ、あなたの意見も聞いてみたい。サンドラに頭の中の光景を説明する。「・・・・・・貴女記憶喪失なのよね?その女性がなにを言っていたか解れば記憶が戻るかも知れないわね。3文字叫んでるのよね?う~ん・・・貴女の本当の名前だと思うけど」口の形はこう。「うーん・・・アリア?」・・・「アイラ・・・アリカ・・・エイラ・・・エリカ・・・」それ。「エリカ?」そう、それが一番聞き覚えがある。「そう、エリカ・・・なのね」ええ、わたしの名前は・・・多分エリカ。メガトンの街で・・・育ったエリカ。「記憶が戻ったの?エレナ・・・いえエリカ」今凄い勢いで思い出している・・・そう・・・わたしはメガトンでウォルターに育てられた。ウォルターはわたしによく歌を聞かせてくれた。♪私は心優しく紳士な人達が好き。その人達は私の街に住んでいる。♪だって心優しい紳士な人達は、決してあなたをガッカリさせないから。♪彼らは金曜から月曜まで聖書を読む。それが彼らの週末の過ごし方。♪私はいつかそこに夢のような家を建てよう。薔薇で一杯の垣根も一緒にね。♪そして帰るたびに一杯の歓迎を受けて、幸せでピエロみたいに笑いが絶えない事だろう。♪私は心優しく紳士な人達が好き。彼らは私の街に住み、私の街を愛してくれる。♪心優しい紳士達。彼らは私の街に住んでいる。「まぁ・・・素敵な歌ね、それにエリカ、あなた歌が上手なのね!マリーにも聞かせてあげたいわ!ねぇその歌のタイトルはなんていうの?」Dear Hearts And Gentle Peopleエリカ:鉄拳のエリカ。記憶を取り戻しつつある。122話終 次回へ
Nov 12, 2009
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ルドルフさんの小説のVault101のアイツ、ジークフリートです!衛宮士郎の画像を見て描きました!!私のイメージはこんな感じです。正統派ですねぇ^^
Nov 10, 2009
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猛毒のローレン:特殊能力の他の身体能力は平凡。長距離狙撃は得意。第121話【爆発音】「ななななななんだとぉーーーーーーーーーっ!!」以上でジュリー通りメトロ付近でのSM殲滅作戦の報告を終わります。「パパは怒ってるぞローレン!!あれはそう簡単に使うんじゃないと言っただろう!!」ジャブスコ指令は私が体内毒デスストーカーを使用したことに憤慨している。「使う時は現地ではなく、前もって用意したものにしろと言っただろう?」しかし作戦を成功させるにはあの場面での使用が必要でした。「撤退しても良かったのだ・・・あそこは左程重要な拠点でもないからな。しばらくは休め、現地に行かずともお前の仕事は沢山あるからな。さぁもう行け」失礼します。「ローレン」はい。「おやすみなさいパパは?」・・・・・・おやすみなさい・・・パパ。自分の部屋に戻りエバーグリーンミルズの改装工事の設計図作成に取り掛かる。それにしても指令はどうしてもわたしにパパと言わせたいらしい。以前は「お父様」と言わせたがっていたが。次の日の朝、身支度をし、朝食を取っていた時に突然連絡が入った。「隊長!例のPITTに通じるトンネル付近からメッセージが発信されています」カーマインすぐ行く。『タロン社の者、誰でもいいから聞いてくれ。俺はガボール、北部の街から帰ってきた。奴隷の街から生きて帰った、貴重な武器を入手したぞ!頼む迎えに来てくれ』ガボール?・・・あの男生きてたのか、カーマイン、アンソニーと一緒に奴を拾ってこい。「イエッサー!!」PITTがどういう街か詳しいことは知らないが生きて帰ってくるとは中々使える男だ。指令に報告しておいたほうがいいだろう。指令にガボールをわたしの部隊に入れる事を伝えエバーグリーンミルズに向かう。周囲を岩壁に囲まれたこの場所は侵入されにくく拠点として使い勝手がよさそうだ。投降して来たレイダーの生き残りはすでにタロン社に入れた。最前線の使い捨てとして。「ローレン隊長!ご苦労様です!!」ああ、わたしの言っておいた場所のタレットの設置はどうなっている?「進んでおります!後、ベヒモスが囚われていた檻には白い大サソリを入れています」白サソリはこの上なく協力だが数が少なく確保するのが難しい、生きたまま捕らえるのはわたしの能力が無ければ無理だっただろう。基地内部の工事の進行状況は?「奴隷を使い交代で24時間行っています!予定では2週間後には何とか形になります」この基地が完成すればここはわたしの管理下となる。視察を終え夕刻バニスター砦に戻ると無精ひげを生やした男がわたしを見ている。「やぁローレン隊長さま、ガボールただいま戻りましたよ」ガボール・K:ピットから帰ってきた。戦利品もあるようだ。ご苦労だったな、PITTの報告を後で聞こう。約束だ、褒美は何が望みだ?「単独行動を許してくれないかな?元々傭兵なんで団体行動は苦手でね」報告、連絡、相談がしっかりと出来るのならば特例として認めてやろう。「後・・・これは希望なんだが隊長ってのむずがゆいのでローレンちゃんと呼んでも・・・?」断る。言いたいことはそれだけか?「ふむ・・・やっぱり似てる。隊長、アンタに姉妹とかいるかい?」・・・・・・記憶に無いな。その質問の意味はなんだ?「PITTにアンタに良く似た女の子が居たもんで・・・エレナちゃんて名だ」知らない名だ。似た人間などどこかにいるものだ、興味は無い。ガボール、貴様には覚えてもらうことが山ほどある、これから忙しくなるぞ。ガボールの報告を聞くとPITTは奴隷を労働者として働かし武器弾薬を製造しているとの事。そしてウェイストランドとは違う奇妙な病気が流行っているとの事だ。エレナという女は人間離れした怪力でウェイストランド出身だという。少し気になるが今はスーパーミュータントと基地改装の件で手が一杯だ。「はい、PITT土産の自動回転殺戮斧モーラーと消音狙撃アサルトライフルのバフォレーターそしてこれが拡散レーザーライフルのメタルブラスターさ、どうだい?」見たことも無い武器だ。状態も良い、特に消音アサルトライフルが気に入った。良いな、これらを研究して量産できればスーパーミュータントなど敵ではないな。貴様は明日からわたしと一緒に行動してもらう。それからこの書類に目を通しておけ。「了解・・・っと分厚いな」翌日早朝、タロンで飼っている軍用犬の様子を見に行くと背後から凄まじい音が聞こえた。音を聞きつけた兵達が一斉に中庭に出てくる。「な、なんだありゃ・・・」アンソニーの指差す方向を見ると遥か遠くに巨大なキノコ雲が上がっていた。121話終 次回へ
Nov 9, 2009
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破壊者OD:悪魔の暴走を止められるのは果たして・・・ジェリコ:最近は金回りが良いのでしけもくをあまり吸わなくなった。クローバー:ジェットを打つ回数が減ってきている。ジャンダーズ・プランケット:ブではなくプだということに今更気がついたので修正・・・第120話【ルシファーズ・ハンマー】テンペニータワーに着くとMr.バークとアリステア・テンペニーが待っていた。「良くやった。ソノラの首は剥製にして私のコレクションに加えよう。Mr.バーク、君はいつも私の期待に答えてくれるね、彼のような優秀な人材を確保するなんて」「恐縮です閣下、これからも私はあなたの期待に答え続けれるよう一層努力します」「頼もしいね。そろそろあの計画を実行する時が来たんじゃないかね?」「はい、彼、ODならきっと何の躊躇も無く笑ってやってくれるでしょう」計画だと?最後の仕事のことか?「そうだ、今まで私の手掛ける仕事の中で最大のものとなるだろう」ほう・・・いいぜ話を聞こうじゃないか。「メガトンの核爆弾を起爆する」おーおー、それは面白そうだな!クソ住民どもをまとめて吹っ飛ばすのか?旦那の表情が少し曇ったようだが・・・まぁ自分の家があるからだろうな。「さすがOD君だ、何百という罪の無い命が消え去ろうともなんの躊躇も無い。私はね、能力だけあっても性格が求める人材じゃなければこの仕事は任せる気は無かったのだ」つまり今までの仕事はこのメガトン爆破計画の為の試験だったと?「そういうことになる。この仕事が終われば君とは雇用の関係ではなくなる、ファミリーになるのだ。ウェイストランドの裏世界に君臨する我らのね」そいつは断る理由は一切ねぇな!このタワーに住み権力も得られるてか?最高だぜ!!「Mr.バークは事業拡大の為にこの仕事が終わったらウェイストランドをしばらく離れる、君にはMr.バークの代わりに私を楽しませて欲しいのだ」ハ、オレが退屈させるとでも?ありえねぇな!ククク・・・これで流浪の日々とおさらばだ。ここからオレは裏社会の頂点にのし上がるぜ。「さぁ早速打ち合わせをしようじゃないか。そこにいる優秀そうな君の部下も一緒にね」この計画は段階を踏んで実行可能になったらしいな。まずエバーグリーンミルズにいるレイダーを追い出しタロン社の問題を解決、そして次にレギュレーターのソノラを暗殺、奴らの動きを止め邪魔をさせなくする。そしてメガトン爆破か。「こんなこと知ったらユーロジーも驚くでしょうねぇ?ダーリン」「正直驚いたが・・・あれが爆発するところも見てみたかったのもあるな」「お前最高だぜ!一緒にいれば退屈しねぇんだろ?」ああ、お前たちの協力もあってここまでこれたんだ感謝してるぜ?オレは運がいい、良い仲間とめぐり合えたんだしな!メガトン爆破にはMr.バークの用意した装置を爆弾に取り付けなければいけねぇ。手配写真が出回ってる事を考えるとクローバーのステルススーツを借りて夜中に仕掛けるしかねぇか?まぁ阻止できる奴なんていねぇから正面から行ってもいいがな。次の日の夜、クローバーと旦那を残しジャンダーズと二人でメガトンへ向かう。この時代には珍しい二輪車に乗る。側面にはもう一人乗るスペースがありマシンガンが設置されている。サイドカーと呼ばれるテンペニーのコレクションの一つらしい。「操縦はなんてことはないが・・・この地形では乗り心地最悪だぜ」だろうな?砂と岩だらけのウェイストランドではバラモンに乗ったほうが快適だ。だがスピードは二輪車の方が上だ、オレ達はメガトン近くの廃墟に着く。「じゃあ俺はここでこの乗り物を見張ってるぜ?」ああ、すぐに戻る。ステルススーツを着込みメガトンの前にいる見張りの喉をかき切り中に進入する。クックック・・・このスーツのお陰で誰も気づきやしねぇ。PIP-BOYくらいしか見つけられられねぇだろうな。ここに住んでいる貧相な顔したマヌケども、今日が最後の日だぜ!放射能の耐久力を高めるRAD-Xを服用し街の中央にある核爆弾に取り付く。さて・・・後はこの装置を取り付ければ終わりだ。「終わったのか?」ああ、後はテンペニータワーで起爆スイッチを入れればドカンだぜ!「おもしれぇがちっと勿体無え気もするがなぁ」ふん、街なんざまた造ればいい。今度は爆弾が無くなってスッキリするからよ?「へへへ違いねぇ。当分は放射能でグールどもくらいしか近寄れなさそうだがな」さっさと戻ろうぜ?朝日と共に爆破してぇらしいからよ?「ま、待て・・・お前ら」あん?誰だ?「ほう・・・しつこいゴキブリどもがまだ残ってたか」現れたのはボロボロのコートを着たレギュレーターだ。ジャンダーズ、始末しろ!「ソノラの仇!とらせてもらう!」44マグナムを放つレギュレーター、その銃弾をすべてナックルで弾くジャンダーズ。「今ので4発か?後2発で俺に当てねぇと顔面が砕けることになるぜ?」「ちくしょうううううううううううううううううううっ」2発の銃弾を弾かれたレギュレーターはジャンダーズに殴られ肉塊となる。もはやレギュレーターなど何の障害にもならねぇぜ!二輪車でテンペニータワーに戻る。あと1時間ほどで夜が明ける。「閣下、準備が整いました。バルコニーへどうぞ」テンペニーの部屋のバルコニーにはアタッシュケース、高級ワイン、双眼鏡がある。「いいぞ~・・・この時をどれだけ待ちわびたか!さぁ、OD君スイッチを押したまえ」いいぜ~見てろよ?120話終 次回へ
Nov 8, 2009
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ルドルフさんのFallout3小説の主人公オーヴァス・レヴィアタン嬢です。私のイメージではルルーシュだったので真似して描きました^^;ロックマンゼロのレヴィアタンがイメージだそうです。ミックスうまく出来なかった・・・
Nov 7, 2009
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爆裂のアンナ:子供のころは肉はあまり食べなかった。第119話【小さなスラッシャー】「次のゲームをはじめるわよ!メイベル・ヘンダーソンをスタイリッシュに殺して。ただ殺すだけじゃだめよ、芸術的にクールに決めるのよ!知恵を絞りなさい」「派手にはどう?」「いいけどクールに決めなきゃ認めないからね」メイベルの家に向かうアンナ。家の中には執事ロボットが設置されていた。『こんにちはお嬢さん。本日も素晴らしい一日を』家には他に誰もいない、一人暮らしのようだ。「うーん・・・この街変なんだよね。コップがくっついて持ち上げられなかったり食べ物が一切おいてなかったり・・・それに臭いがまったくしない」ブラウンによって構築されたこのトランキルレーンでは彼の必要とするものの他は触れない現実とはかけ離れた街なのだがここの住民はその事に一切疑問視しない。Vault112の住民は皆この仮想現実世界でブラウンに良いようにおもちゃにされているのだ。「スタイリッシュにねぇ・・・道具も無いのになにで殺そうかな・・・」一階には執事ロボットとその制御装置、ガスオーブン。2階には階段の上がったところにローラースケート、シャンデリア。どれも触れることが出来る。「ふーむ、この中でどうにかしろって事か・・・」ガスオーブンをいじるアンナ、パイロットランプの配線を一部千切りガス栓に傷をつける。「やっぱ爆裂のアンナとしては爆発物で決めたいね!これでスイッチ入れたらドカーンてなるはず。こんなんで死ぬか解らないけど試してみるか」メイベルを探すアンナ、ディザーズという老婆に尋ねる。「この街はおかしいわ、現実じゃないのよ。皆騙されているのよ!」「お?ちょっとはまともなキャラがいた!!ねぇオババ、ここが作り物って知ってんのは一人だけ?他の奴はアホなことばっかりやってんの?」「皆私の言うことなんて聞かないのよ・・・あのベティって子に支配されているというのにねあそこにある廃屋は立ち入り禁止なんだけど鍵はかかってないの、絶対あの家は怪しいわ」「ん~?じゃあなんでオババは調べようとしないわけ?」「そうしたくても出来ないのよ、私は気づいたけれど行動はすべて支配されてるから彼女の決めたルールには逆らえないのよ。あなたなら何か見つけられるかもしれないわね」「そうなのか。ところでメイベルはどこにいる?」「シンプソンの家にクッキーを持っていったのをみかけたわ。あのクッキーはおいしいの」シンプソン家にメイベルを見つけたアンナは彼女にクッキーを焼いて欲しいと頼んだ。「まぁまぁそんなに焦らないで、すぐに焼いてあげるからね」「はやくはやくー」手を引きメイベルを彼女の家に連れ戻すアンナ。メイベルのキッチンにはすでにガスが充満している。「まずはオーブンを暖めないとね・・・」彼女がスイッチを入れた瞬間部屋全体を覆うほどの炎があがり彼女を包み込んだ。「あああああああああああああああああああ・・・」のた打ち回り全身にヤケドを負ったメイベルは絶命した。「スタイリッシュだった?」「いいぞ!機転が利いていてしっかりと結果を出した。これでまた質問できる権利を得た。さぁ何が知りたい?」「ジェームスって奴はどこ?Vault101からきたオッサンなんだけど」「ああ、あの男のことか。かなりの知識を持っていて私の研究のことに熱心に質問をしてきたな。だがゲームをする事を奴は拒んだ、だが安心しろ危害は加えていない」「いつまでゲームすんの?飽きてきたんだけど・・・」「そういうな、来客は久しぶりで興奮しているのだ。次で最後にしてやるから付き合ってもらおうか。まぁやるしか選択肢はないのだがな」「・・・・・・終わったら出られんだよね?」「もちろんだとも、これまで嘘をつかずに質問に答えてきただろう?」「う~ん・・・確かに嘘はついてないかな?ここじゃ解りにくいけどね」「最後のゲームを始めるわよ!街の端っこにある犬小屋にマスクとナイフが用意してあるわ、伝説の小さなスラッシャーになってこの街の住民を皆殺しにしなさい」「なんだ簡単なことでよかった・・・」犬小屋を調べると大きめの包丁とピエロのようなマスクが置いてあった。「だっさ・・・さっさと終わらしてジョー達のいるところにもどろ・・・そういえば廃屋になにかあるとか言ってなかったかな?」マスクを被り包丁を振りまわしながら廃屋に侵入するアンナ。「誰もいない・・・ガラクタばっかり・・・」触れれるのはラジオ、ピッチャー、ノーム人形、ブロック、ビンだけだ。「んん~??キーンとかブブーとか音いう意味解らん・・・こういうのはメガネッ子が得意そうだけど・・・ま、いっかほっとこ」「小さなスラッシャーが出たぞー!!」「誰か助けてー!!」「望みが絶たれたっ!」「あっはっはー!!にげろにげろー!!おや?さっき死んだ奴も生き返ってる?」アンナに殺されたはずのマーサとメイベルも逃げ回っている。仮想現実の世界ではブラウンの許可無く死ぬことも許されない。「なんでもいいやとにかく死ねー!!」包丁を振り回し次々と住民を刺していくアンナ。「感触はリアルなんだけど臭いがないのがね~・・・食べれないし・・・」「やめてくれぇえええええええええええっ」「やめない、ゲームなんでしょ?バイバーイ」大した抵抗も受けず子供姿のアンナに皆殺しにされる住民。「ふ~、これでやっと終わった。何か疲れた・・・」「よくやった!これほど面白いことは中々なかったからな!!楽しませてもらったぞ。では約束どおりジェームスとお前を解放するとしよう。私の機嫌がいいうちに出て行くがよい」ブラウンはそう言うと目の前にドアを出現させた。「やっと出られる・・・ねぇ、ここのやつらどうなんの?」「また生き返って私のおもちゃになるだけさ、いろんな役割を与えてな。次はどんな世界にするかな・・・久しぶりにVaultにしてみるのも悪くないな。設定は水っぽいオートミールしか食料の無い事にするとか・・・時間はたっぷりある、じっくりと考えるか」「ふ~ん・・・」扉をくぐるアンナ。目の前が真っ白になり気がつくとVault112のポットに座っている。「アンナー!」「アンナさんっ」「ふぁ~あ・・・なんか夢みてたような感じ・・・」「アンナ、駄目だよ勝手に入っちゃ!心配したんだよ!!」「あ・・・ゴメンねジョー・・・」現実に戻ってくるアンナ、少し離れたポットから男が出てくる。「・・・・助かったよ君のおかげで。永遠にあそこに閉じ込められてるのかと思った」「ジェームス!私だよ、クロスだ」「クロス!懐かしいな・・・19年ぶりか?相変わらず元気でやってるみたいだね」ジェームスはアンナ達に自分の研究している浄化プロジェクトの事、G.E.C.Kの事を話す。「ブラウンから必要な情報は受け取った、だがG.E.C.Kはここには無かった・・・それさえあればウェイストランド中に安全できれいな水を行き渡らせることが出来るのに」「取り合えず・・・私たちと一緒にリベットシティに来てもらえませんか?Dr.リーも待っていますし・・・それと息子さんのことで相談したいことも」「ODの事で・・・?Vault101に居るんじゃないのか?」「・・・・・・彼はウェイストランドに出ています。」119話終 次回へ
Nov 7, 2009
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爆裂のアンナ:子供の頃はボブカットで金髪。第118話【Dr.スタニスラウス・ブラウン】電脳世界に入り子供の姿になったアンナ、ベティという少女にゲームを迫られる。「おい、なんだここは!お前何か知ってんだろ?」「ゲームをやると言ったらやるのよ」「いいからあたいの質問に答えな。ガキだからってやさしくしないかんね」「おやおや・・・この中では私が支配者なのよ?全ての決定権はわたしにあるのあなたは従うしかないの。そうしなければここから永遠に出られなくなるわよ」「お前が本当の事をいってる証拠は?」「あなたが子供の姿になってるのは私の仕業よ?この世界を作ってるのも私。これ以上聞きたければゲームをしなさい。最初のゲームはティミー・ネウスバウムを泣かせてきて」「あ?誰そいつ?」「子供よ、泣き虫でマザコンのね。わかったら早く行ってきて。この街で子供はアイツだけだからすぐに見つけられるわ」むっとした表情で公園を出るアンナ、目の前の家の庭に帽子を被った少年が居る。「くそぅ・・・えらそうにしやがってあのガキ・・・おい!お前がティミー?」「そ、そうだけど君は誰?」「あたいはアンナ、ちょっとツラかしな!」「え?え?何?君怖いよ・・・」「ああうっとうしい!さっさと泣け!!」近寄るアンナ、警戒するティミーの股間を蹴り上げる。「あ・・・・が・・・・」股間を押さえて倒れこむティミー、あまりの激痛に声が出ない。「泣け!このガキ!!泣かなきゃもっと蹴るよ?」「ああ・・・痛い、痛いよ~・・・ママー!ママー!!うわあああああああああん」「とっととママの所に帰れ!やっと泣いたよ・・・」ティミーが泣いているというのに周りの大人はアンナに話しかけてこない。違和感を感じながらもベティの元に帰る。「ふむ、あまりスマートなやり方とは言えないがいいだろう合格だ」「ん?お前そんな声だっけ?なんなの??」「ゲームの褒美に一つ質問に答えてやろう。私はスタニスラウス・ブラウン、Vault112にこの電脳世界をつくった者だ」「ふ~ん・・・おっさんがなんで女のガキの姿をしてんのよ?」「もう200年もこの世界にいるのだ、この姿のほうが何かと楽しめるのでね。さてこれ以上の質問はゲームの後に答えることにする」「・・・・・・やるしかないんだろ?じゃあやるよ」「いいわね!じゃあ今度はロックウェル夫妻を破局させて。夫妻を殺すのは無しよ、良く考えて私が満足する結果を出してね」「めんどくさ・・・」街を歩きロックウェル夫妻の家を探すアンナ。街は円形の敷地にドーナツ状に家が建てられ中心にはベティのいる公園がある。「あらこんにちは、お父さんとはぐれたの?」「ん?そういうわけじゃないよ、ジェームスって奴を探しにきたら公園にいるガキにゲームをやれとかなんだが言われてさ」「ジェームスさん?・・・うーんわからないわね?あ、私はマーサ」「あたいアンナ。ところでロックウェルて家はどこ?」「ああロジャーとジャネットの家ね?あそこの赤い屋根の家がそうよ」「それとさ、その夫婦中が良いの?別れそうに無い?」「え?子供がそんな事気にしてどうしたの?・・・そうねぇ仲が良いのは確かだけど夫のロジャーは私のこといやらしい目つきで舐め回すように見てくるのよ。私に気があるのかもしれないけどジェネットと私は友達だしそういうのは勘弁して欲しいわ」「ふ~ん・・・わかった、それじゃ」ロックウェル夫妻の家に入るアンナ、仮想現実の電脳世界からなのか見知らぬ子供が家に入ってきたというのに驚いた表情も見せずにロックウェル夫妻はアンナを迎えた。「やぁ、僕はロジャー。遊ぶなら外でベティと遊んできたらどうだい?天気もいいしね」「こんにちは、私はジャネットよ」「あたいはアンナ。ねぇ、結婚生活はどう?楽しい?」「そんなプライベートな事には答えられないね。子供がそんなことに首をつっこむんじゃないぞ?さぁ外に行ってなさい」「・・・・・・じゃあえっとおばさんこっちに来てよ、はなしたい事があんだけど」ロジャーから引き離しジャネットに耳打ちするアンナ。「あたいね、ロジャーがマーサをエロい目でジロジロ見てたのを知ってるの。後は親しげに話しているところもね。普通あんなに接近して話さないと思うけどね」「な、なんですって・・・でもロジャーは・・・やっぱり噂は本当だったのね・・・」「(動揺してる!でもこれだけじゃ別れさせられないね・・・何か決定的なブツがいる・・・)」「でもロジャーが浮気してるって証拠が無いわ!信じないから」家を飛び出すジャネット。「(じゃあ証拠があれば信じるんだ・・・夫の方も攻めてみるかな)」奥のキッチンのテーブルではロジャーがため息をついてローリングピンを眺めている。「何してんの?それってパン作るときとかに使うやつ?」「ああ・・・このローリングピンを見てると嫌な事件を思い出してね・・・こないだ妻がこれを持ってマーサを追い掛け回したことがあるんだ。僕となにかよからぬ事をしてたと思い込んだんだろう・・・最近妻は酷くヒステリーを起こすんだ、とても些細なことでもね」「(ふ~ん・・・なるほど、ちょっとイカれてるってわけねあの女)」ロジャーは疲れたといい地下室に降りて行った。「このローリングピン使える・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいこと思いついた!!」マーサの家を探して入るアンナ。手にはしっかりとローリングピンが握られている。「あらアンナ、また会ったわね?今度はどうしたの?」「オラァッ!!」ローリングピンでマーサを殴りつけるアンナ、止めに後頭部をフルスイングで打つ。血を流し倒れるマーサ、完全に沈黙している。「おお、血がリアルだ・・・本物みたい・・・」再びロックウェル家へ向かう。「なんだって!!マーサが・・・」「家に入ったらマーサが倒れててこれが落ちてた、ほれ」「これは我が家のローリングピン!ああ、ジャネットなんという取り返しのつかない事を。もう・・・もう彼女とは一緒に暮らせない・・・」「ただいまロジャー・・・どうしたの?怖い顔をして」「君って奴は・・・こんなにイカれた女だとは思わなかったよ。出て行ってくれないか?」「何を言ってるのロジャー?私が何をしたっていうの?・・・マーサね、マーサの事なの?」「解っているならスグに出て行くんだ!」「やっぱり・・・ロジャーあなたはマーサと・・・いいわ、私たちこれまでね!」「よくやった、残酷なやり方だがしっかりと結果を出した。また一つ質問を出来る権利を得たぞ?さぁ何を聞きたい?」「ココからどうやって出るんだよ?」「私を満足させることが出来れば返してやってもいい。この前に来た奴とは違いお前は面白そうだ。期待しているぞ?」118話終 次回へ
Nov 4, 2009
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科学者フェンディ:Vault112のテクノロジーに興味津々。爆裂のアンナ:アンデールによるつもりだったがジョーに止められた。ビッグ・ガン・ジョー:M・アーマーにはすっかり慣れた様だ。Sパラディン・クロス:顔絵を追加するか迷ってるうちにズルズルと話が進んでいる。第117話【トランキルレーン】リベットシティを出たフェンディ一行はメガトンで一泊しVault112の座標まで来ていた。端末を確認するも・・・そこには朽ちかけたガレージ小屋があるだけだ。「あれ・・・ここのはずなんですけど」「埋もれてしまってる可能性があるな・・・だがジェームスが来たのなら手がかりがあるはずだ、あの小屋を調べてみようか?」「人の気配は・・・しないね。あたいらが先に入るよ?」ガレージ小屋に踏み込むアンナとジョー。『ピッチをあげろ!』「アンナ、M・アーマーが反応したよ?」「うん?そんな機能まであるんだ?確かに奥に何かいるね」物陰からモールラットが2匹飛び掛ってくるもアンナが蹴り飛ばし撃退。「ネズミかぁ・・・さって、ここで行き止まりだけど何かあるかなぁ?」古びた小屋には大したものは無く最近まで誰かが使っていた形跡も無い。「ねぇ、ここだけ足音が違うんだけど・・・下が空洞っぽい」床の下には階段が続いていた。降りていく4人、その先には大きな金庫のような扉があり、横には何かを操作するための機械が設置されている。「きっとここがVault112ですね!えっと・・・扉は開きますかね・・・」フェンディが機械を操作するとサイレンが鳴り響き金属のきしむ音がする。大きな歯車状の鉄扉が奥に引かれその後スライドし扉は開かれた。「おおっこれがVault!!機械だらけだ~」「へぇ・・・Vault101よりもずっと優れた技術を使っているようだね」扉を空け次のフロアに進むとそこにはロボブレインが待ち受けていた。『Vault112にへようこそ。センサーの感知結果によると予定より202年3ヶ月遅れの到着となっております。先にお進みになる前にVaultーTecのVaultスーツにお着替え下さい。スーツを紛失された場合は私が新たなスーツを配布いたします』「何コイツ?邪魔だから壊そうか?」「ちょっと待ってください・・・敵意はなさそうなので話を聞いて見ましょう」『着替えが終わりましたら階段を下りてメインフロアに進み、指定されたトランキルラウンジにお入り下さい。』「トランキルラウンジ?・・・・・・ベッドのようなものでしょうか・・・」「どうする?ロボットの言うことに従うかい?」「う~ん・・・このVaultのルールがそうならばしたがってみましょうか。私がVaultスーツを着ますね。一応皆さんの分も貰っておいてください」『ご協力ありがとうございます』Vault112は完全に整備清掃され機能していた。フロアのいたるところにロボットが配置され設備の点検を行っているようだ。4人は人気の無い廊下を進みメインフロアに出る。そこには人一人が入れる大きさのカプセルが無数に並べられていた。中には椅子とモニターが設置されており、人が座らされている。「これがトランキルラウンジ・・・中に人は・・・入ってるみたいですね」『お待ちしておりました。開いているラウンジにどうぞお入り下さい』このフロアもロボブレインが置かれている。「開いてるって言われてもこんなに沢山あったんじゃわかんないじゃん・・・ねぇメガネッ子この中にいる奴らみんな生きてるみたいだけど様子がおかしいね」「確かに・・・髪も無くやせ細ってまるで生気を感じられません・・・この装置は一体・・・」「あの~・・・オイラこっちにまだ健康そうな男の人が入ってるの見つけたんですけど」トランキルラウンジの中には白髪交じりの中年の男性がいた。表情は苦しそうだ。「これは・・・ジェームスじゃないか!」「ええっ!!すぐに助けましょう・・・えっとこのポットを開ける方法は・・・」ポットに個々に設置されている外部端末を操作するフェンディ、しかし開ける方法は見つからない。この端末からの操作では開閉は出来ないようだ。「どうしましょうクロスさん・・・」「Vaultは監督官が仕切っている、監督官室に行けば開けられるかも知れない」「叩き壊せばどう?うまいこと壊せば中のオッサンも無事に引きずり出せるよ?」「だ、だめです、ジェームスさんになにかあったら困りますから」「私とフェンディで監督官室を調べてくる、大男と爆裂娘は開いているポットを探して」「わかりました、アンナ探そう」「こんなに沢山あるのにめんどくさ・・・」結局何の手がかりも得られず監督官室から戻ったフェンディとクロスは驚いた。「ええええええええええええええっ!!入っちゃったんですか・・・」「まったく・・・自由すぎるにも程があるねぇ」「す、すみませんオイラも必死に止めたんですがどうしても聞かなくて・・・」トランキルラウンジにはアンナが座っていた。画面をじっと眺め動かない。「んん~・・・目がチカチカする・・・あれ?ここはどこ?」左腕のPIP-BOYを確認しようとするアンナ、しかし腕には時計しか装着されていない。「???こんなもんあたい持ってなかったのに・・・それになんか体がおかしい」「やぁおじょうちゃん、良い天気だね。見ない顔だがパパとはぐれたのかい?」「ん?あたいに言ってんの?ガキじゃないんだしそんな話し方すんなよ!」「はっはっは、そうかそれは失礼したレディー。公園でベティと話してこいよ」「ベティ?」「君と同い年くらいの女の子が公園で待ってるぞ?さぁ行って来なさい」「・・・・・・へんなオッサン。それにしてもここは何?街っぽいけど・・・どういうこと?」「ここはトランキルレーンさ、アメリカでも最高の街さ」「は?アメリカ??ここはVault112だろ?寝ぼけてんの?・・・まぁいいやこんな奴ほってベティとかいう女に話聞こ」公園には10歳以下の女の子が花に水をやっている。横には犬が座っている。「あっ新顔だ!このところついてるわっ!!」「ん?あれ?なんかおかしいと思ったらあたいの背が縮んでる?ねぇ、お前がベティ?」「縮んでるですって?アハハハハハハ、ほら鏡で自分の姿を見てみなさいよ」「・・・・・・・・・ガーン、ガキになってる・・・髪も金髪になってるし」「私はベティ。退屈だったの、楽しみましょ?」「そんな暇ないね、ガキの遊びに付き合ってられない」「ふ~ん・・・でも私と遊ぶ他に選択肢はないとおもうけど?」「何?どういうことか言えよ!」「ゲームをしたら質問に答えてあげる、さっさとはじめるわよお馬鹿さん」「ちっ・・・」アンナはトランキルラウンジから電脳世界に入り込んでしまったのだ。117話終 次回へ
Nov 1, 2009
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