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2014年11月07日
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プランターによる家庭菜園☆我が家の屋上・ベランダ菜園へようこそ!

オリーブ
<モクセイ科>

オリーブと言えば、「オリーブオイル」や「ピクルス」などを思い浮かべますね♪

地中海地方が原産とされ、葉が小さくて硬く、
比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。

一方、日本では、観賞樹としての利用が多く、
洋風の家などに「シンボルツリー(平和の木)」としてよく植えられています。
銀色を帯びたような葉色は「オリーブグリーン」と呼ばれ、特に人気の常緑樹です♪
花言葉は、平和・安らぎ・知恵・勝利。

我が家では屋上菜園の「シンボルツリー」として昨年お迎えしましたよ☆

写真: オリーブ栽培1

<オリーブの品種>
オリーブの品種は、利用目的により3種類あります。

●オイル用品種:「ネバディロブランコ」など
●ピクルス用品種:「アスコラーノ」や「カラマタ」など
●オイルとピクルスの兼用品種:「マンザニロ」や「ミッション」など


*品種によって樹勢や果実の大きさも違うので、品種選びは重要ポイントです!!

<オリーブの特徴>
自分の花粉では受精が困難な自家不和合性という特徴を持っています。
そこで、 必ず違う品種を2本以上植えることが重要 です。
組み合わせによって受粉のしやすさが違うという報告もあるようですが、
花粉量の多い「ネバディロ・ブランコ」という品種を片親に選ぶことが多いようです。

<植え付け時期>
3月~5月中旬:9月~10月(暖地)

*オリーブは、主に1~2年生のさし木苗が秋と春に販売されています。
植えつけ適期は関東地方以西の平野部であれば4~5月、または9~10月が一般的。
やや気温が低下する山間地では、春植えがよいでしょう。
(甲信越、東北、北海道での庭植えは不向き)
植え付けたあとはたっぷりと水をやって倒れないように支柱をしっかりと立てておきましょう。

写真: オリーブの花2

<開花時期>
5月~6月中旬

*ミルク色の小さな花を咲かせます。
1花序に10~30個の小花をつけ、品種によっては、
株全体が花で真っ白に見えるものもあります。

写真: オリーブ1

無事受粉すると、果実は・・・
グリーンから赤、紫、黒へと季節と共に美しい色変わりを見せてくれます。

写真: オリーブ

<果実の収穫時期>
9月~11月

写真: オリーブ栽培4

ピクルス用は9月から・・・
グリーン色のまだ若い果実を収穫します。

写真: オリーブ1

若々しいグリーン色から色づきはじめ~
10月頃には徐々に紫色になってきます。

美味しそうに見えるオリーブの実も、そのままでは渋みが強すぎて食べることができません。
塩漬けにする実は、黄緑色か淡い紫色に色づいたものがもっとも適しています


また、実の表面にキズが入っているものは、その部分だけ渋が抜けず、
苦みが残りますので、きれいな実を使うようにしましょう。

写真: オリーブ

*オリーブは良く洗って芯を抜いた後、塩漬けにしてみました♪

自家製塩漬けの作り方
参考にしたレシピは、コチラ

オイル用品種は、11月から収穫ができます。
「ヴァージン・オリーブオイル」と呼ばれる果実から搾っただけの植物油は、
様々な健康機能性があります。

自家製オリーブオイルの作り方
参考にしたレシピは、コチラ

<苗木を購入する際のポイント>
苗には、「接ぎ木苗」・「挿し木苗」とあります。
おススメは、接ぎ木苗。
接ぎ木苗の方が病気に強く生育も旺盛で育てやすいです。

<日当たり・置き場所>
一年中を通してよく日光に当たる場所で育てましょう。
気温的にはマイナス2℃~3℃くらいまで耐えられるようですが、
霜や凍結に非常に弱いので北海道・北・甲信越では地植えでの栽培には向かないようです。
育てる場合は鉢植えにして霜の当たらない場所に移動しましょう。
冬の寒さにさらされて花芽ができるという性質をもっているので、
平地で鉢植えにしている場合も室内に取り込んだりせずに、外で育ててOK。

<水やりポイント>
乾燥気味の土壌を好みます。
地植えは初夏~秋によく乾くとき以外は自然の降雨だけでも充分育ちます。
鉢植えは土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えるようにします。
真夏時も水の管理を忘れずに。
また、冬にひどく乾燥させると春に不完全花(雌しべがない)が咲くことが多く、
実付きが悪くなる場合もあるので、冬も水切れさせないように、注意しましょう。

<肥料>
肥料は、植え付ける際にあらかじめ油かすを土に混ぜ込んでおきます。
追肥は3月と6月、9~10月の年3回、油かすまたは市販の肥料を株元に与えます。

<用土>
酸性土壌を嫌い、アルカリ性を好みますので、
植え付ける10日前に石灰を多めに混ぜ込んでおきます
鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土に石灰を混ぜ込みます。
有機石灰を使用すると待たずにすぐ植え付けができます。
水はけの良い土を作りましょう。

<植え替え・植え付け>
地植えの場合は一度植えると植え替える必要はありません。
鉢植えの場合は鉢の中が根でいっぱいになってきたら、12月頃に植え替えます。
まわりの土を半分くらい、くずして傷んだ根を取り除き
一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けましょう。
生長の早いものなら1年に1回、遅いものでも2年に1回は植え替えが必要です。


今年は台風で果実がいっぱい落ちちゃったけど~
来年は、是非自家製バージン・オイルを作ってみたいな~♪って思っています。





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Last updated  2014年11月07日 09時23分12秒
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