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2020.06.17
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100days100bookcovers no4 」4日目
 村上春樹「中国行きのスローボート」中央公論社

1 日ずつ 3 人でなら何とかなるかと思っていたが、早い。すぐに回ってくる。ということで、 2 巡め
「九龍城」 SODEOKA さん の記事から何か思いつくものはないかと本棚を見ていたら、目に止まったのが 内田樹『街場の中国論』 で、そこからさらに思い付いたのがこれ。
 昨今の香港の状況からすると、安易に中国を連想するのも何だが、今回はこれでいこう。
村上春樹「中国行きのスローボート」中央公論社
昭和 58 5 月二十日発行 定価 980 。そうか 1983 には単行本新刊が 1000 円を切って買えたのか。
7 つの短編が発表年代順に収められた、 村上春樹 の最初の短編集。​最初の短編である表題作が始まる前のページに、作者自身が 1973 年のピンボール』 の後に最初の四編が書かれ、 『羊をめぐる冒険』 の後に後半の三編が書かれた、とある。
個人的にはかなり熱心に 村上春樹 を読んでいた時期である。
 それぞれの短編のタイトルにはみな覚えがあるが、内容を部分的にでも覚えているのは多くはない。
 今回、試しに 3 つを読み直してみた。
 「中国行きのスローボート」 はある程度覚えていた。 「カンガルー通信」 は読んでいるうちにいくらか思い出したものの、細部は​​​ほとんど忘れていた。 「ニューヨーク炭鉱の悲劇」 は以前も何度か読む機会があったので、ほぼ覚えていた。が、タイトルと内容が一致していなかった。
 当時、これをどう読んでいたのかはあまり覚えていないが、好意的だったのは間違いあるまい。
 40 年近く経って再読すると、さすがに感じ方は当時とはいくぶん異なる。
 ​やはり 村上春樹 も若かったとは感じる。最近のは全然読んでいないから、比較云々ではなく。 ​​
主たる登場人物 も概ね若い。
 時代そのものの変化も、歳をとったこちらの変化も、それは時代に対する姿勢の取り方も含めて、当然あるわけだから、読んで感じることが変わるのも当たり前である。
当時は気の利いた表現と思っていたのが、それなりの違和感をもってしまう部分もある。
​​冒頭だけ読んだ 『貧乏な叔母さんの話』 では、まるで 村上春樹 のパスティーシュを読んでいるみたいな錯覚も覚えた。​​​

「始まりはいつもこうだ。ある瞬間にはすべてが存在し、次の瞬間にはすべてが失われている。」
​ そう思うと、ちょっと笑ってしまう。それでも、総合的には、今でも、そう悪くないんじゃないかと思う。そう思うのは否定できない。いや、否定しなくていいんだけれど。
 ということで、 SIMAKUMA さん 、次、お願いします。 2020 05 14・T KOBAYASI

​​​ 追記2020・06・17
 村上春樹​ 「風の歌を聴け」 ​・​ 「ノルウェイの森」
「アフター・ダーク」 「みみずくは黄昏に飛びたつ」​ (1) ​・​ (2) はそれぞれ感想を書いています。題名をクリックしてみてください。

追記2022・11・30
 ​お友達とやっている本読み会の課題図書になったので、思い出して修繕しました。 「100日、100冊」 という ブックカバー・チャレンジ を、コロナ騒ぎの始まりの頃に始めて3年が過ぎようとしていますが、ようやくゴールしそうです。こうなったら、1冊目から修繕して、100冊並べてみようかとも思っていますが、それは冬休みの宿題ですね。 ​​

追記2024・01・17
​​ ​  ​100days100bookcoversChallenge の投稿記事を ​​​100days 100bookcovers Challenge備忘録 ​ (1日目~10日目) ​​  (11日目~20日目)  ​​​ (21日目~30日目) ​という形でまとめ始めました。日付にリンク先を貼りましたのでクリックしていただくと 備忘録 が開きます。​ ​​​


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最終更新日  2024.01.17 22:50:52
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