全31件 (31件中 1-31件目)
1
さて一年納めの日。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 釈迦楽家では東京本部に私たち名古屋支部と、姉たち滋賀支部が集合し、東京の大学に通っている甥も遊びに来ているので、満杯状態。それぞれが出たり入ったりするもので、にぎやかなものでございます。 で、先ほど、年越し蕎麦の夕食を済ませ、就職活動まっただ中にある甥っ子の爆笑「合説」(=企業合同説明会)体験談で盛り上がった後、しばしの休憩に入ったところ。いや〜、甥っ子は誰に似たのか、切れのあるトーク力があり、我が甥っ子ながら感心することしきりでございます。 で、この後、また10時頃からお茶の時間となり、その後『ゆく年、くる年』を見てから近所の神社に初詣、というスケジュール。 今年一年を振り返りますと、一番印象的だったのは、秋口に初めてロンドンに行き、イギリスの文化に触れたことでしたかね。 そして一番難儀したのは、愛車のナンバープレートを盗まれたこと。 それから一番の収穫は、拙著の出版が決まったこと。今年の秋以降は、ほとんどこのことに関連した作業に追われましたが、忙しかったけれども充実した時間でした。今は2月の頭の実際の出版を待つばかり。これが世間的にどう評価されるか、楽しみでございます。 というわけで、差し引き勘定しますと、まあ、来年につながる希望の種を蒔いたという意味で、いい年だったかなと。 ま、家族のメンバー全員が元気に年を越せたのだから、それだけでもいい年なんですけどね。 さてさて、本ブログご愛読の皆様は、どのような一年をお過ごしでしたでしょうか。それぞれが満足できる一年だったとしたら、私も嬉しいです。 本ブログは、来年も頑張って継続して行きます。また来年もお立ち寄りのほど、よろしくお願いいたします。
December 31, 2012
コメント(2)
さて、今年も残すところあとわずか。今日は、これも恒例に従いまして、一日黒豆を煮ておりました。 おせち料理の中でも黒豆だけは私が作ると決めておりまして、29日の夜から豆を水に浸け、今日は昼から豆を煮始めた次第。一日では完成しないので、明日もう一日かけてとろとろと煮ていきます。 塩をひとつまみも加えず、白砂糖だけで煮るのが釈迦楽風でありまして、その砂糖も、豆を火にかけている時は加えないの。とろとろと煮て、一旦火を止め、そこで砂糖を加えて冷まし、また暫く火にかけた後、火を止めて砂糖を加えて冷ます。この繰り返しを二日間やり通すわけ。それで、えも言われぬほどおいしい黒豆が完成するのよ。そこに妥協のつけいる隙なし! だけど、毎年必ず一回は吹きこぼすんだよな〜。今年も既に一回、吹きこぼしちゃった! まあ、それも含めての年中行事なんですけどね。 ということで、明日も一日黒豆を煮ながら、ゼミ生の卒論の添削でもして一年の最後の一日を過ごす予定でございます。
December 30, 2012
コメント(0)
![]()
今日は毎年恒例、京王百貨店新宿店で開催されている年の瀬古本市に行ってきました。 でもその前に腹ごしらえということで、新宿ルミネ7階にあります「ベトナムアリス」でベトナム料理を堪能。ここはいつ行っても旨いね! で、お腹が一杯になったところで、いざ出陣! 今日はどんな本に出会えるかな? が! むむむ・・・。 うーん・・・。 調子が出ない・・・。 今年の京王古本市は、どういう訳か戦前の本を売る店の出店が多く、祖父の書斎にあったような日に焼けて真っ黒になったような本ばかりで、さすがの私も食指がまるで動かず・・・。 私としては、1970年代以降くらいの本を目当てにしているので、ちょっと今日の品揃えは私には古すぎましたね。 で、一冊も収穫無しというのも寂しいので、一冊だけ、足立倫行さんの自伝的エッセイ『1970年の漂泊』の美本を500円でゲット。ま、最近、自分が子供時代から青春時代を過ごした「昭和」という時代に興味がありますので、いいかなと。これこれ! ↓【中古】 1970年の漂泊 文春文庫/足立倫行【著】 【中古】afb価格:150円(税込、送料別) なあんだ、この本、楽天だと150円で売っているのか!! しかも今日の収穫は結局これ一冊。ま、そういう日もあります。まったくのボウズじゃなかっただけ、良しとしましょうか。 さて、今日はそんな感じで遊び暮らしましたので、明日は少し、ゼミ生の卒論の面倒でも見てあげることにしますかな。連中も首を長くして、私の添削を待っている頃でしょうからね!
December 29, 2012
コメント(0)
なんと昨日までしっかり授業をしてようやく冬休みとなった私、今日は東京の実家に戻って参りました。今日までお仕事という方も多いのか、東名上りはどこも渋滞もなく至極快調。 で、途中、新東名の静岡サービスエリアで休憩したのですが、夕方の5時を回ったところで小腹が空いたこともあり、何かちょっとお腹に入れて行くかということになりまして。 で、パン屋さん附属のカフェで、菓子パンとカフェラテ、なんてことも考えたのですが、それではいかにも芸がない。と言うことで、サービスエリアの中でも端っこの方の、しかもちょっと奥まったところにひっそりとあった「おでんコーナー」に我ら夫婦は向かったのであります。 とこれが大ヒット! おでんたって、何せ静岡のことですから、東京や名古屋では味わえない黒々とした出汁に浸った「しぞーかおでん」が置いてある。で、どれもおいしそうだったのですが、やはり「しぞーかおでん」の醍醐味と言えば黒はんぺんだろうということで、これをひと串。それから「牛筋」と「なると(輪切りではなく、縦に半分に割ってあるのが串に刺してある奴)」も一本ずつ。それから、これは初めて見たのですが、「茹で卵」ではなく「出汁巻卵」が串に刺してあるのも旨そうだったので、これもひと串。合わせて4本にたっぷりと青海苔とダシ粉をかけたものを400円でゲット。そう、串に刺したおでんはどれも一本100円なのでありまーす。 で、店内にしつらえてあるカウンターに坐ってこれらを食べてみたわけですが、うーん、これがね、なかなか旨いのよ。いつも食べ慣れている東京風のおでんと違うところが珍しくもあって、なおさらおいしい。 ということで、二人で400円という格安なお値段で、小腹を満たすという所期の目的を十分果たすことが出来た我々だったのであります。ここ、色々なおむすびとかお弁当とかも売っているので、今度はここで本格的に食べてもいいな。「しぞーかおでん」を堪能しつくしたい感じ。 さてさて、実家に戻ったとはいえ、まだまだ卒論指導の仕事は残っているのですけど、まあ、それはちょいと置いておいて、今日明日くらいは、少し息抜きをさせていただこうかなと。 というわけで、明日も東京生活をエンジョイする予定。詳しくは、明日のココロだーーー!
December 28, 2012
コメント(0)
私、ある詩人のジジイと知り合いなんですが、このジジイが私のところに何か送ってきまして。何かと思ったら詩の小冊子。で、目次を見ると・・・あらら、執筆者の欄に書いてある名前が全部このジジイの名前じゃん? で、創刊の辞なるものを読んで納得。 このジジイ、しばらく前まで詩関連の学会を主宰していたんですけど、まあワンマンな人で、もう自分の好き勝手にやっていた。で、どういうアレか知りませんけど、妙に自信満々な人で、自分と意見の異なる人はメッタ切りにする。ワタクシ、今まで生きてきた中で、これほどの自信を持って容赦なく他人を批判する人って見たことがないくらい。 そんなジジイをなんで私が知っているかというと、この人物の人柄について無知であった頃、別な人から誘われて、この人の主宰する学会で発表をしたことがあるからです。 で、その時、学会として論文集を作るので、私にも参加してくれと言われ、発表原稿をもとに論文に書き直したことがあったわけ。これが災難のもととも知らず・・・。 で、私が論文に書き直したものを提出すると、そのジジイが私の原稿に完膚なきまでに朱を入れやがって。おいおい、客人に向ってそれはないだろう・・・。 で、そこから色々やり取りがあって、結局、私はその原稿を引き上げることとし、いわばそこで袂を分かったと。 ま、私は別にその学会に入っていたわけではないので、それが縁の切れ目となったわけですが、その時、私と同じく論文集への寄稿を要請された友人からの話によると、他の寄稿者もジジイのやり方に辟易し、その論文集の話は立ち消えになったのだとか。 まあ、普通の神経をしている人だと、そのジジイと一緒に何かやるというのは無理なんですな。 で、それから幾星霜。今日受け取った詩の小冊子の創刊の辞によると、どうも今年の春、この学会が散会になったらしい(学会が散会って、そんな話、他で聞いたことがありませんが・・・)。 まあ、そのことを聞いて、私としては逆によく今年まで持ったなと、そっちの方に驚いたわけですけれども、驚いたのはむしろその先の話。 なんとこのジジイ、腹いせ紛れか、とうとう自分一人の詩誌を創刊したと。それが今日送られてきたこの小冊子だったんです。 で、その中身はというと、自作の詩が何編かと、そして昨年彼が出版した芭蕉の句の英訳本に対するある書評に対し、反論を試みた数ページの反駁文だったと・・・。 どうやらこの書評子、ジジイのことを評するに「この人の得体の知れない筆力はとうてい自分などの云々できる性質のものではないので、後の時代の人の評価に任せよう」と述べたらしいんですな。まあ要するに、このエネルギッシュなジジイのことはとりあえず放っておこうと、そういう極めてリーズナブルな提案だったと。で、この提案に含まれる揶揄を敏感に感じ取ったジジイは、延々と書評子を罵倒する文をエネルギッシュに綴ったというわけ。 要するに、元気なジジイなんですな。 というわけで、ひたっすら扱いに困るジジイなんですけど・・・、しばらく離れていたこともあって、なんか妙に可愛く思えてきましてね。被害が及ばないところから見ている限り、このジジイが相変わらず元気だ、ということが面白く思えてきた。 ということで、ついうっかり、「ジジイ、頑張れ!」なーんて応援したくなってきたワタクシなのでありました、とさ。
December 27, 2012
コメント(0)
豆腐ダイエット二日目。今日も夕食はご飯の代わりに木綿豆腐。おかずを豆腐で食べるというスタイル、慣れると結構違和感なくなりますね。で、木綿豆腐って、予想外に腹持ちがいい。満腹感はないのに、いつまでもお腹が空かないという感じ。 もっとも、もうすぐ実家に帰省しますので、そうしたら毎日ご馳走攻めで豆腐なんか食べている暇はないと思いますけどね。続きはまた名古屋に戻ってからかな。 さて、ゼミ生から送られてくる卒論原稿が溜まっているので、本当なら今日も添削作業に勤しまなくてはならないのですが、今日はちょっといいかなと思い、軽くショッピングに出てしまいました。先日、ふとしたはずみにコーヒーを淹れるためのガラスのポットを割ってしまったので、新しいものに新調する必要もありましたので。 向かった先は「ヒルズウォーク徳重」というショッピングセンター。ここに「カルディ・コーヒー」があるので、ここで先代と同じガラスポットを買おうというわけ。 で、とりあえずサブウェイで腹ごしらえをして、その後、ちょっと本屋さんなんかも覗いてみたりなんかした後で、いよいよカルディ・コーヒーへ。いつものように店頭でタダで配っている珈琲をいただきつつ、店内を逍遥することに。 カルディ・コーヒーって、最近はあちこちに出店しているので、ご存じの方も多いと思いますが、コーヒーの他に輸入食品をあれこれ扱っております。で、この輸入食品ってのが実に面白くて、ついつい買っちゃうんですよね、必要があろうとなかろうと・・・。 でまた、店内はそれほど広くないのに、妙に入り組んだ造りで、その入り組んだ店構えの中を経巡るのが楽しいのよ。あの店舗デザインをした人、天才じゃない? というわけで、本来の目的であったコーヒー・ポットの他に、フランス製の紅茶のティーバッグとか、ドイツ製のホットワインとか、カナダ製のメープルシロップとか、ベルギー製のトリュフチョコとか、とにかくそんなあれやこれやをドカ買いですよ。 とまあ、そんな感じでちょっとだけ外に出ただけですけど、それだけで大分気分が変わり、リフレッシュできましたので、今日の買い物は大成功だったかな。 さて、今日はもうこの辺でおしまいとし、これから深夜の茶会でもして、風呂入って寝ます。それでは、皆さま、お休みなさい。明日は寒いそうですから、暖かくしてお休み下さいね~!
December 26, 2012
コメント(0)
今日、トヨタ・クラウンの新車が発表されたのですが、それを見てビックリ。もう、たとえようもないほどカッコ悪い。クラウンなんて、トヨタからすれば主力車種なんだろうに、あんな目を覆いたくなるようなデザインにしちゃって、いいんですかね・・・。 どうしたらあんなデザインにゴーサインを出せるのだろう? 正気の沙汰とは思えないな。世界にはカッコいいクルマが沢山あるのに、そこから何一つ学ばず、今回のクラウンみたいなのを世に出すって、一体、どういうつもりなんだろう。ほんと、分けわからんわ・・・。 さて、それはさておき、今日のワタクシですが、また変なことに着手しましたよ。「豆腐ダイエット」でございます。 先だって受診した人間ドックの結果が出まして、全体としてはさらに数値が改善し、ほとんど「オールA」判定だったのですが、脂肪肝傾向だけはまだ改善が足らなかったんです・・・。 ということで、何か改善方法を考えようと思って、思いついたのがコレ。 前にも一度炭水化物を1週間抜くダイエット法を試し、1週間で3.5キロ痩せたことがあったのですが、あれは結構辛かったので、そこまで追い込むことなく長続きするダイエット法はないかと思い、夕食の時にご飯の代わりに豆腐一丁を食べるというのをやってみようかなと。 で、早速、今日、夕食の時にご飯代わりに豆腐を食べてみたのですが、これがね、まあ、そこそこ行けます。もともと豆腐好きだし。お腹も結構膨れる。 ただ、これ毎日続けたら飽きるかな、という感じはあったので、例えば週に2回とか、その程度の頻度でしばらくやってみようかと思っています。何せ豆腐は良質な植物性タンパク質の宝庫ですから、筋トレ&格闘技で鍛えているワタクシにもちょうどいいかなと。 ということで、脂肪肝改善を狙った私の新たなダイエットチャレンジ、経過に乞うご期待です。
December 25, 2012
コメント(0)
![]()
先日、「今年読んだ本ベスト3」を発表しましたが、私、ベスト1に推すべき本を忘れておりました。若き日のイヴ・サン・ローランが書いた絵本の『おてんばルル』、これこそ、今年読んだ本の中で真のベスト1でございます。これこれ! ↓【送料無料】おてんばルルソフトカバー版 [ イヴ・サン・ローラン ]価格:2,100円(税込、送料別) 絵本ったって、子どもに読ませる類のものではなく、大人のための絵本ですが、我が家ではこの本を読んで以来ルルの魅力にノックアウトされ、彼女が発する「シュミック!」「プリュック!」という得体の知れない言葉がしばらく大流行したものでございます。さすがイヴ・サン・ローランのエスプリ。一家に一冊、おてんばルルを是非! さて、今宵はクリスマス・イヴ。釈迦楽家では吉例に則り、今日はワタクシが腕を振るって「釈迦楽特製パエリア」を作り、白ワインと共においしくいただいたのでした。そして食後は濃い目に淹れたコーヒーにビスコッティー。クリスマスに外に出かけて、どこぞのレストランでぼったくられながらお高いフレンチの定食を食べるのなんざ愚の骨頂。クリスマスは家で過ごすものと決まっております。 そしてプレゼント交換。私は家内に本格のチェス盤、家内は私にカードケースを。数年前にやはり家内にもらったカードケースが大分痛んできていたのでね。新しいのは紺地に空色の糸でステッチがしてあって、なかなか素敵です。 ということで、今日の釈迦楽家は、良きクリスマス・イヴとなったのでした。これをお読みの皆さんのところも、楽しい夕べとなったことでございましょう。 それでは、メリー・クリスマス! そして、お休みなさーい。
December 24, 2012
コメント(0)
チェス好きの家内から聞いたところによると、チェスでは白の先手が圧倒的に有利なのだそうで、そんな中、黒の後手ながらチェスの某名人に勝利した日本の羽生善治棋士のチェス棋譜は、今や伝説となっているのだとか。 つまり、将棋の棋士はチェスにも強いと。 さて、このところ卒論の添削の合間にコンピュータの将棋ゲームに興じていることは、このブログにも書きましたが、今やレベル6でも時々勝てるようになったワタクシ。ひょっとして知らぬ間に、将棋だけじゃなくチェスの腕も上がっているのではないの? 実は、昨夜、深夜の茶会をしていて、そろそろ風呂にでも入って寝るかということになった時、ついうっかりテーブルの上にあったチェス盤の駒を動かしてしまい、それがもとで夜中の1時頃から家内と私のチェス勝負になってしまったのでございます。 以前、家内とは一度チェスの勝負をやったことがあるのですが、その時はそれこそコテンパンにやられまして。今回もどうせそんなことになるのではないかと思っていたのですが・・・ アレレ? 結構、いい勝負になっているかも。 で、双方譲らず、結局、盤上に残った駒が両者合わせても5個くらいになったところで引き分けとなったのでございます。気付けば深夜2時。 それにしても絶対簡単に負けると思っていたのに、引き分けまで善戦したワタクシ、大したもんじゃないですか。やっぱりアレですかね、日々将棋で遊んでいたことが効いているじゃないでしょうか。 ということで、立派なチェス盤も買ってしまったことですし、家内の次なる挑発にも対応できるよう、せいぜい将棋の勉強でもしようかと思っている私なのでございます。
December 23, 2012
コメント(0)
今年を振り返るシリーズ、今夜は「今年買ったジャズCDベスト5」です。 しかし、本の時と同じく、今年はジャズCDの分野でも不作で、これはと思うような愛聴盤は発掘できず。まあ、そこそこよく聴いたかなという程度ですが、とにかくまず第5位から。第5位 ミシェル・ルグラン『風のささやき』 ルグランの本作をジャズと認めるかどうかはさておき、良き時代のフランス映画って、結局、ルグランの音楽を聴くことなのね、と納得させるには十分な出来。色物としては良くできているのではないでしょうか。第4位 ブルー・ミッチェル『ブルース・ムーズ』 冒頭の一曲目がいいですな。ウィントン・ケリーのピアノも華やかで。第3位 ジョン・コルトレーン『バラッド』 コルトレーンって、何と言っても「音のシーツ奏法」ですから、隙間なく吹きまくるタイプの人で、私としてはさほど好きなプレーヤーではないのですが、このアルバムは割とこうリラックスして吹いていて余裕が感じられる。その辺がね、リラックスして聴ける要因かも知れません。第2位 マッコイ・タイナー『リアル・マッコイ』 マイルス・デイヴィスはどういうわけかマッコイ・タイナーをほとんど使いませんでしたが、私は案外嫌いではない。ジョー・ヘンダソンとの共演なんかでも、割といい味を出しているのではないかと。ということで、この先、もう少しタイナーを勉強してもいいかと思わせたアルバムとして、この辺に置いておきましょうか。 第1位 チャーリー・ヘイデン『ナイト&ザ・シティ』 収穫の少なかった今年の中で、ピカ一だったのが本作。林家正蔵師匠のおススメで半信半疑で買ったものの、実はとっても良かったという。特に1曲目が素晴らしい! ま、それでもね、色々買って一枚でも長く聴ける愛聴盤があれば、いいかな。自分にとっての名盤って、そんなに数があるわけでもない。それを気長に探すというのが、ジャズの面白さでもありますからね。【Aポイント+メール便送料無料】チャーリー・ヘイデン Charlie Haden & Kenny Barron / Night ...価格:1,790円(税込、送料別)【送料無料】ザ・リアル・マッコイ [ マッコイ・タイナー ]価格:1,700円(税込、送料別)ジョン・コルトレーン(ts)/バラード(SHM-CD)(CD)価格:1,800円(税込、送料別)[CD]BLUE MITCHELL ブルー・ミッチェル/BLUE’S MOODS【輸入盤】価格:1,268円(税込、送料別)【送料無料】JAZZ名盤 BEST & MORE 999 第3期::風のささやき [ バド・シャンク〜ミシェル・ルグ...価格:999円(税込、送料別)
December 22, 2012
コメント(0)
![]()
今年を振り返るシリーズ、今日は「今年買って良かったヒット商品ベスト5」でございます。まず第5位から!第5位 「Ma Vie」の紅茶と「蕎麦茶」 私は紅茶をはじめとしてお茶全般が好きで、家でも夕方と深夜にティータイムがあるのですが、そんなこともあって各種のお茶は必需品。紅茶ではいつも「ルピシア」というお店で色々な種類を買っております。 で、今年の秋に小淵沢に遊んだ際、「Ma Vie」という喫茶店で飲んだ紅茶が実においしかったので、その店で「アイリッシュ・クローバー」と「モンブラン」という2種類の紅茶を買って帰ったのところこれがまた実に旨し。今後、小淵沢に行った時には絶対買って帰ろうと決意した次第。 一方、「蕎麦茶」の方は、やはり秋口くらいからはまりまして、以後、麦茶のようにしてずっと飲み続けております。冷やして飲んでも旨いし、作りたての薫り高い奴も旨いんだよね! もはや我が家の常備茶になりつつあります。第4位 「いなばのタイカレー」 これ、以前このブログでも紹介した1個100円ほどの缶詰カレーなんですけど、これが100円とは思えないほどのクオリティー。まさに本場の味で、スーパーなどで見かける度に買い、休日の昼食を簡単に済ませたいなんてときによく食べています。第3位 「クリニークの制汗剤」 究極の制汗剤。ちょっと高いけど、対効果から言えば納得の逸品。第2位 「iPad」 瞬時に立ち上がり、サクサクと心地よくネットサーフ出来るという点では、パソコンをはるかに凌駕。我が家でも引っ張りだこの使用頻度。「それ以上」の使い方はまだ模索中ですが、そういう可能性への期待も含めて第2位ということで。第1位 「Garmin のカーナビ」 コストコでわずか1万数千円で買ったカーナビ。しかし、無類のクルマ好きにして途方もない方向音痴のワタクシ、このカーナビが愛車についたことでまさに鬼に金棒となりました。時どき、無謀な道案内をしてくれて、余計ドキドキさせてくれたりもしますが、とにかく最終的には目的地に到達できるという自信は何ものにも代えがたい。こんなに便利なものが1万数千円で買えるのならば、なぜもっと早く・・・、と思ってしまうほど。しかも、ガーミンのカーナビは、地図さえ替えればアメリカでも使えるので、来年、アメリカに滞在する時は絶対に持っていくつもりでございます。 優れた商品との出会いも、人生を豊かにしてくれるという意味では、人との出会いとなんら変わりはありませぬ。さて、来年はまたどんなスグレモノと出会えるか。それを楽しみに、各方面にアンテナを張っておくことといたしましょう。★ご好評につき送料、代引き手数料無料です★送料無料★北海道は送料がプラス¥500になります★...価格:18,980円(税込、送料込)代引手数料無料・全国送料無料Apple 第3世代 iPad Wi-Fiモデル 64GB MC707J/A ブラック【送料無...価格:58,800円(税込、送料込)気になる脇に!手軽につけられるロールオンタイプの制汗剤!32%OFFクリニーク(CLINIQUE)【ア...価格:1,409円(税込、送料別)韃靼そば茶/国産・無農薬/ 北海道産のダッタンそば茶//国産/そば茶/蕎麦茶/ソバ茶/韃靼そば茶【...価格:1,260円(税込、送料別)いなば タイカレー 125g タイカレー[いなば食品] チキンとタイカレー(グリーン/レッド/イエロ...価格:577円(税込、送料別)
December 21, 2012
コメント(0)
![]()
さーて、今日は「今年読んだ本ベスト3」でも発表するか、と思って、自分の今年の読書生活を振り返ってみたところ、ビックリよ。 何がビックリって、碌な本読んでない。それどころか、碌に本を読んでない。 まあね、夏以降、自分が出す本を書くので手一杯で、人の書いた本を読む暇がなかったということはありますが、それにしても今年の私の読書生活は貧弱の極み。 昨年は、『日本の鶯』(1位)、『ショーケン』(2位)、『天才アラーキー 写真ノ愛・情』(3位)と、それぞれとんでもなく素晴らしい本をベスト3に選んでおりますが、今年は残念ながら、これらの本と同レベルの感動を受けた本は読んでおりませんなあ。 これはもう一重に私の勉強不足以外の何ものでもありません。深く、深~く反省。買ったまま「積ン読」になっている膨大な量の本の中に素晴らしい本が含まれていただろうに、それを読まなかった私が悪いのでございます。 と、たらたら言い訳した後でナンですが、一応今年のベスト3を発表しておきますと・・・第3位 山本容子 『マイストーリー』 版画家・山本容子氏の半生を描いた自伝。特に美大生時代の描写が秀逸。第2位 柴田元幸 『翻訳教室』 翻訳の名手・柴田元幸氏の東大での翻訳の授業を紙上で再現したもの。これに大いに触発され、今、私も同じような翻訳関連の授業を行っているのですから、実際の影響力という点では一番だったかも。第1位 町山智浩 『ベスト・オブ・映画欠席裁判』 「面白い」という点で判断すれば、今年は断然、この本が面白かった。映画をこれほど面白く語れるなら、アメリカ文学だって・・・と思うのですが、なかなかそういう文学本は出ませんなあ。そういう意味では、私もこの本を煎じて飲まなきゃ、って思います。 ちなみに意外に面白かったという点ではピース・又吉直樹氏の『第2図書係補佐』を挙げておきましょう。やはり又吉氏、只者ではないな。あの読書力があれば、NHKでもどこでも入り込めるんじゃないでしょうか。彼の将来は、安泰だ。きっと。 さてさて、来年はですね、2月の頭くらいに私も本を出します。多くの人に「今年のベスト3」と言ってもらえるようになれば、いいな!【送料無料】ベスト・オブ・映画欠席裁判 [ 町山智浩 ]価格:940円(税込、送料別)【送料無料】翻訳教室 [ 柴田元幸 ]価格:1,890円(税込、送料別)【中古】 マイ・ストーリー 新潮文庫/山本容子【著】 【中古】afb価格:150円(税込、送料別)【送料無料】第2図書係補佐 [ 又吉直樹 ]価格:520円(税込、送料別)
December 20, 2012
コメント(0)
![]()
『007 スカイフォール』を観てきました! やっぱりね、ダニエル・クレイグは裏切りませんね。お約束のタイトル前のアクションから息を呑ませます。でまた、今回の敵役であるハビエル・バルデムも異様な存在感で怪演至極。 ただ、後半において、ハビエル君がMを狙って襲ってきて、Mを守ろうとする007との攻防戦になるわけですけど、ハビエル君ほどの組織力と頭脳を持った人物が、や○ざの出入りみたいな感じで子分を引き連れて生身でのこのこ出てきますかねえ? という疑問は少々。でまた、迎え撃つ007側も、手近にあった貧弱な武器を工夫して罠をしかけるあたり、「これって・・・マコーレー・カルキン君の『ホーム・アローン』の世界じゃん?」と突っ込みたくなったりしますが、その辺は、武士の情けで大目に見よう。007映画なんだから、いいじゃないか。 ということで、この映画に対する私の評価点は・・・ 「85点」でーす! もちろん合格。 さて、今年も残り2週間。もう年内に映画を観ることはないだろうという観測のもと、今年見た映画のランキングを発表いたしましょう。これ、「今年、私が見た映画」という意味で、「今年発表された映画」という意味ではありませんのでご承知おきをを。ではまずベストから。第3位 『スナッチ』 ブラッド・ピットとか、ベニシオ・デル・トロとか、あれこれ出ている『パルプ・フィクション』的な錯綜映画ですけど、ガイ・リッチー監督の才気溢れる逸品でございます。第2位 『拳銃王』 グレゴリー・ペック主演の西部劇。愚直な男を演じたら右に出るもののないペック演じるところの、切ない無法者の恋。間違いなく隠れた名作。第1位 『レイヤー・ケーキ』 ダニエル・クレイグ主演のギャング映画。007役もステキですが、彼本来の味は、実はこちらではないかと。つまり、洗練の極みを行く男というより、洗練を夢見ながらたまに間抜けなこともする新進の一匹狼的なギャング役。ラスト・シーンの衝撃が、今も脳裏から離れません。久々にとことん惚れ込んだ映画でした。 あと、この他にもう少しでベスト3に迫った映画として『ギャラクシー・クエスト』の名前も挙げておきましょうか。 さて、次に今年見たワースト映画をご紹介しちゃいましょう。第3位 『ダーク・シャドウ』 現代に蘇る吸血鬼のどたばたを描くという趣旨の映画で、シチュエーションからすればもっと面白くも出来ただろうに、実際には全然面白くないという・・・。もう、ジョニー・デップとティム・バートンが組んだ映画は今後一切見ないと決意させるほどのつまらなさでした。第2位 『探偵はBARにいる』 もちろんDVDで見たのですけど、邦画ってやっぱりこのレベルなんだ、と再確認させられたという・・・。大泉洋、決して嫌いじゃないんですけど、「こういうふうにしたら面白いでしょう?」と、上目使いに揉み手擦り手したような映画になっていたのが残念。もっと彼の面白さをナチュラルに引き出せないものですかねえ。 そして栄えある・・・じゃなくて、ハエがたかりそうな無価値映画第1位は・・・第1位 『かいじゅうたちのいるところ』 かいじゅうと子どもが出てくるので、それだけでも多少は見られるかと思ったら大間違い。登場人物の誰(どれ)にも共感が持てないので、見ているうちにどんどん不愉快になってくるような映画です。第2位の『探偵』はあまりの出来に呆れますが、呆れるだけで済む。ところが『かいじゅう』は不快感が増してきますからね。 ということで、ワーストの方はどうでもいいですけど、ベスト3+1の作品はどれも見る価値ありありですから、まだ見たことのない方は是非!【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】レイヤー・ケーキ コレクターズ・エディション [ ダニエル・ク...価格:1,000円(税込、送料別)【1000円以上送料無料】拳銃王/グレゴリー・ペック価格:1,890円(税込、送料込)【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】スナッチ [ ベネチオ・デル・トロ ]価格:1,000円(税込、送料別) 【中古】美品! ギャラクシー☆クエスト/シガニー・ウィーバーDVD/洋画SF価格:955円(税込、送料別)
December 19, 2012
コメント(0)
このところ、ひそかに将棋がマイブーム(死語?)でございます。 パソコンのフラッシュゲームの将棋をちょっとした時間の隙間にやるのですが、頭の体操にはなりますね。 で、最初は「レベル3」から始めるのですけど、レベル3だと、コンピュータ側は飛車・角抜き、それどころか香車、桂馬もないという状態。これだけハンデがあると、さすがに大抵勝てます。 でね、勝ち逃げするのが楽しいの。 だけど、あんまりレベル3で勝ち続けると自動的に相手がレベル4に上がってしまう。レベル4だと飛車・角だけがない状態です。 で、さらにレベル4で勝ち続けると、今度はレベル5に上がるんですけど、レベル5だともうすべての駒が揃った状態での対戦となる。こうなると、ズブの素人のへぼ将棋だと、最初はなかなか勝てません。 だけど、今日はレベル5で勝っちゃった。ウフ。気分よろし。 しかし、アレですな。将棋の駒の配置って、実によく考えられておりますなあ。実際にやってみると、つくづくそう思います。これこれ! ↓将棋フラッシュゲーム 一方、私の家内はチェスにはまっており、強い、強い。 で、先日「クリスマス・プレゼントに何が欲しい?」と聞いたら、「チェス・ボード」というので、本格的な奴を買っちゃった。これからは、このボードと本物の駒を使って、過去の名勝負の記譜を並べて勉強すると言っております。一体、家内は何になりたいんだ? というわけで、私は将棋、家内はチェスと、何故かいきなりトラディショナルなボードゲームが流行している我が家なのであります。
December 18, 2012
コメント(2)
今年度から大学院の授業で「翻訳演習」みたいなことをやっていて、毎週、英米の作家の短編小説を1篇選び、その冒頭の1頁を日本語に訳す、ということを行なっているのですが、これがね、なかなか面白いんですなあ。 素材となる短編小説は、いちいち探してくるのが面倒なので、よくある大学生向けの英語教科書で、「英米短編小説傑作選」みたいなのから取ってくるわけ。だから、どの作品も一応は「傑作」と呼ばれるような類のものなのですが、そういう短編小説の冒頭の1頁を日本語に直すとなると、色々発見があるものでして。 一つは、「翻訳」なるものが如何に難しいか、ということね。 英語を英語としてざっと読み、何が書いてあるか、その小説のどこがいいか、どこが面白いか、なんてことは、別に苦もなく分かるんです。だけど「内容を理解する」というのと、それを「日本語に訳す」というのでは、それこそ行って来るほど違う。 たかだか1頁、それも別に特に難しい小説でもないのに、それを日本語に訳すとなると、少なくとも1箇所は難所があって、どう訳していいものか、途方に暮れることになる。 で、そういう難所以外の場所ですら、考え出すとなかなか答えが出せなくなってくるものでして。例えば、「彼女はそう言って笑った」とするのと、「女はそう言って笑った」というのでは、受ける印象が全然違う。この作品の場合はどちらにすべきか? なんてことをいちいち考えていたら、ホントに前に進まないです。 またそういった「翻訳云々」ということとは別に、純粋に作品として見た場合、やっぱり著名な作家の短編ともなると、うまいなあ、と思わされることが多いんだ、コレが。 例えば、夫婦の機微を描かせたら右に出るものがないジョン・アップダイクの短編なんか読むと、最初の1頁を読んだだけで、登場人物の夫婦の関係がすべて分かってしまう、なんてことがありますからね。別に、その夫婦のバックグラウンドが書いてあるわけでもなし、ただ二人の何気ない会話とか、ちょっとした口喧嘩が書いてあるだけだったりするのだけど、それでもそのちょっとした会話から「ああ、この夫婦は大学時代の同級生なんだろうけど、奥さんの方が才媛なのに対し、旦那の方は頭が悪く、旦那はそのことをコンプレックスとして抱え込んでいるんだろうな・・・」なんてことまで分かってしまったりする。 それはやっぱり、腕、なわけですよ。 というわけで、院生たちと一緒に私も翻訳にトライしつつ、「難しいな!」「上手いもんだな!」と、悲鳴をあげたり称賛の声をあげたりしているのでございます。
December 17, 2012
コメント(0)
自民圧勝ですな。 まあね、ひどかったからね、民主党。 とはいえ、自民党が政権をとった場合、どうなるのかってことが問題だよね。とりわけ、最近とみに右傾化しているように見える人が党首だと、コワイようなところもある。 また私の最大の関心事である教育行政もどうなるのかねえ・・・。 自民党は「6・3・3・4制の見直し」「秋入学の導入」なんてことを政策に掲げていますが、国立大はこういう政治の動きをもろに受けますからね。良いように変わればいいのだけど・・・。 ま、政治にはあんまり期待しても無駄なんだけど、民主党時代のように、「とにかく国立大教員の給料減らせ」というのは、やめてくれ!! モチベーションが下がる!
December 16, 2012
コメント(2)
今日も朝から卒論の添削に追われていたのですが、夜は柔術道場の忘年会があり、そちらに参加してきました。 私が柔術を習っているA師範は、二つの道場で指導していらっしゃるのですが、忘年会は二つの道場の門下生が集まるものですから、普段はなかなか会えない別な道場の門下生の方たちとも顔を合わすことのできる貴重な機会となります。 で、今日も、いつも一緒に稽古している仲間とはもちろん、日頃は会えない別な道場の仲間とも打ち解けて色々な話を伺うことが出来、収穫の多い忘年会となりました。 道場の近況から言うと、時々A師範の道場に教えに来ていただいているS師範が、春日井にあるご自宅に道場を開かれたとのこと。また、もう一人の師範であるU師範が、つい先日、本部道場にて宗家先生から口伝を受けられ、皆伝師範になられたとのこと。お二人とも、私などからすれば雲の上の方たちですが、いつか自分もそうなりたいという意味で、目標になります。 それから、今年の秋に二段に昇段されたOTさんと、同時期に初段を取られたODさんという、私とほぼ同年代のお二人とお話をするうち、それぞれの経歴やご家族のご様子などが分かってきて、今までお互いにお互いの経歴をまるで知らなかっただけに、より一層、好誼を深めることができました。特にビックリしたのは、ODさんが私の学生時代の同級生と知り合いだったことで、世間は狭いなと。 そうそう、そのODさんに関してもう一つビックリしたのは、彼はもともと空手をやっていて、正道会館時代は空手家の佐竹さんの先輩だったとのこと。ひゃー、そんな凄いキャリアを持つ人と毎週稽古しているのか、ワタシは! そして、若手のFさんとは、共に熱狂的なF1ファンということで、今シーズンのF1を総括するトークで盛り上がりまくり。そして彼がライコネンのファンだったということを知り、頷くことしきり。F1の世界では、どの選手のファンかということでファンの性格も結構分かるもので、なるほど確かにFさんはライコネン・ファンっぽいなと。 また、私とは同業のK先生は、今日、わざわざ私の著書を持ってきて下さって、私にサインをしてくれと頼まれたのですが、これには恥ずかしいやら何やらで参りました。しかし、取るに足りない私の業績なんぞでも、ちゃんと見ていて下さる方もいらっしゃるのかと思うと、大いに励まされます。今度出す本も、ぜひK先生にお送りしなくては。 ところで、今日は肝心のA師範とは席が遠かったので、あまりお話ができなかったのですが、他の人とお話ししているのを遠くから何となく窺っていると、最近の流星群について面白いお話をされているのが聞こえてきまして。 A先生曰く、流れ星にお願いをするというのは大切なことで、なんとなれば、不意にシュッと目の前に現れる流星に願い事をするには、日頃から強く、あることについて願いを抱いていることが必要であって、他方、日頃から常に自分の夢ないし願いを念頭に置いて準備に怠りないことこそが、その願いが成就するための条件でもある。だから、流れ星に願いをかけることが出来る人というのは、実際にその願いを成就する可能性が高いのだと。「だから私も、先日流れ星を見た瞬間、『金、金!』と願をかけました」と、最後に皆を笑わせたのですが、やはりA先生のおっしゃることというのは、説得力がありますなあ。 ということで、私もこの道場に通い始めて2年半、次第に顔見知りの仲間も増え、こういう場でも皆さんと楽しくお話しできるようになり、つくづく良かったなと思います。家と仕事場の他に、もう一か所、自分の居所を確保すると、楽しい人生が歩める、なんてことを言いますが、私の場合は、この道場が、第三の居場所になりつつあるなー、と思いつつ、今日のひと時を楽しんでいた私なのであります。
December 15, 2012
コメント(0)
さて、今年もあと2週間ちょいとなりました。この辺からそろそろ、2012年を総括する特集を始めて参りましょう。 というわけで今日はその第1回目。お馴染み「釈迦楽カー・オブ・ザ・イヤー」でーす! まずは各メーカーへの一言コメントから。<国内メーカー編> トヨタ 今年は、カローラが一新されたのがビッグ・ニュース、のはずですが、多分、だーれも気付いていないんじゃないかと。かつてトヨタの屋台骨を支えたこの車種も、今や風前の灯。日産ブルーバードがついに息絶えたことを考えると、果たしてトヨタがいつまでこの車種を維持するつもりなのか・・・。その他では、プリウスより小型のハイブリッド車「アクア」の登場が大きく、これがまた売れまくっているらしい。当分、トヨタのハイブリッド景気は続きそうです。 一方、レクサスもあれこれ新型が出たようですが、あの噴飯モノに不格好な「スピンドル・グリル」でデザインを統一しようって、一体誰が、どうして思ったのか。「AE86」の救いがたいカッコ悪さもそうですが、大トヨタにはまともなデザイナーが一人もいないんでしょうな。日産 上にも言いましたが、ブルーバードが消えた。幸せの「青い鳥」を自ら殺してしまうなんて、すっごく不吉なことをよくやりますなあ・・・。 この会社、今年何かやりましたっけ? キャラバンが新しくなってうすらでかくなったことと、ノートが新しくなって、さらに不格好になったことくらいしか思い出せない。かの「GT-R」のように、気が遠くなりそうなほど不格好なクルマを恥ずかしげもなく出せるこの会社も、デザインとは無縁ですな。ホンダ 軽自動車の「N BOX」と「N ONE」が売れまくって、景気の悪い同社を救った、というのが今年のこの会社のハイライト。だけど、かつて初代「シティ」が出てきた時のような、この会社独特の楽しさというものは、絶えて見られませんなあ。以前「ビガー」なるめちゃくちゃカッコいいホンダ車を所有していた私としても寂しい限りですが、私の目から見て、最早この会社に期待するものなし。スバル フォレスターが新型になり、デザイン的には改悪。ついでに言えば、レガシーもどんどんカッコ悪くなる一方だし、インプレッサも旧型の方が格段にデザインはよかった。インプレッサ・ベースのXVなるSUVが今年出ましたが、これもどうでもいいね。トヨタと共同で出した「BRZ」も、ダサいことこの上なし。 ただし、衝突回避の優れたシステムである「アイサイト」を、わずか10万円程度の値段で提供しているのは素晴らしい! 日本政府は、こういう優れた新技術を開発したスバルをもっと褒めなくちゃ。そして、シートベルトと同様、制度的にこの種の衝突回避システムの設置を日本で生産されるすべてのクルマに義務付けるとか、そういうことをしなくちゃいかんのじゃないの?マツダ とにかく自前で培った「スカイアクティヴ」テクノロジーが秀逸。特にディーゼル技術が素晴らしい。そして安易にCVTに流れるのではなく、トルコン式の6速ATの改善をスカイアクティヴに盛り込んだところが偉い! CX-5もそこそこ売れているようで、良かった、良かった。最近出た「新型アテンザ」も、なかなかのデザイン。今、日本でデザインということが少しは分かっているな、と思うのは、この会社だけ。三菱 一番大きい話題は、ミラージュの復活。ところがこれがまた箸にも棒にもかからない車で、100回くらい凝視しても覚えられないほどのデザイン皆無車。よくもまあ、こんな車が企画を通るもんだなと。どうかしてるぜ! スズキ・ダイハツ 差し当たり、興味なし。コメントの要もなし。<ついでに外国車編> 今年出た見るべき外国車というと・・・ポルシェが新世代になりました。とはいえ、主力の「911」にしたって、キープ・コンセプトで50年やっているわけだから、特にコメントの要はなしかと。 その他では、相変わらず元気なVWが「up」を出したのが一番のニュースかな? よくできている上に、値段も150万円台からと、相当、戦略的な値付けをしてきている。ただ、いかんせん、シングル・クラッチのロボタイズド・トランスミッションというところが、日本を狙ったマーケティングとしては大失策。あれは癖があるから、この車を買いそうな層は、このミッションに腰が引けるでしょう。馬鹿だねVWも。こういうの出すなら、まずこの釈迦楽に相談しなくちゃ。他の誰に相談してるのよ。 その他では・・・ランチャ・イプシロンが、何故か「クライスラー・イプシロン」と名前を変えて出てきたとか、そんなこともありますけど、もともと数売れるクルマじゃないからどうでもいいか。フランス車の中では、比較的にシトロエンが元気があって、「DS3」とか、結構街でも見かけますが、「DS5」とかまで行っちゃうと、どうなんですかね。現行のシトロエンでは、C5のみ、私の興味を惹くクルマでございます。 ということで、色々考えた挙句、今年の「釈迦楽カー・オブ・ザ・イヤー」に輝くのは・・・ 「マツダ・アテンザ」でーす! おめでとうございます、パチパチパチ! 今、日本で売っているセダンの中では、出色のデザインなんじゃないかしら。もっとも、このクルマのデザイン・スタディである「タケリ」とか「シナリ」は、実現したアテンザよりさらにかっこよく、特に「シナリ」がそのままの形で市販化されたら、私なんぞいの一番にハンコもって契約に行くのですが、さすがにそこまでは行かなかった、というところですかね・・・。 しかし、今、日本車をどうしても買わなくてはならないとなったら、私ならアテンザのディーゼルを買います。私が買う気になる日本車って、今、他にありませんからね。 さてさて、今年を総括する企画、第一弾はこれにして終了。今後もアレコレやっていきますので、どうぞお楽しみに~!
December 14, 2012
コメント(0)
今年の世相を映す漢字、という例の奴。事前に予想しようと思っていたのに、もう決まっちゃった。今年は「金」なんですって? いや~。どっちにしろ予想できなかったな。「金」冠日食だとか、オリンピックの金メダルだとか、山中教授の大金星とか、その辺から来ているらしいですけど、うーん、世相から言って、「金」っていうほど日本は輝いてはいなかったと思うんだけど、どうなんすかね? 例えば「尼崎事件」とか、ちょっと前の「森口偽iPS事件」とか、「オセロ中島洗脳事件」とか、なーーんか変、としか言いようのない事件が多かったですから、私だったら「変」かな。・・・と思ったら、「変」は2008年の漢字に選ばれているんですね。だったら「異」か。島をめぐって「異」常事態もありましたし。 ちなみに、私個人の2012年の感じはね、「兆」なの。そのココロは・・・ まあね、何かこれからいいことが起こりそうだなと。その前「兆」のあった年、ということで。 しかし、世相を表す漢字を考えるというの、企画としてはなかなかよろしいですな。頭の体操にもなるし。今年何があったっけ、と振り返るのもいいですしね。大概のことは忘れちゃってますからね!
December 13, 2012
コメント(0)
![]()
最近、またぞろ私の「買い物虫」が動き出しておりまして。狙うは・・・タブレット。 タブレットと言えば、今年の6月ごろでしたか、iPad をゲットし、それはそれで使っております。確かにPCと比べて軽く、立ち上がりが圧倒的に早く、ネットの閲覧にしても気持ちよくサクサク動く。しかし、結局、iPad では文章が書けないんだよなあ・・・。 私の場合、この種のマシンを主として何に使うかというと、やっぱり文章を書くことに使うわけよ。だから、タブレットでも、もうちょい文章も書ける奴があればいいなと。 なーんて思っていたら、最近、タブレットとPCの中間のようなものが色々と出るじゃないですか。 タブレットとしても使えるのだけど、キーボード部とドッキングさせるとPCとしても使える、見たいな奴。あるいは、逆に見かけはPCなんだけど、ディスプレイをスライドさせたり、反転させたりすると、あーら不思議、タブレットに早変わり、みたいなのとかね。 で、話題のウィンドウズ8搭載のタブレットなんてのもあるようで、こうなるとおそらくワードなども動くのでしょうから、ひょっとして「タブレットで文章も書きたい」という私の希望もかなってしまうのかも。 と思って、ネット上の情報を色々見ているのですが、しかし、その種のタブレットの評判を見ると、あまり芳しくないんですよね。「中途半端」とか、「これならネットブックで十分」とか。 うーん、どうなのかなあ・・・。 いっそタブレットを諦めて、重量的に軽いPCを買う方がいいのかしら? その場合、例えばアップル社の「マックブック・エア」の11インチ・マシンとか、買う手もあるよなあ・・・。 だけど・・・、それだと、あまりにも当たり前すぎてつまらないような気もする。今の気分は、軽い軽いタブレットを、ほんの少しだけ仕事にも使いたい、ということなんだから、ワードのような本格的なワープロを使うのではなく、それこそオフィスが読めて、多少は編集も出来る無料アプリみたいなのをキーボード付きのタブレットに入れるとか、そういう方がいいのでは? で、堂々巡りに陥るわけよ。 さあて、キーボード付きタブレットにするか、11インチのマックブック・エアにするか、それとももっと安い台湾製あたりのネットブックを3万円台くらいで買うか。この問題、もうチョイ解決までに時間が掛かりそうです。アドバイスのある方、コメント歓迎です。【11月下旬頃発売予定⇒1月下旬以降発売予定】【送料無料】ASUS JAPAN タブレットパソコン Vivo...価格:79,800円(税込、送料込)【送料無料】TF201-PR64D 平日PM2時までカード注文⇒東京発即日出荷ASUS(エイスース) Eee Pad ...価格:80,766円(税込、送料込)【新品・送料無料!延長保証受付中】ASUS ASUS VivoBook X202E X202E-CT3217G [シャンパンゴー...価格:60,200円(税込、送料込)【即納】【税込】【新品】アップル ノートパソコン MacBook Air 1700/11.6 MD224J/A 11.6型 MD2...価格:74,800円(税込、送料別)
December 12, 2012
コメント(0)
うちの大学、文科省に脅されてまたぞろ「改組」を迫られているもので、我々も無い知恵絞って新しい学科のあり方なんかを考えているのですが、執行部がやたらに要求してくるのは、「グローバル化」っていうのをキーワードにしてくれということ。執行部には別にアイディアがあるわけではないので、どうせ文科省自体がそういうことを言ってくるのでしょうが。 しかしねえ、「グローバル化」って、どういうことなのか、分かっているのかねえ・・・。 「これからはグローバル化の時代だ」みたいなことをお題目のように言うけれど、「グローバル化」って、そんなにいいことか? 日本なんて、むしろグローバル化して困ることの方が多いんじゃないの? TPPにしたって、マジでグローバル化して関税完全撤廃なんかしたら、日本の農業なんてひとたまりもないじゃん? それに、愛知県で盛んな自動車産業にしてもそうだけど、日本で作るとクルマの値段が上がってしまうから、工場を東南アジアとかに作ったりするじゃないの。ということは、そういう国々の安い労働力に頼っている、っていうか、言葉は悪いけど搾取しているわけでしょ? つまり、国の間に賃金格差があるからこういう芸当が成立するので、グローバル化して賃金格差無くしたら日本は大変よ。 「グローバル化」っていうことを言う連中って、言葉の意味が分かって言っているのかねえ? とてもそうは思えないんだけどな。 ま、例えば、大学に関して言えば、「秋入学を導入する」とか「英語で授業する」みたいなことをもって「グローバル化」だと思っている位なもんなんだろうね。 馬鹿みたい。 で、そんな馬鹿な文科省、馬鹿な執行部のおかげで、やらなくてもいい改組なんかやらされる我々も、いい面の皮だよ、まったく。
December 11, 2012
コメント(0)
俳優の小沢昭一さんが亡くなりました。享年83。1万回以上続いた名物ラジオ番組『小沢昭一の小沢昭一的こころ』が、小沢さんの体調不良により休止し、「傑作選」の放送に切り替わったというニュースが伝えられてから、私も心配していたのですけれども、残念なことになってしまいました。 小沢昭一さんと言えば、『幕末太陽伝』以来、一癖ある脇役俳優として活躍されたわけですが、私にとって小沢昭一さんは、やはりなんといっても『小沢昭一的こころ』で慣れ親しんだ人、という感じがします。地域によって放送時間帯が異なるようですけれども、東京では確か夕方5時15分頃の放送だったのではないかと。「お疲れ様、5時です」の渋いコールで若山弦蔵さんの番組が始まり、その番組の中の名物コーナーが『小沢昭一的こころ』だったはず。 この時間帯、中学校・高校・大学時代ですと、なかなか家に居てラジオを聞くという暇がありませんでしたが、風邪をひいたりして学校を休んでいる時など、私はよくこの番組にチューナーを合わせ、無聊を慰めたものです。自分の部屋から見える外の景色が黄昏てきて、山本直純氏による軽快なお囃子が聞こえてくると、「ああ、もうこんな時間か・・・」と思ったものでした。 そうそう、それから大学院を修了したものの就職先が決まらず、1年間ほど非常勤講師をして食いつないでいた頃、自宅から遠く離れた厚木の山奥まで某大学に教えに行き、その帰り道にこの番組を聞いたこともありましたっけ。夕日に染まる町々をクルマで通過しながら聞いた『小沢昭一的こころ』、確かに心に沁みましたなあ・・・。 「宮坂さん」なる架空の登場人物を狂言回しに、中年サラリーマンの悲哀を描く、というのが基本路線ですが、必ずしもそればかりではなく、時に小沢さんが日本各地を旅して、旅先で見たものなどを面白おかしく語ってくれる時もあり、もう少し真面目に日本の芸事や文化について考察したり、とにかく小沢昭一という人の多面的な才能の赴くまま、話題百出の番組でありました。まさに小沢昭一の話芸のすべてがここにあったと言ってよいかと。 小沢さんのそれのように、豊富な教養と知識と経験に裏打ちされた話芸を持った人というのは、この先、出るのでしょうかねえ・・・。小沢さんのような話芸というのは、激動の「昭和」を経験した人でないと、なかなか作り上げられないんじゃないかな。 これは私の勝手な持論なんですけど、小沢昭一さんとか永六輔さん、あるいは黒柳徹子さんあたりが亡くなったら、もう昭和は完全に終わるな、と。そう思っていた中で、その一角、小沢昭一さんが亡くなったことで、私にとっての昭和は、瀬戸際まで追い詰められたという気がしております。 ということで、若い頃から私が愛聴してきた名物ラジオ番組で、至芸ともいえる話芸を披露し続けてくれた小沢昭一さんのご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。
December 10, 2012
コメント(0)
今日も忙しかった~。 昨日一日、拙著の校正に費やしてしまったので、ゼミ生の卒論の添削が出来なかった。で、今日は昼から忘年会が一つあって、それにも出なくてはならない。 どうすればいい? やるしかないでしょ。 ということで、今日は早朝に起きて、まず一人目のゼミ生の卒論チェックをはじめ、道半ばでお昼から忘年会に出席。4時ごろ帰宅して、再び卒論チェックを続け、夜10時に完了。引き続き二人目の卒論チェックを開始して、今、ようやく終わったところ。 しかも、この間、明日の大学院の授業の予習もしたのですから、忙しい、忙しい。 昨日、今日とそんな調子で、まあ疲れました。師走って、本当に先生稼業の人間をきりきり舞いさせますな。 ということで、本当なら忘年会での楽しい話題などを書きたいところですが、その気力が出ません。今日は、この後、お茶を飲んで、筋トレして(するんかい!)、風呂入って、寝ます。皆さん、さよーならーーーー!
December 9, 2012
コメント(0)
午前中、出版社から拙著の二校のゲラが届いたので、今日は昼からひたすら校正作業。 初校の段階で、潰せる誤字・脱字はすべて潰したつもりだったのに、改めて二校のゲラを見ると、やっぱり見つかるんだよな~。「校正、恐るべし」とは、まさにこのこと。 しかし、これがまた痺れるのよ。一つ間違いを見つけて訂正すれば、また一歩「パーフェクト」に近づくわけですからね。校正って、大好き。 ということで、これからまた真夜中までかかって、最後の見直しを続けます。よーし、頑張るぞ~!
December 8, 2012
コメント(0)
昨日、人間ドックを受診してきたもので、何だかこう、年季が明けたみたいな感じになり、今日はお昼に食べ放題の店に行ってしまいました。 行ったのは日進駅から南へしばらく行ったところにある「匠」という店。基本的にはステーキとかハンバーグの店で、メインを注文すると、後はサラダはもちろん、ご飯もスープも惣菜もフルーツも食べ放題という奴。 で、とりあえずステーキを注文し、ご飯はもちろん、その上にカレーまでかけてしまい、スープも飲み、惣菜とサラダは何度もお代わり。 加えてアイスクリーム・バーも注文してしまったので、沖縄で名高い「ブルーシール・アイスクリーム」を食べまくり。沖縄だけに「塩サトウキビ」とか「ちんすこう」とか「紫いも」みたいな味のアイスがあったので、そういう沖縄色の強いのを中心に10種類くらいは食べたかな? で、それだけ食べればお腹も苦しい位パンパン。食後の記憶は「お腹が一杯」ということのみで、結局、味の良し悪しの記憶はあまり残ってないという・・・。 これだから、食べ放題の店って、いかんよね。食べている時は、ウハウハ盛り上がって、あれも食べよう、これも食べようってなるんだけど、結局、うまかったのかどうかすら記憶に残らないんですもん。「ああ、食べ過ぎた~」っていう後悔だけが残る。 ま、人間ドック明けで、魔がさしたんだろうねえ・・・。 そういうこともありまして、食べ放題の店「匠」、釈迦楽的には評価対象外ということで。お腹一杯になりたい人には、どうぞ、と言っておきましょう。 で、この店の近くに「オートプラネット名古屋」という、外車好きにはたまらないディーラーがあるので、そこに寄って次の愛車の物色をしたりし、さらに家に帰りがてら、家電量販店に立ち寄り、切れた電球を買うついでに各種新型電気製品を見たりなんかして、そしてようやく家路についたのでございます。 ってなわけで、今日は外食を楽しみ、外車を楽しみ、電気製品を楽しみ、男にとってはパラダイスみたいな午後を過ごしちゃった。ま、こういう息抜きもたまにはいいでしょう。 え? たまじゃなくて、結構な頻度で息抜きしてないか、ですって? 何を言っているのか分からないな~、口笛ピュ~!
December 7, 2012
コメント(0)
やはり寒さのせいなのか、年末が近づくと「え!」と思うような訃報を多く聞くような気がしますね。 もちろん、中村勘三郎さんの訃報には驚かされましたが、ジャズの世界で言いますとデイヴ・ブルーベックさんが亡くなりました。かの有名な「テイク・ファイヴ」を作った人。それから建築の世界では、超大物、ブラジル人のオスカー・ニーマイヤーさんが亡くなりました。独特の未来的な建造物を作る人ですな。 しかし、そうした訃報の中でも、中畑清氏の奥様の訃報にはとりわけぐっと来てしまいました。 野球方面に疎い私は全然知らなかったのですが、中畑さんは有名な愛妻家だったんですってね。でまた奥さまの仁美さんという方が、良い時も悪い時も実によく中畑さんを支えたらしい。 そんなお二人の関係ですから、奥様を亡くされた中畑さんの悲痛を思うとね・・・。 芸能界なんかでは、くっついたと思ったら1年も経たないうちに別れるとか、そんなニュースばかりで、またそうであるからこそ、「愛妻家」であるというだけで私なんかは中畑さんに好感を持つわけですけど、そんなお二人がこういう形で別れなければならなくなったとは、ほんとに残念なことでございます。 で、このニュースを聞いてから、我が家内殿に「一日でいいから、俺より長生きしてくれよ」と、伏して頼んでおきました。 もっとも釈迦楽家というのは、特に父方が長生きの家系ですから、私より一日でも長生きするって、結構、大変よ。よっぽど気合いを入れてないと、駄目よ。そのためには、日頃から健康に気を遣わなくては。 というわけで、中畑仁美さんのご冥福を祈りつつ、家内の私以上の長命をも祈っている今日のワタクシなのでした。
December 6, 2012
コメント(0)
めちゃくちゃ旨い、ご飯の友を見つけてしまいました。 名古屋地方の紅葉のメッカ、香嵐渓に行ってきた人からいただいたのですが、はなのき堂という会社が作っている「香嵐渓 花のしぐれ」というもの。塩昆布とか、しらたきとか、紫蘇とか、とにかく十種類くらいの材料を炊いて作ったと思しきものなのですが、その味の絶妙たること、白いご飯に少量載せて食べると、食が進む、進む。これと、あと味噌汁でもあれば、他には何もいらないと言い切れるほどのもの。 ところが、あまりにも地元製品なためか、楽天市場にもないし、ネット上にも情報がない。もう、欲しければ香嵐渓に行くしかない、という感じですかね。 というわけで、名古屋近辺にお住まいの方にしかおすすめできないのが残念ですが、もし今後、香嵐渓に遊びに行かれるようなことがありましたら、参州足助屋敷で売っている「香嵐渓 花のしぐれ」、ぜひお買い求めください。 さて、今日の私ですが、暇な時間はすべて年賀状書きをしておりました。一度何かをやりかけると、最後までそれをやり切らないと気が済まない性分の私。最初は「一日に10枚くらいずつ書こう」と思っていたのですが、10枚書けばもう10枚書こうという気になり、20枚書けば「あと10枚で他の仕事に移ろう」と思い、30枚書けば「この分なら50枚くらい書けるかな?」という気になり、50枚書くと「えーい、他の仕事は後回しだ、全部書き終わるまで書いてしまえ!」という気になるという・・・。 ということで、とにかく黙々と書き続けた結果、今年出す分の3分の2くらいまでは書き上げたかな? でも、年賀状を交換している友人、知人、教え子たちの顔を思い浮かべながらペンを走らせるというのは、私にとっては結構楽しい作業でありましてね。書き終わった葉書の山がだんだん高く積み上がっていくのも面白く、それなりに充実した時間を過ごしておるのでございます。 とはいえ、卒論指導の方もキツイ時期ですので、この作業も早く終わらせなくちゃ。寝るまでにあと10枚くらい書いたら、今日はおしまいにしますか。
December 5, 2012
コメント(0)
![]()
「リンボウ先生」こと林望さんのエッセイ集『旬菜膳語』(文春文庫)を読んでいたら、蕎麦のことを書いているくだりで蕎麦湯のことに触れている個所を発見。で、これを読んだら、とたんに蕎麦湯が飲みたくなってきまして。 蕎麦湯と言っても、お蕎麦屋さんでせいろなんかを注文した際、食後に出てくるあの蕎麦の茹で汁のことではなく、蕎麦粉から作る蕎麦湯のことなんですが。 蕎麦にはルチンとかコリンといった栄養素が含まれていることが知られ、血圧を下げたり、動脈硬化を防いだりするのに有効だそうですが、しかし、これらの栄養素は水に溶け易いんですってね。だから蕎麦を茹でる時に、肝心の栄養素の多くが茹で汁に溶け出してしまう。 そこで蕎麦を食べる時に、その副産物たる茹で汁を併せて飲むことによって、栄養素を取り戻すことができるわけですな。それが普通の蕎麦湯のあり方。 ところが、そういう副産物としての蕎麦湯とは別に、蕎麦湯を作ることを目的とした蕎麦湯の作り方というのがあるのだそうで。 と言っても、別段、工夫が要るものでもなく、ただ、少量の蕎麦粉を熱湯で解き、そこに少量の砂糖を加えてよく掻き混ぜるだけ。つまりは葛湯の蕎麦粉版というわけ。大量の蕎麦粉に熱湯を加えて掻き混ぜたら「蕎麦掻き」になってしまいますから、お湯に解く蕎麦粉はほんの少しでいいらしい。 でも、砂糖の甘みを加えた本式の蕎麦湯って、何だかおいしそうではありませぬか。先に言ったように、身体にいい栄養素だってたっぷり入っているわけですしね。リンボウ先生によれば、 鼻風邪に蕎麦湯ひつかけ寝たりけり 三古 などという俳句もあるそうで、ちょっとした風邪薬にもなるらしい。 ってなわけで、リンボウ先生の本を手に、ようし、いつかこいつを作って飲んでみよう! と密かに思っているワタクシなのであります。 で、残る問題は・・・如何に家内を説得するか、だよな・・・。 家内に限らず、女性ってのは現実的ですからね。私が本式の蕎麦湯を作りたいなどと言い出したら、きっと「一度作って、残った蕎麦粉はどうするの? ちゃんと最後まで使い切る自信あるの?」と、問い詰められるに決まっている。 「本式の蕎麦湯」を作るという世紀の実験に、無条件で投資してみようという、無邪気かつ無鉄砲な冒険心はないのかね、女性には? っていうか、「残った蕎麦粉で、ちゃんと手打ちの蕎麦を作りますから!」って言ってみようかな? それで案外、蕎麦打ちにはまったりして。 まあ、男というものは、いくつになっても子供みたいな好奇心から抜けられないものでございます。これこれ! ↓【送料無料】旬菜膳語 [ 林望 ]価格:610円(税込、送料別)
December 4, 2012
コメント(2)
雨上がり決死隊の宮迫さんの病気報道、ちょっとビックリしましたね。しかし、宮迫さんも体に気を付けていて、毎年、人間ドックを受診していたようですし、自覚症状もないということになれば、仮に巷間言われているように胃がんだったとしても、おそらくは軽微なものでありましょう。早期発見・早期治療で根治し、また機知に富んだトークを聞かせてもらいたいものであります。 で、それにつけて言いますれば、私も今週、人間ドックを受診することになっておりまして。 この歳になりますと、こういうのを受ければ、どこかしら異常を言い渡されるもので、受診すること自体、さほど楽しいことではないのですが、その一方、ちょっと楽しみな部分もある。と言うのも、八光流柔術を習い始めてから、一貫して、各種数値が好転しているからです。 思い返せば数年前。私の人間ドックの数値は最低なものでありまして、5段階評価の5。心臓は悪いは、腎臓は悪いは、肝臓も脂肪肝だわ、まるでいいところがなかった。 ところが、2年半ほど前に柔術を始めてから、この数値が面白いように好転し、今は5段階評価の上から2番目。あとちょっとで「悪いところなし」のお墨付きをいただけるところまで来た。 となると、そのてっぺんを目指したくなるというもの。 というわけで、今年の目標もまた全方位にわたる数値の改善なのですが、今回は特に体脂肪・内臓脂肪を減らすことを目指してトレーニングを続けてきたので、その成果が出るかどうかが見ものなんです。 昨年は体脂肪の比率が16%くらいだったかな? 三十代半ばの数字と言われましたが、ここをもう少し絞り込みたいわけ。一桁は無理としても、15%以下にはしたい。 そして内臓脂肪に関しては、その改善に顕著な効能があるという「縄跳び運動」を続けてきたので、その成果が出るかどうかが楽しみ。縄跳びの(着地の)衝撃で内臓を揺らすと、いいらしいですからね。 さてさて、願わくば重大な病気に掛かってしませんように、そして各種数値が好転していますように。数日後に迫った人間ドックに、不安と期待の両方を抱いているワタクシなのであります。
December 3, 2012
コメント(0)
![]()
「マルちゃん正麺」が劇的に旨いという世間の噂が気になっていたので、遅ればせながらついに食べてしまいました。 が! そんなに旨いですかね、コレ? もちろん不味くはないけど、普通じゃん? 期待を込め過ぎたのかもしれませんが、それほど感心もしませんでしたねえ・・・。 同じ袋麺ならば、私としてはむしろマルタイの「棒ラーメン」の方がよっぽど好きかな。これこれ! ↓マルタイ 棒ラーメン あっさりしょうゆ味 2食分/マルタイ/ラーメン/税込\1980以上送料無料マル...価格:152円(税込、送料別) 棒ラーメンも色々な種類があって、どれも旨いです。細麺好きにはたまりません。不肖・釈迦楽、「マルちゃん」より「マルタイ」推しでございます。 さてさて、今日の私は卒論に添削で追われております。いよいよ今年も最終月、ゼミも個別の卒論添削の段階に入りました。 とはいえ、まだこの作業が始まったばかりなので、指導する私の方もまだ勘を取り戻しておりませんで、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、というレベルにはいまだ到達しておりません。どういう風な方針で添削するか、学生から送られてきた原稿を睨んで呻吟してばかり。なかなか朱筆が動かない。 毎年、この時期が辛いのよ・・・。 しかし、こればかりは他人に頼れない、自分でやるしかない作業なので、頑張ります。さて、もういっちょう、卒論原稿を睨んでくることにいたしましょうか。
December 2, 2012
コメント(2)
今日から12月かぁ~! 早いですなあ! 今日は忙中閑ありで、珍しく時間にちょっと余裕があったもので、この隙に懸案の作業を終わらせてしまいました。 そう、年賀状作りでありまーす。 とりあえず宛名だけ先に印刷し、次に通信面のデザインをどうするか決めるべく、ネットで無料イラストを検索することしばし。 来年は巳年ですから、ヘビちゃんが主役なんですが、ヘビを可愛くイラストにするというのはやはりそれなりに難しいようで、リアルに描くと可愛くなく、かといってあまりにイラストっぽく描くと、ツチノコみたいになってしまう。その辺の塩梅が、ね・・・。 ということで、どれにしようか散々迷ったのですが、まあ、それなりに可愛く、それなりにスッキリしたデザインのものに決定! で、この無料イラストをダウンロードして、今年出す分の年賀状に印刷! 私もそれなりに量を出すものですから、印刷自体にも相当時間が掛かっちゃった。 で、一応、年賀状は完成したのですが、問題はこれから。私、文面だけはまだ手書きで書くことにこだわっておりますので、この完成した年賀はがきに文章を書いていかなければならない。これがまたこの時期の一苦労なんですな。 しかし、年賀状ってのは、郵便を使ったコミュニケーションの中でも非常に優れたものの一つと私は考えておりますので、面倒くさいと思わず、出す相手の顔を思い浮かべながら、毎日数枚ずつでも書いていきたいと思います。
December 1, 2012
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1