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シャルドネ・レッドラベル[2010]/ニュートン昔、パーカーの本を読んでいて、とても印象的な記事がありました。それは、あのコシュ・デュリのジャン=フランソワ・コシュが、カルフォルニアのシャルドネの愛飲家だということ。そこで名前が挙がっていたのが、キスラー、マーカッシン、ニュートン・アンフィルタードの、元祖カリフォルニア3大シャルドネ。その当時は、どの一つも飲んだことがありませんでしたが。その後、キスラーは何回か飲む機会がありました。キスラー、充分な果実味に対する酸もあって、ハズレなく美味しいワインだという印象です。アフターの苦みが特徴のように感じます。ただ私は、先入観なのかもしれませんが、フランスのいうところのテロワール感をつかめず、「この値段だったらブルゴーニュのほうを選ぶかも?」といつも思ってしまいます。マーカッシンは、1回しか飲んだことがありませんが、とても好印象でした。こちらのほうが、ブルゴーニュと別のベクトルのシャルドネに感じられ、そのトロリとした濃密な液体の旨さは、「新世界の白でいちばん美味しいかも!?」と思った記憶があります。ただ、何しろ1回だけの経験ですから、バイアスがかかっているかもしれません。そして最後のニュートンは、アンフィルタードという言葉とともに、どこか頭の片隅に残っていましたが、家の近所でかなり安く売られているのを発見して2008年を購入。その横にもっと安いラインのコレも見つけ、同時に購入しました。アンフィルタードで、キスラーのいちばん安いラインの半分以下、こちらは3,000円しませんでした。どうやら、インポーターの方針で値下げをしたみたいですね。まずは、こちらのレッドラベルから飲んでみました。味筋、コシュ・デュリというより、キスラーに近い印象があります。ただ、もう少し柔らかく、でも果実味と酸のバランスは抜群。ミネラル感はさほどありませんが、アフターの苦みでそこを補っています。美味しいです!先日のショウ・アンド・スミスも美味しかったですが、こちらのほうが開けたてから愛想がよく、わかりやすいと思いました。3,000円以下で、このパフォーマンス。しっかりとした果実感を味わいたい時によいのでは?と思います。酸があるので、飲み飽きしません。何だか、また買いそうな予感がします。本日のモールアニマル、「子どものけんかを止めたはずが……、の図」です。
2012年05月31日
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ブルゴーニュ・パストゥグラン[2010]/ドメーヌ・ユドロ・バイエブルゴーニュ好きだけど、ガメイは苦手。私の周りにも、そんなワイン好きがけっこういます。ガメイの安っぽい甘さがイヤみたいなのです。いやいや、そんなボージョレばかりではないよと言っても、「わざわざそんなものまで探して、ガメイを飲まなくてもいいよ」という感じなのです。彼らは、ガメイが入っているという理由でパストゥグランもまず飲みません。安酒、というイメージなのでしょうか?私はパスグラ、とても好きです。ガメイにたぶん酸の強めのピノ・ノワールが合わさっているので、ヴィンテージによりますが、ほどよく甘酸っぱいので。面白いもので、ブルゴーニュ・ルージュが酸っぱいと何だかがっかりするのですが、パストゥグランが酸っぱくても、まあいいかと、思えるんですよね。しかも、安いのが嬉しいです。昔、パーカーの本でルジェとラファルジェのパスグラが特別に美味しい、というのが書いてあって、探して飲んでみたのがきっかけです。今は暑くなってきた時期に、白ではなく酸の効いた赤を、小さめのグラスでサクサクと飲みたい時に飲むことが多いです。さて、バイエのパスグラ。前に2009年も飲んだのですが、09がけっこう果実のチャーミングな甘みを強く感じたのに対して、10は酸のほうがやや強く主張しています。ただ、昨夜はそんな酸を欲していたので、ぴったりでした。09年のバイエの下位銘柄は、タイミングによってはブルゴーニュ・ルージュより、パストゥグランのほうが美味しく感じられるかも?と思いましたが、10年に関してはブルゴーニュ・ルージュのほうが優位かもしれません。でも、私は夏場にこういう酸の効いた軽い赤ワインを、かなり冷やして飲むのが好きなので、リピートする可能性大です。本日のモールアニマル、「子どものけんかの図」です。
2012年05月30日
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ユルツィガー・ヴュルツガルテン・リースリング・アウスレーゼ[1988] /ドクター・ヘルマン前回のショウ・アンド・スミスのシャルドネ、半分くらい残して昨夜飲んだのですが、酸がぐっとクリアになり、果実味のハリもさらに出てきてすごく美味しくなりました。初日、やや還元状態だったのでしょうか? スクリューキャップのワインの経験が多くないのでよくわかりませんが、この白ワインに関しては翌日のほうが2ランクほど上の味わいで、ボーヌのシャルドネとの近似性が確かにありました!スイスイ飲んでしまって、もう少し飲みたいな、と思って開けたのがコレ。前に飲んだシュペトレーゼと同じ畑の造り手違い。前は1998年で、今回はさらに10年熟成の1988年です。値段は、3,000円台半ば。アウスレーゼです。ドイツの甘口ワイン、このクラスまでは比較的リーズナブルな価格です。これより上の糖度だと値段がグッと上がるのは、たぶん上がるだけの味わいなのでしょうね。さてこのワイン。四半世紀近くを経たからか、果実味はやや後退気味で、リースリングらしいぺトロール香も控えめです。やや酸化のニュアンスがありました。酸はきれいで、今回も想像よりはすっきりとした甘みです。熟成によって、甘みも後退したのでしょうか?10年くらい前、1920年代のイケムを飲んだことがありましたが、これはもう辛口といっても差し支えないような味わいでした。より甘みを味わいたいのだったら、若めのヴィンテージを狙うべきなのでしょうか?1杯のつもりが、つい3杯ほど飲んでしまいました……。甘口ワイン、さらなる上の糖度を目指すのか?、このくらいのクラスで有名どころを飲んでみるか? あるいはアルザスに行ってみるか? 悩ましいところです。
2012年05月29日
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M3 シャルドネ・アデレイド・ヒルズ[2009]/ショウ・アンド・スミスこの本を読んで、新世界ワインに弱いと気がつきました。で、いちばん興味を持ったのが、オセアニアのシャルドネの2本でした。1本はニュージランドのクメウ・リヴァー、もう1本がオーストラリアのコレでした。前者がムルソーと思ったと書かれていて、コチラはピュリニィと間違えたと……。近所のスーパーにあるのを見つけ購入。先ごろ旅先で飲もうと持参したのですが、何となく飲む気になれず、に持って帰りました。少し休ませたからもうよかろう、と思っての抜栓です。確かに……。豪州のシャルドネにありがちな果実の豊満さやオーキーなニュアンスはありません。上品なレモンカスタードクリームのような香り。味わいにも、やや涼しさが感じれます。違うとすれば酸のイメージ、でしょうかね。酸はしっかりあるのですが、ブルゴーニュとかとは、どこか違います。酸味に樹脂のニュアンスが溶け込んでいるというか……。ともあれ、3,000円くらいのシャルドネとしては、かなりお値打ちなのでは?新世界に詳しい友達は、もう少しリーズナブルなソーヴィニヨン・ブランのほうがオススメだと言っていました。もちろん、買ってしまいました……。いやいや、新世界まで手を広げてしまっている最近、財布とワインの関係、どうなってしまうんでしょうね?本日のモールアニマル、白黒つけたがるくろねこです。
2012年05月28日
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ブリュット・レゼルヴ[nv]/テタンジェひさしぶりに、フルボトルで飲みました。この値段なら、百貨店でハーフを買うよりお得、だと思って購入しました。テタンジェ ブリュット・レゼルヴ値下げ!テタンジェ・ブリュット・レゼルヴ[NV]箱入り [正規品]白・泡・辛口[750ml]TAITTINGER Brut Reserveそういえば、昨日もこの店で泡や白を4本ばかり、買ってしまった……。さて、ノン・ヴィンテージのメゾン系シャンパーニュの中では、好きだと思っているテタンジェ。やはり好みだなあと思いました。香りは花やフルーツだと白系、あとパンの要素もあります。味わいは、ボランジェのような重厚さもなく、ルイ・ロデレールほどの高級感もないのですが、よい意味での柔らかさ=ゆるさがあります。そういえば、ワインを飲み始めた頃、テタンジェを読めなくて、タイティンガーだと思っていたことを思い出しました……。そんな人間が、ボランジェよりあーだとか、ルイ・ロデレールよりこーだとか言っているんですからねえ……。「片腹痛いわ!」と、自分で自分に言ってやりたくなりました。
2012年05月28日
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火曜日に引き続き、プロモーション&試飲会に行きました。高名なワイン評論家の方が、ナビゲーターでした。ボルドーブルゴーニュボージョレローヌロワールアルザスラングドック・ルーションプロヴァンスジュラ&サヴォア南西地方コルシカシャンパーニュ以上、12の地域のワイン、各1種類の試飲とそれぞれに合うフィンガーフードの食べ合わせ。日本におけるフランスワインの消費を拡大させようという、プロモーションでした。ワイン、通好みのセレクションでした。アルザスは当然白として(混植&混醸!)、ボルドーも白、ブルゴーニュも白でアリゴテ、ローヌもコンドリューで白、シャンパーニュはブラン・ド・ノワール……。気合の入ったセレクションでしたが、ふだんワインを飲まない人に、消費を拡大させようという意図だとするとちょっと……。南西のジュランソンの甘口白はよいとして、コルシカのワインとか、手に入れにくいですよね。でも、フランス側としては、12の地域をきちんと紹介する必要(各地域がお金を出している関係?)があるみたいでした。それぞれの地域を意識した凝った料理も、とても美味しかったのですが……。フランス発のこういうプロモーション、こんな感じのが多い気がします。参加できたのはラッキーでしたが、もっと単純なやつのほうが裾野が広がる気がしました。たとえば、きんぴら、ひじき、肉じゃがなどなど、日本の家庭のおそうざいにいちばん合うのはどれか?みたいなのを、参加者に投票してもらうとか。ボージョレ・ヌーヴォーなんて、世界でいちばん早く飲める、ただそれだけの一点突破で、これだけの市場になっているわけですからね。FACEBOOK内にオフィシャルページがあるみたいです。楽しい催しでしたが、ちょっと惜しいなあ、という印象が残りました。
2012年05月25日
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ブーズロン・アリゴテ[2004](ハーフ)/ドメーヌ・A et P ヴィレーヌ前日、主に樽を使っていない村名シャブリをたくさん試飲したので、シャブリとの近似性をすごく感じている、少し熟成したブーズロンを飲んでみました。これは、確か4本目。05も3回飲んだのですが、04のほうがシャープな印象で好みだったので、こちらを買い足しました。05も確かに美味しいのですが、果実味がしっかりめな分、それなら素直にシャルドネを飲んでもいいかも、と思ったので。04のほうが、旨み感が強く、個性を感じます。今回もコリッとした石とミネラルの印象。熟成によってやや丸みを感じる酸。食中酒として、実によい!と思います。ただ、仔細に舌の上で転がしてみると、シャブリのミネラル感と近いんだけど、微妙に違う感じがします。シャブリのほうが、より唾液腺を直接刺激するニュアンスがあって、こちらは間接話法で語りかけてくる感じ、というか……。ただ、実に近いとことろにあると思います。前回、マコネ、ボーヌ、シャブリの違いははっきりしていた、と書きましたが、マコネのプイィ・フイッセのたとえばダニエル・バローの上級キュヴェなどを飲むと、ボーヌとの違いはあまりないような気がしてしまいます。そういう意味では、ボーヌ&マコネvsシャブリのほうの違いのほうが、大きいのかもしれませんね。たとえ樽を使っていても、シャブリはシャブリ、という気がします。その点で、この熟成したブースロンのアリゴテは、その地域を飛び越えて、シャブリの親戚的な味わいがしました。本日のモールアニマル、コアラとスカイツリーグッズです。
2012年05月24日
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昨日は、品川のホテルで行われた、ブルゴーニュワイン委員会による、ワインセミナーに参加しました。講義と試飲。テーマはクリマ、なんだそうです。たくさんのしっかりとした資料と、たっぷりの試飲(白はヴィレ・クレッセ、モンタニィ、シャブリ1級2種、赤はラドワ2種、マジ・シャンベルタン、マゾワイエール・シャンベルタン)と、充実した内容。無料なのが、申し訳ない感じでした。ワインと仕事の関係、ごくごく薄いのですが、この手のご案内をいただくことがあるので、ありがたく参加させてもらっています。さて、クリマですが(講義にはリュー・ディーの話の出てきました)、これはブルゴーニュだけの概念だという主張をされていました。個人的にはブルゴーニュだけ、というのは少々しんどいかな?と。ブルゴーニュにおいて、その要素が他の生産地より際立っている、ということは思いますけど……。でも確かブルゴーニュ委員会、何年か前はテロワールという概念で攻めていた気もします。たぶん、他の生産地もテロワールを言い出したから、ですかね。でも、ミクロクリマという言葉は、他でも使っていたりしますから、この先もしかすると、リュー・ディーが前に出てくるかもしれません。&試飲して思ったのは、アペラシオンはともかく、クリマの特徴を捉えるのは厳しい、です。むしろ、ヴィンテージ(全部2009年でした)と造り手の個性のほうが大きい気もしました。ただ白は、マコネ、ボーヌ、シャブリの違いは、はっきりしていました。赤は、う~ん……。ブラインドだと、ボルドーの右岸と左岸もしばしば間違える私ですので、ボーヌとニュイの際立った違いは、正直わかりません。柔らかいマゾワイエール(トープノ・メルム)と野生的なマジ(ジェフロワ)も、違いは明らかなのですが、クリマというより造り?という気がしないでもありません。セミナーの後は、隣の部屋で行われていた、生産者も来日していた試飲会会場へ。ターゲットを絞らないと酔いどれになると思い、シャブリ、それも並シャブリを中心に試飲をしました。村名シャブリだと、ステンレスタンク醸造が多いので、すっきり&ミネラルの特徴がよく出ていました。ジャン・コレとかマランドとか、よかったです。あとシャブリと関係なく、好きなのでいろいろ飲んだアンブロワーズは、赤白ともに美味しかったです。それとつい最近、1961年を飲んだアンリ・ド・ヴィラモン、61のエチケットの画像を見せたら、すごい喜んでくれました。う~ん、結局すごい量を飲みました……。本日のモールアニマル、昨日開業のアレとコアラです。
2012年05月23日
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ピュリニィ・モンラッシェ・プリミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ムーシェール[2004] /ドメーヌ・アンリ・ボワイヨシャサーニュの97、ムルソーの92と、熟成感のあるボーヌの白を続けて飲む機会がありました。そうしたら、ピュリニィはどうなのよ?と気になってきて、開けたのがコレ。あまり古いのは持っていなかったので、そこそこ熟成感が出始めたかも?の2004年です。開けたては、かなり堅い印象がありました。思い込みかもしれませんが、ムルソーやシャサーニュより、やや張り詰めた感じがあります。あと中盤からアフターにかけて、わずかな苦みを感じましたが、これは時間が経つとだんだんと消えていきました。温度が上がると、少し柔らかくなってきて、ボーヌのシャルドネを飲んでるなあ、としみじみ感じられました。2004年、熟成が早めかもですね。本日のモールアニマル、「やっぱり毛糸だよね!」の図です。
2012年05月22日
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ソノマ・コースト・ピノ・ノワール[2009]/コスタ・ブラウンこのワイン、2本目です。昨年のワイン・スペクテーターTOP100の1位のワイン。尊敬する先生のワインスクールの講座の後のワイン会に持参しました。その日は、キャンティ・クラシッコの飲み比べ。酸が強いものだらけだろうと思い、その後は果実味たっぷりがよかろうと思ってのチョイスでしたが、キャンティ、意外にいろいろなタイプがありました。さて、みなさんの持参したワインもいろいろで、その中でもダイスの白や知らないネゴスのムルソー92や、先生イチ押しのオーストラリアのピノなどが、印象的でした。特にオーストラリアのピノは、その日の朝、家に届いたワインでもあったので、先生の記事を読んで衝動買いしたのですが、買ってよかったなあと思えました。世界的な注目を集めるオーストラリアの至宝!カーリー・フラット / マセドン・レーンジズ・ ピノ・ノワール [2008]さてコスタ・ブラウンですが、先生は「今のカリフォルニアのピノ・ノワールの方向性がわかる味わい」だとおっしゃっていました。アルコール度数は高めで果実味たっぷりですが、きれいな酸がしっかりあります。ただ前にも思ったのですが、08のほうがやや果実味がおとなしめで、そのほうがより好印象でした。本日のモールアニマル、金環日食を見たくろねことパンダ、です。
2012年05月21日
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本日は、二十四節気の小満。ものがある程度の大きさに達した状態のこと、らしいです。小さな満足が得られる状況になった、ということでしょうか?写真は、週末に届いたダンボールたち。ブルゴーニュもありますが、イタリアやオーストラリアも。マグナムも2本あったりして、ポチッとボタンを押す時は、自分にはこのワインがどうしても必要だと思っているのですが、届いてみると、やはりどうも過剰購入の気が……。小満ではなく、過満??シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジェ[1997] /ドメーヌ・マルク・モレその前日の夜は、外飲みでコレを。熟成感のあるボーヌのシャルドネ。ミネラルに、たっぷりの果実味。97という太陽の年らしく、甘く柔らかい味わい。溶かしバターのニュアンスが好ましい、いま飲んで美味しい白ワインでした。
2012年05月21日
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ユルツィガー・ヴュルツガルテン・リースリング・シュペートレーゼ[1998] /カール・エルベスしばらく前に買ったドイツワインをようやく飲みました。グラスに軽く2杯ほど。ドイツの甘口を飲むのは、ひさしぶりです。甘口が飲みたい、と思い出してから最初に買った1本。これを飲んで、今どんな甘口を飲みたいかを推し量ってみようかと……。14年熟成で、2,000円代前半です。遅摘みクラス、想像よりはサラッとした酒質でした。甘口というより半甘口? でも、熟成した石油&鉱物系のニュアンスがとても好ましい!熟成したリースリングって、やっぱり美味しいですね。何となく、飲み終わったらリースリングのアウスレーゼを買う予感がします……。本日のモールアニマル、「グレーのトイプードル、赤い実にジャンプの図」です。
2012年05月18日
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キャンティ・クラッシコ・アルジェニーナ[2007]/イル・パラッツィーノときどき、キャンティが飲みたくなります。キャンティ、というものがよくわかっているわけではないので、「記号としてのキャンティ」かもしれませんが……。時々飲むのは、ファットリア・ポッジョピアーノ、レ・コルティ、そしてこのイル・パラッツィーノのデイリークラスです。イタリアワイン、ブルゴーニュ好きはネッビオーロのほうがピノに近い、いやいやサンジョヴェーゼだよ、と意見が割れますが、私は数を飲んでいないのでよくわかりません。だた、キャンティはデイリークラスでも美味しいものがあるイメージがあるので、親近感はサンジェヴェーゼ系に、より持っているかもしれません。さてイル・パラッツィーノ、時々飲むほかの2つの造り手のものより、より陰性、より酸が強めのイメージがあります。ただ、その酸がとても美味しいのです。今回の2007年、赤紫系のピュアな果実味。ややすみれの香り、やや紫蘇のニュアンス。酸がきれいでエレガント!ブルゴーニュ・ルージュを飲むのとは、また違う喜びが確かにあります。本日のモールアニマル、「グレーのトイプードル、赤い実を狙うの図」です。
2012年05月17日
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セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール[2001]/ギブソン・ヴァレーサウジング・ピノ・ノワール[2008]/シー・スモーク・セラーズ新世界のピノ・ノワールの飲み比べ。ギブソン・ヴァレーは、2001年とけっこうな年月を経たボトルですが、あまり熟成感を感じません。新しめのニュージーランドのピノのように、ややアーシーで、ややアセロラチックなニュアンス。ほどなく甘みが出てきて、美味しくなりました。スクリューキャップでしたが、コルクのように瓶熟しないというのは、本当なのでしょうか?対するシー・スモークは、若い&濃いピノでした。14.5%あります。これは、3つあるキュベの中の真ん中だそうです。シー・スモーク、入手困難だそうです。正直、このへんのカリピノに関しては、まだまだ経験が浅く、よくわかりません。少し前に、ブルゴーニュのような方向に熟成しないのでは?と書いたのですが、これをごちそうしてくれた、カリフォルニア大好きな方は、最近、古いカレラ・ジャンセンを飲んで、ブルゴーニュ以上にブルゴーニュを感じたそうですから、きっとこのシー・スモークも寝かせると、違ってくるのでしょうね……。本日のモールアニマル、騎馬戦の準備をするトイプードルたちです。
2012年05月16日
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ワインと関係ない冒頭の写真は、今日の朝、あるファストファッションの店の前で見かけた光景です。サッサイア[2009]/ラ・ビアンカーラ昨夜のワインは、おなじみのビアンカーラ。弟子筋のワインを飲んでみたらやや傾向が違ったように感じたので、確認&飲みたくなって……。2009年のSo2無添加バージョンです。サッサイア、イ・マシエリの手持ちもだいぶ少なくなってきて、あと数本になってしまいました。やっぱり旨い、です。酸っぱくない酸、堅くないミネラル、青臭くないハーブ、残糖のない甘み。このピュアな旨みは、クセになります(もう、なっていますが……)。改めて、自分の中の最強のデイリーとして、不動だなあと感じました。本日のモールアニマル、腕立て伏せをするあざらしです。
2012年05月15日
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ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2009]/ドメーヌ・モンティーユ前回のブログで熟成について考えていたら、最近飲んで忘れていたワインを思い出しました。大好きなモンティーユの2009年。いちばん下のクラスの赤です。このワインの印象は、「甘苦い」。アフターのタンニンの軽い苦みが特徴的で、ある意味ボルドーを思わせるところもありました。下のクラスですし、ぶどうが熟した年ですから、しっかりめに抽出したのでしょうか?この軽い苦み、3時間くらい経つと気にならなくなり、モンティーユらしい艶やかな果実味がふくらみ始めました。たぶん今なら、抜栓してから半日くらい置いて飲むか、少し飲んで残りを冷蔵庫で置いておき、次の日飲むとより美味しいかもしれません。しかし若いと苦みがあるって、なんか人間にもありそうですよね。本日のモールアニマル、腹筋するあざらしです。
2012年05月14日
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ドン・ペリニヨン[2002]先週の土曜日、3月に亡くなった大学時代の恩師のお別れ会がありました。いい歳をしているので、大学を卒業して、けっこうな年数が経っています。なので、もうだいぶお会いしていませんでした。昨夏に、ずいぶん久しぶりに同窓会があったのですが、他の先生方のお顔は拝見したのですが、恩師は体調がすぐれないようで、声のお手紙のみのご出席でした。大学で行われたお別れ会、同級生も10名くらい参加していました。先生の奥様もいらしていて、ちょうど20歳の頃のお正月に、お年始に鎌倉のご自宅にお伺いしたことを覚えていらして、一瞬、その時のことが鮮明に思い出されました。ひさしぶりに、ドンペリニヨンを開けてみました。2002年。若かったです。いつも思うのですが、梨やジャスミンのニュアンスの香り。味わいは、端正です。ですが、飲んだボトルは、面白みがあるかといえば、そうでもありませんでした。ドンペリは、個人的にはかなりの年月、熟成させないと、真価を発揮しないシャンパーニュのような気がします。学生時代の恩師は、私の今の年齢より上でした。自分もまだ、熟成による変化を期待していいのかもしれません。恩師を思い出しながらの泡の夜、でした。
2012年05月14日
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ビアンコ・デイ・ムーニ[2009]/ダニエーレ・ピッチニン 最強のデイリー白ワインだと思っているラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレ氏の弟子筋で、ポスト・ビアンカーラなそうな、ダニエレ・ピッチニン。最近、サッサイアもイ・マシエリも売り切れなので、購入してみました。シャルドネ80%に、地品種のドゥレッラ20%だそうです。いわゆるサッサイア風を予想していまいたが……。糖を喰いきった感じの極辛口。シャブリとはまた違う、堅めのミネラル感があります。意外だったのは、あまり旨みを感じなかったこと。抜栓したら、何日かかけて飲むか、もう少し瓶熟させるかしたほうが好みかもしれません。この白、3本買ったので、少ししたらまたトライしてみたいと思います。本日のモールアニマル、駅に佇む黒ねこです。
2012年05月13日
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シャソルネイ・オーセイ・デュレス・ブラン・レ・クラ[2006]/ドメーヌ・シャソルネイ火の通し方が好みの、麻布十番の焼き鳥屋、串右エ門。ワインの値付けが安いのも嬉しい限りのお店です。ここはシャソルネイのブルゴーニュ、サン・ロマン、オーセイの赤白が揃っていて、今回飲んだ06のオーセイ・ブランが8,500円です(写真は撮らなかったので、ネットからの借り画像です)。かなり安くないですか? しかもオーセイ・ブランは数量限定品の人気ワインで、新しいヴィンテージなると、売り切れのショップが多いので有名な銘柄です。旨みとミネラル、きれいな果実味と酸。少しの熟成で味に深みが出てきた気がします。シャソルネイの白、実に実に好みです。焼き鳥は鴨などは別として、赤より白が合う気がします。本日のモールアニマル、トイプードルの子どもが2匹、です。
2012年05月11日
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ボーヌ・マルコネ・プルミエ・クリュ[1962]/ショパン古酒のはしご。銀座のル・コフレの次に向かったのは、西麻布のUTAKATA。オーナソムリエの吉田さんは、コフレの三木さんの兄貴分。「三木さんにグレート・ヴィンテージのよさを教えてもらいました」と言ったら、「三木くんもまだまだだなあ」と言いながらすすめられたのがコレでした。ヴィラモン同様、サヴィニィが本拠地のネゴシアンのようです。エチケット、黒くてボロボロでした。こちらも完全な熟成香ですが、その中にやや冷涼感のあるハーブやミネラルのニュアンスがあります。きれいな味わいです。そしてよきオフヴィンならではの、ややくぐもった甘みがあります。そう、こうやって吉田さんにオフヴィンテージの美味しさを何度も教えてもらいましたっけ。いやあ、飲みました。帰りの電車、一駅乗り越しました。ブレーメン?
2012年05月11日
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ジュヴレ・シャンベルタン[1961]/アンリ・ド・ヴィラモンドクター・バロレとも深い関係があるらしい、アンリ・ド・ヴィラモン。銀座のル・コフレで飲みました。ソムリエの三木さんの、「村名でも、やっぱりグレートヴィンテージっていいなあ、と思います」というオススメのもとに。香りは、いわゆる完全な熟成香。なめし皮、トリュフ系が顕著です。味わいは「甘い!」。複雑性はそこそこですが、完熟した果実味が熟成で甘やかに変化したニュアンス。旨いです。ひさしぶりの61年でした。これまで飲んだ中での個人的なベスト古酒は、1961年のマレ・モンジュのロマネ・サンヴィヴァンなのですが、あのめくるめくような香りはありませんでしたが、果実の甘みには共通する完熟感がありました。かなり酔いました。しかしなぜか店を出た後、タクシーに乗って西麻布へ……。うん?
2012年05月11日
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アンシャンテルール[1996]/アンリオ飲んだことのなかったプレステージ・シャンパーニュ。少し前に飲んだ、ベーシックなブリュット・スーヴェランが好印象だったので、期待を込めた抜栓です。結果、今回の瓶に関しては、もう少し寝かしてから飲んでもよかったかも?という印象でした。酸とミネラル感は強め。プレステージらしいふくらみがありますが、ややおとなしい気もしました。長熟型なのでしょうか?一緒に飲んだ友人は「とても清潔感のある味わい」という表現をしていました。なるほど。その日、パトリス・マルクもグラスで飲んだのですが、シャンパーニュとしての格は下だという味わいだし、ドサージュの多めに感じましたが、とても美味しく感じました。友人曰く、「パトリスは、冷やしておいしいシャンパーニュ。レストラン向き」との評。鋭い、かも。その後、古酒の旅に出ました。
2012年05月10日
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サン・ヴェラン・レ・ポマール[2009]/ドメーヌ・ダニエル・エ・マルティン・バロー昨日は、人生は初の人間ドック。血圧とコレステロール、高値安定でした……。一念発起して、1年前からスポーツクラブに週2回くらいのペースで通っているのですが、体重は5kgくらい落ちたのですが、いちばん落ちてほしい2つの数字が落ちません。食生活、だということは重々承知しています。ワインも、こんなに飲まなければいいのですが……。今年も、現時点で購入したワインは65本、外飲み以外で飲んだワインは60本。ペースが落ちていません。で、昨夜は61本目としてコレを開けました。マコンでいちばん好きなバロー。何となく、若々しいシャルドネが飲みたい、気分だったので。さてサン・ヴェラン。想像より「きれい」な味わいでした。バローは、02くらいから飲んでいるのですが、昔のヴィンテージは、もう少し肉が付いていた感じがします。ミネラルとタイトな果実味。カワイイと想像していたら、キレカワだったというか……。バローでよく買うのは、プイィ・フイッセ・アン・ビュランと、マコン・ヴェルジュソン・ラ・ロッシュ、あとコレです。サン・ヴェランは昔からコレと、アン・クレシュの2種の畑名付きがリリースされていましたが、レ・ポマールのほうが果実味が濃密な感じで、そこが好みでこちらを主に購入していました。2009年、美味しかったけど、気分はもう少し黄色い果実味が飲みたいキブンだったので、少し肩透かし。最近、「きれい系」の造りは、ブルゴーニュのトレンドなんでしょうか?そればっかりだど、ちょっとつまらない気もしました。本日のモールアニマル、海猫?です。
2012年05月09日
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ヴァン・ヌーヴォー・ブラン[2011]/ピュズラ=ボノーム昨日、今日、明日は休肝日です(予定)。検診に備えて……。たぶん3日連続禁酒が達成できたら、10年ぶりの快挙かもしれません。連休の後半も、やはりワインを何本か飲みましたが、いちばん美味しく感じたのが、昨年のロワールの白のヌーヴォーの船便もの。3本購入したもののの2本目です。航空便で1本飲んでいますから、都合3本目になります。1本目に比べると、微発泡具合は後退しましたが、柔らかいミネラル感とアフターのほのかな甘みは健在でした。味筋は、ビアンカーラやアルガブランカ、四恩系ですね。1本1,650円です。この前日にこの10倍はするシャンパンを飲んだのですが、コチラのほうが美味しく感じられました。それはたぶん、絶対値としての美味しさということではなく、コレ系が、今の気分だといちばんカラダにぴったりだということなのでしょう。こんな遅摘み甘口ドイツワインもようやく買ってみたのですが、ピュズラで満足して、開けませんでした。でも、きっと近々飲むと思います。本日のモールアニマル「騎馬戦、逃げるが勝ち?の図」です。
2012年05月06日
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ブラーヌ・カントナック[1975]/マルゴー前回の続き、ジャン・ラフェを飲んだ次はボルドー。ごちそうになりました。共通の知り合いであるスタイリストの女性がいるのですが、ずいぶん前にこのワインをプレゼントされたのだそうです。まったくお酒を飲まない人なので、「いつか撮影の小物に使おう」と思って、クローゼットに何年も入れっぱなしだったそうです。ふとしたことで思い出し、飲まないし、撮影での出番もなさそうとのことで、「よかったら飲んで!」と、貰ったのだそうです。「酢になっているかもしれません」とのコメントと共に供されました。その日、3人で飲んだのですが、1975年に生まれていたのは私だけ。まあ、最近古酒を飲むと、ままあることではありますが……。さて、味わいですが……。これが、大当たり。実にきれいなクローゼット熟成をしていました。「杉の木のニュアンスがしますね。きっと昔は、タンニンが強かったんでしょうね」と、ワインに詳しい人ならではコメント。確かに。ある意味、促成栽培されたのかもですが、古酒としては入り口に入ったくらいに感じました。腐葉土系のニュアンスもありますが、全開というのには、まだまだ。鉛やたばこのニュアンスもあります。美味しい、です。1975年のマルゴー村は、そこそこのヴィンテージだそうですが、やはりひと昔のボルドーは、熟成させてなんぼ、ですね。モールアニマル、「くまはオレンジの山を登頂していたの図」です。
2012年05月03日
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ジュヴレ・シャンベルタン[2000]/ドメーヌ・ジャン・ラフェ一部に根強いファンがいる、現ドメーヌであるジェラール・ラフェの先代のジャン・ラフェ。ときどき、バックヴィンテージが出回りますよね。今から9年前、モレ・サンドニの1級、ミランド98を飲んで、「何てチャーミングなんだ!」と感激したのを、今でも覚えています。それは、新樽100%のノースバークレー物でしたけど。ちなみに、一緒に飲んでいて同じく深い感銘を受けた女性は、当時OLでしたが、会社を辞めてインポーターを立ち上げ、ジャン・ラフェとポール・ペルノの輸入を始めてしまいました!(今は休眠状態ですが)。そんな関係もあって、ジャン&ジェラール・ラフェの手持ちは結構あって、15本くらいはあるでしょうか。ひさしぶりに、2000年の村名を飲んでみました。うん、変わらずトレ・ピノな味わいです。決して複雑ではないのですが、癒し系のきれいな味です。紅茶系の軽い熟成香と、ジュヴレにしてはやさしく、やや土っぽく、柔らかい味わいです。仕事の打ち合わせに持参しました。ワイナートなどでも料理を披露している、料理研究家の方のお宅です。「ジュヴレにしては、やさしい味ですね。好みです!」とのコメント。金目鯛のセビッチェなどなど、美味しいおつまみをいただきました。そして、返す刀でクローゼット熟成をしていたというボルドーの古酒をいただきました。(次回に続きます)本日のモールアニマル、「くまとオレンジ」です。
2012年05月03日
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M3 シャルドネ・アデレイド・ヒルズ[2009]/ショウ&スミスピノ・ノワール[2009]/クラウディ・ベイ大型連休前半は、2泊3日で箱根に行きました。夕食後、部屋でワインを飲もうと思って持参したのが、上の2本。車だから、重くてもイイヤということで……。旅行に持参するワイン、スクリューキャップ限定にしています。もちろんソムリエナイフを持って行けばいい話ですが、そういう制約でワインを探して買うと、今までの守備範囲ではないものを飲むことになるので、それもいいかも!と思って。&その手は新世界が多いので、頑丈なワインが多く、持ち運びでも酒質がヘタらないのでは?と思ったこともあります。ですが、上の二つのワイン、結局飲まずに持ち帰りました。ブルゴーニュ・ルージュ[2008]/コンフェロン・コトティドホテルのランチでカレーを食べて、コレをグラスで飲みました。コトティド、08らしく果実味はそこそこ、でもじわじわ来る滋味がありました。1,500円は、ホテルらしい値付けでしよね。キュヴェ・ブリュット[NV]/KWVで、夜は値段に見合う、好みのワインが見つからず、2晩とも、南アフリカブドウ栽培者協同組合がつくるスパークリングを飲みました。小売価格の3倍強。まあ、いたしかたないところです。絶対価格としてはリーズナブルですから。スパークリングって、カレーライスのような存在ですよね。マズイということは少なく、同じ値段の赤白より、確率的にはまずまず美味しいことが圧倒的に多いと思います。で、その後に部屋でワイン!と思ったのですが、チョイスの失敗しましたね。なんだかカラダもココロも疲れ気味だったので、新世界のワインを開ける気力がありませんでした。甘口を探して買って、持って行けばよかったです……。でも、山桜がきれいで、行ってよかったです。何だか、いつもの倍以上の時間、寝ていたような旅でした。
2012年05月01日
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