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ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2010]/シュヴィヨン・シェゾーコレも本数合わせで買った1本ですが、何と1,500円。パーカーがニュイ・サンジョルジュの王様と言ったロベール・シュヴィヨンの親戚筋ですが、よくワインバーとかのリストで「おっ、シュヴィヨンのなのに安い!」と思ったりすると、この造り手だったりします。だだ、じんわり美味しくて悪くないんです。ロベールほどの抽出しっかり感はないけど、結構エキス分は充実している感じ。リーズナブルなコレも、期待を裏切りませんでした。淡い色調ですが、酸味も渋味も突出せずに、果実味と他の要素が、小さいながらもバランスしています。クイクイ飲めて、気が付くとグラスが空になってしまい、また注いでしまうタイプ。ブルゴーニュグラスで飲んでも、破綻なく美味しく飲めました。まさに平日の夜にふさわしい赤でした。
2012年06月29日
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ムルソー・レア・セレクション[1992](マグナム)/ルー・デュモン昨夜は、溜池山王の鮨さいとうさん。毎月通っていますが、夜に貸し切りの時、ワインを持ち込まさせていただいています。メンバーは、食べるのは好きだけど、アルコールがダメな人や特にワインに興味がない人もいるので、お鮨に寄り添う脇役的なワインを模索しています。人数が多いので、いつもマグナムで。ビアンカーラはよく合いましたが、ピエール・ペテルスはまあまあ。前回のポンソのBGOは、余韻が短く、もう一歩だったかもしれません。今回は、20年熟成のムルソーのマグナム。ご存じの方も多い、仲田さんがボトルで買い付ける古めのラインであるレア・セレクション。コレ、1本買ったら、もう1本マグナムがオマケに付いてきました。2000年を選んだら、モンタニー1erが……。ネゴシアンもののマグナムは、そう動かないのでしょうか?でも、少し古いワインの場合、こういうボトル買いのネゴシアン物のマグナムは、まあハズレはないでしょうから、会食の持参ワイン向きかもと、思った次第です。結果、好評でした。「このワイン、美味しい!」と何度も繰り返して言う人もいたりして。ムルソーらしい味わいでした。92という良年らしく、熟した果実味。香りは麦様の香ばしさに熟成香がプラスされ、とてもいい感じ。ムルソーらしいまったり感もあり、村名格で複雑性はそこそこでしたが、きれいな熟成の旨みが加わって、ワンランク上の味わいになっていました。余韻もけっこう長く、主役のつまみ&お鮨を盛り立ててくれました。個人的にいちばんピタッときたのは、脂の乗ったのどぐろの焼き物と合わせた時、でした。
2012年06月28日
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マコン・ヴィラージュ・グラン・エルバージュ[2009]/ヴェルジェひさしぶりに通っているワインスクール。テーマは、リーズナブルなワイン。第1回目のテーマがマコンで、そこで飲み比べた5本のうち、ドメーヌ物のギュファンス・エナンと人気を分け合ったのがこのワインでした。ちなみに、ラフォン、ルフレーヴは不人気でした…。私は、もう一つのヴァレットがいいなあと思ったのですが、次に好みだったのがコレでした。ドメーヌ物は、樽香がしっかり付いていて、それに負けない果実味もあったのですが、余韻がストンと切れる感じがして、その方向性だったら、ボーヌの白を選ぶかも?と思いました。ヴェルジェのマコンは少し前、これと同じグラン・エルバージュ名が付いた2008年と、それが付いていないただのマコン・ヴィラージュの2009年を飲みました。自分としては、今回飲んだもの>2008年のグラン・エルヴァージュ>2009年のただのマコン・ヴィラージュという感じでした。改めて1本を飲んでみての感想は、「濃い!」。過熟ギリギリくらいの果実の甘みがあって酒質も濃厚です。ただ凡百の新世界シャルドネと違うのは、ミネラル感がしっかりあり、よい意味でのハーブのニュアンスがトッピングされていること。余韻が長いワインではないのですが、味の方向性とキレのバランスがよいので、好ましいです。コレが2,000円で買えてしまうと、たとえばこの前飲んだちょっとだけ高いニュートンのレッドラベルなんかは、分が悪いですね……。2008年は、ここまで濃いめではなかったことを思うと、2009年ならではの味わいかもしれません。ヴェルジェの場合、こういうリーズナブルなラインのワインが期待を裏切らない分、高い系になかなか手を出しづらいですね。グラン・クリュはあまり飲んでいませんが、結構リピートしたボーヌの1級どころは、美味しいんだけど、その値段を出すのなら、ほかの選択肢がたくさんある気がしてしまいます。そういう意味では、今回のマコン、好みはあるかもですが2,000円クラスでは出色だと思いました。
2012年06月27日
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ブルゴーニュ・シャルドネ・ビゴ[2005]/ドメーヌ・シャソルネイ先日は赤を飲んで、よき熟成を堪能したので、お次は白を。エチケットがシワシワになってしまっていました……。赤のブドー同様、リリースしてすぐに1本飲みました。赤がやや堅めに感じたのと対照的に、ビゴは旨みたっぷりで、とても美味しく感じた印象が残っています。さて、それから5年後です。これが意外なコトに、酸とミネラルの競演になっていました! その味わいは、シャブリと見紛うばかり。熟成したアリゴテに、シャブリとの共通項を感じていると書きましたが、このビゴはドーヴィサ、ラヴノーの、熟成した村名シャブリのようです。いま、閉じているんでしょうか? この先、ほどけていくのか、いよいよ熟成シャブリの道を歩んでいくのか、興味津々です。リリース直後は堅いオーセイ、少し前に飲んだ06は、むしろ柔らかい味わいになっていました。ヴィンテージでしょうか? アペラシオンでしょうか?残念ながら、シャソルネイの05白は、あとサン・ロマンが1本あるだけです。ビゴは09が1本ありますが、これも5年後はシャブリな味わいになっているのでしょうか?アタマの中は?だらけになってしまいましたが、いずれにせよ、高いレベルの味わいだったことは間違いない1本でした。
2012年06月26日
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ロッソ・デイ・ムーニ[2009]/ダニエーレ・ピッチニン前後していますが、週末のワイン、その3。ビアンカーラの弟子筋のワイン。白は、サッサイアやイ・マシエリとは、やや方向性の違う味わいに感じました。赤は、ビアンカーラがメルローだけなのに対して、カベルネ&メルローのブレンドです。味わいは、最初に酸を感じました。カベルネ・ソーヴィニヨンが多いようですが、青さを感じません。自然派らしい、ほっこりとした果実味と旨み。ボルドー系の品種だとは思えません。むしろ、スパイシーさはありませんが、南仏のビオに近いかも?ビアンカーラのロッソは、残した半分を数日置いて飲んだら、グッと美味しくなっていました。その例に倣って、コレも半分だけ飲んで、取ってあります。さて本日のモールアニマル、ぞうに乗るコアラです。
2012年06月25日
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ピノ・ノワール・キスラー・ヴィンヤード[2009]/キスラー週末のワイン、その1。若いキスラーの赤。単一畑シリーズの中では、女性名が付いた他のキュヴェほど評価が高くありませんが、逆にいちばん濃く感じないので、早めに飲んでも美味しく感じるのでは?09、アルコール度数はあい変わらず高めですが、やさしい抽出に思える柔らかい味わいです。パウダーのようなやさしいタンニン。でもコアと旨みがある赤系の果実味。間違いなく新世界のピノですが、熟成によって変貌しそうな予感がしました。
2012年06月25日
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コート・デュ・ローヌ・レ・ドゥー・アルビオン[2009]/シャトー・ド・サンコム週末のワイン、その2。画像を撮り忘れたので、借り画像です。『神の雫』で有名になったワイン。私は、リトル・ジェームスは飲んだことがありましたが、コレを飲むようになったのは、あの漫画がきっかけです。2009年、若いグルナッシュのスパイシーさが全開でした。でも、タンニンはよく熟していますし、果実味や酸といった他の要素も充実していたので、驚くほど飲みやすかったです。2,000円くらいのローヌのワインとしては、出色では? スパイスが効いたワインが好きな方には、強くオススメできる銘柄です。たとえば、同じような立ち位置に思えるサンタ・デュックのほうが、若いともう少しタンニンの強さが気になる気がします。高いキスラーも、リーズナブルなサンコムも美味しいですね。
2012年06月25日
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リースリング[2009](Demi)/トリンバック白の場合、ワインを飲みだしてブルゴーニュの次に行きやすいのは、アルザス系です。ボーヌの白を突き詰めて行くと、¥的に辛くなることに気付いたりするのが、きっかけだったりして……。アルザス、有名生産者のボトムラインが3,000円以下で買えて、しかも安定して美味しいのが、美点です。たぶん同じような方がけっこういらっしゃると思いますが、私もシュレール、ダイス、ビネール、ガングランジュ、メイヤー、テンペ、クライデンヴァイス、フリックなどなど、目についたものはひと通り飲んで、結構リピートしました。濃いめのウンブレヒトとヴァインバックは、さほどたくさんは飲みませんでしたが……。個人的には鉄板のジェラール・シュレールと、あとピエール・フリックが好きです。そんな中、気付くとあまり飲んでいないのが、あまりにも有名なヒューゲルとこの造り手です。たぶん、上のクラスは美味しいけど、下は??という予感があったからかもしれません。ネットでワインを買った時に数合わせでポチっとした、このハーフボトル、予想通り、実にさらっと、バランスのよい味わいでした。熟成したら違うのでしょうが、香りもおとなしめで、まさに食中酒のイメージ。もの足りなくて、3週間以上前に抜栓して、1/3ほど残っていたコレの残りも飲みほしました。こちらは酸化が進んで、よりイイ感じにじんわりした香りと味わいになっていました。リースリング、やはり甘口もいいですね。
2012年06月22日
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ムスー[NV]/ル・ヴァンサン・リカール蒸し暑かったので、手軽な泡を。先日のワインスクールでも出た、自然派ペティアンです。最近、2~3人で多店舗展開の居酒屋やお手軽イタリアンに入った時、まずはビールを止めて、スパークリングがあったら、そちらをボトルで頼むようになりました。ビールを飲んで、それからまずくも美味しくもないワインをグラスやボトルで飲むよりは、泡をまとっているというだけですが、スパークリングで通すほうがいいかも、と思い始めたからです。まあそれで飲み足りない時は、グラスで赤を飲んだりもしますが……。苦くて薄いカヴァでも、やや甘く感じるクレマンでも、逆にリーズナブルな値段のおつまみ達とは相性がよく、たとえばそのお店にメジャーなシャンパーニュがあったとしても、それを頼むより、コスパも含めて満足度が高い気がするのです。シャンパーニュを頼むと、ドサージュ多めだなあとか、状態よくないなあとか、いきなりハードルが上がった思考になってしまう気もしますし……。とはいえ別のシーンでは、まだまだプレステージ・シャンパーニュをあれこれ飲んでみたいという意欲は旺盛ですが……。昨夜のヴァンサン・リカール、プチオという名前のスティルのソーヴニヨン・ブランも安くて美味しいです。赤も出ていますが、まだ未経験です。ロワール、クレマンならシュナン・ブランが多そうですが、これはソーヴィニヨン・ブランで王冠留めのペティアン。自然派ということもあってか、味付きとしては前日の新世界SBよりはおとなしめに思えますが、ミネラルをより感じます。盛大で粗めですが、泡はやはり気持ちがよく、ゴクゴク飲めて、蒸す夜にピッタリでした。本日の8時9分、二十四節気の夏至に入ったようです。今年も夏に至りましたね。ということで本日のモールアニマル、海辺で昼寝の3匹です。
2012年06月21日
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ソーヴィニヨン・ブラン[2011]/ショウ&スミス先日飲んだシャルドネと同じ造り手のソーヴィニヨン・ブラン。シャルドネは、この本に出ています。新世界に詳しい知り合いから「シャルドネよりすっきりして美味しい」と言われ、試してみました。しかし、シャルドネもすごく好印象でしたけど……。新世界で面白いのは同じ造り手で、まったく違う系統の品種(たとえばボルドー系とブルゴーニュ系)を味わえることです。アルザスの白なんかも多品種ですが、同じ造り手の場合、品種が違っても味筋が似ています。でも新世界の場合、言われてみないと、このソーヴィニヨンとシャルドネが、同じ造り手だということは、なかなかわかりづらそうです。あと面白いのは、たとえばオーストラリアの場合、同じ造り手で、白の中ではシャルドネが高いことが多いこと。ショウ&スミスも、今回のほうがシャルドネより3割安です!さてこのSB、ハーバルな香りと完熟した果実味が上手に同居しています。ロワールなんかに比べると、メリハリと押し出しがある感じ。ミックスリーフのサラダとよく合いました。昔は、自分が新世界のソーヴィニヨン・ブランを飲むようになるなんて、思わなかったです。今は飲む範囲がどんどん拡散している感じです。この品種も、しっかり完熟させるとグラッシーな青い風味がなくなるんだそうです。ロワールのダグノーのように。でも、もちろんダグノーは美味しいと思いますが(高いけど)、全部が全部その方向に行って欲しくないですよね。カベルネも完熟させると青い風味がなくなるそうで、一流どころのボルドーはそれを目指しているそうです。私は、ボルドーは青臭いのはイヤですが、いい塩梅に青い風味がトッピングされているのは、むしろ好ましいと思っています。それが複雑性に一役買っているのでは?と思うから。ラフィットなんて(最近は飲んでいませんが)、昔は必ず素敵な青いニュアンスがありましたものね。ブルゴーニュも濃い系がどんどん減っていますが、みんなが同じ傾向になるのは、つまらないですよねえ……。でも、フランだけは青い風味が減ってほしいかも。あの品種の青さはなぜか、個人的には好みではありません。
2012年06月20日
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ブルゴーニュ・ピノ・ノアール・ブドー[2005]/ドメーヌ・シャソルネイ昨日のワイン、柔らかいピノが飲みたくて、迷わずにコレを開けました。リリースから5年経ったシャソルネイの赤。期待通りの味わいでした。この赤は、ビオの典型のような柔らかい味わいですが、それでもリリース直後はやや堅く、飲んでいて少しだけエッジの引っ掛かりを覚えた記憶があります。シャソルネイ、白はリリース直後から美味しく飲めますが、赤は下のクラスでも、2~3年経つとグンと味わいが増す気がします。数年の熟成を経てビオ香も発展、円熟した赤系果実に、土っぽい熟成香がからみます。酒質もシームレスな柔らかさで、旨みと果実味のバランスしていて、充実したエキスを感じる味わいは、まさに飲み頃。でも、あと10年は大丈夫そう。ヴィンテージに左右されない造り手と言われていますが、良年の恩恵は受けているかも……。もちろん大きいワインではないのですが、平日の夜に開けるのにはピッタリです。こういうワインをケースで買って、数年寝かせてから飲んでいく、なんていうワインライフが送れたらいいですよね。
2012年06月19日
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ジュスト・ディ・ノートリ[2004]/トゥア・リータ週末のワイン。ワインスクールの山本昭彦さんのクラスのテーマは、リーズナブルな泡。私は、ピノが入っていないクレマン・ド・ブルゴーニュとロデレール・エステートを間違えました。つい最近、飲んだのに……。私は、シャンパーニュのセパージュも、わからないんですよね。悲しい&残念な舌です……。さて、クラスの後のワイン会。ピエール・ペテルスのレ・シェティヨンや、シラーズとはどうしても呼べない味わいのオーストラリアのシラー(!)など、おいしい&興味深いワインたちが供されました。私は、ボルドーブレンドが飲みたいキブンだっだのでコレを。ボルドーそのものよりコレのほうが愛想がよいので、ワイン会向きかも?と思ったので。&リーズナブルなのも、ポイント高いです。カベルネ&メルローらしい味わいです。タンニンが甘く、思った通り外交的な味わいでした。トゥア・リータ、メルローだけの看板ワインレディガッフィやシラーは、高価なのにすぐ売り切れ。でもこれは、けっこう市場在庫があります。狙い目だと思うのですが……。04でも、すでに柔らかく飲めてしまうのが、本家ボルドーやサシカイアよりもいい!と思えてしまう点です。8,000円くらいで購入しましたが、この味わいをボルドーで求めてしまうと、倍は出さないといけないのでは?と思ってしまいます。個人的には、アタリ!でした。でも、そういう会のなので、味はボルドー系なのに、すぐイタリアと見破った人がいました。さすが、ですよね。私は、絶対わかりません。本日のモールアニマル、ひつじとバラです。
2012年06月18日
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ミュジニィ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・グラン・クリュ[1986] /ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギエ私がワインにはまったきっかけは90年代半ば、会社の2年後輩と行ったフランスで、彼にボルドーを飲ませてもらったのがきっかけでした。その後、彼を含む4人で「ワイン貯金の会」というのを始め、その会でブルゴーニュの古酒を中心に、12年あまりで数百万円分ワインを楽しんだのですが、諸般の都合で、その会が今年になって解散することになりました。彼は長年、会計係をやってくれたのですが、清算したら我々2人に十数万円の剰余金が出たという報告がありました。じゃあそれで、何回か2人でワイン飲もうよ!と言っていたのですが、たまたま昨日の夕方から、一緒にあるセミナーに参加して早く終わったので、その後、ひさしぶりに2人で飲みに行きました。すっかり家庭人になって、私と違ってあまり外食をしなくなったという彼。何を飲みたい?と聞いたら、「やっぱりブルゴーニュの古酒」ということだったので、「ワイン貯金の会」でいちばんお世話になったソムリエの吉田さんのお店であるUtakataへ。吉田さん、ひさしぶりの彼に喜んでくれて、予算を言ったら特別価格でこれらはいかが?と3つの選択肢が。何本か開けて太鼓判ということで59のエシェゾー(ベルギー詰め)、ピノ好きにおすすめということで73のヌフ(サボン)、そしてコレでした。彼に選ばせたら、さして迷いもぜずにヴォギエに。低迷期といわれる年代ですが、やはりこのエチケットは、ワイン好きを引き寄せる磁場のようなものがありますね。味わいは……。想像通りでした。ノーブルといってもよいミネラル感。香りと果実味、愛想がありません。奇しくも同じ86だった前日のロジェ・カイヨのほうが、はるかに甘い果実味がありました。でも、彼は満足していました。この時代のミュジニィは昔、何回か飲んだ経験がありますが、やはり「解けない知恵の輪」のような気分になりました。貴族的で、庶民に笑いかけない感じ、でもその血筋はしっかり刻みこまれた味わい。後輩は、多分にM気味の性格なので、楽しく飲めたようでした。
2012年06月15日
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ヴォルネイ・サントノ・プルミエ・クリュ[1986]/ドメーヌ・ロジェ・カイヨ広尾のボン・ピナールで。あい変わらず、実に安い値付けのワインリストです。プレステージ・シャンパーニュなんか、ほかのレストランで飲む気が起きません。グラスでローヌ白を飲みながら、熟成ブルゴーニュ赤を1本と、リストを見ていましたが、あまりにも選択肢が多すぎて選べませんでした。そこでオーナーソムリエの進藤さんに、「1万円代半ばで、柔らかい味わいのものを」とお願いしたら、2本オススメが出てきて、こちらを選びました(もう1本は、ピエール・ブーレのカズティエ。96でした)。ロジェ・カイヨ、白のムルソー古酒の経験はありましたが、赤は初です。86は、ラフォンのクロ・デ・ラ・バール、バロン・テナールのモンラッシェと、過去に飲んだ中では、白が美味しかった印象が強いヴィンテージです。さてサントノ、ひと嗅ぎした印象はけっこうスパイシー。味わいは、アタマでそう思っているからでしょうか、ラフォンのサントノなどにも感じるミネラル感がバックボーンにある印象です。きれいに熟成していますが、スパイス&ミネラルが酒質を引き締めているので、ダレない古酒の味わいです。うん、美味しい! でもムルソーに畑があるからでしょうか、ヴォルネイらしさというより、サントノらしさを感じましたが……。86の赤、いま飲んで美味しいヴィンテージですね。87もよいみたいです。進藤さんに、84の冷やかな味も、83の甘やかな味も好きだと言ったら、「僕も83年は好きです。あの腐敗一歩手前な感じがダメだという人もいますけど」とおっしゃっていました。シェフである奥様の料理も、変わらず美味しく、しっかり飲み食いしたせいか、帰りの電車では、眠くてたまりませんでした。
2012年06月15日
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シュブスタンス[NV]/ジャック・セロス恥ずかしながら、初めて飲みました。セロスのシュブスタンス。デコルジュは、2007年。ジャック・セロスは、イニシャルを数回飲んで、ピンとこなくて、相性が悪いのかな?と思っていました。しかし、昨年2005年デコルジュの、たぶんVOの前身のエクストラ・ブリュットを飲んで開眼。イニシャルは、デコルジュからあまり年月の経っていないボトルだったからかも?と思いました。さて初シュブスタンスですが、その味わいについては、あれこれ書くよりも、この記事の中の記述のほうが、正確な描写かもしれません。私のほうは、料理と合わせず単体で飲みましたが、やはり上質の和食と合わせてみたいな、と思いました。一緒に飲んだ友人は「VOのほうがシリアス、シュブスタンスのほうが艶っぽい」というような表現をしていました。確かに、そうかも。印象的だったのは、飲み込んだ後も口の中で長く長く残る余韻です。その余韻の味わいは、今まで飲んできたシャンパーニュとは別物でした。世評通り、特別なシャンパーニュだと思いました。エクストラ・ブリュットで美味しい思いをした後、セロスはこのシュブスタンスとイニシャル、エクスキューズを1本ずつ購入しました。次は、まだ飲んだことのないエクスキューズを開けたいと思いましたが、デコルジュ、いつだったけな??
2012年06月14日
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グラン・アルディッシュ・シャルドネ[2009]/ルイ・ラトゥール以前、ブログにグラン・アルディッシュよりアルディッシュのほうが好き、と書きましたが、グラン・アルディッシュ、ここ最近は飲んでいなかったので飲んでみました。よく飲むようになった新世界のシャルドネと比較したい気持ちもあって……。まず感じるのは、アルディッシュとは明らかに違う、樽のニュアンス。厚みとアフターの苦み。ブルゴーニュより積算温度が高そうな果実味。でも、ニュートンやショウ&スミスといった新世界よりは、ややミネラルを感じます。破綻がなく、よくできていますね。ブルゴーニュ・ブランと新世界の同価格帯のシャルドネとの中間を行く味わいに感じます。しかし中間的ゆえ、積極的に選ぶことはなそうそう? いやいや、こういうのをいつも1本冷蔵庫に冷やしてあるのは、よいかもしれません。いい意味の消去法で、こういう白が飲みたい夜があるような気がします。本日のモールアニマル、ラッコとひかりものです。
2012年06月13日
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カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット[NV] /ロデレール・エステート暑くなってくると、やはり泡を開けることが多くなってきます。こういう時、調子に乗ってシャンパーニュばかり飲むのはマズイので、スパークリングを常備することにしています。涼しい時期に比べて、シャンパーニュではなくても泡というだけで、美味しく感じるような気もしますし……。スパークリングは、シャンパーニュと違う方向のものと同じ方向のもの、両方を買います。違う方向のものは、アルザスやロワールのクレマンやスペインのカヴァ。カヴァは、1,000円スパークリングのソレール・ホーヴを愛飲しています。アフターに苦みを伴うものが多いのですが、冬にはあまり美味しく感じないこの苦みが、夏には心地よく思うのが不思議です。同じ方向のものでは、ブルゴーニュのクレマンのたとえばポール・ショレ、そして新世界のコレです。山本昭彦さんが、本家のルイ・ロデレールと間違った、というくらい近似性がある泡です。ルイ・ロデレールのブリュット・プルミエは、バランスがいいぶん引っかかりがなく、特に好きなほうでもないのですが、それとこれとは話は別。というのも、コレはシャンパーニュと見紛う味わいで、3,000円しないのですから。さらに、知り合いになった方のショップで、正規モノで2割以上安くなったことを発見。ロデレール・エステート カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット[NV] [正規品] 泡 白[750ml]この値段なら、もう文句ありません! ロゼも買ってしまいました。実にバランスのとれた味わいです。厚み、酸、泡のきめ細かさ、ドサージュの適切さ。ゆるさを感じない新世界の泡は珍しいと思います。これで、ブリュット・プルミエの半分以下の値段ですからねえ。これのプレステージクラスのエルミタージュも一度飲んできたいのですが、ずっと欠品が続いているようです。本日のモールアニマル、「北極に憧れるペンギンの図」です。
2012年06月12日
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ピノ・グリ・クロ・ヴィンズビュール[2000]/ツィント・ウンブレヒトジュヴレ・シャンベルタン[2003]/ドメーヌ・ブリューノ・デゾネイ・ビセイ 週末のワイン。1本目は、ひさしぶりのウンブレヒト。リーズナブルで高評価のピノ・グリです。アルコール度数14%。極めて濃厚な黄金色。粘性たっぷり、濃いアルザスですが、もちろん酸が引き締めているのでダレることのない味わいです。アフターには、軽い苦み。熟成感は、それほど感じません。まだまだ先が長そうなワインでした。2本目は、名前をすぐ間違えてしまう、ブリューノ・デゾネイ・ビセイ。2003年らしく酸は少なめですが、果実の甘みもさほどありません。甘くないカシス、プルーン系の味わい。この造り手、真価がまだわからないです。なかなか積極的に選ぶ気になる味わいに出会っていないです。名インポーターの誉れ高いフィネスが正規輸入代理店ですが、これとボージョレのフランク・ジャイヤールの2つは、フィネスものの中では?の存在です。
2012年06月11日
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シャトー・クロ・デ・ジャコバン[1999](ハーフ)/サンテミリオン渋谷駅直結百貨店のワイン売り場で、ハーフボトルの棚で甘口を物色していて、ふと目に留まったワインがコレ。「おっ、コルディエだ」と……。コルディエブランドのボルドー、昔はグリュオー・ラローズもそうでしたよね。タルボは、今でもそうなんでしょうか?ボルドーのおいては、大手ということは必ずしもマイナスではない気がします。グリュオー・ラローズもタルボも、格付け&安定した品質の割りにリーズナブルで、ボルドー大好き時代はよく飲んでいました。でもこの銘柄は、飲んだ記憶がありませんでした。ハーフですが、99年で2,000円しませんでした。後で調べてみたら、この年を最後にコルディエは手放したみたいですね。コルクを開けたら、手に黒い墨のような色が付きました。こういうの、久しぶりです。抽出、強いのかな?香りのメインは、なめし皮系の熟成香。果実味は、もともと少なめ? タンニンも柔らかく溶け込んでいますが、余韻は短めです。もっと上のクラスならまだまだのような気がする1999年。充分に熟成ボルドーの味わいでした。本日のモールアニマル、ペンギンとスカイツリーです。
2012年06月07日
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クラウディ・ベイ・ピノ・ノワール[2009]/クラウディ・ベイ10年くらい前、ブルゴーニュの赤に夢中になり始めの頃、初めて買った新世界のピノが、このクラウディ・ベイでした。確か2000年ヴィンテージ。いろいろ情報を見ていたら、マルボローがブルゴーニュにいちばん近しいピノ・ノワールらしい、ということで(今だとオレゴンなんでしょうか? いやいや、この前のカーリー・フラットのような例もあるしなあ……)。ひさしぶりに飲みました。これも、旅行で飲もうと持参して飲まずに持って帰った1本でした。スクリューキャップが嬉しいです。印象、昔と変わっていなかったです。赤というよりは赤紫系の果実味。アルコール度数14%ですが、酸がしっかりで冷涼感があります。なめらかなテクスチャーで厚みもあるので、高級感がありますね。低温浸漬なのでしょうか? 近い印象は、最近のフレデリック・マニャンをややおとなしくした感じ、というか……。バランスよく、美味しいです。これで3,000円台半ば、文句ありません!考えてみれば、10年前から値段がまったく上がっていないんですよね。素晴らしくないですか? 昔はこの値段で、ブルゴーニュは有名村名が買えましたが、今はムリ。ヘタなブルゴーニュ・ルージュに高い値段出すよりはコチラのほうが満足度大だと思います。昔は見向きもしなかった新世界ですが、今はなんだか面白いです。わかりやすい美味しさ、というのがポイント高いかも。もしかすると歳を重ねて、味蕾が衰えてきて、より直接的に訴えかける味わいにも惹かれるようになったのかもしれません。あと日常では、「すごく美味しい」より「そこそこ美味しい」ほうが、よい気がしてきたこともあると思います。京都の日常の料理であるおばんざいは、「美味しすぎない」ことを旨としているそうです。なんだか、カッコイイですよね。30代の頃、フレンチに夢中で週に2軒、年に100回というのを目標に10年間を過ごしたのを思うと、ずいぶん遠くに来てしまったんだなあ、と思います。本日のモールアニマル、くろねこです。
2012年06月06日
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マルケーゼ ・アンティノリ・キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ [1997]/アンティノリ週末、ごちそうになったワイン。長く寺田倉庫に預けていたという、アンティノリの良年のキャンティ。しかし、これが保存状態がよかったせいか、少し早いスピードで飲んだせいか、閉じ気味の印象で終わりました。最後の1杯は、きれいなすみれの香りが開き始め、酸味に果実味がのっかり出して、美味しくいただけましたが……。前座として、これを持参したのですが、シャルドネ・レッドラベル[2009]/ニュートン先日飲んだものもヴィンテージ違い。しかし、これも冷えが中途半端な状態で飲んでしまって、樽のバニラの要素が全面に出てしまい、ややゆるい味わいに感じました。たぶんきっちり冷やしたほうが美味しかったのだろうと思います。新世界の白には、温度が下げ気味のほうがよいものが多いかもしれません。逆にアンティノリは、もう少し温度を上げて飲んだほうがよかったかも……。
2012年06月04日
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カルト・ブランシュ・ブリュット[NV]/ドラピエ昨夜も飲んでしまいました……。気が付くと、3週間以上休肝日がありません。昨日は飲むのをやめようと思っていたのですが、夜の宅急便でワインが届き、出し入れしているうちに、出しの1本になってしまったコレを飲みました。ワイン、買い続け、飲み続けています……。取り置きをお願いしているショップも、まだ2店くらいあります。前回のブログのニュートンのレッドラベルも、ヴィンテージ違いを発見して、すでに入手してしまいましたし……。危ない傾向ですね。ドラピエ、有機の造り手、ピノの比率多し、ノンドゼのみならずSo2無添加のキュヴェまで造っている、こだわりの自然派らしいです。そんなことより、ネットショップでこのボトムラインのキュヴェが、3,000円ちょいで売られていることのほうで、目にした方が多いかもしれません。安売りしているということは、たいしたことないのかな? と、期待を込めずに抜栓しましたが……。おっ、旨いじゃあないですか!ピノが多めだからか、ふくよかでけっこう肉厚です。香り、泡、酸、甘みも申し分ないと思います。バランスがよい分、突出した特徴はないのですが、紛れもないシャンパーニュの味わいです。酸化防止剤も少なめだそうです。先日のニュートンもそうですが、値ごろより安いワインやシャンパーニュ、つい軽視しがちですが、好みに合うものも、かなりありそうです。本日のモールアニマル、考えるくまです。
2012年06月01日
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