何度かの冬を過ごして思うのは「玄関は個室にして・・・・」区切れは良かったかなと住んでみて思ったことです。
我が家は、ビルトインガレージ、スキップフロア、中二階に8畳とトイレお風呂があります。
東北宮城県、積雪は無いものの冬場は零下になり、12月頃から4月頃までは確実に暖房が必要です。
今年は5月の今でもたまに石油ファンヒーターを使っている状態です。
30、40坪程度の住宅では、玄関から、階段へ、トイレへ、お風呂へ、リビングへ、和室へ、とこんな動線の間取りが普通かと思います。
木造軸組み+パネル工法、昔ながらの住宅設備をベースとしており、窓は、YKKの複層ガラス・玄関ドア、玄関ドアの断熱はYKKのD3、勿論普通以上の断熱は確保していると思っています。
とはいうものの、冬場はやはり玄関ホールが一番寒いのです。
そんな不満を減らすためにも、玄関ホールは個室にすべきだっなと思います。(図面の赤線位置がドア位置)
間取りを考える時、生活している時の寒さまであまり考えず、漠然と動線や使いやすさを考えているのかも知れません。
また、店頭に並ぶ間取の本には、限られた住宅の広さに効率よく詰め込む図面が多いかと思います。
さらに、寒冷地向けに作った本や間取は無かったように思います。
断熱を考える時は、窓やドア、外壁の断熱のことを中心に考えてしまうのが普通です。
これからマイホームを計画していたら、玄関ホールの個室化も一案として検討してみてください。
2019年12月、居住スペースは全てプラマードUなどで二重窓化完了
マイホームが完成し、もうすぐ10年です。ここ数年にわたり生活スペースの窓を全て二重窓にしました。
手作りの木製の内窓もあれば、YKKapのプラマードUもありますが、いかに暖冷房のエネルギーロスがあったかわかります。
マイホームに入居後数年間は、複層ガラスではあるものの、アルミ枠のスタンダードなアルミサッシ、暖房は人が居る生活空間だけのため暖房していない部屋はとても冷えていたんだなと思います。
そんな2階の冷気が、玄関ホールに対流で下りて来て、さらに玄関のたたきとドアで冷やされるため、特に玄関ホールが寒かったんだと思います。
2019年暮れの冬からの現在は、暖冬なのもありますが、家全体の暖房はリビングのファンヒーター1台であたためています。あたたまるようになりました。
リビングとダイニングの間にファンヒーター1台、ダイニングと階段前の引戸は開けたまま、中2Fと
2Fのサニタリーや普段使っている二部屋の扉やドアは使う時以外開けっ放しです。
こんな感じでリビング以外は暖房要らずです。
!Fから階段を暖気が上がるためリビングの温度計は、23〜24度、2Fは18度前後のようです。
玄関ホールが個室になっていればさらに暖かかっただろう。
玄関ドアに内ドアは無いですが、もしそんなドアがあったらもっと暖かかっただろうと思います。
冬が冷える東北地方など厳しい冬の地域は、間取を考える時、玄関ホールを個室化するか、より断熱性の高いドアを検討、盛り込んだほうが良いと思います。
3Dマイホームデザイナー
出典:楽天市場
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