今回は、1Fの床板を支える「束」について書きますが、マイホームは鋼製束です。
フローリングの下には大引きという角材が渡してあり、その角材も両端の間が広ければたるむため、間にそのたるみを抑えるための「束」をたてることになります。
元々は、床下の地面に束石を置きその上に木製の角材を立て大引きを支えていました。
引用:100のキーワードで学ぶ世界で一番やさしい木造住宅01
現在は木製の柱の束は、腐ったりシロアリ被害の可能性が高い為ほとんど使わなくなったようです。
床束(ゆかづか)には三種類ありまが、おすすめは鋼製束です。
木製束
木製の束、にすぐれ昔から使われていましたが、シロアリや湿気が心配です。
角材のため、高さ合わせなど手間かかります。
プラ束(プラスチック製の束)
プラ束は、軽いため運搬セッティングが楽なので、建売に多く使われているようです。
塩害には強いですが、歴史が浅いことから永年耐えられるかという不安です。
鋼製束(金属製の束)
鋼製束は耐久性では心配ないと思います。
海に近い場合は潮風での錆びはありますが、潮が直接かぶるような場所ではないかぎり錆びるだけで朽ち果てることはないと思います。
プラ束を使うのは軽くて運搬が楽で、施工性が多少良いという点だけでマイホームの施主からすればメリットは無いと思います。
鋼製束もプラ束もある意味大差ないが納得できる建築材料を使おう。
価格が高いわけでもなく、建築価格が上がるわけではありません。
■鋼製束
楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
■プラ束
★Amazon ★楽天市場 ★Yahoo!ショッピング
えてして、作る側は、材料の価格が多少安くても高くても、性能や機能が同じなら、運搬が楽で、施工が簡単で時間がかからない物を選んで施工します。
施主側は、少しでも耐久性や機能が勝っていれば、それを選びます。
見積もりの段階でよく内訳を確認して変更できる物は意見を聞きながら変更したほうが良いと思います。
理想に近づける努力で、少しでああすればこうすればという箇所が少なくなると思います。