昔は、よく外壁の下地などにつかわれていましたが、特殊な工法時以外、今はほとんど使いません。
もう一つ使っていた場所が、屋根葺きの下地です。
今は、合板を使うのが普通で、施工時見た目綺麗、張込が簡単、時間もかからないと、施工者側から見れば、良いことずくめですが、施主にとっては見逃せない点があります。
それは、長持ちしないことです。高度成長期のように、20年30年程度で建替える予定ならいいかもしれませんが、そうではありません。
屋根材に使う合板は、炎天下の熱等で、クズグズになるのです。これは解体に関わった人なら絶対知っていると思います。
長持ちしてしっかりしているのは、ザラ板なのです、熱によって縮みはしますが、松脂によって、経過すればするほど、強度が増すのです。
それが無垢材「ザラ板」の性質です。
大工さんからは面倒なので、絶対に使わないでしょう、施主(自分)は、「なんでこんな板使うんだ!?」と憤慨して言ってしまいました。
貴方が、長持ちする家と言ったため、以上のような理由で材木屋さんがこれを、持ち込んだのでした。
自然素材で有害物質も出ず健康に良いことは言うまでもありません。
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