機能性壁紙「ビニールクロス」どう?
では機能性について書きましたが、ビニールクロスの他としては、
・和紙
・織物クロス
・オレフィン紙
・無機質な珪藻土なものをシートに貼った物
などが一般的な壁紙かなと思います。
本題の「ビニールクロス」の欠点ですが、有害物質を発散するといことは既に書きましたが、
最大の欠点は、燃えた時も有害物質を発散するということです。
火災時は勿論、処分する時も発散しますから、環境性能的にには他の素材に比べると極端に良くないといことです。
当初、マイホームもオレフィン紙で計画していましたが、好みの色の材料が揃わず「ビニールクロス」にしました。
もっと粘れは良かったかなとは思いますが、今となってはしかたありません。
因みにオレフィン紙は、ポリエチレン・ポリプロピレンなどを原料にした紙で、燃えても有害物質をほとんど発散しませんが、厚みが無い為、施工業者は下地処理に気を使う必要があり、あまり好まない材料です。
なお、オレフィン紙以外のクロスの材料は高価になるとは避けられないと思います。
拘るなら着工する前に、壁紙もきちっと決めておくことをお勧めします。