でも、本来、カーテンを閉めても閉めなくてもざっくり言えば部屋中の湿度、水分量の変化がするわけでもない。
では、カーテンをすれば、窓の結露が増幅するとはどういうことなのか・・・・?。
前の記事でも書いたが、結露の原因は、空気中の水蒸気が「飽和水蒸気量」になったときに結露すると書いた。
カーテンをしたときに、窓に結露が発生する。
↓
カーテンを閉めた時に「飽和水蒸気量」に達することがある。ということに他ならない。
屋外が寒くカーテンを閉めている時に結露する原因は何か?
・カーテンと窓の間の温度が低い時。
・カーテンと窓の間に空気の流れがない時。
・カーテンと窓の間の湿度が低いとき。
・窓の表面温度が下がった時。 など
屋外が寒くカーテンを開けている時結露しないのは何故か?
・部屋の温度が低い時。
・部屋の湿度が低い時。
・窓表面に対流がある時。 など
上記のことから、冬の夜にカーテンを閉めれば、カーテンと窓の間の温度が下がり結露が発生しやすいと言えます。
また、カーテンの生地を厚くしたり、断熱カーテンで隙間無く閉めれば、さらにカーテンと窓の間の温度が下がり、絶えず供給される室内の水蒸気で 結露量が多くなる、とも言えます。
日昼、室内のガラス表面温度が上がり、カーテンを開け、対流が発生している時は結露しにくいとも言えます。
窓の結露は窓自体がきちんと施工されていれば、屋外に流れ出るようになっているので問題ありません。
ただ、カーテンが流すきたりして、窓に接触し、結露がカーテンを濡らし、室内の床まで濡れる、カビなどが発生するようなら問題です。
話は変わって、マイホームの場合、冬場の室内の温湿度度は、だいたい、温度25〜28、湿度は35〜50%です。
ファンヒーターは使っていますが、マイホームの外壁は、防湿シートや気密シーツは使ってません。
屋外の湿度が低ければ、ファンヒーターを使用しても室内の湿度が必要以上上がることはありません。
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