勿論私は、プロでもないので、結露の計算式は書きませんが、なんとなく単純なような気がするのです。
話はちょっと変わって、 マイホームのコンセプト から、断熱に関係ありそな物をピックアップしてみましょう。
●コストパフォーマンスの良い家
●安全に健康で快適に暮らせる家
・空調をなるべくしなくても良い家
・できるだけ自然素材を使う
・家自体を頑丈で長持ちする家
断熱材に関係しそうな要素は以上のような項目になるかと思います結果的に、これらを判断し、
「セルロースファイバー」
を選択したのです。
壁の様子
内容物(新聞紙を粉砕しホウ酸を微量混ぜたものです)
断熱による温度差が結露を引き起こしますが、色々な本やネットを調べたどりついたことはとても単純なような気がしました。
キーワードは、
?@何故ログハウスは結露しないのか。
?A洋服を着込んだだけでは洋服の表面に結露しないが、
その上にカッパ等を着ると、水滴で内側がダラダラになるのか。
?A登山家などが着る上着やテントの素材ゴアテックス、
何故汗の湿気を逃して快適なのか。
天上裏
床下(右側は玄関のタタキ部分です、裏からスタイロフォームで基礎を囲います。
なんとなく分かると思いますが、結論として、ビニールで包み込む現在の工法が断熱による結露を生むと思うのです。
従って我が家は、縦壁は全て湿気を通す素材を使っています。
外側から
?@ガルバリウム鋼板(断熱裏打付)
?A通気層
?B防水透湿シート(タイベックシルバー)
?Cケナボード
?Dセルロースファイバー
?Eセルロースファイバー吹込用シート(不織布)
?F石膏ボード(12.5?o)
?Gビニールクロス(機能性「透湿」壁紙)
以上のような構成です。この、構成だけを見て、何が足りないか分かる人は多分業界の人かもしれません。
そうです、「防湿シート」が足りないのです。?Eと?Fの間です。
こんなことを書いていると業界の人からは反発されるかもしれないですが、そもそも、ウレタン、グラスウールなど、科学的素材の欠点を、高性能・高気密住宅と称して、防湿機密シートとで包んでしまったのは、
それら科学的に製造された欠点を覆い隠すための素材でしかありません。
このことにより、室内環境も悪化することは言わずもがな、です。
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