早朝6時30分、
掃出し窓の外の温度は、−7度、
二重サッシの間の空間は、 2度
室内側は 4度 です。
ちなみに、室内は、22.5度 湿度48パーセントです。
流石に、室内の湿度が30パーセント近くまで下がってきたことや、喉や鼻水の悪化で先週病院へ行き、寒さが老体に影響してきました。
そこで、ここ2・3日空気清浄器の加湿器に給水して使いはじめました。
表示の湿度は、57パーセントです。
ダイニングの換気ダクト下の温湿度計は、温度19.8度、湿度42パーセントです。
こんな、室内外の温度・湿度では、掃出し窓が結露しだします。
たぶん、普通の人の暮らしの様に、深夜から早朝に、リビングに誰も居ない、ファンヒーターが稼働していないなら結露しないかもしれません。
でも、リビングのソファーが大きくて居心地がいいこともあって、ベッド代わりにして、うたたねから、朝まで就寝している毎日を送っている人も居ます。
この間、2時ぐらいまでは、タイマーでファンヒーターは稼働していますから、暖房が無い時間はほんの数時間もありません。
よって、まだ外が真っ暗な朝の5時頃からファンヒーターをつければ、部屋はすぐに、22度程度にあたたまります。
この、早朝の部屋の暖かさと、屋外の気温の低下で、勢い窓が結露します。
結露するのは、リビングの掃出し窓の下側です。
リビング寝室化の生活のリズムが結露に拍車をかけているのは間違いのないことですが、システムキッチンの窓を除けば、リビング・ダイニングで結露するのは掃出し窓のみです。
「 DIY 掃出窓プラマードU、複層化vol3 」 で、掃出し窓の作成やどんにふうになっているかわかると思います。
掃出し窓は、二重窓+内窓一部複層 のようになってます。
内窓の複層は、上1/4は複層になっていません。また、下1/4程度は、ポリカのツインカーボです。
だいたい、この二重窓の断熱効果を見る限り、掃出窓の高さ、1.5メートル付近の屋外と屋内の温度差は、20度くらいです。
たぶん、窓の下部分は、15度前後ぐらいではないかと思います。
二重窓内の冷たい空気は下りて滞留し冷える。カーテンは、厚手裏地付のため断熱効果もある程度あり、ますますガラス面の温度は低下します。
さらに、掃出窓の場合結露しやすい原因と思われるものはもうひとつあります。
それは、掃出窓の下は、「 熱橋 」だからです。
アルミサッシ枠は、直接フローリング等に固定され、マイホームの場合、フローリングの下は24ミリの構造用合板、その下は土台になっています。
土台の下は全て通風口(ネコ土台)になっているので、半埋め込み型のアルミサッシということもあって、床側の断熱はいたって少ないと言ってよいでしょう。
したがって、二重窓内の空気の対流と土台側からの冷えで、内窓の下側が特に結露すると思われます。
幸いにも、フローリングへの窓際の結露はありませんのでよしとしましょう。
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