「カッコ悪い邪魔!玄関屋根のくさり樋を雨樋に変更、隙間の風雨もシャットアウトして車も濡れず良好です。」
が、カーポートの後方は、ベランダの屋根が畳半畳分ありません。
その部分は、家屋の角、カーポートの風の通り道ということもあり、雨は吹込み雪はモロに吹きこんできます。
そこでその半畳分をなんとかしようと思い、結論として屋根をつけたいと決めました。
広げる屋根の材料はアルミか角材か。
カーポートと骨組み同じアルミはどうか。
カーポートやフェンスを作る場合の専用のアルミアングルもホームセンターで売っています。
アルミアングルを使えば格好はいいのでしょうが、材料費がかさみ、加工も大変です。
図面とかあればいいのでしょうが、想像の域を出ないこと、所詮現物合わせのDIYで作りすすめます。
広げる屋根はガレージ天井から撤去した角材で組み立てる。
幸い、ガレージの天井いじりで出た、野淵、松材がけっこう在庫してあります。
釘穴などもありますが、カーポート後方ためで特に問題ありません。
松材は、ホームセンターで売っている安い杉と異なり粘りがあり強度もあります。
ホームセンターのホワイトウッドは、松の種類ですが、雨風や紫外線に弱く柔らかいのでDIYには向きますが耐久性はありません。
とはいうもののなんてったって、松材はアルミよりはずっと加工しやすいですよね。
ただ、黒っぽいカーポートなので、木材そのものの色というのはちょっと格好よくありません。
そこで、格安カラースプレーの黒、アクリルやラッカーが何本かあるので、黒く塗ってしまえばぐっと見栄えも変わってきます。
常々思っていますが、DIYの見栄えは技術やテクニックも大事ですが、色を塗るか塗らないかで雲泥の差だと思います。
屋根は波型のポリカーボネートにしよう。
一言で、ポリカーボネートと言っても、平板と波板があります。
平板で、カーポートのサイドのカーブに合わせて作ろうかとも思いましたが、合板の厚板も必要になってきます。
大変なことは想像がついたので、波型のポリカーボにすることにしました。
波板には、ポリカ波板と、塩ビ波板があり、さらに塩ビ波板にはガラス繊維のメッシュを挟み込んだ物もあります。
調べてみると、塩ビ波板よりポリカ波板の方が耐久性が良いようで、倍以上耐久性があるようです。
積雪や落雪も想定されるので、ポリカ波板で決まりですよね。
幸い、ホームセンターをウロウロしていると、軒天用の縁が約60度既に曲げてあるポリカ波板もありました。
上とサイドが、曲げてあるポリカ波板を使えば連続して構成できます。
固定はどうしようか、カーポートか家屋かどっち?
ずっと悩んでした事項です。
マイホームのカーポートは、YKKです。
サイドにカーブした屋根が特徴ですが、角にフレームがありません。
出典:YKKap
さて、広げる屋根と家屋やカーポートに固定してしまえば地震や風のたわみが異なるので破損したり、余計な軋み音がでたりします。
広げる屋根をカーポートに固定する場合は、カーポートの屋根の端のカーブには強度は無く、横の桁がカーポートの支柱に力を伝えています。
広げる屋根は、桁を延ばしてカーポートに固定しよう。
色々考えた挙句、カーポートに広げる屋根を固定することにしました。
図面があるわけではないので、現物合わせで試行錯誤して作っていくだけです。
屋根の高い方は、カーポートにグラグラしないように伸ばし、ある程度強度も必要です。
広げる屋根の軒先の方はカーポートの端から、約900ミリの出幅の重さをカーポート本体で支えるのは無理があります。
広げる屋根の軒先の方には柱が必要だと思いました。
ざっと、こんな情報を頭の中で整理して、とりかかりました。
つづく
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