DIYカーポートの屋根を広げる、一応完成。
例年にない、10月の台風の襲来。
秋雨前線も刺激してなかなか週末が晴れません。
風で雨だれが飛び散り思いのほか吹き込む。
この、上的な広げた屋根部分、気になっていたことがあるんです。
それは、屋根のポリカ波板を伝い落ちる雨だれが跳ねて飛び散るんです。
ポリカ波板のすその真下には、ブロックがあり、高さが70センチほどあるでしょうか。
積んであるブロックも3段ほどあるので、けっこう飛び散るんですよね。
さらに、風が強ければなおさらですよね。
そもそも広げた屋根のサイドをもっと伸ばせば。
「雨だれ落ちることは初めからわかっていたのでは・・・?!。」
「そうそう、わかっていました。」
でも、メインカーポートのサイドと高さを合わせったかった。
また、南側からの風は、ベランダとカーポートの屋根に遮られ、丁度ポリカ波板で広げた部分が風の抜け道なんです。
よって、塞ぎすぎは風圧がかかり、さらには逃げ場の無い風がカーポート本体への圧力となるんですよね。
と、なんだかんだ言いつつ、だんだん塞いでいくような気もします。
普通の雨どいは大きすぎるのでどうしようか。
「構想一年・・・。」といいたいところですが、「構想一月。」。
DIYは作るのも楽しいのですが、考えている時もとっても楽しいですよね。
雨どいの材料は、カラーガルバの役物加工。
家屋に使うような雨どいは大きすぎて使えません。
ホームセンターをウロウロして安くて使えそうに物を物色。
アルミのコの字のアングルは大きい物はありません。
木製は朽ちる、プラアングルは紫外線で硬化して割れる。
思いついたのは、カーポート用の角型の排水パイプ、塩ビ製で使えそうです。
ただ、縦にカットした樋状にしなければなりません。
たどり着いたのは、ガルバリウム鋼板の役物です。
建築用語、「役物」って何?
役物とは、金属の外壁や屋根をはじめとした、施工する際に使用する角や天や裾に使用する材料のようです。
外壁や屋根の材料の、窓周りなど、釘や留め具をかくし、さらには風雨を防ぎ、耐久性を持たせた、部位に合わせて折り曲げたりした金属板など。
外壁等の材料、金属、や波板、木や各種サイディングに合わせ、色々な材質、形があるようです。
昔なら金属外壁であれば、板金屋さんが全て作っていたんでしょうが、色々な材質・形状が多種、複雑になり、今はほとんど専門業者が作っているんだと思います。
「役物」+「ガルバリウム」で検索すると色々な使えそうな役物が出てきます。
出典:楽天市場
楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング
ポリカ波板の雨どい、思いのほかシンプルで見た目良し。
雨どいはポリカ波板の裾にステンレスの4ミリボルトで固定。
雨だれが落ちるので、余っていたブロックを乗せていました。
排水はどうしようかと、雨どいに切れ目を入れて、外側に流そうかとも思いましたが、色々考えた挙句、一応右隅に5ミリの穴を4つほど開けておきました。
と、そういえば排水パイプの無い雨どいは、鎖で地面に伝い落ちさせていたことを思い出しました。
そこで、耐震用のS字フックのついた鎖があったので、開けた穴に下げてみたところ、なかなか良さげです。
黒い鋼板があればよかったのですが、あいにく在庫切れ、こげ茶色で妥協。
波板の厚さ程度のコの字型だったのですが、多少広げて加工。
サイドは、折りたたんで木ネジで止め、内側にはボンドで漏れないように、一応拘っておはました。
天気の良い日に外して、黒く塗ることにしましょう。