直近では、2階の洋室の腰窓二つにYKKプラマードUを取付ました。
「プラマードUのサイズを間違い、意地と根性で取付。」
さらに、現在も二窓分プラマードUの到着待ちです。
その二窓に取り付ければ、使用している部屋やスペースの窓ほとんどが二重窓になります。
日頃、居住・生活で使っていないのは、2階の洋室二部屋のみです。
バスルームに「内窓」透明樹脂板を取り付けた理由。
仕様しているスペースで何等かの形で窓を二重化してしないのは、バスルームです。
内窓取付後
内窓取付前
「内窓」はどんな物にするのか。
いつものことながら、どうしようか頭の中で考えます。
YKKの LiteUにしようか、簡易内窓にしようか、自作のツインポリカにしようか、考えながらホームセンターを眺め歩きます。
バスルームの内窓を透明樹脂板にした理由。
価格や、断熱性、設置後の見た目などを考えた結果、透明樹脂板で作ることにしました。
そもそも、バスルームの窓は、常に少し開けておいたままにしたりすることや、結露してもさほど気にならりません。
また、窓額縁の幅が広いので、その部分に窓が付き、見えなくなると視覚的な圧迫感があったり、物が置けなくなります。
そして何より万が一足が滑って、頭をぶつけたり、手をついたりすることも考えれば透明樹脂板のほうが安全かなと思いました。
「内窓」はDIY透明樹脂板で二重化する。
だいたいの構想は、頭の中です。
予め、ガラス戸レール、上と下分は一本づつ購入しておきました。
早朝、窓額縁の幅に切断して両面テープで貼り付けました。
そして、上下の溝縁の高さを勘案し、はめ込む透明樹脂板の高さを決めます。
さらに、窓額縁の幅を図り、購入する樹脂板は測った幅プラス2cmです。
樹脂板と言ってもアクリル・ポリカ板と色々ある。
朝、仕事に出かける家族を送った帰りにホームセンターへ行きます。
樹脂板のチョイスです。もくろんでいたのはアクリル板の3mmです。
大きさは、引違にするので、一枚は400mm×700mm程度です。
色々なサイズにカットしたアクリル板が売っているのですが、高いんです。
カットしたアクリル板から切り出せば一枚2,500円ほど、二枚で5,000円です。
一方硬質塩ビ板は、一枚2,000円ほど、二枚で4,000円ほどです。
さらに、ポリカーボネートの単板の価格はその中間らしいのですが、ホームセンターにはカーポート用の2mm厚スモークしか売っていませんでした。
考えた末、硬質塩ビ板の定尺、1,800×900mmから切り出して購入することにしました。
3mmで5,000円、1カット100円程度、半分以上余りますが、何かにまた使えます。
樹脂版と言っても色々、その性質は異なる。
前項では、価格差というこに着目し書きましたが、性質は様々。
│価格│透明│硬度│耐候│飛散
アクリル板│高 │良 │硬 │普 │有
ポリカ単板│普 │優 │硬 │優 │無
硬質塩ビ板│安 │普 │普 │劣 │無
硬質塩ビ板は、耐候性が劣りますが、南側で無いことや、内窓で直接、外気や日光にさらされることが無いので妥協しました。
塩ビ板の内窓を完成させる。
サイズを測り、カット済みの塩ビ板をはめ込みました。
想像どおり3mm厚の塩ビ板はたわみます。
解決策として、左右の窓の額縁にも、「ガラス戸レール下」を貼り付け、締めた時のたわみを防ぎ多少は空気の流れる隙間を減らします。
塩ビ板の中央部は、3mmのコの字アルミチャンネルを両面テープで貼り付けることにより、閉めた時のたわみを防ぎます。
あとは、ホームセンターで取っ手を物色していたら、両面テープで貼り付ける薄い取っ手があったので貼り付けて完成です。
塩ビ板内窓を取付け時の注意点など。
塩ビ板をカットするのは、アクリル板より比較的簡単なようですが、直角を出すのが難しくホームセンターでカットしてもらいました。
また、ホームセンターでのカットも切り口が荒れている場合もあるので、保護シートを剥がす前に、四隅を紙ヤスリである程度角を丸め、縁も全て紙やすりを板に巻いて整えたほうが良いと思います。
完成後に思うことは、ガラス戸レールの四隅の端に隙間が多少あるのでコーキングしようかなと思ってます。
とっかかりから完成まで、10時頃からはじめて15時頃まで、途中二度ほどホームセンターへ行きました。