欧州宇宙機関(ESA: European Space Agency)が7年前に打ち上げた土星探査機カッシーニ・ホイヘンス(Cassini- Huygens)計画が作動し始めた。 太陽からも遠く、零下180℃の世界なので何も無い暗闇にクレーターの世界が展開されると思っていたのですが、暗に相違して意外に明るく、峡谷の景観が映し出されました。 今朝(1月16日)はNASAのWebサイトに入って、合成地表写真を見ますと、モノクロではありますが、まるでグランドキャニオン峡谷の空中写真と見まごう感があります。水は勿論固体の氷状態で、辛うじて窒素・酸素が気体、メタン・エタンが液体で存在する環境です。実際、大気は窒素90%・メタン10%(分圧の関係で気体)で構成されているらしく、生物の存在可能性は無いと思うのですが、メタンの海でも存在して侵食活動でもあったもでしょうか?