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~ 雪で急遽予定変更のブログ ~ 雪の畑 用心深い私は予約機能を使ってブログを書いている。と言うよりも、単なる暇人と言った方がより正確なのだろう。今回も3日分のブログを書いていたのだが、時ならぬ春の雪で急遽順番を移動した。出来るだけ「時差」が少ない方が、読者の方には身近に感じてもらえると考えた。またまたで恐縮だが、我が家雪の庭としばし付き合っていただきたい。 <居間から見た庭> 天気予報で雪が降るのは知っていた。一方で仙台でもソメイヨシノが満開になったこともニュースで知っていた。だから「これは雪と桜の写真を撮る絶好のチャンス」と狙っていたのだ。だが2つの理由で早々に諦めた。1つは足元不如意なこと。2つ目は案外雪の融け方が早かったこと。ああ、これでは無理だなと断念。そう言ってるうちにも、屋根の上から大きな音と共に大量の雪が落ちて来る。うひゃ~。 <ムスカリ> それで庭の花と雪で「お茶を濁す」ことにした。極めて安直な考えだ。まあ「能書き」はここまでにしようか。 クリスマスローズの茎もだいぶ伸びた。その分雪をはねのける力も強まったのだろう。 でもまだ小さな苗は茎の力が弱くて、雪を被ったままのもあるね。 このスイセン、すっかり花が雪だらけになっている。あ~あ。 かなりピンボケのミニバラのつぼみ。後ろにピントが合ったみたい。 きれいに咲き出したハナニラも、まるで雪原に立ってるみたい。 すっかり咲き終わった梅だけど、良い雰囲気なのでパチリと1枚。 西側通路のハナズオウはまだまだ蕾状態。 今季初登場のボケ。いつの間にか咲いていたねえ。 ボケのつぼみ。私はこの朱鷺(とき)色が大好き。 藪椿(ヤブツバキ)は大部分が散ったけど、こちらの椿はまだまだ健在。 ヒイラギナンテン(柊南天)もいつの間にか咲いていたね。 仙台ではこれがこの冬の雪の見納めだね。そして平成最後の雪になると思うよ。いつも見に来てくれてありがとう。そしてこれからもどうぞよろしくね。
2019.04.12
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~お宝鑑定団は行く~ 2月に旅した秋田の冬のお祭り。最後に残ったのが今回の写真だ。大仙市大曲の造り酒屋。その蔵の中にあったものを紹介したい。 最初に目に飛び込んで来たのがこの兜(かぶと)。ひょっとしてここのご先祖様は武士だったのか。 それとも単なる道楽で集めた骨とう品なのか。それにしても堂々たる甲冑(かっちゅう)だ。 一応太刀も一振りだけはあったのだがこれだけで判断は出来ない。 立派な仏画も三幅壁にかかってあった。きっと信心深いご先祖だったのだろう。 実に見事な簪(かんざし)と笄(こうがい)だった。いずれも嫁入りした際のものの由。 ご祝儀用の酒樽(左)など。 かつての当家の婚礼の様子 持ち運ぶための道具類。 古い絵皿。 蒔絵(まきえ)を施された漆器。 後ろの壁にご注目。もし賊が蔵の土塀を破っても、人が中に入れないよう柱の間隔を狭くしてある由。それだけ価値のあるものがこの蔵に収蔵されていたと言うことだろう。 これらはすべて書道用の水差し。硯(すずり)で墨(すみ)を擦る際に用いた。(以下同様) ご先祖様はかなりの書道好きで、道具にも凝っていたようだ。 どんな雪深い田舎にも、美術品を愛した名家があったのだ。日本文化の深さを思い知る。 「秋田・雪の国へ」(16回)、「旅と美」(2回)、「いろんなもの いろんなかたち」(2回)、「盛岡の酒蔵」(1回)そして今回と合わせて22回に亘った<秋田の雪祭り>の紹介を終わります。いずれ「秋田の歴史と人物」について記したいと考えています。長期間のご愛読を心から感謝いたします。
2019.04.11
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~わたしがカメラを向けるとき~<むきしつなもの> あるビルの階段 蔵の扉 区役所脇の造形<いきているもの> 雪の日の樹木 観葉植物 冬に咲かせた啓翁(けいおう)桜の枝<おいしいもの> 朝食会場のレストランへ急ぐ 朝食を摂るツアー仲間 雪景色が楽しめるテーブル 私が選んだ食べ物と飲み物<かざるもの> 秋田県のどこかで撮った内容不明のポスター 横手市の資料館にあった鹿のはく製 在りし日の彼を偲んで 地獄の始まり?それとも天国? 能代市のホテルにて 毎度どうも。新進気鋭のカメラマンことマックス爺です。まあカメラは安物だし、腕もど素人の域を出ないのですが、本人は芸術写真を撮るような気持ちになっています。ブログで時々こんな写真展を開いていますので、どうぞ呆れずにこれからもお付き合いくださいませ。ではまたね。
2019.04.09
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~わたしがカメラを向けるとき~ <亭主敬白> 私がデジカメを買ってから6年が経ちました。その間、実にさまざまなものを対象にシャッターを切りました。あんまり使い過ぎて、スイッチの作動もデータも少し怪しくなって来ています。今日は旅先で撮ったものを中心に、その一部を紹介しましょう。<まるいもの> 秋田県男鹿市真山神社参道脇の球体 秋田県のお土産 タオルハンカチのようなものが巻かれています。 横手の古民家の吊るし餅。割って揚げ、「おかき」にします。<ひかるもの> 照明 その1 照明 その2 大仙市大曲の造り酒屋の蔵の前で 造り酒屋の通路と照明<つかうもの> 大曲の造り酒屋の壁面にずらりと並んだ番傘(ばんがさ) 造り酒屋のショウケース 上の写真の一部 並んだ酒瓶など <しかくいもの> 仙北市角館の側溝の雪の穴 角館の武家屋敷の蔵の扉 横手市「かまくら」の雪灯籠 <続く>
2019.04.07
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~まるで研究所か実験室のような~ 2月の秋田旅行で、盛岡の酒蔵を訪ねた。盛岡は岩手県の県庁所在地。旅のレポートはこれまで『秋田・雪の国へ』と言うタイトルで紹介して来た。それなのにシリーズへ組み込むのはどうかと考え、これだけ別にすることにした。 まあ、そこまで厳密に考えることもなかろう。そうも思ったのだが、実は秋田県の大仙市大曲でも酒蔵を訪れている。それが実に対照的で驚いた次第。先ずは盛岡の酒造所を紹介し、少し間をおいて大曲を紹介したいと思う。さて、違うのは何なのか。杉玉や看板がぶら下がる門は一緒なのだが。 建物内に入って驚いた。人がいないのだ。これはどうしたことだろう。酒蔵と言えば杜氏(とうじ)が忙しげに働く姿を想像する。特に南部杜氏は優秀なことで名高い。その姿がどこにも見えない。 実験室のように静まり返った室内(上)や、ステンレススチールで出来たような大型の容器。これは想像していた醸造所や酒蔵とはあまりにも違う。 だからこんな古びた装置が見つかると、なぜかホッとするのだ。 だが、木製の大樽が使用された気配が、どこにも感じられない。その違和感から私はどうしても逃れることが出来なかった。 「杜氏の人はいるんですか」。あまりにも工場のように思えて、私は案内してくれた方に尋ねた。「はい、1人います。職員は全部で3人です」。その人は何事もないようにそう答えた。 そうか、それで分かった。ここでは杜氏の勘に頼って酒造りをしているのではなく、すべてコンピューターがデータを管理し、システムが稼働しているのだろう。それは杜氏の不足や、採用難と関係してるのかも知れない。全てが手作りだった昔とは違うのだ。 販売コーナーに戻ると、色んな銘柄のお酒が並んでいた。いずれも先ほど見学した「工場」と「実験室」で作られた製品だ。ほほう。やはりここは酒造メーカーに間違いなさそうだ。 中には「乳製品」と見間違えるようなお酒もあった。まるでサワードリンクみたい。 濁り酒もあった。「どぶろく」の製造工程があるとは意外だ。 これは旨そう。大吟醸の原酒だもんねえ。試飲は無理なのかなあ。 代表格の銘柄は、各種の賞を受賞しているとか。フルーティーな味が好評の由。 貧乏人は値札を見つめて茫然。世の中にはリッチな人がいるんだんねえ。 試飲用はそれなりのもの。もちろん美味しくいただきましたがね。
2019.03.29
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~闇と光のものがたり~ <真山神社へ奉納された丸木舟> みちのく東北の民はどこからやって来たのだろう。古代、都の人からは蝦夷(えみし)と恐れられた彼らの中には、きっと丸木舟でやって来た人もいたことだろう。 <角館の武家屋敷にて> 縄文、弥生、古墳そして歴史時代。東北の民はいつも耐えて来た。冬の寒さや夜の暗さ、そして時には政権の弾圧に対しても。 <角館の武家屋敷にて> その忍耐力が人々に知恵を与えた。どうしたら厳しい冬を過ごせるのか。 <角館の武家屋敷にて> どうしたら厳しい風土の中で、飢えずに暮らせるのかと。 <能代のホテルにて> だが終わらない冬がないように、明けない夜もまたないのだ。 <横手の古民家にて> 人々は祈った。暮らしが厳しければ厳しいほど熱心に。 <雪を被った真山神社の狛犬> やがて集落の中に小さな社を建てた。貧しい村の粗末な社。 <真山神社石段> 奥深い山の中の神社は寂しいんだよ。そして冬はとても寒いんだよ。 <真山神社にて開催の柴灯(せど)祭り> でもなあ。神様が毎年わしらの里へ下りて来て恵みをもたらしてくれる。 <真山神社参道のぼんぼり> だからわしらも神様に感謝するんだ。村の祭りとしてね。 <真山神社の篝火(かがりび)> 昔から火は清らかだ。そして明るい。その火が今日もわしらを迎えてくれる。 <燃え盛る真山神社の柴灯> お~いお~い、豊作を祈れ。ほ~いほ~い、家内安全も祈るよ。 <西木紙風船上げ会場の焚火> 火は暖かいなあ。冷え切った体を温めてくれるなあ。 <西木紙風船上げ会場の影> 光があれば、影も出来る。それが道理ってものなんじゃ。 <西木の紙風船上げ> 冬空に放たれた紙風船はゆっくりと上昇し、やがて空の上で丸い小さな輪になった。 <西木の会場に作られたかまくら> 紙風船はわしらの夢と願いを天に届けた。かまくらの水神様にわしらは祈る。この世が幸せであるように。今年が豊作で家々が安全であるように。そして子供らがすくすくと育つようにと。<不定期に続く>
2019.03.27
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旅先で見たひな人形 今日3月3日は桃の節句のひな祭り。折角なので旅先で撮ったお雛様の写真を載せることにしましょう。その代わり、詳しい説明はありませんけどね。 山形県上山市のこんにゃく料理店で見たひな人形です。(以下同様) 秋田県男鹿市で見た壁掛けです。 大仙市大曲の酒蔵に飾られていたひな人形。(以下同様) 生地に織り込まれたおひな様 吊るしびな。吊るし飾りとも言いますね。 「押絵」のおひな様とは珍しい。 こちらも押絵なのでしょうね、きっと。 こちらは小ぶりなセットでした。 内裏様の後ろの金屏風も少し古めかしい雰囲気です。 上のものをアップしてみました。 こちらは端午の節句の押絵かもね。 優雅な「立ちびな」の飾り物ですね。 お内裏様のセット(上)と右大臣(下左)と左大臣(下右)。 老舗の酒蔵の扉の前に並んだおひな様。貫禄がありますねえ。 横手市の古民家にて。 大仙市角館(角館駅)の武家屋敷にて。(以下同様) 五人囃子の一部みたいですね。 最後は角館の観光ポスターから気品のある姫君のお顔。ひょっとして「大名雛」かもね。 <不定期に続く>
2019.03.03
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~皇居に残る江戸城~ 今日は皇居に残る江戸城の面影を写真で紹介しよう。これは大手口。つまり江戸城の正式な入口だ。私は一般公開で行ったためコースは限定され、撮影したのはほんの一部だけであることをお断りしておく。また掲載は順不同でしかも十分な説明は出来ないが、江戸城の雰囲気を味わっていただけたら幸いだ。 大手濠と渡櫓(わたりやぐら=右) 渡櫓のズームアップ 手前の塀にほぼ隠れている大手門の遠景 十人同心。大手門の内側にある最初のチェックポイント。入城する際の検査をしたのかな。 「十人同心」の側面 超巨大な百人番所。十人同心の次に入城者をチェックしたのだろうか。背後には大手町のオフィス街が見える。 桜田巽櫓(たつみやぐら)。別名二重櫓。例の「桜田門外の変」の桜田門が傍にある。 坂下門。ここが一般公開の入口だったのだが、私はようやくたどり着いたせいか、印象は薄い。 三重の富士見櫓をズームアップした。 表札には「門長屋」とあった。恐らくはこの門から入る者のチェックをしたのだろう。 西詰(にしづめ)橋の遠望。ここから本丸へと入る。 北詰橋遠望。ここからも本丸へ入れた。 乾(いぬい)門。昔は方角を干支で表した。本来は「戌亥」(いぬい)で戌と亥の中間、つまり北西の方向を指す。本丸から見て北西に位置するからだろう。 本丸の天守台から見た北桔梗(きたききょう)門。本丸へ入るにはとても厳重なチェックがあった。この門の内側にあるのが北詰橋だ。各施設の名称は念入りに調べた積りだが、もし間違っていた場合はお許し願いたい。<続く>
2019.02.19
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~静かなる森と動物たち~ はい今日は。今日も爺は秋田へ旅行中でやんす。いや今晩中には帰宅する予定ですがそれからブログの更新では遅過ぎますからね。それで本日も予約機能をお借りして書いています。いえ、飲み屋ででは決してありませぬ。これはいわば「借景」みたいなもので。以下は本当に静かな写真ばかりを載せました。そして特段説明もありませぬ。どうぞご了承を。でははじまりはじまり。 写真A 写真B(Aの一部) 写真C(Aの一部) 写真D 写真E(Dの一部) 写真F(Dの一部) 写真G 写真H(Gの一部) 写真I(Gの一部) 写真J 写真K(Jの一部) 写真L(Iの一部) 写真M 写真N 写真O 写真P(Oの一部) 写真Q(Oの一部) なんだか不思議な写真ですねえ。というよりも、こんなディスプレイをしたお店の勇気に拍手を送りたい気分です。
2019.02.11
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~境内と周辺~ 電車を乗り継いで旅に出ました。これは成田線の普通列車です。 これは霞ヶ浦と隣り合っている北浦。香取神宮から鹿島神宮へ向かう途中です。 鹿島神宮駅から神宮へ向かう途中にあった恵比寿様と虎の石像です。 鹿島神宮門前の神鹿像です。春日大社の神鹿もここから渡ったとされています。 香取神宮境内の竹林(左)と摂社の一つ(右)です。 香取神宮神池の鯉と古木の根っこです。 鹿島神宮の小社や摂社の鳥居です。 境内には30以上もの摂社や小社が鎮座しています。 小社の神前にお神酒が供えられています。 小社と言えども、神聖な空気が漲っています。 境内の樹木は大切にされているせいか、ほとんどが古木になっています。 社にはそれぞれ神様が鎮まっています。大きさは神格の差でしょうか。 夕暮れが迫る境内を後にします。この日自宅を出たのは朝の6時過ぎ、帰宅は夜の10時でした。 お二人は神宮で結婚式を挙げたのでしょうか。まだ明るい境内で。 どちら様もおめでとうございます。今年もどうぞよろしくね。(香取神宮門前にて)
2019.01.14
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<「鹿島立ち」の神社> 昨年12月初旬に訪れた茨城県の鹿島神宮拝殿脇の紅葉です。 色調を整えるためか、比較的新しい建物も朱と緑色に塗られています。 連子塀の側面を撮ってみました。右は拝殿です。 拝殿の屋根越しに、境内の古木が見えます。 奥宮や「要石」方向へ向かう広い参道です。 古色蒼然たる奥宮です。元々本殿だったものを、遷宮したのです。 奥宮は慶長10年(1605年)に徳川家康が本殿として奉納したもので、重要文化財に指定されています。 立派な鳥居が建てられ、塀で囲われた聖域内に要石が鎮座しています。 御幣の手前にある小さな窪みがあるのが「要石」。香取神宮のは凸型で、こちらは凹型です。 地中で暴れる鯰を抑えると言われていますが、祭神が座った石とも伝えられています。 鯰を抑える神様。江戸時代の「鯰絵」と同じ構図です。 堂々たる佇まいの祈祷殿。御朱印もここで受け付けています。 お守り(左)と神官(右) 神社のパンフレットから借用しました。 建久2年(1191年)源頼朝が奉納した神馬に付けられていた鞍(くら)。梅竹紋の蒔絵が施された豪華なもので、重要文化財に指定されています。 境内の灯篭(左)と帰路(右)。前方に楼門(重要文化財)が見えます。 香取神宮(千葉)と鹿島神宮(茨城)関係の写真も残り少なくなりました。
2019.01.13
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~「鹿島立ち」の地~ 茨城県の鹿島神宮は旧常陸国一之宮で、いわゆる「鹿島立ち」の発祥地です。古代より香取神宮と共に戦勝を祈願して戦地や武者修行に出立した聖地で、蝦夷征伐の際も武芸を司る祭神武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ:藤原氏の祖先とされる)に戦勝を祈願した後、陸奥へ向かいました。また春日大社の神鹿は、ここ鹿島から奈良へ渡ったとされています。 参拝前に身を清める手水舎です。重油文化財である楼門(上の写真)の手前にあります。 楼門の軒に掲げられた扁額(左)と楼門の裏面に鎮まる御幣(ごへい:右)です。 楼門を護る神像で、左右対称に鎮座しています。 地味な上に鳥居が邪魔になって良く見えませんがこれが拝殿で、この裏側に本殿があります。 神文(左)と御朱印(右)です。 拝殿を横から見たところです。 同じく拝殿の側面で、御幣が神域を護っています。 拝殿の側面の全体像です。紅葉が見事でした。 見事な連子塀越しに見る拝殿の屋根。檜皮葺(ひはだぶ)きのように見えます。 実はこの「本殿」の看板が良く理解出来なかったのです。右の重要文化財の表示と共に、拝殿のところに設置されていましたのでねえ。ところが今回写真を掲載する段になってようやく判明したのです。 ほらほら、これが本殿だったのですよ。位置を良く考えたら分かるのですが。 私が迷った原因の一つがこれ。パンフレットの本殿があまりにも色鮮やかだったため、自分が撮ったのが何なのか良く理解出来てなかったんですねえ。(;^_^A 曇りの夕方で暗く、色が沈んでいたのも理由ですが、それにしても違い過ぎですよね。 装飾の拡大です。これが晴れた日中だったらもっと見事だったろうにねえ。 でも連子塀がまあまあ鮮やかなのが、せめてもの慰めかな。<続く>
2019.01.12
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~鹿島立ちの2神宮~ 拝殿の内部です。パンフレットから借用しました。 香取神宮神幸祭の御座船です。ネットから借用しました。 御座船の船首の鳳凰。ネットから借用。 神幸祭と御神輿。神宮パンフレットから借用。 神幸祭の行列。神宮パンフレットから借用。 時間があったので、宝物館にも入りました。 国宝「海獣葡萄鏡」 海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)。神宮パンフレットから借用。 中国唐時代の7世紀から8世紀にかけて鋳造された白銅製の鏡。海獣とは海外のけものと言う意味で、その多くは獅子や麒麟(キリン)など想像上のけもので、中央の取っ手部分に相当。その周囲を葡萄唐草文で装飾した儀式用の鏡。中国製だが、中にはわが国で真似て製造したものもある。 左は宝物館の外に展示されていた薦(こも)製の容器。中を覗いたら、蒸したもち米のようなものが付着していました。右は破魔矢で、神宮のパンフレットから借用。 参拝者で賑わう境内。左側がご神木です。 拝殿を背にしたご神木の様子。 拝殿の床と拝殿前の鋳造物です。 菊の御紋入りのさい銭箱です。 ズームで撮ったのですが、撮影禁止マークがありましたね。 地震を防ぐ「要石」(左)と、そこへ向かう小径(右)です。 境内に30社以上もある摂社や末社の一つです。ここから電車で鹿島神宮へ向かいます。
2019.01.05
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~鹿島立ちの2神宮~ 私に初詣の習慣はありません。そのような信仰心を持ち合わせていないためです。ただし祖先たちが、太古から抱いて来た信仰への理解は大いにありますし、神社の境内では厳かな気分にもなります。年頭に際し、昨年暮れに旅した香取、鹿島の二つの神宮で撮影した写真を掲載したいと思います。 香取神宮は千葉県香取市にあり、旧下総国一之宮の由緒ある神社です。これは三の鳥居でしょうか。 石段を上った先にあるのが総門です。 こちらは総門の裏面です。 緑色の連子窓が見えます。これぞまさしく「青丹よし」ですね。 参拝者が身を清める手水舎です。 重要文化財に指定された楼門です。 今上天皇の在位30年を祝った看板 奉納された薦被りのお神酒。 楼門から望む拝殿 神像(上)と狛犬(下)ともに木像のようですね。 楼門の吊灯篭 吊灯篭の「菊の御紋」。国家としても重要な神社だったのでしょう。 別の角度から見た楼門。 檜皮葺(ひはだぶ)きの拝殿が正面に見えます。 檜皮(ひはだ)は文字通りヒノキの表皮。見事な屋根の造作です。 拝殿上部の装飾です。 天井部の装飾 その2 お勤め中の神官の姿がちらりと。 香取神宮の由緒と祭神の説明。香取神宮の祭神は鹿島神宮の祭神と共に出雲から国を譲り受け、さらに東北の蝦夷(えみし)討伐の祈願地となったとされています。つまり倭国建国の礎になったのでしょう。わが国主要神社である所以です。<続く>
2019.01.04
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~仲見世は新年の装いに~ 私が浅草寺を訪れたのは昨年12月の初めでした。雷門を潜ると仲見世です。 仲見世通りの空には、縁起物の飾り物が待ち受けていました。亥年の絵馬です。 「額」入りの大提灯。浅草寺の定番ですね。 12月初旬なのに、もう初詣客を意識してのディスプレーなんですねえ。 これはおめでたい「宝船」ですね。 「繭玉」と松竹梅の柄の着物。う~ん、めでたい。 三宝に載ったお供えの餅。お正月ですね。 羽子板の表側の絵柄は「白浪五人男」でしょうか。 その裏側は松飾に裏白などの模様が描かれていました。 巨大な独楽(こま)も空中に。子供の頃はこれで良く遊びました。 「家運隆昌」ですか。本当にそうですねえ。 こちらも役者絵。仲見世では人気があるみたい。 獅子舞の獅子頭。今ではなかなかお目にかかれませんね。 扇に描かれた初日と五羽の鶴。吉祥ですねえ。 最後は「迎春」と描かれた凧(たこ)。おめでたくて良いですね。 今年も健康でこの一年を過ごしたいものです。さて、新しい年号はなにかな?
2019.01.03
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~皇居の紅葉など~<御幸通り> 御幸通り(みゆきどおり)は東京駅も丸の内口から皇居方面に真っ直ぐ伸びる道です。皇居「乾通り」(いぬいどおり)の一般公開があった期間、12月3日に訪れた皇居およびその周辺紅葉・黄葉です。皇居方面から東京駅方面を見て、徐々に駅に近づいて行きます。(以下同様) 同時期、仙台の落葉樹はすっかり葉が散っていますが、こちらは黄葉の真っ盛りでした。 東京駅が突き当りにかすかに見えて来ました。 丸の内周辺もすっかり整備されましたね。東京駅の改修も済みましたし。 元々あったイチョウ並木が再現されたとか。見事なものですね。<大手町> 大手町ビル街の街路樹も、どうやら銀杏(イチョウ)みたいですね。<皇居内 「乾通り」を中心に> 普段皇居内に入ることなどありません。だから一般公開には大勢の方が訪れます。 皇居内の植栽は、どれも良く手入れされています。色合いの美しいモミジです。 まだまだ色づきが不十分な樹もありますね。これは日当たりのせいでしょうか。 皇居の紅葉が珍しいのか、盛んにシャッターを押しています。 それにしても見事な大木。皇居が空襲に遭わなかったからこその「遺産」ですね。 乾通は一方通行なので、これは後方を振り返ったところです。 桜の木の向こうには、高い石垣の上に白壁の旧本丸跡が見えました。 それほどの混雑でもなく、私にはとても歩きやすく感じた直線道路でした。 嬉しいな。まだこんな見事な紅葉が残っていましたよ。 曇りの日だし、逆光で色がさえないのが残念です。 これが最後の1枚です。すべて公開された乾通のものでした。途中左手には太田道灌の居城当時の濠跡である「道灌濠」が残っているみたいですよ。<完>
2018.12.22
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~近所の雪景色2~ 紅葉の次はまたまた雪景色じゃ。仙台の初雪だけど、今回は少し色を添えてみたんじゃが。 これはアケビの葉かのう。まだ散らずに残っておったが、気の毒にのう。 我が家の枯れアジサイ。淡い色が付いとるが、これは本来の色じゃないんじゃ。 雪を被ったバラの実も、こうして見ると案外一興じゃのう。ふぉっふぉっふぉ。 元気に咲いとる山茶花も雪には勝てんのう。でも頑張って咲いとるぞ~。 タチアオイのようじゃが、まだ咲いとったかな。ここは町内会の花壇じゃよ。 ご近所さんが小鳥のために残しておいたキウイじゃ。凍らねば良いんじゃが。 我が家のユズの実も寒そうじゃのう。そろそろ採ってやるかな。 こう見えてもヴィオラは案外寒さに強い。春までこのまま頑張るじゃろうて。 これも山茶花。確かバラではなかったはずじゃが。 これは皇帝ダリア。可哀そうだがこの後切られてしまったよ。根っこだけで越冬じゃ。 雪の中から顔を出した南天。和室の外側で倒れておったわ。 郵便受けの下の葉ボタンじゃ。雪に立つ姿も凛々しいのう。 裏のアパートの柿の木じゃ。誰も取らないとはもったいないのう。
2018.12.21
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~二つの神宮にて~ 香取神宮への道で 仙台では丸裸になった落葉樹だが、旅先の関東地方ではきれいな紅葉・黄葉が見られた。雪景色の翌日に紅葉では違和感もあるだろうが、地域差を実感するのも一興と言えようか。今回は香取神宮(千葉)と鹿島神宮(茨城)の境内を中心に紹介したい。楽しんでいただけたら幸いだ。<香取神宮> 今回は境内の紅葉のみを掲載する。参詣者も少なく、とても静かな境内だった。 人間の目にはとてもきれいに見える紅葉も、デジカメのレンズを通すとさほどでもないのが残念です。 暗い樹幹を通して見える紅葉が何とも素敵。 伐られないまま大きく育った樹木を背景に。 摂社と「要石」への小径 鮮やかな紅葉 まだまだ淡い色の紅葉と石灯篭。 帰路の神道山古墳ではボランティアの方が、落ち葉焚きをしていた。<鹿島神宮> 楼門を通して見た境内の紅葉。 「鹿苑」付近の大イチョウ。 境内の色鮮やかなモミジ。 紅葉越しに見る本殿は重要文化財に指定されている。<不定期に続く>
2018.12.20
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<お手軽写真 その1> 12月7日(金)の深夜の雪が、今年の仙台での初雪だったそうです。そして9日(日)の朝には、積雪4cmに。未明には雪が降ってることに気づきました。トイレの外の「桟」に白いものが積もっているのが見えたからです。朝一番に撮ったのがこの写真。昔と違って仙台も雪の日がめっきり減って、初雪が降ると嬉しい気持ちが先に立つのです。これはブログのネタにピッタリだよ。 2階のベランダから畑をパチリ。これはかなり明るくなってからの写真。 庭の照明灯に積もった雪で、これも明るくなった後。 これは結構朝早い時間の近所の風景です。 まだちょっぴり薄暗い感じがしますよね。 近所の小川の土手 その1です。 似たような写真で済みませんがが、その2です。 町内会の花壇のコスモスです。 同じく、雪を被った水仙の葉。 赤い葉っぱが見えるけど、これはニシキギかなあ? 分かりにくいけど、これは桜の幹に張り付いた雪ですよ。 垣根の黄葉してる葉っぱにも雪が。 雪の中に立つボロギクの姿が、なんだか神々しく見えますねえ。 再び家に戻って来て、庭のヤブランをパチリ。 そして和室から庭の南天を1枚。 <不定期に続きます>
2018.12.19
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~自然の美術館~ お陰様で旅行から無事に帰宅しました。またパソコンも修理を終えて帰って来ました。この分は出かける前に、そそくさと載せたもので何の説明もありませんが、無言の写真館をご覧いただけたら幸いです。 以上、なんにも言わない自然の美術館でした。これで今年の秋ともお別れ。仙台も今ではすっかり寒くなって来ましたよ。皆様もどうぞ風邪など引かれませんようにね。
2018.12.06
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~在庫一掃の写真展から~ ごめんくださ~い。どなたかおられますか~? は~い、どなたです。いま立て込んでいるんですけどねえ。 それもそのはず、家のなかでは人形たちが相談していたんだよ。 わいわいガヤガヤ。どこへ行こうか、そうだねえ、どこがいいんだろう。 結局はバスに乗って海に行くことにしたんだよ。発車オーライ。 ああお腹がすいた。んんん、それならボクを食べてもいいよ。気の良いアンパンマン。 甘いのがきらいなら、しょっぱいボクでも良いよ。とむすび丸。 海では船に乗ってね、こんな洞窟にも入ったのさ。 そうそう海ではねえ、こんな魚もおよいでいたんだよ。 ほらお土産だよ。ほんとうに美味しそうなクッキーでしょ? ダメだよボクをだましちゃ。それって木のおもちゃでしょ? そこで急に目が覚めたんだ。やっぱり鏡には何も写ってないもんねえ。 これで第1回目のお話はおしまい。パソコンはまだ帰って来ないけど、写真はだいぶ減ったね。 <不定期に続く>
2018.12.04
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~今年の紅葉の見納めです~ 「小さな秋を見つけに」のタイトルで続けて来たシリーズですが、そのタイトルが似合わなくなりました。暖かかった仙台でも紅葉が遅れていたのですが、その後の冷えでほとんど落葉してしまったからです。それでタイトルを変更し、紅葉・黄葉とのお別れにしたいと思います。本当は名残尽きないのですがね。 11月8日に撮影した近所のA公園です。鮮やかな紅葉ですね。 葉っぱを見るとケヤキのようですが、こんなに赤くなるのかなあ。 これはどうやらドウダンツツジの葉っぱみたいですね。 変化をつけるため、公園入口のこんな風景も1枚。 渋い色合いのモミジも入れてみました。 この日初めて見た樹と木の実でした。 良く見かける木なのに、名前がちょっとねえ。(;^_^A これはニシキギ(錦木)ですね。小さな赤い実が生りますよ。 ここからは11月11日に博物館付近で撮影したもの。眼にはきれいに見えた紅葉でしたが。 ほらね。青空を背にすると美しいでしょ? 縦型の写真を3枚連続で並べてみました。色の変化が見事ですねえ。 ここもハーフマラソンや女子駅伝のコースなんですよ。 折角の紅葉も逆光ではねえ。そして枯れて散った葉っぱは芝生に積もります。 最後は苔生した岩の上に散った紅葉です。どうもありがとう。来年もまたよろしくね。
2018.11.28
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~黄昏時の楽しみは♬~ 影絵遊びのシリーズもこれで3回目。今日が最終回になりました。 何せパソコンの調子が今一なので、残った写真を使おうと懸命です。 撮影の対象は黄昏時の風景。何も珍しいものではありません。 でも明暗がはっきりするこんな風景が、私は案外好きなんですよね。 次第に薄暗くなって行く西の空です。 それを「影絵」みたいに感じて、楽しんでいる私です。 でもねえ。この影絵、なんにも答えてはくれないのですよ。 おやまあ、街路灯にも灯りが点いたよ。 お家の陰がずいぶん深くなったねえ。 そして次第に暗さを増す晩秋の空。 木も電線もそしてお家も、次第に夕暮れの中に帰って行く。 団地の向こうに夕陽が沈んで行くよ。また明日ね。 ただいま~。はいお帰り。ずいぶん遅かったねえ。ご飯だから手を洗ってね。
2018.11.27
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~華やかな花々によせて~ 暫くお休みしていたこのシリーズを再開しようと思います。 たまたま用事で出かけた近所の生協。そこの花屋さんの花々です。 近くに大型のモールが幾つか出来てから、あまり花が売れなくなったと花屋さん。 それでも快く撮影を許可してくれたのですよ。ありがとうございます。 しかし、こんな豪華な花々を一体誰が買うんだろうねえ。 園芸種の花々は様々な改良が加えられて、より一層華やかになって来ましたね。 昔はこんなきれいな色の花など、見かけることはありませんでしたね。 それが今では自由自在に、さまざまな色の花で溢れています。 まるで夢を見るような色あいの花々。可愛いですねえ。 そんな中で、一風雰囲気が異なるコーナーも。 ここはお店のスタッフが、アレンジメントしたんですってよ。 ふ~む。なかなか素敵。エレガントだし、感覚が洒落ているよね。 花のコーナーにはこんな変わり種も。 この実なんの実木になる実~!! こちらはドライフラワーでしょうか。 こんなシックな色合いも、私は好きだなあ。なんちゃって。 親切な花屋さん、どうもありがとうね。花を買わないで、どうもスミマセ~ン。 <完>
2018.11.26
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~名前を知らない花が多いのですが・・~ 一か月ほど前に撮っていたホトトギスソウ(杜鵑草)。今ではすっかり姿を消しました。 秋は黄色い花を良く目にしました。名前は知りませんが「何とかデージー」かも。 こちらも名前を知りません。わが町内会の花壇に植えたものです。 こちらも町内会の花壇にて。ダリアですが値段の高い品種ではなさそうです。 このダリアも同様です。豪華ではありませんが、かえって親しみが湧きますね。 玄関先のコリウスを撮らせてもらいました。本当はもっと鮮やかな色だったのですが。 あまり見かけない珍しい花でした。当然名前も知りません。 上の花のすぐ近くのお宅の花。こちらも知らない花ですみません。 ここからは小菊が何枚か続きます。 庶民的な小菊。私は案外好きな方です。 これも名前を知りません。ひょっとして前にも載せたかなあ? ヴィオラなどの寄せ植えです。これからの季節の定番ですね。 ピンク色のダイモンジソウ(大文字草)がまだ頑張って咲いていました。 これはルドベキアの仲間でしょうか。私は初めて見たのですが。 ハボタン(葉牡丹)です。花ではありませんが、厳しい冬の彩ですね。 これは多肉植物のミセバヤかな・・。 一見ダリアに見えますが、バラです。立冬を過ぎても暖かい今年は、晩秋でも色んな花が私達の目を楽しませてくれました。これでも季節外れにならないよう、急いで載せたのです。<続く>(謹告)PCの調子が悪いため、本日修理に出す予定でいます。治るまでには多分2Wはかかるはず。一応予約機能を使って12月7日までの日記は書いていますが、その間コメントへの返事や皆さんのところにお邪魔することができません。どうぞよろしくご理解くださいね。では皆さんもお元気で。
2018.11.22
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~木の実・草の実~ アカナス(赤茄子)の実です。トマトとピーマンの中間みたいな感じかな。 たわわに実ったキウイです。日照り続きの時は痩せていたんですが。 マユミ(真弓)です。昔はこの木で弓を作ったそうです。良く「しなる」みたいですよ。 ベニシタン(紅紫檀)の実です。サンゴのようですね。 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の実。毒々しい色ですねえ。 バラ(薔薇)の実です。もちろん食べられません。 こちらもバラの実ですが、ひょろ長い変わった形をしていますねえ。 あるお宅で観た鈴生りのユズ(柚子)です。見事ですね。 ツタ(蔦)の実です。ちょっとブドウにも似ていますね。 ノブドウ(野葡萄)の実です。色はきれいですが食べられません。 ナツメ(棗)の実です。少し干からびて来ました。 ツルウメモドキ(蔓梅擬)です。黄色い実が可愛いな。 ピラカンサスです。「ピラカンサ」とも言いますね。 サンショウ(山椒)の実です。山椒は小粒でもピリリと辛い。 ウメモドキ(梅擬)は赤い実ですが、ツルウメモドキは蔓性で黄色い実です。 ヒメリンゴ(姫林檎)です。小さくてもリンゴの形をしていますよ。 カリン(花梨)です。喉の薬やカリン酒になります。 何の実か分かりませんが、紅葉は見事でしたよ。 ナンテン(南天)です。極めてポピュラーな庭木です。 アケビ(木通)です。食べ頃になると、こんな風に皮が開きます。<不定期に続く>
2018.11.19
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~コントラストに魅せられて~ 私はなぜか逆光が好きだ。 そしてこんなコントラストがはっきりした写真も大好き。 なぜそんなものが好きになったかと言えば、子供の時に観た幻灯(げんとう)のせいかも知れない。昔は色などついてなかったし、もっとシンプルだったような記憶がある。 大人になってから見たのが切り絵。これは有名な滝平二郎さんの作品だ。 これはネットで見つけた影絵。かなり手が込んだ作品だ。 そしてこれはインドネシアのワヤンクリ。人形も見せるけど、こんな風に影絵にしてみんなで楽しむ国民的な伝統芸能。ヒンズー教のお話などが上演される。 さて、ここからは11月初旬の近所の夕景。遠くに三角形の山が見える。 山の形がくっきりと夕方の空に映えている。 山の名前は太白山。遠くからでも良く目立つのでそう名付けられた。 「太白」とは金星の異名。明るくて良く目立つと言う意味だ。 標高はわずか321mだが、独特の形から親しまれている。 昔は漁の際の目印にもなったのだろう。麓には神社が、そして山頂には小さな祠がある。 ここは丘の上の墓地。左隅に小さく太白山が見える。ここまで来て山を撮影したのだ。 ほらね、観音様の向こうに尖がった山が見えるよ。 角度を変えると光が差して、左手に蓮の花を持った観音様の姿が見え出す。 おうおう、蓮の台座まで良く見えるぞ。 夕暮れ時の微かな光が観音様を照らす。 サヨナラサヨナラまた明日。明日も平和な一日でありますように。<不定期に続く> PC不調につき、調子の良い時に書き貯めています。更新されない場合はPCが入院中です。
2018.11.18
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~公園の紅葉など~ 11月8日に散歩した近所のA公園の紅葉(黄葉)です。生憎の天気で色が冴えません。 人間の眼にはとても鮮やかなのですが、レンズを通すとこんなもので何だか残念です。 樹下には降り敷く落ち葉が。 とても暖かい今年の秋は、紅葉がかなり遅れた感じです。 それでもこれより8日前の撮影時よりは、かなり色づいていましたよ。 この公園内では数少ないモミジの樹。だから赤は貴重です。 一方、こちらはドウダンの紅葉。鮮やかですね。 これは宮城県の県木であり、仙台市の市木でもあるケヤキです。今が黄葉の真っ盛り。 落ち葉の小径の向こうには、小さな沼が。 逆光の樹下。最近公園の周囲に、新しいアパートが建ちました。 中にはすっかり落葉した樹もありますねえ。 ご近所さん同士でしょうか。次第に夕暮れが迫ります。 A沼とケヤキの大木。静かな秋の夕暮れです。 沼の向こう側の小さな東屋。その手前には小さな橋も。 この日は珍しく、カモたちも直ぐ近くで泳いでくれました。<続く>
2018.11.17
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~美しき命~ 11月初旬のある日、私は近所の生協へ行った。ここにある写真のプリント機で、弟の写真を現像したのだ。それが終わってふと見た花屋さんには、たくさんの花が並んでいた。花屋に花があるのは何の不思議もないのだが、是非とも写真が撮りたくなって頼んでみた。結果はOK。快く許してくれた。最近は花が売れないと言う。近所に大型のモールが幾つか出来たせいかも知れない。花も買わずに撮影だけなのに、許してくれた店員さん。どうもありがとうございます。 なお、説明はありません。 楽しんでいただけたでしょうか。このシリーズはもう1回あります。<不定期に続く>
2018.11.14
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~たそがれどきのそらは~ ある日の夕方の散歩中に見た空を中心にして。 次第に物と陰の対比がはっきりして来て・・。 明るい時間帯には見られない風景が次第に・・。 黄葉し始めたケヤキの木もこの時間帯になると・・。 暗い山の向こう側には夕暮れの明るい空が・・。 葉が散り始めた木々のシルエットが美しく・・。 後ろの空はまだまだ明るさを保っていて・・。 細やかな木々のシルエットと夕映え。 稜線が次第に赤く染まって来て・・。 山の上の木々と美しく染まる雲・・。 三本のテレビ塔と薄暮の空。 夕暮れが迫り、薄紅に染まる空。 屋敷林を持つ家も今では少なくなって・・。 形と色。単純だけど面白いねえ。 自然の額縁。自然の影絵。 <不定期に続く>
2018.11.12
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~木の実・草の実その1~ 木の葉の色づきはあまり良くありませんが、木の実や草の実の方は確実に秋を迎えて大きく育っています。そう言えば暦の上では、もう立冬を過ぎましたものねえ。では、今日は近所を散歩中に出会った、幾つかの実を紹介しますね。 ブドウは盛りを過ぎました。房も干からびて来ていますよ。 10月半ばのムベ(郁子)です。まだ青いまま。アケビと異なり、実は開かないままです。 10月23日。少し色づいて来ましたね。 11月1日。上と同じお宅のもの。かなり実って来たようですよ。 シロダモの実。楠の仲間のようで、葉っぱは樟脳(しょうのう)のような匂いがします。 A公園のハナミズキにもたくさんの赤い実が。 ハナミズキはこんな風に固まって実をつけるのです。 色鮮やかなコムラサキ。通常ムラサキシキブと呼ぶのは、自然種でもっと大木になるみたいです。 コムラサキのうち実が白い品種です。 ピラカンサスの密集した実には、見てるだけでも圧倒されますね。 同じピラカンサスでも、黄色の実の方は落ち着きを感じます。 晩秋に柿の実は特にお似合いですね。 お年寄りだけのお家では、なかなか柿も獲らなくなりましたね。<不定期に続く>
2018.11.09
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私は予約機能を使ってブログを書いているのですが、昨日は2時間かかって書き上げた日記が、最後の最後に消えてしまいました。まあガッカリ。あまりの落胆に同じものを書き直すファイトが湧かず、簡単に写真を並べることにしました。PCも本調子じゃないのに、こんなことが起きると本当にショックですね。ところがひょんなことから復活したので、書いたこれは後回しにしたのです。 蔵王連峰に雪が降る季節が今年もやって来ました。でもねえ、仙台の平野部ではまだきれいな紅葉は見られないんですよ。少し前から必死になって「小さな秋」を探しているんですがね。笑われるかも知れませんが、今の小さな秋はこんな感じです。 10月16日のA公園(以下同じ) 赤はほとんど見えず、黄色い葉っぱばかりが目立ちますね。 10月17日に、ようやく赤を発見。こちらはニシキギですね。 イチョウも逆光で色が冴えません。 10月23日の散歩にて。(以下同様) ツタの紅葉です。 こちらはまあまあでしょ。 これはひょっとしてヌルデでしょうか? ちょっとだけズームアップしてみました。 これも逆光で今一の黄葉でしたね。 桜の葉が一早く紅葉していましたよ。 11月1日の散歩中。またもやツタでスミマセンねえ。 あるお宅の庭で一枚。 11月2日。ゴージャスな感じのヒイラギナンテンです。 川岸の桜(赤)とアマドコロ(黄色)。 上と同じ橋の上から角度を変えて。 ある耳鼻科の駐車場で。これはハナミズキかな? ほんわかとした色が素敵ですね。 11月3日買い物の途中で。小さな庭の小さなコキア。 小公園のケヤキを逆光で一枚。 国道の植栽。これはユリノキでしょうか? 11月4日買い物の途中で。2枚前の小公園を逆方向から。 毎度お馴染みのツタですが、壁面の広さに圧倒されました。<不定期に続く>
2018.11.06
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~伊豆諸島と黒潮~ このシリーズも今日が最終回になりました。飛び飛びだったため印象が薄いでしょうが、伊豆諸島の近くを流れる世界最大の潮流である黒潮と海の生態を中心の番組でした。最終回の今日は三宅島と八丈島の間にある御蔵島(みくらじま)の紹介です。 御蔵島の海岸は切り立った崖になっています。島の厳しい環境が、これを観ても分かりますね。 海岸から一気に山頂へと向かいます。大きな窪地は火山の火口だったのでしょうか。 高い海水温と切り立った島の地形から、霧が発生しやすいのでしょう。 こんな風に、島はほとんど深い霧に閉ざされています。 霧は木々の葉を濡らし、落ちた滴が集まって小さな谷川を作ります。 谷川は急斜面を下って行くうちに、小さな滝になります。 静かな森の中に聞こえるのは滝の音だけ。こんな所には人も動物も近づけませんね。 温暖な気候と猛烈な湿気が、森の中に巨大なヘゴシダの群落を誕生させました。 一方海岸では、打ち寄せる荒波が硬い岩を丸い玉石に変えて行きます。 海中では様々な魚が岩礁に集まって来ます。 豊かな獲物を狙うのは、人間だけではありません。たくさんのイルカたちが集まって来ました。 敏捷なイルカの群れは、集団で獲物を追い込みます。彼らも狩りをするのでしょう。 彼らには仲間と交信する方法があります。鳴き声が合図になってるのでしょう。 イルカたちは獲物を捕らえることが出来たのでしょうか。 イルカは賢い動物ですが、時として漁師の敵となることがあります。日本ではイルカの追い込み漁をやって来た歴史があります。和歌山県の太地などは、残虐だと言う理由で世界から非難を浴びています。 真脇遺跡 さて、私は能登半島の間脇遺跡(石川県)を訪ねたことがあります。ここは縄文時代以来、つい戦前まで、イルカの追い込み漁を4千年以上も続けて来た土地でした。驚くことに、ここでは栗の木材を建て、イルカの「送り」をしていたのです。アイヌのそれと良く似ています。人間に肉や脂を提供してくれたイルカの魂が天国に行き、再び訪れるよう祈りを捧げていました。ただ殺していただけではないのです。 そうふ岩(東京都) 伊豆諸島と黒潮の番組を観た何日か後で、今度は伊豆諸島の最南端にある「そうふ岩」の学術調査の番組を観ました。「そうふ」とはやもめのことで、周囲から独立した岩です。これは元火山の堅い部分だけが、浸食から免れた世界でも珍しいもの。高さは100mあり、海底へと続いています。ここを地質など6つの専門班が調査し、登山班が頂上まで登りました。 黒潮の海中 驚くことに、頂上の岩には羽根のないコオロギの仲間が集団で生息していたのです。珍しい鳥の巣も断崖にありました。最近はドローンや、水中機材による特殊な撮影が可能になりましたね。それらの開発や放送局の企画で、私達も茶の間にいながら珍しい画像を目にすることが出来るようになりました。最後にNHKに謝意を表し、このシリーズを閉じさせていただきます。どうもありがとうございました<完>
2018.10.31
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~八丈島の続きと三宅島~ 8月13日に観たのがこの番組でした。どうやら再放送だったんですね。この中から何枚か、画像を拝借した次第です。NHKさんどうもスミマセ~ン。なおこのブログは予約機能を使って更新の前日に書いていますが、外は激しい雷雨です。落雷する前にと、極力文章を短めにしていますので、予めご了承願います。 位置関係を把握するために、伊豆諸島の地図を載せます。今回は最初に八丈島の続きを載せ、次に三宅島関係の画像を載せることにします。なお、私は八丈島で66kmのレースを、伊豆大島で100kmのレースを完走しています。 これはひょっとして「ヒョウモンダコ」かも知れません。もしそうだとしたら猛毒です。筋肉だけでなく、表皮にもフグと同じ毒素が含まれています。 八丈島の海底では、様々な種類の魚が群れになって泳いでいます。黒潮がもたらした恩恵を受けながら。 たとえばこんな魚が。 そしてこんな見事な魚も。 この長細い魚は、アオヤガラです。長いくちばしを持っています。 島の近くにはウミガメもやって来るようですね。 ここからは三宅島。三宅島も他の島と同様火山島なのです。 上空から観た三宅島の海岸です。 何年か前の噴火の画像です。 火山の噴火で、確か全島民が東京都へ避難した記憶があるのですが。 爆発が治まった後の海岸には、冷えて固まった溶岩が取り残されています。 三宅島の海に潜る水中カメラマンです。 三宅島の海底にも豊かな魚群が泳いでいました。 そしてここにもサンゴ礁が形成されているようです。 タカベが同じ方向に群れ泳いでいます。 <不定期に続く>
2018.10.21
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~八丈島の海その1~ さて予告通り新しいシリーズを挿入しようと思う。これは去る8月13日にNHKのBSで放送された『ワイルドライフ知られざる伊豆諸島 ~黒潮・世界最大級の海流で命を育む~』を自分のカメラで写したもの。違法であることは十分知っているが、あまりの美しさにブログで紹介したい衝動に襲われたのだ。NHKさんどうもスミマセン。この不心得者をお許しくださいませ。 第1回は八丈島の海中。私は八丈島で66kmのレースに出たことはあるが、海のことは何も知らない。従って説明も出来ないため、撮った写真をただ並べるだけだ。だが伊豆諸島のほとんどが火山であることは知っている。八丈島の海岸でも火山弾をはじめ、何種類かの溶岩を目にした。これも海中に流れ込んだ溶岩のように見えるのだが。 複雑な海底地形は、きっと魚たちにとっても良い棲み処になっているのだろう。 海の中は意外と澄んでいる。そして色鮮やかな魚たちが、岩礁近くをたくさん泳いでいる。 たとえばこんな魚。名前は知らないがタイの仲間だろうか。 上の魚のアップ。私には何だかとっても美味しそうに見えるのだが。 これは別の種類。あんまり美味しそうじゃないけど、どうなんだろう。 やあ、ゴメンゴメン。かなりボケちゃったねえ。 こちらは熱帯魚に近い感じ。黄色と黒の対比が鮮やかですね。 ギョギョギョ。ちょっとズームアップし過ぎたかなあ? 海中も潮の流れが速いみたいですよ。黒潮の流れは世界でも有数なのです。 地味な色の魚もズームアップしましたが。 岩礁に群がる魚たちですが、海藻はまったく見えませんねえ。 ふ~ん。口を付き出したような、面白い形の魚もいるんですねえ。 岩にへばりついた赤い色のはサンゴかな?1回目はこれで終わり。また時々載せるから楽しみにね。<不定期に続く>
2018.10.12
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6月に旅した紀伊半島の聖地を辿る旅の続編です。短い説明ですが、お楽しみいただけたら幸いです。<飛瀧神社> 飛瀧(ひりゅう)神社は、那智の滝の滝つぼ付近にある小さな社です。那智の滝自体がご神体で、熊野三山の一つである熊野那智大社は元々この場所にありました。ところが水害に遭って山上に移動し、元の位置にあるこの神社が別社となっています。那智大社の原型としての雰囲気を感じていただけたら幸いです。 神社の参道です。鳥居に神々しいばかりの光が差し込んでいます。 ここは二の鳥居かな。アップで1枚撮りました。 手水舎(ちょうずしゃ)はなく、小さな石の手水鉢が置かれていました。 さほど大きくない石に、注連縄が掛けられていました。周囲を柵で囲ったところを見ると、小さいながらも霊威のある大切な石なのでしょう。 国内でも有数の名瀑、那智の滝です。この神社及び那智大社のご神体でもあります。 鳥居越しに滝を見上げると、祖先たちがこの滝に抱いた信仰心の深さを感じます。 滝つぼを望遠で見ると、丸い玉石が祀られていました。霊石でしょうね。 こちらは龍神像。水を支配するのは龍であると、私達の祖先は考えたのです。 巨大な杉の木に張られた注連縄(しめなわ)。この内側は神聖な領域です。 参拝を終えて登る石段。神社は谷の底にあったのです。<熊野古道の一部> 帰路、私達は飛瀧神社の傍にある熊野古道(全部で6本ほどあるとても長い山道です)に立ち寄りました。これはほんの「さわり」ですが、少しでも雰囲気を味わえて良い思い出になりました。
2018.09.30
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6月に旅行した紀伊半島の聖地を辿る旅の残った写真ですが、楽しんでいただけたら望外の幸せです。<熊野速玉神社> 熊野三山の第一番目にお参りした熊野速玉神社は、「青丹よし」の美しい神社でした。 ご神木の梛(ナギ)の木です。葉脈がはっきりしているのが、好まれているようです。 紅と緑の連子窓が素晴らしいですね。 古来より上皇などがお詣りされただけあって、菊の御紋が鎮座しています。 ちょっと見難いですが弁慶像です。弁慶は現在の和歌山県田辺市出身と言われています。 たくさんの絵馬が奉納されていました。 この日は拝殿での正式参拝でした。私は初めての体験です。 神武天皇を案内した「八咫烏(やたがらす)」が織り込まれています。 どちらも神前に奉げる「幡」(はた・ばん)。煌びやかな織物です。 遥かに別宮が見えます。 これが正式参拝の記念品として戴いた「箸」です。<続く> 台風24号の進路には十分ご注意くださいね~!!
2018.09.29
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PC不調のため、写真だけを載せています。このシリーズでは、8月に聞いた合唱の会場の建物を紹介しています。コメントへの返事や、ブログへの訪問が出来ない可能性があり、予約機能を使って書いています。どうぞご了承くださいませ。 建物のすぐ目の前には5月のレースの会場の公園があります。 公園の名は「台原森林公園」。ここの最寄り駅は、仙台市営地下鉄南北線「旭ヶ丘駅」です。 広い階段もなかなかの雰囲気でした。 壁に飾られた絵。ガラスに建物や私の姿が映り込んで不思議な面白さを醸し出しています。 階段から1階のロビーを見下ろすとこんな感じです。 1階と2階の壁とコーナー。人工照明と自然光の対比でもありますね。 交錯する直線。そして光と影のシンフォニー♬ 無機質な建物の柱と、活けられたリンドウの花。 抽象的な装飾がこの建物にはお似合いかも。 壁の照明がまるで宇宙の銀河のように輝いていました。 広いホールに1台のピアノがひっそりと。公演前の静謐さを感じます。 高い高い天井と特徴のある照明。音響効果抜群のホールです。 この日私が聞いたのは、50年以上も前に所属していた合唱団と、千葉の合唱団との合同演奏でした。美しい建物で美しいハーモニーを聴けて最高の一日でしたよ。<完>
2018.09.27
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マイPCが不調につき、写真だけを載せています。予約機能で書いているため、コメントへの返事や、ブログへの訪問が出来ない場合がありますので、予めご了承くださいませ。 ホール正面玄関の外側です。 8月に合唱を聞きに行った建物の内外です。掲示板に各種のポスターが見えます。以下にそのポスターを掲載しますね。 最後の右側のポスターが、この日私が聞いた合唱のジョイントコンサートでした。 掲示板の前を通り過ぎる観客。 玄関ホールと地下への階段が円形のガラス壁を透かして見えます。 階段の踊り場も円形です。 天井と壁と階段。そして光と影の微妙なアンサンブル。またまた明日に続きます。<続く>
2018.09.26
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マイPCがいつ動かなくなってもおかしくないほど絶不調です。このため予定を変更して、撮り貯めた写真を出来るだけ放出しますね。またいただいたコメントへの返事や、皆さんのブログへ訪問出来ないことが大いにあり得ます。この事情をお汲み取り戴き、ご了承くださいませ。8月に聞きに行った合唱の講演会場になった建物の写真です。説明なしですが、お楽しみくださいね。 シンプルですがとても素敵な建物ですね。明日に続きます。<続く>
2018.09.25
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~旅先で撮った美術品など~ 紀伊半島への旅・初日 6月26日 仙台空港の彫刻 初日の宿の装飾品 ショートケーキと金平糖ではありません。 宿の絵 冬の梅の木でしょうか。 行燈(あんどん)型の照明器具 皿に描かれた三重県の名所 (左)内宮大鳥居 (右)英虞湾(真珠養殖地) ティーカップなど これを打掛(うちかけ)と言うのでしょうか。 漁業用の浮き球も、ここでは立派な装飾品です。 絵 安乗崎灯台のようです。 紀伊半島の旅2日目 6月27日 宿の照明 宿の照明 その2 「磯部太鼓」だそうです。 宿の絵 これはどこの灯台かな? 宿の装飾品 単純な線で描かれています。 那智速玉大社の釣灯篭です。 青岸渡寺の灯篭(拡大) 神社境内図(場所不明) 8月19日 「作並遠足ラン」ゴールの旅館の洋画です。 <完>
2018.09.12
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~宮城UMC合同練習会2018~ 仙台明走会Aさん このシリーズは8月19日(日)に開催された「作並遠足(とおあし)ラン」(=宮城UMC合同練習会)に参加した際に撮った写真を紹介しています。今日はその中でも、作並街道に並行して流れる広瀬川と、作並付近の鎌倉山を中心に紹介します。 陸前白沢付近の広瀬川です。北から南に向かって流れています。 旧「仙台ハイランド」跡地を過ぎ、仙山線との跨線橋を過ぎて暫く走ると、左手から川のせせらぎが聞こえて来ました。目を凝らすとどうやら広瀬川のようです。これは良いとカメラを構えます。以下同様です。 元々スピードが遅いのに、こんな風に立ち止まって撮影していたらますます遅れてしまいますよね。でもこの休憩が私の疲れた足を休ませてくれるのです。 ゆっくり前進しながら、谷底をのぞき込みます。そしてズームアップしてパチリ1枚。 そのうちに、「おや?」と思いました。ここはひょっとして滝なのかなあ。 そう言えばジョギングシュミレーターで距離を測定した時に、この近くに滝があったような記憶が。 帰宅後にネットで検索したら、滝の名前は「鳳鳴四十八滝」でした。ふ~ん。 その滝も次第に遠ざかり、普通の流れに戻ったようですね。 それでも川が見える限り、私はカメラを向けていました。 私は普段川を見てないため、きっとこんな風景が珍しく感じるのでしょうね。広瀬川の上流には作並温泉があり、その先は山形県境。川の源流はその奥羽山脈にあるのです。 道路の傍には栗の実も。秋が近づいているんですねえ。 さて、次の撮影ターゲットは鎌倉山です。こんな顔に見えると言うのですがねえ。 これなんかどうかな? まあ見えなくもないけど。 こっちは上のを一部カットしたもの。ふ~む、なかなか良い感じ。 当然だけど、走って行くうちに山の形がドンドン変わって来る。これはまだ似てるかな。 これも少しは面影があるけど、ちょっとビミョーかもねえ。 こうなるともう普通の山かな。まあ火山らしい雰囲気はあるけどね。 途中で追い抜かれた走友会の仲間たち。彼らは35km走ったんですよ。 ゴールの旅館の彫刻。仲間の皆さんお疲れ様でした。そしてどうもお世話になりましたね。<完>
2018.09.10
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~宮城UMC合同練習会2018~ 愛子駅付近のお地蔵様 8月19日(日)は宮城UMC(ウルトラマラソン・チャレンジ・クラブ)の合同練習会である「作並遠足(とおあし)ラン」の日。これまでは薬莱山薬師の湯をゴールとして走っていたのですが、今年から作並温泉岩松旅館をゴールにすることにしたのです。並行してJR仙山線が走っているため、距離が自由に選べるのと、伴走車が少なくて済むためです。 私はもう長距離を走るのは無理になり、JR仙山線の愛子(あやし)駅からなら16.5km。これならいざと言う時は歩いても大丈夫だし、何とかなるだろうと考えて参加に踏み切りました。普段走っている距離の約2倍ですから、正直心配もありました。7時10分、愛子駅前をスタート。駅のすぐ前に立っていたのがこのお地蔵様。やはり旧街道だけありますね。昔の旅人もきっと拝んだことでしょう。 スタートして3kmほどのところにあったのがこの看板。「森の駅」とは、これまた珍しい。 「森の駅」の一角に、うず高く積まれていたのがこのスイカでした。ビックリですねえ。 スイカの隣には美味しそうなトウモロコシが山盛りに。他にもあったけど、先を急ぎました。 住吉台走友会のS木さん(左)たちと遭遇。右はポッコリお腹の筆者。これでも現役の頃はスマートだったのですが。 街道沿いの石碑群。(陸前白沢付近)やはり旧街道であることが分かります。 JR仙山線熊ヶ根鉄橋を横方向に撮影しました。 鉄橋の高さが分かるように、こちらは縦方向に撮影しました。日本でも有数の高さです。 秋晴れの作並街道。遠くの山の向こう側が山形県です。ゆっくりペースで走っています。 街道沿いにはこんな看板が立っています。ニッカの工場があり、見学と試飲も可能なんですよ。私は寄りませんでしたが、スピードランナーの若者は寄ってビールを飲んで来たとか。 作並温泉のこけし歓迎塔です。(再掲) 作並温泉への坂道(再掲) ここまで来たらゴールはもう直ぐです。 ゴールの旅館の看板。ここの売りは「岩風呂」です。右はウイスキーの樽です。 無事16km余を走り抜き(?)、懇親会後ご機嫌の筆者です。この日は久しぶりに良く飲みました。よほど嬉しかったのでしょうね。 <続く>
2018.09.09
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~大地震発生~ 昨日北海道において、大地震が発生しました。何人かの方が亡くなられたほか、北海道全体で停電中と聞きました。札幌のブログ友、たくちゃんさん宅の様子が気がかりです。何せ高齢のうえに一人暮らし。さぞかし不安が募っていることでしょう。たくちゃんさん頑張ってね~!!被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。台風21号による大きな被害に続く震災に、ただただ驚いています。皆さまもどうぞ十分ご注意くださいね。~高野山・普賢院の世界~ 普賢院(ふげんいん)は高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)の100以上もある付属寺院の一つです。以前にも紹介していますが、今日は残りの写真を掲載します。ここは宿坊を兼ねており、高野山を訪れた観光客を暖かくもてなしてくれます。外国人にも人気が高く、すべて撮影は自由です。ネパールから招来した仏陀の遺骨(仏舎利)が納められた格式の高い寺院でもあります。 聖徳太子像でしょうか。高野山を開いた空海上人弘法大師は宗派を問わず、神羅万象聖なるものを崇拝した宗教人でもありました。 こちらは不動明王でしょうか。堂宇の中は薄暗くて良く見えないのです。 こちらは孔雀明王でしょうか。インドの孔雀までが聖なるものとなりました。 曼荼羅風の装飾物ですね。 新しい感覚の仏教美術ですね。 蓮の花がモダンに表現されています。 斬新な仏像がとても新鮮に感じます。 こちらは象の頭を持つ神、ガネーシャみたい。金毘羅さんの山の名前も象頭山(ぞうずざん)。 曼荼羅(まんだら)を織り込んだタペストリーでしょうか。 鮮やかな糸で仏像が織り込まれています。 その細部を拡大してみました。 こちらも同様に拡大したものです。素材は絹でしょうか。 ボンヤリしていますが、どうやら高野山の境内のようです。 鐘の形の窓と花瓶 仏舎利の旅終りけり月の秋 釈尊の骨小さくて天に月 秋天や舎利東漸の旅終へり 「共利群生」の書と生け花と小さな置物 これで普賢院の紹介を終わります。普段はなかなか寺院を訪れる機会がありませんが、こうしてじっくり見学出来たことで、少しは仏教世界に近づけたような気になりました。ありがたいことですね。<不定期に続く>
2018.09.07
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~高野山・奥の院~ 高野山境内図。6月28日に訪れた高野山と奥の院を紹介します。これは広大な高野山の境内。標高は900mほどでしょうか。山に囲まれた平地には川が流れ、多くの寺院と宿坊があります。ここは空海上人が天皇から与えられた聖地で、全てが金剛峯寺の所有となっています。 大門その1。ここは広い境内の南の入り口に当たります。私達は逆方向から来たため最後に寄ったのですが、便宜上順番を変えて掲載しています。 ああここが高野山なり南門の高き堂宇を見上ぐるわれは 大門その2。比較する物が見えないため良く分かりませんが、実際はとても勇壮な建物です。 バスの車内からの撮影のため、こんな角度になって残念です。 車内から撮った境内風景です。通常はあの橋を渡って奥の院へ向かうのでしょうか。 奥の院の杉の巨木です。実際はここからスタートして奥の院へと向かいました。 苔生したお墓。古い形のお墓が多いですね。古来より高野山奥の院に葬られるのが多くの人の夢だったとか。分かりそうな気がします。 苔生しし墓は並びて黙したり 数百年の静に耐へつつ 浄土宗開祖法然上人の墓所。宗派が違っても高野山は受け入れています。 徳川家康の実子である結城秀康の墓所は神式です。大大名らしい風格を残していますね。 蝉時雨つはものどもの夢破る 参道の大杉を見上げるツアー仲間。 前方に奥の院が見えます。ここから先は撮影禁止です。 奥の院から戻って来た堂宇で見かけた僧侶の姿です。 堂宇に掲げられた扁額には、神仏混交の名残が見られます。 奥の院の一角には、戦争で亡くなった方々の慰霊施設もありました。 奥の院盛者必滅蝉の声 高野山は山上の宗教都市ですが、境内には清らかな川が流れ、飲み水に事欠きません。 山上は蓮のかたちと伝へらる 峰より流るせせらぎの音 静かな境内には紫陽花の花がひっそりと。 紫陽花や行けども遠き山の寺 奥の院の一角には無数の石仏が祀られていました。ここで亡くなった方々の無縁仏でしょうか。 うず高く積まれし地蔵今もなほ 人の命を守りて立てり <続く>
2018.09.06
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~三陸鉄道北リアス線 その2~ 私達は普代駅から乗って北へ向かったが、これは終点の久慈から南の宮古へ向かう列車。車体に鮮やかな絵が描かれているみたい。 これはある駅のホームに停車していた電車。漫画が描かれた派手なデザインだった。 車窓風景。トンネルが多いが、トンネルを抜けると右側に海が見える。 旅の2日目。梅雨が明けたみたいで、海も空も青く、美しい。 北リアス線と並行している国道45号線に架かる橋だが、近過ぎて全体が撮れない。 運転席の後ろに立って景色を見ていても飽きることはない。何の変哲もない線路なのだが。左の前方にはトンネル、右の前方には鉄橋が見える。 全国に鉄道ファンは多いようで、この日も大勢の「乗り鉄」や「撮り鉄」が乗車していた。 線路はカーブして鉄橋へと差し掛かる。こんな風景もたまんないよね。 これは山側の「三陸道」の工事現場だろうか。着々と橋脚が完成中だ。 こちらは海側で、「東日本大震災」の復興工事が急ピッチで進んでいた。 野田玉川駅ホームの横断幕。来年3月から「南リアス線」、JR、「北リアス線」が一体化して、新たに全線開通する予定みたいだねえ。 「三陸鉄道北リアス線」の終点、久慈(くじ)駅。ここから北へはJR八戸線に接続。 久慈駅の連絡橋にこんな横断幕が。 こちらは久慈駅の階段で。きっと「不思議な国のアリス」のもじりだね、これは。 今では懐かしい「あまちゃん」電車を発見。じぇじぇじぇ<不定期に続く> 台風21号が接近中です。どうぞ大きな被害が出ませんよう。皆さまも十分ご注意くださいね。
2018.09.04
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~三陸鉄道北リアス線 その1~ 7月の陸中海岸へのバスツアーの際、私達は「三陸鉄道北リアス線」に乗った。この路線は宮古と久慈を繋ぐものだが、私達は途中の普代駅(黒線の箇所)からの乗車だった。 普代駅ホームへの通路の壁画 その1 ウミウ(海鵜)「鵜の巣断崖」へも行ったね。 壁画その2 ウミネコ(海猫) 浄土ヶ浜で乗ったボートにウミネコがついて来たね。 壁画その3 スカシユリ(透かし百合) 浄土ヶ浜の他にもう1か所でも咲いてるのを見たね。 乗ったのはこれと同じ型。途中の駅ですれ違った電車は、賑やかな絵が描かれていたのだが。 駅に張られていた料金表。「北リアス線」の他に「南リアス線」もあるんだよ。 (左)電車の扉に張られていた注意書き。 (右)普代駅の時刻表(下り方面) (左)運転席の窓 (右)乗客の背中 車窓風景 その1 車窓風景 その2 陸中海岸の荒々しい風景が時々右側に現われる。 私達が昼食に食べた「浜のお弁当」。ウニ、イクラ、ホタテ、アワビなどが具に入っていた。<続く>
2018.09.03
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~52年前の仲間たちは今~ 近所の方からコンサートのチケットをもらった。私が52年前まで所属していた合唱団と、千葉の合唱団のジョイントコンサート。その方も同じ合唱団にいたようだが、私とは所属していた時期が違う。私がいたのは20代の入り口まで。それから夜学に通い、講習と試験を受け、結婚し、全国を転勤して歩いた。だから仲間の歌を聞くのは50年ぶりくらいのこと。果たしてどんな歌が聞けるのか、楽しみだ。 会場はこのホール。私が毎年のように出ている「仙台鉄人会5時間走レース」の会場の公園の真ん前。なかなかモダンで広い建物だ。 開演前の30分間、私はここで「ある人」を待っていた。結果的に、その人が現れることはなかった。その人が誰かは今も分からないまま。でも夢を観られただけでも嬉しい。目の前の緑が台原森林公園。私はここで何度走ったことだろう。 これが会場のホール。もうかなりの数の客が席に座っている。演奏中の撮影は禁止されているため、無人の舞台を撮った。 まだ舞台には誰も現れず、ただピアノが静まっているだけの状態。 クール ルシャン <返し歌合唱団> 千葉 1998創立 指揮 大場 点 クール ルミエール<光り輝く合唱団> 仙台 1955創立 指揮 戸田靖男 仙台の団員 仙台 指揮する戸田先生 仙台 演奏を終えて退場する戸田先生 仙台 後半部 千葉の団員 合同演奏の両団員 登場する千葉の指揮者 大場先生 両合唱団の指揮者と伴奏者への花束贈呈 花束贈呈の場面 その2 アンコール曲演奏前の戸田先生と伴奏者 最後の指揮を執る戸田先生の後ろ姿 とても80代半ばとは思えない戸田先生の若々しい指揮ぶりでした。あれから50年以上も経つのですから、歳を取るのは当たり前。それでも音楽に対する情熱は、少しも衰えてはいないようです。未だに4つの合唱団の指揮をされ、数年に1度はヨーロッパでも演奏しておられる様子。先生にはますますお元気でご活躍いただきたいと願っています。先生、どうもありがとうございました。 そして私が所属していた50数年前の団員も、まだ3名が現役で活動されていました。団長のOさんは80歳近く。そしてSさん夫妻は70代半ばを過ぎた頃でしょうか。それが美しい歌声を響かせていたのですから驚きです。3人は私の先輩。少なくとも55年間はずっと歌い続けています。文字通り一生の趣味にされましたね。ただただ尊敬の一語です。そして、これからもお元気で歌い続けてくださいね。 (お断り) 会場内で何枚かの写真は撮りました。でも演奏中ではなく、「演奏の合間」と言う理屈で撮らせてもらった次第です。もちろんフラッシュは使っていませんよ。何せ50年ぶりに対面した合唱団。どうしても形を残したかったのです。
2018.08.18
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~お祓い町とおかげ横丁 その4~ おかげ横丁のメインストリートをこんな角度で一枚パチリ。 同じ写真を今度はこんな風に切り取ると、ほら感じがっ違うでしょ? 同じ道路を逆の方向から観てみるとこんな風。 これもまたこんな風に切り取ると、また違った雰囲気ですね。 横丁の奥にとても良い感じの広場がありました。 ここもこんな風に切り取ると、ほら風景が違って見えますよね。 広場の一角に、こんな建物が見えました。もっと近寄って見ましょうか。 「おかげ座 神話の館」の看板と、演目が掲げられていますね。 こんなポスターも張ってありました。今時日本の神話を演じるとは珍しいなあ。 「神話の館」の直ぐ隣の建物も、なかなか風情がありますよ。 再びメインストリートに戻って来ましたよ。こちらも渋~いお休み処ですねえ。 それをズームアップするとこんな感じ。少ない写真を増やせますしね。 横丁の中にあるさらに細い横丁です。 射的屋さんがちゃんとしたお店に。この男性、たった一発で当てましたよ。大当たり 本当に当たるなら買いたいな。 でも子供はお団子で我慢してね。 まあ、縁起の良い看板ですこと。ところで銭屋さんって何屋さん? もしもし、そこのお方。骨董屋さんの看板もかなり渋いですよ。 和風のお店が多い中、こんな洒落た軽食屋さんがありました。良い感じですねえ。 最後に可愛らしい窓はいかが?これで「お祓い町」と「おかげ横丁」の紹介はお終いです。 <不定期に続く>
2018.08.17
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~お祓い町とおかげ横丁 その3~ へい、お待ち。ここからが「おかげ横丁」ざんす。観光客のために作られた、昔の伊勢参りを思い出させる街並みざんす。そしてここはミーが案内するざんす。ミーと言っても英語ではないざんす。三毛猫のミーざんす。お間違えのないようご注意くだされざんす。では、こちらへどうぞ。ニャー。 へい。こちらがおかげ横丁の地図。もとい「横丁猫めぐり」の地図ざんす。誰です、「猫めくり」なんて言ってるのは。「めくり」じゃないの。「巡り」。濁ってるのよねえ。つまりミーの仲間たちが皆さんを待ってるわけ。「気持ち悪いから嫌だって~?。何とまあ正直な」。 トップバッターは三毛猫姉妹。指名してくれたらたっぷりサービスしますよ、お客さん。 何言うてんの、あんたら。ネコ言うたら、うちら招き猫に決まっとるがな、図々しい。 遅れとりまんなあ、招き猫はん。今は人気絶頂フィギュアスケートの時代でんがな。わては羽生結弦はんに習とんのや。どや、恰好ええやろ。猫フィギュア。シェー。 化け猫に付き合ってたら調子が狂ってしまったよ。ここからはゆっくりお店巡りだ。ほほう。後ろの棚に並んでるのは茶道具のセットだろうか。すると手前はお茶菓子だね、これは。 こちらは昔懐かしい「一銭店や」って感じかな。飴なんかも「バラ」で売ってたもんなあ。 何ですと~っ。山野草に盆栽でござるか。やけにシブイでござるのう、おぬし。 あれま。本当に渋いねえ、このお店。爺は好みだけど、果たしてここで売れるんだろか? ひつれいして、アップにしましたがな。ああ、「ぶっかけ」でんな。生醤油だけで食べはる。伊勢うどんもシンプルで良いもんでっせ~。 あんな、お客はん。この横丁、ネコだけとちゃうんよ。わてらタヌキもおりまんがな。 アップにせんといてんか。ああ恥ずかし。今日はまだ化粧しとらんのよ、せわしくて。 そう言うて信楽のタヌキの姐さんは、そっと花の陰に隠れたんやと。 今日も夕暮れが迫りました。そろそろ「おかげ横丁」も店じまい。ではまた明日ね。<続く>
2018.08.16
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