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2021.05.11
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カテゴリ: アート
ジョン・ル・カレ著『繊細な真実』を途中まで読んでギブアップしたのであるが・・・
ジョン・ル・カレ著『The Constant Gardener』と映画『ナイロビの蜂』を紹介します。
原作が先か、映画が先か風の並べ方になっていますが、もちろん、映画が先でした。



蜂

ジョン・ル・カレ著、POCKET BOOKS、2001年刊

<商品説明>より
イギリス人外交官ジャスティン・クウェイルの趣味はガーデニング。自己流のフリージア栽培に凝り、暇さえあれば、ナイロビにある自宅の庭園で過ごしている。それに、かなり年下の魅力的な妻、テッサを溺愛する夫でもある。一方、テッサはジャスティンとは正反対。社会改革を熱烈に望み、「この世で一番珍しいもの、つまり正義を信じる弁護士」として働いている。その活躍ぶりは、「アフリカ貧者のダイアナ妃」の異名をとるほどだ。しかしそのテッサが、こっそり訪れていた人里離れたケニアのトゥルカナ湖で、死体となって発見される。衣服をはぎ取られ、レイプされて。旅の同行者である、コンゴ系ベルギー人のハンサムな医師、アーノルド・ブルームの姿は消えていた。と同時に、クウェイルの、のんびりした生活も消し去られたのである。


<読む前の大使寸評>
映画『ナイロビの蜂』の原作The Constant Gardenerということで、借りたが・・・
読破はいつになるやら?

Amazon The Constant Gardener

結局この本は読破できなかったのです。

・・・で、2006年9月に観た『ナイロビの蜂』の感想を復刻します。
この時は原作者がジョン・ル・カレとは知らずにいました。

ナイロビの蜂(The Constant Gardener)
9日から続く永年勤続休暇の最終日は、くだんの2本立館に行ってきました。
久々に いい映画を観た気がします。

ヒロインの顔は良く知っているが、男優もどこかで見たと思ったが・・・
イングリッシュペイシェントに出ていたんだ。
おっと キャストのことよりも、内容のほうだ。
サスペンス、社会派、映像美の映画なのか?・・・・
やはり 公式HP にもあるようにラブストーリーなんでしょうね。

ナイロビの蜂

始まってすぐ、愛妻テッサが殺されてしまうというサスペンス仕立てになっているが・・・・
覚悟に満ちた愛だけが、巨悪に立ち向かう武器だと教えてくれる。(公式HPより)

ラストシーンがいいですね。
巨悪に対して致命的なダメージを与えたうえで、避けることのできない死を従容として受け入れる夫の態度には・・・・
サムライスピリットにも似たジェントルマンシップが覗えます。
そして、穏やかな夫をかくも激しい行動に導いたのは、無き妻への愛だったのでしょう。
原作がいいのか?監督がいいのか?キャストがいいのか?脚本がいいのか?
残念ながら、こういう映画は日本では出来ないだろうなー。

明日から 定年到達日までは仕事が残っているし・・・
仕事だ、仕事!
感想のほうは 落着いたら追記することにしよう。





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Last updated  2021.05.11 07:32:09
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