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2024.02.22
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カテゴリ: 気になる本
図書館で「中国 人口減少の真実」という本を手にしたのです。
この本は、中国で報道されたニュースを基に、考察を深めるという構成になっていて・・・単なる嫌中ではなくて興味深いのです。





村山宏著、日本経済新聞出版社、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
13億か14億か、正確な数字さえ分からない中国の人口。だが、確実なのは人口が減少することだ。家族のあり方、個人の生き方、都市生活事情から、経済問題、社会保障、対外関係まで、人々の日常を伝えるニュースを手がかりに、人口減少問題に直面する中国社会のいまを活写し、人口減少後を展望する。

<読む前の大使寸評>
この本は、中国で報道されたニュースを基に、考察を深めるという構成になっていて・・・単なる嫌中ではなくて興味深いのです。

rakuten 中国 人口減少の真実



「第5章 中国の対外膨張はどこへ」で、中国の爆食を、見てみましょう。
p195~199
<1 世界を食べ尽くす:中国の爆食に警戒する各国>
 アルゼンチンの沿岸警備隊は15日、アルゼンチン政府の公式サイトに声明を発表した。撃沈された中国漁船は「魯煙遠漁010号」であり、プエルトマドリン沖合の排他的経済水域で違法操業していた。沿岸警備隊は無線を使ってスペイン語と英語で警告を発し、さらに音声と信号弾でこの船と連絡を取ろうとしたが、異なる周波数で送り続けた警備隊の信号に対して船は応答せず、漁撈用の明かりを消し、公海に逃走しようとした。

 警備隊は数発の威嚇射撃をしたが、漁船の航行を阻止できなかった。当該漁船は警備隊の捜査船に何度も衝突を試みたため、漁船の複数個所への発砲を命じた。漁船が沈没を始めてから船長は船を停止し、船員は船を捨てて海に飛び込んだ。警備隊は船長と3人の船員を救出し、その他の28人の船員は付近の中国漁船に救われた。
(2016年3月17日、環球時報「中国漁船沈没事件の徹底解明を求める 違法操業が焦点に」から抜粋)


 中国漁船が世界中の海域で漁をしているのはよく知られている。多くの中国の漁船が北海道沖の公海にも表れ、サンマ漁をしている。記事ではアルゼンチンの沿岸警備隊が排他的経済水域内で違法操業していた中国漁船を撃沈させたことを伝えている。

 漁業をめぐって中国とアルゼンチンのトラブルはその後も絶えず、2018年2月にアルゼンチンの沿岸警備隊が中国漁船に機銃掃射した事件が起きた。2019年3月にも同様に警備隊が中国漁船に射撃している。韓国と中国漁船のトラブルも度々伝えられている。

■海産物をめぐって衝突
 中国漁船が他国の排他的経済水域にまで侵入するのは、中国近海の魚を獲り尽くし、遠洋に出るしかなくなったからだ。14億人の胃袋を満足させるには国内供給だけでは難しく、海外で大量の食糧を調達することになる。こうした中国の行動は暴食、あるいは爆買と呼ばれて恐れられてきた。

 国連食糧農業機関(FAO)のデータによると、中国の養殖業の2016年の生産高は4924万トンと、世界全体の61.5%を占める。これだけの養殖をしても国内の需要をまかなえないのだ。中国の海洋漁獲高は2016年に1525万トンと世界全体の19%を占め、日本の317万トンの5倍になった。

 中国水産流通・加工協会の崔和会長がメディアに語ったところによると、2019年の中国のエビ輸入量は80万トンに上る見通しで、世界最大の米国を上回るという。2018年の米国の輸入は69万7200トンだった。中国の2018年のエビ生産高は140万トン(漁獲の10万トンを含む)で世界最大規模なのだが、19年の国内消費は220万トンの見通しで、大幅に不足している。

 農業も事情はまったく同じだ。中国政府によれば、2018年の穀物生産高は約6億1000万トン、輸出は254万トンだった。一方、輸入は2050万トンだが、とりわけ大麦(飼料やビールの原料)の881万トンの輸入が目立った。穀物意外では大豆の輸入が8803万トンと量が多い。
 これは中国政府が農業生産で作物の選択と集中を強め、穀物を優先しているからだ。豆類の2018年の国内生産は1920万トンにとどまる。中国は基本的に穀物の自給を維持し、穀物以外の農産物については海外からの輸入でしのぐ考えだ。

ウーム 漁獲・穀物に関する中国の基本的戦略は「やらずぶったくり」のようですね。まったく中国人の性が現れていると言うしかないのだ。

『中国 人口減少の真実』1 :はじめに





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Last updated  2024.02.23 00:29:33
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