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♪ まだハゼが釣れる河口は秋模様ススキが揺れて十五夜の月 前回の大潮に引き続き同じ場所にハゼ釣りに行ってきた。通常ならば気温も下がり水温も下がっていくこの時期だが、夏の様な暑さで水温はそんなに下がっていない。それでハゼの動きは2週間前とあまり変わらないだろうと判断。 14時過ぎ、前回と同じ場所で同じ仕掛けで釣り始めた。干潮が11:10なので満ち始めてから3時間が経過し、上げ三分のいい地合い。しかし当たりはわずかなのに餌ばかり取られる。しかし、1時間経った頃から食いが良くなり、どのポイントでも入れ食い状態。 潮止まりまでには間があると思ったが、釣果も思った以上。エサもかなり使ったし当たりが遠のいたので納竿。車の時計を見ると、まだ16:25だった。2時間弱の釣りは前回とほぼ同じ。帰って直ぐに下ごしらえ。古い方のお隣さんに三分の一ほどをお裾分け。 前回よりも釣果が多いのは分かっていたが、数えてみると40数匹。2時間弱でおよそ「3分に1匹」の釣果。こんなに釣れるとは思わなかった。 例年なら、河口でハゼ釣りの季節はとっくに過ぎている。他に釣り人がいなかったのは当然か。☆ 今日29日は中秋の名月。旧暦の8月15日に月を鑑賞する中秋の名月だが、現在用いられている新暦では旧暦から約1か月ズレているため、9月や10月に中秋の名月を迎える。十五夜の日は必ず満月というわけでもなく、むしろ満月とは同日にならない年の方がが多いらしい。 今年は昨年に続いて、中秋の名月と満月が一致する。天気も良さそうで、月の出が17時43分(名古屋)。満月の瞬間は18時59分ころで、真ん丸の美しい月が東の空に昇って来る。 我が狭庭にはススキが穂を出し、宮城野萩も咲いている。異常に暑かった夏を過ぎて、季節は確実に入れ替わっている。10月に入ると本来の気温になって、ようやく暑さからは解放されそうだ。今日もピーカン。雲一つない快晴の秋空が広がっている。暑くなりそうだ。 一緒に寝ていたアランも起き出して、外に出た私の後をついて来た。涼しくて気持ちがいい。 子ねこ騒動でアランにも刺激があったようで、子ねこがいた場所の匂いを嗅いだりしていた。猫同士でいられるのはやはり嬉しいことに違いない。何だか寂しそうに見えた。こっちの思い込みかもしれないが・・。 アランを保護した時にはピピがいて、毎日じゃれついていた。甘えたいのは当然だ。その時のことをアランは覚えているのだろうか。
2023.09.29
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♪ 冷たさを抱き込み滋味を増すキムチシベリア寒気に曝される村よ 7時半。雪がちらついている。しかし大した降りにはならず積もることはなさそうだ。今日24日(土)も冬型の気圧配置が続き、北海道から山陰にかけての日本海側は断続的に雪や雨が降る。しかし、寒さは一旦緩む予報。太平洋側では天気が回復して、日差しの届く所も。 8時過ぎ、雪雲が通過中で湿った雪がたくさん降ってきた。でも直ぐに止んでしまうだろう。 昨日は風の強い中、3時過ぎにウォーキングの出た。6mの西風が吹いていて、それを考慮してコース取り。それでも最後はどうしても西に向かって歩くことになる 歩いている人など一人も居ない。そりゃそうだろう、気温5℃の風の強い中へわざわざ出てくるような人は変人の私ぐらいのものだ。☆ この日はキムチを漬ける予定で、白菜を四つ切にして屋根の上に干した。白菜が小ぶりであまり新鮮なものじゃない。もう一日干そうかと思っていたが、日差しはずっとあってその必要はなかった。 先ずは第一段階の塩漬けをし、今日、本番の漬け込みに入る。寒いけど好きなものを仕込むのだからそれほど苦にはならない。なくなりかけていた甘口の唐辛子は新しいのが買ってある。辛口の方は最近はあまり辛くしないし、元々使う量が少ない。料理にパンチが欲しい時に使いぐらいでちっとも減らない。 一晩経ってしんなりしている。天地を入れ替えて夕方まで漬けておき、軽く水洗いして水切り。 横たわる、頭でっかち短足の胴長くびれの腰の位置。臍の琵琶湖を舐めながら寒気流れる縦の縞。伊吹下ろしに震えおる名古屋は寒き北の国。雪のベルトの知多までも吹き流されて冷たいよ。24日9時 Windy
2022.12.24
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width="300">♪ 二日月真昼の空に鎌を研ぐ十年後に星となるべし 月末から寒くなるらしい。冬型の気圧配置となり北西の風が強まる。12月1日は師走の声に合わせるように気温も急降下。寒い一日になりそうだ。知多市の12月1日の予想天気 8mの北西の風が吹き、最高気温もかろうじて10度程度。今でさえ早く起きると寒いので目が覚めているのに起きられないのに、こうなるともうお手上げだ。 アランは、まだそう寒くもないうちから布団を追い出されると、膝に乗って来る。寒がりのこいつ、これ以上寒くなると一体どうする? ブーゲンビリアを無理やり移植したので防寒のビニールを巻いてやったが、こうも急に寒くなるとは思わなかった。もう12月になるのだから当然なのにねぇ。今年はずっと変な天候だったので狂っちまった。 とりあえず今回はここまで。暫定的な状態のまま春が来るのを待つことにする。今後3か月の気温予想は、東日本、西日本共に “平年並みかやや低い” となっている。気温の3か月予想 今年のことを考えると、これもどこまで当たるのか分かったもんじゃない。 昨年秋からラニーニャ現象が続いていて、今後、冬の半ばにかけてもラニーニャ現象が続く可能性が高い(80%)。その後は終息に向かい、春には平常の状態となる可能性が高い(70%)とか。 電気料金が上がり、ガス代も上がっているので寒いと大変だ。エアコンが一番電気を喰う。炬燵が一番エコな暖房器具だ。エネチェンジより 我が家は炬燵派でフローリングにじゅうたんを敷き、炬燵を置いている。洋風の部屋で和風の生活をしているというわけだ。炬燵は活動的じゃないとか言う人がいるが、そもそも椅子の生活をしている人には縁のない世界だ。 椅子式の炬燵もあるし、脚を繋いだり外したり出来るものもあるにはあるが、椅子式の炬燵は効率が極端に悪くなる。 足を暖めて背中は、厚手のセーターを着るなり重ね着をするなりしていくらでも調整できる。そこがエコの重要なポイントだ。老夫婦にはもちろん良く似合うし、新婚さんならこんな嬉しいものはない。家族なら麻雀やトランプも出来る。 椅子と違って、立ったり座ったりすることが良い運動になる。昔の日本人の足腰はその生活様式のおかげで強かったが、最近はダメだね。 庭も土もない家に住み、椅子式の生活。電気に大きく依存して、昼間でさえ電気が無ければ生きられない。そんな生活が理想と思う発想がそもそも間違っている。便利という魔法の言葉に惑わされてお金を吸い取られ、そのお金を稼ぐことが目的になってしまっている。それを進歩とは呼ばないんじゃないか。
2022.11.25
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♪ 雨には当て直射は避けよ室外機鉢植えのごとく息を吐きだす この時期の週間天気予報はあまり当たらない。梅雨らしい天気が続くと思いきや、梅雨前線は東へ移動して梅雨の中休みとなり、かなり気温が高くなってくる。雨雲は北海道にあるだけだが、水蒸気に覆われている午後にはすっかり晴れて30度を超える予報になっている。7時の湿度が98%あるのが、昼過ぎには70%台まで下がる。一週間前の予報では傘マークがあった。 土曜日から再び下り坂となり、日・月曜日は雨。そして再び晴れて蒸し暑く暑くなるという予報となっている。 梅雨が上がっても蒸し暑いので、何かの作業をする人にとってかなり辛いものがある。DIYやガーデニングだって同じだ。ちょっとした事をするにも汗をかいて、ズボンが肌に張り付いて動きにくかったりする。すんなりいくことがイラっとして気色悪いったらありゃしない。今日も雨か~。午前中の雨に、ピピも外を眺めて・・ クーラーの室外機に日よけカバーを取り付けようと思い、ネットで色々調べると色んな意見があって迷う。 *汚れが落ちるので雨は当たった方がいい。 *側面は覆ってはいけない。 *屋根には日陰は有った方が良い。 *ルーバーで排気が邪魔されるのはまずい。 *1mほど離して葭簀を立てるのがいい。 設置してある場所によっても状況が変わって来るが、我が家の場合はカンカン照りで、道路の照り返しもある。台風が来れば風雨をまともに受ける。 屋根に覆いを設けて、簾を斜めに設置する方法が一番良さそうで、状況に応じてどうにでもなるもの。少し傾けて天板の水が切れが良くなるようにしてた。 この上にスダレを乗せ、排水溝をまたいだ辺りまで延ばしてレンガで固定する。見てくれなどまったく考えていないし、道路にはみ出るのも苦にしない。邪魔にはならないし、だめならいつでも撤去できる。 台風が来たら外して中を洗ってもらえばいいし、クーラーを使う頻度に合わせて臨機応変に・・。 問題は配管の方だ。まともに太陽に晒されて経年劣化するのが早そうだ。カバーが有った方が良いが、いまから板金工事してもらうとなるとかなり高くつくだろう。応急処置的にやれる方法がないものか。板で覆ってしまう手もあるが・・・。はてさて、どうしようか。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.23
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♪ アミノ酸を運ぶ小さな惑星の空を見ている猫と一緒に どこかへ行ってしまったと思っていた子ツバメたちが、午後4時近くになってすぐそばの電線に止っているのを発見。多分ここで給餌の順番を待っているのだろう。しかし、何故か1羽少ない4羽しいない。 しばらく見ていたら、どこからともなく親鳥がスーイとやってきて、口移しで餌をやってあっという間に飛んで行った。決定的瞬間なんて撮れやしない。 親鳥がいつ来るか分からないのを、フリーハンドでスマホ・カメラを構えているのも大変だ。遠いし、どうせ撮っても小さく写るだけだし。気を抜いて場所を離れてまた見に来ると、その瞬間に飛んできたりする。 何度かそんなことをやっていて、親鳥がくる直前に子ツバメが一斉に羽ばたくのが分かった。羽ばたいた時にシャッターボタンに集中していると、ようやくその瞬間が撮れた。別のタイミングで撮ったものだ。 今度はこっちだ。両方の親鳥が餌をやるのに、受け持ちがあるのだろうか。全部の子どもにちゃんと満遍なくいきわたる様にするのに、何か決まりごとがあるのだろうか。 そして今朝6時過ぎに再びやって来た。一羽は離れたところに止っている。どうも成長の度合いによって行動が変わって来るらしい。 また一羽が飛びあがって、もうエサはいらないとばかりに少し離れたところに止った。エサを欲しがる様子で、満腹度や成長度合いが分かるのだろう。ムクドリが1羽やって来て、近くの電線に止った。「なんか気色わるーい」って感じで、一斉に場所を移動した。 4羽が揃って、昨日の場所にしばらく止まっていたが、10分ほどで親子連れ合ってどこかに行ってしまった。 これから羽根の筋トレ、飛ぶ運動の時間なのだろう。そして、自分でエサを捕る練習もしないといけない。どこかそこらで楽しそうに飛びまわっている姿を見ることになるのだろう。 昨日の朝の様子 こんな形で野鳥の観察が出来るとは思わなかった。空を命のフィールドにしている野鳥にとって、空が広がって電線が何本も張りめぐらされた新しいこの空間は、案外悪くはないと思っているのかもしれない。 時々、窓枠に乗って外を眺めているアランにとっても、見下ろしたり見上げたりできるこの場所が、今はもう生活の一部になっている。 猫は空をとぶ鳥をながめて、何を思うのだろう。 6年50億キロという途方もない旅を経て、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったカプセル。中に入っていたわずかな砂から、生命の源ともいえるアミノ酸が見つかった。地上の生命は宇宙を漂う物質から誕生したのだろうか――。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.09
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♪ 降るものは雨にはあらず散るものは花にもあらぬロシア教国 あまりにも酷すぎるプーチンの所業に、目を覆い耳を塞ぐ毎日。ジェノサイド、オープン・ホロコーストとでも言おうか、ナチスの事を言えない極悪非道の破滅的攻撃に、人類の血が凍る。このままでは泥沼というのを通り越して、世界中が大変なことになる。オルガルヒに制裁を科しているイギリスが、MI6を使ってでもプーチンを暗殺するしか手が無いんじゃないか? ベラルーシにしても、このままじゃ属国にされて良いように扱われるだけだ。イギリスと手を組みスパイを使って、プーチンを亡き者にするのが一番でしょう。世界中の大多数がそう思ってるんじゃないだろうか。 雨が止んだところへ起きていったら、雨樋の水を受けていたポリタンクが雨で一杯になっていた。時間雨量が5㎜ぐらい降った時間帯もあるようで、溢れる寸前だった。とりあえずホースを使って下のタンクに移しておいた。 もしまだたくさん降るようなら、樋を付け替えて流し場に逃がしてやるところだが、予報を確認するとほとんど降らず降っても1㎜ほどらしいのでそのままにしておいた。 使ってみて、下のタンクは上から直接如雨露で汲み上げる方が早いのでバルブは無くてもいいくらいだ。雨が続けば上下とも一杯になり得るし、上のタンクは直接汲み上げるのはちょっと高い。バルブがあった方が都合がいいので、上下のタンクを入れ替えた方がよさそうだ。 豊田市で30.4℃を記録した一昨日、ブラインドを下ろしても暑いことが判明。ブラインドを下ろしたまま窓を開けてみれば、風でカタカタ揺れてうるさくてどうも具合が悪い。おまけに、居ないだろうと思っていたはずの蚊(小さいやつ)が入ってきたらしく、知らないうちに喰われていた。ああ、真夏が思いやられる。簾を吊るすことにもなりそうだ。 それとテレビに窓が映り込んで、光ってとても見にくい。ブラインドを下げ、ブレードを閉じてみてもやっぱりだめ。「こりゃあ、テレビの位置を変えるしかないなあ」となった。またまた配線をいじらなきゃならないと思うと気が重いが、仕方がない。せっかく良い感じに収まったはずの部屋だったが、模様替えすることに。 バックライトは消すとしても、背景が壁じゃないので落ち着かないのは仕方がない。ソファーも窓から離し、右側のスピーカーの位置もずらすことになった。ソファーの端に座るとちょうど三角形の位置になるので、これはこれで好都合。テレビが窓に正対するのを避け、斜めに設置して距離も若干遠くなった。つくづく大きめのテレビを買っておいて良かったと思う。最初は違和感があってもすぐに慣れるだろう。 テレビの裏側になっていたキャットピラーがむき出しになった。外から帰っていきなり飛びつくアランも、きっと喜んでいるだろう。最近、ソファーの上で寝るのが習慣のピピ。窓下では暑くなっていたので、彼も喜んでいるはずだ。一日中寝てるのだから、猫にとっては死活問題だ。4月16日~5月15日予報6月~8月予報 今後1っか月の予報は暑いと出ているし、今年の夏も暑いらしい。今日のこのぐずついた天気はしばらく続きそうだ。しかしその後、急に先日のように30度近い気温になったら、相当堪えるに違いない。知多市の10日間予報 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.15
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♪ 作法でもあるかの如く端座する猫の素性をしばし訝る♪ 遅かりし薔薇ゾウムシの針の跡 恨み悔やみて莟に詫びぬ いつも同じパターンでやられる。コックテールの方だけバラゾウムシ(黒芥子粒ちょっ切り)にせっかくできた莟に産卵されて、花がパーになってしまう。 隣家の植え込みで風が通り抜けないため、虫が寄って来るらしい。切ってくださいとはいえないので、もうここのコックテールはあきらめた方が良いかもしれないなぁ。♪ お前もか!産卵管を突き刺してオレンジの色憎たらしいこと こちらのバレリーナには3匹のチュウレンバチが産卵中だった。虫もすみわけしているのか、好みが違うだけなのか、きっちり分かれて産卵する。 農薬散布をしなくちゃと思いつつ、ついつい日延べしていて、急に暑くなって虫の活動も活発になったのだろう、遅かりしだった。今後も定期的に消毒しないといけない。♪ 連日の夏日につられトウワタの種まきすれば天気下るらん 気温が25度くらいになって蒔けばいいと思っていたので、もういいかと思って蒔いた。それで週間天気予報を見ると1号台風の余波で雨が降った後には、気温が下がるという。当てが外れた。 1週間ほど、ビニールでマルチングしてやらんといけないかなあ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.13
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♪ 時をくうウォーキングは小旅行知らない道をえらんで歩く 二十四節気の最初の節気が立春で、今日はその次の節気の「雨水」ですね。2月19日(土)〜3月4日(金)です。空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始めるころとか。「雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」という言い伝えから、雛人形を飾るのにおすすめの日だそうです。これは、雛祭りは水に関係する行事で、雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するんだとか。 寒の戻りで寒い日が多かったものの寒さにも慣れた猫は、日足も長くなってることを感じているようで、布団に乗って寝る時間も少なくなった。アランは私がパソコンをやっているところに来る。 ピピは隣の部屋で横になってたが、写真を撮っているそばに寄ってきて邪魔をしたりする。陽射しが強くなってきたので、暑さを避けて移動してきたのだ。日向ぼっこもずーっとやっているわけにもいかなくなってきた。ピピは尻尾を残したしたまま、外の空気を吸っている。 それにも飽きて、そのうち外へ出ていく。徐々にこの環境にも慣れてきているようで、変わっていく家の回りを探索したりしている。もうすぐ春だ。陽射しが柔らかくなってきている。 でもやっぱりそこは猫だ、いつの間にかまた日向ぼっこしながら横になっている。これが一番いいことに変わりない。わざわざ人のそばに来てゴロリとなる。構ってほしいのと、自分だけじゃつまんないという気分だろうか。 私はというと、前日に雪のチラつく北西の風の中で縄跳びを600+400回やって気分が良かった。それで元気だった少し昔を思い出して、夕方近くにウォーキングに出て階段や坂道を駆け上がったりした。「73歳、けっこういけるじゃん!」なんて自分を褒める一方で、「いかんいかん、こんなことでは長生きしちまう」なんてことを思ったり・・・わけのわからん日を過ごしていた。 要するに、春だってことだな。
2022.02.19
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♪ 雪景色がやっとその気にさせてくれ希望で埋める年賀状書く 今朝はかなりの積雪で、車の屋根は17㎝、ブロック塀の上は15㎝あった。まだチラついてはいるものの水気の多いもので、じきに止んでしまうだろう。 昨日は寒かったのにピピは布団に来ず、朝も姿が見えない。寒がりのはずの猫なのに、どこかに出かけたらしいく、雪の中に足跡があった。 写真を撮っていたらアランまで雪の積もった中を、雪のないところを選びながら走って出て行った。寒がりのはずの猫でも真っ白に変化した風景に、いささか興奮するのだろうか。 ♪ 空よりの使者が汚れを消しに来てふがいなき世を白紙に戻す 今頃、孫は雪だるまでも作ってはしゃいでいることだろうし、柴犬のコジ(小次郎)は庭を駆け回っているかもしれない。しかし、そのコジがまるで冬毛が夏毛に変わる時のように、毛が抜けまくっている。あの柔らかい冬毛が抜けてしまっているのだ。一体どういうわけだろうか。そんなことで冬が越せるのかと心配していたところに、この寒波だ。 何かの体調異変かと心配していて、年末から正月に帰省するため一晩留守にするので、外の犬小屋で過ごさせるつもりでいる。電車で行くので連れていけない。最悪のタイミングでの寒波なのだ。★ 昨日はママの用事で午前中留守にするので、孫を連れてきた。雪が降る中でトス・バッティングをやらせたりして、じーじも最近ちょっと若返って元気なところを見せてやった。縄跳びも600回できるようになっている。孫が持ってきた「なわとびがんばりカード」を見て、小学生に戻ってチャレンジしてみようかなどと思ったりもしている。 表の「後ろあやとび」「後ろこうさとび」はかなり練習しないといけないが、何回かはできるようになるだろう。「すごいぞ!名人コース」にある「二重あやとび(ハヤブサ)」は難しそうだが、「側回旋こうさとび」が分からない。昔はこんな呼び方のものは無かった。 ただ普通のやり方を数やるだけでは、ある程度できるようになれば飽きてしまう。いい目標ができた。
2021.12.27
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♪ 首元を切り離されて冷刃(れいじん)に身を反らしおる日本列島 今日はそんなに冷え込まなかったが、日中は気温が上がらず寒い1日になりそうです。知多市の予報天気 北西の風がやや強く吹くらしい。西側の家が無くなると、まともに我が家の前を風が吹き抜けていくようになる。 西側にかろうじて五葉松が数本あるので多少は軽減されるかもしれないが、冷たい北寄りの風が吹き抜けていくことに変わりはない。 宇宙から眺めてみれば列島は北西からの冬の猛威に、弓なりに身を反らして耐えているように見える。頭を切り離され、首のあたりを〈低気圧組の悪漢〉に引っ張られているごとき北海道が、いかにも痛々しい。地上の風速と気温を重ね合わせたもの。 気象庁の発表によると、 10月の太平洋赤道域の海洋と大気の状態はラニーニャ現象時の特徴を示しており、ラニーニャ現象が発生しているとみられます。今後、冬の終わりまでラニーニャ現象が続かない可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)と予測しています。12月~2月 冬の気温は低めになるようです。 おおむね、あまり極端な変化はなく推移しそうですが、最近は過去の統計があまり役立たないことも多いので、楽観はできないのかもしれない。 我が家は急激な環境の変化で、来年からは今までとは違う日々を過ごすことになる。エルニーニョもラニーニャもくそもない。 冬は、腰窓にしたので部屋の奥まで日が差すことはなくなり、以前よりも寒いかもしれないし、夏は10時間近い日照時間の中で、昼過ぎには炎熱の時を覚悟することになりそうだ。 2日前からアランが、朝方になってから私の布団に入って来るようになった。それまではカミさんの布団で寝ているのに夜中に出歩いて、戻ってからはなんでわざわざこちらに寝場所を変える必要がある? 猫の考えていることはよく分からん。
2021.11.27
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♪ しもつきの日差しの中にアナログの音ひびきいるインディアンサマー 11月初日は選挙も終わって平静を取り戻し、とても穏やかな朝に始まりました。 この時期は太陽が南に移動してきて、ほぼ正面から朝日が昇ってきます。寺山があってかなり上まで昇って来ないと姿が見えません。 「腕時計があれば、磁石がなくても方角がわかる」というのをふと思い出し、試しにやってみた。時計は太陽電池式。(7~10年で交換するのが理想らしい) 「短針を太陽に向けてやり、12時との中間が南になる」確かに、おおよその方向はこれで分かる。山や海で方角がわからないときに調べられる。サバイバーの心得というようなもので、災害に遭った時にも役立ちそうだが、デジタルの世界では役に立たない。 自然を相手にするときはやはり、アナログの方が何かと都合がよさそうだ。 何もかもをスマホに頼るというのもどうかと思う。便利が当たり前になると不便を地獄でもあるかのように憎悪するようになる。それは、ホモサピエンスとしてちょっと恥ずかしいことなんじゃないのかな。通信障害は、8月7日、7月25日と8月2日にも発生している。 2021年10月14日、ドコモで発生した大規模な通信障害は、約200万人の通信環境に2時間以上影響を与えたらしい。 「タウンWi-Fi」などのWi-Fiスポットへの接続を自動化するアプリ入れておいたり、eSIMに対応のスマホを使うとかで対処もする。現金もある程度持っていないと困ることになる。 近々、初めてスマホを買うつもりでいる。もともとアナログ人間の私はスマホに依存する度合いは極めて少ないが、スマホしか対応してないものが多いのでどうしても必要になった。便利はいいが選択肢がなくなるという困った時代になった。 公衆電話がどこにもないので困る。国の方針で一定区間ごとに設置することになっていて最小限は確保されてはいる。でも、災害時に人が殺到すればなかなか使えないだろう。 電気を他の形に変換してためておくという、ノーベル賞ものの発明ができれば世の中はずいぶん変わるだろう。
2021.11.01
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♪ 雀らが陽に輝きてうつらうつら春やわらかき触手を伸ばす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 令和3年(2021年)の寒い期間は、前年の暖冬から一変して寒冬というより厳冬に近かったなぁ。日本付近のジェット気流が大きく蛇行して、この蛇行にのって北極付近の強い寒気が周期的に日本付近へ南下していたらしい。気象庁 4回目の強い寒気の南下も一段落して「大寒」の翌日(1月21日)は、日本付近は大きな移動性高気圧に覆われたため、大寒にはそぐわない暖かい気候になっていた。そのくせ、昨日(2月3日)の立春は逆に、霰がちらつく寒い一日となったね。 「どちっちなんだい、ハッキリしてよ」って、アランと毎日ぼやき合っていたっけ。 今、まさに季節の変わり目って感じで、寒いの暖かいのが入り混じった日本列島。気温を色分けするとこんな感じになるんだねぇ。小さな島国だっていうのに5段階のグラデーションになってる。北国は平年より寒くて、南国は平年よりも暖かいという、いつもの階段を踏み外したような気温になってるんだねぇ。でもまあ、明日になればこの歪んだ感じは解消されるらしいから、ちょっとは安心かな。 立春(今年は2月3日)から春分(今年は3月20日)までの間に、日本海で低気圧が発達して南寄りの風が強く吹いて、気温が上昇することが目安となっている「春一番」。南から順に目の前に迫って来ているらしい。 各地の春一番の定義(Yahooニュース) 爺さま、膝痛もほぼ癒えていつもの階段の駆け上がりも問題なくクリアできるようになっている。春を探しながらのウォーキングが楽しみだなぁって、スクワットなんかやってるみたい。 ♪ 雪が溶けて川になって 流れて行きます つくしの子がはずかしげに 顔を出します もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか ♪ ヒゲが伸びて垂れさがって光っています 爪が伸びて肉球なんかむずむずしてます もうすぐ春ですね 恋がしたくなってます【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.04
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♪ 縦縞の服を着せられ寒獄となりゆく極東冬のまほろば‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ寒くなってきそうな空の色。大きな布団の様な雲が横たわって、どんよりと陽を遮っている。僕ら猫たちは最近、少し寒さに慣れてきていたので夜、爺婆さまの布団に乗らずに寝ることが多くなっていた。 でも、これからはそうもいかなくなる様で、爺さまも気になるらしく、「tenki.jp」と「weathernews」の両方でチェックしてみている。「weathernews」の知多市の中のピンポイント予報「tenki.jp」の知多市の予報 今日の最高気温は「weathernews」が10℃となっているのに、何故か週間天気予報は12℃となっている。多分、週間予報はピンポイントのものじゃないんじゃないのかな。「tenki.jp」も12℃となっていて、最低、最高とも同じだけれど、火曜日以降は「weathernews」の方が全体的に低めの予報になている。どっちが合っているのか、結果の比較をして見ないと分からない。 明日からは布団が恋しくなるだろうなぁ。爺さまと婆さまに分かれて寝て上げる方が良いに決まっているけど、その時の気分次第でどうなるか分からないなぁ。なあんて思っているところへ、のそのそと布団からアランが這い出して来た。 “何だあいつ、夕べは布団の中だったのか。そうだろうなぁ、寒がりなのに慣れたなぁなんて思っていたけど、さすがに夕べは寒かったか” 夜はグッと気温が下がって、朝より寒くなるらしい。ああ、明日からが思いやられるなあ・・・ 【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2020.12.14
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♪ 顔ぶれの変わりし庭のえさ台のラードが消えて陽の光あり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ エサ台の下に枯葉が敷き詰めてあり、そこに珍しい鳥が来ているのをときどき見かけていた。すぐに居なくなるのでその正体が良く分からない。先日、餌台の上に乗ったのを目撃。 写真に撮ろうと思ったが、人の気配を感じてとサッと飛んで行ってしまった。餌台のラード 今朝、餌台に蜜柑を乗せに行くと、金網をかぶせて置いてあったラードがすっかりなくなっていた。例の鳥が食べているらしいく徐々に少なくなっているのには気が付いていた。昨夜の雨に打たれて水っぽくなって食べやすかったのか、早朝に来て全部食べて行ったらしい。 ラードは、以前はスーパーの肉売り場から自由に持ってこれたが、今は牛肉を買わないと貰えないようになっているらしい。もう一度写真撮影のチャンスが欲しいと思ったが、かなり残っていたラードが無くなっているぐらいだから、春の気配濃厚のこの陽気で移動の準備は整ったのかも知れず、もうやってこないかも知れない。 一羽だけの単独行動をする鳥らしく、近くで散見されるようなこともなかった。ヒヨドリより少し小さいぐらいの、ちょっとふっくらした感じの鳥で、お世辞にも美しいとは言えない地味な感じの鳥だ。 餌台に乗ってようやく全身を見ることが出来たので調べてみると、どうやら「シロハラ」ではないかと思う。シロハラ 雄の冬羽 雄の頭部は灰褐色で、体上面はオリーブ褐色、胸から腹は淡い褐色とあるので間違いなくこれだ。薮の中など暗いところを好むツグミの仲間らしい。 細いが明瞭な黄色いアイリングがあるというが微妙過ぎて分からない。嘴は黒く、下嘴や基部は黄色。足は橙色。尾は黒く外側3対の尾羽の先端に白斑があり、飛ぶと目立つとあるが、これも確認できていない。このように羽根を下げていることが多いらしい。 地上に降り、落葉をはねのけて昆虫やミミズなどを捕るというから、最初は枯葉の下をさぐっていたのだろう。昨年の暮れに採って来て置いたものなので、まだ虫が生息するような状態にはなっていない。ヒヨドリの糞が落ちているので上を見ると餌台があるので乗ってみたら、好みの脂身が有ったというわけだ。小動物も木の実も食べるというから、餌台の上には櫨の実もあるのでそれも食べていたかもしれない。 ロシアと中国の国境あたりで繁殖し、朝鮮半島や台湾、中国南東部で越冬するという。日本にも冬鳥として渡来し、本州中部以南に多くやって来るらしい。枯葉が雨に濡れて、嵩が低くなっている。 こんな狭い庭の隅っこに、ユーラシア大陸からの野鳥がやって来るのだ。上空から見たらもっといい場所が見つかりそうなものだが、案外穴場なのかも知れない。危険もないし住人はやさしいし、外敵が襲って来そうにもないし・・。 あいや、去年の2月にはハクビシン騒動があったっけ。1年前に比べると今年はずいぶん静かだ。異常な陽気のせいだろうか。 そういえば去年あれだけ喧しく囀りながら集まってきていたスズメが今年は全然寄り付かず、今頃になってやって来るようになった。どういう訳だろうか。数も少ないし、やはり環境の変化が大きく影響しているのかも知れない。
2020.02.26
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♪ 暖冬に朝の残り湯のごとくあり冬の始めの風邪ひかぬ宣言‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 立春の四日を過ぎて初氷 雪を知らずにはや春の風 7日金曜日に初氷が張り、佐布里梅まつり初日の土曜日は、寒風吹く中でゆっくり梅の香を楽しむなんて雰囲気ではなかった。今朝二度目の氷が張り、7時に記録した最低気温が-1.7℃。先日よりもわずかに高かった。♪ きさらぎの光ゆらめく風の中 人そぞろなる佐布里(そうり)梅林 これで寒さは底らしく、今日は8度までしか上がらないが明日以降は(ぐずつき気味で)気温も高めに推移するらしい。過去の様子 15日の土曜日は、もう春かと思わせる17℃の予想がでていて、佐布里梅まつりには絶好の観梅日和。池に水が無いのが残念ですが、25種類5,800本の満開の花が出迎えてくれるでしょう。♪ 観梅のしろももべにのつらなりにはるを聞きゆくあお空のもと
2020.02.10
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♪ 滑るがに雲ながれゆく朝の空ときに枯葉が舞い上がるみゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 未明から強風が吹き荒れていて、目覚ましを6時にセットしてウォーク&ランに出る予定でいたのをキャンセルしてしまった。折角その気になったのに、出端をくじかれてしまったぞい。27日8時の風と気圧配置 縦縞が日本列島に13本も掛かっていてその北西の風の激しさを物語っている。海上では30~40ノットの風が吹いていて、下の表によると台風並みだという事が分かる。 今日は夕方まで風が吹きまくり、気温も9時の11.5℃を最高にどんどん下がって、朝の最低気温9℃と暖かかったものを夕方には更新するという予報になっている。知多市の今日の天気予報 北日本や東日本を中心に、雪や風が強まり、西日本の日本海側でも雪の降る所がありそうで、風が強いので、雪雲が長野県や関東北部の山沿いにも流れ込み、28日昼前にかけて、大雪になるらしい。 28日午前6時までに予想される雪の降る量は、いずれも多い所で、群馬県と長野県で30センチ、栃木県で25センチとなっている。上空の寒気が予想よりも強まった場合には、警報級の大雪になる恐れがあるとか。♪ メビウスの背中合わせの陰陽に玻璃緊りする日本列島 やけに暖かいと思ったら今度はこれだ。ツンデレの猫のように気まぐれな天候。日本海側は年が明けてからも24日のブログにも書いたようなことになる可能性もあり、大雪には万全の態勢で臨んでほしいものです。
2019.12.27
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♪ 駆け回る猫のかたわらゆっくりと遠ざかりゆく八〇二○‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ しばらくやっていなかった風呂での歯みがきを再開した。気温が高い間はゆっくり湯船に浸かっていられないし、そんに気にもならないが、寒くなって来ると話は違って来る。 「3カ月が経過しました」とスケーリングの案内が歯科医院から届いているが、それが何月から3カ月が経過したのか明記してないので、いつ以来のことか分からない。気が利いている様で間が抜けている。ほったらかしになっているので、見当を付けて日記を繰って見れば4月の1日。8カ月も経っている。 同じことがダブって書いてある。文学的でなくとも、もう少しましな書き方が出来ないかねぇ。歯医者が好きな人なんかいないのに、これじゃあ誰も行きたい気持ちが起らない。 部分入れ歯が二か所に入っているので、硬いものは食べてはいけないと行く度に注意される。普通の歯の三分の一しか噛む力がないと言われても、そうそう豆腐みたいなものばかり食べているわけにもいかない。また、反対側の上の歯にひびが入っているのでこれまた硬いものはご法度という有様。なので、行けば必ず何か言われる。 「歯がすり減っています。一か所欠けています。入れ歯で硬いものを食べると破骨細胞を刺激して顎の骨がどんどん減っていきます。」など、良い事は言われず、いろいろと脅されるばかり。明るい声で優しく言われるならまだしも、低いくぐもった声で重ーい口調で。語尾に付く “・・ですからねー” の言葉が耳に残って、おぞましい。 一応、しっかり磨くための注意は守っていて、全体で9分ぐらいは磨くようにしている。ゆっくり温まりながら、歯と歯茎の間を小刻みに3分一区切りで磨く。3分計の砂時計が樹脂製なので風呂場で使うのにも都合がいい。真冬になってもっと寒くなればもっと長湯がしたくなるので、歯間ブラシも使うようになるだろう。 “風呂ではゆっくりしたいので何もしたくない” という人は案外多くて、特に主婦は日常の雑事から解放される至福の時間ゆえ、そう思うのは無理もないことなのかも知れない。 でも、一石二鳥の風呂の使い方だと思えばこんな良いものは無いんだけどねぇ。そりゃぁ演歌や都都逸(こりゃあないか)などを唸りたい人にとっては、そんな事やってる場合じゃないかも知れないが・・。 週一回、孫が夕食を食べて帰ることになっている日は一緒に風呂に入る。先日、大きな声で歌を歌ってくれた。その声がなかなか良くて感心してしまった。地声でなくてちゃんとした歌の発声になっているのだ。テレビでやっている歌らしく調べてみたら、 Eテレ「みいつけた!」のエンディングテーマで、メインキャラクターの「サボさん」が歌っている【さばくにおいでよ】だった。【さばくにおいでよ】 子供にこんな歌が好かれるか、なかなかいい感じだ。じーじも覚えて一緒に歌おうかな。
2019.12.09
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♪ アナクロと言われぬ不思議AIもラーニングせむ高島暦‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 新聞の集金が来て、年末近くなると必ず「高島暦」を置いてゆく。農業や家庭菜園をしているわけでもないし占いを信じているわけでもないが、一応キープして置く。旧暦はいまだに日本人の生活に生きていて、節々にそれを頭に置いて季節の変化を楽しんでいる。 右、拡大します 情報がなく、自然崇拝と八百万の神を信じ敬虔に生きていた時代の人々にとって、暦は重要な情報源だったのでしょう。拡大します 月を基準にしていた旧暦(太陰太陽暦)は、新月から次の新月までは平均して29.5日間で、一年間が354日になり、太陽の動きを基準とする1年より11日短く、3年で約一か月のズレが生じることになる。そのため、約3年に一度、「閏月(うるうづき)」というものを設け、一年間を13か月にして太陽の動きに合うように調整していた。正確には19年に7回の閏月を挿入すると新暦(太陽暦)との差がほぼ完全に無くなる。 最近では、2012年の3月と4月の間に閏3月が、2014年の9月と10月の間に閏9月が挿入されたらしい。(挿入位置は一定のルールに基づいて行われる。) 季節の変わり目でニュースなどでも言葉にされ、俳句や短歌などでも意識される「二十四節」。古代中国で作られ、文化の中心地だった黄河流域(今でいう華北地方)の気候季をもとにしているらしい。 季節は太陽の動きが影響するわけで、月の満ち欠けを基準とする「太陰暦」では太陽の運行による季節の変化と根本的に合わない。また、太陽の動きを太陽と月のめぐりを取り入れた「太陰太陽暦(和暦)」も、厳密にいうと年ごとに季節と月日にずれがあり、年によってはひと月ぐらいずれてしまう。そこで、古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ、季節の指標にしたらしい。それでもやはり中国のものとなれば、実感とはずれた印象を生んでしまう。 明治5年(1872年)に導入された太陽暦(グレゴリオ暦)の季節感が現代にピッタリしないなら、新世紀暦みたいなものが新たに作られてもいいようなもの。しかし、こう変化が激しい地球環境を考えると、予測に基づいたデータを使って固定的な暦など作っても役に立たないだろう。 二十四節気に即した、5年ごとの限定的な季節を表す「AI暦」というようなものが作られるべき時なのかもしれない。 令和二年は、閏年であり、アメリカ大統領選挙があり、オリンピックがある。4年ごとにこの三つは必ずやって来る。 グレゴリオ暦(太陽暦・新暦)は、西暦が4で割れる年が閏年になる。(100で割り切れる1900年は閏年にはならないが、400で割り切れる2000年は閏年だった。)
2019.11.30
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♪ 鳥鳥の声や姿のまぶしかりウィルスに因り小人となりぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 普通の風邪は、自らの免疫力により1週間ほどで自然治癒する。(私は今日で5日目で、咳もほとんど出なくなったし、喉の痛みも大分軽くなっている。) 鼻腔・咽頭・喉頭に起こる感染症で、原因のほとんどは各種のウィルスによる。鼻汁・鼻閉・咽頭痛・嗄声・咳嗽・喀痰などの 呼吸器症状の他に、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状など、これら全てまたはいくつかの症状を呈するもので、検査をしても顕著な異常は見つからない。 無駄な治療はするまでもない。病院に行けばこれらの症状を軽減する薬を処方されるだけの事。抗生物質は、ウィルスには全く利かないので使ってはいけない。 鼻かぜの原因はライノウィルスで、障害性が弱く自然治癒を待つのが一番いいのです。一方、アデノウィルスやインフルエンザウィルスなどは粘膜上皮細胞への障害性が強く、その結果2次的な細菌感染を起こす。 3、4日ないしは1週間程度で単なる風邪なら治まり、症状の中で最も長引く可能性のある「せき」が、日を追って軽くなって行けば、問題はない。 中には、「せき」が治まらずよりひどくなり、熱も続き、息苦しいようだと、気管支炎から肺炎をおこしていることも考えられる。 特に、高齢者では発熱が目立たないことがあり、見過ごされ肺炎で命を落とす危険性がある。また、誤嚥性肺炎は要注意。 小児では、鼻の炎症が耳管を経て、中耳に炎症が及び、中耳炎になってしまうこともある。また、簡単なウィルスではなくて、インフルエンザウィルスが原因であった場合には、脳症をひき起こすことも考えられる。 加えて、黄緑色の鼻汁(はな)が引き続き長くでるようですと、副鼻腔の慢性炎症(蓄膿)も懸念される。 医療法人社団「元気プラザ」より メジロが早いうちから当てにし、毎日楽しそうに啄んでいた柿の実が全部なくなってしまった。この留守家の管理をしているおばちゃんたちが「今年は少ないねえ」と言いながら採っているのは知っていたが、まさか全部採ってしまうとは思わなかった。よく見ると2本の木に1個づつあるにはある様で、意識して遺してくれたのかどうかは分からない。 朝8時27分。盛んにメジロが枝の間を飛び回っている。そこへシジュウカラもやってきた、と思っているところジョウビタキも。同時に3種類がこの木にいるのを見るのは初めてかも知れない。 シジュウカラは虫を探し回っていたが、ジョウビタキは直ぐに飛んで行ってしまった。メジロは相変わらず、2本の柿の木を行ったり来たりしている。何だか楽しそうで、柿の実がないことを嘆いてる風でもなさそうだ。すぐ近くに満開の山茶花があり、その花の蜜を吸ったりしているので充分満たされているのかも知れない。 メジロの集団が飛び交いながらちいさな声で鳴いている、あの独特のにぎわいを聞いているとなんだか元気が貰えてうれしくなる。 この庭に柿の木があるだけでどれだけ豊かなことか。すぐ傍にある電線には様々な鳥が止まり、柿の木の様子を覗ったり、他の鳥を見下ろしたりしている。縄張りを主張したり、休憩したりと季節ごとに様々な姿を見せてくれる。ジョウビタキのそばにメジロが止まったこっちはちょっと遠くて何の鳥だかわからない カラス、ヒヨドリ、モズ、キジバト、スズメ、ジョウビタキ、ムクドリなど、珍しい鳥は来ないがそれぞれみんな個性があって面白い。 風邪を引いて何もする気が起きないような日は、こうして小鳥の観察でもしているのが一番だ。暖かくして安静にしているには持って来いの、この二階の南向きの部屋。南側が開けていることがどれだけ豊かなことかを実感させてくれる。
2019.11.21
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♪ 一本の木につどいくるいきものの羽毛(はね)ひかりおる秋の子午線‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ たまに見かけるコゲラ。昨日の夕方近くにすぐそばの柿の木を、パッパッと切れの良い身のこなしで飛び移っているのが目に入った。あの白い横縞の模様が何とも言えずお洒落な感じで好きな鳥だ。 何時以来かとこのブログを検索すると、2017年9月23日の日記にやはり同じ柿の木に来たことが書いてあった。2年ぶりのことで、そのぐらいこの辺りでは目にすることが少ない鳥だ。 曇天で薄暗い夕間近なので、バカチョンカメラではあまり上手に撮れないのが悲しい。 木の幹や枝にいる虫を探しているが、キツツキの専売特許のドラミングなどは見られない。シジュウカラも同じように虫を探しに来るので、そうそう虫は見つかりそうにない。せっせと虫を駆除してくれるという意味で、彼らは益鳥の仲間といえる。ちょこまかと良く動きまわる。 全長15cm。日本で一番小さなキツツキ。日本では北海道から沖縄・西表島までの、ほぼ全国に分布・繁殖していて「渡り」はしないし、まあ大きさもスズメぐらいだしそう珍しくもない存在のようだ。地方ごとに色彩に変化があり、多くの亜種に分けられているらしい。この写真から判断すると、やって来たのは二羽ともに雄らしい。 アオゲラおお!なんとお洒落で美しい鳥だろう。こんなのが庭に来たら一日中眺めていてもいいくらいなもの。自然界の作り出す造形には、計算されたごとき美しさがある。 コゲラに次いで身近なキツツキらしく公園などでもみられるというが、知多半島などでは到底みられない。もっと内陸部の森に囲まれた様な場所では珍しくないのだろ。 中途半端な海に近いこの地方は深い森などは無い。なので極ありふれた野鳥しか見ることが出来ない。鳥好きにとっては決して良い環境とは言えない。 そうか思い出した。4年ほど前、ネットで話題になっていたこの写真の鳥は「アオゲラ」だったんだ。必死の形相で、その美しさが台無しだ。アオゲラの背に乗って飛ぶイタチCNN.co.jp より 偶然に出くわして撮ったスクープ画像。合成写真では無さそうだと専門家も認めている。
2019.10.22
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♪ お茶うけに梅干し食べてやり過ごす白露を穢すフェーン現象‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9月だというのに昨夜は熱帯夜。まだ夏だと思っているのか、まだ未明の5時過ぎにツクツクボーシが鳴いている。 今日の日中、知多市では(名古屋も)、何と、36.1℃の予報が出ている。ベラボウめ!冗談はやめてほしいワイ。 この時期に35℃を超えるのは7年振りとかで、この年も台風の影響だったような気がする。 この猛暑、関東の南を北上中の台風15号に向かって、北西の風が吹き込んでフェーン現象を起こしていることが原因らしい。 よりによって8日は「『白露』で、野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。」という時節。フェーン現象なんて似合わない。 午後3時以降はほとんど無風状態に近い。 比較的湿度が低いのでなんとか我慢出来ているが、身体も気分も秋バージョンに切り替わっている中でのこれだ。ほとほとウンザリ許せざり。二階の仕事場が暑くて、集中力が持たず作品作りが進まない。 時間が、もの凄いスピードでコマ落としのように進んでいく(5歳児の一日はさぞかし長いんだろうなぁ)。展示会まであと2カ月しかない。歌会始の詠進歌も出来てないし、気持ちは焦るばかりでモグラ除けの風車のごとく空回りしている。 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、秋分の日(9月23日)までは暑いのだと心得るしかないか・・。
2019.09.09
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♪ バリアーを知らずに張っているらしい何から何を守りおる 我‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜の雷は凄かった。宵の口から鳴ってはいたがかなり遠かった。それが深夜の3時前後にはそりゃあもう物凄く、空をつんざき轟き渡り、絶え間なく鳴り続けていた。光ってから音がするまで3~14秒ぐらいだったので、340(m/秒)を掛けると920m~4760mで1~5kmほどのかなり近い距離。空全体で鳴りまくっている感じ。雷雲はかなり厚く、規模も大きかったのだろう。 雷が大好きな私としては嬉しかったが、何せ真夜中の事。轟く雷鳴をききながら雷光を眺めるようなことは、眠くて出来なかった。2時間前(4時半ごろ)の雨雲 どうやら三重県南部にかなりの雨雲と雷雲が掛かっていたようだ。 ずっと雷運が居座って鳴り続けている様で、昨夜はさぞかし物凄いことになっていたことでしょう。5時頃になってもまだ鳴っている。40分前 飼い猫ピピは、お祭りの太鼓の音が恐くてウーウー唸って隠れ場所を探してオロオロするのに、カミナリの音はまったく気にならないらしい。3時半過ぎに雨も雷も激しい中を、いつもと変わらない様子で二階の窓から出て行った。自然界で起こることは平気で人為的・人工的な異様音は神経に障る騒音でしかないらしい。 昨日は、サーッと雨が降ったかと思うと真夏並みの陽射しが照って、ヒステリック・ウィドーの様な不安定な天気だった。 すぐ横の網戸に蝉が止まって、夏も終わりを告げている。9月になって、それまでとは大きく違う顔を見せ始めている。4日午後4時半ごろ 上空と地上の温度差が大きくなって、大気が非常に不安定な状態。尾張東部・西部には雷と大雨注意報が出、一部では大雨警報も発令されていた。知多地方は(雨雲は無いものの)曇っていて、ひんやりと冷たい風が吹いていた。4日午後4時半の雨雲 東海地方を横切るように前線が停滞していたこともあって、南から湿った風が吹き込んで雨雲を大量に発生させていたらしい。 台風13号は東シナ海へ抜けるようだが、8日(日)から9日(月)頃は太平洋高気圧の勢力が後退する予想で、台風や熱帯低気圧が本州に近づきやすくなる。日本や海外のモデルで本州に近づく予想となっているものが複数あり、今後の動向に注意が必要。 14号が発生して西へ行ってしまった後、15号が発生して発達しながら日本へ近づく恐れがある。海面水温が高い状態が続いており、海水が蒸発して雲を生み、上昇気流によって低気圧がますます発達しやすくなっている。海面水温が平年より2度ほど高い状態が続いている 北海道沖の高気圧の動向次第で、15号がまともに北上してくる可能性がある。来週はまた台風に怯えなければならないかも知れない。
2019.09.05
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♪ 空間から地上へ移る虫たちのあわいの時の短かくもある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8月も残りあと5日。かなり涼しくなってあの酷暑が懐かしいくらい。未明にはタオルケットが欠かせない。何だかんだいっても日本の四季はまだまだ健在だ。内容は多少変わっていくにしても緯度・経度、地理的環境は変わらないわけだからその特徴は持続されていくわけだ。 あのクソ喧しかった蝉も静かになった。日本に生息しているセミは36種1亜種もいるというから驚く。地域性があって全国にいるという訳じゃないのだろう。わが家の周辺で確認できるのはせいぜい4種類(クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ)くらいだ。 「セミの寿命は一週間」というのはどうやら間違いのようで、捕まえたセミを長く飼うことが難しいのでそういう風に言われてきたらしい。 夏の間にセミの死骸をあまり見ないのを疑問に思って、実際に調べた高校生が岡山にいる。 家の近くでアブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミなど計863匹を捕まえ、マーキング調査。そのうち15匹をまた捕まえ、さらに4匹は3度も捕まえた。セミの生存期間を調べた植松蒼さん(18歳)。後ろは調査結果のまとめ、持っているのは小学校時代の自由研究。 一人で約2カ月もかけて調べた結果、アブラゼミ32日、ツクツクボウシ26日、クマゼミ15日。捕まえた前と後も生きていることを考えると、もっと長いか。 アブラゼミはけっこう長生きだが、あの喧しいクマゼミが意外にも短命で驚く。そういえば目に付いた亡骸はクマゼミばかりだった。短命の分、命を激しく燃やして鳴くのだろうか。 植松くんは、広島大学で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で発表。地道な研究が専門家たちに評価され、高校生の部(動物分野)で最優秀賞に選ばれたそうだ。 小学1年の夏から毎年、自由研究でセミを調べている彼は、中学3年の夏休みに「一般的にセミの成虫は10日前後の命といわれるけれど、もっと長いのでは」との仮説を立てて調査したらしい。 生態に詳しい広島大学大学准教授の税所康正さん(64)によると、鳥やカマキリなどに襲われなければ3週間程度は生き、1カ月以上も珍しくない、と現在では考えられているそうだ。 セミの幼虫の「地中生活7年」とか言われているが種類や環境によっても変わるらしい。植木鉢で幼虫を飼育して調べたものでは、クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミは2~5年、ニイニイゼミは3~4年、ツクツクボウシは1~2年だそうだ。自然界では様々な条件によってかなり左右されるのでバラツキはかなり大きいらしい。 虫の声が時や季節の移ろいをしみじみと感じさせてくれる。盛夏のアブラゼミやクマゼミ、夕暮れ近くに鳴くヒグラシ。夏の終わりに遅れて鳴き始めるツクツクボウシ。それにオーバーラップしながらウマオイやコオロギが鳴き始める。 3次元空間に響き渡っていた鳴き声が、2次元の地上へと移っていく。暗転の舞台のように、気が付けば虫の声が主役となって足元へと移り、夜の脚が長くなっていく。 もしセミとコオロギが逆の季節に鳴いていたらどうだろう? そんな事は考えられない程にピッタリと合致して鳴く虫たち。完璧に整えられている四季の移ろいに、自然界の神秘を思わずにはいられない。
2019.08.27
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♪ ヒヨドリとスズメしかこぬこのごろやくきすくすくと貝母のつぼみ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 毎日の楽しみだった餌台に目白は姿を見せなくなりぬ 鵯の落とし物が餌台の下に大量に積み重なっている。木の実の種の部分で大方は南天の実ではないかと思われる。ここで食べた櫨の実の糞は、また違うところで落としているのだろう。 奥に貝母が日陰にも拘らず、毎年花を咲かせてくれる。♪ つぎつぎと紅を咲かせて色のなきわが家の華となるシクラメン 真紅がいいと思えるのはまだ若い証拠かもしれないと思いつつ、失ったものへのノスタルジーかも知れないと思ったりする。 ミニシクラメンの花期は長く、2カ月ちかく咲き続けている。♪ もの言わぬとなりの家のにわさきに家財道具をはこぶ人あり 空き家でも庭の管理や家に定期的に風を入れたりしていた隣の家。人が出入りしていた日があって後、業者でもない人達が家具類を運び出していた。昨日はリサイクル業者らしき人が来ていて、家具や皿などの陶器類など家財道具を運んで行った。 家の持ち主はかなり高齢だったので、亡くなったのかも知れない。この家と庭は、この後どうなるんだろう。車は入れないのでアパートが建つような事はないが・・・ 近くに出来たアパートはほぼ完成したようで、間もなく入居が始まるのだろう。空き地に建つのはアパートが多く、過当競争の中で風景がどんどん味気ないものになっていく。
2019.03.15
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♪ 蕗の薹、土筆顔出す春の雨しんわりと野を和らげてゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 長男の家で猫を飼うことになり「保護猫の熱田譲渡会」で決めて来た猫を、24日(日)に受け取りに行って来た。1歳か2歳かハッキリしない雌で、避妊手術とかの経費が2万円掛かったとか。 確かに、避けられない避妊手術を自分で連れて行くのも面倒だし、ちゃんとケアがしてあるので安心でもある。 前々から飼いたいと思っていたが、奥さんがずっと猫アレルギーがあると思って断念していたが、調べたらそれはダニのもので猫じゃなかったとのこと。それで新居生活も落ち着いたので飼うことになったようだ。緊張の極致。ちょっと痩せ気味でいじらしい。 猫大好きのカミさんがさっそく抱えて、しばらく慈しんでいた。飼われていた猫らしく大変大人しい。来たばかりの緊張に身を固くしてガタガタ震えていた。 名前を決めようとなって、みんなが好き勝手に挙げてはみるものの決め手がなく、なかなか決まらない。 そのうち孫が、「うらら!」と口走った。「いいね! それ」「いい、いい」孫の声は天の声。一発で採用決定。 どうやら山本リンダの歌を聞いたことがあって、そのフレーズが口を突いて出たらしい。 あれから1週間ちょっと過ぎ、もうだいぶ慣れた頃だろう。 先日のウォーキング中に珍しいものを見た。山羊が4頭、草を食んでいるのだ。今では鄙びた田舎か、子ども動物園にでも行かないと見られない。 私が子供の頃には珍しくもなかった。近所で飼っていたし、乳しぼりをさせてもらったこともある。カメラを向けると最初は警戒していたが、直ぐまた草を食べ始めた。 よほど腹が減っていたと見える。食べっぷりが凄く、4頭もいる山羊のでくさ原はあっという間に裸になりそうな勢いだった。 2月23日に次いで昨夜、10日振りにハクビシンが来たらしい。これで、今年三度目だ。餌台のミカンの皮が、再び屋根に。 ハクビシン対策は、“餌になるものを身近に置いておかないこと” と、市からのメールにもあった。 まあ、ここのミカンはメジロとヒヨドリが食べた後でほとんど実は残っていない。内側の残った房の皮と筋を食べ、表皮を腹いせのように食いちぎって帰っていくだけだ。
2019.03.04
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♪ 生き生きと餌(え)を食む鳥や春隣猫と眺めてうらうらうらら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ あのハクビシンのやつがまた来たらしい。 エサ台のミカンの皮が、屋根の上に散らばっている。こんな事をするのはアイツしかない。両方のエサ台のミカンは、ほとんど実は残っていないはず。 エサ台は狭いので屋根の上へ持って上がったのだろう。とに角 運動神経抜群のやつだ、何だってできる。 屋根とエサ台の位置関係はこんな風。 今朝は寝坊した私。皮は後でかたずけることにして、遅くなった餌を待っている小鳥のために、蜜柑とその他の餌をやっておく。 ハクビシンは、塀を伝ってきたのか柱を登ったのかかは分からないが、どちらでも可能だろう。 珍しくツグミがやって来た。それを屋根の上でポカンと眺めているピピ。大して興味を示さない。餌台に来ている雀の声も聞こえるが、知らん顔だ。ああ、春だなあ。ラードとミカンを並んで食べている。 最近の目白はラードの食べ方がやけに旺盛で、直ぐになくなってしまう。漂鳥として移動もするので体力をつけているのかも知れない。繁殖の時期には虫類も食べるらしいが、まだその時期でもないだろう。雑食性の食い意地が刺激されて、もう “止められない止まらない” ってか。 ウォーキングのついでにFEELでラードの大きな欠片を1つ貰って帰り、今朝も半分に切って乗せてやった。今あるミカンが無くなれば、もう餌をやるのは止めるつもりでいる。
2019.02.24
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♪ あんなにも憎いと思い続けしの 今は待たれむ 白日のかげ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ どうやら気温は平年並みになって来たようですね。 来週の中ごろには今冬初めての本格的な寒気が南下して来そうで、いよいよ冬本番を迎えようとしています。 あんなに苦しめられた夏の猛暑も、今になってみれば懐かしい感じさえして、遠い記憶の片隅に消え去ってしまいました。 今では毎日朝から晩まで、いや夜さえも何ものにも邪魔されることなく顔を出して欲しい太陽、その恵みを存分に与えて欲しいと思う。 太陽が顔を出すだけで体中の細胞が喜んでいるのが分かります。 暖かいというだけで心が軽くなり、体力の消耗も少なくてその一日は得した気分になります。 北国の冬のづ~っと続くどんよりとした日々は、太平洋側に住む人間には想像のできない世界です。3~4日曇天が続くだけで心が萎えて来るようでは、とても日本海側での生活は出来そうもない。能代の冬 tada-takaさん撮影 日本の日照時間は長いとされる地域でも世界平均にすら届かない地域が大半で、総じて日本は”日照時間が短い国”であると言えるらしい。 夏至の日(6月22日)が最大で、冬至の日(12月22日)が最低な訳ですが、実際に照った「日照時間」と照る可能性を表す「可照時間」は違っています。 夏至の頃は梅雨があるため、実際には冬至のころの方が日照時間は長いんだそうです。 東京における可照時間と日照時間を比べると、可照時間では夏至の時期である 6月は冬至の時期である12月に比べてが圧倒的に長い(31日換算で 147時間)。 しかし、日照時間となるとこの関係が逆転し、冬至の頃である12月のほうが31日換算で15時間長いことになっている。 可照時間 6月:435時間(※449時間) 12月:302時間 日照時間 6月:149時間(※154時間) 12月:169時間 (「※」は実際の値を 31/30倍したもの。 6月と12月の日数調整) 暦のページで調べてみました。 日照時間の可照時間に占める率で見ると、日照時間/可照時間(×100%) 6月:34% 12月:56%で、夏至の頃は冬至の頃より日(日照時間)が短い事がよく分かります。 太陽電池は、夏・冬の発電量があまり変わらないのだそうです。 気温が50℃を越えると発電効率が10%以上落ちるため、真夏の発電量も下がってしまう。春先や晩秋のように、気温が低く太陽高度が適度に高い時期が一番効率がいいのだそうです。 ああ「お天道様」その満面の笑みを、これからもずっと吾らに届け続けて下さいますように。「日歌」が千首を超えたのを機に「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.12.05
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♪ 夕暮れにあのなつかしき香りあり一人しじまにたたずんでいる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ どこからともなくいい香りが漂ってきて、懐かしい心持でいっぱいになる秋の夕暮れ。どこかに金木犀の花が咲いているらしい。 秋は空気が澄んでいて湿度が低いせいか、香りが漂うということが少ないようですが、この花だけは例外ですね。 春先のジャスミンの匂いと違って、ふっと匂ってすーっと消えてしまうところがいい。どこからともなく漂ってくると、ああ今年もそんな季節になったんだなぁと妙に懐かしい気分になります。 匂いと言えば「松茸」。今年は秋の晴天が幸いして大豊作なんだとか。例年の半値で買えると言うんですが、それでもなかなか手がでる代物ではありません。 そんな高価な香りより、果物、特にりんごの香りがいいですね。 リンゴの中でも最も林檎らしい「紅玉」が一番です。ガブッと齧りついた時に広がる、あの甘酸っぱい香りがなんともいえません。このルビー色の輝きといい、酸味の利いた濃厚な味が私は大好きです。 「紅玉」の原産地はアメリカで、名前を「ジョナサン」というらしい。 昔はりんごといえば「紅玉」といわれるほど生産されていたのに、「ふじ」に代表される甘いりんごが人気者となっていつのまにか生産量が激減してしまった。 しかし、最近はその個性的な味が逆に人気を呼んでいるそうです。パイやケーキ、ジャムなどの加工用として買う人も多いらしいが、こいつぁやっぱり「丸かじり」が一番だね。大きさも小振りなので食べ易い。 生産量が少ない上に痛みも早く保存が効かないので、食べられる期間が短いのが玉にきず。気付いたらもう期間が終わっていた、なんてことがあります。 この「りんご」もどこか郷愁を誘うものの一つですね。 「恋愛」と絡んでいたりしたら、島崎藤村じゃないけど「詩」の一つも書きたくなりそうだ。失恋すれば尚更だ。 「青りんご」というのもまた独特のイメージが有る。 アダムとイブの食べた”禁断のフルーツ”は「リンゴ」とされている。しかし、旧約聖書では彼らが食べた禁断の木の実は「リンゴ」とは書かれておらず、単に「木の実」と書いてあるだけなんだとか。 それがなぜ”リンゴ”になったのかは、諸説紛々なのだそうです。 林檎にまつわることわざも各国にあるようで、「三水アプルミュージアム」のサイトに幾つか紹介されています。 因みに、アップル社(マッキントッシュ)のロゴであるリンゴは、右端が欠けていますが、これは、BITE(噛む・かじる)と、BYTE(バイト 情報の単位:1byte=8bits)を掛けているんだそうな。 「しゃれ」てるんだねぇ。こういう洒落はなかなかいものですね。 あの「青柳ういろう」の名前も「しゃれ」なんですよね。 柳は英語で「willow ウイロウ」で、柳=ういろうという事で「青柳ういろう」となっいて、柳に跳びつく蛙がトレードマークになっています。 「小野の道風」が柳に飛び付く蛙の姿を見て発奮努力し、文筆の極地に達せられ、藤原佐理、藤原行成と共に日本三大文筆、三蹟の一人として文筆の神として崇められている故事にちなんでいるのだそうです。”「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.10.17
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♪ 雨上がり外(と)の冴えかえり蟋蟀の声しみじみと響(とよ)み渡りぬ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 雨が二日続いた後、急に秋がやって来た。最低気温も20℃と低く、最高気温も27℃と30℃を割ってきた。 虫たちも息を吹き返したかのようで、雨上がりの清々しい空気の中で、今秋初めて聞く様な美しく澄んだ声を響かせている。 四季の変化が著しい日本にいると、一年があっという間に過ぎていく。 三か月ごとに季節が変わり、そのどれもが特徴があって楽しいやら辛いやらを言っている間に一年が過ぎていく。 今年もあと三か月余りしかないなんて信じられない。本当に一年は365日も有るのかと疑りたくなるほど短く感じるのは、歳のせいか。 今年の暮れに思い返してみれば、多分この間までの暑さのことしか思い出さないのではないかと思えるほど長くて辛い夏だった。 その分、秋がいっそう高価な「滋養薬」のような気がしてくる。 ”暑かった”だけの思い出では情けないので、せいぜい秋を楽しまないと・・・・・「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.09.17
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♪ 移ろいに消えて現るひさかたの月は夢幻を天(あま)に問うらむ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いつも有るかと思えば出ない日も有り、時間によって季節によって場所を変え、日によってその姿を変える。 月は夢幻のうちに移ろいゆく、変幻のシンボル。 今の季節、空気も澄んできて忘れかけていた月に目がいくようになりました。吾が家のリビングのソファーに座ると、右側の窓の真ん中に上弦の月が見えます。♪ リビングにふと見上ぐれば窓なかに上旬の月立ちて光りぬ 新月から満月に向かっていく月が上弦の月ですが、それを「上旬の月」と考えると覚えやすい。それが、中天に差し掛かり月が立っている様に見える。時折、雲にさえぎられながら南西の空に輝いていた。昇るにつれて、この様に向きを変えていきます 右上に三日月を望みながら、正面には好きな音楽が流れて来る。ウィスキーの角瓶を傾けながら、のんびりと過ごす秋の夜なんて、まっこと優雅じゃないですか。 ところで、ベートーベンの「月光」の第一楽章はいかにも月光の題に相応しいですが、第二楽章となると打って変わってテンポの速い激しい曲です。 第二楽章を聞くたびに、ベートーヴェンは何を思ってこの楽章を書いたのか不思議でならなかった。月光とはおよそかけ離れたアグレッシブでプログレッシブな曲を聴く度に戸惑うばかりだった。 それもそのはず、「月光」という標題はベートーヴェンの死後、ルートヴィヒ・レルシュタープが第1楽章について「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」とコメントしたことに由来するんだそうです。 月の光のような印象があるのは第1楽章のみで、「月光」という語には単にこの第1楽章の通称という以上の意味はないんだとか。 それで納得。ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27の2『幻想曲風に』というこの曲は、前作のピアノソナタ第13番と組になってひとつの作品(作品27)として発表されたとか。 両者とも「幻想曲風ソナタ」という題名が書かれているが、本作の通称「月光」があまりにも有名になったため、本作を「幻想曲風ソナタ」と呼ぶことはほとんどないという。 今の月は、昼間のうちにすでに昇っていて、夜9時ごろには姿を隠してしまいます。日に日に肥っていって、いよいよ22日には中秋の名月を迎えます。 この日は夕方の5時前から昇り始め、翌朝の5時ごろまで眺める事が出来ます。 月は詩情を掻き立てるものとみえて、多くの歌人が歌を詠んできました。中でも「西行」は月の歌を四百首近く残したそうです。 ♪ なにごとも変はりのみゆく世の中に おなじかげににて澄める月かな ♪ なげけとて月やはものを思はするかこちがほなるわが涙かな ♪ 深き山にすみける月を見ざりせば思い出もなき我が身ならまし 中秋の名月を真近に控えて、私も一首、いや十首ぐらいものにしたいと思う今日この頃です。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.09.14
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♪ 小夜更けてしじまに一人目覚めれば地球の回る音ぞするなり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜、真夜中に変な夢に目覚めてからというもの、熱帯並みの蒸し暑さも手伝って、それ以後寝付かれなくなった。 最低気温が28℃も有ったらしい。全くの無風で、虫の声さえ聞こえない。 座り込んでじっと耳を澄ましていると、地球が軋みながら喘ぎ喘ぎ回っている音が聞こえる気がした。 日中の最高気温も37℃の予報がでている。来週から暑さも一段落するという予報が出ていたにも拘らず、後へ後へとずれ込んでいく。 「名残猛暑」とでも言おうか、9月も中旬になるというのに、最期の断末魔のような気狂いじみた気温だ。 涼しいモードにスイッチが入りかけた矢先のこの暑さに、身体が拒否反応を起こして余計こたえる。イグアスの滝 気象庁は10日の1カ月予報で、半月後の24日ごろまでは、ほぼ全国的に気温が平年より高い状態が続く可能性が高いと発表した。太平洋高気圧に代わり、中国大陸からの高気圧が日本列島を覆い、晴れる日が多いと予想されるため。 これまでのような猛暑ではないが、平年に比べて季節の進行が半月ぐらい遅れており、さわやかな秋の訪れは10月になる見通し。ナイアガラの滝を上から見る 今日は暑さを避けて、急遽、関市の百年公園にある岐阜県博物館に参加する事にしました。 友人が、マイミュージアムギャラリーで「日本とアラビアのレリーフ陶芸」に出品しているのと、陶板つくりのイベントの講師をやるというので出かける事に。 ちょうど表札が欲しかったところで、「アートに挑戦・ザ陶板」というイベントがあるというので、ダメもとで電話したらOKだった。 午後の部に夫婦で参加してきます。「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.09.12
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♪ 初夏の乾いた風がスカートを揺らして通る 遊びませんか ♪ パレットのみどりの色を混ぜるよに葉裏返せるはつなつの風 昨日は爽やかな気持ちのいい一日でした。湿度も低くかカラッとしていて、これぞ初夏・五月の風という感じでした。すこぶる気分が良く心は安定していて、全てが自然体のまま流れるように過ぎてゆきました。毎日がこんな風ならどんなにかいいだろうと思いながら、この感じを歌にしたいとずっと思っていました。女子高のセーラー服がやけにまぶしく目に映えて、川上澄生の「初夏の風」を口ずさんだりしていました。 かぜとなりたや はつなつのかぜとなりたや かのひとのまへにはだかり かのひとのうしろよりふく はつなつの はつなつの かぜとなりたや川上澄生「初夏の風」今日は言葉が溢れて一首にまとまらず、二首となりました。 お願い「日歌」が千首になった記念に「ベスト百」を皆さんに選んで頂いています。貴方もお好きな短歌を選んでくださいませんか?下記の中から、気に入ったものがありましたら投票をお願いします。(何首でも結構です)番号をメールでお送りいただくか、コメント欄に書き込んで下さい。ご協力いただいた方に、「石に描いた梵字+言葉入りハガキ」のお好きなものを「2枚」差し上げます。終了しました。
2009.05.15
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♪ 代掻きも頃合いなりし竹の秋 雨の上がりてヒラリヒラリと 早いところでは田植えの準備が始まっています。激しく降った雨も上がり、たんぼの脇の竹藪は今、竹秋の時期を迎えています。茶色になって役目を終えた葉が、一枚、また一枚と音もなく散っています。ツバメが代掻きの終えた田圃の上を盛んに飛びまわっています。新しい生の誕生する時節の里は目まぐるしいほどに変化をしてゆきます。閑散としていた落葉樹の林も新芽が茂り、隙間という隙間に万緑の葉が萌え競っています。心配していた宮城野萩の新芽も順調に伸びてきて、新しく植えた宿根草も根付きつつあるようです。3年目のブドウ(デラウェア)も沢山の花芽を付けている。 生き物にとっても人間にとっても今が一番いい季節だね。
2009.05.06
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♪若猫のひねもすうつらうつらして春満ちゆかむ木蓮の花 ♪太陽に挑むがごとくアカメモチ紅萌えて風染めるらむ いよいよ四月に入り、どうやら花冷えの寒さも峠を越えて本格的な春がやってきました。今週末は20度を超える初夏の陽気となりそうでそうです。今年は猫の目のようにころころと変わる異常に温度変化が激しい年ですね。今年もはや四分の一が過ぎました。先ずは四季の最初の季節、春。英語ではバネ。弾んではずんで・・・厳しいニュースばかりが流れる昨近ですが、何とか乗り切っていかねばなりません。新人の気持ちになって、新鮮な気分でこの爛満の春を迎えたいと思います。アカメモチ(カナメモチ)冬を耐えて芽吹き始めた草木の新芽はエネルギーに満ち溢れています。このエネルギーからパワーをもらい、一年を耐えて生き抜く基礎固めのときです。美しい花は咲かなくとも充実の秋が迎えられるように、つつがなく無理をしないで頑張っていきましょう・・・
2009.04.02
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♪ 萌え出ずる青春となり朱夏までを森羅の命の突っ走りゆく 「玄冬」を耐えてやっと迎える「青春」の季節。 すべての生命が躍動をはじめ、内に秘め蓄えてきたエネルギーを一気に爆発させる。 超低速のローギアからトップギアへシフトアップして、存在の証しを確かめるように自己主張する。 燃え盛る「朱夏」を経て、やがて来る「白秋」に充実の時を迎えられるかは、このスタートダッシュに掛かっていると言えるでしょう。 人生も春夏秋冬に例えられるようで、古代インド哲学では「学生期(がくしょうき)」、「家住期(かじゅうき)」、「林住期(りんじゅうき)」、「遊行期(ゆぎょうき)」と四つに区切って、その生き方をきちんと分けています。 生まれてから25歳ぐらいまでを「学生期」、50歳ぐらまでを「家住期」、75歳ぐらいまでを「林住期」、そしてそれから死ぬまでを「遊行期」という。 全ての時期にそれぞれの意味があって、それを自覚することで単に歳月に流されずその使命を全うするために先人が残した教えでしょうか。 そういう意味で、私は「林住期」に入っていて静かに自己を見つめるとともに、家を出て社会に貢献すべく時期ということなのでしょうか。 でも、そんな中年のオジサンから見るとやっぱり青春は眩しいものです。放っている輝きから活力を貰って、自分もまだまだやれるはずだと思えてくるのです。 また、青春という季節にガス欠の5月病なんて勿体ない話です。 エンジンの調子を見ながら、周りのペースに惑わされなでマイペースでいきましょうか。
2009.03.24
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♪ 立ち上る煙の先に光あり木立の影の動かざりけり 立春も過ぎて日差しに春の意志を感じます。 無風の空には煙突の煙が真っ直ぐに立ち上り、やわらかくたっぷりとした光が満ちています。 歩道に伸びた欅の影もくっきりとしてその存在を誇示しています。 もう放っておいても、あの心躍り、細胞の沸き立つ春が間もなくやって来ますね。この耐えるべき冬のお陰で、春の恵みをいっそう特別なものにしてくれます。 しかし、世間はそんなに甘くはない状況だというのが悲しいですね。企業の決算が出そろい年度が替わる頃には、もっともっと厳しいニュースが紙面を賑わすようになる気がします。 政治にも経済にも当分春はやって来そうにありません。 せめて、心は大陽に向けてその恵みの光をしっかりと取り込んで、前を向いて歩いて行きたいものです。
2009.02.06
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