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♪ 鋼鉄の熱波が襲うあの夏の予鈴のごとく五月はじまる 昨日に続き今日も良い天気。朝から雲一つない晴天だ。全国的にも高温になっているようで、30度を超えるところも出てきた。高山市の今日は温度差が20度以上あるし、高岡など北陸も今週中は天気が続くようだ。 知多市も3日4日は23度前後だし、来週は多少天気が崩れるものの気温は高そうだ。カンカン照りより多少曇っていた方が戸外での作業には都合がいい。 家庭菜園やガーデニングにはもってこいのGWとなりそうだ。園芸店やホームセンターには、花や野菜の苗が所狭しと並べられ、行楽地と同じように人が溢れる賑わいに。 グリーンカーテン用のゴーヤの種を蒔くため、一晩水に浸けて置いた。発芽率が悪いらしいが2~3本あれば十分。クリトリア(蝶豆)を中心にしてゴーヤを混ぜるか、分けて植えるか。どの程度の遮光になるか、初めてのことでよく分からない。まあそこは、得意の適当という技で・・。☆ 折しも、新聞でこんな記事が目に留まった。「フリーランス農家」を名乗り、農に関する様々な仕事を、農業の繁忙期に合わせて全国を飛び回っているらしい。4月29日 朝日新聞「女性農業コミュニティリーダー塾(農林水産省事業)」に、全国を飛び回っていて地域の農業団体にも所属していないため、農業の仲間が欲しいと思い参加。全国に思いを持って農業をしている農業女子がたくさんいると知って感動。卒業して、今後一緒に取り組みができるかもしれないと意を強くした。 Pick up reportより 人手が欲しい農家さんのひとつの選択肢として、フリーランス農家を提案できる社会を目指していて、「フリーランス農家サロン」を立ち上げ、仲間を募っている。 素晴らしいねえ、この発想と行動力。組織に属することなく人に凭れることもなく、自分の意思で行動し道を開いていく。これらはも男の特権でもなく、まさにジェンダー社会の先端に立って生きていく。地球というフィールドで、身体と頭を使って思う存分の生を楽しんでいく。 賛同者は多いでしょうし、今後の農業に新しい波を起こしていくことになるのでしょう。「フリーランス農家って?! 普通の会社員が選んだワークスタイル」 暮らしと仕事-HELP YOU フリーランス農家に行き着くまで、たくさん葛藤と模索を繰り返してきたらしい。「会社員を辞める決断をするまでは時間がかかり、フリーランスになってからはとても軽やかに。自由な働き方だけでなく、これまで以上に視野が広がり、たくさんの人との出会いで世界が広がっているのを感じている」。
2023.05.03
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♪ 雨などになりたくはないBe aloneこころに今日も雲ながれゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「霧のアーティスト」中谷芙二子。1933年、雪の結晶を世界で初めて人工的につくった実験物理学者・中谷宇吉郎の次女。 札幌に生まれ、アメリカのノースウェスタン大学美術科卒業。絵画を制作していたが、60年代にマース・カニングハム舞踏団の美術監督であったロバート・ラウシェンバーグらと出会い、66年代にはニューヨークにて、アーティストとエンジニアによる実験として行われた「九つの夕べ――演劇とエンジニアリング」に出演。アメリカのアートシーンとの交流を深めていった。 ペプシ館「霧の彫刻」→ 芸術と科学の協働を理念とする実験グループ「E.A.T(Experiments in Art and Technology)」に参加。活動の一環として、70年の日本万国博覧会のペプシ館で「霧の彫刻」を初披露。「いま、切実に問われているのは、人間と自然の間の信頼関係ではないかと思う」《崩壊》中谷が「都市の中で一番虐待されている」というカラスの映像が霧の中に投影されている。《抵抗》水戸芸術館現代美術ギャラリー 2018年10月 『メディアと人工物が都市と人々を覆い、価値観が均質化する時代に、柔らかく軽やかに芸術で「抵抗」してきた人』と美術手帳は紹介している。 純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど、これまで世界各地で80を超える霧の作品を発表し、「霧のアーティスト」と呼ばれる中谷。2017年にはロンドンのテート・モダン新館をはじめ各地で7つの霧の新作を手がけるなど、現在もなお精力的に活動を展開し、2018年、第30回高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門を受賞している。 いっぽうでは70年代よりビデオを用いた作品も手がけ、80年には原宿に「ビデオギャラリーSCAN」を設立。音楽家、舞踏家らとのコラボレーションも積極的に行ってきた。2017年フランス芸術文化勲章コマンドゥール受勲。 「彫刻」のほかに「絵画」「建築」「音楽」「演劇・映像」の計5部門からなる、高松宮殿下記念世界文化賞。絵画部門はピエール・アレシンスキー、建築部門はクリスチャン・ド・ポルザンパルク、演劇・映像部門はカトリーヌ・ドヌーブ、音楽部門ではリッカルド・ムーティがそれぞれ賞を受賞している。 ◆霧の生成は、圧力をかけた水を極小の穴から噴射して細い針先に吹き付けて細かく砕いて霧を発生させている。 「霧を定着させて見れるもの(=作品)にすること自体、不可能なこと。しかし、テストと観察を繰り返して、気流を考えながら霧のかたちを持続させることはできるようになってきました。ただそれでも『風の動きを観察することで少しは理解できる』というような状況。ですから、コントロールするのではなく、その場の隙を見てタックルして、四つに組んでやっている感じです。自然に委ねてつくっています」と言っている。 ─上の記事はすべて美術手帳より引用─拡大します 興味を持ったのは、「濃い霧を消すにはどうするのですか」のというに問いに対する中谷の答え。 「濃い霧を少し加えればいい」との部分。濃い霧を加えれると霧の粒がお互いに凝縮し、水滴となってたちまち降下してしまうという。 強大な力を別の強大な力で追い立てるのではなく、力の内部にあえて過剰さを導くことによって力が自壊するのを促す。 「毒を以て毒を制す」でもなく「柔よく剛を制す」でもない。飽和状態を越えると起きる自然科学。生物で言えば共食いのようなものか。 テート・モダン(ロンドン)で2017年に公開された、音楽に坂本龍一、照明に高谷史郎、田中泯のパフォーマンスという豪華メンバーが一堂に会したインスタレーション。 約800個の特注ノズルを、Switch House前の広場に半円状に配置した。そこから立ち上がる霧と、その動きや濃度を読み取って変化する坂本の音響、高谷の高周波数帯で明滅する照明とのコラボレーション。田中泯のパフォーマンス YouTubeへ
2019.10.06
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