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♪ これでまた中日スポーツが売れるアンチ巨人もピンクに染まって 今年のドラゴンズは強いねぇ。昨日は阪神を5-2で破って(引き分けを挟んで)破竹の6連勝。今のところトップを維持している。(オープン戦ではセ・パ合わせてトップ成績で終えているし、昨年はWBC日本から唯一勝利をもぎ取っている。)期待はしていたので、意外な感じはしない。 選手の顔つきが今までとは全然違う。最下位からの脱却を図って、どういう風に改革してこういう結果が出ているのか。このまま首位を独走していけば、TVのワイドショーがこぞって取り上げるようになるでしょう。いつまでこれが続くのか、日本中の野球関係者・ファンが興味津々で見ていることでしょう。 試合が終わるころにテレビを点けたら、「昇竜デー」とかで(3種類のユニホームの内の第一弾)ピンクの桜模様のユニホームが目に飛び込んできた。ブルーがインプットされているので、いかにも真逆のピンクのユニホームには、一瞬腰が引けた。 最期はマルチネスが抑えて逆転勝利。去年最下位の鬱憤を晴らす連勝に、スタンドは桜色に染まって大きく揺れていた。主役の中田翔が打ち、期待されながら結果が出せなかった去年の借りを返すべく高橋(周)が打つ。彼は3試合で14打数8安打と絶好調。 注目は相手阪神で戦力外となり、今期、中日に拾われた山本泰寛(30)が、3安打1打点と気を吐いた。ショートを守って良い動きも見せていた。 ドジャースのショート、ムーキー・ベッツ(プロ生活10年間、ライトで978試合、センターで223試合、セカンドで100試合出場しているマルチプレーヤー)が、今季はショートを守っている。 山本泰寛を見ていてその姿がちらっと頭によぎった。格の違いレベルの違いは否めないが、何か光るものを感じた。ショートは守備の要だ。ケガをしないように、気を抜かず精一杯活躍してほしい。驚異の1~3番、ベッ タニ マンの頭だ。 この日、ドジャースとパドレス戦で、大谷が4号ソロを打ち米通算175号(松井秀喜と並ぶ)。松井が1205試合目だったのに対し、732試合目の快挙。 また日米通算1000安打も達成した。彼もいよいよ本格的にエンジンの調子が上がってきた感じ。大量リードで勝つかと思ったら追い付かれ、延長タイブレークの末に負けてしまった。 またこの日は、ソフトバンクの山川が対西武戦で、2打席連続の満塁ホームランを放っている。史上2人目、パリーグ初。西武から移籍しての快挙で、古巣からはブーイングの嵐。12試合ぶりのホームランだったというが、やっぱり役者が違う感じ。 水原一平容疑者がロスの連邦地裁に出廷。1600万ドル(約24憶5千万円)を大谷の口座から不正に違法賭博の同元に送金した疑い。出廷に先立ち捜査当局に出頭し、身柄を一時拘束された。問題発覚後、初めて公の場に姿を現した。TBSテレビ 本人が捜査当局に協力し、司法手続きの早期終結を望んでいるという。地裁は保釈保証金を2万5千ドル(約380万円)とし、大谷選手や賭博の同元との接触禁止、パスポートの提出、ギャンブル依存症の治療を受けることなどを条件にしている、 大谷自身は事件にまったく関与していないことが調査によって認定されている。
2024.04.14
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♪ ノータッチエースに沸いた懐かしきスリッパピンポン湯けむりの街 日曜日の世界卓球団体戦の女子の活躍には痺れたねぇ。どんどん強くなってはいたが、優勝を狙っているというのが単なる願望ではなく、マジで本気で取りに行っていた。あと少しのところまで王者を追い詰めた。まさに崖っぷちまで追い込んで、「もしかして負けるかも」と、必死の形相で踏ん張っている中国を見ていて、心底感動した。テレ東卓球ニュース準決勝まで1人も負けずに勝ち上がり、5大会連続で決勝進出を果たした日本。 5連覇中の中国と決勝戦を戦い、マッチカウント2-3で惜しくも敗れ、5大会連続の銀メダルを獲得。 第1試合。世界ランク16位の張本美和(15)と、世界卓球2023女王で世界ランク1位の孫穎莎(23)が対戦。5-11、8-11、4-11と0-3の完敗。さすがにNO.1 は強かった。 何せまだ15歳・中学3年生だ。世界一位の選手に勝つのは軌跡でも起こらない限り無理だ。しかし、前日の準決勝では香港のエースを・2セット連取された後に大逆転して勝っている。「世界選手権の大舞台で、15歳にそんなことができるとは」と、中国サイドも驚きを隠さなかったほどの怪物だ。兄の智和も「もう教えることはない」というほどの成長ぶりで、この決勝での経験は絶対的な自信となったのは確かだろう。 第二試合。世界ランク3位の陳夢(30)に、世界ランク5位の早田ひな(23)が挑む。第1ゲームは6-11で先取されるも、11-8で取り返し、第3ゲーム11-9で取り、第4ゲームはマッチポイントを取るも、陳夢が脅威の粘りで10-10。12-12の場面で早田が1本取り、最後は早田のツッツキがネットイン。ツキも味方して、日本人に4年間敗け無しの相手を8戦目でとうとう初勝利。 堂々たるエースとなった早田は「中国に勝てる」という自信を持っているだけあって、集中力と気迫が満ち溢れていた。凄い凄いを連発するような戦いぶりに、本当に日本は強くなったものだと感心ばかりしていた。 マッチカウント1-1で迎える第3試合。世界卓球2017・銅メダルの世界ランク18位の平野美宇(23)と、ランキング2位の王芸迪(27)が対戦。11-8で先制し、接戦を13-11で競り勝って、第3ゲームは3-7のビハインドも、平野が脅威の粘りを見せて10-10と並ぶも、最後はフォアドライブを突き刺して12-10のストレート勝利。日本が2勝目を挙げて中国撃破に王手をかけた。 第4試合。早田ひなと孫穎莎、ともに2000年生まれの「黄金世代」同士のまさにエース対決。1ゲーム目は3-11で落とし、次は早田が4-2とリードするが、快打を放つ孫に逆転され、7-11で奪われる。第3ゲームも4-6とリードされてタイムを取り、気を入れ直すも、その後も世界女王に突き放され、6-11で敗れた。 日本は2勝2敗となり、53年越しの夢を最後の試合に託すこととなった。最終第5試合に登場するのは張本美和。世界卓球初出場の15歳が日本の半世紀ぶりの夢をかけて、東京五輪女王の陳夢に挑む。これが初対戦となる。 第1ゲームからパワー全開でストレートコースもぶち抜き、11-4で先制。第2ゲーム、張本は陳夢のサーブに苦しむなど、サーブレシーブから押し切られ7-11で落とす。第3ゲーム目は張本が揺さぶり、8-6とするが、陳夢も対応し8-9の場面でタイムアウト。この後、陳夢のドライブを抑えきれず8-11で失う。 最後は陳夢にサーブでエースを奪われ7-11となり、日本はあと一歩のところで敗れた。 とに角、1球たりとも同じ球がない。スピードを変え、捻りを変え、長短に変化を付け、コースを変える。わずか0.何秒かの間に球を見極め、打ち返すコースを決め、相手の作戦を読み、その裏をかく。そんなことが良くもできるものだ。人間業じゃない。切ったと見せて切らずに打ったり、トップスピン、アンダースピンを交互に打ち分けりする。 裏表に違うラバーを貼り、瞬時に使い分けて球種を変えるし、ラバーそのものの特性も様々。 以前は何をやってるんだかさっぱり分からなかったが、日本選手のレベルが上がるにつけこっちの目も慣れてきて、多少は分かるようになってきた。 出番のなかった伊藤美誠は、ベンチで終始監督のような立場で選手にアドバイス。笑顔を見せながら、その内面の自信とふてぶてしさが見え隠れ。中国側も感心しきりで、その監督ぶりを絶賛していたようだ。【安心感ハンパない】伊藤美誠監督!?の的確すぎるアドバイスこの映像を見ていると、何だか知らないが泣けてくる。(クリックでYouTubeへ) この美誠の姿が頼もしく微笑ましくもあり、日本の選手の懐の深さを示すとともに、渡辺監督の度量も大きいことを世界に見せつけることにもなった。 伊藤は、パリ五輪には次の若者に経験の場を与えるために、自分はもし選ばれたとしても身を引くとしている。☆ リベンジの機会は5か月後のパリ五輪が舞台となる。今大会は変則で、オリンピック出場権がかかる試合を勝ちぬいてからメダル争い。ダブルスが無かったが、オリンピックでダブルスが1試合入るので、その選手の選定と出場順位が重要になる。 全日本まですごいハードで過酷な代表レースをして、すぐにTリーグがあり、事前合宿があり、そしてこの世界選手権と、心身ともにクタクタだった選手たち。5カ月後にはパリ五輪が待っている。相手以前に自分に負けてしまうようでは、ここまで到達することは到底できない。 この世界ランク上位3人が出場した中国に、よもやと思わせるところまで追いつめた日本。だいぶ前までは、中国の卓球は別世界・別次元のものに見えて、とても勝てるなんて発想すら浮けばなかった。1年中恵まれた環境で、とにかく卓球だけに全精力を注ぎ込んでいる、国家的事業の相手に勝てるわけがないと思っていた。 ずっと悔しい思いをしてきた選手たち。強化システムを取り入れ、若手がどんどん伸びている。今回の男子は、準々決勝で中国に敗れてベスト8となり、2大会連続のメダルはならなかった。 チーム2番手の戸上隼輔(22)世界ランク23位が、直前にインフルエンザに感染して断念。エースの張本智和(20)、篠塚大登(20)松島輝空(16)、田中佑汰(23)らが素晴らしい戦いぶりを見せた。 前回大会では準決勝の中国戦で世界ランク9位の張本智和(20)が2勝をあげ、最強王者をあと一歩のところまで追い詰めたのは、今回の女子と同じだ。大物の片りんを見せた松島輝空(そら):ランク33位は、まだ16歳だし、篠塚大登(ひろと):ランク73位は、20歳と伸び盛りの若手のホープだ。こちらもパリ五輪の出場を決めている。パリ五輪代表選手
2024.02.27
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♪ 大谷と岸田総理を並列で語ることなど神が許さぬ 大谷→グランドキャニオンだからダイヤモンドバックスがいいとか、エンジェルスに短期契約で残るとか、巷ではなんだかんだ言われていたが、結局は大方が予想していた通りに「ロサンジェルス・ドジャース」に。 スポーツ史上最高の目の飛び出るような、10年契約7億ドル(約1015憶→円高で1022憶円に)で決着がついた。 契約のおよそ97%が契約終了後の後払いになる見込みで、毎年200万ドル(およそ2億9200万円)になる。大谷選手の希望でチームの年俸総額を大幅に抑えるための異例の方式が実現したという「大谷は、後払いによって生まれた資金の余裕を戦力補強に使うことを約束するという文言を契約書に含めることをドジャースに求めた」。契約終了後の2034年から10年間かけて無利子で支払われるということ。日刊スポーツ 契約破棄権(オプトアウト)はないと言われていたが、実際は盛り込まれていることが明らかに。球団オーナーのマーク・ウォルターと、編成本部長のアンドリュー・フリードマンの2人のうちどちらかが球団を離れた場合は、その年のシーズン終了後にオプトアウトする権利が発生する。 球団の慈善団体に1%を超えない金額を寄付するという項目も。仮に平均年俸7000万ドル(約100億円)で1%なら毎年70万ドル(約1億円)を寄付することになる。また、ドジャースタジアムで行われるレギュラーシーズン、ポストシーズンの全試合で球場スイートルームを提供するという契約も含まれている。15日8時 入団記者会見米ロサンゼルスで2023年12月14日、ロイター © 毎日新聞 提供「選手としての自分を信じてくださったチームの皆さん、ありがとうございます。明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つロサンゼルス・ドジャースのチームの一員になれることを心よりうれしく思うと同時に、すごく興奮しています」と新天地でのプレーに向けた心境を語っている。 また、6年間のエンジェルスにも感謝を述べている。実際、エンジェルだからできた数々の偉業であることも確かでしょう。全てにおいて大谷を理解し、リスペクトして援助してくれたからこそのこと。 試合と練習が一体となっていて、純粋に野球が好きでたまらない大谷。金銭に囚われない、若々しい精神とさまざまなピュアな行動が、ドジャースの首脳陣の心を捉えて離さなかったのも事実のようだ。☆ 中日ドラゴンズにとっても、大谷のドジャース入りは慶賀の至りでしょう。両球団には浅からぬ縁があって、中日がドジャース風のユニホームに変更したのは、第1次星野政権時代の1987年。 業務提携を結んでいた一環で、翌1988年には当時プロ5年目だった山本昌氏がドジャースに留学。アイク生原さんから付きっきりで指導を受け、伝家の宝刀スクリューボールを習得したりしている。 whikipediaより1987年の中日ドラゴンズ ロサンゼルス・ドジャースとの提携によりユニフォームを開幕からドジャース風に変更。闘争心を露わにする星野監督の姿勢で度々の乱闘劇も見られた。5月には一時的に首位に立つも、巨人の猛烈な追い上げの前に最終的に2位。広島には1977年以来10年ぶりに勝ち越した。新人の近藤真一が8月9日の対巨人戦でプロ初登板初先発ノーヒットノーランを達成。 若手では仁村徹、彦野利勝、中村武志がレギュラーで台頭。PL学園から立浪和義(現監督)がドラフト1位で入団している。1988年 4月終了時点で首位広島に8ゲーム差の最下位、7月8日に6連敗で29勝31敗2分で借金2。しかし、翌日から巻き返し、結局50勝15敗3分、勝率.769で10月7日に逆転で1982年以来6年ぶり4度目の優勝。生え抜き監督での優勝は球団史上初。 西武から平野とのトレードで移籍した小野が最多勝で、小松と共に先発陣を牽引。米国留学から途中帰国した山本昌広が5勝無敗。リリーフ・郭源治が44セーブポイントでMVP。立浪が新人王に輝いた。 日本シリーズでは西武と対戦、第1戦・第5戦先発した小野を筆頭に第2戦の小松以外の先発投手が打ち込まれ、落合、この年から二塁手に転向した宇野の不振もあり、1勝4敗と敗退。3年間活躍したゲーリー・レーシッチが退団。また、6月に二軍にいたラルフ・ブライアントを近鉄に放出したが、彼は近鉄での伝説的な猛打によりパ・リーグを代表する選手となった。 この年は昭和の最後。中日は「昭和最後のセ・リーグ優勝球団」となった。 中日ドラゴンズは、若手も伸びてきているのでこれを機に大躍進してほしいものだ。 来年は辰年でもあるし、監督も辰波和義と改名したらいい (^^)/
2023.12.15
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♪ 敗退の高校球児そらあおぎ大谷翔平(しょうへい)思う炎天の雲 大谷翔平が凄い。ダブルヘッダーで1試合目に完投・完封し、45分後の2試合目に2打席連続のホームランを打つという、まったく漫画みたいな活躍をしている。トレード問題が解消して、スッキリしたことがその背景にはあったようだ。 それにしても想像を絶する活躍で、敵からも敵のファンからも歓迎されている、今や世界のスーパースターだ。好成績を上げながら、疲れも見せずに相変わらずの一挙手一投足に、野球界が沸きに沸いている。 その大谷翔平の今シーズンの様々な成績(8月1日現在)を列挙してみた。 打撃部門【本塁打】1位 39本 大谷翔平(エンジェルス)2位 29本 ロバート(ホワイトソックス) 3位 25本 バーガー(ホワイトソックス)、デバース(レッドソックス)、ガルシア(レンジャーズ)【打率】1位 .318 ビシェット(ブルージェイズ) 2位 .315 ディアス(レイズ) 3位 .308 ネイラー(ガーディアンズ)、.308 吉田正尚(レッドソックス) 6位 .302 大谷翔平(エンジェルス) 【打点】1位 ガルシア(レンジャーズ) 84打点2位 大谷翔平(エンジェルス) 81打点3位 ネイラー(ガーディアンズ) 79打点【四球数】1位 70個 大谷翔平(エンゼルス)2位 62個 アドリー・ラッチマン(オリオールズ) ナサニエル・ロウ(レンジャーズ)【敬遠数】1位 12個 大谷翔平(エンゼルス) ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)【3塁打】1位 7本 大谷翔平(エンゼルス) ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)【塁打数】1位 266塁打 大谷翔平(エンゼルス)2位 224塁打 ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)【OPS(出塁率+長打率)】1位 1.083 大谷翔平(エンゼルス)2位 .904 ヤンディ・ディアス(レイズ)【安打】1位:ビシェット(ブルーレイズ)142安打2位:セミエン(レンジャーズ)121安打3位:大谷翔平(エンゼルス)120安打、4位:クワン(ガーディアンズ)118安打、ラミレス(インデアンズ)118安打 【盗塁】1位:ルイス(アスレチックス) 43盗塁(失敗8)2位:フランコ(レイズ) 29盗塁(失敗10)、ウィット(ロイヤルズ) 29盗塁(失敗8)22位:大谷翔平(エンゼルス) 12盗塁(失敗4) 投手部門【勝利】1位:エフリン(レイズ) 11勝、イオバルディ(レンジャーズ) 11勝、マクラナハン(レイズ) 11勝6位:大谷翔平(エンゼルス) 9勝【防御率】1位:コール(ヤンキース) 2.642位:イオバルディ(レンジャーズ) 2.693位:カスティーヨ(マリナーズ) 2.8810位:大谷翔平(エンジェルス) 3.43【奪三振】1位:ガウスマン(ブルーレイズ) 171奪三振2位:ロペス(ツウィンズ) 160奪三振3位:大谷翔平(エンジェルス) 156奪三振【投球回】1位:コール(ヤンキース) 136.1回(22登板)2位:カスティーヨ(マリナーズ) 131.1回(22登板)3位:べリオス(ブルーレイズ) 130.1回(22登板)14位:大谷翔平(エンジェルス) 120.2回(20登板)【被打率】1位:大谷翔平(エンジェルス) .1852位:ウェルズ(オリオールズ) .2003位:カスティーヨ(マリナーズ) .206 一人で一体何人分の活躍をしているのだろうか。米球界に見たこともない、鮮やかで清々しい旋風を巻き起こし続けている。 数字に出ない部分でも多大な貢献をしている大谷を、エンジェルスが手放せるはずがない。今年のヤンキースは55勝51負で最下位に甘んじていて、エンジェルスの56勝51敗を下回っている。何人放出してでも大谷が欲しかった。 しかし、エンジェルスのオーナーも監督のネビンも手放さないことを選んだ。 もう少しでワイルドカードが手に入るところまで来ている。今後のチームのためにも大谷の存在が絶対に必要だし、チーム全員がそう思っているだろう。 アリーグ各3地区の1位 + 全体の上位3チーム(勝率)がプレーオフに進める。 4位 Rソックス .528 5位 エンゼルス .523 6位 ヤンキース .519 6位 マリナーズ .519 全米にはメジャー球団が2リーグ30チーム、マイナーが17リーグ215チーム、独立リーグが5リーグ40チームあるが、その大半が独立採算、育成、地域密着の「独立リーグの精神」で運営されている。 19世紀半ばにはさまざまなリーグが誕生したが、この中で最もレベルが高く、人気もあったナショナル・リーグが、「メジャーリーグ」を名乗る。他のリーグ、チームはこの時から「マイナーリーグ」となった。 メジャーリーグには1901年には、アメリカン・リーグも加わって、2大リーグ制になる。以後も紆余曲折があったが、メジャーリーグはア・ナ2大リーグで一世紀以上続いてきた。 1920年に、カーディナルスが自分たちで選手を獲得して、傘下のマイナーリーグに預け、育成させるというのを始めた。人件費や経費はカーディナルスが持ってのこうの仕組みを「ファームシステム」という。 他の球団もマイナーリーグの球団を傘下にして、ファームシステムを作り、メジャーリーグの傘下にマイナーリーグが入っての巨大なピラミッドができることになった。 このとき、メジャーリーグの傘下にならなかった球団もかなりあり、彼らは、以後もリーグ戦を行い、各地を転戦した。こういうメジャー傘下に入らなかった球団、リーグを「独立リーグ」と呼ぶ。 マイナーリーグは、実力に応じてAAA、AA、A、ルーキーなどのクラスに振り分けられた。その後も各クラスには、どこのメジャーリーグにも属さない独立系のチームが少数ながら残されたが、20世紀末には消滅した。 21世紀に入ると、メジャーリーグが拡張してマイナーの組織だけでは選手が足りなくなり、これを補完する必要が出てきたため、独立リーグが再び始まった。 メジャーリーグの各球団はスカウトを派遣して、有望な選手がいないか、常にチェックをしているし、アメリカ国外からの選手もプレーするようになっていく。こういう形で、独立リーグは新たな役割を果たすようになった。☆ しかし、その実態はかなり悲惨なものを含んだ厳しい世界のようだ。ただただ野球がやりたい人、箔をつけるために金を払ってまでしがみつく人などの、人の弱みに付け込んで劣悪な環境でこき使われたりもする。 報酬も少なく生活にも困るほどで、ものすごいモチベーションとポテンシャルが無ければ耐え続けることは難しい。 それでも野球ファンは本拠地球場のある街で、「わが町のチーム」として愛し、選手たちが成長してステップアップするのを応援する。近い将来いなくなるのが分かっている、才能のある選手に声援を送っている。
2023.08.02
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♪ 夏バテも夏痩せもなし我慢なし夏の炎の一部とならん このくそ暑い中を3日連続でウォーキングした。とは言いても一番暑い時間帯は避けて午後4時を回ってから。それでも34度前後はある暑さなので時間も距離も控えめに。7,100歩から8,200歩ほどで、距離も6㎞前後で止めておく。 トレーニングの効果が出ているかと言えば、正直言って大して感じられない。ベースでは筋力アップしているはずなので多少違うはずなのだが、その実感がない。 トレーニングの間が開くと途端にパワーが落ちる。レッグプレスは115㎏までやれるようになったのに、家でスクワットをやってみるとそれまでとあまり変わらない。いつもの120段駆け上がりにしても、行く前にスクワットをやってからいくと調子がいいくらいだ。 やはり、継続して筋肉を使ってやらないとすぐに鈍ってしまうようだし、瞬発力と持久力とでは使う筋肉も違う。外での実地運動と並行してやることで、ようやく本当の力が付くということだろう。マッチョマンの筋肉はただの飾りで、現場では何の役にも立たない。「ちょこざっぷ」より チェストプレスをやっていても、腕立て伏せが楽に出来るわけでもない。筋肉をつけるスローなやり方で家でプッシュアップをやった方が良いんじゃないかと思えてくる。 腹筋だって、脚を固定して傾斜をつけてやる意味がないと聞いてからは、フラット状態でやっている。膝を曲げての上体起こしと、1段分傾斜をつけての上げ下ろしをやっているが、これとて家でもやれる。 追い込んで追い込んで、限界までやっていかないと力はつかない。適当に疲れたところで止めてしまうと、ただ身体を動かしただけで終わってしまう。☆ 先日、テレビであのカーリングの藤沢五月さんが、ボディメイクコンテスト「MOLA CUP」にビキニクラスに初出場した様子をやっていた。その素晴らしいボディを観てビックリ。その引き締まった身体に日本中が驚いたことでしょう。 顔も引き締まって別人のようで、言われなければ誰だか分からないほど。シークレットでの出場だったらしい。 たった3カ月の鍛錬の結果だというからなおさら驚く。ビキニクラスで3位、続くオープンクラスでも2位となり、そのアスリートとしてのポテンシャルの高さとモチベーションの強さを見せつけた。 腹筋をバキバキにするのなんて相当な鍛錬がいる。 全身をバランスよく鍛えるにはメニューを用意しないと無理だし、食事と栄養のコントロー計画も必要になる。そしてそれを維持するモチベーションが最も重要。期間を決めて追い込むことで実現したのだろうが、大変なことだ。 元々そういうことが好きだったのだろう。趣味の一つとしても、ここまでやれる人は少ない。 みるみる変化してゆくボディを確認しながらなので、やりがいもあるし時間的な制約があったればこその結果かもしれない。 この快挙のニュースは、ライザップにとって願ってもない宣伝になって、「ちょこざっぷ」には入会希望者が押し寄せるだろう。好きな時にちょこっとやって、どれだけの効果があるかと言えば、“ほとんどない” だろうと思う。下手をすると逆効果で、太っちまう人も出るだろう。 これによってトレーニングに目覚めて、本格的にやってみたいと思えるかどうかに掛かっている。☆ 3日連続で炎天下を素肌をさらして歩き、階段を駆け上がり坂もちょっと走った。筋トレの直接の効果は少なくても、モチベーションが上がっていることは確か。山登りするという目標があることも大きい。人は心の持ちようで、良くも悪くも変わる。 暑さにはだいぶ慣れたが、昨日はさすがに夜は体が熱かった。熱中症になるとこれが酷くなって吐き気がしたり震えがきたりするのだろう。そんな手前で済んだのは、途中で給水しているし、梅干しを食べおやつにもしゃぶったりしたのが効いているのかも。 今日は1日、外には出ないつもりでいる。
2023.07.25
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♪ 二至二分均等ならざる四季めぐり夏の極みののちの猛暑日 21日は夏至だった。「嘘でしょう!!」という声が聞こえそうだ。まだ夏本番前で、これからどんどん日が短くなっていくなんて信じられない。 これからが梅雨が開け夏休みが来て、お盆が来て1年のクライマックスのような季節だ。1年の中間地点を過ぎたなんて。半年後には「冬至」がやって来ると言われてもねえ・・・ピンとこない。 江戸時代は夜明けを「明け六つ」、日暮れを「暮れ六つ」とし、その間を6等分して六つ(夜明け)→五つ→四つ→九つ(正午)→八つ→七つ→六つ(日暮れ)として、お寺がその数だけ鐘を突いて時刻を知らせていたんだとか。「おやつ」は昼過ぎの「八つ」に食べたからこう呼ばれている。「夜明け」は日の出前の薄明かり、「日暮れ」は日没後の薄明かりをいうので、夏至ともなると「明け六つ」は今の時刻で午前3時50分頃「暮れ六つ」は午後7時50分頃だった(江戸=東京の場合)とか。 一年のうち、もっとも北寄りから昇り、もっとも北側に沈む日。北極圏では一日中太陽が沈まない “白夜”、逆に南極圏では一日太陽が昇ることのない “極夜” になる。北へ行くほど日が長くなる。日本で言えば、 夏至の札幌の昼は、那覇より1時間半ほど長くなる。 最も昼が長いことを意味する夏の極まりではあるが、暑さの極まりじゃないのが問題なんだよなあ。 この日は人類にとって特別の日であり、世界中でイベントが行われたりしている。ストーンヘンジの真ん中から朝日が昇る。メキシコのマヤ遺跡「太陽のピラミッド」太陽はこのピラミッドの真上を通過し、正面に沈む。夫婦岩の真ん中から朝日が昇り、条件が良いと富士山が重なる。知多市旭公園のとろけ石。夏至の正午に「知多の波塔」の上部より太陽光線が入り、下部丸窓から水平に出てくる。とろけ石の前に立って「知多の波塔」を見ると、正午前後の20分間に太陽光が見られる。確かめてみたいが、一年後にはすっかり忘れてしまって・・「冬至・夏至」の「二至」と「春分・秋分」の「二分」、合わせて「二至二分」。自然界に生きている以上、重要な区切りであることは確か。★ この夏の極りの日を前後して、日本のバレーボール(ネーションズリーグ VNL)の活躍がハンパない。世界のトップチームが男女16チームずつ参加するもので、男子は昨日、ブラジルにフルセットの末30年振りに勝利。これで7連勝。16チームが3週間で12試合(各週4試合)を戦い、順位を決定する。アルゼンチン、ブラジル、フランス、ドイツ、イラン、イタリア、日本、ポーランド、セルビア、アメリカ、ブルガリア、カナダ、中国、キューバ、オランダ、スロベニア第1ラウンド・名古屋で4連勝し、第2ラウンド・フランスで3連勝 ファイナルラウンドには予選ラウンド上位8チームが出場し、ノックアウト方式のトーナメント戦で優勝チームを決定する。まさしく世界一を決めるもの。22日現在の順位とポイント チーム 試合 勝 負 セット Pts 1 日本 7 7 0 21:5 20 2 スロベニア 7 6 1 18:7 18 3 アメリカ 6 5 1 16:4 15 4 ポーランド 6 5 1 15:12 11 5 ブラジル 6 4 2 16:10 13 6 イタリア 6 4 2 12:8 12 7 アルゼンチン 6 4 2 15:10 12 8 オランダ 6 3 3 13:9 11 9 セルビア 6 3 3 12:10 9 10 イラン 6 2 4 8:13 7 【ポイント獲得条件】 勝ち(3-0、3-1):3ポイント 勝ち(3-2):2ポイント 負け(2-3):1ポイント 強豪等を破っての単独1位。こんな日本をだれが予想していたでしょうか。昨日のブラジル戦は、2セット先取したものの追い付かれてフルセットにもつれ、追いつ追われつのシーソーゲームで、やや優勢に攻めていた日本がジュース3回を粘って、ついに勝った。最後のセットは15点マッチなので、1ポイントもゆるがせにできない緊迫の連続。とてもいい試合だった。 優勝戦ともいえるこの熱戦に粘り勝ちしたのは大きい。 女子は8試合を終え、5勝3敗で現在7位。予選ラウンド上位8チームに入れば、ファイナルラウンドに進出できる。
2023.06.23
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♪ 声に出しみまひなみゆうみうみゆう何かいいことありますように 今、南アフリカのダーバンで開催されている世界卓球。男女とも大活躍していて、連日の生中継を楽しんでいる。時差が8時間ほどなのでLIVE中継が観られるのがいい。 女子選手の名前にも注目だ。よくもまあ似たような名前の選手が揃ったものだ。どこでどうなって、何がそうさせたのか。S=シングルス D=ダブルス X=混合 W=女子 2023年5月16日付の世界ランク 世界ランキング 7 伊藤 美誠(みま) 22歳 2000年10月生まれ 8 早田 ひな 22歳 2000年7月生まれ 18 木原 美悠(みゆう) 19歳 2004年8月生まれ 19 平野 美宇(みう) 23歳 2000年4月生まれ 31 長﨑 美柚(みゆう) 20歳 2002年6月生まれ ランキングの順位通りに名前を並べると「みま・ひな・みゆう・みう・みゆう」。 活舌の練習にも使えそうなことばが並び、子音を並べると「 i a i a i u u i u i u u 」と、3種類の子音が見事な配列で並んでいる。まるで何か法則が有るかのようだ。 こうも見事に並ぶ道理が見つからない。生まれた年も違うし、ランキングが変われば言葉のならびも変わって来る。 名前の流行に関係があるのかと思い、調べてみたが目だったものは見当たらない。名前ランキング(平成名前辞典)2000年 2001年 2002年 2003年 字の違う「美優」が毎年、12位、11位、16位、12位にあるものの、5人の名前とずばり同じ名前がない。偶然に一致したものがあっても良さそうなのに、全くないのが意外。 打倒中国を目標に切磋琢磨してきた日本の卓球。世界戦の選手に選ばれることは、本番の試合を勝ち進むのと同等に大変だといわれる層の厚さ。今回は、「56年振りの全種目メダル獲得が目標」で、それほど自信をつけて盛り上がっている。 特に女子の粒ぞろいなのには目を見張る。この呪文のような「みま・ひな・みゆう・みう・みゆう」を毎日、3回ずつ声に出して唱えていたら何かいいことがあるかも知れない。S=シングルス D=ダブルス X=混合 M=男子 2023年5月16日付の世界ランク 高速で飛び交う玉、一球ごとに変化をつけ、瞬時の判断とその反応の凄さ。ラリーが続けば「凄い凄い」と声を上げ、サービスエースを取ればまた声が上がる。とにかく勝負が早いのがいい。
2023.05.25
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♪ にわかファンに打席をとられムズムズと後ろで睨む野球少年 そうだツクシだ!採りに行かなくちゃ! 息子の家に電話してみると、「あまり出ていないけど、もう遅いんじゃないの」と期待外れの答えが返って来た。年々、出る量が減っていって、そのうち採れなくなるというのは分かっていた。それで、とうとう今年は収穫できなくなったというわけだ。 土筆は根を張ってしまうと繁殖させる必要がなくなり、土筆を出さなくなる。「それじゃ、残るのはあそこしかない。」心当たりの場所へ行ってみると、惚けているのが多いが、まだなんとか採れそうだ。しかし、ここもかなり少なくなっている。来年はもう少し早めに行けば何とか採れるだろうが、それが最後になるかも知れない。 草が伸びている場所のものが、周りより遅れて出てきたようで、軸が長い。思ったよりたくさん採れた。 1分半ほど湯がいて、水に晒すことなくそのまま湯を切っておく。穂の苦みを取ってしまってはなんにもならない。それを3つに分けて冷凍保存する。好物の「つくしのペペロンチーノ」を作って食べるのが楽しみだ。 午後、孫が卒業式で休みのため、野球道具一式もってやって来た。バッティングセンターに行くことになっていた。ネットで調べての初めてのところ。いそいそと出掛ける場所がよく分からない。コンビニに立ち寄って聞いてみる。従業員の女性とその仲間が、赤ちゃんをあやしながらにぎやかにしている。 なんてこった!もう10年前に廃業したという。ネットにはちゃんと載っているのに、おかしなこともあるもんだ。もう2軒あるので、そっちへ回ってみる。次に行ったところは営業時間が16時からとかで、まだオープンしていなかった。しょうがない、昔からあるところへ行くか・・。 けっこう賑わっている。そうか!今は大谷ブーム、そしてWBCの侍ジャパンの活躍のお陰で野球熱が燃え滾っている。そういえば昔もあった。中日が優勝したころだったか、テニスブームの前だったかな。以前はこの知多市にもあった。ブームとは恐ろしいもので、後追いで出来た施設はブームが去ればつぶれてしまう。2軒目のDIAPARK 硬式、軟式、対応本格的グランドマシンを使用した屋内野球練習場。改めて調べると、予約制とある。85km~140kmが4打席あるだけ。どっちみちダメ。 3軒目でようやく打席に立つことが出来たが、ここの機械が古く調子が悪い。球筋も決まらないし途中で止まったりする。客は子供が多かったが、みんな俄か野球ファンという感じ。バッティングセンターは初めてという子も多いようだった。私が20代の頃からあったのだから、50年はやっているわけだ。よくも潰れずに続けてきたものだ。WIDE パチンコ店に併設されている。 いかにもバカスカ打っているように見えるが・・・ パパと数えきれないぐらい行っていると言っていた孫。空振りが多く、「80キロじゃ早すぎる」というも、「これで良い」と言い張って聞かない。私は20年振りぐらいだろうか。左の視力が悪いので速い玉が打てるはずもなく、75キロでやってちょっと遅いと思ったくらいのもの。良い当たりもいくつかあった。 機械が古いのでこっちの調子も狂う。孫が6ゲーム、私が4ゲーム。まだやり足り無さそうだったが打ち止めに。 家に帰って、ピッチャーがやりたいという。まだまだ野球がやり足りない孫だ。名鉄の高架下をバックネット代わりにして、ピッチングとバッティングをやって遊ぶ。去年の7月。名鉄に草を刈ってもらったときの写真。今はまたかなり伸び始めている。夏にはかなりの背丈になってしまう。 私が投げて打たせている時「もっと速い玉投げて」という。打ちそこなって、ファウルが後ろへ高く上がった。しまった、やば~い。あえなくボールは高架上の線路へ。 家から脚立を持ってきて上がって見るも、敷石に当ってあらぬ方向へ飛んだのか。どう見ても見当たらない。諦めて家に。 モデルハウスの屋根にもテニスボールが乗ってしまっている。いい練習場所があると喜んでいたが、子どもが大きくなるにつれて、そういう条件がどんどん狭くなっていく。嬉しい事ではあるが、じーじとのバランスがどんどん悪くなって離れて行く。まだキャッチボールが出来るうちはいい、と慰めながらやっていくか・・。 さあ今から、WBCの対メキシコ戦を観ることにするか。スリーランを打たれて、いまのところ0-3だが、山は5回以降、終盤にもつれる気がする。でも勝つのは日本だ!
2023.03.21
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♪ 従順で正直者の筋肉よ俺と一緒に夢を見ないか 15日からいよいよ、トレーニングルームでの筋トレなどのトレーニングをスタートした。初日は、以前に講習を受けたものの1度もいかずじまいで、気づけば10年が経っていた。マイカー登山と胸筋アップ、体のバランスを整えるためのメニューを作ってもらい、それに順じて器具の使い方を1から教えてもらった。 目的別トレーニング機器は27種目あって、取りあえず9種類を使ってのメニュー。初日は説明を聞いたりして、トレーニングそのものはそこそこで帰って来た。自分のペースを掴むまでは様子見しみながら、焦らずにやっていくことになる。 1日空けて2度目の昨日。ちゃんと続けられるようにするために2,300円の定期券(1か月有効)のを買った。単発だと7回分に当たる。トレーニングは週3回程度は行くつもりで、ひと月12回前後にはなる。ずいぶんお得だ。 身体が硬いので、まずはマットの上で柔軟体操を兼ねたストレッチ。次は、体を温めるためにエアロバイク。負荷60で5分、50に落として5分やった。後はスケジュール表を見ながら、空いている器具を適当に選んで、取りあえず2セットのうちの1セットをこなしていく。この日は人が少なく、スムーズに進んだ。画面右にランニングマシーンが並んでいる。30分限定だ。サンドバッグを叩いたり蹴ったりしているオジサンがいた。奥にあるバーベルを使っている人はまだ見ていない。 ランニングマシーンでは、脚力と持久力を付けるために、傾斜をつけてそこそこのスピードでやる。最初、傾斜度3%でやるもののもの足らず、4%に上げスピードも速歩程度にアップした。15分ぐらいで止めようかと思ったが、隣ではランニングする若者がずっと走っているので、こっちもその気になって続けることに。午後の部終了15分前のアナウンスが入り、25分経ったところでクールダウン。2㎞ちょっとの坂を上り続けたことになっている。 胸筋アップのチェストプレスをしっかりやりたかったが、みんな1回ずつしかできなかった。行ったのが、3時半ごろになりちょっと遅かった。柔軟体操と2セットをゆっくりやったり、どれかを重点的にやろうと思ったら、1時過ぎにはいかないとダメだ。それか、曜日によってやる項目を限定して、集中的にやる方が良いかも知れない。こういう記事にもピピっと反応し、刺激を受けている。 今朝は、バックエクステンションで何時も使わない筋肉を使った疲れが上半身にある。下半身も、昨日帰ってから疲れが出ていたが、今朝は回復して気持ちがいい。無理をせず、やった感が持てる程度をしばらく続けていこう。その間にチェストプレスの負荷を徐々に上げて・・・。
2023.03.18
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♪ M1とワールドカップ観てる夜めぐる地球の芯の冷たさ 凄い試合だった。蹴史に残る名勝負。世界中のファンが満足したであろう完璧なもの。賭けている人もどちらが勝つか判断に迷う対戦世紀の対戦。日本でも深夜のテレビにくぎ付けになった人々を結局3時間引き付けっぱなし。 2点先行したアルゼンチンに、負けじと追い付いて同点としたフランス。それも両エースストライカーが絡んでのもの。90分で決着がつかず、延長に入った。それにも互いに前後半に1点ずつ得点して譲らず。何という事か、よもやのPK戦に突入だ。こんなこと誰が予想した? 試合は五分五分で引き分け。フランスのエムバぺは3得点のハットトリック、35歳となって引退を表明していた最後の大会になっていたメッシも2得点。 結果も試合内容も最高で、これ以上ない決勝戦にふさわしい激戦を戦い抜いた。 PK戦で4:2で決着し5度目のW杯を獲得して引退の花道を自らの手で飾ったメッシ。マラドーナと比較され続け、ようやく彼に追いつき追い抜いて気を良くしたのか、最後の一戦とはならないことを口にしている。 観ている途中で眠くなりゴールシーンを見逃すという失態を2度も犯したが、粘って最後まで観続けた。寝たのが3時だが、朝8時にはスッキリと目覚め、眠気は全く感じていない。寝る前に焼酎を入れたホットミルクを飲んだのが効いたのだろう。5時間を完全熟睡したらしい。 TVを観ていた深夜は0℃まで下がっていたらしく、熱戦を見ているのに寒かった。炬燵に入ってパジャマの上に重ね着していたが、夜の底から寒さが浸み込んできた。 今朝はスッキリと晴れている。日本海側や大雪の福島や新潟をしり目に、この辺りも太平洋側全体は良い天気のようだ。しかし、最高が6℃ほどまでしか上がらず、5mの風も吹いてかなり寒い一日になりそうだ。
2022.12.19
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♪ ことごとくそら明け渡す街路樹の公孫樹はいまだ黄に包まれて コスタリカ戦はみんな楽観して観ていたんじゃなかろうか。 スペインに良いところなく7-0で完敗したのを知っているし、日本はドイツに大金星をあげて有頂天になっていた。選手や監督は決してそんなことないと言うだろう。しかし、人間の脳は意外に侮れない。しっかり心を引き締めてセルフコントロールしているつもりでも、気づかないところに微妙なずれが生じていたりする。微少な薬品が化学反応を起こすように、本来とは違う何かが変化を起こす。 前半のコスタリカは前の失敗の反省から、守備に重点を置き1点もやらない徹底的な防御の体制で挑んできた。防いで防ぎまくって、カウンター攻撃のチャンスを窺っていた。一瞬のすきを狙っての蜂の一刺し。 前半の日本はその術中に嵌って、相手に合わせた展開に終始。無理すればシュートが打てるチャンスが何度かあったのに大事に行き過ぎた。スカッと決めて得点のだいご味を味わいたいというような、ちょっとした隙があったのではないか。こころの中の極小の異物が、微妙なずれを生ませほんの少しの狂いを生んでしまった。 後半には体制を変え、攻撃の仕方にも変化を見せたがまともなシュートを打たせてもらえなかった。コスタリカのディフェンスは素晴らしく、完璧だった。 インターバルを挟んでドイツ戦と同じように若手を投入するも、手の内は読まれていた。鉄壁の防御の中で一瞬のスキを突いて打った初シュートが、手痛いゴールとなってしまった。 次はスペイン戦。何も考えず、初心に帰ってボールに集中するしかない。マスコミの盛り上がりとファンの応援、身内からの声援にこころを奪われることなく、どこまで純度の高いコンセントレーション維持と無我の境地で戦えるか。監督は90分をいかにマネジメントするか。 がんばれニッポン。その侍魂をしかと見守ってやる。侍ブルーが黄色い声援によって宙に舞う姿を思い描きながら・・・。 日曜日、知人の作品展を観に名古屋へいき、併設されている喫茶店へ。マスターは趣味でジャズをやっているらしく、その仲間らしき客も来ていた。小さな店でテーブル席は1つ、カウンター席も4人ほどで一杯になる。その客が返るとマスターとウェートレスのご婦人と私だけになった。 ちょっとジャズの話を向けると、あまり詳しくないのか話が弾まない。知ったかぶりもしたくない。あとはすることもないので、メモ用紙にいたずら書きなどしていた。 パーゴラの玄関正面に当たる部分は何もないので、向こう側が丸見えだ。という事は向こうからも丸見え。朝日が当たるのは良いが、何もないというのもなんだか落ち着かない。 木香薔薇の枝を這わすとしてもまだまだ先のこと。何か吊り下げてちょっとだけ変化をつけてやりたい。それでいい方法はないか、あれこれ考えていた。ふと思いつたのがこれ。板をくり抜いて光を通し、かつ植木鉢が乗せられるようにする。 鉢受け部分はL形金具で補強すれば、そこそこ薄い板でもいけるだろう。でも、かなり大きくなりそうだなぁ。 博物館のミュージアムショップにも久しぶりに立ち寄った。改装のために商品を撤収する必要があるが、それがいつなのか知りたい。来年10月までは大丈夫らしい。古墳の形が目を引いたので・・ ストールが1点売れたとか。FAXが使えなくなったので、ラインでやり取りすることに。古墳図鑑がプリントされているクリアファイルを買って帰ってきた。
2022.11.28
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♪ 蜘蛛のごとく手足を伸ばし妖しげな魔力振りまくニコロ・ワリエワ 17日、オリンピック女子フィギュアのフリーで、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手(15)は、ジャンプで転倒が相次ぎ、「暫定(ドーピング問題が決着した後に確定する)」扱いで4位だった。痛々しくて見ていられなかった。 団体での華々しい五輪デビューから10日余りで、天国から地獄に突き落とされた15歳の天才。ロシアという国に生まれたために、まるでメダルを取る道具の様に扱われて純真なこころを凌辱された格好となって、痛ましいったらありゃしない。 SPではまだ余裕があったのか、トリプルアクセル(3回転半)の着氷は乱れたものの、3回転フリップ、3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプはきれいに着氷し、82.16点をマークしてトップだった。 ライバルたちに勝利を諦めさせる強さから、ファンは畏敬の念を込めてワリエワを“絶望”と呼ぶ。今シーズン出場したグランプリ(GP)シリーズ2連勝、ロシア選手権、欧州選手権と出場5戦全勝でSP、フリー、合計ですべて世界最高得点をを打ち立てた。女子SPの演技を終え、感極まった表情を見せる(読売) 6日に行なわれた団体戦のSPでは、90・45点の高得点で鮮烈五輪デビューを果たし、フリーでは女子選手として五輪で初めて4回転ジャンプを成功させ、ROCの金メダルに貢献した。(スポニチ) 昨年12月のドーピング違反が発覚しながら北京五輪出場継続が認められたこと自体が異常なこと。それにもまして、ロシアがドーピング問題で出場できないのにROC(ロシア・オリンピック委員会)という形で出場していること自体に問題がある。これじゃあロシアの思うつぼじゃないか? フリーを終えて、あまりにも無惨。キスアンドクライどころじゃなかった。 ワリエワからは禁止薬物トリメタジジン以外に、心臓疾患の治療に使用される「ハイポキセン」「L―カルニチン」が検出されたことが明らかになった。ともに禁止物質ではないが、ダイエット効果がある「L―カルニチン」は注射などによる制限値を超えた投与は禁止。心臓への酸素供給を助ける「ハイポキセン」は米国反ドーピング機関(USADA)が最近、禁止薬物指定を訴えて実現しなかった。 USADAのタイガート委員長は3種類の薬を組み合わせた服用の利点を、「持久力の向上、疲労の軽減、酸素消費効率の促進」と説明。偶然どころか巧妙に組み合わされている。 世界反ドーピング機関(WADA)は、2種類の薬物検出はトリメタジジンを誤って摂取したとのワリエワの主張と合わないと指摘している。 それにしてもこの選手を始めて観た私は、その美しさと演技のすばらしさに圧倒され、スケートの世界もまた女性の向上の目まぐるしさに度肝を抜かれたものだ。 〈 フィギュアスケート団体決勝 女子シングル・フリー 〉YouTube(NHK)へ 手足が長いうえに体が細く、赤い手袋をして黒のコスチュームをまとい滑り、回転し動き回る姿は、視覚効果抜群でそのスター性とカリスマ的風貌も相まって、ただただ惹き付けられるばかり。 それを観ていて、あの痩せた体に黒い服をダラーと着て、蜘蛛のようにヴァイオリンを弾いたヴァイオリンの鬼才「ニコロ・パガニーニ」が重なってきた。 21世紀のスポーツ界に汚点を残すようなロシアの横暴が、この稀有の逸材をダメにしてしまうのか。他に国籍を移してしまった方が、スケート界のために、あるいは世界中のファンのためにもいいんじゃないかと思いたくなる。いっそのこと悪魔に魂を売ったプロのスケーターとして、パガニーニのような生涯を送るのもいいか。 ロシアと中国が覇権争いをして、スポーツをそれに利用している状況を打破する手立てはないものか。金と欲に目がくらんでいるIOCは絶対に現状を維持しようとするだろうし、そこに付け込んで両国は今後もごり押ししていくに違いない。
2022.02.18
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♪ 姫空木の白き花咲く庭先に執行猶予の更地が黙(もだ)す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 松山英樹がついにやりました。マスターズ10年目の挑戦で初の表彰台。最後はヒヤッとするシーンもありましたが、連日のテレビ中継でそのステディーなプレイを堪能させてもらいました。 松山は、2011年東日本大地震の年にマスターズに出場。予選も通過し、同大会のロー・アマチュア(アマチュア選手最高成績)タイトルを獲得している。そして震災から10年となったこの年に優勝するという、何かを持っている男だ。優勝を決めた18番ホールの松山英樹 また、4月6日には同じオーガスタナショナルGCの「オーガスタナショナル女子アマ」で、岡山県出身の高校3年生・梶谷翼(17)が優勝を飾っている。「日本人が優勝したことがないオーガスタ(マスターズ)でフィールド最年少17歳の少女がトロフィーを掲げた」と現地メディアも “ドラマティック” と評した優勝劇だった。梶谷翼(17) 試合後、自動車事故で重傷を負って自宅療養中のタイガー・ウッズから、SNSでお祝いのメッセージが届いたという。 梶谷の快挙に続いての松山の優勝。日本人のレベルの高さ精神力の強さを、世界中に印象付けてくれた。 今年は、スポーツの世界でいい話題が沢山ありますね。 水泳の池江璃花子が日本選手権で、大会4冠を達成。8日間で計11レースを泳ぎきり、2種目で五輪切符を獲得し完全復帰を見せてくれました。 野球ではMLBエンゼルスの大谷翔平が二刀流復活ののろしを上げ、9日のブルージェイズ戦では第2打席で右中間フェンス直撃の3点適時二塁打、第3打席で今季3号を放って、日本陣最速のメジャー通算50号を記録している。 競馬では11日の桜花賞で初の白毛馬が優勝というニュースも飛び込んできました。今年をリスタートの年にする象徴として相応しい、純白の馬体が美しく輝いていた。 サラブレッドの毛色は8種類。白毛馬は突然変異で生まれるが、その確率は非常に低くて世界でも珍しく、年間、ひとつの国で一頭生まれるか生まれないかぐらいの確率らしい。海外で白毛馬が重賞で勝ったという話は聞いたことがないとか。 ビューから5戦5勝で、史上8頭目の無敗制覇を果たした。今後の活躍に世界中が注目だ。 政治にさえ目をつむっていれば、楽しい嬉しいことを沢山目にすることが出来る。そんな4月の中旬ウィークデイのスタートです。 何かいい事Get した~い!と、外へ目をやれば、目の前の宅地造成予定地はちっとも工事が始まらず、卯月の空がポカーンと広がっているばかり。前向きな心に水を差される感じで、なんだかなあの心持ちでいる。
2021.04.12
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♪ 観客のいないさやけさ一番をチップインイーグルで英樹スタートす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 朝テレビを観る事なんかほとんど無いのに、今日は珍しく点けてみたらフェデックスカップ・プレーオフのBMW選手権ゴルフの最終日の生中継中だった。松山英樹が前日のプレーでトップ争いしていたのは知っていたので、そのまま見入ってしまった。 結果は二打差の堂々3位タイでフィニッシュ。チャンピオンシップシリーズの最後を飾るファイナルに、ランキング10位で参戦することとなった。9月7日(月曜日)の朝5時に三日目の、8日(火曜日)の6時に最終ホールの中継がある。 この日はランキング1位のD・ジョンソン選手と最終組を回り、前の組ランキング2位のJ・ラーム選手がトップ(-4)でホールアウトした後、最後の最後に追いついてプレーオフとなった。結果は、驚異的なパットを沈めてバーディーを取ったがJ・ラーム優勝。劇的なフィナーレとなった。 フェデックスカップ・プレーオフの最終戦「ツアー選手権」は、ポイントランク1位が10アンダー、2位が8アンダー、3位が7アンダー…といった形でスタートするハンディキャップ戦。優勝者には年間王者のタイトルと1500万ドル(約16億円)のビッグボーナスが付与される。 松山は10位なのでイーブンパーで回ることになるのかな? 16億円は凄い金額だが、ハンデキャップ戦を制するのは、グレートレースを毎回上位で完走し通すようなもの。3日目、バンカーからのチップインイーグルでスタート ゴルフは、究極のメンタルのスポーツと言っても良いでしょう。フィジカルが重要なのは勿論のこと、その上に100%自己責任のまったく言い訳の利かない世界。一打一打が成績と収入に直結し、一瞬たりとも気を抜けない。その要求される難易度は公平で、時に気象にも影響されるなかでメンタリティーを維持しなければならない。トラブルショットを平然とリカバリーし、自分に敗けて脱落していくのを押しとどめて逆境を前向きに転換する強心臓が要求される。 その結果を出した時の達成感は、無酸素でたった一人でエベレストを制覇したようなものだろうか。難敵のコースと自己との闘いに勝ことがいかに難しいか、やっている人にしか分からない。画面からそれが伝わって来るものの、見たい選手だけを凝視するわけにもいかないTV中継。しかし、競技としての展開に重点が置かれるのは仕方がないこと。 毎回カップの位置が変えられ、グリーンの綿密な読みとそれを攻略する技術の裏打ちがあって初めて通用する。百回打って百回とも違う、場面場面での臨機応変な対応術。芝を読み、風を聞き、クラブを選び、大技、小技、時に難ショットも織り交ぜながら、同じ組の選手と駆け引きをし、18ホールを4日間連続で回る。その各々のプレーの密度の何と濃いことか。最終日のスコア 崩れそうになりながら踏ん張ってパーで切り抜けていく、その粘りと根性が眼に現れていて、一緒になって戦っている。個人であろうとチームであろうと、相手と対戦して勝敗を競うのがスポーツと位置付けられるが、たった一つの例外がゴルフ。勝てばいいという質のものではないのは、そんな特殊性にもあるのだろう。 フェイクもトリックもなく、手加減やジャッジミスもなく、小さなボールと一対一で孤独な戦いをした結果がすべて。そこに介入できるものは何もない。スコアだけが拠り所であり、自分ではどうにもならない、ただ一つの絶対的な対戦すべき相手となる。 私は、自分にとって最も親近感を覚えるのがゴルフと思う。お遊びのゴルフ、社交接待のゴルフ、ゴルフにもいろいろあるが、お友達の証しとして利用するのが一般的だが、昔は金がかかるイメージがあって、脱サラの身にゴルフは拙いと、手を出さないと決めてしまったので、自分がやることはない。 ゴルフだけやって友人だと嘯いている、トランプと安倍さんはどうかと思う。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.08.31
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♪ 階(きざはし)を 三回往復して帰る 晩夏の夜の御嶽神社 朝晩は大分涼しくなって、正直な身体は少しばかり軽くなった気がする今日この頃。 猛暑の間は身体が重く、あまり体を使うようなことをする気も起こらなかったが、ここへ来て少々意欲が出てきた。 単純な私は、世界陸上の室伏広治の「金」に刺激されて、自分ももう少し頑張れるんじゃないかという思いが湧いてきた。 室伏は、2001年の世界陸上競技選手権大会で銀を獲得して以来ずっと第一線で活躍して来た。2003年6月29日のプラハ国際では84m86の当時世界歴代3位の記録を出し、2011年6月11日の日本選手権において連勝記録を17に伸ばしている(日本記録)。 北京オリンピックではメダルを逃し、引退説も囁かれたが見事にカムバックし、とうとう念願の金を獲得して日本の陸上競技選手で初となる五輪・世界選手権二冠覇者となった。Wikipediaより 1974年10月8日(36歳)の彼は、高校新記録を樹立し、1998年には父親の日本記録を破る。シドニーオリンピックでは、メダル候補と目されながらも9位に終わった。その年の80m突破回数では世界1位を記録。 2005年世界陸上ヘルシンキ大会を体調不良のため欠場。その後も体調が回復しない為、試合への出場は遠ざかっていたが、1年後には復活して幾つかの大会で優勝を重ねた。2006年の9月以降、再びふくらはぎのケガのため9カ月のブランク、2009年も怪我で棒に振っている。 その後、努力の甲斐あって、2010年にはハンマー投年間チャンピオンに輝いている。 華々しい活躍の裏には「怪我」と「己」とのすさまじい闘いがあり、その見えない努力の結果だけが吾々の目に届く。引退の危機を乗り越えて、とうとう手にした世界陸上の最高位「金」。 ただ単に”やれば出来る”なんてものではない事は分かっていても、期待に応えて結果を出して来るその精神力に、見る側は前向きになる意欲と勇気を貰う。 ♪ 老けこんでいる歳じゃないアラ還の埋み火燃やす赤カンナ花 秋には軽登山などしたいと思うので、そのためにも足腰を鍛えておかないといけない。目的があれば苦労とは思わないもの。 苦労どころか、徐々に力が付いていく事の喜びの方が大きいくらいだ。 スポーツの良さは、経過も結果も明確に出るというところにある。 目標を設定してそれに向かって努力することの意味を、スポーツは分かりやすい形で見せてくれる。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
2011.08.30
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♪ 失いてそれが力となりぬべしすべて揃いし吾の無力さ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 身体に障害を持っている人たちのスポーツに賭ける情熱には凄いものがある。 先日、あるパラリンピックの選手を取り上げたTV番組が合った。もともとは健常者だった男性が、仕事上の事故で左腕と残りの腕の指2本を失い、足にも障害が残る大事故に遭い、失意の中に落ち込んでいた。野球少年として育ち、長じてもずっと野球に打ちこんできた。就職して間もなく結婚し、その矢先の事故だった。 晴天の霹靂とはこの事。自暴自棄になり生きる意欲を失っても不思議ではない。 そんな彼が、障害者の野球チームがある事を知り、自分の生きる目標を見いだしていく。そこからの努力が凄い。片腕で捕球と送球をしなければならない。片腕で、それも3本の指でバットを持たなくてはいけない。 努力の甲斐あって、チームのレギュラーを掴み取っていく姿にはただただ感服するばかり。 障害者スポーツは、片足のサッカー、義足をつけての短距離走、椅子に座ってのスキー、車いすのバスケットなどなど、どれをとっても生易しいものではない。 当たり前に有ったものを失ってからのモチベーション。失くしたからこそ気付く「努力することの意義」、「やるっきゃない」覚悟と、もう失うものはないという開き直り精神と。 義足の代わりにバスケットボールをつけ、パラリンピック出場を目指す10歳の少女がいる。 --2008年12月のデジタルマガジンより-- チエン・ホンヤンちゃんは、3歳の時に交通事故に遭い両足を切断。両親は義足を買うお金がなく、代わりににバスケットボールをチエンちゃんの下半身として与えたらしい。チエンちゃんの夢は、水泳の選手として2012年にロンドンで開かれるパラリンピックに出場すること。彼女は1日に2000メートルという距離を泳いで特訓に励んでいるという。 練習を始めてから彼女は多くの困難にぶつかった。でも、決してそのことに対して不平不満を言わないとのこと。 1組の義足を持っているが、彼女は義足よりも動き易いバスケットボールの方が好きだと言う。2012年のパラリンピックでは、バスケットボールに乗った選手の姿を見られるかもしれないと、記事は結んでいる。You Tube 画像 無い物ねだりの正反対に在る世界。 障害者スポーツは、観ていて清々しいほどの感動を与えてくれる。 健常者にさえ簡単には出来ない事をやって見せる彼等に、ただただひれ伏すばかりだ。「日歌」が千首を超えたのを機に「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.11.26
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♪ カンカンと打ち合う刹那白球に仕掛けられたる絶妙の罠 卓球というスポーツほど、瞬間瞬間に多くの事を要求されるスポーツはないように思う。一球ごとに種類の違う回転をかけ、コースを読み、駆け引きをし、裏表のラバーを使い分け、強弱をつけ、スピードを変える。それに対応するスピードと球の種類とコース見極め、相手の裏をかく技術と勘、瞬時の閃きで打ち返す究極のテクニック。読みや見極めが狂えばミスとなり、リードしていても一瞬の気の緩みであっという間に形勢が逆転する。こんな過酷で因果なスポーツは他にないでしょう。ただ、1セット11ポイント・7セット制になって、試合はあっという間に終わるり、テニスなどに比べれば体力の消耗は少ない。最近は他のスポーツと同様、スピードとパワーが要求されるようになり、体力で劣る日本選手はどうしても不利になって来る。愛ちゃんもパワー不足を補うためのフォーム改造中。小柄な日本人はパワフルな中国人にはそれだけで不利。北欧の選手が活躍していた時期が有ったのは、その手足の長さとパワーが有利だったのでしょう。今はそれにスピードが加わりサーブなどの技術の面でも格段にレベルがアップして、それになかなか付いてこれなくなった。世界ランク上位は中国のオンパレードで、国技としての英才教育の賜物らしい。3億人の卓球人口を誇り、その中の最強が世界で戦っているわけだから強いわけだ。それに対し、今回の若手の活躍は中国を大いに奮い立たせることになったのも確かでしょう。男子シングルスで、北京五輪チャンピオンを追い詰めた18歳の日本人選手、「松平健太」が中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード人気上昇ランキング」に登場したそうです。大善戦の上惜しくも破れた彼は5年以内に世界チャンピオンになると公言しています。ピンポンとは、1898年にイギリス人がバドミントンの前身のラケットでセルロイドの玉を打ったのが始まり。打つ音が「ピン」台に当たる音が「ポン」から取って、「ピンポン Ping-Pong」という商品名で売り出したのが始まりだそうです。
2009.05.05
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♪ アリーナにかすみは華となりてなを 日々伸びゆきて旋風とならむ 卓球の世界選手権は若手の活躍で大いに盛り上がっています。特に16歳の石川佳純(かすみ)は奇跡的な活躍を見せ、ベスト8に進出した。女子シングルスで日本勢が8強入りしたのは福永愛ちゃん(当時14歳6カ月)以来6年ぶりのこと。石川佳純の特徴は、冷静さと思い切りの良さにあり、天性の柔らかいラケット捌きが相まって抜群の集中力と共に光を放っています。一戦ごとに強くなり、練習でもしないような攻め技を放って、監督をも驚かせています。将来、必ずや頂点を極めるであろうことは間違いないでしょう。慌てず臆せず強弱を交えて冷静に試合運びをする姿は、とても16歳とは思えない。今日勝てばメダルの獲得が確定します。今日の相手は世界最強のチョウ・イネイ(中国)。善戦することは間違いないとして、果たして・・・・つむじ風を吹かせるか?3回戦で北京五輪代表の福岡春菜を破るそれらの雄姿を見ようとカミサンは卓球仲間と横浜へ。車でいく予定だったのが、渋滞を恐れて急遽新幹線で行くこととなり、6時半ごろに出かけて行きました。愛ちゃんはシングルスでは二回戦で負けてしまったが、ダブルスで平野早矢香と組んで物凄い集中力で敵を撃破してベスト8へ。男子もシングルスで帰化したもと中国人の吉田海偉が、ダブルスでは水谷、岸川聖也組がベスト8に進出。日本勢がベスト4を賭ける最高の舞台が整って、横浜まで行った甲斐があるというもの。特に石川佳純のこのタイトな試合を生で見られるなんて幸せな奴じゃ。今日の横浜アリーナは見逃せないぞ。
2009.05.03
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♪ しなやかに枝垂れて桜キム・ヨナの回るリンクに華咲きゆきぬ 近所の家の前にある枝垂れ桜が満開となった。 地面に届きそうな枝には濃いめのやや小さい花が連なって、しなやかに伸びやかに咲くさまは銀盤に舞うフィギュアスケートを連想させる。 世界選手権では韓国のキム・ヨナが圧倒的な安定感と完ぺきな演技で優賞した。 最高得点を更新する見事なもので、浅田真央の線の細さを逆に浮き彫りにする結果となった。 ここでも日本人はここ一番に弱いという印象を誰もが感じてしまったのではないか。 島国育ちの謙虚な国民性と育ちの良さや内向性がプレッシャーに弱い体質を作っているのだろうか。 それにしても、安藤美姫はよくぞここまで復活した。老け顔で損をしている彼女はまだ若干21歳だ。多くの悲運と挫折を乗り越えて、一回りも二回りも大きくなって帰って来た彼女に大拍手だね。 真央ちゃんは優等生過ぎて、ファンに迎合し過ぎているきらいがある。ファンを気にせずもっと自分を出して、がむしゃらさに突き進んでいって欲しいと思う。 二連覇を狙っていたはずなのに、結果に満足しているというようなコメントはちょっと痛々しい。 まだ十八歳。大人の女にはまだ間があるが、今後はしたたかに開き直って進境著しいところを見せてほしいものです。 美しさではだれにも負けない存在なのだから。
2009.03.30
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