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♪ 人なんて蟻とおんなじ弱きもの知性と自制の杖にすがりて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ アメリカではトランプ大統領が、ますます混迷を深めるような事を敢えて言ったりしたりして、国内だけでなく世界をも分断させようとしています。 まるで形勢不利な状況になりふり構わぬ行動に出ているガキの喧嘩の大将並のお粗末さ。国力が落ちているとは言ってもまだまだ世界のトップにいることは間違いないわけで、権力闘争のヤクザじゃあるまいしあまりに自己中心的な行状を慎んでもらいたいもの。 自分の地位を守るために世界中を混乱させている。この歴史上もっとも文明の発達した時代にあまりにも幼稚で、人類にとってまったく相応しくない。 コロナ禍で世界中が大変なこの時期に、真のリーダーたる人物がいないというのは悲しいことだ。いかに人類が不完全で進歩の無い生き物だという事を地球の歴史に刻み込んでいる。 人類の原点に立ち戻ることは出来ないにしても、何が本当に重要なことなのかをこの空前の厄災下で考え直す機会を与えられたととるべきだと思う。元に戻るべきではない事はみんなが想い、感じていることでしょう。 東京を脱出する人も出てきているし、リモートビジネス、テレワークなど急速に深化していくことでしょう。物質と機械文明に金を喰われて疲弊している今の文明は、かなりお粗末なことなんじゃないかと気づき始めている。リニアなんか必要なくなるだろうし・・ この記事はコロナ禍の前のものですが、コロナ禍の中にあって内容の意味ことを理解する人は増えたのではないでしょうか。 「楽」を選択していくことにだれも疑問を持たず、金さえあれば何でも手に入ると思い込んで生きてきた先進国と呼ばれる国々の人々。今のままの生き方を是として続けていこうとすると、何かに偏って依存することが目に見えない形で深まっていくでしょう。そうして選択する余地さえなくなるところまで追い詰められていく。そう、ゆで蛙状態で。 中国が世界中に魔の手を伸ばし、その痒い所、痛いところに手を当てながら真綿で首を絞めるように絡めとっていく、そんな姿が目に浮かんできます。 原油価格が暴落しているように、社会の価値観が変わればすべてのバランスが変わる。ただ受け身のままに身を委ねていると、川面に浮かぶ泡沫のように流されていくばかり。 天災と人災とが人を苦しめる。今こそ「方丈記」などひもといてみる時だと思ったりもします。
2020.06.03
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♪ 親切は他人のためにするでなしオキシトシンの餌と承知す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いい話ですね。心がほっこりします。 私もこの記事と逆の立場で小さな親切を心がけていますが、若い人がするところに、何とも言えない清々しさがありますね。 小さな親切はされる方だけでなく、した方にも幸せをもたらしてくれるのです。オキシトシンという脳内ホルモンは幸せホルモンと言われ、ちょっといい事をすると分泌されます。 オキシトシンの事は過去に何度も書いていて重複するので、ここにそのブログを紹介するにとどめます。 ◆ しあわせホルモンを分泌するには 2012.03.03 ◆ 全国に広めたい 2012.03.08 ■ 癒されるものに囲まれている 2016.06.08
2019.04.14
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正月から名古屋市熱田区の音楽喫茶「アーデン」に、「干支による守り本尊シリーズ」を展示しています。お近くの方、宜しかったら覗いて見て下さい。こちらでは梵字に意外な程の関心がお客様から寄せられていて、店長共々驚いています。殺伐とした事件や事故が多い昨今です。一人一人の願いは平穏無事そのものです。そうした願いや思いを実現させる為には、強く心に念じる事がすべてだと思います。強い思いが波動エネルギーとなって、内面から外側へと伝わっていきます。「守ってくれるもの」というのは、一方的な受身ではない内面からの働きかけがあってはじめて作用するものでしょう。そんな心の中にある願いを強く持っている人が、梵字に惹かれるのかもしれません。梵字とは知らずに「いいな~」というお客さんがほとんどだそうです。何か引きつけるものを梵字は持っているのだと思います。今回、制作したものは「赤」を基調にしているためインパクトが強く、なおさら心の琴線に触れるのかもしれません。
2006.01.01
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干支に当てられている守り本尊を、梵字のタペストリーとして制作。子年生まれ 千手観音・・・・・・梵字 キリク丑・寅年生まれ 虚空蔵菩薩・・・梵字 タラーク卯年生まれ 文殊菩薩・・・・・・梵字 マン辰・巳年生まれ 普賢菩薩・・・・梵字 アン午年生まれ 勢至菩薩・・・・・・梵字 サク未・申年生まれ 大日如来・・・・梵字 バン酉年生まれ 不動明王・・・・・・梵字 カーン戌・亥年生まれ 阿弥陀如来・・・梵字 キリク それぞれの仏の持っている幸徳やご利益、役目と力、仏像の姿からのイメージなどをデザインに取り入れ、小さめのサイズ(巾20cm長さ40cm)で、身近なところに掛けて楽しめるようにした。 梵字そのものを変形させることは避けた。できるだけ自然な姿になるように留意しつつ、8種類の梵字それぞれの雰囲気に特徴をもたせ、どれをとっても楽しいものになるように心掛けた。 小さいながらも8枚並べるとなかなかかわいい。梵字そのものに力があり存在感もあって、見ていても飽きない。 写真は、来年の干支である戌年生れの守り本尊 「キリク 阿弥陀如来」 西方浄土に連れて行ってくれる。
2005.12.30
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絞り染めを楽しんでみませんか?絞り染めは、元々最も原始的な染色技法で、自然発生的に生れたものと思われ、世界各地に存在します。原理は、単純に染まらない部分を作ってやればいいんですね。基本的にはどんな方法でも、何をやっても構わないのです。基本的には、縛る、結ぶ、括る、寄せる、畳む、縫う、糸で巻く、板で挟む、などがありますね。それを、身近な物を使ってチョット工夫すれば面白いでしょう。針金で縛る、棒に巻く、金網で巻く、鎖で巻く、輪ゴムで縛る、ゴム紐で縛る、クリップで留める、ホッチキスで留める、洗濯バサミで挟む、丸める、ビニールで包む、ミシンで縫う、などなど思いつくこと何でもOKです。10円玉を両側に当てて洗濯バサミで挟むとか、ビー玉を入れて輪ゴムで縛るとか、割り箸・かまぼこの板で挟んで染めるとか、布を当ててミシンで縫うとか、ワインのコルクを入れて糸で縛るとか、畳んでおいてから輪ゴムで縛るとか・・・ビックリですよ、意外な模様が出て大感激ですよ。注意点は、締めるところは硬く緩まないようにすることぐらいです。それと、一番重要なことは「染める前に充分水に浸けておくこと」です。それを忘れると、色が入ってしまって模様がボケてしまいす。染める材料は、たまねぎの皮やコーヒー・紅茶など身近な物でも染まりますが、ちゃんと染めないと、直ぐに色が褪せてしまいます。簡単そうに思いますが、実際には難しい部分があります。簡単で確実な方法は、科学染料を使う方法です。改良が進んでいいものがいろいろ有ります。最も簡単で色もきれいな「直接染料」をお勧めします。湯に染料を溶かして、高温で染めるだけです。吸収を助ける為の助剤を使いますが、安全な物です。詳しいことはこちらをご覧下さい。≪手軽で簡単絞り染め≫とにかくやって見て下さい。そして分らない事が有ったら「無料なんでも相談」でどんどん質問してください。一人でも多くの人に、楽しさを是非味わって欲しいと思っています。
2005.09.24
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これからの季節の草野球、それもナイターは遠くで見ていると、何だか幽玄な雰囲気につつまれます。田舎の町の市営グランドは、外野席はなく草原(くさはら)になっていたりします。夏の間に伸びた草が膝の辺りまであったり、萩やすすきが腰の辺りまで伸びていたりします。そこに間接的なナイターの照明が当って、えもいわれぬ幻想的な情景を演出しています。その草むらをかき分けて進んでいくと、突然バッタが空中高く翔びあがります。照明に照らされて、エメラルドグリーンの羽をまるでスローローションのようにゆっくり羽ばきながら、闇の中へと消えていきます。これから始まる虫達の「神聖な儀式」の合図のように。日中とは違って冷えた空気は、夜露を含んでシットリとしています。照明に照らされた球場の空間はもやが掛かり、光りか散乱して水蒸気の粒が見えるような気さえします。そこはまるで夜の中に明いた、異次元への入り口のようです。一晩中その中に佇んで、魑魅魍魎たちと交感してみたい・・・・
2005.09.22
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何かを仕掛けると、何かが生まれます。21日の夏至の日、全国で」「100万人キャンドルナイト」というイベントがあります。電気を消して、ローソクの灯りだけで過ごす、冬至と夏至の日に行われるイベントです。 何ももない原点に立ち戻って、進みすぎたテクノロジー、文明の意味、人間としての本来の姿、心そのもののあり方等など 話し合うのも良し、座禅で瞑想するも良し、酒飲みながら歓談するも良し・・・恋人同士、親子で、仲の良い親友と・・・・我家でも「竹行灯」にローソクを灯して、一品持ち寄りで語り合おうと計画しています。ローソクの灯りは暗いですが、暗がりに慣れるとその空間が不思議なほど濃密になって心が一つになれます。現代人は暗がりを経験する事が少ないせいか、「暗い」を嫌う傾向が有ります。しかし、中年世代はキャンプファイヤーや停電を経験した事がり、暗がりの中で揺らめく炎の魔力を知っています。この体験は新鮮で、インパクトのある貴重な体験となる事は間違いないでしょう。皆さんも是非、電気のない暗くて濃密な「時間と空間」を体験してほしい。そして皆で語り合いたいと思います。
2005.06.03
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本能の一つだから連休中は何処もかしこも大渋滞。群集心理で人が行くところに行きたくなる。これも本能の一つだから仕方が無い。誰も行かないところは、空いてはいるが寂しくて気が乗らない。混むと分かっていても、どうしてもそっちに足が向いてしまう。また、話題に乗り遅れると疎外感を感じたりするのが嫌なんだ。なんか自分だけが世間から取り残されているんじゃないかと思ってしまう。それにしても、行き4時間・帰り4時間と掛かっては、現地に滞在している時間は僅かしか取れない。渋滞の車の中にいる時間が一番長く、苦痛なだけの無駄な時間だ。子供連れには過酷すぎる。いくら本能と言ってもチョット割が合わない。そんな事なら家の近くで遊んでいた方がいいと思うんだが・・・そこはそこ、取り残された気分にはなりたくないんだから仕方が無い。とにかくどこかに行った、という実体験がほしいんだ。そうすれば、世間と同じ事をしているという安心感を手に入れられる。仲間はずれにならなくて済むんだ。自分は団体行動は苦手で、他人と同じ事をする事があまり好きではない。パチンコと映画と旅行は一人が一番だと思っているくらいだ。そんな親父の子供は、連休は何処にも連れて行ってもらえなかった。人は人、家は家なんだから・・・
2005.05.05
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在来工法の大工の棟梁は、正確な図面などを必要としない。実に簡単な平面図だけで、一軒の家を建ててしまう。建築設計士なら一センチにもなろうかという多量の図面を引く。正面図、立面図、側面図、各部分の詳細図、など事細かに図面に起す。そうしないと家が建たないと信じているし、そうしないと設計料も取れない。しかし、熟年の大工に言わせればそんなものは頭の中に入れておけばいい事で、図面にする必要は無いと言う。実際、その自分で書いた簡単なメモの様な図面を元に、柱や梁や諸々の部材の細かな切り込みやほぞを造作していってしまう。素人から見ると神業としか思えない。切り込んだ部材には、「いろは」の文字で記号が書いてある。例えば、横に右から「いろは」縦に手前から「123」と番号を打つ。「い5」とあれば右端の5番目というようになっている。その記号の順に、所定の位置に組んでいけば家の形になって行く。建前のときは、今流行の「プレハブ」や「2×4」では見られない感動が味わえる。あの簡単な図面から、一軒の家の形が見えてくる様子は正に壮観だ。その素晴らしい伝統の技が、今、衰退の一途という現実は余りにも寂しい限りだ。何百年と受継がれ、無駄を省き最良の工法としてて進化し、日本の風土にあった建築として風雪に耐えてきたものだ。安さと工期の短さだけで、一生の大きな買い物を安易に決めてしまっていいのだろうか。高度成長の中で、何処かに置き忘れてきたしまった、本物の日本の誇るべきものの一つ。現代人はメーカーの宣伝に乗せられて、自分で判断することを放棄してしまっている。日本は世界に誇れる素晴らしい文化と技術を持った国だ。そのことに、日本人としてもっと自信を持つべきだと思う。
2005.05.04
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チラリズム見えそうで見えないと、余計に見たくなるものですね。脳は色んな調整をしていて、正しい情報を伝達しようとしたがる。脳はチラッと見えるものに対して、より多くの情報を収集しようとし、想像を働かせます。半透けの布を間仕切りにすると、空間が広く感じることがあります。はっきりは見えない布越しの情景に対して、脳は情報不足を補うようにイメージを膨らませます。布の向こう側を意識し、より知ろうとするために、本来の空間以上に奥行きを感じるわけです。上手く使えば狭い部屋を広く見せる方法として利用できそうです。それには部屋の明るさと、布の種類も影響します。背景が明るい時と暗い時では見え方が全く違います。シルクオーガンジーの様な光沢のある布は、その違いがはっきり出ます。バックが暗ければほとんど透けてしまいます。逆の場合は布の存在が強調され、仕切りの効果が際立ちます。目隠しとして仕切るのではなく、意識の仕切りとして透けた布を使ってみる。キッチンとダイニングの仕切りなどに使うといいかも知れません。上手く工夫して部屋の演出をしてみてはいかがでしょうか。「チラリズム」は人間の心理の中で、色んな場面で出てきます。「くすぐり」や「焦らし」、もったいぶったり「思わせぶり」もその範疇に入るのでしょう。全部出さずに相手に想像させるというのは、日本人の得意とするところ。日本人は奥が深いね。
2005.05.03
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すべては中立として存在しているもの。性善説・性悪説が話題になりますが、本来はニュートラルのどちらでもない存在。全ては相対的な関係で決まります。ある決め事が有ったとする。それを守っている側は正しい人で、そうでない人は悪い人です。一般社会では数が多い方が、正しいとされているに過ぎない。本当に正しいか否かは別の問題。初めは「悪」という言葉も無かったはずです。全体の秩序を乱す者が現れた時に、「悪」の概念が生まれる。それに付随して「悪」に対応する形で、「善」という言葉が生まれる。不味いものがあるから、美味いものの価値がある。ブスがいるから、美人が際立つ。日向があるから、日陰が出来る。強者がいるから、弱者が生まれる。資本主義に対抗して共産主義が生まれる。高いところがあって、低いところがある。熱いのがあれば冷たいという比較が生まれる。「しあわせ」も同じこと。苦しい、辛い、悲しい、体験をした事がない人には、「しあわせ」の意味がわからない。生まれたときから全てが揃っていて、一見何不自由の無い環境。そこから幸せを感じる事はかなり難しい。その置かれた状況が基準となり、それ以下が不幸で、それ以上が幸せ。欲望にはキリが無く、それ以上のものを際限なく追い求める。基準が高いほど、欲望も大きくなる。「足るを知る」ことから益々遠ざかっていく。発展途上国では、鉛筆をたった一本手に入れただけでも、喜びはものすごく大きい。絶対的な幸せなんていうものは存在しない。不幸の反対側に幸せがあるんだから。今幸せな人は、その幸せの意味をじっくり考えるといい。
2005.05.02
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今日から五月。今年も一年の三分の一が過ぎた。木々の芽吹き同様に、新鮮なエネルギー一杯で夏を迎える準備をしときたいね。今年の夏も猛暑だろうとの予測が出ている。NASAは今年の世界の年平均気温は過去最高だった98年の14.68度(過去30年の平均値+0.64度)を上回ると予想。過去の平均気温上位10の内、6年で日本は猛暑に見舞われている。汗をかくことを嫌う人は、暑さに対抗できない。汗をかくことが快感になるぐらい運動をしておくといい。自分は毎年、梅雨の時期までにジョギングでしっかり汗をかいている。お陰でクーラー無しで過ごしてこれた。しかし去年の猛暑ははさすがにしんどかった。あんな猛暑が今年も来るのかと思うと、ウンザリだ。他に対抗手段を考えておかないと・・・記録的な猛暑が、記録的じゃなくなる日がやって来るのだろうか?
2005.05.01
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幕末長州藩に村田清風という人物がいた。17歳で江戸に伺候する途中で、 「 来てみれば聞くより低し富士の山 釈迦も孔子もかくやあるらん 」若者よこの位の気構えがほしいぞ!!
2005.04.30
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孤独とは私たちは孤独を辛い事だと思い、孤独から逃げる事に心を砕きがちです。しかし、元々人間は、各個人の心の奥深いところでは、誰も孤独なのです。いわば、人間にとって孤独は、当たり前の姿なのです。だから、孤独を忘れず、嫌わず、むしろ自分の人生の最も親しい友とし、孤独を愛し、自分を見つめること・・・それが、自分が幸せに生きるための確かな道の一つではないでしょうか。 Yoh Shomei孤独である事は、むしろ誇りであると私は思います。自分で責任を持ち、自分の責任で生きるということは孤独に耐えるという事です。
2005.04.29
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人生の成功者「生活費と充実感を保証する仕事を持ち、かつ信頼できる小さな共同体を持っている人」旧来の成功モデルが機能しなくなっている今、成功者の新しい定義と条件を示す意味がある。村上龍自分の設定した「夢」を実現した人も成功者だとも言える。高度成長も終わって、金と物質を人より多く手に入れた人を成功者という時代は終わった。いかに充実した仕事を持っているか、充実感を持っている人によるある種の共同体を持っているかが重要だという。それを持つことがいかに難しい時代か、という事に他ならない。何をしているかではなく、何を考えているかが重要と私は思う。
2005.04.28
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ショパンは何故こんなにいいんだろう。ショパンを聞いていると、感動して涙が出てくる。カミサンのそう上手くもないピアノですら、こんなに感動するのは何なのだろう。私はモーツァルトの音楽にはそれほど感動しない。好みと言ってしまえばそれまでだが、ショパンの音楽には心の琴線に触れる何かがある。甘味な旋律、メロディーラインの意表をつく音の響き。情動を刺激して、決して退屈させない。ショパン独特の感性は正に天才としか言いようが無い。この素晴らしい楽曲を作曲した人が、かつて存在したという事実。ただただ感動するばかりだ。人間とは何と素晴らしい存在なのだろう。「音楽」は人間が生み出した、最高の発明だと思わずにいられない。
2005.04.27
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木戸銭500円の落語を聞きました。「社会人落語の会東海支部」のリーダー竜宮亭 無眠、浪漫亭 砂九、お好味家 喜楽。アマチュアにしとくのはもったいないぐらい、レベルが高い。本業を持ちながら公演活動する情熱はすごいと思う。昨日も二つの会場を掛け持ち、時期によってはこの忙しさ。声が掛かればどこへでも行く。公民館活動、婦人会、子ども会、老人会、私の様な個人の依頼、イベントの余興料亭、中日劇場、演芸場 などなど。メンバーの顔ぶれも様々で、リーダーのコンピューターエンジニアをはじめ、医者、鉄工所勤務、印刷屋勤務、魚市場勤務などなど。最近少しずつ中高年のファンが増えつつあるそうで、昔を懐かしむ傾向がこういう所にも現れている。時間をかけてじっくり聞かないと、本当の面白さは分からない。ゆっくり行こうよ、という感じが出てきたんだろうと思う。いい事だと思う。成長する事は老化に近付くと言う事。社会だって人間だって同じ。人情と心の機微に触れて、同情したり優越感を持ったりで、馬鹿で間抜けな主人公が固まった心を揉み解してくれる。俺はこの「落語」という話芸が好きだね。日本人が生み出した最高の芸だと思う。死ぬまでにいっぺん高座に上がって一席ぶってみたいもんだねぇ。興味のあるひとはこちらのHPをご覧下さい。愛知県近郊なら、お願いすれば来てくれると思いますよ。ちなみに、近々こんなのがあります。お近くの方は是非、見かけもユニークな無眠さんに会って、話を聞いてみて。◆特報!!「竜宮亭無眠独り会」予約受付開始!!! まだ空きありますよぉ~♪ 日時:平成17年5月28日(土) 午後1時~ランチタイム 午後2時~落語会 場所:岐阜県各務原 日本一の日本酒・焼酎空間&BAR 「呑・酒蔵(どん・さかぐら)」 料金:3,000円(要予約 限定25名様) 出演:竜宮亭無眠 ※ちょっぴりぜいたくなランチと無眠初の独演会が楽しめる会。 料金には落語代は入ってません!美味しいランチを楽しんでい ただけます。 ただし!限定25名様!完全予約!予約の受付は4月30日 まで! ご予約の際はお名前・郵便番号・ご住所・電話番号(携帯可) 希望の人数を、下記のお電話かメールまでご連絡ください。 5月上旬にご案内兼ご予約券を送付します。ただし、所定の予 約数に達しない場合は中止となります。 その際は中止のご案内を送付することになりますのでご了承 ください。 予約先 0583-89-7661 呑・酒蔵 (営業時間中にお願いします。17:00~24:00 日曜定休) 又は moomin@rakugonokai.com 無眠まで ※公演中のご飲食・喫煙はご遠慮ください ※会の性格上、小学生以下のご入場はお断りいたします。 ※駐車場は充分ございますが、運転手の飲酒はご遠慮を。
2005.04.25
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ブラックライトの青白い空間。横浜スタジアムの近くにオープンした、リラクゼーションルーム。依頼があって、ロビーとの仕切りにシルクオーガンジーを使う事になった。模様の白い部分がブラックライトの光りを浴びて、青白く輝きます。幻想的で奥行きのある、全く新しい空間になりそうです。
2005.04.24
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皆さんは何故「楽天日記」を開設してるのでしょうか。動機は人それぞれ 千差万別でしょう。世の中には自分を売り込む事に熱心な人がいます。それだけが目的といっても言いぐらいの人。そんな人は、全く自分に自信がない人と言えるかもしれません。自分に自身がないために、いつも認めてほしいと思っている。こちらから発信しているようでいて、実際は相手に下駄を預けてしまっている。
2005.04.21
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落語家が「鬱」だなんて三遊亭円丈師匠は、長年「鬱」症状で苦労しているのだそうです。自分も「鬱」で長年悩んでいたので、共感するところが多い。好調のときには鬱にならないのかというと、決してそうでもない。自分の経験から言うと、「鬱」になるのは寝不足の時の様な気がする。慢性的な「鬱」状態の人は、生活のリズムが狂っているのではないか。寝不足は脳の活動を悪くし、βエンドルフィンの分泌も押さえられる。「鬱」を解消するには「朝日を浴びる」のが一番。朝日は体のリズムを調整する役目をし、大変重要なものです。時差ぼけも朝日を浴びる事で解消します。一日25時間の体内時計を、24時間にリセットしているのも太陽の光りだそうです。植物は光りのあるほうへ枝葉を伸ばします。同じ様に人間・動物も光りを生命のエネルギーの基としています。夜更かしの朝寝坊が一番良くない。そんなことを続けていると、いつかきっとおかしくなる。
2005.04.19
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ありとあらゆる物が食卓に世界の先進国で日本食がブームですね。日本の家庭ほど食事のメニューが豊富な国は無いんじゃないかな。ありとあらゆる物が食卓に上る。魚は淡水・海水両方のものが豊富に獲れる。肉はもちろん野菜に果物や山菜、海草類まで豊富です。干物や漬物、それに醸造食品。加工食品まで入れると日本のものだけをとって見ても豊富だ。これらの食材を使って世界中の料理をアレンジして、まったく日本風の物にしてしまう。その能力はすばらしいし、世界一だと思う。「日本は文化の吹きだまり」と言った人がいる。南からあらゆる物・文化が入ってきて、それを全部ちゃんと咀嚼して取り込んでしまうのだという。これはものすごい事です。他の国にはまねできない日本人だけの特長だろう。カレーにスパゲッティーにギョーザにキムチ。シチューにパエーリアにグラタン。ホットッドックにフレンチトースト、豚マンにホットケーキ、あらゆる物が食卓に上る。様々な外国料理が当たり前のように食べられる。これらの料理は、味もさることながらミックスしたり組み合わせてみたりと、それはそれは節操がないほどだ。如何に日本人が優れた味覚とセンス、感性と能力を持った民族かがよく分かる。五つの味覚の内「うまみ」は日本人が発見して世界が認定、「umami」と表記されるのだそうだ。日本人に生まれて本当によかった。食い物さえ美味ければ、幸せってもんだ。料理の上手なカミサンでホントよかった。確か浜美枝さんだったかが結婚する時に、お母さんが「男は浮気するもの。料理が上手ければ必ず戻ってくる」と、料理の重要性を説いたとか。そうこれは真実だと思う。料理が下手な奥さんをもらったら、これはもう一生の不覚。美人は飽きるけど、美味い料理は飽きたりしない。五つの本能の内でも、最後の最後まで固執するのは食欲なんだから。
2005.04.17
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生きてる事って不思議の連続。身の回りに起こるすべてが初めてのこと。初めての体験の連続。世の中の全てが初めてのことだけで出来上がっている。そう思うと何だか不思議。色んな事にぶつかって、色んな体験をしながら失敗したりへこんだり。上手くいかないことって結構多い。だけど、初めてなんだからしかたない。そう思うと気が楽だ。先の事なんかわかんない。考えたって仕方ない。全てを受け入れて生きていく。瞬間瞬間が一つ一つの歴史そのもの。どんな未来に繋がっていくのか、小さな歴史の未知の旅。因果応報、カルマの法則。今の行いが延長線上の、ある未来の結果に確実に、反映するのだという事実。歴史を色々学んでみても、この瞬間はそれに当てはまらない。歴史は決して繰り返さない。宇宙の歴史の一部分に、自分が関わっているという事実。自分の投げた小さな石が宇宙の意志と交感して、とんでもない事を引き起す、なんてことがあるかもしれない。「俺にとって、今日は初めての日」
2005.04.16
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人と自分を比べない。それが自分らしくいられるコツと知る。ついつい人と自分を比べては、無いものねだりをしてしまう。もっと・・があれば、もっと・・だったら・・・。ダメな自分の言い訳を、人と比べる事で取り繕っている。現実の自分を認めるというのが難しいんだな。他の人の良さばかりが目に付く。いつまでたっても堂堂巡り。努力しても報われないと、ついつい愚痴も言いたくなる。それをしている内は、幸せにはなれないことに気づく。初めっから無いものは無いんだ、人と自分は違うんだと。一木一草、昆虫から石ころに至るまで全宇宙の中で無駄な物は一つも無い。バクテリアや地中の酵素、カビや細菌から人間に役立つ物が発見されもする。どんな物の中にも素晴らしい力が隠されている。発見はまた新しい謎を生むし、偶然に発見されるものも多い。何の役にも立たないものが、今ではなくてはならないものになったりもする。一所懸命生きていればきっと何かの役に立っているんだ。その思いが強ければ強いほど、及ぼす力も強いはず。自分と言うものは全宇宙、過去にも現在にも未来にも同じものは絶対に存在しない。貴重でいとおしくて大切な存在なんだよ。俺は俺、あいつらとは違うんだ。自分を認める事。人と比べなければいいんだって。そう思ったら気が楽になった。比べなければ勝ち負けも優劣も無い。自分のいい所だけを伸ばしていけばいいんだってことだね。
2005.04.14
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今朝も5時半に起きて、ウォーキングに行ってきた。いつもの大工の棟梁の作業場に立寄る。話し好きの棟梁は何十年来の早起きで、4時ごろには起きてしまうという。ここへ寄ると様々な話題が出て、あっという間に時間が過ぎる。今朝は6時ごろに着いたのに、そこを出たのは8時をまわっていた。今朝の話題は、スケートの安藤美紀、テニスのシャラポワ、ホリエモン、次女のこと、ライス国務長官、金について、仕事について、女について、団塊の世代についてなどなど。とにかく話題には事欠かない。どの話題も通り一遍のものでなく、独特の解釈と判断があり「エッ」と驚く事も多い。新聞の記事をそのまま話題にするようなのは面白くも何とも無いものだ。一般的な常識を超えてはいるが、よく考えれば本来の有るべき姿、そんな根本的な問題を示唆する内容の話は面白い。こちらにそれを受け入れる許容力が無いと、馬鹿なことを言ってると呆れるだけだろう。常識っていうのはそれを支持する絶対数が多いから通用しているものの、本来の意味合いから外れている事が案外多いもの。そんな処を気づかせてくれる、今時珍しい自意識過剰のがんこ親父。貴重な存在の人だ。
2005.04.13
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そうだ走ってこよう。 久し振りに早朝ウォーキング&ジョギングした。最近自分の大きな転換期を向かえ、重大な決断を迫られている。どうしても避けては通れない。人生の岐路、うじうじと悩んでいた。頭では分かっているのに、それを受け入れられない。先送りして悩んでいる。いつまでもそうしてはいられないのに。自分の情けなさに、気持ちはどんどん落ち込むばかり。全くの鬱状態。そうだ走ってこよう。そう昨夜のうちから決めていた。煮詰まった時には、それが必要性だってことにふと気がついた。悩みの渦中にあるときは、なかなかそこに気がつかない。そう、走る事、歩く事をすっかり忘れていた。6キロほどを早足でウォーキング。「元気印」おやじの作業場に寄って、元気パワーを貰う。後半5キロは、いつものように走って帰る。いやー気持ちがいい。熱いシャワーを浴びて、すべての悩みが吹き飛んでしまった。あの鬱状態がウソのよう。心がスーと軽くなる。挨拶で声を出し、おやじの話に笑わされ、ランニングで汗をかく。どれもこれも全部がいいんだな、きっと。声を出して、汗かいて、テンションが上がるっていうのが。何だか、幸せになったって感じ。これで懸案の問題はいっぺんに解消 ? 前向きに行こうって気持ちになったのは確かだし。なんとかなるって、今はそう思える。
2005.04.09
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空からの贈りもの久し振りに庭を大幅改造。新しい気分で4月をスタートするため、イメチェンすることに・・ネコの額ほどの庭だけど、好きで雑然と生やしていた色んな植物を全部取ってしまった。息子の250ccのバイクの置き場所とUターンするスペースを確保。シャガ、リュウノヒゲ、ユキノシタなどでいい雰囲気の庭だったが、笹竹が繁殖しシットリした風情が台無しになっていた。部屋の模様替えもそうだけど、何かを変えると随分気分が変わる。カミサンなんかしょっちゅう家具の場所を変える。ピアノも二人で移動する。通ってくる子供は戸惑ってるんじゃないかな。上に電線が通っていて、時々鳥がフンをする。そのため、フンと一緒に何かの種を落とす。だから色んなものがが生えてくる。何か芽が出てくると、何の植物なのかどうしても確かめたくなる。抜いたりせずに暫らくそのままにしておく。生えてきたものは結構意外な植物だったりする。ネズミモチ、イヌビワ、クスノキ、アカメガシワ、エノキ、ピラカンサナンテン、トベラ、ツゲ、ケヤキ、ナンキンハゼ、クロガネモチ、クサキなどなど、本当に色々生えてくる。すべてが鳥の落し物とは限らないが・・・暫らくは何も植えず、自然の贈り物を楽しむことにしよう。当分は新鮮な気分でいられる。雑草が生えてくるまでは・・・
2005.04.03
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村意識今朝は五時半過ぎにウォーキングに出発。間もなく日が昇り、急速に日が長くなっていくのを実感。寒さも弱まり歩く人の姿も多くなった来た。最近歩くコースは歩行者専用のパークロード。毎回のように会う中年の男性。一見無愛想な感じの人。でも彼はビニール袋を持って、ゴミを拾いながら歩いている。最初に会ったときは、たまたまそうしているのだろうと思っていた。でもそうじゃなかった。いつもすれ違う時は必ずそうしていることに気が付いた。私は毎日歩いているわけではないので、歩くたびに会う彼は毎日そうしていることになる。彼のお陰で遊歩道はゴミ一つなく、いつも清々しい気分で歩け幸せな気分になれる。日本人は欧米の人と違って、「公共」という意識がない民族だと「和辻哲郎」が「風土」の中で書いているのを思い出した。欧米ではレストランとリビング、図書館と書斎が、公共の場と同じと捉えられている。プライベートな空間は寝室だけなのだそうだ。それにたいして日本では、玄関を入れば100%プライベートな空間。パンツ一枚でいても何の問題も起こらない。逆に玄関を一歩出ると、もう自分とはまったく無関係の世界。公共のものという観念が育ちにくく、村意識も同じところから来ているんだとか。妙に納得してしまう。
2005.03.31
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それでいっちゃが 今朝の新聞の投書に、いい話が載っていました。寝てしまった1歳の子供を抱え、大量の荷物に困っていた主婦。通りかかった小学生の男児二人が、「おばちゃん、家どこ?荷物重そうやし、おれたちが持ってっちっやか」と荷物を持ってくれたそうです。なんでも、いつもお母さんに「困っている人がいたら、声を掛けなさい」と、言われているんだととか。小さな手で一生懸命荷物を持ってくれたそうです。お礼を言い「ジュースでも」と言うと「おばちゃんが助かったなら、それでいっちゃが」と、帰っていったそうです。昔の親はどこでもこんな事を言っていたなあ、と懐かしい感じで読んだ。この子達がえらいのは勿論、そういう躾をしているお母さんが素晴らしい。今でもそういう「心が生きている」日本も、まだまだ捨てたもんじゃない。「お互い様」 という感覚。「もったいない」 のことばと共に大事にしたいもんだ。
2005.03.30
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地球の事って意外と知らない 地球の事、分かっていそうで知らないことが多いね。地球が(赤道付近)時速1,674kmで回転してるなんて、信じられますか?遠心力で吹っ飛ばされないのが不思議。重力の0.3%しか遠心力は働いていないんだって。それぐらい地球の引力が強いってことらしい。地球を外から見てみたい。地球の表面にへばりついて生きている人間は、蟻んこみたいなもんだね。この小さな存在の人間を、宇宙的な視野で眺められたら、価値観が変わると思う。アメリカの宇宙飛行士・シュワイカート博士のように、神の存在を信じるかもしれない。地球が一個の生命体だと実感できるかもしれない。開催中の「愛・地球博」のアイデア募集に、応募したことが有る。「国際宇宙ステーションからの映像を、24時間万博会場で放映する」というもの。大型スクリーンに何の解説もBGMもなしで、ただただ静かに眺められるように。それを見ていれば、環境や人種、宗教や国境、気候や食料など多くの問題を無言で提起できる。地球は循環器系でできていて、風も水も空気も地球上を循環していてる。まさに世界共通の財産。一個の生命体ガイア。人間はその生命体の、一つ一つの細胞に他ならないんだね。
2005.03.29
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春に三日の晴れなし春の雨は心の奥の方がゆるっとして、何だか胸が「ほわっ」とします。乾ききった大地に潤いを与えて、ほこほことなってくる。眠っていた生気を甦らせ、一生分の一年のスタート。四季が一年を3ヶ月づつに分け、変化していくので、あっという間に過ぎていく。寒い冬は春を思い、暑い夏は秋に焦がれる。この寒暖の差が脳を刺激し、優れた民族を生んだ。自然災害の多さも又然り。メガロポリスに属する国の中でも日本は「最恵国」だそうだ。山、野、川、海 すべてが揃う。言葉も文化も食物も豊かで、何不自由ない国。なのにそれを忘れている。身近に有るものはその価値に気が付かない。ほしいと思って自分で手に入れたものではないから・・。失って初めて気が付く。
2005.03.28
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独座大雄峰 冬の間サボっていた座禅を再開。毎日は無理としてもできるだけやりたいと思う。20分ほどの間、呼吸を整えて瞑想。この時数を数えるのがミソ。 慣れてくるとゆっくりとした深~い呼吸を、1分間に2回ほどの最小限の呼吸ができるようになる。このぐらいまで出来るようになるとかなり本格的な座禅といえる。 全部の息を完全に吐ききって、そのままゆっくり吸う。この吸う時がものすごく気持ちいい。酸欠から開放されて生き返った時ような、頭がスーとなって恍惚の瞬間が味わえる。ここまで出来るようになるまで3ケ月ほど掛かったと思う。初めはなかなか息が安定せず、苦しくなって乱れてしまう。徐々に長くしていくと出来るようになって来る。 自律神経の中で唯一呼吸だけが自分でコントロールできる。この呼吸を深くゆっくりすることの意味と効果はすべての分野で重要とされている。 イライラする時、腹が立ったとき、悩みで精神が不安定な時、人前で何かしなくてはいけない時、試験や試合の前、集中力や粘りを必要とする時などなど、あらゆる場面で呼吸をコントロールできれば、いい結果を生む事は間違いない。 もっともっと身近にこの本格的な呼吸法を取り入れるべきだと思う。小学校で毎朝10分でもやるようにすれば、随分違ってくると思う。 私が取り入れている座禅の方法は[「禅 瞑想」朴禧善 著 たま出版 ]です。韓国の工学博士が実体験と科学的データーを基にまとめた優れた著書です。
2005.03.27
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夢発心でハッピーカムカム知人の鈴木さんは根っからのプラス思考の人。会う人会う人を幸せにしてくれる。初夢で「夢発心」のお告げを聞いてから、多くの人に幸せを与え続けています。プラス志向の人は「陽」のエネルギーを出して、「陰」を「陽」に変えてしまう力がある。彼は面白い事を実践しています。これはと思う人がいると、その人に毎日「絵てがみ」を書く。貰う方は知らない人からでも毎日来るので無視できなくなる。その内に「絵てがみ」が届くのが楽しみになり、いつの間にか友達になってしまうという。初めから確信的に友達になれると思い込んでいて、「絵てがみ」を出すことでそれを儀式化しているのかと思う。また「予定」は実現しないが「計画」は必ず実行できる、という信念を持っていてそれを実践している。自分の思考が自分の運命を左右し、すべては自分の心が決める。そんな風に思える。
2005.03.26
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「梵字に親しもう」 古代インドのサンスクリット文字で諸尊を表したものを種字といいます。植物の種と同じ意味を持っています。 植物の種は太陽や雨などの間接的条件(縁)によって次第に種から芽や根が出て花を咲かせるように、梵字の種字もこれから伸びてくる根や茎、果実を実らせる「因」を含んでいる。一字の中に無量の功徳を含蔵していて、仏画や仏像と同等の価値観をもつものとされる。 弘法大師が日本に伝え、主に密教の世界で重要な意味をもち、現在でも大切に扱われている。大日如来の種字である「阿(ア)」は、「阿字観」という観法で使われる重要な梵字です。 五輪塔には宇宙を構成している五つの要素、地(ア)・水(バ)・火(ラ)・風(カ)・空(キャ)が書かれており、そのまま大日如来の実在を語る真実の姿を表している。ここでも「阿」が中心となって大日如来を形作っています。ちなみに宮本武蔵の五輪書はこの五つの要素を表題に書かれたもの。 阿弥陀如来の種字である「キリク」は梵字の中でも一番美しい姿をしていると思う。カ・ラ・イ・アクという4つの文字が四字合成によって構成された文字です。この梵字一文字を見る事は吉祥とされています。 今では梵字が生きて存在するのは日本だけです。過去に密教ブームが何度かあり、熊野古道が世界遺産になった事もあって今後ますます関心が深まることでしょう。 私は染色家ですが「縁」あって梵字のタペストリーを製作するようになった。もっともっと梵字を身近なものとして取り入れ、心豊かな生活にして行こうと 「梵字に親しもう」キャンペーンを実施中です。プレゼントがありますので、一度覗いてみて下さい。 風水と組み合わせるのも面白い効果があると思います。 手を合わせるとか、お祈りするというのは、その対象に対してお願いするのではなく、自分の心に向って行っていることなのだと思う。その念ずる行為が心の中に働きかけて、自分の内面を浄化していくのだと思う。 しかし対象となる象徴的なものが有った方がやり易いし、イメージを持って素直に行なえるというもの。
2005.03.25
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