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♪ 盆栽はわが死とともに捨てられる小さなモミジの愛しき若芽 実生から育てているモミジの盆栽。昨年、寄せ植えしたものがあまり枝ぶりが良くないので、今回はもう少しましなものにしてみたい。4月2日に撮ったもの。 3月15日に寄せ植えしたもの。鉢の大きさとのバランスが悪いので、石を添えて空間を埋めそれらしい景色作りをするために拾って来てある。それが大きすぎるので、トンカチで叩き割って小さくしてやった。 すぐそばの緑地帯に2種類の苔が生えているのを発見。石の間に敷き詰めるために採取してきた。何という苔か知らないが、2種類を、中心付近と外側に分けて植え付けてやった。 拡大します。 今夏は、過去にないような暑い夏になりそうとの予報。今週末などはや5月末の気温になるらしい。真夏には下手をすると、苔どころかモミジ本体も枯らすようなことにもなりかねない。置き場所を考えないと・・。ずいぶん見栄えが良くなった。 下は昨年植え替えたもの。ロクに世話をしていないので枝ぶりが悪く、あまり良い盆栽にはなっていない。ノウハウもない素人の興味本位のてなぐさみだからしょうがない。苔も貼り付けてみたが、冬場は枯れてしまうのでこの時期はいかにも締まりがない。 4月2日の撮ったもの。 どんな風に仕立てるかちゃんと構想を持って、手順を考え、タイミングよくそれをこなしていってようやくあの立派な盆栽となって行くわけだ。余程入れ込んで愛情を注ぎこむ気持ちがなけれまともなものは作れないだろう。 年間作業がいろいろあって、とうていこんな風にはやってられない。こんな風にするためには、新芽が伸びる前に芽摘みをしてやらないとダメらしい。数日の間の勝負だから大変だ。 枝を整理するのは今からでは遅い。冬場の休眠期に大胆にカットしてやればそこそこ行けるのかもしれないが、よく分からない。トライ&エラーで経験を積まないと無理なのだろう。 あと10年生きるとして、管理し続ければそこそこのものになるかも知れない。しかし、そう気長に続けるほどの根性がまだない。 10年丹精込めたとしても、大概は祖父さんが死んしまえば盆栽はただのゴミになる。跡を継いで育ててなんてくれないでしょう。他人にあげるならまだしも、捨てられてしまうのがオチだろう。しかし、次男が多少は興味があるようなのでわずかな可能性が無いこともない。*追記 過去(2019年4月21日)にも盆栽について書いていたようです。ちょっと長いですけど・・。
2024.04.12
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♪ 暫時なる男やもめのひと時を正体不明のパスタに遊ぶ 大好きなペペロンチーノ。ことあるごとに自分のためだけに作る。辛いものが苦手なカミさんは作ってくれないので、必然的に彼女がいない時に作ることになる。 その都度、有り合わせの具材を使って聞いたこともないような、オリジナルなものになる。それがまた意外性があって面白いので、楽しんで作っている。麺は1.6mmの細麺、100gほどがちょうどいい。「土筆のペペロンチーノ」 これは、こ時期になると2-3回は作る、わが唯一の定番。茎の独特の歯応えと、穂の苦みが効いてなかなかいい。ずいぶん前、ブロ友だった漫画家・ひぐらしカンナさんが作って、美味しかったと書いていたのを見て真似し、それ以来病みつきになった。 土筆が出るころになると、わくわくソワソワしてしまう。「レトルトカレーのペペロンチーノ」 具材が何もなく、有り合わせのものといったらこれしかなかった。それで、カレースパゲティーが有るんだからペペロンチーノ風にアレンジできるだろうと思った。一度試して失敗し、ストックがまだあったので、別の日に改めて作り直した。これがとても上手く行った。レトルトもアリだと分かったが、カレーだから良かったので他のものでは無理かもしれない。「鴨の燻製のペペロンチーノ」 これも初めてのもの。ネットで購入した鴨の燻製が6個セットで、まだ残っていたので使ってみた。細かく切って具材にし、トッピングにも使って。鴨肉の独特の風味が効いて、旨くないわけがない。しかし、こういう食品は添加物が多く、あまり使いたくない。中国製となればなおさらだ。買ってから分かったことで、もう2度と買わない。「キムチのペロンチーノ」 そして昨日、とうとうこんな食材にも手を出した。その名も珍奇なキムチのペロンチーノ。ブナシメジを多めに入れて、キムチと一緒にソテーしてある。これが思いのほか旨かった。ちょっと量が多いかと思ったが、食べるごとに旨さが増していって、ペロッと平らげてしまった。目分量だったので多めになり、100g以上あったのだろう。 キムチにはニンニクも唐辛子も入っている。オリーブオイルでソテーすれば文字通り、アーリオ(ニンニク)・オーリオ(オリーブオイル)・ペペロンチーノ(トウガラシ)になるわけだ。 たっぷりのオリーブオイルで、アヒージョみたいに強火で過熱し、茹でた麺と絡めれば出来上がりだ。♪ 我流ゆえ許されるべし独創なる正体不明のピリ辛パスタ◆ ◆ ◆ カミさんは月に一度、前の職場の仲間と食事会に行く。その時が自分の好きなペロンチーノを作るチャンスのわけだ。一緒に行く仲間に、「旦那はどうしているの」と聞かれ、「いつもペペロンチーノを作っている」と言うので呆れられているらしい。 月に一回、好きなペペロンチーノが食べられるんだから、私としては大歓迎なのだ。 外食に出るのも面倒だし、創作が趣味の私にしてみれば料理も創作の内。ましてや好物を好みの通りに作れるチャンスがあるのだから、やらないという選択肢はない。 昨日は、卓球の試合で居なかった。 名古屋市瑞穂区に好みのパスタ専門店があった。たっぷりのオリーブオイルに、たっぷりの唐辛子が泳ぐように入っている。麺をすするとトウガラシの辛味でむせるくらいのもの。小さな店で、気に入っていたが今はもうない。 たまに外食でペペロンチーノを食べてみるが、ほとんど満足することがない。
2024.02.06
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♪ 「そういえば今年は蝙蝠見なかった」まだ暖秋の残る師走に いつもの友人が「味噌漬けにでもして食べて」と、菊芋を持ってきてくれた。けっこう量があるので近所におすそ分け。味噌漬けばかりじゃ能がない。近所の人はきんぴらにして食べるという。直径30cmのお盆 結構な量がある。 きんぴらも良いが炒め物はどうかと思い、自分流のものを作ってみた。皮を剥かずにスライスしてオリーブオイルで炒めるだけ。当然のごとく唐辛子とニンニクを入れて、味付けは塩・コショウにほんの少しの三温糖のみ。焦げ付かないように中火で炒め、白ワインを少々入れてあっという間に出来上がり。 まだ5時だというのに作りながら飲んでいた焼酎のお湯割りを前に、食べてみる。 菊芋という名の通りジャガイモのような食感で、皮の部分がシャキシャキして良い感じ。夕食のかなり前のオードブルとアペリティフと相成った。ジャック・ルーシェ(ジャズ・バッハ)のレコードを聴きながら・・ 唐辛子の辛味もあって焼酎にも合う。そこそこの量があったが、あっという間に平らげてしまった。最高じゃ~。 料理は義務的にやってると辛いかもしれなが、自分の好みのものを好みの味で好きなように(予算内であっても)作るのは楽しいでしょう。アートだとは誰も言わないけれど、創作するのは楽しいし個性も出せる。味付けもその時々の感覚だし、その都度の創意工夫はいい脳トレにもなる。☆ 毎日作らなければならない主婦は悠長なことなど言ってられないのも分かる。わがカミさんは私に、「料理をやって」とは絶対に言わない。自分の領域を奪われるのが嫌なのだ。毎日の献立を考えるのは大変なんだよと言いながら、料理の面白さと楽しさを手放したくないし場を荒らされたくない。 それも、一緒に食べる人がいるから作り甲斐があるわけで、もし独りになったらどうなるか。量が少なすぎても塩梅が悪いし、なってみないと分からないか・・。レトルトカレーに手を加えてカレースパに。イマイチ満足できなかったので、やり方を変えて近いうちにリベンジしたい。 もし自分が独りになったら喜んで作るかどうか。作ったとしても同じようなものばかりになりそうだ。食べさせたい人がいれば別だが、そうでなければ冷凍食品に少し手を加えることで済ませてしまうかもしれない。
2023.12.07
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♪ 喜びは課題を与えられること公募ガイドに時をささげて 三洋堂で「NHK短歌11月号」と公募ガイドを買う目的もあって、久しぶりに太田川までウォーキング。「#写真短歌部」に投稿したのが、11月号に採用されて掲載されている。8月号に続いて2度目。短歌を始めた当初は唯一のテキストだったので、毎月必ず購読していたが、今ではこういうことでもないとNHK短歌を買うことが無い。それで、これがいい機会になっている。 もともと俳句のテキストに比べて発行部数が少ない「NHK短歌」。毎月20日に発行され、以前はすぐに買いに行けば地元でも手に入ったが、本屋が縮小してからは回ってこないらしい。それでわざわざ三洋堂まで買いに行くわけ。投稿画面「一心に作って食べてご満悦 未来はきっといい夫になる」短歌では「夫」を(つま)と読む。「X(ツイッター)」に#短歌写真部を付けて投稿する。この回のお題は「手料理」。テーマがあり、自前の写真に歌を付けるというのはすごく面白い。題詠もそうだけど、テーマを与えられると俄然やる気になる。 孫が3歳の時。料理が好きで家に来ると必ず「料理する」と言って、自分で食材を見つけてきては一生懸命に作っていた。出来上がれば、こっちにも「食べて」といってくる。「うまいうまい」と何度も言わされていたっけ。2017年3月28日 この頃は焼きそばに凝っていた。輪ゴムをたっぷり使って、具材にはオモチャのドミノを入れて・・。 箸が上手に使えるので、みんなが感心したものだ。 この回は他にあと4つ投稿していた。思い付きで詠む即興詠みたいなものなので、あまり出来栄えは気にしていない。写真がないと出来ないし、ちょっとずらして詠んだりするのも楽しい。 ロクな写真しか無かったが、強引に詠んでいる。 拡大します。 五味太郎さんとおんなじで、自分の愉しみでやっている。それでも採用されれば悪い気はしない。孫もママも悪い気はしないだろうから、ぜひ紙面を見せてやりたい。 太田川まで往復して10キロほど。ちょっと脇道に入ったりしたので15,000歩あまりになった。大して疲れなかったのは、前日にしっかり筋トレしたお陰だろう。特にスクワットが効いている。
2023.10.21
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♪ 自己を孤に自我を我慢に押し込めてツンデレ猫の僕(しもべ)となる僕 絵本作家のごみ・たろう(五味太郎)さんは時どき俳句を詠むらしい。人に見せたりはせず、自分のために、まさに自身の気分をふっと十七文字あたりにまとめるというスタンス。「アウストラロピテクスにて夜の明ける」 随分前に作ったもので、進化論だとか人類学などに興味があって、ダーウィンだとか今西錦司などの本を手当たり次第に片っ端から読んでいて、気が付いたら夜が明けていた、という句だとか。 人が何と言おうがかまわない。久し振りに読んでも、うん、これはいい句だと。自分でそう思っている。無季の句で、西東三鬼の句の在り方に近いのかもしれない。NHKテキスト「俳句」9月号 表紙絵 生業の絵本製作も、その呼吸は俳句作りと何も変わらない。自分のための絵本。子どもがどうの読者がこうの、ほとんど考えてはいないという。ちょっとは気にしている気配はあるけれど、所詮、他人のことは良く分かんないもものな、あたりで括っているとか。「ところが、そんな絵本がかなり受け入れられているという現実があります。それも国内、海外を問わずけっこう人気があるだ。有難いことです。自分のために描いた絵本がなんとなく受け入れられている。これはかなり稀な現象のようにも思えるし、いやいや、なにしろこの世に人間は限りなく多いから、僕と趣味の合うやつもけっこういるんだ、よかったね、という当たり前のことにも思えます。」 売れっ子作家だから言えることかもしれないし、逆にこういうスタンスだから受け入れられているってことかも知れない。このスタンスは重要だが、しっかりとしたバックボーンがあってのこと。透徹した思想と洞察力があってこそ、作品の何気ないところに表れて人を惹きつける。 俳句のテキストに寄せたエッセイなので、読者にその辺を意識して書かれているのでしょう。俳句は17文字しかないので、底が浅いと様にならない。抽象的な表現では伝わらないし、かといって少ない文字数で完結させるのは至難の業だ。でも、自分のために作ればいいんだよと。「アウストラロピテクス 」(Australopithecus、'南部の猿'、'南猿'の意) は、霊長目(サル目)ヒト科の絶滅した属であり、化石人類の一群。 アフリカで生まれた初期の人類であり、約400万年前 - 約200万年前に生存していたとされる、いわゆる華奢型の猿人である。頑丈型の猿人(200 - 120万年前)は、以前はアウストラロピテクスに含めていたが、最近ではパラントロプスに分類することが多い。whikipedia 文字数が14文字多い短歌。多くても言いたいことをすべて言えるわけではないし、言えるからといって言えばいいというものでもない。 コツと要領を身に着けないかぎり話にならない。自己満足でいいと思っているうちはいいが、第三者に披瀝するならそこそこのレベルになっていと恥ずかしい。“めくら蛇におじず” のうちは平気でいられるが、目が見えるようになると路頭に迷うことになる。 凡才が山へ入って坂道を上り、アップダウンを繰り返して峠を幾つも越え、ようやく頂上にたどり着いたと思ったらもう残り時間が・・。それでも「好きという才能」と「続けていける才能」がれば、それはそれで幸せなことだ。 そのままベッドに寝ていればいいものを、主がいなくなった布団から抜け出してやってくる。そして、この狭い膝の上で寝ようというのだから困ったものだ。 しかし、それを無下に断ることも出来ずに膝に乗せてやる自分もどうかと思う。
2023.10.19
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♪ 新住人に夜勤あるべし猛暑日の赤きヴィゼルが熱射に濡れる 眼科にいくのでそれまでにブログを書いておきたい。そう思って昨夜は早めに床に就いた。そういう暗示がけっこう効くもので、今朝は4時前に魔が覚め、もうひと眠りしようと思っても眠れそうにない。 ちょっと涼しかったこともあって、アランがタオルケットの中に潜りこんできたが、すぐに出てい行った。それでそのタイミングで自分も起きた。 最近はあまり購読しなくなった「NHK短歌」。久し振りに買って見たらちょっと面白い企画あって、応募してみる気になった。写真を基にして歌を呟くというもの。自分も以前、写真と歌を組み合わせたものをアップしていたことがあり、面白そうだと思った。 Twitterから「#短歌写真部」を添えて写真と短歌をセットでアップする。「NHK短歌」のアカウントをフォローするのが条件だ。この事は5月14日のブログにもちらっと書いた。 それに採用され、今8月号(20日発売)に掲載されている。この回のテーマは「樹木」で、調子に乗って19首もアップしていた。面白いものが出来て楽しかった。しかし、選ばれたのは意外なものだった。 結句が5・5で、4文字も字足らずの歌。写真は加工して左右対称になっているもの。掲載は21作品中末席の10作のうちの一つで、まあ佳作というところでしょうか。 この際、日記とブログ短歌の記録として、不採用になったものも載せておこうと思う。未発表のものに限るのはどこも同じですから、後からでないと掲載できない。 ちょっとお遊びが過ぎたものもあるし、あまり推敲もしないでアップしてしまってちょっともったいない歌もある。一晩寝かすとか、じっくり推敲する時間と歌への真剣味が足りない。 自分の写真を使う必要があるので、テーマによっては参加できないものもある。次のテーマは「手料理」だが、手持ちの写真がない。イメージだけをテーマに使える写真を選んで、何とか詠んでみよう。カン・ハンナ部長が選んでくれそうな歌を・・。
2023.07.21
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♪ 産卵に紋白蝶の羽をゆらし小動物の庭にあまねし トレーニングに4日ほど行ってないだけなのにずいぶん間が開いてしまった感じがする。2カ月も通っていれば、習慣となって体がその気になるのも無理ないか。 行くと必ずやって来るベテランの高齢者。違う曜日に行っても必ず居るということは毎日来ているということだろう。習慣というより完全に生活の一部になっているのだろう。私のブログと同じでルーチンをこなさないと、調子が狂って落ち着かないのだろう。 高齢者にとって、“毎日やることがある” こと自体が嬉しいし、喜びでもある。体の健康よりも心の健康の方にウェートが掛かっているのか。家に帰れば盆栽の世話などが待っていて、結構充実しているのかもしれない。☆ 定年退職して以降、趣味もなくテレビを観ているだけの毎日では、筋力が衰えるばかり。脳の機能だって衰えが進む。筋トレが趣味ならそんな問題は回避できるし、すべてにおいて良いことずくめだ。 何も趣味がなくどこへも行かない引きこもりが増えていて、より高齢化が進んでいるらしい。 「ひきこもりの定義」は、 ・自室からほとんどでない ・自室からは出るが、家からは出ない。 ・ふだんは家にいるが、近所のコンビニなどには出かける ・ふだんは家にいるが、自分の趣味に関する用事のときだけ外出する という状態が、6ヶ月以上続いていること(内閣府より) この定義に当てはまるひきこもりは、39歳までの人が全国で54万人。 40歳以上も含めると、100万人以上と推計する専門家もいるという。 厚生労働省は、現在の「8050問題」(80代が60代の面倒を見る)がより深刻化した「9060問題」が本格化することを懸念しているという。 *孤立死、無理心中の増加 *親の死体遺棄の発生 *親の年金・生活保護費の不正受給、生活保護費の受給増加 などが懸念される。 昨日は体育館も休みだったし、暇だったのでやりかけた鉢台の仕上げにかかった。いいアイデアも浮かばず、造作は打ち止め。防腐剤でも塗ろうと思ったが切らしている。わざわざ買うのもどうかと思い、ロウケツ染め用の蝋を塗ってやることに。 溶けた蝋にどっぷり浸けたわけではないので、そのうち剥がれて来るだろう。 深さが7㎝ほどある。ドリルで開けた穴の位置までノミが届かず、完全な平に出来なかった。汚く凹んでいるところがいくつかあり、水が溜まってそこから腐ってくる。それを防ぐためでもあった。 この蝋を塗ったものを外に置いて、雨に当り泥や埃が付着してどう変化していくか。それを確かめたい。どうってものじゃないそれだけのこと。 何を乗せるのがいいか。 とりあえず庭に置き、寄せ植えしたモミジの鉢を乗せてみた。場所も確定しておらず、置く場所によっては面白いかもしれない。庭は山紫陽花も咲き、賑やかになって来た。
2023.05.23
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♪ 連作を時速十五首詠みあげぬ春の嵐が窓打つ前夜 トレーニングへ行く日だったが気分を変えて、久し振りに旧常滑街道を歩いた。ピンクのリボンが至る所に付けてあって、番号まで書いてある。これはいったい何? ついでに図書館へ。横断歩道の取り締まりのことを館側は知らず、警察は入館者の多い曜日とか時間帯を確認していないらしい。 桜花は終わり、桃や梨の花が咲いている。今まで気づかなかった、大きな団扇サボテンや柱サボテンが目に入って来たのは意外だった。14,000歩ほどのウォーキング。夜は、他に観るものもなく・・♪ 他人からの批評がほしくなる異変老いて心が何かを求め♪ 図書館に「さわらび」といふ歌会のあるこを知る鶯が啼く♪ 電話口に声が若いとおだてらる顔を知らない女性歌人に♪ 「かりん」とふ言葉が耳に入りきて馬場あき子まで繋がっていく♪ 素人のてなぐさみです我流です雨を見ながら自己紹介する☆♪ おちこちにピンクのテープ数多あり落ち着かぬまま左見右見(とみこうみ)して♪ いつぞやに地質調査をせし辺り「道路が出来るん」爺さんが言う♪ 「生きている内にはでけん」軽トラに向き直りつつ呟やいている♪ 竹林をインターチェンジ貫いて旧街道から見上げる日が来る☆♪ ガーガーと喧しいこの女形 構成者には有難い人♪ ボツばかり紹介されて怒り出す歌集を成したプレバトの顔♪ 良いように扱われしは本望かヒール役目に嬉々としてをり♪ ハマコウが出てきたような品の無さ夏井講師は懐が深い♪ 浜ちゃんは嫌いだったが慣れていくこの下町の玉三郎も
2023.04.07
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♪ 三百と六十五回の胎動をそっと響かせEARTH飛びゆく 庭に植えた花はどれも聞いたことのない名前のものばかりで、名前を覚えられそうにない。聞かれると答えようがないので困る。苗のポットには説明札が付いているので見ればわかるが、そんなのを立てておくのもなんだか無粋な感じがする。それで名札を作って立ててやろうと思った。さて、どうするか。目立たなくてもいいが小板にマジックで書いたようなものでは如何にもダサイ。 手持ちのもので何かないか。親子体験教室で使った板締め用の板がたくさんあるのでそれを使うこのにした。文字をどんなふうに、何を使って書くか。横文字の名前ばかりなので英語で書くか。でもあまり細かいと読めないし・・。 それで思いついたのが、以前、金継をやった時のあの方法。うまく文字を書く手は考えてある。 スーパーボンドで文字を書き、その上に洋金粉を振りかけておく。一晩おけば立体的な文字の出来上がりだ。本物の金ではないのでそのうち酸化していって、黒く変色するのは織り込み済みだ。 洋金粉は銅と亜鉛を一定の配合比で合金粉化したもので、表面を油脂で保護してある。ある程度の日時は光沢を保持するものの、空気や熱、薬品に長時間触れると光沢を失う。 こんなところで金継の技法が役に立つとは思わなかった。なんでもやっておくもんだね。経験はまったく違うところに活かされるのだから、それが何であれ「やったもんが勝ち」だ。経験しないことは発想も出てこないので、引き出しをたくさん持っている方が良いに決まっている。 いま作りかけのに釘をセットしてやれば、植えたものの大方の名前はだれが見てもわかるようになる。しかしまあ、こんなものに手間をかけて、喜んでるんだから私も暇だねえ。文字を書いたボンドは耐水性だし、板はヒバ材で腐りにくい。釘も錆びないようにステンレスにしてあるって・・。「どんだけ~!」ってもんだ。 5年や10年は持ちそうなシロモノだ。多年草ばかりだからその気になったが、1年草だったらこんなことはしない。毎年新しい苗を植え替えてやるほどの趣味じゃないし、形が決まったらもうそれまで。そこそこ大きくなって、増えて、庭を緑が覆ってくれればそれでいい。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.04.09
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♪ 八十路越えて創作続けおる人の顔にシミんなく狷介もなし 知人が主催している というグループ展を、愛知県美術館に観に行って来た。二つ折りのDM 今年で12回目になるこの会は、何の縛りもなく出入り自由というインデペンデントなグループ。作品レベルを云々するわけでもなくファイバー素材で作品制作している人ならだれでも参加できるらしい。その割には人数が10人そこそこで少ない。 それは多分、G室は最も広い526m2もあり固定壁面79mもあるので、かなり大きな作品でないと見栄えがしないので恐れ多いのかも知れない。実際、かなり空間を持て余している感じがする。 とにかく大きな作品を展示してみたいと思っている人にとっては願ってもないチャンスではある。 拡大します これはつづれ織りの大作で、緻密な構成と大胆さを併せ持ったなかなかの力作。京都に手織りつづれという技法で精緻な額絵や帯を折っている吉田一之という友人の作家がいて、その織の大変さを知っているので、いい仕事をしていると思う。 拡大部分一応タイトルは付いているもののあまり意味はないだろう。 こちらも織の範疇に入るものだがインスタレーションとして空間を構成する、織るという行為と素材の糸とのコラボレーション。織りを入れることでボリュームを出すことができ、ファイバーと植物の有機的な動きを自在に操っての空間表現をしている。「架空植物-3号」空間を持てあましている感じは否めない。拡大します 作者は中村えい子さん。ハイパーヤーン、棉糸、麻糸、こうぞの皮を裂いたもの。技法は主に織り(さおり織)で、織りから「編み」「フェルト化」に繫がっていく作品を作っている人。素材は様々で、糸 羊毛 ワイヤー 枝など・・。 こちらは布にペインティングしていた作家が一歩踏み出して、丸い穴を空けるという試み。切り取った布を別の布にはめ込んだり、全部切り取らずに曲げたり垂らしたりとサーフェースとマチエールのせめぎ合いのような新しい切り口を模索し始めている。 美濃和紙で花びらのような形を作り、それを繋いで構成していく作品を作っている村上紀子さんの作品。無限に繋がった個々を空間に設営、平面を一定のパターンで形成し、規則正しく繰り返すことをテーマにインスタレーションを発表して来たらしい。 今回はこの空間に負けないようにと考えたのか、布を折りたたんで染めたものと組み合わせて展示してある。これがどうもミスマッチの感じがしてしょうがない。花びらのような柔らかいフォルムと醸し出すイメージと、直線で区切られた染め布がお互いを殺し合ってしまっていてなんだか落ち着かない。 こちらは、以前は和紙をほぐして固め土の様な表情をもったパネル作品を作っていたが、一転して絞り染め技法を使ったオブジェ風のモチーフによるインスタレーション。こういうものはどうしても既視感が付いて回ってしまうのは自分が絞り染めをやっているせいだろう。 ファイバーアートが一世を風靡した時代が去って50年、昔を知る人も少なくなっている。若い人たちに刺激になって、令和時代の真に新しい表現者が現われてほしいものです。その思いを込めて、リーダとして頑張っている下村訓子さん。 そして、こちらは中部染色作家協会で長年代表を務めてきた型染め作家の大野比呂志先生の手描きによる作品。沖縄空襲の手記を読んで、その爆撃の激しさが “暴風雨の様だった” というところにヒントを得て描いたものという。 生々しく表現せずあえてシンプルに表現しているのは、詩的な表現をすることでゆっくりじんわりと心に沁み込んでいくようにしたかったんじゃないかと思う。でもタイトルが単に「雨」となっていたので、意図するところは伝わらない気がする。「鉄の雨」でもよかったんじゃないか。 御年82歳という風にはとても見えない若々しさで、決して奢らず、謙虚で優しい人柄が昔とちっとも変わらない。コロナワクチンは、思うところあって下村さん共々打っていないらしい。 多分、人類の中で選ばれた長命を運命として生まれた人なんじゃないかと思う。コロナなんかじゃ死んだりはしない。「100歳まで生きられるんじゃないですか」と、期待と羨望の言葉を残して帰って来た。 私も参加し無いかと誘われたけれど、もうこの4.9mの天井の広い会場に展示できるだけのものをつくるパワーは無い。
2021.09.12
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♪ 言語野のざわめいている寒の内ことば遊びに現を抜かす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご主人様は最近、以前やったことのある公募ガイドを買って来て企業や地方都市の募集している川柳や俳句なんかに応募している様です。 ボケッとしている日もあるけどけっこう冴えている日もあって、そういう日にまとめて幾つかの募集のための句を詠んでいるらしい。案外、寒い日の方が頭は冴えている様だね。炬燵に入って蜜柑をパクパクしながら、大辞林なんか横に置いてやっていてけっこう楽しそうだ。 正月には、新聞の別摺り記事の漢字抜け熟語(正月バージョン)なんてやって楽しんでいたみたい。3時間ほどでクリアしたみたいだったけど、いつものよりも数も多くてけっこうやりがいはあったらしい。拡大します 短歌は最近、朝日新聞の「東海歌壇」に投稿するようになっていて、けっこう確立よくって連続を含めて5回採用されているんだって。19年に投稿していた時はまったく採用されなくて、しばらく投稿を辞めていたけれど、昨年の10月下旬からちょっと自信がついたのか、投稿を再開したらしい。 月2回(隔週の木曜日)の掲載で、次の締め切りまで1週間しかない。ウッカリして過ぎてしまったりする。1回の投稿に3首と決めていて、常連の多い事を知ってその中に割り込んでいくって感じでやってるらしい。 選者は加藤治郎氏一人。ウィキペディア(Wikipedia)によると 岡井隆に師事し、アララギから前衛短歌への流れを消化したうえで、「口語は前衛短歌の最後のプログラム」と宣言。口語短歌の改革者として意欲的な試みに取り組み、「ニューウェーブ」の旗手と称せられるようになる。若手歌人のプロデューサー的役割を担うことも多く、現代短歌における最重要人物の一人といえる。「未来」の選歌欄「彗星集」には若手が多く、門下に笹井宏之、柳澤美晴、野口あや子、佐藤羽美、天道なお、中家菜津子、小坂井大輔、戸田響子、西村曜、などがいる。 書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」監修者を務める。 とある。 自身のTwitterには「毎日新聞毎日歌壇選者。 朝日新聞東海歌壇選者。短歌研究新人賞選考委員。前川佐美雄賞選考委員。中日文化センター講師。 富士ゼロックス株式会社。」とあった。 名古屋市緑区鳴海の出身なので、東海地方にはたくさんの弟子が居るんじゃないだろうか。86年に「スモール・トーク」で第29回短歌研究新人賞。88年に『サニー・サイド・アップ』で第32回現代歌人協会賞を受賞している(同時受賞は俵万智『サラダ記念日』)らしい。こんなすごい選者に選んでいただいているのは光栄なことだし、励みにもなっている。 投稿する歌は、このブログに載せる即興的なものとは違って、ちゃーんと推敲している別ものらしい。やっぱり妙にまとめた中途半端なものはダメらしい。時間を掛けて吟味して、それでいて簡潔にストレートに詠んだものが良いらしいと気付いたんだね。 人間は、精神ってやつにムラがあって安定していない、ややこしい生きものらしいからねぇ。今こう言ってても半年後にはまた変な横道に入ってウロウロするかも知れない。まあ、優しく見守って好きなようにやってもらうしかしょうがないねぇ。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.05
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♪ 最年少棋聖誕生を聞きながら紙管で作るコロコロ・スタンド‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました ニトムズの「コロコロ」はフローリングからカーペットまで、どんな床でも転がしてゴミを粘着して取れる、とても便利な掃除グッズ。カバーが無いので困っているというので、例のごとく「作ってやるわ」と言ってしまった。 買った時はあったはずなのに・・スタンドが無くてはどうしようもない。立てておけば転がるし、逆さにすれば安定が悪く、倒れて他の何かにくっつく恐れもある。こういうものには一切金は掛けないで、手持ちの材料で作るのが私の主義だが果たして適当な材料はあるのか。 円筒状のものを入れるなら紙管が良いだろう。サイズや厚さの違うものが幾つかあるはずだと押し入れを覗いてみれば、適当な太さのものがあった。しかし、本体にする1は厚さが無いのでそのままじゃ弱いが、重ねればいいか。切り込みを入れて・・ 適当な長さにカットして柄を通す切り込みを入れる。納めてみると、筒の底に着いてしまう。粘着性のものがそれでは拙いだろうから、浮かせる必要がある。アーチを作って高さを調整することに。3の筒をカットし縦割にして付けてみると、いい具合だ。 で、OKかと思いきや立てた柄を固定させないといけないと気付く。 何だか面倒になって来たなぁ。 いいの、これで。「世田谷ベースの所ジョージ」も言っているように、めんどくさいことが楽しいの。しょうもないことを一所懸命やってると、いろんなことが頭に浮かんでくる。それがまた楽しいわけよ。 昨夜の放送では、自在スパナをバラシて、トコトン磨くというのをやっていた。ペーパーをどんどん細かくしていって、最後は#3000とかで磨いてる。#1500が#3000に代わると、何かこう丸みというか膨らみとかが出てくるんだよぉ、とか言いながら・・ 3の筒に切り込みを入れて立てれば何とかなるだろう。しかし、円柱の側面に円筒を立てるのは面倒なことだ。曲面に合わせて削る必要がある。まあ材質が紙なので何とかなるだろう。 全部ぶっつけ本番で、部分部分を修正しつつパーツを付け加えていく。全て布ガムテープで止め、補強のためにスーパーボンドを塗布しておく。ガムテープは安物なので、直に粘着力が落ちてバラバラになる恐れがある。それでテープの端の部分にも上からボンドを塗っておいた。 タテの筒を固定して入れてみると、柄がグラグラして真っすぐ立たない。それで、そこに補正の端切れを差し込んでやる。それで済んだかと思えば、柄のクランク部分が当たるところにも支えが要ることが判明。丸棒をカットして押し込んだ。それでようやく、何とか、形になった。 筒本体が倒れないように、段ボールの切れ端を重ねたもので座面を作りそれに固定する。筒と板の段ボールが線だけで接着してあるので、使っている内に簡単に取れてしまう恐れがある。恰好悪いが麻ひもで縛っておく。 そして最後に、長い縦棒の重さで座面ごと倒れないようにと腕木を付けて、工作のすべてが終了。 ガムテープがむき出しでは味気ないので着色したい。テープやボンドの上に上手く塗れるかどうか。多分、アクリル絵の具ならいけるんじゃないか、と試しに塗ってみれば案の定、バッチリだ。格好悪いが世界に一つのオリジナル。なーんて自慢するようなものでもないか。横から差し込んで使う 地味な青とか緑とかにすればよかったかも知れない。派手でもなく目立ちすぎることのないようにと選んだ色だが、まるで鉄錆。鉄工所の隅に長い間転がっていたのを拾ってきた様な・・。 材料が材料だけに「あまり丈夫じゃないので、そーっと扱うように」と、くぎを刺して引き渡した。 どうもカミさんはこの色が気に入らなかったようで、すごく喜んでいたように様には見えなかった。塗り直すのは簡単だが、止めておく。 いつまでもつかなぁ。 で、カバーってどんなもんかと検索してみれば、ワンタッチで開閉するスマートなのが出てきた。これだと本体はケースの底に着いている様に見える。無理して浮かせる必要はなかったのかな?お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.07.19
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♪ 常識がときに生み出す偏見に揺らされながら蹴るバカの壁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 漁網のハンモックが一応完成した。ネットが硬いのでその上に手持ちのメッシュの布を乗せ、さらにその上にダメもとで園芸用の寒冷紗を被せてみた。 梁にハンガーフックを取りつけて、取りあえず適当に長さを決めて乗ってみる。高過ぎず低すぎずに何度か調整しつつ乗ってみると、両脇のロープがまったく伸びないのに、ネットだけが伸びるので具合が悪い。 一応は使えるものにはなった。かなり頑丈なので破れたりする心配はないが、柔軟性が無いのがどうも気にくわない。最初から分かっていることなので今更だが取りあえず使ってみる。 揺らしてみれば、ゆーらゆーらと全身ブランコ状態はなかなか気持ちがいい。孫が喜んだのも良く分かる。 乗るには乗ったが下りられない。ネットが沈み過ぎでサイドとの差があり過ぎて起き上がれないのだ。改めてネットを固定している部分を調整したりしてけっこうメンドクサかった。 原因は網目が荒い(そのため2枚重ねにしてある)のとネットがバイアスになっているせいだ。タテ・ヨコ方向にやたらに伸びるのだ。織り目に沿った使い方なら布使い同様、そうは伸びないはずだ。シリアの砂漠地帯を映している。(天国への階段と呼ばれているバダブソート) 一応はなんとか騙しだまして(自分を)使えるものになったので、テレビを観ながらのインドア・ハンモックをやってみる。空中に浮かんでいる状態は、俗世間から遊離しているような感じがしないでもない。 コロナ自粛中のものぐさには必携のアイテムとして、So good であることを確認。ラッコのようにお腹の上に菓子や本、スマホやテレビのリモコンなど諸々を乗せて、優雅に一日を過ごす・・・。まったく身動きできないので、連日やっていたらどうなるかなんて知ったこっちゃない。 「何やってんの!?」と、アランが昼寝を邪魔されて迷惑そう・・。 今日は夏至で、部分日食のおまけつき。そしてキャンドルナイトの日でもある。コロナ禍でエコ意識も高まってキャンドルナイトの意味も一層深まるというもの。 夏至は21日(日)の明日でした。よってキャンドルナイト・部分日食も明日でした。訂正します。
2020.06.20
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♪ 隅々に思いめぐらす軟禁に松の芽生えの可愛いさを知る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 骨組みだけ作っておいたものに寒冷紗を被せる作業。気に入った帽子がないので “自分で作ってみよう” なんてことを考えたことがあるので、その良い経験にもなる。 寒冷紗をそのまま乗せ、曲面に合わせて余分な部分をカットして縫製するというのを考えたが、面倒臭そうなのでで止めた。円形に切り出してつなぎ合わせるという方法をとることに。 新聞紙で型を作ってはみたものの、布とは違ってこの寒冷紗は凄く扱いにくい。柔軟性がまったくなくパリッとして融通が利かない。つるつる滑って逃げていくし、切り口がツンツンしていて引っ掛かるのでなんとも作業がしにくい。慣れないミシンで何とか縫い上げ、ようやく出来たのがこれ。 型紙がいい加減なのと、折り目が付いた寒冷紗をきちんとカットするのが難しかったこともあって、いい出来とはとても言えない。まあ、すべてが初体験の作業をぶっつけ本番でやっての結果だ。70過ぎの爺さんにしては上出来だろ? もう一個ある。同じ事はもうやりたくない。この辺りはやっぱり爺さんだ、根気が続かない。 もう少し楽な方法はないかと、安倍政権の様な無気力さで二つ目の作業へ入るのに時間がかかる。 カミさんが借りて来たDVDがもう一本あり、この日は昨日に続いての映画鑑賞の予定もあった。 アカデミー賞受賞映画「グリーン・ブック」。作品賞、助演男優賞、脚本賞だけあって心に残る良い映画だった。シンプルで分かりやすい作りがとてもいい。 ここに出てくる黒人ピアニストもドクター・シャーリーだが、昨日のドクター・スリープとは大違い。 カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才の実話をもとにしたものだけに、大袈裟な演出を控えて淡々と進んでいくところが却って説得力を高めている。 ニューヨークから南部へのコンサートツアー。南部へ行くにしたがって演奏する曲調が変わって行く所など、音楽好きには堪らない。「最強の二人」と通底するところの多い映画で、本音で対峙する姿が多くの人々に共感される所以だろう。 しかし、映画内での歴史的な描写の不正確さと、いわゆる典型的な「白人の救世主」の描写について批判を集めているという側面も。 もう一個の方をどうするか。別のタイプの寒冷紗を使って、シンプルにちゃちゃっとやっつけてやろうと決めた。骨組みに被せて仮止めし、余分な部分に鋏を入れて縫い代を残してカット。待ち針で止めて、そこをミシンで縫ってやるだけ。 寒冷紗も最初のとは質が違って扱いやすい。適当な誤魔化しが通用するということもあって、あっという間に出来上がった。 裾の始末はどちらともホッチキスで止めただけ。バラすのも簡単だし・・。 ただ、問題なのは餌をやる時。このままだとカバーを一々外さないといけない。小さな穴を開けてやればいいことだが、取りあえずこのままで使ってみる。都合が悪ければまた考えればいい。二つは似て非なるものになった。 異質な二種類の男の映画「グリーン・ブック」。二人に共通するものは許せないものを放っておけない性格と、何とかできるという信念。非なるも似たもの。これを眺めていたら、何となくその二人の姿に見えてきた。
2020.05.06
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♪ 遊びこそ不可欠なるを子は示すホイジンガーを空は知らない孫が作ったオブジェ。どうやら古代のオリンピックスタジアムらしい。 今年は筍が大豊作らしく、掘ったものを2度、茹でてあるものも2度、計4回も頂いた。連日、筍料理が食卓に並んで繊維質十分の毎日だった。 2度目の掘りたてのものは5-6本あって、小さいものは自家消費し少し大きいものはお隣さんへ。かなり大きいものが1本有って、孫が「筍の皮が欲しい」と言っていたのを思い出して取って置いた。 白っぽくて柔らかい、面白い模様が付いているし、大きさも手ごろだ。興味を示すのも当然だ。ちょうどいい具合の芯抜き用器具があったので、それで突き刺したり削ったりして遊ぶことに。 食材とはいっても放っておけば切って捨てられる運命の筍。こうして利用してやるのも悪くないんじゃないかと思ったりもして。 それで、孫が来る日になっていた昨日、そのでかいやつの皮を剥がした後の本体をどうしたものかと思案していたところ、孫に何かさせてやろうと思ったらしい。 何やら ”やってるからー来てー!“ と、二階にいる私に声が掛った。下りていくと、如何にも面白そうに何かやっている。その真剣な顔が撮りたくなってカメラを持ってきた。 目的なんか何もなくただただその形が変化していく事だけが面白かった。とうとうこんな形になったが、まだなにかやり足りない感じ。 それで一旦、余分な欠片をかたずけてみると、まだ何やら出来そうな塊が残った。眺めている内に思いついたのが「オリンピックスタジアム」だったらしい。 聖火を灯すとか国旗を立てるとかいうのを立て、手前には出入り口を作って扉を付けてあるらしい。熱心に説明してくれるところを見ると、かなりイメージはハッキリしていて、出来は上々だったのだろう。 筍もこんな風に活用してもらって喜んでんじゃなかろうか。
2020.04.24
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♪ あり余る生命力を持て余し猫かけまわる縦に横に斜めに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、珍しくピピが木登りをしていた。外に出られるピピはいいが、外に出さないと決めて飼っているアランはそれが出来ない。キャットウォークは無理だけどキャットタワーならぬキャットピラーなら何とかなる。そんなアランのために、さっそく作ってやることに。金は一切掛けずに作るのが私の流儀。 先ずは竹を伐って来た。それをリビングの本棚の横に立てる。釘を打とうが何をしようが一向にかまわない “使い勝手の良い” 古家で、天井は多少傷ついても構わないが、フローリングはそんな訳にもいかない。床には合板を切って当て、天井にはやや短く切った竹の四方に細い板を当て、天井に突き当たる部分の脇にビスを打って固定した。 手持ちの(夏に玄関の外に簾の代わりに吊るした)ロープがある。体や頭に付いている蚊を家の中に持ち込むのを防ぐために作ったものだが、ロープが重すぎて具合が悪かった。外してそのまま仕舞い込んであったもの。棒に通すために片側が輪になっているのをそのまま利用。一方の端を輪に通して括り連続に繋いだ状態のものを竹に巻き付けた。 アランはロープを巻き始めた段階から興味を示し、半分を超えたあたりでガッガッがっと登って来て、やたらに爪を立てまくるので難儀した。 楽しそうに、パッと飛びついては3歩ほどで上まで行ってしまう。本棚に乗り移ったり、そのまま飛び降りたりして遊んでいる。 ソファーで爪研ぎをするので閉口していたが、これからはここでやってもらう。
2019.12.12
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♪ 軽自動車一台分と聞かされて縁なきを知る歌集出版‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2006年5月8日から始めた短歌日記。12年目かと思っていたが5月でまる13年を過ぎたのか。 時間的余裕が出来たので、この辺でこれまでの歌をまとめてみようと思っている。年ごとに全部を拾い上げて、100首を選んで一冊にまとめてみようかと。13冊を手作り製本で揃えてやろうじゃないの。 纏めるだけでかなりの時間がかかるだろう。ずいぶん前にブログの読者に人気投票してもらい、それに自選も加えて100首の「ジグソーパズル」という歌集を作ったことがある。スタートから2009年2月までの3年間から選んだもので、ド素人が作った歌を100首集めるにはそのぐらいの期間の歌が必要だった。 2013年にはアメリカ在住の日本人の短歌会に在籍していたときに出した歌集「艸のゆかり」というのがあり、日記とは別に詠んだ歌がほとんど収録されている。手作り製本を始めるきっかけになったもので、作ったものの製本そのものは酷い出来だった。歌集「艸のゆかり」 千代紙を使って、一見立派なものだが・・ あれからもう6年か。以降、歌がどれほど進歩しているか知らないし、あれこれ色々なタイプの歌に手を出したりしているので、選ぶにも混乱すること必至だ。 ブログ読者のひとりの「なりひら」さんが、自身の知人や仲間の短歌、俳句、川柳を載せる「あすなろの歌」を毎月まとめられている。新聞の投稿歌や歌人の歌の紹介などなど、盛りだくさんでとても読み応えがあるもの。そこに私の歌も毎月3首載せて頂いている。その選歌のセンスが良くていつも嬉しくも有り難く読ませて頂いている。彼が選んでくれた歌は絶対に外せない。ペンネームが「ひさし鰤」なんです 年ごとのバラツキも大きいし、三歩進んで二歩下がるような具合なので、いい歌があまり拾えない年もあるだろう。やはり3年分で100首ぐらいがちょうど良いのかも知れない。そうなると4冊、あるいは5冊でまとまるか。まあ、やってみないと分からない。
2019.12.11
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♪ ああ今日も孫とじーじはメビウスの輪の裏がわを行ったり来たり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今日は、最高気温が10℃に満たない予報が出ていて、薄曇りの一日らしい。陽射しがないと、それだけでよけい寒そうに感じる。中電火力発電の煙突からの水蒸気 ここへ来てハッキリ見えるようになった。まっすぐに昇る日もあれば上の方だけ流される時もある。今日は北西の風が強く、かなり流されている。これから冬の間、この水蒸気が風向きと風の強さを知らせてくれ、とても役立つ存在になる。 孫が来た時、歌の話をしてい「じーじはNHKの番組で、作った曲を2回も歌ってもらったことがあるんだよ。」なんて言っていたら、やおら即興で歌を歌い出した。自分もNHKで歌ってもらおうと思ったらしい。 面白いので、何回か歌ってもらう。でも、「NHKで歌ってもらうのは無理だと思うよ。」「なんでぇ。」って、何度も。取りあえず楽譜にしてみるからと・・。一応、イントロを付けてある。 最近はギターを弄ることもなくなって、コードも忘れかけているしコードを押さえると指が痛い。なのでコード進行は適当そのもの。おかしなところがあるかもしれない。ピアノが弾けたらしっかりコード付けできるのになぁと、いつもの負け惜しみ。まあこんなもんというとこで・・・ 十代のあの情熱はどこ行った? 雲散霧消して自ら演奏したり曲作りしたりすることなど全くなくなった。自己懐古的悪あがき。昔には無かった、簡単に譜面に出来る「MuseScore」というものを使って、たまにこうして譜面を書いてみたくなるわけ。以前使ったことがあるものは有料になってしまい、新たにダウンロードした無料アプリ。 イマイチ使い方が分からない部分があるが、オープンソースの一般参加型のもので、どんどん進化しているらしい。
2019.12.06
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♪ 茶臼山に初雪の声聞く夕べ南の海を台風上り来台風28号が発生。今月発生した台風は6個目 (3日23号、5日24号、12日25号、13日26号、20日27号、26日28号)となり、 1991年と1964年に記録した11月の台風最多発生記録に並んだ。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 蛇腹ノートの試作第二弾は、せっかく本のカバー製作で慣れた手法を使わない手はないので、ブック形式のものにしてみた。40ページもあるものを折ってつなげるのは骨が折れるので、半分にして両面を使ってもらうよう提案させてもらう。 これを広げると・・ こちらの方が製作には多少手間がかかるが、扱い慣れているので良いものが出来た。右開きか左開きかは、記事を貼り付ける時に本人に自由に決めてもらえばいい。 で、試作品を見せに行ったら、何の事はない両面で40ページでいいと判明。こっちの勝手な思い込みだったようで、一人相撲を取っていたわけだ。まあしかし、新しい宿題を与えられて楽しいし、いろいろ苦心しながらやることで養われるものも多い。ハードルが高いほどやりがいがあるのだから、“ここで失敗した経験は必ずどこかで役に立つ” と、自分を慰めている。 大いに気に入ってくれたので、残りの作成に入る。もう要領が分かったのであとの作業は早い。 それよりも困ったのは「あらん」だ。日中はいつも私の傍で過ごすことが多い。小さなものを扱っている時は良いが、全紙を広げて作業している時などは来てほしくない。いつもと違うものがあると直ぐに反応して、その上に乗って来るし手を出しては遊びたがる。あちこち動き回って作業の邪魔にもなる。紙を汚されたり、くちゃくちゃにされても困る。 それで、戸を閉めて入らないようにしていたら、あろうことか、隣室のベッドからジャンプして襖を乗り越え、欄間部分から入って来たのには驚いた。 かなりのジャンプ力だとは思っていたが、まさか上から侵入してくるとは。もう、こうなると防ぎようがない。 あいつが寝ている間に、紙のカットを済ませておかなければ。
2019.11.29
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♪ 侵入し六日の間居座ったナノメートルのやつが死にたり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ くそ寒い日に風邪を引いて治ってきたら季節外れの暖かさ。自然界の流れに沿うように推移している私。変温動物じゃないのだからまあ自然の変化に敏感という事か。 九州では台風崩れの低気圧の影響で南から暖かい空気が流れ込むため、最高気温は熊本市25度、福岡市・佐賀市24度など、季節外れの暖かさになるらしい。 しかし、それも束の間、翌24日(日)は大雨が降るという。原因は台風27号から変わる低気圧が大量の水蒸気を持ち込み、雨雲が発生・発達する可能性があるためらしい。局地的には100ミリ前後に達する恐れがあるらしく、激しい雨、落雷などに十分注意とのこと。 九州は雨に祟られっぱなしの印象があるが、雨は関東でもかなり降るらしく前日からの雨が23日も降り続き、千葉県には線状降水帯のような雨雲が発生して昼過ぎから夜遅くまで降り続ける模様。 狙ったように九州やまだ水害のダメージが癒えていない関東に雨が降る。どういうこっちゃ。 頼まれていた蛇腹のノートを作らないといけない。囲碁の先生が書いた連載記事のコピーを貼り付け、経典の様に横に広げられるようにするノート。40ページのものを4冊ほど欲しいというので、寸法を設定して計算すると四六版で40枚取れることが分かった。 少し厚めのFKスラットR(110g)を発注し、先日取りに行ってすでに手元にある。 表紙を付けて御朱印帳のようなものを作ることになる。見本があったらしいが、返してしまった後で見せてもらう事は出来なかったので、わたしの好きなように作らせてもらう。40ページ分をアコーディオンの様に折りたたむなんてやったことがない。手順を考えて狂いの出ないようにしなければならない。実際は8ページ分を4枚つなぐことになるので、つなぎ目との兼ね合いもある。 大概、最初にやったものは失敗するので、まず見本を作ってみる必要がある。そこで失敗することが重要なのだ。 膨らし表紙にするか、フラットにして凹み部分を作って表題を入れられるようにするか。どちらもやってみたい。いっそのこと両方を作ってみるか。
2019.11.23
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♪ モビールのごとく揺れおるほととぎす紫立てる老いらくの恋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まずまずの穏やかな霜月初日のきのうは、喫茶ギャラリーでの作品展スタートの日。常連さんも高齢となり、購買意欲も徐々に薄れているらしい。 安くて良いものがちまたに溢れているので、若い人は来てもあまりこういう場所では買わないようだし・・。 話は必然的に色のことに及んでいく。衣食住のあらゆるものがいかに色に左右されるか、特に衣服関係はすべてが決まると言ってもいいくらいウェートが高いものと思っている。補色を縦に色分けしてあるものなどもあって、あれこれと首に巻いては楽しそうにしているのを見るのはいいものです。 初日に来ないと良いものが手に入らないというお客さんもいて、有り難いことにまあまあの売り上げがあった。 近くに出来た大きなマンションも隣の土地に植わっている木の枝が伸びて、良い感じに遮ってくれている。 今日・明日は「東海市の秋まつり」で、多くの人出が有りそうだがその煽りを受けてこちらに足を向ける人は少ないかも知れない。 そういえば、3年前もそうだった。それを忘れて、またこの時期に決めたのは間違いだったことに気づいたが後の祭り。あちこちでイベントが盛んな時期だ、落ち着いて珈琲を飲みに来る余裕なんて無いかも知れない。 こうなると逆に天気が良いのが恨めしい。まあしかし、中日新聞の展覧会案内に写真入りで載せてももらえてので、多少は効果が有るかもしれない。 知人男性も顔を出してくれ、けっこう充実した時間を過すことが出来た。昼食をとる時間がなく食べに出ようかと思ったが、オーナーが「もうこんな時間だよ」と言うので時計を見れば、3時半近かった。「もういいんじゃない」という言葉を受けて、この日はこれまでとして店を出た。
2019.11.02
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♪ 創作はモノへ仮託の恥さらしおずおずとしもどうどうと出す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 郵便局に行くタイミングに運悪く台風が接近し、大雨が降るというので遅らせれば土日にも重なってしまったDMの発送。今日、漸く出すことが出来ると思ったら、祭日で休みだった。 拡大します お近くにお住いの方、暇な時間と野次馬根性と覗き見趣味のある方、批評と批判の好きな人、ノートに関心と興味があり珈琲の好きな貴方、作者の顔が見たい話がしてみたい人、など是非お出で掛け下さい。 近くにマンションが出来る前は隠れ家的な存在だった喫茶ギャラリー。今ではあちこちにありますがその先駆けとして、多くのプロ・アマのもの作り作家に人気のある喫茶店です。今でも順番待ちで3年はかかりますが少し前までは5年待たされました。 食事は出来ませんので悪しからず。画用紙を使ったB5サイズのものカバーとノートがセット。中身を市販のノートと差し替えられます。ポケット付きだったりします。同じものは有りません。取り合いになっても、知ーらない。これはタオル地 色んな色の紙を使ったのが有ったり・・ 使い方も「みんな違ってみんな良い」・・。手に取って手作りの良さを味わって頂ければ幸いです。
2019.10.14
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♪ 小六月あるいは小春衣替え電子に生かさるる歳時の言の葉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3年前に続いて今年も11月の頭から、手作りノート作品を前回と同じ「茶房じゅん」で展示・販売する。それで、希望も多かった中身を差し替えできるものにバージョンアップ。あれこれ試作の上、サイズを変えた3種類のブックカバーとノートを製作。写真などを入れるポケットを設けてあり、市販のノートが使え文庫本のカバーにもなる。 夏の間は、あの “クソ” がつくほどの猛暑。クーラーの無い仕事場の気温は35℃を超える日も有ったりして、とてもじゃないがやってられない。やっても集中力が続かず思考も停止して、ミスを連発し血圧まで上昇の蟻地獄。ずるずると作業は遅れ、とうとう あと一カ月となった。 取りあえずDMだけは作って置くことに。あれこれ写真を撮りレイアウトを考え、プリンターの癖などを調整しながら、なんとか150枚ほどを刷り上げた。エプソンの安物プリンターは途中から給紙がうまくいかなくなり、何度やっても「紙詰まり」。用紙の量を減らしてやってみるとなんとかできたが、それも出来なくなって万事休す。 そうか! ローラーが滑って紙が送れないのかと気づき、プリンターを横にして裏面を見るとローラーがむき出しになっている。そこをメタノールを滲み込ませた布で拭いてやった。 おお! 順調に刷ってるわい! やれやれだ。 昨日は、そんなこんなで一日が過ぎてしまった。 色々作ったが、3年前の作品展の時に提案されていたものをすっかり忘れていた。 ツルツルの紙ではなくザラッとしたもので、画用紙、わら半紙、スケッチ用とか毛筆用のものとか。襖や障子用の鳥の子紙など(手すき和紙は高すぎるので機械すきのもの)で作るというものなど、いろんな提案をもらってい短歌日記のにすっかり忘れていた。 それをこれから作らねばならないし、ストール、シャツの染めもまだだ。
2019.10.01
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♪ 蝸牛(ででむし)の歩みのろのろ老いの道 貴重な出会いを逃さぬように‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 製本で折丁に糸綴じの穴を開けるのに、カッターやノコギリを使って切り込みを入れたりする。しかしやってみるとどうも具合が悪い。それで自分なりに考えたのがこれ。 手持ちのスコラに、百均で買ってきたミシン針を等間隔にセットしたもの。紙を折る前にやった方がズレることもなく確実に開けられる。要らないマウスパッドがあったので紙の下に置き、これを折丁のセンターに当てて小さなトンカチで軽くたたいてやる。 針が固定してあるのでサイズが変わると使えないが、横にずらして間隔が奇数になるように追加すれば何とかなるだろう。 なんでも教われば簡単にできるようになるが、教えてもらったことだけしか出来ず融通も利かない。自由な発想で自分で工夫する方がなんぼか面白い。遠回りして苦労したことがいつか必ず役立つ時が来る。パッとアイデアが浮かんで問題が解決した時の喜びも大きい。取りあえず作った差し替え用のノートいろいろ。 厚さが半分ぐらいのもの、サイズ違いもこれから作る。涼しくなって来たのでようやくエンジンが掛かってきた。肝心のカバーのアイデアもいろいろあるし、11月の個展に向けて本格的な作成に入ることになる。
2019.08.24
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♪ 生業と言わずに趣味と呼ぶ人の時はしんしんとろりと流る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ カミさんは、市販のノートを項目やレイアウトなど自分用に設定して家計簿として使っている。5年分がワンセットになっているのでどうしても後半は、ビニール製の表紙が傷んできてしまう。それで、今作っているノートのカバー式表紙を応用して布製のものを作ることに。 丈夫でシャキッとしたものにするため麻布を選択。希望の色を聞いて染色し、裏打ち。余分に用意したつもりだったが結局、全部使うことになった。 開きやすさを考慮してリングノートを使うことになり、手持ちのノートで寸法を決めて作業を始めた。いざ組み立ての段になって確認のために現物を買って来てもらったら、カバーの寸法がやや大きすぎて具合が悪い。慌てて各パーツの寸法を測り直して修正。どのくらいの遊びを取るかは勘で決め、勘を信じて接着に入る。 パーツを接着するのに、薄めた接着剤では麻布はくっ付かず原液のボンドを塗り直すなど、まごまごしながらなんとか接着。もう後へは戻れない。 裏表を共布にし、芯に薄手のレザック紙を使用。硬からず柔らかからず腰のあるものを狙ったが、思い通りのもに仕上がった。 いろいろ入れておくポケットが必要というので、表紙表面の両側にミシンで縫い付けた。 ピアノの楽譜を修理した時は大して喜ばなかったのに、「カッコいいのが出来たねぇ!」と、今回は喜んでくれた。こっちは練習のつもりでやっている事なのでリアクションを期待してはいけないが、まあ喜んでくれればそりゃあ嬉しい。
2019.08.22
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♪ 試作品つくり終えたる真昼間の水底に黒きうなぎの光り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日の続き。 ノートを開かないように固定する方法を考えた。背に穴を開けて紐かゴムを取り付ける方法。取り付け方法とか強度、デザイン、使い勝手などいろいろ検討したが、どうもこれがベストの様でこの方法しか思いつかない。 先ずは形にしてみるしかない。さっそくハトメを二種類買って来て背に穴を開け、紐とゴムの2タイプを取り付けてみた。 いい具合に取り付けることが出来た。カバーの色とのコンビネーションは置いといて、先ずは使い勝手を検討する。見た目は紐の方が良いが、いちいち結ぶのも面倒な気もするが、好みの問題かも知れない。紐がちょっと短すぎたかな。 ゴムの太さは3mm。これ以上太いとみっともないし、細すぎても具合が悪い。これを背面に取り付けると、ノートと3mmの空間ができるのでどうかと思ったが、どうにか上手くいったようだ。リボン紐の方は4mm巾でハトメも小さくて済むし、背に膨らみも出ずスッキリと収まる。 カバー内側、背の部分に紐を押さえるのと目隠しを兼て、共布を貼ってある。 全体的に見ても悪くない感じ。シンプル・イズ・ベストだ。使っている内に馴染んでくるものとはいえ、買ってもらうにはそれなりの魅力がなければ。本体のノートの魅力とカバーのデザインに掛かって来る。取りあえず、このこれで行くか。 友人のニットデザイナーが色々アイデアを持ってアドバイスをしてくれるので、見てもらうことにする。
2019.07.29
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♪ 捨て猫か鳴き、止み、鳴きて畑すみに日の昇り来てこころ重たし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、製本に使うために注文してあった紙が揃ったというので、名古屋の平和紙業(ペーパーボイス VELLUM)まで取りに行ってきた。2日で入ると思っていたが4日もかかった。在庫が無いものは小牧の倉庫から取り寄せる必要があり、便の都合でそうなったらしい。 しかし、雨がかなり降っている。車から家まで少し距離があるので、その間に濡れる恐れがある。紙は湿気に弱いしもし濡らしたりする歪みが出たりして具合が悪い。 四六判の全紙なのでそのままでは運びにくい。軽く巻いてもらい、持参した大きなビニール袋に入れて持ち帰った。なんとか濡れることは避けられた。 中断していたものの続きではあるが久し振りの作業なので取りあえず1冊だけやって小手調べ。案の定、とても手際が悪い。寸法違いなどしたり、見返しの接着に皺が出たりして敢え無く撃沈。糸綴じ溝なしのハードカバー。一応はこんな感じで・・。 開きやすいようにホローバックにはせずフレキシブルバックにし、シンプルな構造に。本体は真四角で、ハンドバッグに入るサイズを想定してペンも収納できるようにしてみた。ソフトカバーの方が使いやすいかも知れないが、ペン収納部分が型崩れする恐れもあるので迷う。 久し振りにやってみて以前とは違うアイデアが浮かび、今まで気付かなかった新しい発見があった。新鮮な感覚で客観的になっているのだろうか、こだわりが消え視野が広がっている感じ。何もしていない間に人は案外成長しているということだ。 間が開くということが決してマイナスばかりではないという話を、前日の展示会場でしていたばかり。 今回は、余った紙で作った短冊状のノートも同じようにサンプル仕上げしてみた。 本体の横幅は上のノートと同じで高さが4cmほどしかない。ウォーキング時に持参し、短歌でも詠んでメモするような使い方を想定したもの。
2019.06.18
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♪ 政治家のことば軽々宙を舞う猪突盲進 強決国会‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 第29回の「創作四字熟語」の入選・入賞が発表されました。応募総数14,209編は過去最高とか。 圧倒的に男性、それも年配の人が多いのかと思っていましたが、40代が最も多いというのは意外な気がします。★作品応募者の内訳(複数回答) ★応募作品の内容(ジャンル別) 1) 政治・経済(総裁選、IR実施法、仮想通貨、ふるさと納税、豊洲市場など) 2,428作品(17.1%) 2) 社会(自然災害、猛暑、スーパーボランティア、加重逃走など) 4,932作品(34.7%) 3) 国際情勢(米朝首脳会談、米中貿易摩擦、英王子挙式、タイ洞窟救出など) 1,136作品( 8.0%) 4) 文化・スポーツ(ノーベル賞、冬季五輪、二刀流、高校野球、パワハラ問題など) 4,509作品(31.7%) 5) 流行・芸能(人気歌手引退、ヒット曲、ヒット映画、人気お笑い芸人など) 1,204作品( 8.5%)優秀昨品10編 「朝米歩会」は3人、「豊洲始場」は4人、「金農感謝」は5人の応募者があった。W受賞の人もいる。入選40編 具体的な事柄との関係が分からない人は、「住友生命の資料」をご覧ください。詳しい解説が載っています。 入選40編の中の「山中子索」は友人S女史の作で、事あるごとにその言語的才能を発揮している女性なので、この入選は大いに納得。この募集を私から知っての応募だったこともあって、とても嬉しい。 肝心の私は、ついつい忘れて応募しそこなった。いざ勝負!と、当初の意気込みもどこへやらでちょっと残念ではあるが、14,209分の40というのは立派なもんだ。 「創作漢字」の発表が間もなくあるだろうから、そちらを楽しみに待つことにする。
2018.12.20
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♪ 物事に無駄も無意味もなかりなり今日も磨かんどろんこ団子‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3分式の砂時計が欲しいと思っていいるがこの近辺には売ってない。 ネットで買えば済むことだろうが、この際、自分で作っちゃる。何の手本もなく、ありあわせの材料だけでどこまで出来るか。本庶祐さんの言う「6C」の内の「Curiosity」と「Challenge」じゃ。 百均のお好み焼きソースなんぞを入れて使うフレンチ・プチ・ポットとかいうやつが家にあったのでこれを使うことに。先端を適当な大きさの穴になるようにカットして使うあれ。 肝心の砂は、家の裏のアスファルトの道路に、雨で流されてきて溜まったやつがいくらでもある。それをフルイに掛けて出来るだけ細かいものを取り出せば使えるんじゃねーの。 先ずは、きれいに洗って乾かしておく。 細かいフルイなんて持ってない。農業用の「虫よけネット」が確かあったはずだ。それで代用できるんじゃん。ここには「Confidence」があった。 少しづつのせて揺すってやる。 丁度いい細かさの砂がたくさん。 容器の先端を切って砂を入れ、落ち具合を確かめる。大きすぎても小さすぎてもダメだ。失敗しないように小さめの穴から始めて、様子を見ながら徐々に大きくしていくのだ。 おお、いい具合の落ち方になったぞォー。次は、砂の量を決めなくちゃならん。枕元からアナログ式の目覚まし時計を持って来た。わが家の時計は、ぜーんぶアナログだ。 秒針を見ながら、筒に入れては落とす作業を繰り返す。3分ちゅうのはけっこう長い。砂の量もそれなりの嵩になるようだったが、どうにか筒の七分目ほどでいい具合に収まった。良い勘してるわ、万々歳だわ。 二つを繋いで落としてみると、途中で詰まって落ちなくなる。どうも砂粒に微妙に大きめのものが入っていて、それが邪魔しているらしい。 同じ虫よけネットで再度フルイに掛ける。そっと、そーと振って、最後にわずかに残った砂を避ける。大成功。これで砂の通りは申し分なく良くなった。 左、1本でテスト。右、2本繋げた完成形。 2本の筒を正確に繋いで固定するにはどうしたらいいか、無い知恵を絞って考える。思いついたのは、クリアファイルをカットして巻くという方法。筒の胴に3.5cmづつ掛かるように巻き付けた。 二つを繋ぐ時、穴が小さいのでほんの僅かにズレただけでもうまく落ちてくれない。何度か失敗し、巻き方と固定の仕方を繰り返してどうにか砂が最後まで落ちるようになった。 ここでは「Concentration」と「Continuation」が必要だった。 容器の首の部分に傾斜がないので、最後のところでほんの少しだけ残ってしまう。まあ良しとしよう。そんなもの誤差の内だ。背が高く安定が悪いので、厚紙を貼り付けて安定させてある。 天地を、でん! とひっくり返す。ほっほっほ、良い感じで落ちていくわい。立派な砂時計じゃ。 しかし、それにしても馬鹿でかい。高さが31cmもある。 砂粒が大きいのと細長い容器しかなかったことが原因。身近にあるもので作るのはこのあたりが限界だろう。しょうががねえや、容器代200円以外に金かかってねえんだから・・。 問題なのは、容器がガラスではなく軟質プラスチック製で不透明だっちゅうこと。砂がちゃんと落ちているかどうかよう分からん。逆光に透かしてようやく見えるちゅう、なんとも出来の悪いヤツだ。 時間の途中経過を知るには、下に溜まっていく砂を見るより、上の砂の減り具合を見る方が分かりやすいという有様。 1分ごとに目盛でも付けるか・・ 市販のものをチェックして見てみれば、ガラス製のスッキリしたものがいくらでも見つかる。国産の手作り高級品も有れば、中国製の安価なものもある。 砂はすべてガラスの粉を使用しているようだ。 左 1,620円 右 2,700円15分、5分、3分の砂時計 ブログを書くため念のためにネットを探ってみたら、子供向けの工作で「砂時計を作る方法」が載っていた。ペットボトルとカラー砂を使ってる。 砂はネットで買うらしく、0.5mmのものを使っているので私のと同じくらいの砂だ。作るのは同じ3分計なのでかなり大きなものになる。やってみたのでよーく分かる。 作り方は至って簡単。ペットボトルの口には、厚紙に穴を空けたものを貼り付けるというもの。ボトルの口がそこそこ大きいので、テープで巻けば2本を固定するのは簡単だ。子供向けなので、まあ当然だぁね。 こっちの方がきれいだし、カワイイって? ふん・・ こういう無駄なような体験をしておくと、後々この経験が役に立つときが来るんだって! “役に立つか経たないかを考えずにやるのが基礎研究だ”と「本庶祐先生」も力説されているじゃないですか。 そう、無駄かも知れない事をやるのも「Courage」なんだよ。 すべては繋がっているのだ。無駄なことなんて何一つない。馬鹿気たことに見えてもそれがいつか何かの役に立つ。ノーベル賞を受賞したものの大方は偶然からの産物だ。 今回の「免疫チェックポイント阻害剤」も、最初はそれが医学に役立つものになるとは思っていなかった「PD-1」の発見から生まれたものだし・・。*本庶さんは「時代を変える研究には六つの『C』が必要だ」と説く。 好奇心(Curiosity)勇気(Courage)挑戦(Challenge) 確信(Confidence)集中(Concentration)継続(Continuation)
2018.10.05
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♪ 造本の化粧のための紙を選る二次元の華 棚に鎮もる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 手作りの製本をボチボチ始めようと思う。先ずは、練習を兼て色んな名サイズの「白い本」を作って見る予定。本体の白の用紙はたっぷりあるが、見返し用の紙と表紙に使うための紙が要る。 名古屋店の紙専門店が最近移転し、新しいショップとなってオープンした。そこへ行って様子を見がてら適当なところを選んで使ってみる事に。「ファンシーペーパーの平和紙業」 取りあえずはそう立派な紙は必要ない。色々物色しようと思っても、引き出しケースにかなりの種類(2,600アイテム)が揃えてある。その中から、自分の好みのものを選ぶのは難しい。それで、店員に使用目的と必要サイズを言ってサンプル帳を借り、その中から選んだものの現物を出してもらう。 取りあえず買って来たのは、半裁(B2)と四つ切(B3)を各4色づつ、これだけ。 個性のあるいい紙が色々あるようだが、取りあえずはこれで気楽に作って、確実に良いものが創れる自信が付いてからにする。 「洋紙の原紙寸法」は、紙加工仕上寸法に対し、断裁のための余白を含んだ寸法だ。JISでは、下の5種類が定められている。 「紙加工仕上寸法」は、書籍や雑誌、証券、事務洋紙などに対して定められた寸法。A列とB列があり、各々0〜10番まである。この数字が1つ増えるごとに、寸法が半分になる。その際、「縦:横=1:√2(約1.4)」の比率となることで、原紙1枚を効率よく使えるようになっている。 紙を取り扱う際、重さを表す言葉としてよく使われるのが、「坪量(つぼりょう)」と「連量(れんりょう)」の2種類。 「坪量」とは、面積1m2当たりについての紙1枚の重量のことで、◯◯g/m2と表示するす。ほかに、「米坪(べいつぼ)」「メートル坪量」とも呼ばれる。 「連量」とは、規格寸法に仕上げられた紙1,000枚のことを1連(1R)と呼び、その重量をkgで表したもの。 同じ量でも軽ければ薄く、重ければ厚いと考えられることから「坪量」の少ない紙は「軽い」もしくは「薄い」、反対に「坪量」の多い紙は「重い」もしくは「厚い」といわれる。 板紙の場合は、100枚で1ボード連(1BR)とし、その重量をkgで表す。ペーパーヴォイス ベラム 全紙は注文で取り寄せとなるが、1日で入荷するそうだ。◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行●「手軽で簡単絞り染め」
2015.01.23
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