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♪ 金持ちは金を欲しがるあぶく銭不労所得が金を生みゆく 免許証の更新、地元警察署では午後しか受け付けてないのを忘れていた。それで午後のウォーキングのついでに行くことに。 ウォーキングの服装で写真を撮るのはどうかと思い、ウィンドブレーカーは着ず、帽子は脱げばいいので被っていった。【必要書類】*修了証明書 *認知機能検査通知書 *更新連絡書 *運転免許証 *更新手数料(2,500円)を持って1F の受付へ。氏名と電話番号を書き、2Fの交通課の窓口に書類を出す。 他に人はおらず直ぐに対応されて、視力検査をし、更新手数料を払い(交通安全協力費が500円になっていたが何時ものようにパス)、写真を撮って、2種類の暗証番号を決め、新しい免許証が出来るのを待つ。奥の部屋から認知機能検査をやっている声が聞こえてくる。 新免許証を受け取るまで、トータルでおよそ10分ほど。歩いて5分、手続きに約10分で済むのだから有難い。☆ その足でウォーキングへ。長袖の下着にトレーナー。手袋をしていたので、風が強いと覚悟していた割には寒さを感じなかったのは、ストールを巻いていったお陰だろう。 そしてもう一つ、ついでの用事が有った。「ミニバラ5本下さい」「はー??・・・」怪訝そうな顔をしている。「ミニをバラで5枚」と言い直してやっと通じた。 そう宝くじ売り場で、年末ジャンボを買ったのです。 ユーモアを解さない、笑顔もない(くそ)真面目そーな売り場のおばちゃん。「当たりますようにー」と言ってはくれたが、当たりそーな気がしない・・・。 ボーナスが出て100枚とか500枚とか買う人がいる。地域振興のお役に立つのだから、金がある人はどんどん買えばいい。貧乏人は一応、権利だけ確保しておくだけだ。 いくら夢だと言っても10憶円もいらない。毎年5,000万ずつ使っても、20年間続けられるって? まあ貧乏人は金の使い方も知らないので、慈善事業にでも寄付する方が腑に落ちるってもんだ。 日本のすべての小学校、約2万校にグローブを寄贈すると発表した大谷翔平選手。各校に右利き用2つ、左利き用1つの合わせて3つ。12月から2024年3月までをめどに順次寄贈されることになっている。ドジャース入団以降、金が目的でない彼にとって、大金は、却って邪魔な存在かもしれない。 他人の金ではあるけど、どうするのかとても興味がある。 ミニは、1等 3千万円が150本。1等の当選確率は、0.0001%。 2等 百万円 4,500本 3等 1万円 150,000本 4等 3千円 1,500,000本 5等 3百円 15,000,000本 ミニじゃない方は、1等の当選確率が0.000005%だから確率はもっと低い。当たるわけね~やね。 ベッドの横にアランのために作った「高みの見物・見晴らし台」を設置。これからの季節、午後は陽がよく当たって暖かい。下を通る車や人の声に怯えていたが、最近はだいぶ慣れてきている。 押し入れで寝ているよりもずっと居心地がいいはず。一度、その味を知ってくれれば病みつきになるだろう。 夜は、私の布団の中で伸びきったゴムのように寝ているんだから、このエリアは天国みたいなもの。観葉植物まであって、いい雰囲気だろう? 植物は、昼間は二酸化炭素を取り入れ酸素を出しているが、夜間は呼吸だけを行って光合成はしていない。酸素を取り入れて二酸化炭素は出している。 だから夜は、室内に植物を置かない方が良いという人がいる。 しかし、夜間に植物が放出する二酸化炭素はごく微量なもの。人間が出しているものに比べればはるかに少なく、問題にならないレベルだ。気にする必要はまったく無い。☆ 天気のいい午前中は、幸せいっぱいで毛づくろい。な~にも言うことなしだ。
2023.12.19
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♪ うた作りはことば遊びのぼけぼうしいろはにおわずちりぬるばかり 早々と短歌の会「さわらび」の忘年会があった。いつも会場にしている、常滑西ノ口の会席料理「丸十」の予約が取れず、こんな早い時期になってしまった。海の見えるいい雰囲気の店なので人気があるようだ。 10時半集合で、リーダーが道を間違えて遅れて到着。参加者は9名で知らない顔が一人いた。あみだくじで決めた席に着き、前もって提出してあった無記名の歌の講評をし合う。 名前がなかなか覚えられなかったが、この日のおかげで全員の顔と名前が一致し、ようやく会の一員になれた気がした。「歌林の会」に所属していて、メンバーは数十年のキャリを持つ。馬場あき子・岩田正によって創設された短歌結社で、1978年(昭和53年)5月10日歌誌「かりん」を創刊し、今年で45年の歴史がある。現在は馬場あき子を発行人、坂井修一を編集人とし、米川千嘉子、川野里子、梅内美華子などが編集委員に名を連ねている。「さわらび」には、コロナの前まではご主人の岩田正氏が、逝去されてからは馬場あき子氏本人が、知多市中央図書館で講演会を行っていたらしい。それも、リーダー柳氏の人格によるところが多いらしく、呼ばれても行かない支部が多い中、自ら進んで来てくれていたらしい。しかしそれも、10年ほど前までのことで、馬場あき子氏は御年95歳となり、さすがに不可能になった。 時おり海をながめながら、講評は進んでいく。医者の奥さんであるリーダーは高齢となり、耳が少し遠いので話が伝わらなかったりする。一貫しない面もあって “おいおい” と心で叫びつつちょっと面倒くさい一面も。全員が高齢なので作歌にもイマイチ積極性がなく、私にはやや物足りない。 しかし、結成当初のメンバーは徐々に減ってしまったものの、今でも続けている人はそれなりの気構えを持っている。教員の奥さん、お茶の先生、お花の先生、現役の医療事務員など、自意識と自我が強そうな人ばかり。昼会席2,500円 古びた女性ばかりの中に、一応男の私が入って視点が違う意見を言うようになり、リーダーは喜んでくれている。今回提出した歌を褒め、腕が上がったと言ったり顔も良くなったなんていう。やや独断と偏見の見え隠れする意見に眉を顰めることもある。普段、歌を詠んでいないらしく、前日になって慌てて詠んだものを提出したりする。 他のメンバーは、リスペクトしている反面、やり込められるのでぐっと抑えて言い返せない。ヨイショすることで場を丸めようとする人も居て、なんだか面白い。 リーダーが「こういことを続けていないとガタガタッと崩れていくので、止めちゃいけないよ」と言う。これはリーダー自身のことでもあり、自分に言い聞かせているのかもしれない。 今いるメンバーは、元気な人ばかりなので当面は大丈夫かもしれない。実際、それぞれが幾つなのか聞くわけにもいかないが、喜寿に学年会をやったと詠んだ人が私より3つ上。どうもそれより上の人ばかりに見える。 ま、あと何年続けられるか。ケセラセラ・・☆ 電車で行ったが、西の口駅は急行が止まらない。鈍行は30分に1本しかなくちょうどいい便がないので、手前の大野駅で降りて10分ほど歩くことになった。 大野駅で降りるのは初めてだが、まさか無人駅とは思わなかった。特急の停まる無人駅なんて聞いたことがないが、今は案外増えているのかもしれない。 10分約、中道を1キロほど歩いた印象は「寂れている」の一言。知人の女性市会議員がコミュニティーぐるみで色々頑張っているようだが、人口減は止められない。 少子高齢化や都市部への人口流出によって、2040年には全国の自治体の半数が消滅の危機であると言われている。 2042年に65歳以上の高齢者数はピークを迎えると言われていて、20年後は大変な状況の中で、孫たちは生きていかねばならない。
2023.11.30
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♪ 100mを顔をゆがめて駆け抜ける負けず嫌いの九歳の秋 昨日、常滑市鬼崎南小学校・小3の孫の運動会があり応援がてら観に行ってきた。最近の小学校の運動会は、我々の子どもの時とはずいぶん違う。比べる方が間違っているとは思うものの、あまりにもあっさりしていてちょっと物足りない。 半日しかやらないし、競技も赤白に分かれての勝ち負けだけ。確かに、忙しい時代で先生も生徒も父兄の方もこの方が負担が少ないのは確か。コロナ禍以降、全校一斉にやるのは久しぶりのことで、子どもたちも新鮮な気分で楽しんでいたようだ。滑り台が設置してある築山からの眺め。待機場から本部前に整列を始めたところ。 孫の3年生が出るのは、全体で踊るダンスと4人で棒を運ぶ競争、そして徒競走ぐらいしかない。でも、子どもたちみんなが一生懸命やっている姿を見るのはいいものだ。 左、始まりを待つ。右、誰よりも深いお辞儀をして笑わせる。 何の時だったか終わって礼をする時の孫の様子。ひょうきんさがこんなところにもでて、笑わせる。決して真面目やっているのではないことは、手が後ろに跳ね上がっていることで分かる。ほんの一瞬のことで、だれも気づかなかったかもしれないが、私はちゃんと見ていた。正面にいて、手を振ったら気づいてニコッとした。照れているのがかわいい。途中で前後が入れ替わる。これはママが撮ったもの。 こういうのは決して嫌いじゃない。保育園の時から動き回るのが好きで、皆が歌っているのに自分だけ踊っていたこともある。3年生と4年生の棒運び競争。 二か所のコーンを一周して戻ってきて、左右で支えた棒を列の足元をすくうように通していく。タイミングが合わないと足にひっかかる。 スムーズにいったりガタガタと乱れたりする様子が、ダンスの時につけていた飾りがキラキラ揺れて、ビジュアル的にもけっこう面白かった。 そしていよいよ6人ずつの徒競走。カーブのある100mのコースは小さい子供だからうまく走れる。地区の運動会では、大人がよく転ぶので大盛り上がりしたり、アキレス腱を切ったりすることもたまにあったりするので、大人にとってはある意味デンジャラスな競技だ。反対側にいたのでスタートの位置は分からなかった。同じ力ならインの方がだんぜん有利。3位で抜け出してカーブに向かう。 カーブで抜くことはできない。必死の形相で追いかけるも距離が縮まらず、3位でゴールイン。手を抜くことなく、精いっぱい頑張ったのは褒めてやりたい。3位までは総合得点に加算されるようなので、紅組に少しだけ貢献できたようだ。 用事もあって、すべての競技が終わるまではいられなかった。後から聞くと総合得点の結果は、赤白同点で引き分けだったらしい。うまく構成されていることに感心する。☆ 児童数が多いので半日で出来る競技の数は限定される。隣の鬼崎北小はもっと競技にバラエティーがあったようで、人数が多いことによる損得はこういうところにも出てくるようだ。 常滑市には9つの小学校があり、常滑東小学校の児童数が1113人と一番多く、鬼崎南小学校は712人それに次いで多い。隣の鬼崎北小学校は、273人だから半分にも満たない。 鬼崎南3年生が135人(4クラス)と一番多く、2年生とほぼ同じ。それにしても1年生の少ないこと。2015年(27年)ごろって、一体何があった?
2023.10.15
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♪ あさがおのつるに託してご近所に手を伸ばしゆくつゆ晴れのあさ お隣さんにアサガオの苗をお裾分け。奥さんに快く欲しいといわれたのは良いが、新築のこのお宅の庭には土の部分がない。人工芝が敷いてある部分は砂利が入れてある。捲っても花壇には到底無理。鉢植えにするしかない。 植木鉢持参で行って、土も用意して植え付けてあげた。これじゃあ苗を上げたというより、朝顔育成セットを上げたようなもの。 小学校生や保育園児が育てるプラスチックの行灯仕立てのものよりは、ずっと鉢が大きい(9号)。ポットに2本ずつある2種類の苗を、ばらして一鉢に4本とも植え付けた。二人のおさな子にも手伝ってもらって・・。 問題はこれをどういう風に仕立てるかだ。今の家はシンプルな造りで、ネットを張って壁に這わせるわけにもいかない。やはり行灯仕立てしかないか。100均で支柱を買ってきて、針金で輪を作って行灯にしてやるか。 たまたま車で通りかかった夫婦に「支柱はどうしましょう」と言うと、ダンナが「自分で買ってきてやります」と。ここから先は、手出し口出しするのはやめておこう。そうでないと差し上げた意味が無い。 ミニトマトの苗を奥さんがプランターに植えたものの、プランターが小さすぎたようだとダンナが言う。それで、「植木鉢なら遊んでいるのがあるから使っていいよ」と。 早速にやって来て9号鉢を2つ持ち帰り、数日後、ダンナが植え替えたようだった。そんなことがあった後のこと。夫婦仲がよさそうで、子煩悩なお父さんだし。結構なことだ。 孫が習字の墨を付けてしまい、嫁さんがどうしたらいいか聞いてきたことがあったらしい。キッチンハイターに浸けておくと落ちると教えてあげた。しかし、泡のスプレー式のものしかなく、それを汚れた部分に吹き付けたらしい。墨はだいぶ落ちたものの、周囲の地色が変わってしまい、見っともないので染めてほしいといって来た。 「お安い御用」と引き受けた。「無難な色なら何でもいい」ということだった。縫製の糸は染まらないし、薄目の色がいいだろう。 半ズボンと長袖のTシャツは一発で染め上がった。 しかし、茶色の少し濃いめのシャツが簡単ではなかった。うっすらと墨が残っているだけだったので、あまり濃くせずに染めたら、何故か見えなかった部分にも墨が浮いてきた。 染め直して干し、乾いたところで確認するとまだ消えていない。良い生地だしポケットもついて、背中には樹脂プリントもある良いものだ。なんとかしてやりたい。それで、再度ブラックの染料でやや濃い目に染め重ねをしてみた。 もしかして、この汚れは染色時に付いたものか。最初、わずかに入れたブラック染料の溶解が不完全だったのかも知れない。たまにやると、配慮を忘れてこういうミスが出る。 それほど目立たないので我慢してもらおうっと。
2023.06.06
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♪ 菊池寛、大江健三郎などを思いて眼鏡の孫を見ており よく降った。飛騨川では氾濫水位を超えて危険な状態らしい。心配だ。 きょうは低気圧が本州の太平洋側沿岸を進む。低気圧から遠ざかる九州から近畿は日中は天気が回復するが、東海や関東は午前中は激しい雨や雷雨になる所があり、風も強まりそう。土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を。 北陸や東北は昼ごろまで雨が降る。北海道は昼ごろから太平洋側の所々で雨や雪が降りそうで、積雪となる所もあるらしい。 雨が小止みになったので、エサ台に野鳥のミックス・エサを置いてやった。直ぐに、4~5羽がやって来た。雨降りではエサに不自由する。 我が家に来れば確実にありつけるのを知って、この日はリーダーが仲間を引き連れてやって来たらしい。 中に巣離れしつつある幼鳥がいるらしく、親からエサをもらっている。近くに営巣する場所があるのだろう。以前、隣家の2階の雨樋に巣をつくっていたことがあった。その巣をカラスが見つけ、襲っていたのを目撃している。そんなことがない、猫も寄り付かない場所はど思いつかないが・・。 手前の羽根の色が薄いのは若鳥で、餌をもらったり自分で食べたりしている。少し早く生まれたやつかもしれない。子育て中だったとは。前日までとは打って変わって、とてもぎやか。なんとも笑ましい。☆ 子供の日をかこつけて、夜は息子一家と次男も誘って外食。孫に何がいいかと聞くと「うなぎ」という。今やかなりの高級魚になってしまった鰻だが、久し振りのことだし我々も食べたい。OKとなった。 やって来た孫が眼鏡を掛けているのでちょっとびっくり。よく似合っていて違和感がない。自分で選んだらしい。チタンのフレームで、ものすごく軽いらしく、本人もほとんど抵抗がないようだ。「よーく見える」って喜んでいる。 両親が近視で、優性遺伝するらしいので逃れられない。その兆候は去年からあったようで、どうするか迷っていたが、決心したようだ。 野球のようなスピードのある小さな球を扱う球技をやっていて、視力が悪くてはどうにもならない。目が悪くては打てないのは当然だし、ボールを受けるのだって同じこと。「これでバッティングが急速に良くなるぞ~!」と言ったら、「Tバッティングだから関係ない」とか言う。バティングセンターでのことを忘れている。
2023.05.08
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♪ うぐいすのとおくに啼ける図書館に「さわらび」という会を訪う今朝5時半ごろ 今年は新しいことを幾つか。その二つ目の、地元の短歌研究会への入会。月1回の例会の日だった昨日、見学という形で参加してきた。10人いるメンバーのうち6人しか出席しておらず、会は停滞気味のようで今一つ緊張感がない。 持ち寄った歌2~3首を短冊に書き記名して提出し。そえれを1枚の紙にコピーして全員に配る。本人が読み上げた後、それぞれが自由に意見を言い合っていく。以前、アメリカ在住の日本人女性の短歌会に入っていたことがあってやり方は同じだが、その時はメールでのやり取りだった。今のようなリモートで画面を見ながらのやり方はまだ無かった。相手の顔も性格もなにも分からず、全くの手探り状態だった。 しかし、今回はお互いの顔を見ながらの意見交換。新鮮な心持ちで、2時間ほどを楽しく過ごさせてもらった。会は30年ほどの歴史があるとかで、馬場あき子氏主宰の結社「かりん」に、リーダーの他にも数人が入会しているらしい。 もう皆さん高齢となり会員の数も減ってしまって、私が久しぶりの新規メンバーになるのだという。歌もこの日のために急いで作り、あまり推敲もせずに提出した感じのものが多かった。いかにも停滞気味のマンネリ状態を思わす、平凡なものが多かった。 私は毎日詠んでいるので提出する歌には困らず、その中から出せばいい。どれを選ぶかが鍵にはなるが今回は2首、こんな歌を提出した。 ♪ 春が来たごとき陽射しのふんふんとわれを狂わす大寒まだき ♪ 冷え締まり空を映せる佐布里池梅のつぼみがふんふんと啼く 1首目の「ふんふん」の使い方がよく分からないという意見があった。辞書にも載っていないし、イメージ的にも不似合いな気がする。どういうニュアンスで使ったのか、他にこの言葉を使った歌があるのだろうかとか。 2首目の「ふんふん」は、前のとは違った意味合いで使っているが、「つぼみがふんふんと啼く」という表現に、高齢の主婦たちは付いて来れない感じ。 リーダーはさすがに違って的確に読み取ってくれ、「春の陽射し」によって「ふんふん」がイメージを持って生きている。「梅のつぼみ」があることで「ふんふんと啼く」のが効いていてとてもいいと。 最終的にはこういう風に。 ♪ 春の来しごとき陽射しありふんふんとわれをくるわす大寒まだ来 ♪ 冷え締まり空を映せる佐布里池梅のつぼみのふんふんと啼く メンバーそれぞれがお菓子を持ち寄ったりして、そこはやっぱり女性の会だ。男が一人入ったことでどう変化していくのか。毎日、歌をブログにアップし、日々の中に歌詠がある私とはまったく違う女性たち。少しでも刺激になってくれれば嬉しい。 今まで年1回の講演会(岩田正さん11年連続、その後は馬場あき子さん)をお願いしてきたが、ここ3年はコロナ自粛のために開催できず、積み立て金が余っているとか。なので、金持ちなんですよ~って。 短歌を始めたきっかけとか、読書はあまりしてないとか、日本語のすばらしさやとにかく書くのが好きだとか、最後に自己紹介的な話をすることになって・・。“メンバーが増えるような方向へ向かっていくといいなぁ” と、わずかな希望を思いながら帰って来た。
2023.05.04
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♪ 4人用個室に爺三人が子供時代へ船を漕ぎだす 念願だった三兄弟そろって初の一杯会。コロナで先延ばしになっていたが、昨日ようやく実現した。 それぞれが70を超えて今は元気だが、いつ何時会えなくならないとも限らない。病気とかの問題もだが、天変地異の自然災害や、不慮の事故だって考えられる。諸行無常の人の世だ、想定外はどこにでも潜んでいる。「この辺で一度ゆっくり、顔を合わせておこうじゃないの」と。 二つずつ離れている三兄弟の真ん中の私が提案。長男にはそんな発想は浮かびそうにないし、弟は何でもリーダーになりたがりの世話好きで、いろいろ役を引き受けていて忙しい。また、こういうことを言いだすのは、上の立場も下の立場も知っている真ん中の私が一番いい。 サンドイッチ現象でいろいろ抱えて育った私だが、爺になって余裕も出た今。誰にも言ったことのない心中のわだかまりを、この際吐き出しておきたいという気持ちもあった。♪ のっけから体の不備を述べ合いて自慢するがに声が高まる♪ もう誰も知る人のない故郷をグーグルマップに見下ろしており♪ QRコードで注文出来る店しごく簡素なメニューが寂し♪ 黄金の旨辛赤のもつ鍋があっという間に汁だけとなる♪ 馬肉など頼んでみるも歯の悪い老いの三人箸がすすまず♪ 途中から黒霧島のお湯割りに時速1杯都合4杯♪ 五時半に飲み始めしを店員の「閉店です」の声に驚く♪ そういえば家族の話は出なかった男はみんな孤をまとい生く
2023.04.21
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♪ 古傷に触れなばじゅっと湯気の立つ異という文字を操(あやな)す夫婦 昨日は久しぶりにいいお湿りがあったが、今朝は再びの快晴で空には一点の汚れもない。14日は、一時的に西高東低の気圧配置になり、寒気が流れ込んで最高気温は昨日より大幅に低くなりそう。夜には気圧配置は緩み、高気圧に覆われてくる見込み。東の空 6:05 週末は西から崩れ、20日の日曜日には全国的に雨との予報が出ている。今年は日曜日に雨になることが多く、23日の勤労感謝の日も雨らしい。 些細なことで夫婦喧嘩する。突然の雨のように前触れなく起こる。その背景には淀んだ冷たい空気の塊があって、言葉のはずみにそれが噴出してくる。犬も食わないと言われる夫婦喧嘩は、まあ自然現象みたいなものだろう。晴れが続いていたのに、降った昨日の雨のように。そして、低気圧が通過後は一時的に冬型となったりして・・寒い。 しかしまあ、この「悪いこと」しか起こらない人に比べれば、天国にいるみたいなものだ。有難いことに、どん底を経験することは今後もないだろう。今のところはそう思える。 井戸の底からは、昼間でも星が見えるという。井戸は深いほどよく見えるのだろう。些細なことでも輝いて見えるようになるなんて、神は味なことをしてくれる。 2018年のクリスマスの夜、黒猫を飼いはじめた真魚のもとに10歳違いの兄の訃報が届いた。8年ぶりに疎遠だった実家に戻るとそこはゴミ屋敷となっていた――。兄の死とリボ払いの借金、母の認知症、夫の癌発症、自身の鬱とセルフ・ネグレクト、SNSでの大炎上と自殺未遂……気鋭の映画批評家である真魚八重子が自身の5年間の体験を苛烈に綴ったはじめてのエッセイ。
2022.11.14
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♪ 立冬は初秋の陽気アメリカのデモクラシーに明暗の光(かげ) 7日に立冬を迎えたにもかかわらず、平年を上回る気温が続いている。この先、2週間程度は全国的に平年より高い日が多い。 ただ13日(日)は一転して全国的に天気が崩れる模様。低気圧が発達しながら北海道に進み、低気圧から延びる寒冷前線が本州を通過するためだ。 11月終わりごろになると一転して、強い寒気が流れ込んで急に寒くなるらしい。☆ アメリカの中間選挙は、予想に反して共和党の議席が伸びなかった。中間選挙では大統領の政党が苦戦するのが通例なのに、今回は接戦に持ち込んだ州が多く、結果の確定に時間が掛かっている(郵便投票の増加で開票に時間がかかり、3日ほどかかるらしい)。 バイデンは、報道や専門家が予測していた「巨大な赤い波」はなくさざ波程度だったと言い、次回の大統領選挙に出馬する意向だと。次回には81歳と最高齢を更新する。民主党には人材は他に居ないのか。 残りのジョージア、ネバダ、アリゾナ3州のうち2州で勝てば「上院」を掌握できる。ジョージアは決選投票となり12月6日に投票がある。ネバダ、アリゾナ両州で勝たなければジョージアの結果待ちということになる。「下院」は共和党が見込み通りの結果になるものの、当初の予想ほどの勢いはない。「共和党はトランプの後を追ってがけから転落した」とトランプ周辺からも断罪されている。しかし、忠誠を示す候補が多数当選しているのも確かで、党内でトランプの勢いが増す危惧がある。☆ パーゴラの柱をカットし、土台にするものを用意。溜めマスの蓋(200×200㎜)の真ん中の穴にボルトを差してセメントで固定。それを柱の下に穴を開けて差し込むことにした。 大して強度はないが、横ずれを防ぐだけなので十分だろう。柱は90㎜角あるので安定するはずだ。 位置決めして土を固め砂利を敷いて、あとは平らに固めてやれば準備完了。ただこの場所には下に井戸があって暑いコンクリートで蓋がしてある。そこへはまともに植物が植えられない。高く土を入れるか、ブロックで何か設えるか。そして、何をどう植えるかも考えないといけない。 日曜日は雨だし、明日は大西順子のコンサートがある。その後つづきをすることになる。
2022.11.11
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♪ 手を使い頭を使い手間を掛く一万年なる縄文時代 アランは先日、鶯らしき小鳥を捕まえてきた。まだ元気そうだったのでカミさんが、隣家の畑の茂みに逃がしてやった。 そして昨夜の4時頃、隣室でなにか走り回る音。上に下にと、乾いた音。何の音か判然としない。そのうちカミさんのベッドで寝ていたアランが起き、ベッドの下を走り回りだした。どうやら隣室で走り回っていたのが、こっちにやって来たらしい。アランの動きからして鼠のようだ。 しばらくして動きが収まった。鼠がどこか隅っこに入り込んだか、弱って動かないのか。たまにこそッとするが全く動きがなくなった。死んでしまったようだ。眠いし詮索する気も起らず、そのまま寝てしまった。 6時半ごろに目覚め、もうかなり明るい外を見ると秋の代表的な巻雲が浮かんでいた。 朝日が当たるにつれて雲はどんどん姿を変えていく。そのうち消えてしまうのだろう。今日も快晴のようだ。☆ パーゴラの上部の枠4本の端を45度にカット。作った「垂直に切る道具」を使うものの上手くいかず。やはりこういう作業には向いていないようだ。ヤスリやカンナで削ってなんとか格好をつけた。 長方向に桟を渡す。溝を掘って嵌めこむので、その溝の切り込みを入れる。左右の枠を重ねて同時に切る。この時は大きな不ランプを使ったことあって、この道具がうまく働いた。 この切り込み部分を切り取ればほぼ完成。しかし、やったことがない。鑿できれいにカットできるものかどうか。木がかなり固く、年輪が手ごわそうなのだ。下手をすると平らにならない恐れがある。ドリルで2カ所ほど穴を開けた方が良いかもしれない。 手間を惜しまず、有り合わせのものでなんとかする。それが楽しくてやっている。 便利な世の中で “その気になれば” かなり楽をして物が作れる。時間がない人にとって、便利を金で解決できるのはいいことだ。浮かした時間で他のことも出来る。 でも、物つくりは “手と頭を使う” のが基本。それを省いて何が面白い。旅行で言えば、過程が面白いのに目的地へ行って土産買って証拠写真を撮ってお終い。それで何が楽しい? アクシデントがあったり苦労してこそいい思い出になるし、得るものだって大きい。☆ ときどき何かしら捕まえてくるアラン。天気もいいし、暑くも寒くもない毎日。自由気ままのし放題。何とも幸せなこと。 このもふもふ毛布が大好きで、昼までここで寝ていたところ。しかし、万年床が嫌いなカミさんに無理やり起こされる。 その後は、PCの部屋に私が居なければ椅子の上。居れば本箱の上にあがって夢の国へ。 鼠を探したが見つからなかった。一体どこへ?
2022.11.06
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♪ コウモリが舞う安穏な夕まぐれ窓開け放し聴く「affinity」 先日、「柿がたくさん生ってるよ~」とのLINEメールが入ったので頂きに行った。栄養不足かと思われるちょっと貧弱な柿で、昨年はそんなことなかったのにと訝りながらもたくさん採ってきた。 甘柿でも次郎とか富裕とかの品種じゃなく、実も小さい。食べてみると甘みも少なく食べ応えがない。どうもそのまま食べる気にならない。 それならダメもとで干してみるか。渋柿はそのタンニンが変化して甘みに変わるわけだが、甘柿にはタンニンが少ないのでその効果は期待できない。13日に干した。 干したのは北の庇の下だが、気温が高いので腐る心配もある。それでどんな具合なのか4日目になる昨日、食べてみた。水分が飛んだ分だけ甘みが増している。表面はかなり固いものの、中は柔らかさを保っていてそこそこ食べられる。実が痩せているので、種の周りの甘い薄皮が美味い。黒いのはゴマの色。渋柿ではありえない姿だ。 見てくれは悪いがまあまあ食べられる。孫が来たので一つ食べさせると「美味しい」というので、5つばかり持たせてやった。 ジューシーで柔らかいものばかり食べている現代人は、こいうものを好まないだろう。孫は、大人びた味覚の持ち主なのでこういうものも結構好きなのだ。☆ 台風が来るし、当分は天気が悪そうで夕陽を当分は見られないだろう。先日行った横須賀港に再びウォーキングを兼ねて行ってみた。幾つかの集団で鉄塔にやって来るムクドリの写真も撮りたかったこともある。 上空は意外に湿度が低いらしく、飛行機雲のかなり先の方にジェット機の機体が見える。 この地方独特の「落とし込み」でクロダイを狙う人。堤防があれば誰かが釣っている。 曇りがちの空模様だけに、あの真っ赤に燃える秋の夕日は望むべくもない。天気が安定する10月までもう少し待つ必要がありそうだ。 期待したムクドリの大群はなかなかやって来ず、来たと思ってもすぐまた遠のいてしまい、鉄塔に近づく気配もない。まだ少し時間が早いのかもしれない。前回来た時より日が短くなっているせいか、暗くなりかけているので遅いと感じているだけなのかもしれない。 港に出る境目を通っている産業道路を越えると、そこはもう別の世界。多分、昔は海だったところで、堤防の名残が有ったりする。そこを下りてゆくと広大な畑。 今まさに「マジックアワー」の始まり。空全体がピンクに染まって美しい。 薄暗くなりかけたところに蝙蝠が乱舞し始めた。最近、家の前にも飛ぶ様になっていて、かなりの数が近隣のどこかに棲みついて繁殖しているようだ。 蝙蝠は、世界には約960種類のコウモリが生息し、日本でも35種類(分類法により変動)が確認されているんだとか。このよく見かける蝙蝠は「アブラコウモリ」で、家をすみかにするので、別名をイエコウモリとも呼ばれているらしい。 暗いし動きが目まぐるしくて、とても写真には撮れない。 九州では台風接近で大変な状況なのに、こんな呑気な写真を載せて喜んでいるのが申し訳なくなってくる。朝方、日も差していたが急に雨が降り出した。 今までにない「危険な台風」という表現がされている14号。愛知にも雨雲掛かっており、強い雨が降る恐れがある。九州、四国中国地方の皆さん、どうか被害が出ませんように。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.18
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♪ 哲学の道などなくて詩歌的風情も遠い玉ねぎロード 歌会始のための歌を詠もうとしても、寝不足で頭が働かない。夜中に、アランが2階の窓から入ろうと網戸にしがみついて「開けて~!」と鳴いて、起こされちまったせいだ。雨が降ってきて慌てて戻って来たらしい。下の猫窓から入ってくればいいものを、近道とばかりに、車から屋根に上がって寝室の窓のところにやってくるのだ。アランは困ったもんだ。 気分転換に海に沈む夕日の見えるところへ行って歌のアイデアでも考えようと、ウォーキングを兼ねて出かけることに。カミさんはいない日なので鍵を閉めて出るが、その肝心の鍵がない。無ければ出られない。落とすはずはないので、どこかに置き忘れたか? ズボンを探ったり引き出しを調べたり、あちこち探してもみつからない。 使ったとしたら何時か? そうだっ! 先週の木曜日に息子の家に板を取りに行った日、カミさんが卓球の練習に行くので鍵を持って行った。という事は、卓球のカバンの中だ。やっぱりっ! 有った。ずいぶん時間を無駄にした。 そう遠くはなく歩いて30分ぐらいだから、まだ日が沈むには間がある。途中のコンビニで缶ビールなんか買ったりして・・。グーグルマップで距離測定 2.9㎞と出た。半分ほど行くと、周りは早生の玉ねぎ畑ばかりになる。 着いたのが17:27。横須賀港だから岸壁があり、正面が真西になる。天気さえ良ければ夕日がよく見える。 船を係留する「ボラート(というらしい)」に腰かけてっと。さっそく缶ビールに手が伸びる。 雲が多くすっきちしない空だが、水平線近くには幸い雲がない。 日本有数の海運を誇る伊勢湾だけあって、貨物船が通ってゆく。もう間もなく雲の下から夕陽が顔を出すはずだ。 ビールもなくなったことだし、場所を移動してみる。何やらうずたかく積まれているものが何なのかが知りたくなっている。石の感じからして硅石のようだ(上2枚) 地図にあるように「愛知太平洋建販 東海営業所」があって、砂利などの運搬をしているらしい。砂利や砕石など色々積み上げられている。もう仕事は終わっているのか、辺りに人影はない。 コマセ釣りをしているらしき人が数人いたが、日が傾いたので一人だけになった。カタクチイワシあたりが釣れるのだろう。ちょっと風が強いので条件は悪そうだが・・。 そろそろ夕日が見えるころだろう。 来た来た、ここまで来ないと見られない夕陽だ。 知多市は海に面しているのに、臨海部を埋め立ててしまったので、工業地帯へ入らないと海は全く見えなくなってしまった。 ああぁ、あっという間に沈んじまった。時速約1700㎞で回転しているんだから、そりゃあ早いわ。短歌なんか詠んでる場合じゃない。 そうか、ここに来た目的をすっかり忘れてた。場所なんか移動してるもんだから、思考回路が別の方に繋がってしまってる。アルコールがそそのかしの手助けをしている。 日が落ちてしまってはもう用はない。6時40分にお釜のスイッチを入れなきゃならないことを思いだした。帰らな。 で、短歌はどうなったかって? 過去の思い出を詠んでみようとひらめいた。2首ばかりアウトラインをメモることが出来た。それだけでも来たかいがあるというもの。気分転換には場所を変えるのが一番。哲学者じゃなくても、歩いて血の巡りをよくすることは悪いことじゃない。 上を通っている産業道路をくぐり、およそ3キロの道を戻る。行に立ち寄ったローソンにゴミを捨てにいく。 行にマナカカードに5000円チャージしてある。急にワインが飲みたくなり、チリの赤ワインを衝動買い。 チリワインは、安くてそこそこ美味しいので気楽に買ってしまう。買えば2日でなくなる。 確か、休肝日にしようと思っていたはずなのにこのざまだ。15日に住民健診があるが、今年は随分飲んだからなぁ、どんな結果がでるのだろう。 歳をとるにつれて酒量が増えていくなんて、詰まった水路に水を流すようなもの。どんな結果が出ても驚きはしない。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.09
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♪ 宵の口に石のベンチに横になり蜥蜴となって毒を吐き出す 台風11号はどうやら、幸いにも当初の予想より北へずれて北上するようです。日本には上陸せずに済みそうなのは有難い。でも、日本海を抜けて北海道に上陸する可能性はあって、大雨つづきの北海道は要注意のようです。 晴れたかと思えば雨が降り出し、いつの間にか止んでまた降って来る。湿度は90%を越えてやたらに蒸し暑く、動くとシャツがびっしょりになる。 手持ちの梅干しがあと1個となっていた。何というタイミングでしょうか。いつも最高に美味しいのを頂いている知人が、今年の新作を持ってきてくれた。 柔らかい梅干しだ。艶々と輝いている。「漬けたばかりよりも1年置いた方が、塩も馴染んで美味しいよ」と言われたが、まだ昨日のような蒸し暑い日や30度を超える夏日が続きそうなので、すぐに手が出そうだ。来年まではとても待てそうにない。 そう思って週間天気予報を見てみると、月曜日から30℃を下回る日が並んでいる。天気が悪いせいだ。湿度は高いので蒸し暑いことには変わりない。台風一過でさわやかな秋がやって来てくれるといいのだが・・☆ 息子の家の庭に蒔いたキバナコスモスがやけに大きくなっている。横に植えた綿の苗に覆いかぶさって成長を妨げている。切り戻ししても再生して花を咲かせる。思い切って切り詰めてやった。 スペースがあったところに植えた「綿」は、オクラに似た薄い黄色の花を順調に咲かせ始めている。 アサガオも立派に伸びてたくさんの花を咲かせている。しかし、色が偏ってしまって華やかさがない。昔、わが狭庭に真っ赤な朝顔が咲いていたがいつの間にか無くなってしまった。外でもあまり見かけない素晴らしく美しい朝顔だった。 雨が多く湿度も気温も高い熱帯のジャングルのような夏のせいか、みんなよく育っている。紫宝花もこんなに育って花もたくさん付けている。 青と紫系ばかりになってしまった。 紫宝花は冬に萩と同様、根元に近いところで切ってしまおうと思っていた。しかし、ナス科ナス属の常緑低木なので、冬の貴重な緑はとなる。背丈が大きくならないように切り詰めておくだけでいいだろう。 毎年咲いて、シンボル花のような存在になるだろう。ほとんど手も掛からず、庭いじりが不得手な家人にはもってこいだ。 コンクリートに囲まれているのでやたらに株が大きくなって困るということも無いだろう。 曇っているところへ、夕陽がスポットライトのように射している。 しっかり汗をかいたこの日、夕食前に500㎖の缶ビール2本を飲んじまった。抑制の利かなくなった老夫婦は些細なことで口論となる。食後に酒が回ってきたころ、ちょっとしたことで気分を害することに。 ふらっと夜の外気を吸いに出て、歩道の脇のベンチに横になった。通行人の声を聞きながら酔った頭を夜風にさらす。 もう蚊もいないらしく、気になるものは何もない。夜のベンチもなかなかにいいもんだ。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.09.02
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♪ 首夏の空天泣光る昼下がり〈されど われらが日々〉を読みおり 6本買った赤ワインのうち3本はすでに飲んでしまい、昨日4本目を飲んだ。3分の2強飲んだのに今朝はスッキリしていて、アルコールはほとんど残っていない。スッキリしたもんだ。 以前にも書いたような気がするが、良い(高い)ワインは悪酔いしないというのは確かな気がしているが、その違いはどこにあるのか? 添加物である亜硫酸塩が曲者だと思うものの、それを否定する記事が多々あって、どうも違うらしいと思うものの本当のところがよく分からない。“要するに雑味が少ない、つまり純度が高いということなんだろう” なんてことを勝手に作り上げて、自分を納得させているのがオチだ。 要するに安いワインは飲むペースが速くなって、ゆっくり味わいながら飲むのとでは体の受けるダメージが大きく異なるという事らしい。 亜硫酸塩はとても酸化しやすく、他の成分に先立って酸素と結合することによりワインの酸化を防ぐ。さらに、アルコールが酸化した結果生まれるアセトアルデヒドと結合するなど、すでに酸化した状態からも回復してくれるという。 また古来から、樽などの醸造器具の殺菌に利用したり、不潔な香りを生み出す悪玉酵母や雑菌の繁殖を防ぐために添加するなど、醸造中の細菌管理にも利用されているらしい。 ワインの中に溶けた時点で亜硫酸塩の約半分が糖分などの他成分と結合し、無害な状態になるので人体に影響する量は添加量より少なくなるらしい。そして、ボトリング後も時間の経過にともなって徐々に減少していくという。 ワインに含まれる亜硫酸塩は他の食品と比較しても、低濃度でほとんどの消費者にとって人体に影響が出るレベルではないと言う(アレルギー体質の人は要注意)。 EUワイン法による亜硫酸の最大含有量辛口赤ワイン 150mg / L辛口白・ロゼワイン 200mg / L残糖分5g / L以上の赤ワイン 200mg / L残糖分5g / L以上の白ワイン 250mg / L中甘口ワイン 300mg / L甘口ワイン 350mg / L極甘口ワイン 400mg / L 亜硫酸塩と甘口ワインの残糖分などが結合して無効化されてしまうため、添加する量が多くなる。また、甘口ワインや無ろ過ワインなどは、糖分を多く含むが故に細菌の増殖リスクや酵母の再活性化リスクがあるので、通常の白ワインよりも亜硫酸塩を多く添加必要がある。 全く亜硫酸を添加していないワインでも、ワイン酵母が醗酵中に亜硫酸を生成するので、自然由来の亜硫酸が入っている。亜硫酸の入っていないワインはほぼ存在しないということになる。 それよりも問題なのは、ワインと同じ理由で他の食品にも大量に使われているということ。かんぴょうは脱色(漂白)のために大量の亜硫酸が使われている。 厚生省が定める食品別の亜硫酸の上限量かんぴょう 5,000mg / kgドライフルーツ 2,000mg /k干しブドウ 1,500mg / kg乾燥じゃがいも、ゼラチン 500mg / kg雑酒、果実酒(ワインはここに含まれる) 350mg / L濃縮還元ジュース用の果汁 150mg / L この文章中に亜硫酸と亜硫酸塩の両方が混在しています。一体どっちが正しいのか? 亜硫酸は、遊離酸のため不安定で亜硫酸塩の形で使われる・・。 二酸化硫黄と書いてあるものもあったりする。二酸化硫黄なんて亜硫酸ガスだよね、それが水に溶けると亜硫酸になる・・・。まさしく有害物質そのものだ。毒は少量なら薬になる?!異様に長い芥川賞受賞作 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.02
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♪ 今頃は薔薇に見とれているはずだ独りワインとペペロンチーノ 昨日は、カミさんは友達と可児市のぎふ「ワールド・ローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)へ行って居なかった。近くに気に入ったものを食べさせてくれる店などなく、外食なんかする気にもならない。というか、昼飯を自分で作るチャンスがやってきたという思いの方が勝る。例のごとく、ペペロンチーノを作って食べることになった。 前の日の夜に決めたことなので、そのための準備など何もしていない。有り合わせのもので「特製〇〇ペペロンチーノ」という賄い料理みたいなものになる。オリーブオイルとニンニクに唐辛子さえあれば、後は何でもいいわけだ。冷蔵庫にあるものを使って適当に。 唐辛子が無かったのでキムチ用のものを使うしかなく、中挽きの甘口と粉の辛口を適当に。 粉・唐辛子が入ったのでこんな色になった。玉ねぎとサヤエンドウ、それにウィンナー・ソーセージが入って、そこそこまともなものになった。味付けも適当にやって味見さえしなかったが、バチっと決まって自画自賛。 昼間っからワインなど開けちゃって、「孤独のグルメ」の井之頭五郎なら何と呟くか。俺という店のオーナーに「予め決められていたセットメニューなんだからしょうがない。」ふふん、ってところか。 いつもこんなことしているわけじゃない。「KURADASHI」という、“フードロスの可能性がある商品を最大97%OFFで販売し、売上の一部を環境保護や動物保護などの社会貢献活動団体へ寄付している、日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイト” があって、そこでワイン6本セットを注文し、昨日ようやく届いたばかりなのだ。「コク旨!濃厚!凝縮感!フルボディ赤ワインセット」750ml×6本(イタリア産5本、フランス産が1本) 8,980円(参考価格20,900円)で、フ-ドロスの協賛支援金80円が寄付される。で、ネットで各ワインの販売価格を調べてみると、最高価格のものは3,278円、最低のもので1,584円で売られていて、合計で15,598円だった。およそ4割引きの価格になっている。セット売りで単品では購入できないのが難点だが、価格の安さを考えればやむを得ない。 とりあえず一番安い「コスタドルタ アパッシメント」を、この機会にさっそく飲んでみたいと思ったわけ。フルボディーの割に口当たりが柔らかく、とても飲みやすい美味しいワインだった。辛口というより甘口に感じたのは、ペペロンチーノのせいかもしれない。 明るい色目もいい。ちょっと高級なテーブルワインといった感じかな。「5月の陽光を感じながら、赤い粉を身にまとったペペロンチーノをチビチビやりながら、ルビー色の飲み物をぐいぐいと口に運ぶ」ワイン通でもないただの呑んべい爺さんは、どっちがメインか分からない。 高貴な赤紫色に染まりながら、この幸せにとっぷりと浸るのでありました。 まったく「酒と薔薇の日々」という感じで、華の金曜日がバラ色の人生のミラージュとなって、ほろ酔いのうちに暮れてゆく。あいつも、同じ時間に「ワールド・ローズガーデン」で様々な薔薇に囲まれて、幸せ気分を味わっているはず・・・。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.05.21
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♪ さくらばな人を急かせてわらわらと散り急ぐなりプーチンの顔 昨日の朝8時ごろ裏の公園(ちびっこ広場)の桜を見に行ったら、前日土曜日の雨の中で一機に開花したらしくすでに3分咲き。桜は開花したばかりの初初しいところが一番いい。特に染井吉野はただ白っぽいばかりなので、満開になった状態は決して美しいとは思えない。 家のすぐ近くで桜が観られるのだから嬉しい。 この桜を見ながらコンビニまで5分。缶ビールを買うつもりだったが、急に心変わりしてワインに目が行った。安いチリ産のワインでは物足りないが・・・、おおフランスの美味そうなのがある。これとて格付け品じゃない安ものだが、なんかいい顔をしいている。これにしよう。ボルドー、デスパーニュの赤のテーブルワイン。1,218円。辛口のフルボディなら大歓迎だ。玄関に花がないのを思い出して、ちょいと一枝つまんできて・・ 安いテーブルワインだが、そこそこ美味しかった。漫画「神の 雫」で有名な、デスパーニュ家が手掛けるボル ドーワインで、フレッシュさとスモーキーな余韻が特徴としている、ファミマ限定品。 飲みやすいのでグイグイいって、結局8割がた飲んでしまった。今朝になってもすっきりしていて、“安いワインのツケを味わう” なんてことが全くない。品質がいい証拠。 そういえばこの時期はいつもワインを飲んでいるような気がする。春になると赤ワインが飲みたくなるのは何故だろう? 昼は、いつもの土筆のペペロンチーノを作って食べた。先日採ってきて茹でて冷凍してあったもので、これで二度目の調理。一度目は段取り悪く、もたもたして出来もあまり良くなかったが、今回は違う。前回と同じ轍は踏まないよう、必要なものはぜんぶ揃えてから取り掛かったのでバッチリだ。 今週半ばすぎれば3月も終わり。2月以上に早かった気がする。こまごまとやることが多いせいか、気持ちが若返って体調が良いせいか、はたまた、定まらない気候のせいなのか。この分じゃ、あっという間に5月となって、暑さにうんざりするようになるのだろう。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.28
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♪ コロナ禍で人に会えない苦しさを解きに来しらん饒舌だった弥生に入りて、3月前に電話のあった人の来ぬ。奇特、出しゃばりおしゃべりのやり手社交家。キャリアウーマン。フィールド広き、行動派。リーダーシップの人たらし。いろんな言葉当てはまる、ただひたすらに多才能。なんでもできてしまうゆえ、人に頼られ負んぶされ、断ることもせぬ頑固。言い出しっぺの大将は、懐柔上手な山の神。私なぞとは対極の、異郷異次元別世界。呆気に取られているばかり。来し方の体験談のパレードに、電飾光り華々し。時間も時期も入り乱れ、シチュエーションは藪の中。脈絡なくて次次と、ここを先途に迸り、樹の剪定をするごとく、バッサバッサと切り落す。切った枝葉は放置され、打ち捨てられてゆくばかり。お茶お花、着物の着付け、創作の趣味も多彩な花畑。コメ作りまで熟しつつ、手抜きをしない料理には時を忘我に捧げたり。裁縫ミシンに絞り染め、鎌倉彫にも手を染める。聞いて見て興味をもてばうずうずと、体が疼き動き出す。資料を集め現地まで、飛んで話を聞きに行く。あちらこちらに知己、知人。地方の名産詳しかり。肺癌を、患うものの傍からは、元気に見える偉丈夫の声が大きい83。下血、骨折、ヘルペスを、ほぼ同時期に患いて、緑内障にも罹るらし。相槌を、打って何かを呟やくも、声弾かれて無視されて、コバエのごとく佇みぬ。他人の意見に意味はなく、興味もないとホロホロの鳥鳴く午後の傾きぬ。愚痴をこぼして馬鹿といい、卑下して見せるは誘い水。そんな自慢の常套句、帰った後にしみじみとこころに浮かぶ顕示欲。手も口も、頭も動く秀才に、一つの不満など無いと思いて聞けば、極め能わずよろず屋のまま老いたるを悔いるらし。自己中心の独尊は、元税理士のなせる業か。どこの場も、足跡残す場所として、金も体も使い来ぬ。そんな生きざま垣間見て、感心、唖然ない交ぜの非日常が過ぎゆけり。 途中までやって放置してあった絞り染めを、そのままにしておけずどうしても完成させたいと言って、染めてほしいと持って来られた。なんでも一生懸命に打ち込んで、没入する質なのでこの作品にもかなりの時間と労力が注がれている。作品をあちらこちらに寄贈して喜んでもらっていることを思えば、協力してあげたい。 ただ、よくよく見ると締め忘れの糸がかなり有って、それを調べてちゃんと締めてからでないと染められないのが残念だ。 手土産にこの缶入りの揚げせんべいを二つも持ってきてくれた。本当は餅を持ってきたかったと言い、先の大津波でコメがダメになったのでそれが出来なくなったという。60年来の付き合いのあるところで、今の天皇陛下とつながりのある由緒あるコメ問屋だと言う。 その代わりにこれにならと思って持ってきたというので、てっきり東北のものかと思ったら兵庫県のものだった。 すべからくこんな調子で話がかみ合わなかったりするのは、女性特有の主語を抜かして話すせいだ。話があちこちに飛んでいくので、付いていくので精いっぱい。確認する間もなく次々に話が変わるので、困ってしまう。
2022.03.03
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♪ 沈潜の命のさけび呼び起こす深紅こそ吾(わ)の栄養の華 昨日は、久しぶりのアトリエ会。先日亡くなった仲間を偲ぶためのものになった。都合の付かない人もいて7人ほどによるトリビュートは、ちょっと寂しい会でした。 いつもの一品持ち寄り。私は “求肥を使って何か面白いものを” と思って、前日に作っては見たけれど敢え無く撃沈し、持ってこられなかった。その時に使おうと思って買った粒あんがあったので、載せて食べてもらおうとルバンビスケットを買って持って行った。 飲み物はもちろんフランスのAOCの赤ワイン。リカマンで目に付いた、メルローを主体にしたフルーティでしなやかな味わいのワインというので迷わず購入。 ブライ・コート・ド・ボルドー地区の最古参という日本で言えば室町時代、応仁の乱の3年前に設立されたという古い歴史を持つワイナリーらしい。6つもの品評会で金賞を獲得したというのがラベルになっている。いかにもこれ見よがしの雰囲気ではあるけれど、お手頃な値段(税込み1,408円)だしメルロー主だし・・。香りがよく口当たりも優しくてとてもうまかった。 最年少が72歳のこの会。さすがにひと頃の活気はない。 アトリエのオーナーの御大が、一時体を悪くしたこともあって遠のいていた。 2017年は夏の真っ盛りの8月下旬。亡き人の懐かしい顔が写っているブログを見ながら在りし日を偲んでみよう。8月25日のブログ。 ここに出てくる81歳の元NHKのアナウンサーが、今回亡くなられてしまった方です。享年85歳ということになる。いろんな顔を持ったひとで、まさに偲ぶ会にふさわしい暴露話?などいろいろあって盛り上がった。 2018年は3回も集まっている。12月16日のブログにはこんな趣向を凝らしたものを書いている。 2019年は11月最後の日だった。この日のブログは、写真を撮らなかったので短歌が主体になっている。アラビア語辞典の製作者・田中博一氏が初めて参加している。12月1日のブログ。 去年は開催されていない。バックナンバーを調べてみてもブログを書いた形跡はないのだから、丸2年ぶりということになる。やはりメンバーが高齢になるにつれ、なんとなく時に流されていくような生活になっているのか、当初のような熱はなくなっている。 しかしまあここに集まる人たちは、自我が強く自分を持っている人たちなので何を話題にしようともしっかりした意見交換が繰り広げられるのはいつものこと。タブーもなければ忖度もいない。 文人画家の御大は無事復活して、八十路の坂を上っていく。亡くなった中林さんの写真がないのでと、中国の高名な美大の副学長に描いていただいたという絵を飾って、古くからの付き合いだった彼を偲んでいた。 彼はいまごろ、あちらでクシャミをしてるんじゃないだろうか。 ワインがもう一本追加されたものの、ほかに好んで飲む人がいないので一人で1本分は飲んでしまったようで、さすがに飲みすぎた。 好天の朝の光のなかに輝いているブーゲンビリアに昨夜の赤ワインの色が重なる。その強烈な深紅に、生命の力を振るいたたせられている。
2021.11.15
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♪ 真っ青な空にひとひら雲の影ホースの水に虹も掛からず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さま婆さまは、孫ちゃんの7歳の誕生日という事で、子猫を見たいこともあったし、久し振りにお祝いがてら出掛けて行ったようです。 子猫を見るなり「か~わいい~!!」を連発。わが家のアランもこのぐらいだったかな~と、婆さまは2年前の9月13日を思い出している。もう歯が生えていて硬いキャットフードを食べていたので多分同じころかと・・・ 歯がムズムズするのか、ガシガシガシと手を噛みに来る。ま、何をやってもかわいい~って、婆さまは喜んでる。 小次ちゃんも可愛くてしょうがないらしく、ココを見てるときの目のなんと優しいこと。名前は、ココカフェという養鶏場が経営してる喫茶店の近くで拾ったので、パパさんがそう名付けたんだって。ココアはまったく関係なかった。 ソファーに乗って遊んでいたら、ねむ~~くなってきて・・・。アランもこんな風に寝てたっけなー みんなココちゃんばっかり相手にしてるので、ウララがかわいそう。ソファーの下でジッとしているのが何だかいじらしい。写真ぐらい撮ってあげないと・・ でも、機嫌が悪いってことも無く、いい顔して雰囲気を楽しんでる風だ。 保護猫を譲り受けた時は若いと思ってんだけど、最近はどうもそこそこ歳がいってるんじゃないのって。お腹のたるみ(ルーズスキン)も目立つようになってるし、あまりじゃれないし。たしかにそんな感じ。でも、猫は獣医さんでも歳を判別するのは難しいらしいから、本当の歳は分かんないままだ。 この日は、どこかでは35℃を超えたとかの暑い日だった。デッキにプールが出してあって、孫ちゃんがさっそく水遊びを始めた。小次ちゃんは水が嫌いとか言ってたけど、やっぱりそこは犬だ。一緒になって、大喜びで遊んでる。 伸びに伸びた草が、草原にいるみたいな雰囲気を出している。もう夏休みに入って、避暑地に遊びに来ているいるって感じだなぁ・・ プレゼント用に買ってきたTシャツに、爺さまがオリジナリティーを出してやろうと、なにやら手を加えていた。綿100%だからこういう事ができるんだね。着て見せてもらうと、「うん、よく似合ってるー」って買ってきた婆さまもご満悦。本人も、まんざらでもなさそうだ。 お楽しみを前に、ピアノのおさらい。お預けを喰らってやらないわけにはいかない孫ちゃん。暗譜するのを指示されてけっこう出来ちゃったりして、婆先生も驚くやら感心するやら・・。お楽しみが控えてるんだから、そりゃあがんばるわ。じゃ~ん!! たまんないね~! 「こんなの毎日やりたいね~」という孫ちゃんの心の叫びを、聞いた気がした。 ピンポーン。「佐川急便です」 もしかして、もしかしてあれ? やっぱり~!!! 父さん母さんからは、こんなビッグなプレゼント。さっそく開けて組み立て始める。今は取説が同梱されてなくて、スマホの画面を見ながら順番通りやっていけば出来ちゃうようになってるらしい。 簡単に出来ちゃうのが良いことなのかどうかって、過去の遺物・人間ガラパゴス的な爺さまが、妙な心配をしてる。 組み立て始めて小型ドライバーが要ると分かり、単四電池もいるらしいので近くのカインズホームに買いに行くことになった。それを機に一緒に家を出て、誕生祝いの余韻を引きずりなが、らみんなとお別れ。 こうしてみると、この楽しい気持ちのまま夏休みに突入していくんだから、夏休み直前の誕生日というのも悪くないねぇ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.07.18
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♪ 三十分全ての灯りを消せないか宇宙(そら)の遊覧飛行のために‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 異常なほどに暖かい日が続きますね。高気圧にすっぽりと覆われて、地図の上で目玉焼きの卵がとろーんと伸びているような日本列島のようです。 今日・明日の吾が知多市は、ピ-カンもいいところでほぼ無風に近く、大気がレイオフにあって活動を中止している様な静けさ。 11月ともなると夜間はかなり冷え込むようになってきて、おまけに夜露もついたりしてて、天体観測にはつらい季節というけれど、今年の11月中旬は夜も安定して晴れているようなので、星座の観察には持って来いのようだ。 でも、秋は低い位置(南の高度20度くらい)に唯一の1等星・フォーマルハウト(みなみのうお座)があるだけであんまり面白くないらしい。 素人にも分かるのは、東から上って来て9時ごろ南寄りの天頂付近に現れる「秋の大四辺形」のペガスス座(通称ペガサス)ぐらいでしょうか。2等星2個と3等星1個、それにアンドロメダ座の1星で成っているあまり明るくはない星座だけど、秋の空では貴重な存在なんだね。 ギリシア神話では、ペルセウスがメドューサの首を切り落とした時に、その流れ出た血から生まれたのがぺガスス(天馬)とされていんだね。ペルセウスはぺガススに乗って、王女・アンドロメダを救い出すなどの冒険をする。その後も、ベレロポンと一緒に怪物・キマイラを倒すなど、様々な活躍をするらしい。 「一辺の長さが約15度で、各々の辺はだいたい東西南北に沿っているので方向を知るのに役に立ち、辺を伸ばせば、北極星、くじら座 のデネブカイトス、みなみのうお座 のフォーマルハウト、やぎ座 のδ星をさがせます」というけれど、素人には訳が分からない。M15球状星団拡大します 鼻面の先にあるM15球状星団(6.4等級)は4万光年に位置する。我々の銀河系には150個ほどの球状星団が知られており、数万~数十万個もの老齢の恒星が、球状に集まった天体。M15を含む銀河系内の球状星団を構成するのは、およそ120億年ほど前に生まれた老齢の星たちだとか。 M15は、球状星団の中でも星団中心部の密集度が特に高い星団として知られていて、下の写真でも、星団の中心部が白く飽和して写っている。この中心部には大型のブラックホールが存在するという説もあって、天文学者によって観測が続けられているらしい。特別なカメラで、露出時間: L=60分(15分×4)、Red=10分、Green=10分、Blue=10分総露出時間 1時間30分というデータが載っていた。 「M15星団は7等級前後と明るいため、双眼鏡でも確認することが可能。でも、 星が集まった様子を観察するには、天体望遠鏡でないと無理らしい。星の密集度が高いため、できるだけ口径が大きく、分解能の高い天体望遠鏡がこの球状星団の観望に適しているという。公共天文台が開催している秋の観望会等に参加する機会があれば、 M15をリクエストしてみてはいかがでしょう」とこの写真を撮った天体写真家が書いている。 とに角、空気が澄んでいて湿度が60%台の今夜は、空を見上げるには絶好のようです。僕ら猫族は毎晩、夜の彷徨を楽しんでるのでその空の美しさ清々しさを知っている。たまにはこんな貴重な秋の夜を楽しまない手はないですよ。 阿智村のナイトツアーなんかに行く人も多いんじゃないのかな。「ヘンブスそのはら」でゴンドラに乗ったりして・・ このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.11.16
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♪ 太陽を離れつづけるロケットの先端にいて分子に戻る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水曜日の午後、ご主人が久し振りにジャズを視聴している。婆さまがいない日でないと音量を上げられない。月水金の午後はいないのでこの日大丈夫。かなりの音量です。この日はレコードではなくYouTubeのようです。お気に入りのチャンネルで聴き始めたのがこれ。 ちょっとむしゃくしゃすることがあったらしく、思いのほか音が大きくて面喰っちまった。Stanley Jordan "Over the Rainbow" (Live @ Eddie Lang Jazz Festival) 両手によるタッピング奏法の名手だとかのスタンリー・ジョーダン。フレット上で一本の指でやる普通のタッピングではなく、両手でタップする方法は弦を強く叩かないので通常のタッピングよりも滑らかに演奏されるんだって。その独特のテクニックでメロディとコードを同時に演奏することができ、一味も二味も違ったジャズギターが楽しめるって、ご機嫌だ。 2本のギターを使って、ギターとピアノのように別々に演奏することも出来たりするらしいから凄いねぇ。 爺さま、若い頃にギターに憧れていたこともあって、ケニー・バレルやウェス・モンゴメリー、ジム・ホールやバ-ニー・ケッセルなどみんな好きらしいけど、スタンリー・ジョーダンは特別みたい。 アランが、逍遥から戻って来て一緒に聴いていたけど、さすがに大音量のジャズに長時間は絶えられず、いつの間にかどこかへ行っちまった。A Date with Jimmy Smith Volume One (ブルーノート・レコード、1957年) 次は、ハモンド・オルガン名手のジミースミス。「キャッツ」とか「ジミーとウェスのダナミック・デュオ」とかのLPを持っていて、好きなジャズマンの一人なんです。このアルバム、ルー・ドラルドソンのサックスも良くてLPを持っていないことを悔しがってる。 連続演奏にしてランダムに流れて来る、知らないアルバムからの名演奏を聴くのは楽しいものらしいね。 爺さまは、好きなものがあるという事の幸せをこのコロナ禍でなおさら実感させられている。時間と金を消費することの中に、それぞれのアイデンティティーが反映してるんだかどうだか。 ただ流れに流されているだけだったら、本当の幸せを感じることなんて出来ないんじゃないのかなぁ、なーんて言いながら自分の殻に嵌まり込んでる。 柿は既になくなってしまったけれど、手前左のトウネズミモチの実が黒く熟し始めたし、奥に大きく伸びたナンキンハゼの葉も色づき始めている。その白い実を啄みにやって来るキジバトが、柿の枝を止まり木にして地球の回る音を聞いている。 それを横目で見ながら僕は、ひさし伝いにお出かけするところ。アランがその後を追ってくるのが見える。4日ほどは暖かい日が続くらしいので、文句なしのこの「ねこ日和」をしばらく満喫できそうです。 無重力・無酸素の宇宙をゆくロケットの先端のごとき時間に、音を溶け込ましながら0.0001づつ縮んでいく。そんな命の愛おしさを猫は知っているのです。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。
2020.11.13
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♪ 雨は上がり天空の窓開く朝光の中に身をさらしゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 雨が続いて小寒かったけど、今朝は空一杯の青空が広がって暖かい。嬉しいねぇ。 10月10日は目の愛護デーだったとか。 ロート製薬の新聞広告がなかなか洒落ているって、爺さまはついつい読みにくい字を読んでしまったようだ。グラフィックデザインを少し学んだことがあるらしいので、こういうものにも興味があるみたい。 念のためにサイトを調べると「大切な「目」にどうしても注目して欲しくて、こんな新聞広告を3種類も作ってしまいました」と三種類のバージョンが載っていました。 その別バージョンはこれ。 左は、鏡文字。右は、番号が振ってあって①から順に文字が小さくなっていく。「面倒くさいこんな広告で・・・」 文面は全部違っていて、地域ごとに分けて掲載されたのでしょうね。 タイポグラフィの一種。「文字だけで如何に面白い効果的な広告を作るか」なんて、単なるレタリングを超えたアーティスチックな仕事で、こういう遊び心のあるものが特に好きなようだねぇ。 これは、谷川俊太郎の詩『二十億光年の孤独』をタイポグラフィアートにしたもの。かなりデザイン化されているので、実際に詩を知らない人には単なる抽象絵画にしか見えないまも知んないね。 二十億光年の孤独人類は小さな球の上で/眠り起きそして働き/ときどき火星に仲間を欲しがったりする火星人は小さな球の上で/何をしてるか 僕は知らない/(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)/しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする/それはまったくたしかなことだ 万有引力とは/ひき合う孤独の力である宇宙はひずんでいる/それ故みんなはもとめ合う宇宙はどんどん膨らんでゆく/それ故みんなは不安である二十億光年の孤独に/僕は思わずくしゃみをした これも新聞広告。広告電通賞受賞作品で、IHI(旧石川島播磨重工業)の文字だけで構成されている。 爺さま、昔は「イラ10」をコピーしてもらって使っていて、結構面白いものが出来たんだけど、OSが変わって使えなくなっちまった。まあしかし、何やるにしても時間はかかるからねぇ、目が悪くなってきてそんな根気も無くなったし・・・ 新聞を取っていて、三分の一から四分の一の広告が入るご時世だ。目の愛護デーのきのう、せめてその広告で「目や心を楽しませてもらいたいもんだ」と、爺さまはロート製薬の広告の文字を追いながら頻りに呟いていたなぁ。 そかし、購読者が減れば費用対効果も下がるわけで、当然、広告料も下がる。ますます広告の扱い方が悪い方へ向かっていくことになるねぇ。 このブログは8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。 日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますので、それまでは未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。お帰りの際にポチっと クリックお願いします
2020.10.11
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♪ 六十五の歳の差超えて大広場1ON1のサッカーごっこ ひろ君が家に来るなり、「マラソンやろ~!」と言う。そうかそんなに走りたいか、いいぞ~、広場に行こうか! ついでにサッカーボールも持って行こう! 多目的広場まではけっこう距離があるが、ルンルン気分で気にもならない様子。でも、瞬間移動という手もあるぞー!テレポ~ テーション!さあ着いたぞー! 「ひーろーいね~!」月曜日の午後4時過ぎのだーれもいない広場は貸し切り状態だ。ぜーんぶ使っていいぞー! 「わかったー!!」一番向こうまで行ってこーい!! 結局は途中で戻って来た。ああつかれた~おなかすいたね~! 保育園で、くじら組のみんなで水飲み場まで走ったら、ひろ君が一番だったらしい。それで自信を付けて、良い気分で帰っていたらしい。 全力疾走もして見せてくれて、ランニングのフォームはなかなか良い。 腕が良く振れていることを言うと、その方が速く走れると聞いて実行しているらしい。運動は苦手だけど、走るのは得意らしい。 バックネットをゴールにして、一対一の勝負のような サッカーごっこ。 カメラマンを交代して・・タイミングもバッチリだポーズをとって 満足したようだ この日、私は草履だったが結構走った。すこぶる体調良好で、傍目には71歳の老人には見えない動きをしていたはず。まぁ、あくまでも私の実感で、実際の見え方はどうだったか知らないが・・ 最近やっている、NHK趣味どきっ 体が硬い人のための「柔軟講座」のテキストを参考に、「股関節内転筋」「大殿筋」「ハムストリングス」「腸腰筋」「股関節外旋筋群」「大腿四頭筋」のストレッチ(20~30秒を2セット)を風呂上りにやるようになってから、坐骨神経痛的な痛みが取れて楽になった。 嫌になるほど体が硬いので、それを何とかしたいと思って買った本。でも、この本によると柔らかすぎるのは逆に体には良くないとある。柔軟性チェックによると、私はほとんどが適度な柔軟性だという判定に。意外な感じだがそういうものらしい。
2020.05.27
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♪ ぽっかりと宇宙に口を開ける空プールの底に眼を光らせて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 遅まきながらやってきた冬。緩んだ体には寒さが堪えます。今朝のわが市は最低気温0.9℃でしたが、氷が張るまでには至っていません。初雪もまだだ。 まあしかし、最高気温は5.2℃の予想で、折角の真冬の空が広がっているこの刹那的日に、宇宙に思いを馳せるのも良いんじゃないか。 ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚異の宇宙の姿を楽しんでみましょう。ソンブレロ銀河(M104) おとめ座の方向2800万光年かなたにある帽子のような形のフォトジェニックな渦巻き銀河。私たちの地球から見ると、ちょうど銀河面を横から見る格好になる。真横から見る形からメキシコのつば広帽子「ソンブレロ」にたとえられている。超新星2014J おおぐま座の銀河M82に出現した明るい超新星2014J。車輪銀河 車輪銀河は不思議な姿をしたレンズ状銀河のひとつ。元はごく普通の銀河の形だったが、近くの銀河が中央部に衝突したため、新たな恒星が次々と誕生して明るい模様ができたとされる。ESO 510-G13 うみへび座の方角に約1億5000万光年離れた位置にある渦巻銀河のESO 510-G13。赤道面の塵の雲はひしゃげたように歪んでおり、他の銀河と相互作用してゆがみが生じていることを示唆する。別の銀河と衝突し、銀河が完全に吸収された後、歪みは消失するが数百万年かかるとみられる。バラのような銀河、Arp 273 まるで一輪のバラの花のような、魅惑的な形をした複合銀河のArp 273。大・中・小の3つの銀河がお互いに重力で影響を及ぼしあっており、形状が変化している。NGC 1097 1790年に発見された棒渦巻銀河。この銀河では、3つの超新星爆発が観測された。NGC 2346 いっかくじゅう座の天の赤道付近にある惑星状星雲であるNGC 2346。明るく観測しやすい星であり、蝶が羽を広げたような独特な形状で知られる。NGC 1569 きりん座の方向にあり、地球からおよそ700万光年離れたNGC 1569。爆発的な星形成によってできた、銀河の泡構造が観察できる。NGC 3310 おおぐま座の方角にある渦巻銀河。地球から約4600万光年離れていると考えられる。NGC 3314 うみへび座の方角にそれぞれ1億光年以上離れた位置にある重なった2つの渦巻き銀河のNGC 3314。銀河の衝突 1997年に撮影された2つの銀河の衝突をとらえた写真。渦巻き銀河M51 4方に伸びたクルリと巻き付くような腕の形が印象的な、渦巻き銀河のM51。タランチュラ星雲 マゼラン雲の一角にあるひときわ明るい星雲。これはタランチュラ星雲と呼ばれ、非常に明るいためにかつては恒星と思われていた。接近しつつある銀河の様子 これらの写真は、ハッブル望遠鏡がとらえた驚異の「宇宙の姿」写真集より引用しました。銀河団 多数の銀河からなる銀河団。こんなのを見ながら空を流れて行く白い雲を眺めていると、それが何だか愛おしくなってくる。 ウィルスという超微細なものにあたふたしている人間が眺めている超遠方の超雄大な姿。 人間という生き物は可視光線しか認識できないが、地球にはその外側の光線を認識している生物が存在する。顕微鏡や望遠鏡、AIや光学機器の進歩によって知られなかった存在が徐々に露になっていく。 知ることに比例して疑問が増えてゆく。宇宙の片隅で、やっつけてもやっつけても新たな病原菌が現れて、それらと必死で戦い続けている生物。足るを知らず、自己維持本能のみに現を抜かす。 遠大なことには心及ばす、卑近、些末な事柄でしか生きられない、変異も変身もしない無毛のネズミのような存在。空想も、所詮リアルを基にしてしか生み出せない。地球という星に生息し、太陽に依存して生きる小さな小さな頭でっかちの生きもの。ああだこうだと言いながら一所懸命に生きている。 何ともいじらしい人間ではある。
2020.02.06
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♪ ぴんぴんと冷気をはじく目白らのはな紅にもえる大雪‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥昨日は、孫の保育園の発表会。 孫のしゃちぐみ(年中)劇ごっこは、「39ひきのねこ」というもの。一番後ろでの立ち見だったので、すぐに見つけて手を振っていた。 39人もの幼児を幾つかに分け、それぞれに所作とせりふを覚えさせるのもなかなか大変でしょう。 孫は緊張もせず、けっこう劇を楽しんでいた様子。 もう一つの組の方が劇に変化があって良く工夫されていた感がある。園児も大きな声が出ていたし、練習の成果がよく発揮されていたようだ。一人だけ幕につかまったまま動けない子がいたりして、それはそれで面白かった。 こういうのはもっと自由でハラハラするような部分があった方がいいのになあ、と野次馬は思ったりもするが、それはそれで大変なことだろう。終わった解放感で、顔をほころばせながら教室へ 午後は最高気温10℃に満たない曇り空の中、庭いじりで中5日も開いてしまったウォーキングへ。風はほとんど無く、手は冷たいものの寒さは感じない。 鼻・喉の粘膜を鍛え、「インフルエンザになんか絶対に罹らない」と、冷たい外気の中を歩くのが寒い日が続くこの時期に心掛けていること。 しかし、この寒さも束の間で、今週はバカに暖かくなるらしい。着用しているものをうまく調整してやらないと調子を狂わせることになる。この暖かい日でも寒かった日と同じ様な “もこもこ” の格好で歩いている高齢者を見ると、ちょっと心配になる。 急に寒くなって、「ああ、寒いのは嫌いだなぁ」と心身共に縮こまっていたが、こうして寒い中に身を曝すと気持ちが前向きになって、寒さが案外気にならなくなる。次は早起きして、「日の出の頃に歩こうか」なんて思ったりしている自分がかわいい。知多市の10日間の天気 日の出前の気温が一番低いので、それを体感した後の10℃前後高くなる日中は、そこそこの薄着でも良いことになる。アンダーウェアの重ね着で調整するのが一番いい。
2019.12.08
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♪ 野鳥らの鼓動が空をふくらます生きることとは空に向くこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ もう実がほとんどないのに柿の木にはメジロが毎朝たくさんやって来て、残ったヘタの部分を突っついたりしながら、盛んに飛び回っている。そうかと思うと、この庭としては珍しい鳥がやってきた。ヤマガラ あれは多分ヤマガラ。おみくじを運んでくるあの鳥だ。二羽がナンテンやカキの木にいる虫を探している。そこへコゲラもやって来た。おや、あちらにはジョビタキ。 色んな鳥が同時にやって来て、まるで野鳥公園の一角のようなにぎやかさ。小型の野鳥は本当にカワイイ。 手前にコゲラ、奥にシジュウカラ ジョウビタキ 曇り空でちょっと暗いのでバカチョンではよく撮れず、木の枝に止まっているのはどうにもならないのが情けない。 なんだか今年は小鳥の姿が多い。何時までも暖かいので活性が高いという事なのか。 メジロは留鳥で、カラ類とも混群をつくったりするらしく一緒に飛来することもあるらしい。それで、ヤマガラもシジュウカラもメジロと一緒にやって来るのか。メジロは、枝先を移動しながら、昆虫やクモを捕え、花の蜜だけでなく小さな木の実もよく食べるとか。 最近は市街地などでも繁殖するらしく、ハンモック状の独特の形の巣を街路樹や公園の木に作るらしい。 蛇腹のノート作り。試作品は要領が分からないまま作ってあえなく撃沈した。表紙の厚紙を2mmのものにしてみたら、重すぎて扱いくい。また、蛇腹に折るのがうまく出来ず、折山が揃っていないのでみっともない。折山部分に筆で水気を与えて重しを乗せておくと、しっかり落ち着く。 「最初は必ず失敗する」と思ってやっている事なので、落胆はしていないが、簡単に考えていたのが間違いだったことを思い知らされている。 やれやれ・・。 四六版全紙を縦に5等分して40ページ分の紙を用意。わずかな誤差もなく110cmほどの長さをカットしていくわけだが、この裁断に思ったよりも難儀したので二度目は慎重に。紙の厚さがちょっと厚すぎたこともあって、これを正確にカチッと折りたたみむのが難しい。 5枚分をつなげてから表紙を取りつけ、一冊の蛇腹のノートにする。どんな形状が良いのか分からなかったが、御朱印帳のようなものが一番簡単でよさそうだ。 一応それに決めたが今までやってきた製本の応用で、カバーの片側だけに紙を貼りつけ、もう一方をフリーにしておくというのも良さそうだ。
2019.11.27
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♪ 二年後に予約を入れて日常に戻る前夜の赤ワインかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水・木休みを挟んで前後5日づつの作品展は昨日ようやく最終日を迎え、盛況の内にとはいかなかったが、好評で前回よりもたくさん売れたようだ。ヤレヤレと言ったところ。 今日はノンビリ本など読んで過ごすつもり。 この時期は祭日もあり、何かと行事が多く行楽シーズンということもあって、忙しい人も多かったのでしょう。10日の日曜日は「即位の礼」祝賀パレードがあって生中継にくぎ付けになった人も多かったのでしょう、午後の来客は一人も無かったという珍しい日になった。“日曜日の主婦は出にくい” という話はよく聞くものの、全く誰も来ないというのは想定外のこと。 ニュースで観たのですが、雅子皇后陛下が時おり目を潤ませるシーンが印象的でした。 平成天皇即位の時は「過激派によるゲリラ」事件が多発し、「即位礼正殿の儀」や祝賀パレードに合わせ、14発の迫撃弾が皇居方面に向け発射されたりした。「天皇制・皇室反対」を叫んでいたわけだが、今回はそのような行為はほとんど見られなかった。 29年前は、前年11月に「ベルリンの壁」が崩壊し、冷戦終結のプロセスは緒に就いたばかりの時。イラクのフセイン大統領はクウェートに軍事侵攻し、湾岸危機が勃発したのが「即位の礼」の3カ月前。湾岸危機で日本は国際社会から財政支援と人的貢献を求められ、130億ドルになった。国連平和協力法案は「即位の礼」の直前に廃案。そしてクウェートが自国の解放後に米紙に載せた感謝広告に日本の国名がなかったのが致命的な汚点となった。 過激派の「天皇即位儀式粉砕」「大嘗祭反対」「自衛隊海外派遣反対」の3つのスローガンは、天皇制と大嘗祭と自衛隊海外派遣は一体のものとして捉え「天皇制の下で軍部が中国や東南アジアを侵略した過去は、自衛隊の海外派遣という形で復活しつつあり、かつての国家神道は、政府による大嘗祭の執り行いという形で芽吹いている。そしてこの中核にあるのが皇室」との論理だったという。文藝春秋より 外交・国交など世界環境は大きく変わり、「平和主義の皇室」というイメージが定着したことが、今回のパレードに現われているという。中道派から左にとって皇室はむしろ憲法を逸脱しかねない安倍政権に対する防波堤となっている観さえあるとも言う。 新天皇と皇后は共に外国暮らしを体験し、経験に裏付けられた豊かな国際感覚をもつ。日本が国際社会の中に深く錨を下ろし、両陛下が真摯に国際親善と友好に取り組まれる時、日本は世界の中で新しい地位を獲得するように思われる。と、西川 恵の記事は結ばれている。 それで暇なので、柿の木に実がたくさん生っていて採らずにあるというので、柿採りをすることに。高枝ばさみを使ってそこそこ採ったところで、私に全部くれるという。そんなに貰っても困る。でも近所にお裾分けすればいいか、ということで全部頂くことに。一つ剥いてくれたのを食べてみたら、これがなかなか美味しい柿だった。 このとき、こんな歌を詠んで店の主人に進呈。店としてはちょっと淋しい午後でしたが、私の偽らざる心境です。♪ 人の来ぬことを楽しむ昼下がり柿の実食めば奇妙な果実 お客が一人も来ないこと自体がシュールにも感じられる店内で、ジャズBGMを聴きながら柿を食べている。そこにビリー・ホリデイの「奇妙な果実」が流れてきて・・。 少し早めに店を出て歩いて帰ることに。太田川の駅でトイレに行きたくなり、北側の改札口に行くと、トイレは中にしかない様子。仕方がないのでマナカ・カードで入って、そのまままたカードで出ることにして用を足した。で、改札口にカードをかざすと、バシャっと閉まって赤ランプ。 「インターホンのボタンを押して係員にお尋ねください」などと喋っている。そのボタンが見つからず、中央改札に行くと係員がいたので「どうして出られないの?」。「本来は入場料が要るんです」「外のトイレを使ってください」とのたまう。「外になかったからそうしたの!」(どうやら中央口の外には、確かにトイレがあるようだった。)北改札口 それなら何でカードから入場料を徴収しない? と思ったが「解除しましたからここから出てください」と、何だか横柄な冷たい態度で、聞く耳持たぬ風情でとり合おうとしない。 料金徴収すると有料トイレみたいになってしまうし、便宜上徴収しないようにしているのかも知れない。 しかし、なんでもっと親切な物言いが出来ないのかねえと腹が立っ。競合する相手がいない名鉄は、そういうサービス精神が欠如しているのは確か。駅ばかりが立派になっても、駅員がこうではねえ。困ったもんだ。 そんでもって、その翌日の「茶房じゅん」。月曜日だし落ち着いた頃だろうから日曜のような事はないだろうと、ちょっと期待して、それでも午後から出掛けた。行くと駐車場に車はなく、店内にも誰もいない。淳さんが笑っている。 その後も静かなもの。昨日話に出ていたココアを飲んでみた。ただのココアではなく、ジンジャーとシナモンが入っている。インド風なのかアジアンテイストなのかを日本風にアレンジした独特のもので、そういう風にミックスされたものが売られているらしい。甘みも抑えてあり、如何にも温まりそうな飲みものだ。 常連の「整膚 アルマ・クラーラ」の登山愛好家の先生との出会いと交友やその施術のこと、淳さんの家族の事、生き方や考え方、価値観など色々な話題を、たっぷりの時間の中で心地いいジャズに包まれながら話せたのは客が居なかったお蔭。結局、この日も店に入って来たのは新聞販売店の人だけだった。「こんな事は初めてだ」と、淳さんも不思議がっていた。 当然のように、この日ものんびりと歩いて帰ることに。途中、三洋堂に立ち寄り、文藝賞発表とあった「文藝」冬号が目に留まり、翌日ゆっくりと活字に浸るために買って帰る。茶房じゅんの富有柿 「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われ「医者いらず」ともいわれる柿は、栄養価が高い健康食品。ペクチン、βカロテンをはじめβ-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイド、ビタミンCを多く含み、ビタミンCは柿1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいるんだとか。 しばらくの間、1日一個づつの旬の味を楽しむことができる。 最終日の昨日は、そこそこのお客さんがあった。娘さんにと、シルクのスカーフを買って行った高齢の男性がいた。実は双方が知っているはずの人だったと、帰ってから判明。ずいぶん昔に会ったきりで、もうお互いに顔を忘れてしまっていたのだ。共通の知人が声を掛けてくれたので、顔を出してくれたらしい。悪いことをしてしまった。 秋の深まったこの時期、さすがに半袖のTシャツは売れなかった。それで5月にやろうという事になって、2年後がちょうど空いているというので即予約。2年なんてすぐ来るぞ~
2019.11.13
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♪ 入り違いになつかしき顔現われてピン留にした時を飛翔す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 作品展示中の「茶房じゅん」に、義姉の次男一家が来てくれた。その長女はうちの孫がお気に入りで、一緒に遊ぶことを楽しみにしているがなかなかそのチャンスが訪れない。「ひろ君とじいちゃんと一緒に焼きそばを作りたい」と言っていて、私のことも気に入ってくれているらしい。この日は孫のひろ君は来られないので会えない。 「茶房じゅん」に入って来て私の顔を見るなり、何だか妙な顔をしている。”知らない変な人がいる“ という感じで、そばへ寄ろうとはせず離れたテーブルに、どうしても一人で座ると言ってきかない。言い出したら絶対に譲らない頑固なところがあって、一人離れたテーブルに座って動こうとしない。 どうも「ひろ君のじいちゃん」とはどうしても思えないらしい。髭を剃ったこともあるが、髪をかなり短くカットしたと着ているものが違うので大分雰囲気が違うらしい。 親は体裁が悪いと思ってか、頻りに同席させようとするが絶対に動こうとしない。 私は「これも個性だし、自分の意志をしっかり持っていて良いんじゃないの」と、彼女が頼もしく思ったりしている。 抹茶が気に入っているらしく、自分だけ抹茶を頼んでお茶菓子を美味しそうに食べている。東海市にある「しあわせ村」は自宅の近くなのでたまに散歩に行くらしい。そこにある嚶鳴庵というお座敷で抹茶を飲んだのが切っ掛けらしい。きちんと正座しての畏まった雰囲気が気も入って、抹茶を飲むことも好きになったらしい。 無口な子だが聡明で理解力がある。そのくせかなりお茶目なところもあるようで、将来が楽しみな子だなあと思いながら見ている。 そんな子が私に何かを感じたのだろう。それが何であるかは詮索しないことにする。 染めたモミジバフウの実を見せ、好きな色を選ばせてやったら、やっぱり女の子で赤い色のを二つ選び取った。珍しいものを手にして、うれしそうにもてあそでいた。山で採取して植えたノコンギク 今回は、何時もは出さないような人にもDMを出したので、久し振りに会う人や意外な人が顔を出してくれる。数はそう多くはないが色んな人が来てくれて、普段できない話をゆっくりと、たっぷり出来る幸せを感じている。自分も回りも高齢になっていくので若い時の様な賑やかさはないが、歳をとった分だけ中身の濃い話が出来る。 こんな個展のようなハレの日を、何年かに一度ずつ設けるのはとてもいいことだ。好天にも恵まれ、毎日を楽しく過ごさせてもらっている。 あと3日。誰が顔を出してくれるのだろうか。
2019.11.10
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♪ 鳩の声を打ち消すごとくケリ一羽鳴きつづけいる休憩時間‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 生まれながらに自己顕示欲が強いのか、場にその存在を知らしめるごとくしゃべり続ける婦人が居て、初めて会った私は少し困惑気味で・・。声が大きく張りがあり、如何にも元気が身体に漲っている風で、他人にどう思われようと気にしないタイプ。♪ 不遜なるクマゼミ鳴いてアブラゼミ、ニイニイゼミの声は聞こえず ある高齢者の健康のためのサークル活動日。レッスンが終わって男3人、婦人4人が残ってお茶の時間になった。この後、希望者は卓球もやる予定になっていて、婦人4人が卓球を始めたので男3人だけとなった。先生にも横柄な口を利くこの〇〇さんのことが、つい口に出た。 「間違いなく100歳まで行くだろうね」「ああ、120歳ぐらいは行くんじゃないの」と。陰口というか畏敬の念のつぶやきというか・・。 声が大きいというのは頑健な証拠だし、フラストレーションも溜まりそうにない。自己が確立していて、他人の意見には興味が無さそうなのは自信の表れだろう。持って生まれた資質なのか育った環境のせいか。とにかく押し出しの強いこの人の旦那は、さぞかし大変なんじゃなかろうか。 女傑とまでは言わないまでもある地位にまで上った女性は、皆この様な特有の資質を持っているんじゃなかろうか。そんなことを思いながら、真昼の暑い中を歩いて帰って来た。
2019.08.19
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♪ すっぽんぽんこの大らかなひと時をひとり楽しむ夏 風呂上り♪ すっぽんぽんこの解放感にひたぶれば遊戯(ゆげ)に振るわんミトコンドリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、風呂上りにはしばらくの間パンツを履かないでいることにしている。そんな事を考えたこともなかったが、やってみるとこれがとても気持ちが良い。家人はすでに2階に上がって、本を読んでいるか寝ているかどちらかなので、自分一人だけ。苦情を言われるようなこともない。 人類は、何がきっかけでパンツを履くようになったのだろうか。いつから局部を猥褻物などと呼ぶようになったのだろうか。 「秘すれば花」というのはかなり高度な美意識に違いない。衣服を身に着けるようになって、隠す事によって却って欲情をそそるものだと知り、隠すことに価値を見出してそれが道徳的だということになって行った? 今は過剰制限とも思えるようになって、男の子の局部の写真やそれを指すことばを掲載したり使ったりできなくなっている。児童ポルノや幼児虐待などが問題になる昨近、妙な方向へ向かって不気味だ。 そんな背景があるからか、自分の一物を見せて喜ぶ輩もいる。 昔から変人はいるもので今に始まった事でもないが最近、近所にも出没しているらしく、愛知県警の「パトねっと」情報に時々混ざって送られてくる。 去年から現在まで、登録している知多市だけで9件あり、年齢は20代から60代とマチマチだ。■発生日時 2018年 1月20日(土)午前8時10分頃■発生場所 知多市金沢地内■状況 男が登校中の女子生徒に対して下半身を露出した■不審者等 男1名、50~60歳位、160cm位、中肉、黒髪、オレンジ色ジャンパー、黒色ズボン■発生日時 3月8日(木)午後5時45分頃■発生場所 知多市八幡地内■状況 男が徒歩で帰宅途中の女子生徒に対して下半身を露出した■不審者等 男1名、20歳代、170cm位、中肉、短めの茶髪、白色トレーナー、ジーンズ、白色普通乗用自動車使用■発生日時 7月27日(金)午後4時50分頃■発生場所 知多市八幡地内■状況 車に乗車した男が帰宅中の女性に対して車内から下半身を露出した■不審者等 男1名、年齢30歳代、ぽっちゃり体型、頭髪マッシュルームカット、灰色の小型乗用車に乗車■発生日時 8月10日(金)午後11時55分頃■発生場所 知多市寺本台2丁目地内■状況 男が徒歩で通行中の女性に対して、下半身を露出した■不審者等 男1名、40歳位、160~170cm位、やせ型、黒髪、スポーツサングラス、黒色半袖Tシャツ、ランナー風 ■発生日時 10月23日(火)午前8時30分頃■発生場所 知多市伊賀坂地内■状況 男が自転車で通学途中の女子高校生に対して、すれ違いざまに下半身を露出した■不審者等 男1名、年齢40代くらい、身長180センチくらい、細い、髭を生やす、サングラスをかける、上下灰色作業着、ボンボン付きニット帽■発生日時 10月28日(日)午前11時40分頃■発生場所 知多市清水が丘1丁目地内■状況 男が公園内で下半身を露出していた■不審者等 男1名、年齢50~60歳くらい、身長170センチくらい、黒色短髪、赤色上衣■発生日時 2019年 5月2日(木)午後4時頃■発生場所 知多市つつじが丘4丁目地内■状況 男が、道路に駐車中の車内から家人の女性に対して下半身を露出した■不審者等 男1名、30代から40代位、身長高め、やせ型、黒っぽい上衣、黒色帽子、肌色が黒く外国人風、白色自動車■発生日時 5月23日(木)午後6時頃■発生場所 知多市佐布里地内■状況 男が女性に対して下半身を露出した■不審者等 男1名、20代から30代、165cm位、中肉、黒色短髪、白と黒のボーダーラインの半袖シャツ、ベージュズボン■発生日時 6月13日(木)午後6時10分頃■発生場所 知多市清水が丘1丁目地内■状況 男が奇声を発したり下半身を露出するのを児童が目撃した。■不審者等 男1名、年齢50代から60代位、頭髪白髪 日本女性が下穿きを書くようになったのは、関東大震災と1932年(昭和7年)12月「白木屋(デパート)」の火事がきっかけと言われる。腰巻が捲れるのを嫌がって命を落とす婦女子が多く出て問題となったからだという。 5階、4階と樋や命綱を伝わって降りてきた和装の女性店員が2、3階まで来たところで野次馬に見られていることに気が付き、羞恥心から裾の乱れを直そうとして墜落し負傷したケースがあったということらしい。 それ以降、下穿き(ズロース)を付けるようになったというが、これには10年ほどのタイムラグがあるので、直接ズロースの普及に寄与したということには異論も出ている。
2019.08.18
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♪ 本性を出さずに生きて逆流の胃液にむせるかたつむり一つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ チャールズ・ミンガスの「Moanin'」は癖になる。繰り返し出て来る のリフがなんとも心地良くて、まるで「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」に乗っている様な気分になる(乗った事ないけど)。拡大しますMingus Big Band 93 Nostalgia In Times Square ミンガスのトリビュート・アルバム ミンガスの未亡人がプロデュースし、ミンガスの作品のみを演奏するビッグバンドのデビュー作。 Ronnie Cuber (narration, bs) Alex Foster, Steve Slagle (as) John Stubblefield, Craig Handy, Chris Potter (ts) Roger Rosenberg (bs) Randy Brecker, Ryan Kisor, Chris Kase, Lew Soloff, Jack Walrath (tp) Art Baron, Sam Burtis, Ku-umba Frank Lacy (tb); Dave Taylor (tb & b-tb) Joe Locke (vib) Kenny Drew, Jr. (p) Andy McKee, Mike Formanek (b) Marvin "Smitty" Smith, Victor Jones (dr) Ray Mantilla (congas)Best Hits Collection of Charles Mingus Blues & Roots Recorded in 1959 Alto Saxophone – Jackie McLean, John Handy Baritone Saxophone – Pepper Adams Bass, Written-By – Charles Mingus Drums – Dannie Richmond Piano – Horace Parlan, Mal Waldron Tenor Saxophone – Booker Ervin Trombone – Jimmy Knepper, Willie Dennis そしてもう一つ、セロニアス・モンクの演奏も何だか知らないが癖になる。あの有名なラウンド・ミッドナイト(当初はラウンド・アバウト・ミッドナイトだった)の作曲者自身の演奏は、エキセントリックで奇人と呼ばれるに相応しい。 Norway 1966 dvd "LIVE in '66" Thelonious Monk(p) Charlie Rouse(ts) Larry Gales(b) Ben Riley(ds) そういえばチャールズ・ミンガスも双極性障害の傾向やうつ病の気もあって変人呼ばわりされていたんだっけね。 こういう変人が私は好きだ。「類は友を呼ぶ」というのか、同じ匂いがするというか親近感を覚える。自分も変人だからなのだろうかと、半分は認めているものの半分は「個性が少しばかり強いだけ」だという思いもある。 ストイックで自分を押し殺して生きている私にとって、これらの変人と言われる人にあるストレートな生き方に無性に憧憬を持ってしまうのは仕方ないことだと、腑に落しているのであります。
2019.07.27
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♪ もぎたての李が今日の証しなり夏至の真昼の十人のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 去年は7月、10月、12月と3回もあった「持ち寄りの宴」が昨日、何時もの顔ぶれが元気にうち揃って開かれ、賑やかなうちに5時間ほどがあっという間に過ぎ去った。 金粉入りの発泡性日本酒で、元気に揃って再会できたことを祝して乾杯してスタート。65歳が最も若く最高齢は80歳を悠に超えるというメンバーゆえ、半年後の再会とて喜ばしいのです。そんな事を口実にして集まるわけでは決してなく、ここでしか出来ない話をしにやって来る。 名東区三美人と高木文子女史の美味しい手料理をつつき酒を堪能しつつ、流れはメンバーの近況報告へ。あっちへ逸れこっちへ脱線しながら、しゃべることが嫌いな人などいないのでそれはそれは賑やかに。 ♪ メタノールの血潮に嵩を増しゆきて時世を憂う声となるかも♪ ディベートを仕掛けられつつ目が泳ぐまだ食べてない最後のひと切れ♪ 男らの政治談議に女史たちはいつか睡魔の餌食となりぬ♪ 名古屋甚句若鮎みその粋な会を主宰の女史に披露の機なくてメンバーが撮ってくれた写真を拝借して・・♪ 手品する女史に倣いて吾もひとつ紐の手品を引っ提げており♪ しこたまのワインに足の重たくて帰途三キロを奴隷のごとく♪ 二日酔いほどでもないがけったるい七十酔いと名付けやるべし 3回の次の半年後ともなると同じような写真になってしまうという意識もあって、あまり写真を撮らなかったので、ちょっと寂しい感じになってしまった。 飲んで酔った状態で歩いて帰り、頭にケガをした事があったので今回はゆっくり歩いた。自分の歳は増えて体力も落ちてきているのに気持ちは更新されていないところに問題がある。行きも帰りも歩き。AIじゃないんだからねえ・・・。
2019.06.23
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♪ 苛々と蠢いている虫たちを溶かしはじめているヴァイオリン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ YouTubeで「Hilary Hahn」のヴァイオリン奏者を観ていて気が付いた。顎にハンカチを当てたりして演奏していない。長年ヴァイオリン奏者を続けていると左のあごの下にタコができると聞く。しかし、このヒラリー・ハーンは「肩当て」なるものを使っている。顎当てとセットになっているのだろう。彼女が使っているのは「Bonmusica」かな? 今はこの様なスタイルが主流のようだが、何時からこういうものが登場したのだろう、ちっとも知らなかった。私の知っているのはメニューインとかハイフェッツ、グルーミオそしてパールマンなどで女性は一人もいない。日本人では辻久子、五嶋みどり、前橋汀子、千住真理子、諏訪内晶子、川井郁子、高島ちさ子なんか知ってるが、「肩当て」なるものを使っている人はいなかった。そうそう古澤巌とか葉加瀬太郎、変わりどころでは寺井尚子なんかも活躍しているが、そんなのしてるのを見たことがない。気づかなかっただけ? 確かにハンカチを当てて演奏している人など今はもう皆無で、顎にタコがある人なんかいない。顎当ては早くから使われているのだろう。遅れていると言われればそれまでだが、知らないうちにあらゆるものが急速に変化している時代。すべての事に目が向いているわけではないからねぇ。 Shouldrres List(肩当てリスト)のサイトに飛べます。 首の長い人は使った方が楽らしいし、確かに安定して演奏しやすそうだ。高さの調整が出来るものが主流らしいが男の演奏家も使っているのだろうか。肩当てとバイオリンには相性があって肩当て一つ違うだけで、バイオリンの鳴り方に差が出るというから、疎かには出来ないらしい。「シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47」フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(クリックでYouTubeへ) 赤い衣装がいかにも気の強そうな気配をうかがわせて、タイトな演奏の中に迸るようなエネルギーが画面から伝わってくる。グラミー賞を3 度受賞している実力が納得できる。 バックのオーケストラの、特に女性陣の魅力的なこと。いい顔をして演奏していて十二分に楽しめた。 ヒラリー・ハーンのバッハ(ソナタとパルティータ)が昨年、CDとLPの両方でリリースされている。 デビュー盤がバッハの無伴奏作品(ソナタ第3番、パルティータ第1番&第2番)で、このデッ カからリリースされる『ヒラリー・ハーン・プレイズ・バッハ』をもって、20年の時を経て『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』全曲が 完成することになるらしい。 今は、CDとLPの両方で出るという時代だ。アナログが見直されているのは良いことだ。聴き比べれば、ダイナミックレンジには現れないかも知れないが、その音の深さには心を奪われる。最高級のCDプレーヤーを持っていても、カットされて録音されていない音は再生できない。 聴き比べが出来るチャンスが有ったら是非、その違いを体験してみてください。(アナログレコードであればすべて音質がいいというわけではない。録音が良くてカッティングにも気を使ったものを、上質(高価)な再生装置を使用して初めて音質がよくなる。平均的なレコードの再生音質がすべていいというわけではありません。)
2019.05.21
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♪ アラビア語の辞書を縁(えにし)に話す夜演歌が好きとムスリムが言う アラブと親交のある知人に誘われて、岐阜の揖斐地方へ一泊でアラブ人と密度の濃い交流をして来た。 最高の天気で、青い空に映えて新緑がとてもきれい。ミスター田中の運転する車に揺られながら、20代の時、同じ時期に高山からヒッチハイクで上高地に行った時の事を思い出していた。木々の芽吹き始めた頃で、その木によって若芽の色が違う。緑ばかりではなく赤いのや紫がかったもの黄色や茶がかった色など、パレットの色全部を使って混色した言葉では表現できないような複雑さ。自然界の見せる色の神秘にいたく感動したものだ。「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」クリックで池田町のサイトへ JR東海道線で大垣まで行き、養老鉄道で終点の揖斐駅へ。 日中の空いた時間帯に自転車の持ち込み可能になっているのが何ともユニーク。オランダを思いながら、嬉しくなって眺めていた。 単線の列車に乗るのも久し振り。ワンマン運行で、男の車掌が乗り込んだり降りたり。 揖斐駅でアラブ人等と合流し、い座「岐阜のマチュピチュへ座」。最近になって知名度が上がり、多くの見物客が訪れる様になったらしい。 少ない駐車スペースを住民が休日返上で交通整理。お寺の敷地に誘導されて、ここで軽い昼食を済ませる。鐘楼の鐘の下。 高台までの遊歩道があり、みどりの空気を吸いながらの~んびりと登って行く。 いい眺めだ。岐阜方面が一望できる場所がある。岐阜は山国、随所にこんな眺めを堪能できる所があるのだろう。 畑には猪除けのネット。鄙びた山間部ゆえまともな商店など無く、小さな八百屋兼雑貨店で野菜を買って、一泊お世話になる古民家へ。適当にブロックを重ねて、サバイバル風のバーベキュー。 ミスター田中が、パレスチナで危険を冒し撮影、編集した貴重なDVDや、パレスチナの悲惨な現状のドキュメンタリー「壊された5つのカメラ」(クリックで紹介ページへ)を観る。これは、第41回国際エミー賞ドキュメンタリー部門で受賞し、第85回米国アカデミー賞・長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたもの。イスラエルの無謀な侵略、その現状をまざまざと見せられて、ただただ言葉を失うばかり。 少し冷えて来たので囲炉裏に火を入れ、暖を取りながら様々な話をする。アラビア語と英語と日本語とが入り混じる。3人がトライリンガルで、日本語しか出来ないのは私ともう一人。単語の意味が分からないので何ともならない。 ナン風のパンにクリームチーズを乗せて、話の肴に・・。 多方面に話題は広がって尽きることなく1時すぎ迄話し込む。一人は堪らずに先に寝てしまった。 前日に行きそこなった温泉に行き、朝風呂と洒落こむ。マス釣りもする予定だったが、時間に間に合わず断念している。クリックで拡大 アラブ人も慣れたもの。朝の陽を受けながらの露天風呂は最高だった。長島温泉とかスパー何とかと違うごく自然な新緑の中で、鄙びた温泉に浸かるのは最高の気分。 前日とこの日は三輪神社の祭礼の日で、立派な山車と神輿まで出る盛大なもの。しかし凄く静かで何だかサイレント映画を観ているよう。 二種類の神輿が町を練り歩く。真っ白な装束は神社の神輿なのだろうか。由緒正しい伝統がある神社らしく、とても神聖な感じがあって美しい。どうりで静かなわけだ。 伝統の子供歌舞伎を見るのが目的だった。あまり歌舞伎に詳しくない私は、腹も減っていた(2時なのに昼食はまだ)こともあって、途中で抜けて屋台の並ぶ通りへ。子供歌舞伎は垂井町の方が立派だという人と立ち話。 人混みの一部となってブラブラ。当然ビールが欲しくなる。アラブ人は酒を飲まないのでずっと我慢していた。空腹で2杯飲んだら神社に戻ってしばらくして、急速に眠気が襲ってきた。お堂に凭れていつしか夢の中へ。 京都へ帰るムスリムたちと一緒に大垣まで、養老鉄道で帰途へ。私にとってはとても充実した二日間だった。田中さんはすっかりアラブ人の事が分かっているので、決して先を急ぐことなくゆっくりと事が運ばれていく。自分はのんびりしている方だが、何だかいつもより疲れたのは、日本人のリズムとは時間のカウントが違うからかも知れない。 イヤス・サリム氏は京都花園在住。ミスター田中とはJAICAの仲間だったとかで、20年来の友人関係。日本語も堪能で博識もある優しい益荒男って感じ。インストラクターの仕事をしているとか。 エゴル・バスキンも京都大学で経済学を研究している20代後半の秀才。背が高くてスノーデンに似ているなんて言われたりている。日本語も堪能ではないが上手で、スマホで日本語の辞書をひらがな入力で調べ、すぐに疑問を解決する手際の良さは見事。ひらがなは直ぐに覚えられたが、カタカナは難しかったとか。 イスマイル・アラビューはモロッコ出身で、2年間の日本滞在を終えて帰国するらしい。無口なヤツでこちらから話しかけないと、自分からは何も話さない。日本語が出来ないので、この国で人と接するのに苦手意識があるのかも。前夜も真っ先に寝てしまった。帰りの電車で隣り合わせになったので、23話し掛けてみた。モロッコの夏は40度以上になりとても暑いが、冬には雪が降ることもあるらしい。日本の好きな食べ物は「お好み焼き」と「寿司」だとか。もっと色々話したかったが、電車の中では聞き取りにくい上に控えめに話すのでなお分かりにくい。もう二度と会うことはないかも知れないので、とても残念だ。 それにしてもミスター田中はもの知りだなぁ。人と話をすることが好きで、話をすればするほど記憶が確かなものになっていき、その上に知識も雪だるま式に増えていくのだろう。 田中さん、楽しいひと時をありがとう。
2019.05.06
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♪ 屋根をこえ舞い降りてきし花びらを特急列車が突き抜けてゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 染めたストールは房つきの為、最後にフリンジ仕上げをしなければならない。これが慣れない作業なので一番面倒に思う。あまりやりたくないが仕方がない。 今回は最も簡単な方法で済ませた。シルクの高級品でもないのでそれで充分だろう。 単純作業なのでYouTubeを見ながらやれる。当然、ジャズを選択。コルトレーンを観ていたらこんなのがあった。楽譜がそのままアップテンポの曲に合わせてつぎつぎと変化しながら進行していく。それを見ていると、汽車の窓から風景を眺めているような楽しく浮かれた気分になってきて目が離せなくなった。Animated Sheet Music "Giant Steps" by John Coltrane(楽譜をクリックしてYouTubeへ) アニメーションで曲にピタッと合わせていくのは、なかなか大変な作業だろうと思う。その完璧な出来栄えに見とれていて手が止まる。 「スーパサックス」はチャーリー・パーカーを完全コピーしているが、コルトレーンをコピー練習している人もいるだろうから、こんなのを観ていたら楽しくてしょうがないんじゃないかな。 そしてその流れでスーパサックスへ。これなら音源だけで動画がないので手を動かしていられる。屋根を越えて桜の花びらが舞い降りて来る。ああ、桜は短い花の命を終えようとしている。チャーリーパーカーの姿が桜の花と重なって・・・Supersax - A Night in Tunisia 1940年代に発生した“ビバップ”に代表されるモダン・ジャズの即興演奏は、コード進行に合わせ理論に基づいた音使いでフレーズを作っていく、あるいはそういうフレーズをストックしておきコードに応じてそれを繰り出す。その理論を最初に整理し実際の音として具現化してみせたのが、アルト・サックスのチャーリー・パーカー。彼の即興演奏はきわめて理路整然としていて、かつ被分析的であったため、のちに数え切れないほどのフォロワーを生むことになる。パーカーが、「モダン・ジャズの創始者」と呼ばれるのはそのため。 パーカーの即興は、リズムにしても音使いにしても曖昧なところが一切なく、まるで、あらかじめ書かれていたのではないかという疑いを抱かせるほどの確信性に満ちており、その強靱なアドリブ・ラインは、そのまま楽曲のテーマに転用されることもしばしばだった。 (王子ホールマガジン)より
2019.04.09
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