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♪ さくら花散りてしずもる下草の花たおやかに星のきらめき ヴァイオリンの、それもバッハの無伴奏のためのソナタとかベートーヴェンのクロイツェル、ブラームスのヴァイオリンソナタなどがの演奏が鑑賞できるというので、取りあえずチケットを。タイトルからして普通の演奏会とはちょっと違うらしい。 ワンコイン500円なのであまり期待はしない方が良いかもしれないが、プレミア会員の先行販売の後だったのでどうかと思たが、運のいいことに最前列の9番の席をゲットできた。 多目的ホールは、以前も「山根一仁」のヴァイオリンのリサイタルを聴きに行ったことがある。小さな舞台だし間近に観られればそれに越したことはない。 それで昨日、太田川の芸術劇場へ行って来た。 先ずは、バッハのヴァイオリンソナタ1番 アダージョ、そしてフーガ。なんだか音が不安定で硬い。緊張しているのか。 2曲終わったところでMCが入る。会のタイトルの通り、音楽や曲についての解説をすることになっているようで、今回のプログラムの説明などがある。ドイツの3大Bの曲を選んだ経緯や、そのバッハ、ベートーベン、ブラームススの曲の特徴などを説明してくれる。しかし、その話しぶりがいかにも付け焼刃的でまとまりがなく、中途半端で分かりにくい。 ベートーヴェンの曲に入る前にピアノ伴奏者を呼び入れて、なおMCがつづく。その話しぶりがあまりにもたどたどしいので、ピアノ演奏を待つ彼女はちょっとイラついてる感じ。何せ3mか4m先にいるのですから、表情はとてもよくわかる。 合田 有里(ヴァイオリン) 5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部を卒業。子どものためのヴァイオリンコンクール金賞及び中日賞、全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞全国大会入選、かながわ音楽コンクールヴァイオリン部門特選、刈谷国際音楽コンクール奨励賞、神戸国際音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞等、多数受賞。 大学在学中に札幌交響楽団のオーディションに合格。札幌交響楽団を経て現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団ヴァイオリン奏者。 江川 智沙穂(ピアノ) 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程修了(修士)。国内のコンクールにおいて受賞多数。器楽伴奏、室内楽、オーケストラなどアンサンブルピアニストとして定評がある。 2013年、セントラル愛知交響楽団とブラームスのピアノ協奏曲第1番を共演。2014年より定期的にリサイタルを開催している。2019年、イタリアの音楽祭Musica Prospettiva に招かれ、ドビュッシーとアジアの作曲家で構成したリサイタルで好評を博し、イタリアのレーベルSheva Collection よりソロCDをリリース。瀬戸音楽協会理事。 東京藝大出進つながりでピアノ伴奏をお願いしたのでしょうか。どちらも東京藝大出進ということで期待していたのですが、前回鑑賞した山根一仁(音大は出ていない)の演奏に比べると雲泥の差。2,000円のリサイタルと比べる方が悪いのでしょうが、学歴で判断するのも間違いだということを知った夜でもありました。 ブラームスはとにかく難しいことを力説して、自分の無力さを認めるような発言もあった。「練習し過ぎで指を痛めているので今回はアンコールは無しということで」と、あっさり終了してしまった。 ワンコインで開く音楽会を舐めていたんじゃないだろうか。冒頭で「無名なのにこんなにたくさん(7割ほどの入り)のお客さんで驚きました。」との発言にその演奏家としての無自覚さが現れていたように思う。 終了してから、ピアノの江川さんからきっぱりとしたダメ出しを受けていたことでしょう。そうでなければこの子はダメになってしまう気がする。 野球でもなんでも、プロになったと満足して努力を怠って消えていく人は数限りない。モチベーションを維持することもプロとしての必須条件だし、際限なく上を目指していくという自己の哲学がなければプロとしては失格だ。プロとは孤独なものなのです。
2024.05.30
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♪ 地域から樹木がどんどん減ってゆくサラダ嫌いの食卓のごとく 今、新庁舎の移転・新築の計画見直しが進んでいる。 検案だった職員の駐車場が、以前にもあった「緑地帯、ちびっこ広場、旧ゲートボール場」の場所を使う計画が、密かに進んでいることが判明。 すでに市から「緑地帯」に近い家に「梅の木を伐って良いか?」と打診があったとか、子供会役宅員へ「ちびっこ広場を無くしてもいいか?」という確認を取りにきているらしい。 住民を集めての説明会があるわけでもなく、ごくごく一部にこっそりと・・。★ それで、生協の仲間内で問題になっていて、いろいろ言っているらしい。次期市長候補が分かっていてそちらに訴えようかとか、みんなで反対運動をした方が良いんじゃないかとか・・。 私は以前にその話が持ち上がった時に、公明党の市会議員に「絶対に木を切ってほしくない」との意向を伝え、配慮してもらうように依頼はしてあった。あまり期待はできなかったが・・。 今回、私もさっそくその市会議員にメールを打っておいた。が、計画を変更させるなんて不可能に近い。署名運動するにしても、近隣の住人以外が関心を示すとも思えない。 これらを取っ払って辺り一面が駐車場になるなんて・・。そうでなくともこの周辺の樹木がどんどん減っている。整備された新しい朝倉駅前なんて酷いものだ。新市庁舎ができるというのに、緑地帯もなければまともな植栽もない。 管理し易いための効率優先で、樹木を必要とする「植物と人間の関係」にあまりにも無頓着。景観だけでなく植物の様々な心身に及ぼす影響・効果などに対する意識があまり感じられない。配慮しているのかもしれないが、その優先順位が低すぎるのだろう。 現在の職員駐車場①の257台分のスペースが要ることになる。 さあどうしましょう。陳情というカテゴリーに入るのかどうか。 取りあえず区長に相談してみよう。幸いよく知っている人物だし、同じ環境の中に住んでいる。無関心でいられるはずもない。 発芽率が悪いという超豆(バタフライ・ピー)の芽がようやく出て来た。嫌光性種子でもあり、11日に蒔いて日陰においておいた。10日以上かかってやっと一つの芽がでて、2週間近い今でもまだ半分も出ていない。 朝顔は順調に発芽している。桔梗朝顔の種がうまく出来ず、辛うじて採れたものが何とか発芽してくれた。上手く育ってくれるか。 朝顔は短日性植物のため、夜間に電気の灯りが常に当たって明るい環境にいると、朝と夜の判断がつかず花芽がつかないらしい。暗い時間が9時間より長くなると花を咲かせる性質。夜も明るい環境にある場合は、遮光をするなどして暗くなる時間をつくる必要があるらしい。 植える場所には街灯(LED)があって、咲くには咲くが花付きが悪い。種が出来ないのはそのせいだろうか? 去年と同じ場所に植えるが、こぼれた種から出たものがもうかなり育っている。西洋朝顔がかなりの勢いで伸びている。グリーンカーテンにするにはこれが一番かもしれないが、これだけでは面白みがない。ゴーヤとバタフライ・ピーに朝顔を混植してなんとかごまかしている。 バタフライ・ピーが去年より厚く繁って、グリーンカーテンらしくなってほしいが、この夏は特に暑さが厳しいらしいので管理が難しい。
2024.05.24
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♪ まん丸に刈り込まれたる躑躅あり赤紫がまあるく濡れる その後、四十雀の姿を見なくなった。営巣した巣箱に出入りするのも見ていない。抱卵中なのだろうか。「バードリサーチ」というサイトを参考に検証してみると・・。 3月21日に巣箱に営巣を始めているのを知った。シジュウカラはメスのみが巣作りをする。土台には主にコケを使い、産座とよばれる卵を温める場所には動物の毛などを使う。シジュウカラが動物の毛を運びはじめたら、もうすぐ巣が完成。犬の毛をかなりの量を運び込んだはずだ。 4月の上旬。繁殖がはじまると、メスは毎朝1卵づつ卵を産む。平均で8~9個くらいの卵を産むといわれていて、全ての卵を産み終わると抱卵を開始。抱卵もメスが行い、オスは巣箱のそばでよくさえずる。これがまったく見られないのだ。 4月の下旬。抱卵開始後、13~14日でヒナが孵化。孵化したあとは両親でヒナにエサを運ぶ。 孵化後10日目くらいになると、目も開いて毛も生えそろってくる。鳴声もだいぶ大きくなり、外からでも巣箱の中にヒナがいるのがわかる。このころになると、親はかなり頻繁にエサ運びをするようになる。この姿がまったく見られないのだ。 あれだけ一生懸命に巣作りをしていたのに・・。どうやら巣を放棄してしまったようだ。運悪く、繁殖のタイミングに隣家の外回りの工事が始まった。ゆっくり落ち着いて繁殖に入ることができなかったのだろう。危惧していた通りになってしまった。4月18日 雀も邪魔をしていたようだし、以前(2015年)に営巣した時の環境とはあまりに違っていて、やはり無理だったようだ。可哀そうなことをした。 玄関へのアプローチだろうか、こういうものが設置されることを全く想像していなかった。 野鳥がいくら順応性があると言っても、ここまで自然を感じさせるものが無くなってしまっては・・。来年はもうエサ台にも来てくれないかもしれない。 山雀も犬の毛を運んでいたようなので、どこか近くで営巣しているのだろう。木の洞や巣箱などに営巣するらしいが、どこも思い当たらない。巣箱の入り口を、シジュウカラのが直径2.8㎝ほどに対して、直径3.0㎝ほどに少し広くしてやる必要がある。でも、そうするとスズメと競合することになる。そうなるとスズメの方が気が荒いので山雀は負けてしまうだろう。 フェンスも設置され、あとは駐車スペースをコンクリートで固めて完成となるのだろう。 今は新築の100%の家に、“土のある庭” がない。自然を遠ざけ、さも汚らしいものとして虫や草などをを忌み嫌う。他の生物と共通するものも多い。そういうものが生きていられるからこそ我々も生きていけるはずなのに・・。 人間は、バクテリアという細菌に守られて生活を維持しているということを知らない。皮膚も細菌に守られているし、体内には何兆という細菌が活動している。土壌には天文学的数の微生物が活動している。 雑菌は殺して、清潔が一番だというCMに毒されていることに気づかない。本来の高度な人体の仕組みを無視し、ないがしろにして生きている。
2024.04.24
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♪ 亡くなって初めて知りし人となり空に鳥山明の花火 3月1日に68歳で急逝した鳥山明。1955年〈昭和30年〉4月5日生まれのまだ若い彼の突然の訃報には驚いた。海外にファンの多いことにも驚いたし、海外のマスコミも取り大きく上げるほどの反響にも驚いた。 ここに日記として記しておく。鳥山明さん (昭和56年12月17日撮影) 1980年から『週刊少年ジャンプ』に連載が始まった『Dr.スランプ』。タイトルに“アラレちゃん”と追加され、1981年4月より『Dr.スランプ アラレちゃん』として放送開始。 連載1年目は、睡眠は3日に1回、最高記録となる6日連続徹夜、ペン入れの記憶がない回があるなどと多忙を極めた。 ドラゴンボールは1984年(昭和59年)、同社の漫画週刊誌「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、1996年(平成7年)まで約11年連載された。単行本は全42巻(完全版は全34巻)。同誌が平成6年末、最高発行部数653万部という漫画雑誌の金字塔を打ち立てた翌7年の新年3・4合併号でも連載されていた。◆ 米紙「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)はこの日、「ドラゴンボールの生みの親、アキラ・トリヤマ氏が68歳で死去」との見出しで、「彼の人気漫画は数多くのテレビ、映画、ビデオゲーム作品に影響を与え、国境を越えて多くのファンを魅了した」と速報した。ニューヨークでのイベントにて(2002年)Wikipediaより ロサンゼルス・タイムズ電子版は「彼の作品によりマンガとアニメは世界に広まった」とのタイトルで、功績を長文で紹介した。代表作ドラゴンボールについては「Gokuという格闘家の男の子が成長しながら、異星人の侵略者と戦い、何度も地球を救った」とストーリーに触れながら、「アニメは英語を含め多くの言語に吹き替えられたように、日本以外でも大きな人気を得ている」とした。 イギリスの国営テレビBBC電子版は、バイデン米大統領の一般教書演説を伝えるトップ記事の隣という破格の扱いで、鳥山さんの訃報を取り上げた。英紙「デイリー・メール」は、鳥山の経歴に加え、死去の報道に対するSNS上での反応を紹介。コメント欄には、追悼のメッセージが続々と寄せられた。 インドの英字紙「タイムズ・オブ・インディア」は仏通信社AFPの記事を使ってこのニュースを速報。記事のコメント欄に読者は「鳥山明は何百万人もの人々の心の中に存在し続けるだろう」「彼こそ本物のスーパーサイヤ人だ」などと書き込んだ。 シンガポール紙ストレーツ・タイムズ(電子版)は、ドラゴンボールは全世界で約2億6千万冊が出版され「史上最も売れた漫画シリーズの1つ」と紹介。鳥山さんを「思春期の少年向けの現代コミックやアニメの祖父」と紹介し、「ONE PIECE(ワンピース)」など次世代の作品に与えた影響に触れた。 インドネシア紙コンパス(電子版)も、ドラゴンポールを「歴史上、最も影響力のある漫画・アニメ作品」と紹介。インド紙インディアン・エクスプレス(電子版)も死去を速報し、「時代を超えたアニメ」を生み出したというファンの声を伝えた。 中国外務省報道官の毛寧は「著名な漫画家で、彼の作品は中国でもとても人気があった」と評価した上で深い哀悼の意を表明した。☆ ★ ☆ 1984年11月に連載が始まった『ドラゴンボール』。ああ懐かしい。 結婚したのが1979年で、その後82年(昭和57年)に長男、86年(昭和61年)に次男が生まれた。大人になってから『週刊少年ジャンプ』は喫茶店で読むくらいで、買ってまで読むようなことはなかった。1986年から1997年までの「テレビアニメシリーズ」は、子どもが見るようになったので、家族揃って観ていた記憶がある。 絵の上手さ、大胆な表現と展開の面白さにはいつも感心していた。マスコミにはあまり出ない鳥山明なのでどんな人物かも知らず、亡くなってからその人となりを知った。作品と本人とのギャップがあまりにも大きくて、あられちゃんと悟空を生んだ人という実感が湧いてこない。 脱サラして必死で創作活動していた時代でもあり、普通のサラリーマンとはまったく違う価値観で生きていた。サラリーマンからは危険な生きものと映っていたかもしれない。バブルが弾ける前までは充実した活動をしていたので、テレビをゆっくり観るような状況でもなかった。
2024.03.12
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♪ 春のような身体とろける暖かさ風邪にゆらめく老いの陽炎 先日、電車に乗って座席が満席だったので、ドアの近くの座席の前に立った。その直後に席を立つ若い女性が目の端に入ったが、その意味がどういうことか思いもしなかった。4分ほどで降りることもあって気にも留めなかった。 ドア近くにいたお婆さんが、「座らないんですか?」と訊くので、「ああ、どうぞどうぞ」と空いた席に座ってもらった。そこで、ハッと気づいた。 “席を立ったのは、私に譲ってくれるためだった” のだと。行きは駅の階段を駆け上がっているし、自分はまだまだ若い気でいる。しかし、外見は裏腹にも “老人のツラをしているという現実” 。受け入れがたいが仕方ない。 私の顔を見ずに、急ぐように席を立って “自然さを装っていた” ようだし、こっちに座る気が無かったことが重なって、全く気付かなかった。 “えっ、そうだったの!?” ちょっと残念、さもありなん。複雑な心持ちではあった。 立ってくれた娘さんに悪いことをした。目線を合わせて「どうぞ」と合図を送ってくれれば、座る気が無くても「ありがとう」と素直に座らせてもらたのに。乗って4分で下りてしまったので、その娘にお礼を言うチャンスもなかった。 老人の自覚を持ち、もう少し分をわきまえて “世間という場でのあるべき態度を、普通にできる人間” にならないと。いつまでも子供なんだからねぇ、俺ってやつは。☆ ☆ ★ ☆ ☆ 久しぶりに風邪を引いた。最初はカミさんが咳をし、8度近い熱を出して歯科助手の仕事を休んだ。彼女にしても随分久し振りなことで、「〇〇さんが風邪で休むなんて初めてだね」と先生に言われたらしい。 私は夕べ、37度ちょっとの微熱があって頭が痛重かった。インフルエンザではないようなので、節々が痛いとかはなかったが、前日に筋トレした部分がやけに怠い。今朝は、階段を下りるのがしんどかった。37.6度、咳とクシャミと倦怠感。 体温計の音が小さくて計測が終わった合図がまったく聞こえない。もっと大きな音でなってくれないと困る。今使っているのは、予測:およそ16〜25秒(平均約20秒)。実測:約10分というもので、本当は10分測る方がいいのだろ。そう考えると何かしながら脇に挟んでいればいいだけのことか。電池交換できるタイプ 孫の小学校は学級閉鎖があって、孫のクラスもあと一人患者が出ると閉鎖になるという。今日は、ジジババ2人ともが風邪では預かれないのでなので、スイミングは休みに。「風邪」は、正式には「風邪症候群」といって、一般的にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、たん、発熱などの症状の総称を指す。小児から老人まで、幅広くかかる一般的な病気。同友会グループ 風邪の原因は、80%~90%以上がウイルス感染で残りは細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどウイルス以外による感染だそうです。コロナウイルスやRSウイルス、アデノウイスル、ライノウイルスなど、風邪を起こすウイルスは200種類以上あるらしい。原因を特定することは困難という。 ウイルスには抗菌薬は効かないので、抗生物質を服用するのはナンセンス。それどころか菌が抵抗性を持ってしまい抗生物質が効かなく恐れがある。 風邪は、たいてい3日以内によくなるとか。栄養を取って安静にしているのが一番のようだ。
2024.02.20
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♪ 立春の次は雨水やコマ落とし乱れ季節の須臾に過ぎゆく 柚子を頂いたので、ゆず風呂も考えたが、ゆずジャム(マーマレード)を作ろうと思った。カミさんが柚子のピールというのもあって、売ってるというのでそれも作ってみるかと・・。 カミさんが卓球の練習に言っている間に、ネットで作り方を観て早々に作ってみた。小さので夏ミカンの皮とは何かと勝手が違う。 半分に切り汁を絞って、種と中袋を取り出し、細かく細きりにして・・。種は粘り気が出るので一緒に煮込むといいとか。皮は3度茹でこぼししてアクと苦みを抜いた。 白砂糖がなく、サトウキビの茶色い砂糖を使ったので色がきたない。 どの程度煮詰めればいいのかが分からない。汁気の加減も分からず途中で水を足したりして・・。まあ適当に、こんなもんで良いかと判断して鍋のまま冷ましておくことに。けっこう時間がかかった。 ピールの方は量が少なくしたので、これまた加減が分からない。それもまあ愛嬌だが、煮詰めて汁気が無くなるまでやっていたら砂糖が焦げそうになって慌てて火を止めた。 鍋から出して、キッチンペーパーの上に並べて冷ます。用事があってそのままにして出かけた。 1時間ほどして戻ってきたら、鍋に入れて冷ましておいたジャムが器に入れてある。「ピールの作りかけだと思って、火にか掛けて水気を取ってやった。」一つ二つつまんで、「おいしいよぉ。」とか言っている。「これはジャムなんだよ~! 何で、勝手にそんなことするんだ!!」と、腹が立った。 自分はピールなんかよりも「柚子のジャム」が目的だった。翌朝、「山食コウノトリの未来」のカリッとした食パンに、このちょっと苦みのあるジャムを乗せて食べようと、楽しみにしていたのに・・・。何と理不尽なこと。 いつもの様にこっちはかなり怒っているのに、一切謝りもしない。相手の心に何が有るのかなんて想像すらしない。自分が良いと思ってやったことは「すべて善である」と思い込んでいる。今までも散々繰り返されてきたことだ。 ピールの方はグラニュー糖を振りかけて完成させた。が、幾つか食べてみて少し苦みがあって、食べられないことはないが旨いとは言いがたい。失敗したようだ。もともと自分の目的外でもあったので捨ててしまった。◆ ◆ ◆ こんな時は、富士山でもぼーっと眺めているのが一番だ。朝霧高原辺りに別荘があったらなぁと思う。河口湖からの眺め いっそのこと猫にでも化けて、日がな居眠りでもしていたい。 きさらぎ10日だというのに、それにつけても暖かい。14日(水)、15日(木)は桜が咲くころの気温になるらしい。 早々と「春だなぁ」なんて言ってていいの?場合によっては20℃になるところもあるかもしれない。 この分だと、4月には連日、夏日になるのかも・・。地震対策よりも暑さ対策の方が先決になる。 でも、寒さと違って暑さは対策のしようがない。人はー40℃には慣れることが出来るが、+40℃には耐えられない。
2024.02.10
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♪ 吾にして自己肯定の下手なれば賞を得たとて喜べずなり 今頃になってNHK全国短歌・俳句大会内定通知が届いた。今までは12月の上旬に届いていたのに、ずいぶん遅い。今回は入選しなかったのかと、ちょっと残念に思っていた。 15,038首の中から3,370首が入選となっている。歌会始と比べるとずいぶん間口が広い。そりゃそうだ、NHK学園の生徒募集のためにも、多い方が良いに決まっている。選者10人それぞれが自由題・題詠を特選2首+1首、秀作18首+7首、佳作40首+15首と、大盤振る舞い。それで平入選なんて価値があるとも思えなくなってくる。 入選内定確認書(自作・本人による投稿か、未発表で二重投稿は無いか、名前その他に誤りはないか)のチェック項目に問題が無ければOK。今年もどうせ平入選に決まっているので、3月30日(土)のNHKホールでの大会は欠席にしてある。 例によって、入選証・トロフィー申込書と、入選記念品の注文書が振込用紙と共に同封されている。皆さんこういうものを注文するのだろうか。人によっては10首、20首と応募に力が入っているようなので、入選した暁にはこういうものが欲しいのかもしれない。 拡大します。 私は自由詠2首+題詠1首のセットを1組(3,300円)だけと決めている。私は、ブログのために1年間で最低でも365首+α 詠んでいるので、アップせずにそのつもりで作歌していれば、たくさん応募できないことはない。でも金が掛かる(3首1セット:3,200円)し、そこまでして入選させたいとも思わない。「『秀作』『佳作』の内定作品確認書は送っていない。3月30日発行の「入選作品集」掲載をもって正式な発表となる。それまでは公表しないように」とのこと。 でも特選一席に選ばれた人には電話連絡があるのだろう。当日は舞台の雛壇に、選者10名とその特選一席の作者が一緒に座っての発表大会だ。2月16日が確認書訂正締め切り日ではあるが、今この段階で連絡が無ければ、平入選ということだろう。◆ ◆ ◆ 確かに応募作品を読み返してみると、結句に問題があることがわかる。応募した歌はまあまあの出来だと思ったが、後から見るとその欠点がよく分かるから不思議だ。絶対に入選させるという意気込みが足りないのも私の欠点だ。 特選に選ばれる人は大方どこかの結社に入っていて研鑽を積んでいるし、選者とも面識が有る。仲間同士で批評し合って、修正されてクオリティーを高めたものを応募しているようだ。 本当に賞が取りたければ矢張り、結社に入って研鑽を積むか、NHK短歌講座を受講してそのためのテクニックを手に入れる必要があるのだろう。 入選すれば立派な作品集が送られてくる。これだけで十分だ。すでに6冊もある。昨年のもの 結社に入って仲間が入選すれば、一緒に行って大会観覧し選者と歓談し、東京見物としゃれ込むのだろう。それはそれで良いことだろう。私が昨年から入っている地元の短歌研究会のメンバーは、「かりん」の例会やイベントに東京まで出かけて羽を広げていたと聞く。 全国に歌の仲間がいて交流している人も多いのでしょう。文藝のもたらす交流も、スポーツと同じようになかなかいいものでしょうね。
2024.02.07
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♪ 人形のオープニングに喰われたる長き連ドラ恨めしきかな 朝ドラ「ブギウギ」のオープニング映像が、「怖いとか、気持ち悪い」と話題になっています。我が家でもカミさんが「気持ち悪い」と言ってその場面だけチャンネルを切り替えてはスルーする行動に出ます。私は面白いと思っているので、ちょっとした言い合いになったりする。 人形を制作したのは、秋田出身の人形作家「八代健志」その制作秘話をNHKがインタビュー映像(YouTube)に纏めたものがあります。【ブギウギ】人形制作者が語る朝ドラオープニング映像に込めた思い マリオネットの動きの面白さを活かした人形アニメーション。釣り糸が見えないのをどうしているのかと思っていたが、その謎が解けた。 5人(八代、牧野ら)が普通の人形劇のように棒で操作し、クロマキーを使ってその棒を消しているのだ。 NHKの人形劇は技術が素晴らしく、定評がある。以前にもこのブログに書いたことがある。 この点の部分(目と唇)に、後から絵や映像を重ねる。「リップシンク」という、映像を合成する高精度な技術でリアルな表情を作り出している。スタッフが歌い、その口元の画像に合わせて動かしている。 残念ながらこの人形キャラクターの首が異様に長いことには触れられなかった。放映されて評判になってからのインタビューなら、触れないわけにはいかなかっただろうが・・・。 せっかくの力作が逆目に出て、敬遠する人が多いというのはもったいない。☆ 凝り凝った映像で、NHKでなければここまでのことはできないだろう。タイトルロゴとパペット(人形)が登場するオープニング映像を担当したのは、牧野惇(まきの あつし)さん。 昭和を感じさせる字体に、いろいろな事情や思いの中でズキズキワクワクと揺れ動く登場人物たちの心、ステージ上やテレビの中の照明で光り輝く演者たちをロゴの中にデザインとして入れ込んだとのこと。「笠置さんも常に明るい人生を歩いてきたわけではない。光を当てて(人生の山と谷を)表現したかった」とか。 牧野惇 1982年生まれ。2006年よりチェコの美術大学UMPRUMのTV&Film Graphic学科にてドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだのち、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーションコース修了。2022年2月、株式会社UCHO設立。実写・アートワーク・アニメーションの領域を自在にまたぎ、映像ディレクション、アートディレクションから、アニメーションディレクション、キャラクターデザイン、イラストレーションまで総合的に手がける。 誰しもが持ち合わせるような心くすぐるノスタルジックなモチーフ感やスケール感を根底に、現代的かつ高感度なアイデアやギミックを併せ持ち、制作物とその鑑賞者との距離を至極好意的に縮めることを可能にする。そのスタイルは、単なる「アナログ表現」や「クラフト感」と評されるに止まらず、それを超えた圧倒的な存在感を放つ。 Annecy(フランス)、Golden Kuker-Sofia(ブルガリア)、ANIFILMなどを始めとした国際映画祭での受賞/招待上映や、ACC、AD FESTなど広告祭での受賞多数。2017年、CJ E&M Corp.(韓国)が主催するアジア最大級の音楽アワード「Mnet Asian Music Awards」Professional Categoriesにおいて、Best Video Director of the year受賞。2018年、第61回 ニューヨークフェスティバルにて、金賞(World Gold Medal)受賞。2021年、「映文連アワード2021」にて、準グランプリ受賞。 ドラマの内容的には中途半端で、演出にも締まりがなく面白みに欠ける。視聴率も15%の後半平均で、どっちつかずの感じ。人物が描けていないのが致命的で感情移入できない恨みがある。
2024.01.10
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♪ 気温までけじめを消して新旧の年の境をあいまいにする 暖かい年末年始を有難がるのは高齢者であって、若者や壮年たちは、正月気分が出なくて不如意な心持ちなんじゃないでしょうか。 2024年の春まで続くエルニーニョで、インド洋熱帯域の海面水温が西部で高く、東部で低い状態が1月頃まで続く予想。このため、今冬はインド洋東部からフィリピン近海の対流活動が平年より不活発になり、中国内陸部での偏西風が平年よりも南を通りやすくなる。 それで、日本付近では偏西風が平年より北を通る予想のため、南からの暖気が入りやすくなり、寒気が南下しにくくなるらしい。そのため、日本付近では冬型の気圧配置が平年より長続きしない傾向になると予想されている。予想気圧配置30日に前線が通過する。(tenki.jp) 今週は寒波が襲来し、北日本や北陸だけでなく中国山地沿いでも積雪が急増し、大雪となり、スキー場はなんとかオープンにこぎつけたところも多かったようです。しかし、まだまだ少ない状況は続いている。岐阜や長野では雪はあるものの、全体的には不足のスキー場ばかり。 ☆ 私がスキーをやっていた20~30歳までの間、正月はスキー場で迎えるのが常だった。そのころでも、暮れにドカ雪が降って何とか間に合うというような状況で、45年ほど前からすでに暖冬傾向は顕著で、以降はスキーができない年も有ったり・・。 近い将来、スキーなんて全くできなくなる可能性どころか、必至、必定のことでしょう。 今年は、せっかく積もった雪も増えるどころか減ってしまう恐れもあって、正月スキーを楽しみにしている人には残念なシーズンになるかも知れない。 25日(月)以降、気温は次第に上がる見込みだが、27日(水)頃は一時的に冬型の気圧配置となって北日本に限って、強い寒気が流れ込み風雪が強まり荒れた天気となるおそれ。 年末年始期間は、西日本~北日本にかけて平年よりもかなり高く、関東~九州では最高気温が15℃前後となる日が多い予想。 東京では年明けに20℃くらいとなる日もある見込みで、まるで桜が満開の頃の陽気となりそうだって・・! 予報には幅があり、今後予想が大きく変わるかもしれずどうなるか分からない。念のために年越し前後の天気は随時ご確認を。ガーベラが咲く年の暮れ。 ストーブも要らないほどの暖かさ。知多市の年明けは、暮れからずっと曇りらしく、気温はポカポカ春の陽気となる予想。灯油代が滅茶高いので大いに助かる。朝の1時間ほど、台所で1台使うだけだが、国民年金生活者にはこういうものの積み重なりが家計に響く。 新年のキーンと冷え締まった朝を迎え、改まった新年を厳粛に迎えるなんて心持ちにはなれそうにない。
2023.12.25
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♪ 世直しの岸田総理を眇めつつ熱をもたないアイロンを診る カミさんがティファールのアイロンを使っていて熱くならないというので診てみると、コードの立ち上がって折れ曲がるところが断線しているらしい。 修理のためコードをカットしてみると案の定、1本が断線していた。買った時から多分この部分が断線するだろうことは想像がついていた。何度も使っていればそうなることが想定できるはずなのに、安物とはいえ、そもそもその設計が悪かった。 機種は違うがこれらと同じタイプ。〇で囲った部分が倒せるようになっている。この〇で囲った部分が断線した。どう見ても故障の原因になる。 立ち上げている素材が硬いので容易に倒れず、コードが折れ曲がった状態で使うことになる。クリーニング店の様にコードを上から吊って使えば別だが、そんな風にして使う人はいないだろう。 可動式になっている意味が分からない。使用中にコードが本体に触れないようにするためかなのか、いかにも安易な設計と思えてしまう。☆ 立ち上がり部分の硬いプラスチックを取り除いて結線し、絶縁テープを巻いて擦れても大丈夫なようにゴムチューブを巻いた。フレキシブルになったし、もう断線することはないだろう。 買って10年ほどにもなるし一時は頻繁に使っていたので、まあ、故障してもしょうがない。しかし、直せばまだ使えるし、廃棄するのはもったいないので直したまでのこと。☆ それで、カミさんがいざ使おうとしたら、「熱くならな~い」とのたまった。「エエ~! そんなはずはない」。「だって、ほら冷たいままじでしょっ!」。“おっかしいなぁ、そんなはずない” と、私が引き取って違う場所のコンセントに差してみると、ちゃんと通電。熱くなってきた。どういうこと? コードをいじったらパイロットランプが消え、オス・コネクターの根元が熱い。「分かった! ここが断線してる」。確認すると、1本が切れてもう一本も切れかかっていた。 一体型なので、手持ちの新しいのと交換。まさか2カ所が同時に断線するなんて!! カミさんが、仕事着にアイロンを掛けないといけないので、“ダメならすぐに買いに行かないと” と焦っていた。やれやれだ。 しかし、何故この部分が断線したのか。コンセントの抜き差しは本体を持ってやっているので切れるはずがないし、上げ下げするような場所でもない。どう考えても原因が分からない。☆ 「T-fal」はフランス製なので、テーブルの上で立って使うように出来ている。そのためコードは上から吊るして使うのが一般的なのかもしれない。可動式部分も活かしてアイロンがけするのが普通なのかもしれない。それなら意味が分かる。 しかし、日本の家庭ではそんな使い方はしないので、日本向きとは言えないことになる。*1954年創業の「T-fal」。「こびりつかないフライパン」で評判を呼ぶ。当時の生産量は一日あたり100枚だったが、1961年にジャックリーン・ケネディがデパートでティファールのフライパンを買う様子が紹介され、それまで週7,500枚だった販売が、月間100万枚に跳ね上がった。*1975年に日本で株式会社セブ ジャパン設立。圧力鍋、フライパン、アイロンなどが中心。*1989年に世界初、コードレス電気ケトルを発売。(日本2001年発売)。小型家電部門にもビジネスを広げる。*1996年「取っ手のとれるティファール」を発売。(日本1998年発売)。*1998年日本で「セブ」だったブランド名を「T-fal」に変更。*2000年食材をフライパンに入れるベストなタイミングが目で見てわかる「お知らせマーク」付きフライパンを発売。(日本2000年発売)。*2005年ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる「衣類スチーマー」を日本で発売。*2012年レシピ内蔵タイプの電気圧力鍋を発売。(日本2015年発売)。*2021年驚異の耐久性で6倍長持ち(当社比)の「チタン・アンリミテッドコーティング」を実現し、フライパン・鍋のラインナップを一新。さらに「お知らせマーク」も一新。 何だったか忘れたが、一カ所に弱いところがあって(それさえなければまだ使えるのに)壊れてしまったことがある。そういうことが時々ある。敢えて壊れるように作ってあるとしか思えない。壊れないと次が買ってもらえないということなのだろう。 どこかに弱い部分を作っておくという、メーカーの商売上のテクニック? そんな時は直せるものは直すが、部品が無かったりする。他のもので代用できればいいが、出来ないと心底頭にくる。
2023.12.08
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♪ ソックスにズボンもずり下げする国のゆるくルーズに国政はあり 今日は先日の認知機能検査につづいての、自動車学校での高齢者講習の日。9時20分からの2時間、視力検査(視力、動体視力、視界の度合い、暗順応の早さ)と実車による運転技術の観察をする。 その前説がくどくどしい。先ず、マスクが云々という中で、掛けるのが常識のような言い方がされて、ちょっとムカついた。私はもともとマスクなんてあまり意味がないと思っているし、掛けること自体も嫌いなので、どこへ行くにも無しで通している。この日も当然、掛けずに行った。「持ってません」というと、胡散臭そうな顔をして、しょうがないですねと・・。 通路挟んだ隣のご婦人・中田さんが気を利かせて、手持ちのマスクを差し出してくれた。親切な方がいるものだ。休憩の時にもう一度お礼を言って、その心遣いに感謝。 写真はすべて帰途のもの。 視力は両眼で1.2と出て、いつもより良い。動体視力はランドルト環が遠くから近づいてきて、読めた瞬間に答えるもので、0.4だったか。視界を調べる検査は、やり方そのものがいい加減で、センターの白い点を見続けながら移動したものが見えなくなる時点で手を挙げるというもの。行き過ぎてから手を挙げてもその誤差が判定されない。 問題は明るい光を30秒当てられて、それから真っ暗になる。そして表示されている記号(ランドルト環)が見えたら反応するというもので、いわゆる暗順応の時間を測るもの。これは、若い人だと数秒、中年でも10秒台、高齢者だと1分以上というもの。それが時間切れまで見えなず、ものすごく反応が遅いことが判明。開いた瞳孔と閉じた瞳孔(2~6mmの間で変化) 例えば、照明のないトンネルに入ったら、しばらくは何も見えないということ。実際はヘッドライトがあるのでまったく見えないということはないが、とても危険ではある。 夜のウォーキングでハイビームを当てられ、真っ暗闇になって全く見えなくなってしばらく身動きが取れなかったことがあった。この暗順応の悪さが原因だったのかと、再認識した次第。 絞られた瞳孔が開くのにかかる時間が暗順応。逆にトンネルから出た時の状態が明順応。「明順応」は「虹彩」の働きだけで行なわれるので、数十秒で完了するとか。 (Santenより) 眼球の色がついている部分を虹彩、その真ん中にある、通常「黒目」と呼ばれている部分を瞳孔という。普通はこの瞳孔が大きくなったり小さくなったりしているように見えますが、実際には虹彩が伸び縮みをして、光の量を調整しています。カメラに例えると虹彩は絞りに相当する。 自動車専用道路のトンネルは、入り口が明るく設定してある。暗順応には期間がかかるため、明るくして徐々に暗くなるよう安全に配慮しているわけだ。 運転講習の方は別に問題もなく、終了時に注意されはのは “左折の時に右に膨れる傾向がある” ということぐらい。 この講習はこれで2度目になるが、大して意義のあるものとは思えない。その証拠に、高齢者の人身事故が増えている。それは、今の講習のやり方と判定基準が緩すぎることにある。本当に高齢者の事故を減らす気があるのか、甚だ疑問に思えてしょうがない。 6,450円も徴収されて “受けてよかったと思えない” のって、一体なんだ?! この徴収した金も何割かが警察の方に入ることになっているのだろ(憶測です)。天下りの温床であろう組織のいかにも “なあなあ” の、やっている風を装った仕組み。 農薬の規制の緩さ、食品添加物もしかり。残留農薬の検査の仕方もあいまいで、欧米と比べると月とスッポンの差だ。政・官・財癒着、それらがどこも共通のものとしてまかり通っているこの国。日本が先進国と思っているのは、政治家だけだろう。☆ 行きは送ってもらい、帰りは中4日も空いてしまったウォーキングで。11時45分に終わって外に出ると、冷たい強風が吹いていた。薄着で出たので最初は堪えたが、徐々に体は温まって5キロの道を何とか歩き通した。8,800歩ほどだった。東南の空北の空 吹きっさらしの農地は逃げ場がないが、突っ切ってきた。遠くに虹が現れたのは意外だった。虹の向こうの空に水蒸気がある証拠で、どうやら雨が降っているようだった。 あと1.7㎞付近で、上空は晴れているのに雨が降ってきた。北風に乗ってきたらしい。 11時から12時の間に気温が4℃近くも下がっている。その北西の5mの風が吹く中を歩いていたわけだ。
2023.11.28
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♪ 運気よしパキラの花のスプラッシュひたくれないの夢の歳晩 今朝は6時にトイレに行き、再び布団に入った。アランもベッドで本を読み始めたところへやって来て、就寝前に布団に潜りこんで、6時までずっとはいったままだった。8時過ぎ。東南に当たるお寺の裏山の上、真正面に太陽が昇っている。 寒くなったので薄めの羽毛ふとんを2枚重ねにした。そのお蔭で気持ちが良く、まるで春眠のごとくついつい二度寝してしまった。気が付いたら8時を過ぎていた。この時期にこんなことはあまり記憶がない。高さ130㎝。いい恰好になっているが・・ 根元の周囲38㎝ほどあるパキラ。完全に根詰まりしている。子どもが若い頃に買って来たもので、20年以上は経っている。花を咲かせようと昨年は剪定をせず、屋外へ出して様子を窺っていたがまったくその気配さえなし。 もう一回り大きな鉢に移した方が良いのだろうが、あまり大きくすると置き場所にも困る。これ以上は大きくしたくないのだが・・。☆*花が咲くのは実生株だけで、最低でも5年、長いと10年かかる。(これはクリアしている。)*花開くのは、通常、夜一度花を咲かせると、次の年からも毎年花が楽しめる。*パキラの花が咲くために必要なのは、風と光。(十分なはずだが、根詰まりしているようではダメだ。)*日本でパキラの花が咲く時期は、梅雨時の6月から暑さが厳しくなる7月頃。*肥料を与える時期は、育成期の5月~9月頃に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回与える。(これも不十分だった。) パキラのつぼみは、ちょっと大きなオクラのような形で、色はオクラより薄い黄緑色です。このオクラのような黄緑色の部分が破裂して、下向きに丸まり、花びらになる。 パキラは耐陰性もあるため、日当たりがそこまでよくなくても問題ないが、定期的に日光浴をさせる必要がある。 植え替える場合は、5月から7月あたりの成長期がいい。一週間ほど日陰に置く。 鉢植えで育てるのが無難だが、暖かい地方なら露地でも可能とか。総合包装ハッスルブログ 沖縄県中頭郡(2020年06月03日) 屋外の駐車場の隅に植えられていたものが開花したという。さすが沖縄だけはある。挿し木でも花が咲いた。石川県能美市 2023年1月18日(中日新聞) 二十年ほど前に友人からもらった小さな鉢植えから挿し木をして育てた。この冬は例年と異なり、夜も暖房と加湿器をつけた寝室に置いていたところ、16日朝に開花に気付いた。「花が咲くことも知らなかった」とびっくり。優しい香りがしたという。こちらも室内。かなり大きな木のようだ。兵庫県加古川 2022年9月2日(神戸新聞) 約15年前に知人にもらって育てていた。6月中旬、一夜限りの白い花が咲いたのを見て、不思議に思っていたところ、7月13日に実がなっているのを発見したという。「パキラの結実はなかなか見られない。花と芽の形成に必要な温度、気温、栄養の条件がそろったのでしょう」「風水」から見ると、なかなかいい植物らしく、いろいろなことが書かれている。我が家に当てはめるとすると、こんな感じになる。*パキラには金運アップの効果があるとされる。*パキラには邪気を払う作用もあるので、玄関に置くといい。入ってくる悪い気を断ち、いい気に転換してくれる*南西に置くと、家庭の運気をアップすることが期待される。*南は「別離の運気」といって悪い縁を断ち切る方角。人間関係の運気を整える効果があるため、相性がいい*リビングに置くことで、家族みんなの運気に影響を与え、家庭運を向上させる効果が期待できる。
2023.11.26
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♪ 古家に和洋折衷日本の良さと悪さの間(あわい)に生きる ソファーの買い替えに当ってこだわったのが、「3人掛けでハイバック、布製で、座面の高さや奥行きがちょうどよく、座り心地のいいもの」。そんなすべてが希望通りのソファーが、意外に近くで見つかった。あとは値段だけだ。【GRACE/グレースFAB】ファブリックソファ 3P W173 × D85 × H93(SH39)ひじ掛けを枕にして、昼寝をするにもちょうどいい長さ。 値引き交渉をしておいて、同じものをネットで調べ、別の大きな各店にも行ってみたりもする。いざ買おうかという段階になって、配送料が2,000円、古いソファーの引き取りに6,000円もかかると聞いて躊躇ってしまった。しかし、調べた結果どこで買っても同じようなことらしい。 古いソファーは自分で処分することにして、最終値引き交渉に。クリアランス価格53,000円(税別)だったものを、2度の交渉で合計57,000円(ソファー49,818円+運搬料2,000円に消費税5,182円)というところまでこぎつけた。展示品ということで、本来なら63,000円のところが6,000円安くなったことになる。★ 製造元は中国で、発注した会社はよく分からない。九州に家具メーカーが多く、違う会社からも同じブランドのものが売られている。ニトリからも同じようなものが4,990円で出ていて送料2200円がかかる。質は少し落ちるようだ。 どうせみんな類似品。中国は写真を見せればそれとそっくりのものをあっという間に作って見せるという。布の種類とかを変え、微調整して発注すると似ているが少し違う商品が出来上がるというわけだ。 しかし、家具店なんてやるもんじゃないね。製造販売ならまだしも、仕入れて販売するだけでは、場所は取るし運ぶのも大変。高度成長期ならいざ知らず、価格競争で利幅が少なくなり、人口減や生活様式の変化でセット家具を買う人も少なくなった。経費ばかり食って、身動き取れずどうにもならない。 その点、宝飾品などはおいしい商売だ。──── ☆ ──── そう何度も買い替えるものでもない家具。しかし、ソファーは日々の生活の中でかなりウェートが高い。その良し悪しはかなり重要になって来る。高度成長期の住宅には応接間があり、必ずソファーセットが当然のように置いてあった。椅子の生活には慣れていないので、下に降りて床の絨毯に座り、椅子は「背もたれ」になっていた。 それから30年ほど経って、応接間がリビングとなり椅子の生活が当たり前となった。しかし、日本人の体形と生活様式にマッチした椅子やソファーが、本当に少ないのはどうしてか? 大型家具店に並んでいるソファーを、幾つも座って試して見てもこれはと思うものが皆無。見てくればかりに囚われて、人間工学的なアプローチで設計・制作されているとはとても思えない。非常に遅れている。 木工所が新しい売れ筋としてソファーを手掛け始め、「形」優先で来てそのままデザイン競争に入って、現在に至っているのが現状のようだ。歴史が浅いなんて言ってる場合じゃない。 椅子は座って試すことが出来るが、人生で最も高価な買い物の「家」は悲しいかな、住んでみることが出来ない。家は隠れ家、あるいは雨風から身を守るための避難場所的なものから始まっている。そのため、こちらがその状況や環境に合わせるしかなかった。 そういう意識が抜けきらないでいるのかもしれない。だから「住めばみやこ」とか言って、不都合な部分も我慢ができてしまうのだろ。☆ その点、椅子は違う。身体そのものに直に影響を与える。ちょっと具合が悪いなぁと思いながら、毎日使っている。そのこと自体が大きな問題で、姿勢が狂って、障害が出る原因にもなる。大部分が我慢して使っているのが現状だと思う。こういう提案をするばかりで、本質的な部分が欠落している。 サーフェースと素材と構造ばかりを問題にしていて、背もたれの角度や高さ、座面の構造と形状と奥行き、クッション性など、疲れにくいための設計などに言及しようともしない。
2023.11.04
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♪ まだ若いつもりの我にマル高の免許更新認知症検査 運転免許証 高齢者認知症検査に行ってきた。警察署は朝倉駅に隣接していて、家から歩いて6分ほどのところにあってとても便利だ。 ちょっと遠回りして行ったら、テーブル席の真ん中、最後の一人だった。9人が入れる狭い部屋で、ディスプレー画面が低くて、前の人の頭が邪魔で見にくい。縦、横三列のまん真ん中で、後ろの人もさぞ見にくかろう。「画面が見にくいんですが。後ろの人はもっとじゃないですか」。「じゃあ変わって下さい」。「モニターの位置をもう少し上げてくれればいいんですが」。「そうはいかないので我慢してください」。 まったくこっちの意見を聞き入れる気はないらしく、その言い方が如何にも上から目線で、ちょっとムカつく。 昔の「おい!コラ!」はさすがに今は無くなったが、どうも根底には残っているんじゃないかという気がしてくる。“日本は法治国家だけど警察国家じゃないんだぞ” と昔は思ったこともあった(言ったことはない)が、今はさすがに物腰柔らかく対応してくれるようになっている。☆ 直ぐに始まり、プリントが配られる。その説明や途中の注意が、なんか強圧的で偉そうな言い方をする。まるで刑務所の受刑者に対する教官の態度のよう。この警察官は刑務所勤務の経験でもあるのだろうか。そうでなければ、こういう態度は取らないはずだが。 そんなことがあったせいか、簡単なテストが振るわずあまりいい成績ではなかった。 最初は、4つの絵が描かれたものが順に4枚見せられ、その絵の簡単な説明が読まれる。「台所にある、電子レンジ」とか、「武器は、機関銃」とか・・。覚えてその名前を書くわけだ。 その回答を書く前に、ランダムに並んだ数字を、指定された数字だけ消していくという作業を2度、記憶の邪魔をするためのものが入る。 テストが始まりランダムに覚えた品名を書いていくが、まったく浮かんでこない。いくら焦っても出てこない。7つほど書いて終わってしまった。集中する間もなくいきなり始まって、何となくボーッとして覚えようという意識もなく、流してしまっていたようだ。 次は、絵の説明が書かれているものに品物名を書き入れる。これはほとんど出来た。 最後に、この日の年月日と曜日、時計を見ないで今の時間を書くというのがあった。☆ 以前はもっとたくさんの項目があって、その練習用教材も売られていたらしい。それを皆がこぞって買って練習し、テストに臨んでいたらしい。今はそんなことはせず、ごく簡単なものに鞍替えされたようだ。 もし百点取っても、事故を起こすとテストをさせられ、その点数が百点に満たないと逆効果になるという。急速に認知能力が落ちていると判断されるためで、いい点を取ることが必ずしもベターではないということらしい。 そういうこともあってかテストが簡素化され、記憶力と認知度を測るのは今のやり方で十分だということになったのだろう。 ☆ どんな判定が下されるのか。記入の欄を間違えたりすると0点になるが、もしそんなことがあったら再検査ができるという。3週間後に結果が来る。もし良くない判定がでると、今度は認知症そのものの検査が必要になるが・・・ 自動車教習所での講習は、以前はこのテストの結果が届いてからしか受けられなかったが、今年からは早めに受講できるようになっている。なので早く予約をしないと枠が無くなって、希望の日時に受講出来なくなるとのアドバイスがあった。 それで翌日、一番近い自動車学校へ電話。すると、9月・10月はすでに満杯で、11月に二枠残っているという状況。その一枠を何とか確保。この講習には6,450円もかかるんだよなぁ。 ☆ ホトトギスの葉っぱにルリタテハの幼虫が付いている。ルリタテハそのものが飛んでいるのを見たことがないのに、必ずやって来て卵を産んでいく。 ホトトギスが社会そのものと仮定すると、こういう公序良俗に違反するものを取り締まっているのが警察とタイアップしている都道府県公安委員会。 社会を乱すふとどきものであるイガイガの幼虫でも、自然界という秩序の中では必要があって存在している。その辺りをちゃんと理解した上で取り締まりをしてもらいたいものです。
2023.09.08
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♪ 蚊と猫に起こされし夜の森深く眠れぬ湖の浮舟となる 早朝未明に雨が降った。直ぐに止んでしまったが、予報には全くないもの。昨日の未明も(たぶん5時頃)雨音に気付く。降るって予報あったっけ? 何だか夢を見ているようで、半信半疑のままうつらうつら。夢うつつとはこのことだ。 昨日のは、かなり激しく降り出したので車の窓は閉めてあったか気になったが、今朝のものは蛙のしょんべんみたいなもの。2時半ごろに蚊に起こされ、3時半ごろにはアランが窓の外でニャアー。寝付かれないまま朝を迎えた。 昨日、観測データを確認すると、まったく降ったという記録がない。キツネにつままれたようだが、どうやら極狭い範囲のゲリラ雨で、観測地点では降らなかったのだろう。 こんな雨でも降らないよりはマシだ。ザーッと降る雨は地面に浸み込まず、表面を流れてしまうが、ホースで水を撒く代わりにはなった。 昨日 今朝 これから9時ごろになると南東から流れ込んでくる雨雲の一つが伊勢湾にもやって来て、知多市にも雨を降らせるようだ。 兎糞便の様なバラバラの雲がくっついたり離れたりして、斑模様を成して移動している。9時10分ごろにザーッと来るらしい。しかし、10時過ぎても降らなかった。 天気予報の観測地点の位置によって局地予報は大きく違ってくる。ウェザーニュースと気象協会では全く違うことがあるのはそのためだったと今頃になって気づいた。 気象協会の予報を見て晴れると信じ、外に洗濯物を干そうものならひどい目に遭う。まあ濡れてもその後に晴れれば乾くのだろうが、布団などは控えた方が良さそうだ。 でもまあこの真夏に布団を干す人はいないだろう。わが家では夜はクーラーなど点けて寝ないので、寝汗をぐっしょりかいている。布団乾燥機でもあればいいが、夏以外は庇の上で天日干しするのでそんなものは持っていない。 ウォーキングは午前中になかなか出られず、どうしても午後になってしまう。昨日は、カーマに用事があったので暑さのピークを避けて3時頃に出かけた。さすがにノースリーブは止めて白の冷感長袖シャツを着て出た。下は短パンだが上半身を直射から避けるとずいぶん違う。ストレスの度合いが違う様でかなり楽だった。この影の濃いこと。陽射しの強さがしっかり写りこんでいる。 いつもの様に階段を駆け上がる。 最近はトレーニングルームに行っていない。自宅で時々、器具を使わないトレーニングをやっている。器具でのトレーニングをやってその効果的にやる要領が分かった。わざわざ行ってやるまも無くなった。 スクワットやプッシュアップは、一回の回数を減らしてインターバルを取り、セット数を増やす。目一杯やったところで、最後の力をふり絞って更にワンセットやる。これで十分に筋力が付けられる。腹筋も同じだ。手前の草が伸びて、いつもとは違う雰囲気になっている。 駆け上がった秋葉神社の上からの眺望が好きで、いつも眺める。定点観測みたいなもので、時間や天候、その季節の違いなどによって変わってくるのが面白い。 アメリカ芙蓉 大した距離を歩かなかったが、昼食が蕎麦だったせいか、どうにも腹が減って仕方がなかった。ようやく家にたどり着いたという感じ。“暑さよりも空腹の方が辛い” というのは、猛暑に似つかわしくないが・・・。 続けざまに缶ビールを4本も飲んでしまった。“逆効果か” ななんてことは思はないように・・・。
2023.08.06
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♪ 二度と来ないその一瞬を待っている蜘蛛をしり目に白雲がゆく 今週は西に逸れる台風の影響で全国的な猛暑になる予報が出ている。40℃を超えるところも出てきそうだ。 台風が発達しながら北上すると、周辺にある太平洋高気圧も強まるためらしい。 台風は強い上昇気流、高気圧は下降気流。台風の中心付近の上昇気流が、もう上昇できない所まで上がると、今度は周辺に下降気流となって降りてくる。周辺には太平洋高気圧があるため、空気が下降してくると、吸収合体する形になるためらしい。 台風が高気圧を育てるということ。台風が発達すればするほど、高気圧を強めることになる。 海水温の高い上を速度10㎞/hと自転車なみの速度で移動し、25、26日は非常に強い台風になる。☆ 梅雨も明けて、山へ行きたくてうずうずしている人は多いでしょう。私も今度の土日あたりに行こうと思っているが、この暑さ。いつも思うのは、車で山から戻って来る時の気温の変化にうんざりする。まさに「下界へ下りてきた」という感じ。 涼しかったところから徐々に気温が上がっていき、ついには猛暑の中に突っ込んでいく。あの何とも言えない悲しみ。 暑さを強調するために山へ行っていたような、真夏の非退避パラドックス。 それにしても富士山の人気がすごいようで、海外からも大挙押し寄せてくる。私は2度も上っているし、もうそんな高い山へは登る気はない。7月1日に山開き。登山客の急増により山小屋の予約ができない事態に。そのため、一気に山頂まで登る「弾丸登山」が増え、体調不良を訴える人が続出。コロナ自粛の反動で過去最高の人出になるかも。写真(朝日新聞2019年)「山高かきが故に尊からず」 NHKが放送していることもあって、低山もすごい人なのだろう。伊吹山も今がベストシーズンとあってものすごい人が予想される。想像しただけでもうんざりする。電車とバスでノンビリと行くのが良いと思っても、平日だとバスの便が少ない。これまた混雑が予想される。不自由ったらありゃしない。 調べたら、先日来の雨で登山道の一部が土砂による崩落被害があり、登山道は利用できないとのこと。どうしようっかなあ??
2023.07.24
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♪ 避暑、耐暑だめなら逃暑するばかり沖縄に猛暑なければ避暑に行くべし 直播きした蝶豆の苗に褐斑病が発生。そんな病気が出るなんて聞いていなかった。ちょっと残念。 取りあえずやられた葉を切除しておいた。哀れな姿のものが全体の半分くらいある。一応、根元にベロニカX粒剤を入れ込んでおいたが・・・ 褐斑病は、カビ(糸状菌・しじょうきん)が原因の葉などに褐色の斑点が生じる病気。野菜や果樹、花木、草花などのあらゆる植物が被害に遭いやすく、特にウリ科やマメ科、キク科、イネ科などに多く発症。褐斑病は春から秋にかけての湿度が高い環境で多発し、繁殖する気温は菌によって異なる。菌は20種類以上が確認されているらしい。 褐斑病が進行すると、斑点の部分が破れて見栄えが悪くなり、さらに症状が重くなると葉が黄色くなったり全体が枯れたりして落葉。株の生育が妨げられる。野菜や果樹に被害が広がると実が十分に育たず、品質が落ちて収穫量が減る。 落ち葉などで越冬した菌は、春になると胞子を作り、風や雨によって周囲に飛散。周辺の植物に菌が付着し、葉などに褐色の斑点を形成しながら繁殖する。また、土の中にひそんだ褐斑病の菌が降雨や水やりによって跳ね上がり、下部の葉に付着して感染する。 水はけが悪い土は常に湿った状態なので、土の中で根が傷んで株が弱り、病気が発症するリスクが高まる。 まあ大丈夫なのも半分は有るので、なんとかうまく育つことを祈るばかり。右から2番目がアサガオ。 どうなるか分からないので、朝顔の苗が余っていたので、間に植えて保険を掛けておいた。 窓下には、こぼれ種のキバナコスモスと、越冬した間もなく開花するアスクレピアスがあり、少し離れて補色に近い紫宝花の花が咲き始めた。 ますます暑くなるばかりの地球。きのう群馬では、もうすでに35度以上の猛暑日を記録したところがある。一体どんな夏になるのやら。 この南面の植物たちは、熱さに耐え、喘ぎながら生き延びていかなければならない。朝晩の水やりを忘れたりすると大変だ。
2023.06.19
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♪ 空腹を満たしてくれる新聞をデンと広げて朝が始まる 朝日新聞は、5月1日の紙面から文字が12年ぶりに大きくなった。1~3面、社会面、社会総合面が対象で、土曜別刷りbeも同様に文字が大きくなる。「2日からの社会総合面は、ニュースを収容するスペースを増やすと」言っているが、広告が3分の1占めていてその実感はあまりない。値段据え置きと言いながら饅頭のサイズを小さくしてしているような、上げ底になったような気分。 2面の「時時刻刻」と「いちからわかる!」を一新し、読み解きが充実としているが、ニュースではない読み物としての記事にウェートがかかっている。「ひと」が2面から3面に移り、「折々のことば」は1面の左中あたりから右上に移動。教育面では、パズルがスタート。どの年代層を対象にしているのか・・。「押し」のページが増えたわけでもなく、もともとあった総合雑誌的な部分が残り、ニュースとしての新聞の位置づけがどんどん遠ざかっていく感じ。☆ 21年7月に3500円値上げされ、「ネット上にフェイクニュースが飛び交う今、新聞の役割は増していると考えています。事実を正確に報じるという報道機関の使命を肝に銘じ、新聞を広げるのを楽しみにお待ちいただけるよう、内容とサービスを一層充実させてまいります。ご理解をお願いいたします」とのコメントがあった。 そして今年5月に再度の値上げは、500円と大幅なもの。中身が薄くなるうえに値上げされる。「民主主義の基盤となる正確な情報を伝える使命を果たし、よりよい紙面作りに全力を尽くします。本文で使う文字を順次拡大し、読みやすくします。文字拡大は12年ぶりです。情報はこれまで通り十分にお届けします」とある。 新聞に限ったことではないし、諸般の事情を考えると致し方ないことではある。しかし、新聞をこよなく愛する身としては何とも悲しい。☆ 新聞を購読し「朝日ID」に登録すれば、追加料金なしで「紙面ビューアー」が、タブレットやスマートフォンで読める。そう謳ってはいるものの、「紙面が見られるだけ」で個別に全部の記事が読めるわけではない。紙面ビューアーへの誘導画面 読める本数に制限があるし、有料記事はオミットされていて全てが自由に読めるわけではない。これに私は騙された。みんな騙されたんじゃないだろうか。 東海3県では朝刊だけの購読を希望する人が増えているということで、愛知、岐阜、三重の3県ではこの5月1日から、夕刊が休止された。我が家は、ずいぶん前から夕刊を取っていない。☆ ブログを書くにあたって、さまざまな記事を精読したり、昨日の「天声人語」のように原文をそのまま転載したいこともある。それにはデジタル版の有料会員になる必要がある。 新聞購読+500円でそれが出来るチャンスがあり、「キャンペーン・ダブルコース」(5月9日締め切)に契約。半年ごとの更新なので、その時点(1カ月前に手続き)でどうするかを考えればいい。これで新しく読めるものが大幅に増え、コピペ的なこともやりやすくなった。昨年のもの この「キャンペーン・ダブルコース」は昨年もやっていて、躊躇している間に1年が過ぎた。その間、5日間無料のデジタル版お試しチャンスみたいのがあった。どの新聞も同じようなことをやっているようだ。新聞社も、読者にとっても難儀な時代になったものだ。 小さな画面のスマホで読むのは面倒だし、デンと広げて好きな記事から読める新聞がいい。後ろから見るカミさん、1面トップから見る私。社会の窓としての新聞は、栄養補給の食べ物と同じように大事なものだ。 読んだ後の新聞紙もいろいろな使い道があるし、紙媒体は絶対に無くさないでほしい。
2023.05.11
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♪ 晩年をうつつ虚ろに流されて娘(こ)らの嘆きを知らず知らえず 去年の10月12日。アクセス数と前日にアクセスのあったページの一覧を掲載した。その翌日から何故か、アクセス数が3分の1になった。それからは500前後で推移していたが、最近になって徐々に数が戻りつつある。それで、ようやく一昨日、大台の3,000,000を超えた。 NETってなんだかわけの分からない世界だ。今、メルカリ相手にすったもんだしている。 同じ品物が二つの値段で出品されることになっていて、一つ売れてもう現物がないのにもう一つの方に買い手が付いた。当然、キャンセルすることになる。しかし、買った人はそのキャンセルの理由を納得しない。 なぜこんなことになったのか。一度、出品したものを価格変更するために「編集」して出品し直した。その元の値段のものもそのまま出品されてしまっていたらしい。そんな馬鹿なことはないと言うこちらの言い分を、事務局が聞き入れず5回も6回もやり取りしているがだめ。 こちらの手続きの間違いとの一点張りだ。まったく同じものが2点出品されていて、マイページの出品一覧にはその一つしか表示されていなかった。「いいね!」ついた時におかしいと思って確認したが無かったので削除できなかった。その事実を認めようとしない。一方的に非はこちらにあると言い張る。いいかげん頭にきた。購入者はキャンセルの承認をしてくれない。 そうこうして一週間がたち、事務局の方でキャンセルの手続きをしてしまった。 せっかく仕事部屋にあった安物のタンス2つを処分し、持ち込んだタンスに整理し直し、部屋も片付いてスッキリしたと思っているところなのに。なんてこった。 義母の入院から後の退院してからの扱い方法で、娘二人の意見が合わずにすったもんだやっている。感情的ですぐ気が変わる長女と冷静でドライな妹。親に対する思いや、全てにおいての価値観が違う。 すんなり話が進まない。一歩進んで後戻り、三歩進んで二歩下がり、ちっとも前に進まない。寝ては覚め起きては苦悩の繰り言を、朝な夕なに聞かされる。 お祖母さん本人の性格や思いを考えているはずなのに、自分の満足を優先しようとする。こっちの言う事なんか頭に入らず、アドバイスなどする余地もない。 なる様にしかならない。紆余曲折のうちに、成るようになっていくのだろう。
2023.02.16
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♪ 断、捨、離と打ち壊したる古ダンス浸み込んでいる星霜が飛ぶ 90歳の義母が入院し、使わなくなった整理ダンスを引き継ぐことになった。それで使っていた古いタンス2つを処分することに。 引き継いだタンスは軽自動車で何とか運んだが、処分する2つを清掃センターに運ぶのはちょっと無理。それで得意の「解体」と相成った。 日曜日に少しうるさかったが、トンカチで抽斗から解体スタート。 1つは安物のタンスなので簡単にバラせたが、もう一つが大変だった。日曜大工が趣味だった義父が手作りしたもので、必要以上に頑丈に作ってある。簡単には解体できなかった。個人の手作り品はコストも無視だし、壊すことなど考えてない。永遠に壊れないものが理想なのだ。 私にとっても頼もしい義父だった。オーディオラックを作ってもらっているし、古民家を買って入居する前の改造で、作り付けの素敵な食器棚も作ってもらっている。知人に依頼されて部屋のリフォームもしたことがあるらしい。とにかく器用な人だった。簡易整理ダンス二つ分がこの程度の廃材となった。使えそうな材があったので、少しだがキープしてある。 月曜日に清掃センターに運び込んだ。 10キログラムにつき、85円(手数料計算後の10円未満の端数は切り捨て)で、480円だった。5キロちょっとあったわけだ。いらない衣装ケースに、布類と一緒に染色に使う助剤とかいろいろ入った容器を突っ込んでいったら、それは見つけられて断られた。「もし、有毒ガスでも出たりすると、業務がストップしてしまって困る」ということらしい。☆ 市では粗大ごみの回収もしてくれる。軽トダンプ車で、1回の収集につき、5,500円。2トンダンプ車だと、1回の収集につき、11,000円。荷台幅、縦2.77m、横1.51m、高さ、0.8mに収まらないものは回収できない。 一般家庭の1軒分ともなれば数回分あるだろうが、団地住まいに変わってからは大した量でもない。整理ダンスは我が家に運んだし、電気製品や金属製のものは他の業者に持って行ってもらってある。2トン車1回で十分だ。 しかし、団地の棟の前の道路は道幅が狭く、2トンダンプは入れないらしい。それで団地横の通路まで出しておいて下さいと言われている。幸い、2階なので運び出すのは問題ないが、出してから洋服ダンスを、40mほどある外の通路まで運ぶのがちょっと大変かも。 入院中の義母は、ほんの少ししか食べないらしい。それまでもそうだった。なのにこんなに長生きしている。コロナのせいで面会出来ないのが可哀そうだ。具体的な様子が分からないので、娘二人はイライラがつのっている。認知症もあるし、骨折からの寝たっきりになる典型の状態にある。痛みが取れれば、病院からは出なければならなくなる。 カミさんは姉と二人で連日、大わらわ。ケアマネに相談しながら、受け入れ先を探してあちこち見に行ったり、相談したり。でも、どこも満室で待機者も多いらしい。退院してすぐに入れないとなると、病院から引き継いで受け入れてくれる施設に入ることになる。そこで最期を迎えることになってしまうのかもしれない。
2023.02.14
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♪ 悲しみが重しとなりて胸にあり見過ごし消えた維新派の舞台 ’11年版のベストエッセイ集に掲載されていた、よしもとばななの「人間はすごいな」(本の表題になっている)は、さすがに文章が秀逸で中身の濃い名エッセイだ。その中に、関西に維新派という劇団があり、そこのトップ女優のひとり「石本由美」さんという人について書いている下りがある。その文章を抜き書きしてみます。 関西に維新派という劇団がある。 今はもう少し文化的に暮らしているかもしれないけれど、私が知っていた頃は巨大なセットはもちろん自作で、工事現場と同じ状況、寝泊まりするところも自分たちでさっと一晩くらいで造って、その場で食事を煮炊きして共同生活をしていた。 いずれにしても彼らは、松本雄吉さんという偉大な才能を持つ座長の感覚世界を完璧に体現するために、かなりハードに練習している、とにかく研ぎすまされた演劇集団だ。 そこのトップ女優のひとりに石本由美さんという人がいる。 小さくて、丸くて、ちっとも細くない彼女は、しかしものすごい身体能力の持ち主なのだ。維新派の独特な動きを彼女は体にしっかりとたたきこんでいる。 昔、マイケル・ジャクソンが「カウントしないのがいいダンサーなんだよ。頭の中でカウントしてると、見ているほうには絶対にわかるんだ」とさらっと言っていたとき、やはりこの人は天才だな、と思ったけれど、石本さんの動きはまさにカウントしてない感じとしかいようがない動きなのだ。 維新派の動きとセリフはリズムに乗ったとても複雑なものなので、舞台に出ている人たちがみんなとことん練習して体におぼえさせているから、とにかく大前提としてもともと全員のレベルが高い。 でも、ひとたび石本さんが舞台に出てくると、なぜか他の人たちの欠点が急に見えてきてしまうのである。 あ、この人は頭が動くと体の軸がぶれてしまうんだな、あ、この子は今数を数えて準備した、この人は右側の動きが大きくなっる、この人は今キレのいい動きをしようと頭で一瞬考えてしまったんだな、そんなふうに。 なぜかというと、石本さんだけは完璧に「無」なのである。 動くべきときには一瞬も間違えず動き、止まるべきときは止まろうと考えずに止まり、言葉を発するときは世界にただそれを響かせ、芝居の内容と一体化している。 だから動きのキレがすごいし、他のなんの情報も喚起しない。 ただ、そこには松本さんの世界だけが無慈悲なほどに、数学的といえるくらい、完全に表現されるのである。 石本さんは舞台を降りても異様な存在感があり、立ち姿のどこにも変な力が入っていない。そしてなによりも人をぐうっとひきつける何かを発散している。あまりにその輝きが激しくて、劇団以外の人たちといっしょにいると特に、うまく動けなくなった人間たちの中に美しい獣が一匹だけ混じっているように見える。 そんな石本さんも、初期にはやはり、いろいろ考えてたり大げさな動きをしていたように思う。今の奇跡の動きは長年の修練から生まれた純粋な結晶なのだ。そしてもしも彼女が死んだら、宇宙からなくなってしまう、はかなく美しいものなのだ。 2010年「文學界」新年号 文章に迷いがなく、言葉に過不足もない完璧なセッセイだと思う。そのためか、この劇団のこと、石本由美さんのことが凄く気になって、自分も一度見てみたくなった。一体どこでどんな活動をしているのか、今でもまだ観られるのだろうか。ネットで調べてみた。 Wikipediaによると 維新派(劇団維新派)(げきだん いしんは)はかつて存在した日本の劇団。1970年、松本雄吉(大阪教育大学出身)を中心に日本維新派として旗揚げ。1987年に維新派と改称した。 劇団員総勢50名ほどが自らの手で1.5〜2ヶ月以上かけ巨大な野外劇場を建設し、公演が終れば自ら解体して撤収するという「scrap&build」の劇団として知られている。また公演時には様々なフードやドリンクを提供する屋台村を併設し、巨大劇場と併せ名物となっている。 作品は少年少女の青春群像劇を軸に、退廃的でノスタルジックな世界観を構築。会話によって語られることは少なく、セリフのほとんどを単語に解体し5拍子や7拍子のリズムに乗せて大阪弁で語られる独特の劇形態(「ヂャンヂャン☆オペラ」)を持つ。ヂャンヂャン☆オペラの名は大阪下町「新世界」にあるジャンジャン横丁から取ったものである。 日本以外に海外でも数多くの大規模公演を行っている。大規模公演の新作は基本的に年1回。まれに屋内での公演やプレ公演のような小規模公演を行うこともある。 2017年10月-11月の台湾・高雄『アマハラ』公演を最終公演として解散した。著作権の関係で写真を載せることが出来ない。 高度経済成長の全盛期、学生運動で騒然としている1970年に旗揚げされた。私が全国を放浪し、大阪万博会場で資金稼ぎのバイトをしたりしていた時期と重なっている。 その後の私は自分のことで精いっぱいで周囲のことにまで気が及ばなかった。こんな劇団が生まれたこともその後の活動についても全く耳に入って来なかった。 残念ながら、2017年に解散してしまっている。座長の松本雄吉氏が、2016年6月18日、食道癌のため69歳で逝去したためだ。 ビルのような舞台セットが縦横無尽に動いたり、山間のグラウンドをヒマワリ畑に変えたり、波打ち際を丸ごと劇空間にしたりなど、奇抜なアイディアに満ちた舞台。そこに白塗りの俳優たちが、幾何学的に動き回りながら、単語の羅列のような台詞を、変拍子の音楽に乗せてラップのように発語する。1990年頃に完成した、この「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれたスタイルが大きな評判となり、大阪で公演が行われるたびに全国から人が集まるようになっていく。2000年以降は、公演にふさわしい場所を探して各地を漂流するスタンスとなり、日本国内はおろか、ドイツやブラジルやオーストラリアなど、計8ヶ国で公演を行っている。クリックでサイトへ これらの多くがDVD化ないしは映像配信されていて、その中で3本だけを選んで紹介されている。 今になって急に、大事な忘れ物を思い出したかのごとくうろたえている。すでに劇団がないなら、あの石本由美さんはどうしているのか。 松本雄吉の死後、翌年10月に奈良県「平城宮跡地」で野外劇『アマハラ』を上演。これが47年の活動に終止符を打つ最後の舞台になった。最盛期の現場のまかない飯を30年以上も担当していた石本由美さんはその後、大阪市内のカフェスペースでランチの提供したりしていたらしい。 年月は5年飛んで、2022年。 「新進気鋭の7名の劇作家-鏡味富美子/斜田章大(廃墟文藝部)/小林倫子(人魚座)/石丸承暖(しまい倶楽部/優しい劇団)/タチカズナ(群青アパートメント)/カズ祥(劇団あおきりみかん)-が、原作『不思議の国のアリス』を大胆にアレンジし、鹿目由紀(劇団あおきりみかん)が纏め上げる。 それを国内外問わず多数の舞台演出を手掛ける奇才・天野天街(少年王者舘)が”アマノワールド”へと変換する。天野天街×鹿目由紀×劇作家7名×役者総勢40名で創る唯一無二の舞台」というのがあった。 なんと、知多市の勤労文化会館でも公演があったらしいのだ。これに劇団維新派より特別出演として「石本由美さん」も参加していた。名前を見つけてビックリしてしまった。演劇は好きで若い頃はときどき観に行っていたが、「不思議の国のアリス」といった世界にはアンテナが向いていない。 ましてや、最近はそういう世界から遠のいている。劇団「維新派」というものを知ってから、慌てて “走り去った汽車を追いかけている” ようなものだ。 改めて「維新派」のDVDを観てみようと思う。こんなすごい劇団が47年も続けられていたことがすごい。遅まきながら敬意を表したい。
2023.02.03
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♪ セールスがそっと呟く「皆さんなさっていますよ」殺し文句を WHOのレポートによると、日本時間8月4日午前10時に確認した時点で、直近7日間の日本の新規感染者数は143万人超え。2週連続で世界最多となった。同期間中の世界の新規感染者数は660万人で、うち15%を日本が占めている。 人口100万人当たりの日本の検査数は、230カ国・地域中126位。検査体制がいまだに先進国レベルに達していない上、新規陽性者数と1日当たりのコロナ死者数が共に世界ワースト1位(5日時点)という。7月27日までのもの(Nの広場より) 検査体制がいまだに先進国レベルに達していないにもかかわらず、世界ワースト1。これほど真面目にマスクをしている国は無いという状況でこれだ。海外では、今はもうほとんどマスクを着けていない。 「マスクには防ぐ効果がない」という事を露呈している、にもかかわらず誰も外そうとしない。ましてやこの猛暑。 この暑い屋外で、その必要性と効果を考えようとしないのが不思議でしょうがない。「マスクが好きで好きで、手放したくない」としか思えない。ほとんどBA.5に入れ替わっている。日本も同じようなものでしょう。(Glove)「BA.5」の免疫を持つ日本人が少ないことが、「第7波」拡大の原因だと考えられる。今後は、8月第2週にピークアウトし、9月半ばに5月レベルにまで収まる。または、8月第4週にピークを迎える2つのシナリオが考えられる。(日本医科大特任教授の北村義浩氏) 国立感染症研究所は、オミクロン株は「デルタ株に比べて相対的に入院のリスク、重症化のリスクが低い」としている。☆ 変異株の名前を当初は、初めて確認された国や地域の名前を使って呼んでいたが、名前が使われた国や地域に対する、差別や偏見を避けるためにギリシャ文字を使うようになったのは知っていた。 でも、デルタからオミクロンに飛んでしまっているのはどうしてかと思っていたが、こんなにたくさんの変異株が発生していたんだねぇ。 拡大します ニュー(英語表記でnu)は「new」と混同されやすく、クサイは一般的な姓であるため使用されなかった。 ワクチンの効果を弱めたりするものを、◆「懸念される変異株(VOC=Variants of Concern)」、複数の国や地域でクラスターが発生するなど拡大しているものを、◆「注目すべき変異株(VOI=Variants of Interest)とそれぞれ分類している。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.08.09
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♪ どこからか〈夜のガスパール〉第2曲流れ来たりて夜が死にゆく モデルハウスがちっとも売れそうな気配がない。たまに見学者があるものの、買いたいと思わせるだけの魅力がないようだ。4,100万円という値段がネックなのも確かでしょう。 昨日も営業の人が二人と、何か業者らしい女性が来ていて、なにやら遅くまで籠ってやっていたようだ。夕方には帰っていったはずなのに玄関灯が点いている。防犯のためか? 宅地開発の基準の一つに、道のコーナーには防犯灯を付けるというものがあるらしい。「少し離れたところに既存のものがあるし、見通しも良いのでそんなものいらない」と言っても、「付けることになっているので」と言って聞かず、先日、とうとう取り付けられてしまった。 向こう側の角にもあるし、モデルハウスの玄関灯も点いてかなり明るい。ウイリアム・アイリッシュが「夜を奪う」なんて本のタイトルに付けそうな。ある種の犯罪じゃないか?本が読めそうな明るさだ。夏の夜はここに椅子を出して、推理小説でも読むか。 残りの宅地4筆もさっぱりで、いよいよ資金繰りも辛くなってきているのか、あと4筆が売れないうちは新しく解体・整地したところは売り出さないと言っていたのに、すでに手付金を払ったという人に会った。【2区画追加分譲開始!】とある 確かに売りに出されていて、H、I の2筆のうち右の方に触手が伸びたらしい。幾らほどの値が付いているのだろうか? 他の土地よりも条件が良いので多少高いかもしれない。「西側に駐車場を作るほうがいいか東側の方がいいのか、どう思いますか?」と聞かれたが、「本人の好み次第でしょう」と答えるしかなかった。 裏の旧堤防道路の向こうに「ちびっこ広場」(その向こうに広い道路と市役所)がある。こんないい環境なのに緑地帯が駐車場に一変してしまうことを、手付を払った人は知っているのだろうか?「どう思うアラン?」 「知らにゃ~い」「朝は涼しいにぇ。ずぅとこうしていたいんにゃ~」 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.07.08
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♪ ひもすがら草木育てて物言わず言葉忘れるアベノミクスの 土曜日までは晴れるものの5日(日)〜6日(月)にかけては低気圧の影響で雨の降る所が多い予想。太平洋側を中心に断続的に雨が降り、発達した雨雲の通過するタイミングでは激しい雨が降り風も強まる可能性があるらしい。 木のプランターでニンニクの植えてあった土がどうもあまり良くなかったようで、ちっとも育たなかった。ホームセンターでタダでもらった使い古しの土を(他の土と混ぜた)、殺菌せずに使ったのが悪かったのかもしれない。ニンニクは強い植物の印象があるので、横着してしまったのが良くなかったのか。 それで昨日、貴重な天気となりそうなので、その土を殺菌しようと、黒いビニール袋に入れてカンカン照りの側溝のふたの上に置いてやった。 でもでも、ネットでよく調べると「透明な袋でないと効果が出ない(紫外線が当たらない)」と有る。そして、真夏の日差しでも約2~3週間ほど太陽光に当てる(気温が高い時は2週間ほどで、気温が低い時は3週間ほど)必要があるらしい。その後、用土を薄く広げて、更に1~2日太陽光に当てて用土を少し乾燥させるんだとか。 全然ダメじゃん。 来週は全国的に気温が平年並みか低くなる傾向が予想されている。特に関東や東北太平洋側では冷たい海からの風で肌寒くなる可能性があるらしい。7日(火)以降に梅雨前線は本州から離れた南の沖合に停滞する予想で、まだ梅雨らしい気圧配置にはならない見通らしく、思ったより梅雨入りは遅れそうだ。 梅雨が明けてからのことで、この時期にやることでもなかったようだ。素人は聞きかじりのくせに思い込みが入って、勝手な解釈でやろうとするから失敗する。 この土をこのまま袋に入れておくとどうなるのだろう? 濡れているので腐敗するか。袋から取り出した後は、“乾燥させすぎると有益な微生物が死んでしまうので乾燥させすぎないように注意” なんてことも書いてあった。そういうことも知らないのだから、まったく・・。 アランよ、足にまとわりついてくるだけではどうしようもないぜ。どうするべきか教えてくれよ。数日前にも2階の床に血痕は飛び散っていたが、その血痕の正体は結局分からないまま。お前は一体、夜中に何をやってるんだ? プランターにオクラを植えてくれと頼まれているので、とりあえずは別の土を用意して植えることにする。 斑入りの薄も順調に伸び、紫宝花もぼちぼち咲き始めている。ダメかと思ったブーゲンビリアもどうにか息を吹き返して、新しい芽を伸ばしている。 浪花茨もどんどん伸びている。この調子だと来年は、横に誘引してやればそこそこの花を咲かせて呉れるかもしれない。 トウワタは芽を順調に伸ばしてはいるもののまだまだ小さいし、まだどこに植えるかも決めてない。 窓下には秋桜とは違うコスモス=ディアボラ(貴重なオレンジの花)の種を蒔く予定なので、とりあえずは鉢植えでいいか。大きくなったらディアボラの後に植えればいい。 カンカン照りでも大丈夫な植物ばかりが勢ぞろいする。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.06.03
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♪ 花が咲き砲弾が飛びロボットがお掃除をする地球の春です またあのマカフィーの偽アラートが出るようになった。前回2月に出たばかりで、ブロックしているつもりが、またこれだ。とりあえず、通知をすべて非表示にして見なくて済もようにしておいた。 桜の満開の3月末日。こんな鬱陶しいのは出てほしくないが、世の中には悪いやつらが世界中にいて、ネットを介して罠を仕掛けてくる。ロシアのウクライナ侵攻も、ネットの機能を最大限に活用してグローバルな情報戦が繰り広げられている。この、春を目前とした最も喜ばしい時になんで戦争なんてやってるんだろう。 9世紀の東スラブ・西スラブ・南スラブの3群に分化したスラブ民族の歴史(良くは知らない)が根底にあって、正教とカトリックの闘いも絡みあい、モンゴルとオスマン・トルコの支配の歴史も深く関わっているこの地域の複雑な事情が、プーチンをここまで執拗にウクライナを奪還するという観念を抱かせているらしい。 ユーラシア大陸の語源は、Europe(Europa) と Asia を合成した造語で、陸続きであるがゆえに民族と宗教の違いから争いが絶えない。日本のような国は例外中の例外で、中国の文化、韓国の恩恵を最大限に生かして発展してこれたのは、敵も諍いのもとになる要素がない太平洋という海に守られていたからでしょう。 もし、韓国と陸続きだったら一体どんな国になっていたのだろうか。中国とソ連に隣接していてどちらかに併合されていたかもしれず、冷や飯を食うしかない貧しい民に甘んじていたかもしれない。 ユーラシアの西部、EUとの境で起こっていることがまるでテレビ映画のように茶の間に届き、さも分かったような解説を聞きながら、訳知り顔で眉を顰めて眺めている。何千何万という人が死傷し路頭に迷っていることの意味が、分かっているようで分からない。極東の国の桜の下では、笑顔でスマホをかざして「ピース!」などして我が世の春を満喫している。 感染力が高いオミクロン株の系統株、「BA・2」への置き換わりが急速に進み、子どもの感染が顕著と言う。蔓延防止等重点措置の解除で街に人波が戻り、BA・2の感染拡大が第6波より高い波を引き起こす可能性も懸念されている。 人類は、ただただ歴史を繰り返すばかり。AIが発達しようがロボットが活躍しようが、根本的には何も変わらないまま、同じことを繰り返す。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.31
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♪ 子どもらをきれいに揃えてご満悦赤など嫌いなはずの先生 いいねえ!科学をこんな若い美人の先生が、実験をメインに面白く教えてくれたら、理科の成績はみんな格段にアップするだろうね。しかし、日本の学校はこういう突出した先生を嫌う傾向があって、教育現場にはなかなか活かされないのが現状のようだ。 リケジョとわざわざ冠を付けて呼ばなくてはならないほど希少な理系の女性。男が牛耳る社会は今ようやく変わり始めていて、今後は女性科学者が増えていくだろうことは、こういう記事に出会う旅に実感する。 昔、私が小学校のころ、担任が女性と分かった時に親御さんが異口同音に言っていたのが、「ハズレだったね」というもの。実際、私も6年生の時の担任が女教師で、大っ嫌いだった。教育理論とか実習などもまだまだレベルの低い時代だったので仕方がなかった。 新聞の特集記事「いま先生は」第一部「授業が仕事なのに3」で、学級担任を務めながら、授業に関係のない仕事が多すぎることに疑問を抱きながらも、必死で英語教育に力を注いだ先生の話が紹介されていた。八名小のALTとの英語授業英語を使って友達に質問をしてお互いの情報交換。ゲーム感覚でくり返して英語を使うことで、楽しみながら学習する。ALT(外国語指導助手)とは -Assistant Language Teacher- 家に帰ってから、寝る間を惜しんでのプリントを作り。起きている時間のすべてが労働時間だったが、苦にはならなかったという。26歳で採用され、英語教育に海外勤務の経験を活かして「読む」「書く」「聞く」「話す」をバランスよく養うために尽力。3年目の時、先生のたくさん集まる英語の研究授業をし、プレゼンテーションソフトで説明し、子ども同士で英語を使った寸劇をしてもらった。それが評価され、より大きな舞台で研究授業を披露するよう依頼があった。 自信を深め、準備を進めようとしていた矢先、「隣のクラスと差がついてしまう」学年主任が言い出した。同じクラスの先生と児童が何度も研究授業をすると、別のクラスの子供と授業の差が出てr仕舞うという理由で。反発したが、研究授業は中止になってしまう。 表面的な平等が優先され、質の高い授業を受けられたはずの子どもの可能性をつぶしていると感じ「突き抜けたらあかんねや。どんだけ頑張っても、報われないんとちゃうか」 先生が技能を磨く態勢は乏しく時間もない。大切にしていた「教える」ことが後回しになっていた。「退職します」 その後、民間の教育企業に就職し、AIを使っての子どもの教材づくりをしているが、教室でのやり取りや子どもたちの笑顔が、今でも毎日のように脳裏をよぎるという。 すべからく、日本の教育現場はこんな感じ。口では個性尊重などと言っているが、馬鹿みたいに平等を重んじ、個性を伸ばすどころか「出る杭を打ちまくって」均してしまう。それが一番いい事だと信じて疑わない。 日本人の大多数がそうなのだから、仕方がないのかもしれないが、世界で通用するような人材は生まれにくい。 今やそのレベルは中国などに遥かに引き離されて下位に甘んじているのをみても、間違っていることは火を見るよりも明らかでしょう。 * ウクライナ支持の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。
2022.03.09
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♪ めんどうはくさいと思うこと増えて冬のはくさい丸くなりゆく スマホを立ち上げたら真っ黒の画面に中国語の文字が三項目でている。なんでそんなものが出ているのか、意味が分からない。スマホを乗っ取られた!? その画面はどうやっても変わらず、消すこともできない。ネットで調べると出荷時の状態に戻ったんじゃないか?とか、曖昧な情報しかない。韓国製だけど漢字で表記されているのはどういうこと? 一番下にEnglishとあるので、タップしてみると英語に変わった。一番上には何やら認証番号が書かれていて、数字入力盤があり、二つの項目はcancelとyesの二者択一になっている。英単語の意味が分かったところでそれが何を意味しているのか分からない。 夜中だったので、とりあえずそのままにしておいた。そして今朝、ええい!とばかりに認証番号を入力した。すると電源が入り、しばらくしてIDを入れろとか、〇〇をどうするかとの設定画面が次々に出てくる。どうやら初期設定のある部分からものらしいが、初期設定は店舗でやってもらっているので要領が分からない。何とか適当にクリックして使えるようにはなったが、LINEは消えているし撮った写真もなくなっている。 嗚呼!またLINEの設定し直しだ。 写真はPCに取り込んであるので問題なしだが、写真サイズの変更ができずに困っている。4000pixelなんて必要ないのでその1000pixelぐらいで撮りたいんだけど、それができない。細かい設定はアプリを入れてやることになっている。それでやってみるとその項目が見当たらない。解像度を変更するしかないのかと思ってやってみたが、その程度の加減がよく分からない。 幅の4,000ピクセルというのは、ピクセルの点が横方向には4,000個あつまっているという意味で、センチメートルとは関係がない。 ピクセルを物理的な長さで表したのがdpiで、数値が大きいほど解像度が高くなる。画素数とは、1枚の画像を構成する、色の情報を持ったドット(点)の数。 dpi(dots per inch)は、1インチ(2.54cm)におけるドットの数。 センチで表現するには、 *300dpiの場合の1ピクセル = 2.54cm ÷ 300ピクセル= 約0.0085cm *100ピクセルの画像の大きさ = 約0.0085 cm × 100ピクセル = 約0.085cm 画素数=画質ではなく細かさを示すもので、多ければ画質がいいとは限らない。 多さによるメリット ・・風景などでは情報量が増える 多さによるデメリット・・データが重くなる イメージセンサーの1画素あたりの面積が小さくなるので高感度で不利。 ブレもよりシビアに出る。 レンズが良くないと低画素機とほとんど変わらない。 ああ、またお荷物を一つ持った気分。“スマホなんて買わなきゃよかった” な~んて思わないようにしないと・・。
2021.11.28
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♪ 負けん気と勝気をかけて2倍する白鵬という巨像が出来る 「相撲は格闘技である」と、白鵬は思っていたに違いない。白鵬には異国で認められるための自分なりの横綱像があり、批判を浴びてもものともせず、突き抜けていける強さがあった。「白鵬は横綱の品格を理解できない」という批判をものともしない信念があった。 モンゴルの先輩横綱・朝青龍は、2010年の初場所後に知人への暴行事件が発覚し、引退。この直後、角界を次々と不祥事が襲う。テレビに映る砂かぶり席での暴力団の観戦問題。そして、現役大関だった琴光喜らの解雇に発展した野球賭博事件・・・10年7月の名古屋場所は、桟敷席はガラガラになり、地に落ちた大相撲人気の回復は、一人横綱の白鵬に託された。「やんちゃ」だった朝青龍に対し、白鵬は優等生のように白星を積み重ねていった。初場所14日目から11月の九州場所2日目に稀勢の里に敗れるまで、連勝記録は双葉山に次ぐ史上2位の63まで伸ばした。あと5つで双葉山の69連勝に並ぶところだった。翌11年2月、八百長事件が発覚。直後の春場所は中止に。 そして迎えた3月11日、東日本大震災が起きた。約3カ月後、相撲協会は東北の被災地を巡回慰問。家を、街を、親を、子を失った人たちが、避難所で無慈悲な労苦を背負わされている人たちが、自分を、拝んでいた。「横綱とは、日本の魂なのではないか。私は、日本の魂でなければならないのではないか」あの日から、白鵬は東日本大震災の被災地と被災者に心を寄せ続けている。 しかし、稀勢の里が大関に昇進し、横綱をうかがうようになると、態度が一変する。 震災から2年後の13年11月23日。稀勢の里に土を付けられ、負け残りの会場に「万歳」の連呼が起きた。みるみるこわばっていった白鵬は、翌日の千秋楽の朝、白鵬はちゃんこも口にせず、ふさぎこんでいたという。 絶頂期に唯一の好敵手が稀勢の里だった。2010年に連勝記録を断たれたから、ここまでやって来られた。もし達成していたら無理だったかもしれないという。 近年、横綱の振る舞いの一部は、批判の的になってきた白鵬。勝負の結果に不満を示す態度、言葉。千秋楽の優勝インタビューで観客に促した万歳三唱や三本締め。同郷の朝青龍と日馬富士が暴力で土俵を追われたのに対し、白鵬への評価はいつも、大相撲の伝統に照らし、許せるか、許せないかの間で揺れた。「国技」を自認する大相撲の記録がモンゴル出身力士に次々と塗り替えられていくことに、協会もファンにも焦りがあったのではないか。 数々の大記録を作った白鵬の強さの一端を象徴するものの、過去の横綱では考えられない奇襲だった。最後の本場所となった今年7月の名古屋場所14日目。全勝の白鵬は、大関正代との一番で俵いっぱいまで下がってからの立ち合いを見せた。意表をつく取り口に議論が巻き起こった。「横綱としてあるまじき行為」「そこまでして勝ちたいか」。角界内外から批判が出た。 6場所連続休場あけで、けがした右ひざがもう限界で、夜中まで考えて出した結論だったらしい。朝の稽古場では少し下がる程度だったが、正代と向き合った時に威圧感を感じ、「もう少し下がった方が良いのかな。」そして納得して腰を落としたのが土俵際だった。「普通にやって敗けるより、勝つための最大限の努力をする」という信念に裏付けられた形だった。「技のデパート」と言われた舞の海秀平に、「白鵬ほど相手を研究し、考えて相撲を取る力士はいない」と言わしめる。 白鵬 入門時の姿 入門時の体重が60キロそこそこだった白鵬は、初土俵後の序の口で負け越し、強くなることを夢見て、基本、基礎を必死に繰り返した。稽古の基本であるシコ、すり足、テッポウでも手を抜かず、特にシコは念入りにやる。本場所でも、花道に出るまでシコを踏んだ。自らの相撲の型を磨き、鋭く、低い踏み込みと左前まわし。体重を増やしつつ、強靭な下半身を使って、一気に相手を圧倒する理想の姿を作り上げた。太ももの裏の筋肉は柔らかく、パワーを兼ね備えている。モンゴル相撲の元横綱の父親から受け継いだのだろうが、絶え間ぬ努力があってこそのもの。 横綱晩年は、ケガが増え、専属トレーナーの施術も1日5回にもなった。野菜中心の食事に務め、場所中は飲酒もしない。場所の合間には、体調を整えるために断食もしたという。自らを律し、目の前の1勝に全力を注いだ。優勝の瞬間 大鵬、柏戸の「柏鵬時代」からしこ名を授かり大横綱へと駆け上がった白鵬。全勝優勝して土俵を去る力士は初めての事。孤独と戦いながら一人横綱の重圧に耐えてきたが、照ノ富士という横綱が誕生したことで、ようやく肩の荷を下ろすことができたのだろう。本当に日本の相撲が今あるのは、彼のおかげと言っても過言ではないでしょう。 日本国籍を取得し、親方株も取得。白鵬部屋を開いて後進の指導の道へ進むことになっている。どんな力士を世に送りがしてくれるのか、大相撲ファンんは大いに期待している事でしょう。 特別な何か、功績をたたえる賞を授与されてもいいくらいのものです。 ギネス世界記録に認定された『ゴルゴ13』の生みの親、さいとう・たかを(本名斉藤隆夫)さんが24日午前10時42分、膵臓がんのため東京都内で亡くなった。84歳でした。偉大な記録を樹立した人の引退と、逝去のニュースが重なってちょっと淋しい秋となりました。
2021.09.30
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♪ ビックリしショックもあった大好きな秋明菊が萎れておりぬ 先日、窓下に植えた秋明菊(シュウメイギク)が、久し振りの晴天で30℃ほどになった昨日、しおれる様にしてうなだれているのに気づいて、ビックリ。とても好きな花で、いつか植えようと思っていてようやく念願が叶ったものだけにショックだった。傍のプランターの土を触って見たら、かなり温度が高くそのせいだろうとの判断をした。 こういう事もあろうかと、「装飾バーク」を買ってきたばかり。慌てて根元を覆うように置き、中粒の赤玉土も乗せてやった。今朝見たら、なんとか立ち上がってはいるけれど、根元のあたりの葉は萎れたままのものがある。 それでよく調べてみたら、日向はいいけれどカンカン照りになる様な場所に植えるのは良くないことが分かってちょっとガッカリ。 *耐寒性が強く耐暑性もあり、全国で栽培できますが、どちらかというと夏は冷涼な地域のほうが成長が活発で、株もよくふえます。 *根は高温や乾燥に弱いので、地温の上昇を防ぐとともに、株元には直射日光が当たらないようにすることが大切です。 *また、水はけが悪いと、根腐れや土壌病害が多くなるので、植えつける際には腐葉土などを混ぜて水はけをよくしておきます。 *日なたから明るい日陰まで、幅広く適応しますが、理想的な植え場所は株元が日陰で葉には日が当たるようなところです。 *日当たりが悪くなるほど、花つきは少なくなります。 ─みんなの趣味の園芸より─ 何となく予感はしていた。それですぐ横に、場合によっては日よけのベースになるように、板状の木を二枚を立ててある。ここに棒を一本立ててヨシズを設置し、日よけが作れるというわけです。反対側には、絡まって育っていく予定のカロライナジャスミンが植えてある。 土の温度が上がっていたプランターにも「装飾バーク」を乗せてみたが、果たしてどれだけの効果が有るものか。今は冬に向って行く段階なので、あの真夏のカンカン照りの状況が思い出せないくらいに身も心も季節と共に切り替わってしまっている。一昨日の30℃が物凄く暑く感じたのだから、植物も同じようにびっくりしたのだろう。 今朝、早くに目が覚めてしまったベッドで “どうやら夏は、この南西の全面にヨシズを立てる必要があるなぁ” と、諦めとも覚悟ともいえるような事を考えていた。「あんまり慌てていろいろ植えない方が良いもね」なんてカミさんも言っていたが、全面にヨシズを設置して風も何も入らなくなることまでは考えていないだろう。 5月ごろからもう夏になる今の日本だ、9月も暑いとなると5カ月間もヨシズで窓が塞がれることになるかも知れない。想像するだけでもウンザリする。少しずつ枚数を増やしていくという方法で、対処するしかないのかな。 まあ、まん前は道路だし景色と呼べるようなものでもない。家の中を見られなくて済むと思えば、それはそれで良いのかも知れないが・・・
2021.09.24
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♪ のびやかにイルカになりしアスリート下肢にかからず波たててゆく 朝6時に8日ぶりのウォーキング。PCの操作が変わったのがあったりしてそれを修正したりで、余分な時間を取られたりして一週間なんてあっという間に過ぎてしまう。 運動不足で腰の周りが重だるく、何をするにも不如意な感じ。それで夕べ、縄跳びもどきをしてないのを思い出し、400回ほどジャンプを繰り返しておいたのと、スクワットをやったので大分体が軽くなった。 庇のカットした垂木と痛みかけている野地板にクレオソート液を塗布してやった。野地板の補強は後日やることに。開発業者が様子を見に来たので、何時から車が入れるようになるのか聞いた。すべてが確認され認可されると市の道路が出来たことを知らせる広報が出、その翌日から使えるようになるらしい。その為の手続きの日数がおよそ2週間で、20日以降になるらしい。 もう通れるかと思って待っているのに、逃げ水のように先延ばしになっていく。 モデルハウスが間もなく着工されるようになれば、同時に車は通れるようになるだろうとのこと。すでに売れている土地が2筆あって、早いところは同じくらいに着工になるかも知れないというような事も言っていたが、不確実でどうなりますか。 ゴミ置き場については、一軒でも建って住民が入るようにならないと使えないらしい。こっちは何とか年内に入居という事になるんじゃないかと・・。 ブルーの美しい朝顔が咲き誇っていたが、ここへ来て「マルバルコウソウ」が咲き始めている。朝顔の去年の種があちこちから芽吹いてきて至る所に咲いているが、「マルバルコウソウ」も有ったらしい。 あの猛暑が嘘のように雲隠れ。元総理の安倍某が辞めた時の状況が思い出されて、何だかうら寂しい晩夏です。残暑のかけらも見当たらず、こちらは存在感の全くない現総理の顔が浮かんできて、梅雨前線と共にぐずついた永田町が、温暖化の地球のように喘いでいる。「四面楚歌」とか「呉越同舟」とか、「漁夫の利」なんていう言葉がチラつくばかりで、見ていられない。 コロナで入院できない自宅療養者が1万人を超した東京都。そんなの知った事かと、「お山の大将ごっこ」が始まっている。何だ~これ⁉
2021.09.03
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♪ 絶え間なく熱き槍ふる炎天に行われおるパラリンピック‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は暑かった。そんな中で、庇の下部に張るブリキ板を止めるための桟を設置することに。幅がマチマチで、おまけに垂木が丸太を半割したものが使われているので、滅茶苦茶苦労した。すべり落ちるので、やや大きめにカットしてやると入らない。 半割丸太では点でしか接しないので、斜めにカットし直してやるが上手くいかない。野地板が下がっているのもあったり、隙間が無くて木ネジが打てなかったりし、上手くいかないことの連続にもうウンザリ。簡単にできると思ったのが大間違いだった。 ピタッと嵌めようとするのが間違いと知り、後半はもう適当に・・。 25本の垂木のうち左右3本づつが角材で、19本が半割の丸太 何故、こんな垂木の作りになっているか。多分、別荘として建てた時、窓のない南側は塀のある隣家に面していてたために見栄えを考える必要が無く、材料をケチって安い材料を使ったのだろう。 伊勢湾台風は昭和54年だし、昭和の初めは台風も少なかったのだろう。この家が空き家だった期間が何年かあり、隣家の塀も無くなっていた。それがここへ入居(1979年)してから新たに作られて風当たりも抑えられていたし、屋根がどうなっているかなんてあまり気にしていなかった。 それが今回、全部取っ払われて丸裸となり、良く見えるようになった。同時に南寄りの風がまともに当たるようになった。 野地板も薄いし傷んでいる。数か所、かなり下がっていて何時破れて瓦が落ちてもおかしくない箇所がある。瓦を外した時に気付いて気になっていたこの二か所らしい。 この垂木の上の野地板が腐ってしまっている部分の両脇が下がっているらしい。板金が済んだら補強しておく必要がある。今回この作業をしたおかげで気付いたわけで、知らないでいたら酷い目に合うところだった。 90歳にもなる家なのだから傷んで当たり前だが、その弱い部分が台風に立ち向かわないといけないのは如何にも辛い。大工に強く言って直しておけばよかった。気づいていたのに、庇の下の隙間ばかりに気が行って疎かになってしまった。ホント馬鹿だね俺は。 まだ二か所残っている。★ 昨夜は、日中に暑いところで作業したことで体が火照っていた。濡れタオルで冷やしたりして、ビールを飲んだ勢いで10時頃には就寝したものの、12時頃に目が覚めてしまった。やけに暑いので寒暖計を見てみると、二階は32℃、湿度60%もあった。そりゃあ暑いわ。 もう二階で寝る気は起らず、階下で寝ることに・・・。でもなかなか寝付かれず、テレビを見ながら眠り薬(酒)をチビリとやったりして。扇風機を掛けっぱなしして・・・何とか寝付いたらしい。 朝、ピピの「はらへった~よ~」「えさをくれ~よ~」と悲しい声で泣く声に起こされた。時計を見るとまだ5時前じゃないか~い。餌をやって(フローリングで寝て腰が痛くなったので)、二階へ。 “アフターコロナとなる来年の流行色は「白」です” なんていう夢を、ずーっと見ていたのを思い出しながら、寝直そうと思ったがもう寝つかれない。
2021.08.30
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♪ メリットが打ち返されていつしらにデメリットばかり転がり始む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 短くした庇に瓦屋が新たに葺いていった。先回、瓦を降ろしに来た人とは違う人が来ている。話しかけてもあまり詳しいことを知らないようで、時どき無言が返って来るのでちょっと不安。シルガードは乾くとセメントのようにカチカチになるらしい。 シルガードが乾くまで乗れないので、棟の部分は翌日に。瓦座の鼻先に白いプラスチックの薄い板が取り付けてある。 職人が帰ってからよく見ると、なんだこれ! 瓦のつなぎ目に隙間があるのが何か所かあり、浮いて隙間が空いているのも幾つかある。これじゃ日本中に被害をもたらしている局地的大雨や台風にひと堪りもないじゃないか。よくも平気でこんな仕事をして帰って行ったもんだ。 職人の風上にも置けない、杜撰で無神経としか言えない仕事がしてある。 直接文句を言って直させることも考えたが、依頼した人を通した方が良いと思い直し写真を添えてメールで報告することにした。 過去に、全く内容は違うが直接訴えて「クレーマー」呼ばわりされた事がある。その時、間に入っている人に「何で先に言ってくれなかったのか」と言われた苦い経験がある。「理不尽なことをされて、黙ってはおれん」という思いが先走り、周りの関係性を考えないのは良くないと・・。 今日、棟の部分を葺きに来るので、開発業者も9時に来て話をすることになった。どうも親方が他へ行く都合で来れず、下っ端を寄こしたらしい。助手も半端な奴で、話しかけても反応がない。最後に水道で手を洗って帰ったらしいが、そこにあった植木鉢をひっくり返してそのまま放って帰っちまった。 追記 早速、修理の修理にかかってくれた。どうやら屋根そのものが歪んでいるのと一部の垂木が下がっているのでその歪みが邪魔をし、あちらを直せばこちらが歪むという塩梅らしい。それで「しょうがない」という事を口にしたらしいが、出来る限りを尽くすというのが職人というもの。言われてからやるのでは困る。 なんとか、四角く開いた隙間は無くなり、浮いた部分も大分よくはなった。一番下と二番目の瓦の端の山部分に、ずれ防止のためにグレーのコーキングを打っておくとのこと。★ 中電がまた来て何やら作業があるらしいので聞くと、線が一本、分譲地の上を通っているので直してくれと言われたらしい。最初に独立して張られいたもので、ケーブルテレビの配線のようだ。電気の線じゃないので問題ないと判断したらしい。一度来て途中までやって帰ってしまい、二度にわたって作業している。 また、電線と同じように我が家の上を通すのかと思って見ていると、さすがにそれは避けたようだ。この程度の線ならこれで良いわけだ。反対側から見るとこんな感じ。向こうの電柱まで張ってあったリード線も使って、ずいぶん複雑になった。★ この日はモデルハウスを建てる予定の場所に変った機械が持ち込まれ、何やらやり始めたのが二階から見えたので、当然のように「これは何をやる機械ですか?」と聞きに行った。地盤の固さを調べる機械らしい 先端の矢尻のようなものが付いているロッドを地面に打ち込んでいく。荷重を替えながら、75㎝の棒を繋ぎ足していく。動かなくなるとロッドを少しだけ回転させてやる。完全に止まるところまで入れていく。 このあたりだと2m程度で固い地盤に当たるらしい。その記録されたデータによってどういう地質かを専門員が解析するんだとか。液状化の可能性なども分かるらしい。 建物が立つ場所にペグで4か所、印がしてありその中の幾つかの点を調べていく。 もっとも一般的な地盤調査である、スウェーデン式サウンディング試験(SWS)というものらしい。 もう無いかと思っていた作業が、またまた見慣れない形で行われていく。ほんと、いい勉強になるわ。これから家が建つ時にも、今まで気付かずにいた興味深いものが観られると思うと、嬉しいね。どんな人がどんな家を建てるのか、人間観察と時代性のからんだ諸々が展開されるのを推理小説でも読む気分で楽しんでやろう。
2021.08.28
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♪ 二百十日まであと3日台風よ来るなら来いとケツ捲りかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 屋根を短くする工事が進められる間に、市の審査が終わり県の審査が昨日、無事行われて後は書類の決裁を待つばかりとなった。 瓦を3列取り除いて庇をカットするための準備。先ず、杉皮が切られた。 杉皮は意外に傷んでいないが、下地の一部に傷んでいる部分がある。でも取り換えることはせず、カットするだけらしい。ブリキか何かで補強できないかと聞くと、瓦屋が何とかするだろうと取り合わない。 電ノコで野地下をカットしていく。瓦座を外し、垂木をカットしていく。 瓦座は、替えるとそこだけ新しくなって違和感が出るので、そのまま使うことに。 屋根を修理しているのを見て、近所の人がいろいろ心配していたらしい。トラックがぶつけて壊れたんじゃないかとか、庇を短くするのに幾ら負担するのとか・・・。いきさつを説明して全部業者が負担すると分かり、ほっと安心したりして。 ほとんど庇らしいものがない感じ。瓦座が元の形に取り付けられた。瓦が乗って雨樋が付くともう少し前出てくるので、それなりのものにはなるはず。 90年近い歳月に庇はけっこう波打っている。短くなったことで風と雨が、まともに壁に当たる事になる。垂木と壁の隙間に詰めてあるものが取れていたりしているので、そこを何とかしないといけない。板金屋にブリキを切ってはめ込んでもらう事になっているが、わずかな隙間がどうしても出る。そこはコーキングか何かで塞ぐしかない。 こちら側の屋根も瓦がかなりずれているところがある。この際にこれも直しておく方が良さそうだ。今日、来ることになっている瓦屋に頼んでみよう。 クーラーの効いた部屋から外へ出たとたんに「ウヘー」という声が出る暑さ。屋根瓦は、目玉焼きが出来るぐらいにチンチンに焼けていつことでしょう。 下地をやった大工も、後は瓦屋さんの腕次第と言っていたように、寄棟の部分をどううまく処理するか、瓦職人の腕前を見せてもらおうか。
2021.08.27
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♪ 歴青の黒光りする霖(ながあめ)につれづれとしてねこは動かず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 図書館に本を返しに行った。3冊の内の一冊を継続したいと言って差し出すと、自家本だった。間違えて持ってきてしまったらしい。それで、図書カードを出して調べてもらったら、「予約は入っていないので大丈夫です」と言うものの「本のタイトルを言ってください」「分からないと手続きが出来ません」と言う。 何だそれ。本人が来て、カードも出しているのにも拘らず、ただ本のタイトルが言えないだけで手続き出来ないなんて。なんでそんなバカなことを言うか、融通を利かせればいいものを。なぜかそれが出来ない。市に委託されて運営しているにしても、それくらいの融通は許されるだろうに・・・ 歩いて行ったので、出直す必要があったりすれば食って掛かったかもしれないが、電話で事が済むのは分かっている。電話でカード番号と本のタイトルを言えば簡単に延長できるのに、目の前に居る本人を信用しないという、マニュアルに操られているだけのおそまつ人間。この場は「帰ってから電話します」と素直に引き下がった。 そういえば養老孟子が『文藝春秋』の論文「AI『無能論』」で、デジタル社会を揶揄する記事の中で、役所に行って身分証明書を忘れたら「御本人なのは分かってるんですけど」と言いながら手続きして呉れなかったと嘆いていた。 医者は機械のデータ、検査データしか見ないし、すべてが記号化されてそのデジタル記号が最も信用できるものという事になってしまっている。人間そのものを必要とせず、今や記号を通り越して、「ノイズ」でしかないという。 便利で都合がいいことが優先されて、人間性がどんどん目減りしていく。AIが人を評価し、AIがすべての判断を下すようになる。当面は、人間が多少の補正をするとしてもAIの精度が上がればそれも必要なくなるでしょう。 あらゆるところにカメラが設置され四六時中監視されて、ある条件のもとに善悪、良否、好不都合、要不要を判断、選別されるようになる。そこには本当の自由など存在し得ないし、画一化されたデータとしての価値しか与えられない。結果や結論だけが重視され、その過程のプロセスの持つ意味がないがしろにされる。 「共産主義の方がマシだ」というような風潮が起こるかもしれない。人間をどんどん無気力なものにして、カウントされるだけの存在と化してゆくのか・・・。
2021.08.19
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♪ 風上に流れるものに縁は無く水ばっかりが集まって来る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は短時間に物凄い雨が降って、隣の分譲地から雨水が庭に流れ込んで庭が水浸しになっていた。気づいた爺さま、大慌てで、土砂降りの中を土や砂利で仕切りを作っていた。それだけでは追いつかず、塩ビ管を置いて道路へ誘導して、何とか庭に入るのは阻止できた。 更地の均してない状態の時も大変だったけど、きれいに均され側溝も設置されているのにまたこんな事に。何とかしてもらわないと・・・今朝になってから、証拠用に撮っていた。記録魔の爺さまでも、土砂降りの中で写真を撮るなんて発想は浮ばない。 道路がこちらに向かって下がっているので敷地もそれに合わせてある。それで、どんどんこっちに流れて来る。境界のブロックのところが一番低くなっているのだから堪らない。そこに集まった水が側溝の手前で、道路より少し低い庭の方に回り込んでくるわけなんだ。今後の事もあるので、業者にちゃんと言わないとねぇ。 前の日には、もう1本の残りの電柱を立てに来ていた。途中から雨が降ってきたけどそのまま続行して、あっさり終了していった。車が入って来れるので、そりゃあもう捗るわけだね。かなり強い雨が降ってきた。 電気を止めることもなく、ちゃんと配線も済ませてある。 今日から庇の工事のはず。多少の雨ならやるのだろうけど、明日はちょっとまとまった雨になりそうなので、2日ほどずらすかもしんない。早く終わらせたいのにこの梅雨前線もどきの空模様、うじうじとしつこいったらあ~りゃしない。喜んでるのは朝顔だけだね。 若いアランはまだしも、僕なんかもうなーんにもする気が起こらなくて。1日中なにも考えないでただ寝てるばっかり。爺さまに「目玉が腐っちまうぞー!」なんて言われるけど・・「あそびに行きたいなー」 「寝てるしかないって・・」「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.08.18
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♪ 安全を神話に託し実際は神を信じぬホモサピエンス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日の夕方からネットが繋がらなくなり、PCが使えなくなってしまった。インターネットが使えないというのがどれだけ不便なことか。情報の発信は勿論のこと検索も調べものも出来ないし、メールもSNSも出来ないわけだからね。 これがもしスマホだったら、こんなもんじゃ済まない。何でもかんでもスマホで出来るのは確かに便利だけれど、故障したり通信の不具合は起る可能性はあるし、万一紛失したりしたらどんな問題が起こるか想像しただけでも恐ろしい。それどころか想像できない事の方が多いだろから、スマホにすべてを依存する社会は、このコロナ騒動をはるかに超えた問題を潜在的に抱え持っている。 インターネットに依存することは、もはや避けられないことではあるけれど、どんなものにも不具合というものはついて回る。機械は故障するものだし、不慮の事故や想定外のことだって起こらないとも限らない。フェールセーフが建前としても、「事故は必ず起きる」ゆえに「絶対安全はあり得ない」という前提のうえに成り立っている以上、そのフェールセーフそのものが完全だとは言い切れない。 ネットは知多メディアスを使っているので、電話で問い合わせた。それで、担当者とやり取りをしながらモデムとルーターをごそごそやっているうちに、おやおや「繋がったようです」ってことに。どうやらルーターが古いので信号がうまく繋がらない事があるらしい。そのため、買い替える必要があるようだ。無線でやる必要はないので事は簡単だし、機種もその分安く済む。 そうなんだよね。故障という言葉の中には老朽化というものがあって、エントロピーの増大が為せるこれらは防ぐことは出来ない。機械は定期的に交換する必要があるものが沢山あって、電子機器のパーツはデリケートなので思いのほか脆かったりする。部品にも当たりはずれがあって長持ちするものも有れば短命のものも有るというのが、何とも悲しい事実なんだよね。 高級品になればなるほどその可能性は低くなるわけで、安全性は値段に比例して上がるとは言うものの、先に書いたように不慮の、想定外のものは避けようがない。システムの異常とか設計ミスとか、人為的なものはいつか必ず起こるものだ。 最近、運河を運搬船が塞いでしまったり、電車が正面衝突したり、想定外のものに衝突してトンネル内で脱線転覆したりと、世界で大きな事故が相次いでいる。これらは不慮の事故と一蹴することは出来ない、人間が関わっている以上必ずついて回るものだ。万に一つだって、起こってはならないことが、実際には起こってしまうのだから。また、天変地異と重なったり、ウィルスというやっかいなものが関わる事だってある。 誰かが犠牲になってようやくその不完全さに気付くということを、人類はこれからも続けていくのだろうね。
2021.05.27
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♪ 動くこと許されぬまま空に向かい堂々として生きゆくものら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、デベロッパーが工事業者をつれて造成工事が始まるという挨拶に来た。それで、境界線上に植えてあった宮城野萩を移植することにした。この時期にやるのは良くないと分かっているけれど、お気に入りの木なので何とか残したい。救ってやりたい一心で、ダメ元でチャレンジしてみようというわけだ。境界線のロープの支柱のところに植えてあったもの。 ラインを張って境界線が分かるようにしておいて、以前よりもかなり手前に植えた。それで、ずいぶん庭が狭くなってしまった。掘ってみると、意外にも萩の根は上の方にあって、竹のように横に張り出している。細かい根が無くその太い根をブチブチと切ってしまったので、果たして根付くかどうかちょっと心もとない。去年は最高の艶姿を見せてくれたのに・・・ すぐ側にある姫沙羅も境界線上にあって、救ってやりたいがかなり幹も太くなっているのでもう移植は無理だろう。 境界にはブロックを5段に積むという。少し控えたところに設置してくれれば助かるが・・。25日から工事が始まる予定で、その最初の段階で工事業者が相談に乗るとかで、多少の融通はきかしてくれるような口ぶりだった。だとしても、ほんの数センチ程度の事なんじゃないか。だとすると、姫沙羅は諦めるしかないかも知れない。シンボルツリー的な存在として、やっと沢山の花を付ける様になったところなのに、残念でならない。 テイカカズラは結局枯れてしまった。隣家が解体されて更地になるなんてことを思いもしなかった前年に、あまりにもボリュームが大きくなったので剪定してやっていた。それがこんな事になって、結局枯れてしまう羽目になるなんて。その前年には葡萄の木を整理している。何かがそうさせたとしか思えないこのタイミング。2018年10月 いい目隠しになっていたのに、駐車場にするたまにこの庇を移動する必要があって、取り外して移植したのが運の尽き。丸裸を一層上塗りする結果になってしまった。 このラインの境界に5段のブロックが積まれたら、これらの鉢植は日陰となって何処へも行き場を失うことになる。狭いながらも庭があってささやかな土との触れ合いと、季節の移ろいを楽しんできたけれど、それももう無くなってしまうのかと思うと、悲しくなる。 9月までの造成工事は、真夏のカンカン照りの中で行われるわけで、砂ぼこりが南の風に吹かれて我が家に向かって来る。網戸にするわけにもいかず、クーラーを点けっぱなしにすることになる。早々と30℃を超す日が有ったりして、猛暑を想像したりする。嗚呼、最悪の夏だ! 気象庁は、昨年夏から続いているラニーニャ現象は春の間に終息する可能性が高く(80%)、夏から秋にかけては平常の状態である可能性が高い(70%)と見込んでいるらしいので、極端な猛暑はないかも知れない。しかし、温暖化の問題は別にあるわけで、どうなるか分かったもんじゃない。★ 昨日、総アクセスの数字がきれいに並んでいるところを首尾よくキャッチできた。212121212になったのが2月の19日で、その後、春の不順な気温と同じように乱高下しながら高いところを維持していた。1日2000を超える日が2回も有ったりしたが、年度が替わって一カ月経った頃からは急に、1000を切って安定している。 このグラフを見る度に(何か世相が反映しているにしても)、どうしてこうなるのか不思議でしょうがない。日々のブログの内容にはまったく関係がないのだからねぇ。
2021.05.16
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♪ 空振りを三つ重ねてもどり来れば玄関の鍵掛け忘れらる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7日から開催の作品展の案内に載せてもらおうと、今更遅いと思いつつ、中日新聞東海通信局までウォーキングを兼て行って来た。いつ行っても居ないので朝一ならどうかなと7時20分頃家を出、1時間程で到着したが車が2台あるもののまだ閉まっていた。しょうがないがいつものように、郵便受けにDMなどを入れるだけになった。 東海市役所のロビーに地震対策のための屋内用シェルターが展示してあると聞いていたので、一度現物を見てみたいと思って行ってみた。受付で聞くと「5カ月間ほど展示してあったのですが、先月かたずけました」とのこと。 コロナワクチンの接種準備中で、椅子がずらっと並べてあったことからすると、邪魔になったんじゃないかな。これまた空振りで、ツーナッシング。間が悪い日だ。 ついでに例年なら今頃が最盛期の見頃のはずのナニワイバラを見ようと、茶房じゅんに立ち寄るも、今年は早めに咲き始めため、最盛期は過ぎてしまっていた。 あの雪の様な純白の艶姿を見たかったのに、これまた空振りで、あえなく三振となった。一週間ほど前に満開になったらしい。 最高気温が23度ほどになるという予報が出ていたのも、朝のうちにウォーキングした理由の一つでもあった。コロナ、コロナで振り回されて、気候までおかしくなったんじゃ目も当てられない。★ 近くの大田川には亀がたくさん生息していて、ちょうど日光浴の時間なのか水中からフワフワッと浮いて来て、つぎつぎと甲羅干しに上がって来ている。堤防の上から覗いたちょうどその時、水中を「カワウ」が泳いでいった。水中を鳥が泳いでいくのを、上から見る機会なんか滅多にない。カメラを出す前で、撮れなかったのが残念だった。 ほとんどがミシシッピーアカミミガメだと思っていたが、頬に赤い模様がないのがいる。単にそう見えるだけなのか、違う種類なのか良く分からない。 ネットで確認すると、やはりアカミミガメのようだ。成熟したオスは前足の爪が長くなり、身体全体が黒く背中は灰色一色となって顔の赤い模様が無くなるらしい。背中や顔の色からニホンイシガメに間違われることがあるらしいが、イシガメは甲羅の縁がギザギザしていることから、区別がつく。 帰りも歩くつもりだったが、歩き始めに膝にちょっとした違和感があり、自重して電車で帰って来た。玄関は鍵が掛かっているかな~と思いつつ試したら、すーっと開いた。カミさんが出掛けると言っていたはずだが、もう帰ってるのか? 家に入ってみると、誰もおらず車のキーも無い。鍵を掛け忘れたらしい。取られるものなんか何もないけど、ちょっとね。 歩数計を見ると11,300歩を示していた。電車で帰って正解だった。これ以上歩いてまた膝が痛くなったりしたら、三振だけでは済まない。
2021.04.30
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♪ クロケシツブチョッキリを見て腹を立てテレビを点ければまた腹が立つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 民主党が政権を奪ってさあこれからという時に東日本大地震があり、津波で原発が破壊されるという大惨事に見舞われ、あえなく撃沈した時と、今の菅政権は非常によく似ている。 奇しくも名前まで、菅(直人)内閣と菅(義偉)内閣と一緒というのも何か運命的なものを感じてしまう。 しかし、民主党は経験が無かったところへの不慮の惨事だったけれど、自民党はそうではない。民主党の後を、ふたたび返り咲いて兜の尾を締めて立て直したのは、過去の実績があるからこそのことで、却ってやり易かったことを思えば当然のごく当たり前のことをやって来たに過ぎない。 トランプに煽られて強権を恣にやりたい放題してきた、安倍晋三の腰ぎんちゃくとして政権の力を自分の力のごとく振り回してきた菅官房長官。しかし、その実力はただの竹光だったことが露呈して、こんなポンコツとは思わなかったと揶揄されていたりする。 人の意見を聞かないのは安倍譲りというより、自信がない者のする自己防衛本能だろう。気に入らない者、邪魔なものを排除して自分を誇示するのは金正恩となんら変わらない。孤立してなお人の意見を聞かないと思いきや、人のせいにするにはどうしたらいいかを部下に打診し、判断力がないために決断がなかなか下せない。 非を認めないのも自信のなさの表れだ。具体性が全くない答弁と、メモを読まないと答えられないのもすべて繋がっている。国のリーダーには相応しくないと皆が思っているが、一番期待していた二階幹事長さえも今は臍を噛んでいるんじゃなかろうか。 この未曾有のコロナ惨事は、完全にはコントロールできない原発事故と同じで終息のめどさえ立たない。そういうものが力のないところを襲うという現実に、神様はいかにも根性が悪いと思う。試練を与えて進歩することを願っているのだとすれば、確かに弱い立場の市民は如何に自己防衛すべきかを思い知らされている。弱い者は淘汰されてしまう。 無能な政治そのものもまさに災害に匹敵する。でも、災害の多い国に住んでいる日本人の忍耐強さと相互扶助で、その国民性を如何なく発揮し、耐えに耐えてこの試練を乗り越えようとしている。政府なんか当てにならないとずっと思って生きてきた。この国を支えているのは庶民の力によるものであって、政府はその力を利用しているに過ぎない。 そのことを思い知らせてやりたい。 この状況の中で民放テレビは相変わらず、「デカ盛りハンター」なんていう馬鹿な番組を放映している。その無神経さはどこから来るのか。食べるにも事欠く人がたくさんいて、貧困がじわじわと広がっているこの非常時にだ。政府の無神経さと何ら変わるものではない。
2021.04.25
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♪ 上り坂を必死で漕いだ自力車が下りにようやく自転車となる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 一時、膝が痛くてあまり長く歩けなかったときに自転車を買ったけれど、自転車もけっこうしんどい乗り物だと気付いてからは、乗るのがちょっと億劫にになった。本体の重さが20.5㎏もあるし、パンクしにくいタイヤは太くてごつい。軽快車じゃないことも原因だろうなあ。 太ももの筋肉を付けないと、内装三段といえども上り坂はかなりきつい。若い頃に乗っていた時は比較するものが無かったので何とも思わなかったのだろう。この歳になって “やっと知ったる意外な事実” ってか。 余程の急用の時は有れば車を使うし自転車を使ったりもする。短時間で移動するには乗り物の方がいいけれど、再び歩けるようになってみればやっぱり自分の足で地面をけって移動する方が楽しい。ゆっくりとしか移動できないゆえの楽しさと言うか、いろんなものとの接触時間が長い分だけ発見や気づきも多いし対話の機会も増える。その頻度は、まさしくスピードに反比例する。 何時だったか、珍しい猫に出会ってその何とも言えない風貌に見とれてしまった。短足で頭が大きく、その顔の周りは長いひげが被っていて、顎のあたりはライオンの様に垂れ下がっている。しかし、こういう時に限ってカメラを持っていない。残念だなぁと思いながら先へ進むと別の猫がいて、これもなかなかいい雰囲気を持っていた。前の猫の弟分かあるいは同じ血筋かと思わせる、ユニークで野性味のあるいい顔をしていた。 サイベリアンかな? こんなタイプの猫の雑種じゃなかろうか。薄汚くて飼い猫とも思えなかった。 先日は、いつもの階段を駆け上がっただけでなく、帰路は急いでいたこともあって、ちょっとした坂を幾つか駆け上がったりもした。走れることも確認できたこの日は総数1万2千歩ほどだったけど、翌日も翌々日にも筋肉痛など出ずに済んでいるのが嬉しい。 またここらで年に一度のロングウォークでもしてやろうか(昨年は出来なかった)と、久し振りにやる気が湧いてきている。
2021.04.21
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♪ はるかぜにほほ撫でさせて3キロをパン買いに行くもくてきは 歩 歩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さま、年甲斐もなく「青春18きっぷ」なんて買って旅行の計画を立てていたけど、数日の間「アッタマきた」って頻りに怒っていた。どの路線もみんな途中までしか行かず、途中で何度も乗り換えさせられてとてもノンビリした旅行になんかなりそうにないらしい。 とに角特急優先で、それを使わないと旅行なんかできないようになってるって・・。 昔は東海道本線にしろ他の幹線は始発から終点まで通して運転されていたので、ゆっくりのんびりできた。今では、名古屋から京都へ行くのに時間帯によっては、大垣で乗り換えて米原まで行き、そこで乗り換えてようやく京都まで行けるという塩梅だ。 昔は、夜行列車も当たり前のように走っていたので、1泊分の経費が浮くということで学生には都合が良かったなあと、隔世に取り残された浦島太郎状態だ。 LCCが登場して飛行機の方が安かったりする時代になって、その競争のあおりを食っている感じだなぁ。列車でノンビリと旅行をする人も減ったのだろし、経費削減にはそうしないと車両や諸々のやりくりが回って行かないのだろうね。 長距離は時間が掛り過ぎるし、ノンビリ駅弁を食べてる雰囲気じゃない。せいぜい150㎞程度までの日帰り旅行にしか使えそうにないらしく、「やっぱり学生向きだなぁ」と改めて「青春18きっぷ」を再認識している風だ。 飯田線の秘境駅が「鉄旅」の愛好家に人気で、今では「飯田線秘境駅号」というのが期間限定で走っているほどらしい。「魅惑の飯田線秘境駅号」(豊橋-天竜峡)として2010年春に運行を開始。好評だったため、秋も継続して運行したのが始まり。基本の運行区間も「豊橋-飯田」へと延びて、2020年で10周年だったけれど、コロナの影響で中止になってしまったらしい。 今年2021年は、 4月10日(土)・11日(日)・16日(金)・17日(土)・18日(日)の5回が予定されている。 飯田線は、車窓に中央アルプスや天竜川などの美景を眺め、しみじみとした趣の秘境駅が点在している。しかし、94もの駅があり、全線を走りぬく列車の数も少ない。1日で秘境駅を巡ることは現実的には不可能なんだよなぁ。 これにも青春18きっぷは使えない。3時間に1本程度の鈍行に乗って、ホテルが駅に直結で、秘境駅巡りに最適の平岡駅にある「ふれあいステーション龍泉閣」に泊まるという手もあるようだけど、そうまでして行くほどの鉄旅ファンじゃないからなあ。 それで、結論は・・・。キャンセル(払い戻し)することに。 4月10日までしか使えないのもネックだし、雨が多い季節でせっかく時間を掛けて行って、雨が降ったらそれも台無しだし・・・。 ああ、春は人間様にもやっぱり悩ましいんだなぁ。猫は恋の季節で体が疼いてしょうがないし、妙な声がかってに湧きあがって来るしで、めんたる、ふぃじかるの両方が言うことを聞かないんだからどうにも困った季節だ。 爺さまは5月の作品展が済んだら、検索して見つけた宿(南木曽町のHOSTEL & CAFE)にノンビリ行ってくるつもりらしい。外人さんが多いらしいので喋れないけど楽しそうじゃない?「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.03.24
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