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2005年07月14日

報道するマスコミ（ロンドンその後・・）

(11)

テーマ：ニュース(95927)

カテゴリ：カテゴリ未分類

そちらのほうが、市民の生活に支障をきたすような気がします。

ちょっと学校へ行く途中、バスの中からそんなマスコミをカメラに収めておきました。

まさか、報道する側のマスコミが、写真に撮られているとは彼らも思わないでしょう（笑）

マスコミテント

キングスクロス周辺では、このように路上にテントを設置して、連日のごとく取材（？）をしています。

もちろん、おそらく許可を取ってのテント設置なのでしょうが、迷惑ったらありゃしません。

マスコミは一社だけではなく、しかも世界各国からやってきているため、かなりの数に上ります。

マズコミ

偶然、放送用の映像を撮っているところを目撃♪
というより、しょっちゅうどこかでこんな場面は目撃しています。

こうした過剰なマスコミが、実際にテロ被害を受けていない国、例えば日本国民などに、必要以上に恐怖心を煽っているような気がしてなりません。

テロ行為とは、無関係の一般市民を巻き込む残虐かつ、卑劣な行為ですが、その目的には市民の恐怖心を煽る事にあるのです。

そういったことをマスコミは理解しているのでしょうか？

確かに、一般市民に事実を伝えなければいけませんが、今のマスコミの現状としては、いかに視聴率を確保するか、の商業主義に走りすぎているような気がしてなりません・・・。

もしテロの標的がこのマスコミに向けられたとき、彼らはどういった行動に出るのでしょうか？

大学付近のラッセルスクエアに向かう道は未だに通行止めの状態・・。

中でなにが起きているのか知る由もありません。

英国政府は、プライバシーを守るため、正確な死亡者の氏名や数などを公開する事を避けています。

政府の発表では、死者数、５０人強としていますが、この数字に非常に違和感を感じるのは俺だけでしょうか・・・？

地下鉄を利用する事はほとんどないのですが、全く利用していないわけではないので、多少事情は分かります。

ラッセルスクエアから出ているビクトリアラインは、非常に込む路線です。

しかも日本の地下鉄と違い、地下鉄路線自体が、昔から使われてきたままのため、何か事故が起きた場合、一大事になることは、もし日本人の皆さんが倫敦の地下鉄を利用されれば、理解できる事でしょう。

しかも倫敦の地下鉄は、かなり地下深くに作られているうえに、明確な非常口がありません。

通常利用客は、地上から地価までを大エレベーターを利用して降りていきますが、このエレベーターが利用できない場合、数百段に及ぶらせん状の階段を使わなければならないような駅が数多く存在します。

ロンドン市民は、テロ経験者のためか至って冷静です。そしてこんな不備だらけで、いつでも再びテロの標的となりかねない、地下鉄を今後も利用していく事でしょう。

普通の日本人だったらば、おそらく地下鉄にかなりの抗議をする事間違いなしですが、テロが起きた後でも警備員を増やすぐらいの改善で、根本的な地下鉄の改善をしていないにもかかわらず、ロンドン市民は何事もなかったかのように利用しています。

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