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2007年06月14日
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さて、私中国に来てから一年以上が経過してしまいました。


今回の文は、ちょうど数ヶ月前、中国で旧正月がお祝いされる頃に、タイに旅行へ行った時に、親しい友人の方々に送信したメールが元になっています。


あらかじめご了承ください。


中国では、旧正月をお祝いするので、今がやっと年明けということになるのですが。


去年中国の正月をここ上海で過ごして、大変な目にあったので、今年は中国より脱出して暮らす事にしました。

中国のお正月は、非常ににぎやかで、にぎやかを通り越して、ほぼテロ活動と相違がありません。ものすごい花火、爆竹を鳴らすのです。
あんなに爆竹ばんばん鳴らして、打ち上げ花火をばんばん上げていたら、過激な方々が、本物の爆弾をどこかで鳴らしても、その音はかき消されてしまうことでしょう。正直怖いです。

そんな所で静かに暮らせるわけもありません。という事で、今年はタイへと脱出していたのでした。

タイは仏教暦のため、タイのお正月は4月ごろに行われるらしいです。いたって静かで平和な日々でした。




久々に熱帯を旅行したので、非常に爽快な気分となりました。そして、東南アジア位置の発展国のタイ、アジア最大の市場都市中国・上海を比較することができましたので、ちょっとレポートしたいと思います。

1.マナーの違い
世界で最もお行儀の悪い国として有名な中国とタイとを比較してしまうのは、中国にとっては酷評であり、タイにとっては失礼かもしれませんが、今回タイを旅行してすっごく感じたのは、これだったのです。
タイは仏教の影響が非常に強いせいか、挨拶の時でも手を合わせます。どんな人でもおんなじなのです。
このマナーに関して、中国、どうにかならないものでしょうか?
私が思うに、このマナーは、宗教が結構影響しているような気がしなくもないのです。
タイは敬虔な仏教徒のお国、仏教では、人への思いやりが重視されています。中国人に聞くと、中国も仏教徒だといわれますが、共産主義国家では基本的に宗教の存在を認めていません。
最近では、宗教を利用しようという考えが育っているようですが。
↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000012-san-int
http://www.nikkeibp.co.jp/news/china07q1/524810/


他に、現在世界的に禁煙ブームとなっている今日この頃ですが、それはタイでも同じようです。タイの保険相が、タバコの堂々とした昼間からの販売を禁止してしまったので、昼間にタバコを売っているところは見かけ上非常に少なく、公共の建物内は、どこも禁煙です。
中国なんかじゃ、お客を接待するときに、まぁ一服てな感じでタバコを差し出す、なんとも時代遅れな所が今でもありますが、もはや21世紀でそれは通用しなくなってきているのかもしれません。喫煙は悪なのですから。
交通マナーにも違いがありました。タイは日本と同じく、歩行者優先の弱者に対してきわめて安全な世界なのです。中国では強者優先なので、信号が青だからといってもゆっくり横断はしていられません。赤でも止まる車はあまりいないのです。
中国人に今一番必要なもの、それはマナーとモラルではないでしょうか?


2.アメリカ文化の浸透性

そんな品物がタイではすんなりと、しかも上海の5分の一くらいのお値段で入手が可能なのです。デザインなんかもいけています。ファッションセンスは、明らかに中国よりタイのほうがよいのでしょう。さらにバンコクには日本の本が売っている書店が数多く存在します。古本屋さんだってあるんです。本当になんでも手に入るんです。 
なにやら聞いた話では今日本ではやっているメイドカフェとやらもバンコクにはあるらしいです。メイドカフェ自体が行った事がないので、どんなものかもわからないのですが、たぶんその響きからいかがわしい所なのでしょう。中国は規制が厳しく、そんなメイドカフェなんかは勿論の事、反日感情が高い所なので、日本の本なんかは堂々と売る事など難しいでしょう。ただ日本の漫画は上海でも大人気で、中国語に翻訳されたものが結構販売されています。がどれも無難な漫画ばかりで、ぎりぎりにきわどい漫画や、中国の事をよく描いていない漫画などはもちろん売られてません。まぁ当たり前なのですが。ゴルゴ13などの漫画は国際情勢を知る上では、非常にためになる名作なのですが、中国語に翻訳されて売られる事など絶対にありえないことでしょう。
映画なんかも、中国本土では上映が禁止されている映画なんかが普通に見れたりします。日本人から見れば、そんな事当たり前のことなんですが、こんな国で一年も暮らしていると、それがすばらしい自由なんだと痛感する事になるんです。
物は多くあるように見えても本当はあんまりなく、規制が邪魔して結構不便な国。それが今の中国なのです。

タイにも上海と同じく、フランス系企業の大型スーパー「カルフール」が存在しました。


タイのカルフール
↑
タイのカルフール


そのほかに、以前ロンドン滞在中に利用していた「テスコ」なんて言う大型スーパーも存在します。


タイのテスコ
↑
タイのテスコ


中国ではカルフールは「家楽福(じゃぁるぅふぅ)」と呼び、もはや中国訳でもなんでもないだろうってな感じにまで名前の変更を余儀なくされています。
中国人曰く、日本やタイなどの国は他国から入った文化をそのままの形で自国の文化に取り入れて浸透させる事ができるが、中国は人口が多いので、そのまんま入れても一部の人しかわかんないし、多くの人に知ってもらうには、漢字に直さなければいけないのだそうです。その点日本企業は得ですね。「本田」は「本田」だし、「松下」は「松下」で読み方は異なれど通じるわけですから。まぁ中には、よくわかんない当て字をつけられてしまっている企業なんかもありますが。

たぶん、中国・上海は、日本人にとっては住みやすいのかもしれません。中国と同様漢字を使い、読み書きができる国民は日本人だけですから。しかしながら、他の国の方々にとっては、まだまだ暮らしやすいとは言えないかもしれません。上海在住のアメリカ人の知り合いの方など、かなり苦労されている様子。漢字文化圏の人間ではない者にとっては、暮らしにくいのでしょう。

終わりに・・・
私は、今ちょっと悩んでいる事があるのです。このまま上海にとどまり仕事を続けていっても大丈夫なのか?なんとなく中国の将来があんまり明るいものではないような気がしなくもない今日この頃。上海は、アジア最大の市場都市として数多くの外資系企業が進出してきており、そしてさらに進出しようとしているのですが、どこまで発展するのか、不安な面があります。大きな市場といっても、それは近未来の事であり、現在を見据えて言うと、東京やタイのバンコク、香港のほうがまだまだ上回っているような気がします。
まぁまだしばらくは上海にいようかと思っていますが、ひょっとしたら上海を去る日も近いかもしれません。

長文になってしまいました。
まぁなんとなくですが、この一年間を振り返りの近況がてらに書いてみました。







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Last updated  2007年06月16日 22時18分08秒
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