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会員の皆様、ゲストの皆様こんにちは、現在各地でアスベストによる被害者が急増し深刻な社会問題と発展しています。

ある調査によりますと、自分は健康だと思っている人は８０％を超え、健康に自信のある人が半数を超えていても、調べると本当に健康な人はわずか５％しかいないのが実態だそうです。

数年前の朝日新聞の朝刊一面のトップニュースに次の記事が掲載されていました。

住友生命総合検診２３，３２７人調査で異常：５９％、半健康：３６％、健康：５％という結果がでたと報道されていて信じられないと驚きました。

病気ではないことと、健康であることを同じだと勘違いしていることもありますが、重金属で汚染された空気を吸い、有害物質で汚染された塩素入りの水を飲み、栄養価が激減した促成栽培野菜や化学合成物質漬けの加工食品を好み、肉、動物性脂肪、砂糖の多い欧米化した食事をする。

仕事と遊びでかなり忙しくて不規則、睡眠も不足がちで、運動もしない。

ギクシャクした競争社会と人間関係でストレスはたまる一方。さらに、タバコや酒でストレスを紛らわせているような生活習慣。

このような健康教育の欠如からくる健康に無知・無関心な健康オンチ、健康知力が低いまま行動する生活習慣が招いた結果なのでしょう。

現役中に小渕元首相が脳卒中で亡くなったことは皆さん承知だと思いますが、故・大平元首相の同事例を２０年経っても生かせませんでした。

先進国で現役首相が突然死した例はとても珍しいことだそうです。

日本の健康知識、予防医学、頼りの医療まで世界から大きく遅れていることを
物語っているのでしょうか。

医療は病気の人を半病人・半健康人にするまでで、健康にはしてくれません。

医療は健康保険範囲内の対症療法のため、生活習慣病のような病原菌のない病気は検査値のコントロールをするだけ、残念ながら完治できないようです。

ほとんどの人は、医療に過剰な期待を持ち、病気を治すこと（検査値を正常にすること）と健康になることを同じだと勘違いしているのではないでしょうか。

健康は、私たちの健康観からおこる生活習慣が決め手だと思います。

病気ではないから健康だ、病気になったら医療に任せれば安心だと思う一般的な健康観から健康増進、病気予防に努める自己責任にめざめた２１世紀の健康観への転換が生活の質を高め、健康寿命を延ばすためには大切ではないでしょうか。

正しい知識を知り、できることから生活習慣に取り入れていくことがポイントだと思います。

病気になって薬を服用したり、医者に行って治療をうけたりして完治したとしても元の状態に戻っただけで、健康そのものが増進した訳ではありません。

いかに病気にかからない健康な身体を造るかが重要です。

最近色々な健康食品や健康飲料が出回っていますが、これも病気にならない為の予防としてはある程度効果があると思っています。