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やったぞ、大阪国際滝井－。「第３８回全国高校バレーボール選抜優勝大会」は２５日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで男女の決勝戦が行われた。府代表の女子・大阪国際滝井は２連覇を目指す昨年の優勝校・東九州龍谷と激突。第１セットは落としたものの、鋭いスパイクが光った東谷や内藤らの活躍で３セットを連取し、１３年ぶり３度目の栄冠を手にした。

相手は、今大会すべての試合をストレート勝ちしてきた強豪。第１セットは、序盤、熊谷のトスに攻撃陣がうまく反応してリードしたが、終盤になって伊東の速攻が決まらず逆転を許す。ボールがネットに跳ね返ったのを機にペースが乱れ、このセットを落とした。

準決勝の鹿屋中央戦では、先に２セットを連取された後、３セットを連続して奪い返し、勝利を手にしている。「いけいけ、国際」。スタンドに陣取る大応援団は、１セット目を失っても落ち込むことなく、おそろいの青いメガホンをたたいて熱い声援を送った。
２セット目は一進一退の攻防。才崎監督は、準決勝戦で活躍した卜部にマークが集中すると考え、レフトからの攻撃を指示。この作戦が当たり、レフトから内藤、東谷が連続スパイクを決めて流れを引き寄せ、相手を翻弄。第２セットを奪った。
勢いに乗って第３セットも取り、第４セット。先制は許したが意地を見せ、スパイクとブロックで得点を加えていった。

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