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とんと昔あったと。
高越山(こうつざん)の頂上の日鷲命神社(ひわしのみことじんじゃ)に大杉がある。
大杉に天狗が住んどったそうな。
江戸時代、板野郡に一人の山伏がおった。
いつも高越山に登って厳しい修行をしよった。
ところが、いつの間にやら姿が見えんようになった。
この山伏、わんくを出る時 「わしは高越大権現に呼ばれてお山へ入ることになった。これから苦しい修行を積)んで大権現にお仕えすることになった。
もう家へはもんてこれん。
もしわしに会いとうなったら、頂上の大杉の下でわしを呼んでくれ。
大杉が生えとる間、わしも生きとるから」
ちゅうたそうな。
時代が代わって明治時代のこっちゃ。
香川県の三木町に無縁ちゅう老人がやってきて住みついた。
どこから来たんか何しよった人かわからん。
しかし、なんとのう品があって若いしや子どもに好かれとった。
続きは明日書きますね。