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関門海峡でとれたナマコを乾燥させ、オリジナルブランド「海峡ナマコ」として売り出そうという取り組みが注目を集めている。
北九州市漁協平松支所が3年前から独自に製法を研究。
海外へも輸出し、評判は上々だ。
「これまでは生食用に少し出荷するだけで、他に使い道がなかった。
海峡で増え続けているナマコが宝の山に変わるかもしれない」と関係者は期待している。
10月26日早朝、北九州市小倉北区の平松漁港。
ナマコの潜水漁の船が出港していった。
30年近く漁を続けている漁師の男性は「今まで捨ててきたものをとるために漁に出ることになるとは」と語った。
平松支所が商品化に着手したのは2008年。
関門海峡でナマコが異常発生したことがきっかけだった。
国内で生食用の需要が高まるのは年末年始の限られた期間。
その他の期間はとれても売れないため、海に捨ててきた。
しかし大量のナマコを目にした組合員たちから「もったいない。
何かに使えないか」との声が上がったという。
注目したのは中国。
同国では干したものを「海参(ハイシェン)」と呼び、煮付けやスープなどに使う。
アワビやツバメの巣と同様の高級食材として扱われ「海の黒ダイヤ」とも言われる。
急速な経済発展に伴い、富裕層だけではなく中流層の家庭の食卓にも並ぶようになっており、小さな漁協は国際的な"ナマコビジネス"に乗り出すことを決めたとかです。
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