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今日のTVのニュースで円高がそうとう進んでいるようだが、私は海外旅行などには行かないがこのままの円高状態が続いて貰いたいものだ。総務省が発表した1月の家計調査によると、全国全世帯の消費支出は、前年比実質3.6%増で、2カ月連続のプラスとなったようだ。ここでも面白いのは総務省が、「消費は月例経済報告での概ね横ばいよりは上向きで、堅調な動きだった」といっていることだ。この物価高に庶民生活が厳しくなっているのに、経済的には良い方向だと言っているのだ。 一家庭当たりの実消費額は30万9826円になっているとのことだったが、私の家計と比べて10万円は多く消費していることになっているのだ。新聞社などが民間調査機関に行った聞き取り調査では、1月の実質消費支出の予測中央値は前年比実質0.2%増で、発表値はその予測を大きく上回っていたそうだ。1月の消費を押し上げたのは、自動車・同部品購入など自動車関係費や、これは特別だが葬儀関係費などの諸雑費、専修学校などの授業料、設備修繕・維持費などだったようだ。 私の家で食べている物と言えば、魚は干物以外(ほとんどが北欧産・・・)は、友だち等が釣ってきたものを貰っているし、肉類と言えば鶏肉がブラジル産で、豚肉がアメリカ産・牛肉が豪州産を買うことにしているのだ。野菜は安い中国産を使ってはいるが、加工品で中国製のもにはほとんど買っていない。穀物は米は日本産だが、小麦類(麺類も含め)は当然外国産である。エビやカニなどの甲殻類も、ベトナム産やタコのモロッコ産などと国産が半々と言ったところだ。 私の家の食卓もずいぶん自給率は低いと思っているのだが、これほど外国産の食料品の原料が入っているなら、当然円高の方が有利になるはずである。外国産の原材料というと中国からの野菜輸入はそうとう減少しているみたいで、冷凍ホウレンソウから基準値を超える残留農薬が見つかった03年以来4年ぶりに前年を下回ったとニュースでは言っていた。中国などからの食物輸入は原材料の方が、水際での検査が厳しく安全なのだが、そちらの方が大きく減少しているのだ。 それなのに中国で作られた食料加工品を、そうとう多く使っていると思われる、ファミレスや居酒屋チェーンで食事をしたり、飲会を行っているのは私は少し違うのかと思っている。私の家では中国産の餃子から猛毒の農薬が発見されてから、外食などには家族では一回も行っていない。外国産の安い材料を買って帰り、嫁さんと二人で手作りのおかずを作って食事をしているのだ。(嫁さんは私たちの弁当のおかずを作るのに、冷凍食品を使えないとブツブツ言っているが・・・) これまでは小麦粉などの品薄感から、輸入食品の値段がそうとう上がっていたので、これからはその分を円高差益で埋めていって貰いたいのだ。来月や4月からも輸入関係の食料品は値上げされそうなので、円高で少しは「値上げの春」を緩和して貰いたいものだ。私のうちではもうこれ以上の節約ができる部分は少なくなってきており、円高ででも助けて貰わないとどうしようもない状態なのだ。
2008年02月29日
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私は元からファミレスで食事をしたり、居酒屋で酒を飲んだりするのが嫌いであったのだが、少女が死にかけた中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国公安省が調査報告書を発表したところでは、製造元の「天洋食品」の従業員ら55人を調べたものの、毒物混入を示す証拠は見つからなかったことを明らかにした。そのうえ、中 国側には責任が無いこともも合わせて、発表したというのだ。 中国の警察は一体どんな捜査をしたか知らないが、今回の中毒事件について、記者会見を開くのは初めてだが捜査結果は、私が思っていたとおりのものだった。中国側の発表では、捜査は原料の生産地や運送段階などで実施したとニュースでは言っていたが、包装工程や製品保管などにかかわった従業員ら55人を対象にメタミ ドホスと接触した可能性などを調べたが、「疑わしい人物は見つからなかった」と語った。 有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が、中国国内で混入した可能性は極めて低いとの見解を改めて示したわけだが、日本側の捜査では外国製の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入されていたのは間違いなく、、中国側が自国内での混入を認めなかったことで、ますます犯人が分からなくなってきており、人の命にかかわる 事件でありながら、原因究明も行われず、事件の解決には時間がかかる可能性が強まった。 私自身がファミレスで食事をしたり、居酒屋で酒を飲んだりするのが嫌いなのは、これらの店では客の安全性よりも、営利を追求していることを知っていたからだ。特にこの中国製冷凍ギョーザの中毒事件に対して、居酒屋チェーン「和民」の渡辺社長のコメントが一切無いことだ。(真っ先にTVでコメントしても良さそうな のだが・・・) 安い金額で酒が飲める居酒屋チェーンでは、食材等の材料費を安く上げるために、業務用の中国製食品を使用しているのは、周知の事実なのだからこの事件が起こったなら、それこそTVでいつも言っているように、全ての情報を客等に開示すればいいのに、その様な話などいっこうに聞こえてこない。このようなことだから私 はいくら安くても、居酒屋チェーンで酒を飲むのは好きになれないのだ。 もう一つ「和民」に文句があるのは、「グリーンピース・ジャパン」のアンケートに対して、鯨料理を店では出さないと回答していることだ。もちろん今の鯨肉の値段を考えると、居酒屋で扱うには少し高価だとは思うのだが、それなら日本文化の継承も考えて、「採算ベースに乗って客の要求があれば、今は取り扱っていない がすぐに提供する準備がある」とか、「日本文化の継承を考えて『和民』チェーンでも取り扱えるように、行政に働きかける」くらいのことは言って欲しかったのだ。 これは渡辺社長が教育に参画していたときに言っていた、伝統・文化を大切にしようと言うことに反しているのではないだろうか。今日の日記を書き始めた最初は、中国の捜査当局に対しての怒りの方が強かったのだが、 最後は居酒屋攻撃になってしまったが、やっぱり居酒屋では酒を飲みたくはない。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月28日
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イージス艦と漁船との衝突事故が毎日トップニュースになっているが、防衛省が事故発生後にイージス艦「あたご」の航海長を、ヘリコプターで防衛省に呼び事情聴取した際、事前に海上保安庁の承諾を得たと説明していることに対し、第3管区海上保安本部は、防衛省側からの事前承諾は確認が取れないと明らかにした。「けが 人がいて搬送の必要がある。幹部も運ぶ」などと横須賀地方総監部が、横須賀海上保安部に連絡し了承を得たと説明していたが、連絡があったのは聴取後みたいだ。 防衛省内部の聴取では、石破茂防衛相も直接航海長から話を聴いていたようで、事情聴取を受けた航海長は、衝突直前に交代した当直士官だったようだ。この当直士官が衝突前の航行状況を最もよく知る人物だとニュースで入っていたが、防衛省が捜査機関に無断で重要人物を聴取したことになり、口裏合わせの虚偽説明の疑い もあり、捜査妨害との批判が上がる可能性も捨てきれない。 最初の説明では漁船を発見したのが衝突の2分前と言うことだったが、本当は衝突の12分前二行選外ることを確認しているのも、私に言わせると何処まで本当のことか怪しい限りだ。防衛省が海保の了承なしに乗組員から事情聴取を行うことは、法的には禁止されてはいないとのことだったが、口裏合わせを行ったのなら大き な問題だ。冬柴国土交通相不快感を示したのは当然のことだろう。 漁船の発見時間の虚偽説明をしたことを、よくある交通事故に置き換えてみると、遠足に行く幼稚園児の列に大型ダンプがつっこみ、先生と園児の二人が不幸にも事故で亡くなったとしよう。大型ダンプの運ちゃんが、「もう少しで会社に帰る前に起こした事故だが、前方不注意で園児に気が付いたのは、事故の20mくらい前だ ったので、ブレーキをかけたのだが間に合わなかった」と最初は言っていたのだ。 それが後から「遠足中の園児がいるのは、およそ120mくらい前から分かっていたのだが、何の注意もせずに園児の列につっこんでいきました」では、どちらの方が運転手の責任が重いのは明白だろう。しかも警察が事故の調査に来る前に、保険会社の調査員や運送会社の幹部職員が、運転手に事故の説明をさせており、一番 会社の責任にならない方法を、教えていた疑いがあるのだ。 これが虚偽報告でなかったら、事故現場に警察が来て、事故原因などを調べる必要などなくなってしまうだろう。こんな指示を会社のトップが指示したのなら、その社長などは当然引責辞任をするだろう。それが防衛省は「トカゲにしっぽ切り」で済まそうとしているみたいだ。これが防衛大臣「石波茂」の真の姿なのだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月27日
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今日は松山市で講習会がある関係で朝はゆっくり出来るのだが、近頃ではほとんどの公共工事が電子納品ということで、工事写真などをFDで提出するようになってきている。この制度が始まったのは現在の国土交通省が、建設省時代に土木・建築工事など、公共事業におけるCALSを特に建設CALSと名付けた時から始まったのだが、運輸省と統合され国土交通省となったとき、運輸省で進められていた空港・港湾CALSと一体化し、CALS/ECと改められたのだ。 元々CALSは、アメリカ合衆国から世界へ発信された概念であり、IT革命といわれる頃から日本でも使われるようになったのだが、元来は軍用に利用されていたものが適用拡大され、アメリカ軍の兵器の生産性や品質の向上といった目的があったらしいのだ。今でも「コンピュータによる軍事の後方支援」の意味で使われているらしく、コンピュータが普及した現在では、紙媒体から電子媒体による民間利用目的で提唱されている。 私たちの建設業でも国交省が提唱してから活発に使い出されており、コンサルなども全ての成果品が今では電子納品されるようになって来ている。 このため提出された電子成果品や 工事に必要な資料が、適正に保管・管理されているかをチェックするため、「電子納品利活用システム」が本格運用されるので、建設CALS導入にあたっての「情報基盤整備事業」の一環として、公共事業の発注者と受注者のために、今日の講習会が行われるというのだ。 私は基本的にはこのCALS/EC制度は、データーの改竄が簡単なため、悪用される恐れが非常に強いので、何処かでアナログの部分を残しておくべきだと思っているのだが、どうやらこの意見は少数で実現しそうにない。つい最近も愛媛県の建設関係職員がデーターを捏造して、公金横領を行ったばかりなのだが、このようなことが簡単に出来る危険性が出てくるのだ。(もっとも官民の情報の共有等メリット面の多いのだが・・・) CALS/ECは大きく分けて電子納品・電子入札等からなるのだが、今までは国や地方自治体により「各種基準案」が色々発表されているが、公共工事の発注先により細かく内容が異なっていたのが現状だったので、私の事務所では国土交通省の基準に準拠していたのだ。この頃は電子入札に関してだけは、国土交通省だけでなく他の官庁や自治体でも、公共調達として電子入札システムが主流になってきており、どうやら統一的な基準が出来ているみたいだ。 今日は一日講習会なのだが、天気も久しぶりの雨で工事のほうも一休みのところであり、今日一日は久しぶりに机とPCの前に座っておこうか。(朝起きてこの日記を書いている時点から、PCの前に座っているのだが・・・)
2008年02月26日
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昨日は炭焼き(植樹も兼ねた・・・)から帰るとすぐに風呂に入り、女子サッカーの東アジア選手権を楽しみにしていたのだ。試合結果は、ランキング上位の中国女子代表に快勝した「なでしこジャパン」が、日本女子サッカー史上初の公式大会優勝を達成した。(前日の男子「岡田ジャパン」も惜しかったのだが・・・) この試合は引き分けでも優勝だったが、日本女子代表が試合の立ち上がりから攻めに攻めたて、シュート数は、なんと24本対1本と圧倒したのだ。地元の中国代表ファンで埋め尽くされた会場は、日本代表の攻撃がすさまじく、時間とともに静まっていくのがTVを見ていても分かるくらいだった。(観客が後半は帰ってしま ったのだ・・・) 就任約1か月で、「なでしこジャパン」に史上初の優勝をもたらした佐々木則夫監督は、「今の段階では良いパフォーマンスができた。やろうとしたことを一丸となって90分間表現してくれた」と、試合後のインタビューでは納得の笑みを浮かべていたが、まず守備を第一にボールを奪ってから、早く攻撃に転じる新たな組織 戦術を選手に、浸透させたのが今回3連勝の大きな要因だろう。 私が見ていて一番美しいと思ったシュートは、勝利を確実なものにした日本代表の3点目となったシュートだが、これは見事としか言いようのないシュートだった。後半の10分に右サイドの大野選手からのクロスに、永里選手が頭であわせたヘディング・シュートだったのだが、このころになると晩酌もけっこう呑んでいたので 、シュートが決まった瞬間に歓喜の大声を上げてしまった。(近所迷惑な話だ・・・) 前日に男子の日本代表が韓国代表と引き分け(先制されたのを追いついたという、それなりに価値のある引き分けだと、私は思っているのだが・・・)、惜しくもアベック優勝とはならなかったが、今大会に男女総合優勝があったら、日本が東アジア一番になっていただろう。「なでしこジャパン」がこの大会で得た一番大きな ものは、中国代表に勝利した「北京五輪にむけての自信」という、かけがえのないものだろう。 ただし、今回の東アジア選手権をを振り返って私が思うのは、試合内容的には男子代表も女子代表も試合内容では、2勝1敗と言うところだろう。「岡田ジャパン」は引き分けにはしたが、主力の出ていない韓国代表に先制されるし、「なでしこジャパン」も北朝鮮代表に攻められ、やっとの事で逆転勝利したからだ。北京五輪 もW杯南アフリカ大会も、まだその準備は始まったばかりなのだから、もっと精進して貰いたい。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月25日
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昨日は風が強かったが(春一番が東京で吹いたそうで・・・)、久ぶりに竹炭つくりに朝早くから参加してみた。私が参加しているのはお寺の放置竹林を処理するもので、全伐する地域と間伐する地域に分けて、10人くらいのグループで処理しているのだ。処理した竹はドラム缶を使った炭窯で竹炭を焼いて、生活補助機能目的として利用しているのだ。しかも、メンバーの中には、放置竹林を整備し、環境の改善・浄化と地球温暖化の抑制につながる炭やき産業と事業を推進・支援する「日本竹炭竹酢液協会」のマイスターもいるのだ。 私も竹炭ではないが土木・建築材料としての竹について、少し勉強したことがあり竹の優秀さには人よりは理解があると思っている。竹は軽くて繊維の力が強いため、木材の代替のほか様々な用途に使えるのだが、ある実験所の結果では竹の繊維の引っ張りに対する強さは、鉄筋の約2倍という結果も報告されている。また、含水性を向上させたり、微生物の棲息場所を提供するため、土壌改良剤や水質浄化等に竹炭を利用することが多いのだ。竹林は集中豪雨に多少弱いことはあるが、森林に負けない機能を持っているのだ。 なぜなら竹は無性繁殖によって毎年タケノコを産みだし、充分な管理さえしてやれば再植林の必要はないから、再生可能で持続的な資源なのだ。密植さえ注意すれば森林と同様に、水資源の保全・土壌の保持といった公益機能を持っているのだ。公共のHPなどでは竹林は、二酸化炭素の抑制に役に立たないから、広葉樹林に変えようということが出ている。たしかに二酸化炭素の処理能力は1ヘクタール当たり、温帯広葉樹林の場合は360トン・竹は160トン程度だからだ。京都議定書でも、竹林によるCO2の吸収を認めていないらしい。 ところが事実は、二酸化炭素の吸収量についても竹林は優秀なのだ。これは竹の成長速度を考慮していないから、5年で利用する竹の植物量を、単年に換算すると20トン以上の植物量になるから、長期間ならりその通りかもしれないが、単年度なら熱帯雨林よりも多いというように正確な比較ではないのだ。つまり、竹林をきちんと世話して、竹材を利用し続ければCO2の削減効果は大きいということなのだ。(これが、竹林の管理の大切さなのだが・・・) 昨日は当然竹炭作りも行ったのだが、2年前に全伐した地域に植樹も行ったのだ。竹の根には植物に悪影響を熾す毒素が含まれているため、全伐した地区は1年以上放置しておいて、伐採した次の年の春に充分筍を採取して(ここは人家から離れていた関係で、この作業はイノシシ君がほとんどやってくれたのだが・・・)次の年の春になる前くらいに植樹をするようにしているのだ。今年の植樹は紅葉を50本くらいと、クヌギを100本くらい植えたのだが、作業道付近には桜も5本ほど植えてみた。(10年後には、花見が出来るかな・・・)
2008年02月24日
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今日のITのニュースを見ていると、自民党の菅選挙対策副委員長が、横浜市内で開いた自身の政治資金パーティーで挨拶したのだが、その中で昨年夏の参院選の落選した候補者を、次期衆院選で単独比例の上位に候補者として、優遇する動きがあることに対して否定的な発言をしたそうだ。私に住んでいる保守王国である愛媛県でも、昨年夏の参議院選挙で自民党山崎派の重鎮である関谷候補が、民主党の新人候補に敗れて議席を失っているのだ。 巷で今年に行われるだろうと予想されている衆議院選挙で、関谷候補も単独比例の上位に候補者として政界復帰を狙っているというのが地元でささやかれている。それなのに選挙の元締めである選挙対策副委員長が、参院選落選組の優遇は認めないとの考えを示したらしい。菅選挙対策副委員長は「参院選で民意を得られなかった候補者を、党の理屈で比例名簿の上位に登載したら、国民の信頼は得られない」と指摘しているらしい。そのうえ、菅選挙対策副委員長は「単独比例はできるだけゼロにしたい。選挙区で頑張った人が、惜敗率が高ければ復活当選できるという選挙制度の仕組みに基づいて対応したい」と述べたようだ。 前回の衆議院選挙で復活当選した民主党の原口議員や松原議員に、自民党の広報責任者だった世耕参議院議員が、なんと言っていたかを思い出してみたらどうだ。彼は二人の民主党の衆議院議員に向かって、「制度を悪用して国会に巣作る悪党」のようなことを、TVで言っていたのだ。(たしか、「たけしのTVタックル」だったと記憶しているが・・・)前回大勝した自民党の広報責任者が公の放送で非難した制度を、今回は同じ自民党の選挙対策の副責任者が、平気で使おうといっているのでは、少しも専用が出来ないといっていいだろう。 いまひとつ信用が出来ないということで、私が思っているのは、皇太子殿下のお言葉と行動のことである。先日のお誕生日の記者会見では、少し前に宮内庁の羽毛田長官が、定例会見で異例の苦言を呈したことについて、どのようなお考えをお持ちか、皇太子殿下の発言に注目していたのだが、御所を訪ねる参内について「できる限り心掛けて参りたい」と述べるにとどめていた。天皇・皇后両陛下が愛子内親王に会いたがっていることについては、「家族のプライベートな事柄」として、それ以上の発言を控えられていた。 皇太子殿下は羽毛田長官の苦言について、「両陛下の愛子に対する心配りは常にありがたく感謝申し上げております。御所に参内する頻度についてもできる限り心掛けて参りたい」とおっしゃってはいたが、参内が少ない理由などの質問には「家族内の事柄ですので、こういった場所での発言は差し控えたいと思っております」と繰り返されていた。孫娘の成長はどんな方にでも楽しみなのだから、もう少し配慮があってもいいのではと思っているのだ。 今回の羽毛田長官苦言は、直接的には皇太子さまが昨年2月の会見で「天皇・皇后両陛下とお会いする機会を、これからは少しでも多く作っていきたい」と、両陛下の期待に応える発言をしながら、実際には参内の回数が増えなかったことが原因だと思っている。週刊誌等の情報によると長官の真意は、愛子さまの参内回数ではなく、皇太子さま自身の言葉への責任にあったようだ。今回の皇太子殿下の記者会見の発言に、天皇・皇后両陛下の側近からは「きちんと答えていない。言葉の重さに気づいてほしい」との声も漏れているらしいが、皇太子殿下の側近からは、“人格否定”発言でさまざまな憶測を呼んだだけに、「語られないことが正解」と話すているらしい。(簡単に、孫娘をつれて実家に帰ればいいだけなのに・・・)
2008年02月23日
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サッカーの岡田ジャパンが中国の重慶で、初タイトルの「東アジア選手権」をかけて、永遠のライバル韓国代表との最終戦がおこなわれる。水曜日の試合はホスト国の中国と対戦したが、日本は中国の激しいプレーや不可解な判定に苦しめられた。それでも冷静な試合運びで山瀬の1点を守り切って勝利して、勝ち点を4に伸ばした。対するライバルの韓国代表も若手中心でありながら、ここまで1勝1分けで日本と同じ勝ち点4と、実力は拮抗している。勝ったチームが優勝する最終戦で、東アジアの盟主の座を懸けて激突するのだ。 怒りの日本サッカー協会が重い腰を上げるようで、中国代表の相次ぐラフプレーを受けたことに関連して、川淵キャプテンは主催者の東アジア連盟に事情聴取を求めることを決めたらしい。中国代表のラフプレーもさることながら、ラフプレーを野放しにした北朝鮮レフェリーの判定に対して抗議するものらしく、東アジア連盟に対して抗議文書を提出するようだ。激しいラフプレーに耐えて勝利した中国代表戦だが、川淵キャプテンの怒りは収まらないようだ。 川淵キャプテンが最も憤慨したのは、後半10分にMFの安田選手がシュートチャンスに中国のGKに脇腹を蹴られた場面を言っているのだ。私がTV観戦で贔屓目にもていても、あのフレーは完全にレッドカードである。ハンドボールの『中東の笛』ではないが、あのレフェリーのひどさは最近見たことがないものだった。当然黙って見ている手はないと思う。抗議もせずに黙って放置するのも、選手のことを考えると絶対にそのままに出来ないことだ。 こういう抗議は中国代表のアンフェアなプレーだけでなく、適切な判定を下さなかった北朝鮮の主審への抗議でもあるのだ。東アジア連盟は規約上、審判に処分を下すことはできないそうだが、AFCの規律委員会や審判委員会が誤審があったと判断した場合、北朝鮮主審の試合の割り当てを減らさることもあるのだ。審判自身の技量不足とされた場合は、審判プログラムの再教育を受けさせられる可能性もあるのだ。中国代表の度重なるラフプレーは、北朝鮮主審がゲームをコントロールできなかったために起こったと私は思っているのだ。 その一方では中国か北朝鮮の審判になる予定の明日の韓国戦で、今度は正当な判定を求めるためのけん制という意味合いも併せ持つっており、中国の新聞自体も自国代表のラフプレーに対して、珍しく非難をしているのだ。その中で岡田監督は、相手選手からのど輪を仕掛けられながらも、強く相手の腕を振り払うなど大立ち回りを演じて、喧嘩両成敗ということでイエローカードを受けた鈴木選手を、監督はその行為を高く評価していたらしい。 話は変わるが、今回の東アジア選手権は女子の大会も同時に行われており、「なでしこジャパン」も2連勝と男女アベック優勝に、王手をかけているのだ。初戦の北朝鮮代表戦は、ロスタイムでの劇的な澤選手のゴールが決まり、3-2の逆転勝利を収めたのだ。もちろん称賛に値する勝利ではあったが、私が見たところでは試合内容からすれば完全な負け試合だった。第2戦の韓国代表戦は逆に安心して見ていられるゲームがったが、最終戦の中国代表戦が大きな鬼門になるだろう。この試合に引分て優勝してもらいたいものだ。
2008年02月22日
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昨日は勉強会があったので松山に来ていたのだが、勉強会のあった会場にも興味がるのか国会中継が放送されており、それを見ていると政府・与党のほうが旗色が悪そうだった。国会では道路特定財源に関する集中審議を行われたそうだが、今後10年間で最大59兆円を投入する道路整備中期計画の是非について、予定どうり激論が交わされたみたいだ。59兆円の積算根拠を明確に示さない政府側に対し、民主党は計画の見直しを要求しているのだ。 民主党の主張では、「道路特定財源をいつまでも維持すると、結局はムダな道路を建設することになり、また一方で、安易な流用を誘発するもとになる」というのだ。そのムダな道路の代表例として、本四連絡橋・東京湾横断道路・北海道の道東道路などがあげられているのだが、たしかに四国に住んでいて恩恵を預かっているはずの本四連絡橋でも、本当に3本もいったのかと問われると、私自身はどうしても返答に困ってしまう。 民主党は菅直人代表代行や岡田克也副代表を投入して、中期計画の根拠を問いただすことに力点を置いた質問をしていたのだが、ナンミョウ党の国土交通相は「個別具体道路計画までは示していない」と訳のわからない答弁をしていた。しかも道路関係官僚OBの道路関係法人への天下りなどは、自らを本部長とする改革本部の設置を表明して、「6月までに税金の無駄遣いの撲滅の結果が見えるようにしたい」と強調したようだが、これから調査して対策を考えるなど、本気で無駄をなくそうと思っているのか信用がならない。 この改革本部設置も度重なる民主党の追及を受けた判断だし、首相は毎年度の予算編成で具体的な事業額を算出する考えを主張した上で、「59兆円全部を使うわけではない」とまで明言したことも、暫定税率維持の根本となる計画へのあやふやな答弁になってしまった。こうなると民主党に格好の追及材料を与えてしまったわけだが、道路特定財源堅持派の私にとって、もう少し考えて答弁しろよといいたくなる答弁だった。 政府の作った中期計画では、基幹ネットワークの整備以外に生活幹線道路や渋滞対策・通学道路の歩道整備などが盛られているが、いずれも精緻な積み上げによる費用の計上ではないみたいだ、総額だけが先に決まった状態だということが、誰にもバレバレである。そこのところを岡田氏が、「国交省素案は65兆円だったのに一声で59兆円に削減した。そんないい加減な計画なのか」と指摘したわけだが、福田首相は「計画は毎年見直してもいい。道路をいつまでも作ればいいわけではない」と答えたらしい。 この答弁も「いったい何を言っているのだ」と言われかねない答弁で、政府の方針が、既得権益は絶対手放さないという考えしか見えてこないのだ。最近の自民党内を見ていると、道路族の復活が目立っているのだが、そいつらは道路官僚と強力なタッグを組んで、既得権益を断固守り抜こうとしているとしか私には見えない。たしかに私の所属している建設業は非常に厳しい状態なので、道路予算の確保は必要だと思っているが、それにしてもあのような答弁で、10年で59兆円を国民から騙し取ろうというのは、虫がよすぎると思っている
2008年02月21日
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今日は自衛隊の不祥事が二つ起こっているが、イージス艦「あたご」と漁船の千葉県房総半島沖の衝突事故があり、行方不明者が二名も出ているそうだ。防衛庁は早朝から情報収集と対応に追われいるようだが、事故の原因関係については不明みたいだ。房総沖と言えば昔から「一に玄海、二に房州、三に早州・・・」と言われる くらい、海の難所と言われている箇所だが、今回は波は高くなかったみたいだ。 防衛省といえば少し前に守屋武昌前事務次官による汚職事件や、イージス艦艇の情報漏れ問題などこのところ失態が続いているが、今回も防衛省では石破茂防衛相が記者会見で、自分への事故報告が発生から1時間半もかかったことに怒りをにじませたようだ。いくら防衛大臣がTVなどでネジを巻いても、部下である官僚はそ れこそどうでも良くて、少しも動かないのは分かり切ったことではないか。 もう一つはヘリコプターが不時着した事故だが、こちらの方には怪我人などは出ていないみたいだ。きっと航空防衛隊は、イージス艦の衝突事故の方が大きく報道されたので、間が良かったと胸をなで下ろしているだろう。こちらの方も一つ間違うと大事故の可能性もあり、自衛隊は一体何をしているのだ。もし国家賠償と言う ことになるとまた、我々の税金が効果のないところに無駄に使われしまうのだ。行方不明者の安否のことを確かめるのが一番なのだが、前にも書いたとおりこの時期の房総沖に投げ出されたら、無事に救出される率は少ないと言っていいだろう。 しかも最新鋭のイージス艦と言えば、イージス・システムを搭載することによって、特に防空能力について非常に優れており、このため、艦隊において防空の要として活動することが多いはずだ。遠くの敵を正確に探知できる索敵能力や、迅速に状況を判断・対応できる情報処理能力とともに、一度に多くの目標と交戦できる対 空戦闘能力によって支えられていると聞いていた。このため、そうとう高額な船にもかかわらず、米国のいいなりの金額で、我々の税金で購入したのではなかったのか。 これらの情報収集能力や敵探知能力は、対空戦闘以外にも応用され、イージス艦の戦闘能力を全般的に優れたものにしているはずなのに、漁船のような小型船には役に立たないことが、今回の事故で露呈してしまったのだ。聞くところによるとイージス艦に搭載されているイージスシステムは、高性能ゆえに高価でありシステム 全体としての価格は500億円と言われているのだ。このシステムが小型船には役に立たないことが分かると、小型漁船に爆弾を積んで自爆テロが行われる恐れも出てきたのだ。 こうなると当然防衛省のトップの責任は逃れようもなく、石波大臣も責任を取って辞任すると言うことに落ち着くだろう。いくら事故の連絡が事故発生から約1時間半後だったことについて怒っても、大臣自身が責任を取って首になったらそれで事件は終了では、いくら立っても事故などはないならだろう。ここは防衛省職員が 全員給料を指しだして被害者等に補償しても、税金を無駄使いされた私の怒りは収まらない。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月19日
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昨日TVを見ていたらいよいよNBAも、オールスターウィークに入ることを言っていたが、今年のオールスターゲームはニューオリンズで行われるらしい。なぜニューオリンズのことを日記に書くかというと、私が応援しているNBAのチームが「ユタ・ジャズ」だからだ。今でこそユタ州のデルタ・センターを本拠地にしてい るジャズだが、ニックネームの由来は、ニューオリンズ名物のジャズから来ているのだ。 逆に今ニューオリンズを本拠地にしている(ハリケーンの余波で復旧中は、ニューオリンズが本拠地とは言い難いのだが・・・)ホーネッツは、私たち古くからのNBAファンには、バスケットボールの本場であるノースカロライナ州のシャーロットの方が、しっくりと来るのだ。チーム名の由来になったホーネッツ(スズメバ チの巣)も、独立戦争時の激戦の地であり、イギリス軍に抵抗した指揮官がこの街を「スズメバチの巣」と呼んだのが、「ホーネッツ」という名称の始まりであるのだ。 今年のオールスターゲームのMVPは下馬評では、地元ニューオリンズの若いエースであるクリス・ポールではないかと言われていたのだが、ITのスポーツニュースを見てみると27得点、9アシスト、8リバウンドとオールラウンドな活躍を見せたイーストのレブロン・ジェームスが06年以来2度目の受賞となっていた。クリス・ ポールは16得点、14アシストを記録し、本拠地で行われた試合で存在感を示したようだ。 試合の方はどうせ今日の深夜にBS放送で、再々放送されるはずなので、そちらの方が非常に楽しみなのだが、今年のゲームは接戦らしく、残り1分36秒で125対125の同点になったいたらしい。今日は家に帰ってゆっくりと風呂にでも浸かって宵寝をしておいてから、焼酎でも飲みながらNBAスター選手の素晴らしい技でも堪能 しようか。もっともあまり変な時間を過ごすと、明日の仕事にこたえそうなので注意は必要だ。 ユタジャズと言えば私も知らなかったのだが、カール・マローン&ジョン・ストックトンの黄金コンビで、マイケル・ジョーダン率いる全盛期のシカゴ・ブルズとファイナルを争ったときに、いぶし銀のようなSF/Gとして活躍していた、デービッド・ベンワー氏がヘッドコーチとして日本のチームに就任しているのだ。私もよ くジャズの試合はTVで見ていたのだが、なかなか活躍していた選手だったのだ。 最後に今年のNBAオールスターゲーム打残念だったのが、コービーブライアンと選手があまり活躍できなかったことだ。神戸を名前に持っているこのスーパースターが、3分くらいの出場ではなにのほども活躍できなかったろう。何はともあれ、今年のオールスターゲームは終わったので、これからが正念場の後半戦である。 私の応援しているユタも今年こそはライバルの、スパーズを破ってファイナルへ進んで貰いたい。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月18日
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三位一体改革の税源移譲で、住宅ローンの控除申告額が変わったので申請しようと、嫁さんに資料を取るように頼んでいたのだ。所得税と個人住民税の比率が変わったので、いままで控除できていた金額が、昨年から控除できないという問題が生じているというこだが、勝手に税負担を変更しておいて、税金を返すから申請しろとはどう言う訳だろう。新聞情報によると住宅ローン対象者の6割の人が税金控除の対象になるとのことだった。 住民税の住宅ローン控除適用を受けるには、今年から毎年申請は必要となるのだ。個人住民税が従来の5%の税率から、10%の税率に引き上げられたことによる処置なのだ。昨年財源上に話が話題になったときには、税金を納める総額は変わらないし、サラリーマンには何も手続きは必要ありませんと、政府の役人等がTVで言っていたはずなのに、一年も経たないうちに「住宅ローン控除申告」を申請しろとは嘘つきもはなはだしい。 全体として増税にならないようにするための措置として、これまで所得税のみに適用されていた住宅ローン控除が、税源移譲による所得税の減額で引ききれなくなる場合、翌年度住民税からその分を控除することで、税源移譲前と同じ負担に調整するため、原則として所得税を減額することにより、個人の税負担があまり生じないようにすることを、理論上は理解しているのだが、手続きがなにも生じないといったことに対しては腹立たしい限りだ。 文句ばかり言っていても仕方がないので、嫁さんにITで「住宅ローン控除申請書作成ツール」というものを探しておいてもらったのだが、その最初の文章には、「この措置は、対象者からの(減額申請書)による申請に基づき、市町村長が税務署長に照会して減額すべき金額を確認する方法によって翌年度分の個人住民税から減額を実施します。この措置によって生ずる平成20年度以降の個人住民税の減収額は、全額国費で補てんされます」と書いてあった。 税金の取り方を勝手に変えて税金を余分に取っておいて、「個人住民税の減収額は、全額国費で補てんされます」とはどう言うわけだ。当然のことではないか。しかも私のように少しはこのようなことに興味を持っている人間ならいざ知らず、私の事務所でも税金が帰ってくることを知っている人間は、住宅ローン対象者の3割くらいしかいなかったのだ。税金を取るときは『有無』を言わせずに取るくせに、返すときには申請しろと来たもんだ。 しかもそのことを大々的に宣伝するわけでもなく、(TVの広報番組でこのことを放送しているのを聴いたことがない・・・)知っている者だけには返してやろうという、今の政府の態度には税金を任せる気がだんだんなくなってしまう。こんなところからも保険料などを滞納する輩が、増加する一つの理由なのだろう。
2008年02月17日
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松山市は、明治という近代国家に立ち向かった若者たちの青春群像を、司馬遼太郎が10年の歳月をかけて完成させた壮大な長編小説である『坂の上の雲』を、利用したまちづくりを行っているが、私はこの長編小説は、日露戦争という極限の世界を小説後半の中心として、国家・軍隊とは、文化・外交とは、人間とは、勇気・教育とはなど、作者の司馬遼太郎によってなされており、その答えを読者自身が見出して自らの人生に反映していくべきだと思っている。 小説の内容は、四国・松山の出身で、後に明治日本が直面する最大の危機・日露戦争において、大きな役割を担うことになる秋山真之、真之の兄・好古の活躍と、明治期のおいて日本文学の巨人であった正岡子規の、苦悩と奮闘を描く物語で、3人が松山から東京、そして世界へと向かっていく過程を主に、明治期の日本人の、勇気や行動力を賞賛しながらも、戦争の愚かさと悲惨さを教えるものだ。 今日の新聞を見ていると、NHKドラマ『坂の上の雲』のロシアでの初撮影がこのほど終了したそうで、古都サンクトペテルブルクの宮殿で撮影したハイライト・シーンが、モスクワで記者団に初公開されたと載っていた。公開されたのは、1904年の日露開戦を前に日本の初代首相、伊藤博文とロシア最後の皇帝ニコライ2世がサンクトペテルブルクの宮殿で会見するシーンや、ロシアに留学した日本海軍の広瀬武夫がロシア貴族の娘アリアズナと恋に落ちながら別れる場面など、数分間ではあるが、当時のロシア帝国の底力を感じさせる、本物の迫力ある映像だったらしい。 NHKの制作担当プロデューサーは、「きっちり準備ができてから収録を始めないと大変なことになると思っていた。だが、準備をすればするほど原作のスケールの大きさを再認識させられた」と製作発表のときに語っていたが、この作品を楽しみにしていた私自身、平成16年6月に初稿を書き上げた脚本家の野沢尚氏が、司馬文学との葛藤から自殺するという事を聞いて、これで中止になってしまうのかと心配していたのだが、収録開始が2年ほど遅れて始まったときには本当に安堵したものだ。 先日も地方新聞には、秋山真之・真之の兄・好古の母親役の、竹下景子さんの話が載っていたが、秋山好古の妻となる役を演じる松たか子さんも、「時間がかかったらそのぶん、何かの意味があるのだろうと信じて、自信を持って頑張っていきたいと思う。それはすべてにおいてそうだと思います」と、ドラマ出演と自分の結婚に至ったタイミングとを重ね合わせるかのように、言葉を選びながらインタビューに答えていたのを、TVの映像で紹介されているのを見たことがある。 松山市の観光行事の片棒を担ぐ気などさらさらないが、私も城山をながめながら唯一人で酒でも飲んで、『坂の上の雲』の世界を楽しむことにしようか。
2008年02月16日
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。。セセサウサヤ、マ。「フタシ」、ネ、、、ヲカ
2008年02月16日
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今日は一日管内の工事現場内のパトロールと言うことで、やっと午前中の箇所が終了したのだが、今回は比較的近い箇所が当たったので、昼飯を事務所で食べることが出来たのだが、先月の箇所は事務所から遠い地区だったので、途中の田舎食堂で昼飯を食っての、本当に一日仕事であった。(しかも、冷たい雨が一日中降るとい う、最悪に近い日に当たったのだが・・・) 今日は前回に比べると陽が照っており天気も良かったのだが、やはり高所に行くと寒くてたまらなかった。一応私もセクションのリーダーをやっているので、月に一度くらいのペースでこのようなパトロールがあるのだが、別のセクションの現場を見る事が出来るので、それはそれで勉強になることも多い。しかも普段は通らな い道を通ることが多いので、事務所が管轄する地理の勉強にもなるというものだ。 今の事務所の仕事は一様地区別と言うことで工事が振り分けられているのだが、(このシステムだとと工事関係はけっこう楽だが、営業のような事務方は厳しい仕事内容になる・・・)今日パトロールした地区に仕事はどうやら厳しそうだ。どうやら昔から工事が多く施工されているらしく、残工事が乏しいと言うことで、これ からの発展性が見えてこないところなのだ。(維持工事だけでは食っていけないだろう・・・) 午後からは近くの現場が多いし、事務所に近くそれほど高いところもないので、それほど寒くはないだろう。今日の朝に駅から事務所への道筋で、紅梅・白梅が並んで咲いているところがあり、その梅の花が咲き始めていた。今日はニュースで言うとおり寒い日になったのだが、(松山ではこの冬初めて真冬日を観測したらしい が・・・)植物の方は春に向かって準備をを整えているようだ。 春の準備というと昨日はバレンタインデーだったのだが、嫁さんが1個千円のチョコレートの話をしていた。松山のデパートにも、一個千円のチョコが売りに出されたらしいが、誰が買うのかは知らないがすぐに売り切れたらしい。千円というと私が聞いたところでは、貧困層一人の1週間の食事の金額だそうだ。1週間を千円 で過ごすのもすごいが、チョコレートが一個千円にも驚かされる。 昼飯を食ってストーブの前で身体を温めていると、松山に営業に行っていた連中が帰ってきたのだが、その話を聞くと松山も寒いらしい。そういえば今日まで「椿祭り」なのだから、寒くなるのは間違いないのだろう。これからは梅の花ではないが一日一日暖かくなってきそうだが、そうすると私には花粉症が辛い季節になって くるのだ。(今日は山の中に行ってのだが、まだ花粉は飛んでないみたいだ・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月15日
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今日はバレンタインデーなので私にも事務所のご婦人方から、義理チョコを頂いたのだが、今日の新聞にもらう側の男性にとっての「義理チョコ」とは一体どんな存在なのかということを、世の男性からアンケートを取った記事が載っており、男から見た義理チョコ論をまとめてあった。(けっこう面白い記事になっていた) まず、「義理チョコをもらった事がある人は・・・」と言う問いには全員が「イエス」と答えていました。さすがに、どのような会社でも義理チョコはもらった事があるみたいです。(アンケートの対象が社会人だけのようですが・・・)義理チョコだと判断した理由の多くは、「明らかに安そう」というのが一番多かったのです が、これも当たり前と言えば当たり前の結果だと思います。(本命チョコがそれほど多く来るはずがないので・・・) 箱のショボさや中身の少なさなどで、価格的に安物だと判断する場合が多いみたいですが、中には「関係性的に義理チョコなのは明らか」という、冷静に判断をする人もいたみたいです。私の事務所でも15:00くらいに、袋に5~6個入ったものを配っていました。私は袋まま持って帰って嫁さんに渡すので、どんなチョコ がどれくらい入っているかは、あまり詳しく見ていないのではっきりしません。 続いて「義理チョコをもらって嬉しいか?」の質問には、“嬉しい”と“嬉しくない”が半数くらいになっていました。“嬉しい”という意見の大半は、「義理だろうがイベントに参加できてるのが嬉しい」とか、「もらえないよりはもらえたほうがいい」との事だったのですが、私が少し驚いたのは、意外と多かった“嬉しく ない”と言う人のことです。 “嬉しくない”と言う人に理由を来てみると、「もらってお返しをするのが面倒くさい」とか、「義理で渡されるぐらいならもらわないほうがいい」というプライド高い意見がチラホラあったみたいです。ちなみに“嬉しい”人も“嬉しくない”人も、もらったチョコは私と同じように、家族など人にあげてしまうパターンがほ とんどでした。「無駄な金を使いたくない」という意見がチラホラありましたし、「給料が下がってるのにお返しなど余計なお金は極力減らしたい」など現実的な意見が多く、そう考えると何処も不況の風が吹いているのかなという現実が、身につまされる今年のバレンタインデーでした。 ちなみに、私の家のバレンタインデーというと、嫁さんが家計費からウィスキーと焼酎のボトルを買ってくれることになっています。(このパターンが10年くらい続いているのですが・・・)子供も昔はくれたりもしていたのですが、近頃は家にも寄りつかなくなって、チョコレートということはなくなってしまいました。( 義理チョコくらい郵送で、世話になっている人に、贈るくらいのこと考えたらと、言いたいくらいですが・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月14日
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今日のTVのニュースで福田首相が、横浜市の厚生労働省横浜検疫所にある「輸入食品・検疫検査センター」を視察したらしい。 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、国民には輸入食品の安全性に対する不安が広がっているので、福田首相自らが検疫の現場を視察することで、自分が看板にしている「生活者・消費者重視の行政」をアピールしたつもりだろうが、放映されたニュースの内容をみると、この首相ではどうしようもないと感じた。 今回福田首相がパフォーマンスで視察した「輸入食品・検疫検査センター」は全国最大規模らしいのだが、TV放送では食品倉庫の中で食品衛生監視員が、中国産小豆に有害物質が混入していないか検査していたのだ。作業服にヘルメット姿の福田首相は、「この倉庫の半分くらいの食品が中国産なのか」などと職員に尋ねたらしいが、検査している箱等にはそれと分かる表示がしてあったのだ。こんな視察でも少しは税金を使っているのだろうが、これこそ税金の無駄使いだ。 聞くところによると福田首相はフランス料理好きの美食家らしく、ワインなどにもとても造詣が深いと聞いたことがある。きっと中国製の食材など食べたことなど無いのだろう。私も料理が趣味なので休日などには、料理を作るためにスーパーに買い物に行くのだが、国産と中国製では椎茸でも太葱でも値段がものすごく違うのだ。私も本来なら少々高いくらいなら国産品を買いたいが、値段は何倍も違うし中国製食材には偽装がないので、外国産の安いものを買うことにしている。 私がいくら外国産の食材を買うと言っても、牛肉などは米国産ではなく豪州産を買うのだが、それでもこの牛肉が偽装されていたらと考えると、特別なとき以外はブラジル産の鶏肉と、米国産の豚肉を使うことにしている。タコなども当然モロッコ産を使っているし、エビはタイ産という具合だ。このように外国産の食材を使って料理しても、今の給料では生活が前から比べると苦しいのだ。 首相は「輸入食品・検疫検査センター」を視察後、このセンターが持っている検疫所が、全国で横浜と神戸の2か所にしかないことを挙げ、「こういう体制でいいか検討しなければいけない。加工食品の調査の強化が今後の検討対象だ」と述べたそうだ。加工食品を中心に輸入品の検疫・検査態勢を強化する考えを明らかにするようだが、物価は上がっていくというのに給料の方は上がるとは思われず、そのうえ安い外国産の食材が検疫等で減少したら、どうやって生活していけば良いというのだ。 どうせ福田首相の心の中では、「輸入食品・検疫検査センター」から入ってくる食材など、自分の食卓などに並ぶはずがないと思っているのだろう。それこそ昔に池田首相が行った問題発言ではないが、福田首相は「貧乏人は毒を食え」とでも言うつもりなのだろう。
2008年02月13日
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先日プレゼン型のワークショップ(WS)を行ったのだが、今回のWSは残念ながらあまり旨く運営できず、どちらかというと失敗だと思っている。当初の目的である測量等の立ち入る許可は、地元地権者や有力者から取り付けたので、業務としては当初の目的は達成できたのだが、もう少しWSの運営が旨くできると思っていたので、もっと勉強しなくては行けないと感じた。 ワークショップが失敗した原因は数多く分かっているのだが、やはりWSの準備を十分にしなかったことが大きかった思っている。まず、最初の間違いは会場の設営を主催者である行政に任してしまったことで、いくら行政サイドが会を仕切りたくて、「自分達で行う」と言っても一度は協議を行った上で、最終チェックくらいはするべきだったと、WS後の反省会で今回の段取りをした部下に少し小言を言ってしまった。(これも本当はまずい事ので私自身、今は反省しているのだが・・・) まず、ワークショップが旨く働かなかった原因は、地権者等のグループ分けが不十分だったのだ。今回の説明会を行う事業地区には有力な議員が二人いたのだが、その二人が別のテーブルに着いてしまい、その対応に私と担当者が付いてしまったことにある。説明できる担当者が2名しかいないのに、役場の方が3グループにグループ分けをしてしまった関係で、1グループは説明を受けられない時間帯が出たことも、ワークショップを運営するのにはまずかった。 しかも石を決めていなかったので地権者がバラバラに座ってしまい、工区別に説明ををしても関係ない地区の地権者などは真剣に聞いてくれず(それが当たり前ではあるが・・・)、一グループにかかる時間が3倍くらいになってしまい、非常に効率の悪いWSになってしまったのだ。本来ならファシリテーとしなくてはならない役場の担当者は、挨拶が済んだら「我、関せず」という態度だし、(WS等あまり経験がないので、何をして良いかわからなかったのだろう・・・) しかもグループ別の説明会が終わった時点で再度全体会を行うように言っていたのだが、私と担当者が別のグループ内で話しているうちに、役場の人間が終わったグループの地権者を、誘導して帰らせるという失態まで行ってしまったのだ。あわてて玄関まで行って全体会があることを伝えて、再簿価以上に戻ってきて貰ったのだが、これには今考えても冷や汗ものだった。 終わりの全体会では特に質問もなかったので、あまり問題もならずに会は終了になったのだが、なにか尻切れトンボのような気がして、本当にWSの運営が旨くなかったと、あまり気持ちよく酒も飲めなかった。(それでも、焼酎を湯割りにして3倍くらいは飲んだのだが・・・)
2008年02月12日
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今日の朝食は私が作ったのだが(休日の食事は嫁さんも休みということで、私が作ることが多いし、私も料理をするのが好きなので・・・)朝食のメニューは昨日にきのこ類を買っておいたので、味噌味のきのこ雑炊を作ってみた。昨晩のあまり御飯を全部使ったら雑炊が、土鍋にいっぱい出来てしまったので、朝寝をしている子供も起こして、(迷惑だったかもしれないが・・・)家族全員で私の造った雑炊の朝飯をたらふく食った。 午前中は実家のお袋のところに行って庭木の剪定など行ったのだが、庭といっても60坪くらいのもので雑草を抜いても1時間くらいで終ってしまうのだ。しかも松みたいな剪定の難しい木は、お袋が「シルバー人材センター」に頼んでいるので、今日の庭木の整理も1時間半くらいで終ってしまったのだが、そのあとのお袋と役に立たない話を聴かされるのが、これまた1時間半くらいあるのだ。(人の迷惑顧みず・・・) ちょうど昼飯時分になって「午後から会がある」とお袋に言って、実家から会のある道後地区までチャリで行ったのだが、行く道筋で昼飯を食おうと思っていたのだが、今日は普段通らない道を通ってみたところ牛丼の「すき家」の牛丼フェアをやっていたので寄ってみた。普段私は牛丼というと「吉野家」を利用しているのだが、並盛りが299円という金額を考えるとこちらのほうで食ってみるのも良いかなと思ったりした。 午後からの会議は「歩こう会」の年次総会でボランティア活動センターであったのだが、一年間の活動方針を決めたのだが、今年も毎月のようにウォーキングの活動があるみたいだ。今年は昨年参加できなかったが好評だった、「たけのこ祭り」にも参加したいのだが、4月というと毎年仕事の後片付けで忙しく、今年も参加できるかどうかといったところだ。(今年は絶対に年度内に仕事を先に片付けておいて、「たけのこ祭り」に参加するぞ・・・) 会の報告では昨年から市の補助金をもらって作っていたガイドブックが完成したので、作成した3000部のうち、1部200円で半数の1500部を販売するようになった。私も作成には少し関わったのだが、手前味噌ではないがけっこうで気の良いガイドブックが、出来上がったと思っている。写真もイラストも会員のいるプロ顔負けの人が作っているので、出来のほうには自信があるのだが、会員以外に人にこのガイドブックのことを知ってもらうかだ。 最後に、史跡庭園を管理しているNPOに、資料のことを頼もうと事務所に行ったのだが、こちらも来年の活動のことについて、事務局が相談していた。私も引き込まれてしまい会議に参加したのだが、なかなか行政と折り合いをつけるのは難しいみたいだ。最後は行政の悪口を言って会議は終了したのだが、こんな話を聴いていると事務局の苦労がよく分かってくる。行政は「NPOと協働事業を・・・」と言っているのだが、実際は行政の命令を聞いてくれるNPO以外は、必要がないと思っているのがよくわかってくる。
2008年02月11日
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今日は特別な仕事もなかったし、昨晩も酒を飲んだので朝寝をすて起きると(昨日の日記を書いたのが今朝だったので・・・)さすがに腹も空いていたので久しぶりにそばを作った。そば事体は本来なら打ちたてが良いのだが、朝からそば粉を打つのはしんどいので、買ってある乾麺(半生の乾麺も近頃はスーパーで売っている・・・)を使って朝飯を作った。 今日は嫁さんたちは嫁さんの実家に行く日なので、私が寝ているうちに(朝飯はいつものようにパンでも食べて言ったのだろう・・・)出かけてしまっていた。冷蔵庫を漁って太ねぎをきざみ、作り置きの昆布出汁とそばつゆの素を利用して汁を作り、ねぎとなっとうを混ぜ合わせて今日は「なっとうそば」を作って朝飯にしたのだ。 「納豆」という名前の由来は、この食品がもともと精進料理としてお寺の納所(倉庫のようなところ・・・)で作られ、かつ大豆を原料に作っていたことから「納豆」と呼ばれるようになったそうだ。お寺というのは肉食が禁じられているお坊さんたちにとって、大豆のタンパク質はとても重要な栄養源だったのだろう。関西の人は納豆を食べないというが、私の家では納豆を食べれない人間は一人もおらず、朝飯時には食卓の必需品なのだ。 私の家ではよく朝飯時に出てくるのは、すりつぶした納豆を味噌汁にいれる「納豆汁」で、関西人には食べたことがない人が多い「納豆汁」だが、抵抗感のありそうな納豆の食べ方だが、江戸時代までは納豆ごはんよりも、食卓に上る回数が多いほど一般的な食べ方だったそうで、落語などにもよく登場しています。今では山形県や岩手県などの郷土料理になっており、「納豆汁」は俳句では冬の季語にもなっています。 さて、「なっとうそば」の方だが準備さえ出来ればあとは簡単で、そばを湯がいて一度流水でそばを晒しておいて、沸かした湯の中で器を温めて晒したそばを温めると、納豆と刻んだねぎを少量の酒と出汁醤油で混ぜ合わせたものを、器の中にそばと納豆を入れて熱いそば汁を入れると完成である。今日は少し贅沢だがそば茶を入れて、そば茶となっとうそばを朝飯として食ったのだが、夜に飲会が続いており体の優しい朝飯(昼食兼)を作ったと思っている。 今日は一日私が食事を作るのだが、この日記でも書き上げたら晩飯の準備をして、近くのスーパーにでも買い物にだかけようか。
2008年02月10日
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昨日は誰に聞いても寒い一日だったが、夜遅くまで飲んでいた関係で日記を書く時間がなかった。金曜日の夜にも飲み会があって、こちらのほうは事務所の場所での飲み会だったので、最終のJRには同僚と乗ったのだが、それでも家にたどり着いたら午前様になっていた。昨日眼を覚ますとと冷たい雨が降っていたので、事務所のほうへ電話して現場の状況を聞いたのだが、雪も降っておらず最低気温もあまり下がっていなかったので、まず一安心した。 それから、もう一度ベッドに入って数時間くらいウトウトして、眼を覚ましたらけっこうな時間になっていた。朝飯を食って書斎でたまっていた新聞の整理していたら、昼時分になってしまい午後からの約束をしていた、私の所属しているNPOが管理する史跡庭園に出かけていって、ボランティアガイドの勤めをしていたのだが、やはり小雨が降る寒い一日だったので、来園者は少なかった。(午後から5組総勢でも15人くらいしか来なかったのだが・・・) 昨日庭園にコートジボワール政府関係者が案内されて来ており、私も少し話したのだが(もちろんコートジボワールの公用語であるポルトガル語は話せないので、通訳の人を介して案内したのだが・・・)茶室で飲むお煎茶をとても気に入り、子供達へのお土産と称して史跡庭園の絵葉書を、100枚単位で買って行ってくれた。江戸時代に建てられた茶室の中は暖房施設がないので、けっこう着込んではいたがやはり寒そうだった。 夕方からは労働組合の勉強会があり、県下で活動している組合の活動報告や、これから本番を迎える「春闘」の活動方針等を話し合ったのだが、話を聞くとどの業種も厳しいみたいで、本当に景気がよくなっているのか怪しい気がしてくる。もちろん政府の言うように統計的には消費総額は増加しているのは事実だが、スーパー等の小売店の総売上が減少しているのも事実なのだ。(用は誰が多くの金を使っているのかになるのだが・・・) 今年から少し「反・貧困」という観点から、組合活動に力を入れようと思っているので、まずは今年の賃金を決める「春闘」から参加してみようと思っている。このように組合活動をするのは20年ぶりくらいなのだが、それほぼ今の状況は厳しいというところだろう。連合などの組合も自分たちの業種だけではなく、景気がよい業種だからとか、あまり景気の良くない業種だからではなく、全体的な底上げが必要になってきているのだ。 勉強会のあとで懇親会があり私も参加したのだが、始まる時間が遅かったこともあって、今日も午前様になってしまった。当然嫁さんの機嫌はあまり良くないが、この日記を書いたら風呂にでも入ってまた少し寝ようか。
2008年02月09日
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一昨日に私のマンションの隣二住んでいるじいさんが散歩の途中で、前方不注意の車にはねられて亡くなったのだが、事故現場は見通しの良い直線道路なのだ。私の所属している建築・土木関係の仕事では現場で働く人達は、事務所に一度出勤してから何人かで事務所の車に乗り、各現場に向かいますが、会社~現場・現場~会社までの運転中に事故を起こしたり、スピード違反等で捕まった場合の罰金は、自己責任と言うことで運転者が負担しています。(事故の世責任も・・・) 他の事務所等の事例でも(役所の体制は少し違うみたいだが・・・)スピード違反で、会社が罰金支払いというのは聞いたことがなく、私の周りは皆さん自腹のようです。事務所や会社側がスピード違反を誘引する動機を作ったのなら別かもしれませんが、業務上であっても通勤上であっても通常の交通法規違反に会社は、責任ないのと思います。もっとも建設業責任問題になるとしたら、やはり会社命令での過積載とかが一番多いと思います。(ダンプの使用禁止が本当に痛いのだが・・・) 今日の日記に交通違反(スピード違反・・・)のことを書いたかというと、隣のじいさんが車にひかれて一昨日に死亡したのと、家の嫁さんが昨日スピード違反で警察に捕まったからだ。嫁さんは実家のお袋さんの調子が悪い関係で、週に2回くらいは実家に帰っているのだが、昨日は国道を高速道路並みのスピードで走っていたら、35キロオーバーと言うことで3万5千円の反則金と言うことになったらしい。(馬鹿としか言い様の無いが・・・)、 私が家に帰ってくるなり嫁さんが、反則金を生活費で払いたいと行ってきたので、自分の小遣いで支払うように言ってやったのだが、最後は嫁さんに泣きつかれて、今月の予備費から支払うように言ったのだ。これで一ヶ月の食費分くらいが、つまらないことで飛んでいったことになってしまった。それでも事故を起こした訳ではないし、本人も深く反省しているようだし、隣のじいさんのように死んでしまうことを考えたら、仕方のないこととして反則金くらいはあきらめようか。 私も事務所で職人さんや作業員によく言っているのだが、公道では若葉マークの女の子も紅葉マークのお年寄りも、車線変更すら満足に出来ないオバサンも走っているのだ。スピードを出したいならサーキットか、人のいない山奥の林道にでもへ行って走ってくれ。スピード違反をするドライバーは傲慢な性格の人間が多いと聞いたことがある。統計的な話だそうで詳しい根拠は知らないが、なるほどと納得してしまう話である。(特によくスピード違反をする連中を見ていると・・・) 交通違反(嫁さんはスピード違反だが、飲酒運転を含めて・・・)をする人間と、それによる走る凶器に殺された人間と、ここ二日で身近な人間がこのような事件に遭遇してしまったので、交通法規について考えさせられる、ここ数日間であった。
2008年02月08日
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今日は旧正月である。今日のタイトル「新年快楽」というのは、日本の「よいお年を…」みたいに使う訳だが、もちろん年が明けても使うと思うそうだ。私が思っているだけかもしれないが、快楽っていうと日本では特殊な感じがあるが、中国ではごく普通に使うそうで、つまりごく普通に最上級の幸せを求めてるということなのだろう。 私も30年くらいまえに中国に仕事に3ヶ月ばかり行っていたのだが、大晦日の夜は一家だんらんの大切な時で、私がお世話になっていた飯場のようなところでも、作業員一家の人たちがすべて集まって年越しのごちそう「年夜飯」を食べる風習がありました。特に一晩中一睡もせず新年を迎える人も多く、これを「守歳」と呼びんで、街角には堤灯をつるして五色の布を飾り、街中のあちこちで爆竹を鳴らし、花火を打ち上げ、旧正月を祝わっていました。 新年を迎える晩には餃子を食べる風習があることは有名ですが、このときの餃子は「元宝」という昔の金の形に包み、山盛り盛られた餃子を年越しで食べることで、お金持ちになる意味をもっているそうです。大盛りの餃子に中に何個かは、餃子に綺麗に洗ったコインを包みんでおき、一番先に食べ当てた人はその年金持ちになると言われています。 餃子には新と旧が入れ替わる「更歳交子」という意味もありますし、餃子の皮を作るために小麦粉をこねる作業を「和」と言い、これは中国語では一緒にという意味の「合」に近い発音をするとの事だった。また、餃子の餡は交わるという意味の「交」の発音に通じており、この二つの漢字である「合」と「交」は、いずれも集まって団欒をするという意味があるため、餃子は一家団欒の似象徴となるおめでたい食物だそうだ。 餃子を食べる習慣は寒く耳も凍る様子を見た医者が、貧乏な人にも寒さを凌げる食事として考えられたとも言われています。その為昔の餃子の具は羊肉や唐辛子等体温を高める作用のある材料が使われていたそうで、正しい餃子の食べ方というと、餃子をゆでてお湯からあげたあと、酢やニンニク・ごま油で調味した醤油の、薬味につけながら食べるものらしい。 ここまで餃子のことを書いてきたのだが、中国産の餃子が毒入り(農薬入り・・・)ということで問題にはなっているが、今日の夕食はもちろん嫁さんの手製餃子である。そういえば、昨年の旧正月の日記に、新年の歌か俳句を書いていこうというのを思い出したので、今年は芭蕉の若かりし時の俳句を書いておこうか。 発句なり 松尾桃青 旅の春
2008年02月07日
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今日は旧暦でいうと12月30日(大安)になるわけだが、旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)といった。晦日のうち、年内で最後の晦日、つまり12月(または閏12月のこともあるのだが・・・)の晦日を、特別に大晦日(おおみそか)といったようだ。もともと“みそ”は“三十”であり、“みそか”は30日の意味だった。ただし 、月の満欠が年によって変動するので、実際には30日ではなくて、29日が大晦のこともあったみたいだ。 旧暦では大晦日を「おおみそか」とは呼ばないで、「おおつごもり」と言うことの方が多かったらしいのだが、「つごもり」は、晦日の別名であり、「月隠り(つきごもり)」が転じたものが語源になっているそうだ。旧暦の大晦日(おおつごもり)から元朝(がんちょう)には様々な年越しの行事が行われるわけだが、特に年 越しの夜のことを除夜(じょや)といって、朝まで起きているようにしていたらしい。 これは、除夜は新年においで下さる年神様を迎えるために、一晩中起きている習わしが多くの地方にあり、この夜に早く寝ると白髪になるとか、皴が寄るとかいった俗信があるらしい。年神様は、お歳徳(とんど)さん・正月様・恵方神・大年神・大歳神・年殿(としどん)・年爺さん・若年さんなどと、各地方によっていろいろ な名前で呼ばれているが、「年」自体がどうやら稲の実りのことで、年神様は穀物神のようだ。 「大晦」から「元朝」にかけては「年越」や「除夜」と言っているのだが、逆に「元朝」から「大晦」というと、「一年中(いちねんじゅう)・いつも)という意味に使われるのだ。この言葉でで有名なのが歌舞伎で使われる「外郎売り」で、二代目の市川団十郎が江戸時代に森田座で初演して、滝のような弁舌で言う早口言葉 が大当たり下らしい。 それ以来いろいろな演劇でこの「外郎売り」のせりふが使われるのだが、私も中学校の放送部に入ったときに、先輩からこののせりふを教えて貰い、旨くしゃべれるようによく練習したものだ。今でも風呂に浸かっては「拙者親方と申すは・・・」と、昔を思い出してしゃべったりしている。(よく忘れずに覚えているものだが ・・・) また元日に神社仏閣に詣でることがおおいのだが、江戸時代は夜に寝なかった関係から、大晦目から出かける人も多いかったらしい。除夜の鐘を聞く深夜に出発して、元日の朝に馴染み深い鎮守の社か、恵方にあたる神社仏閣に詣でる恵方参りをする事が多かったらしい。この恵方(えほう)というのは吉の方位のことで、「塞 がり」に対して「明け」の方というらしく、恵方の方位は毎年異なり、年神の来臨する方角は、万福・食物・財宝の豊かな方角と考えられているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月06日
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昨日から私の事務所には、東京から「品質マネジメントシステム」の調査官が来ているのだが、この調査官は若いがけっこうシビアで、何処の事務所でも問題になっているグレイなところに、厳しい質問を投げかけてくる。(いい加減にしろと言いたい気分だが・・・)旅費や滞在費などもこちら持ちで厳しくやられたものではたまったものではない。 品質マネジメントシステムは「国政標準化機構」による資格だが、数年前の内容改正により、それまでの「製品品質を保証するための規格」から、「品質保証を含んだ、顧客満足の向上を目指すための規格」へと位置付けが替わっていることは知っていたが、昔取得したときより今の更新調査のほうが、調査内容が厳しくなっているみたいだ。 今日は私が記録係として話したのだが、他のセクションへの質問は私が聞いていても、噂どおり厳しいなと思った。それでも昼休みになって午後からの行動について話したら、近くの郵便局に行きたいということだった。私も昔は郵便局の100円貯金をしていたので、その調査官のしていることがわかったのだが、事務方などは何のことかわかってないみたいだ。 旅行をするときに全国の各種郵便貯金への、預入又は払戻・貸付・もしくは新総合通帳への本人払込み等を実施して、郵便貯金通帳・証書へ当該局の郵便局名印及び主務者印を押印してもらうものを、「旅行貯金」と言っているのだが、実行者は「(旅行)貯金者」・「ぱるらー」等と呼ばれているのだ。今度の調査官はどうやらそのパルラーみたいだ。 この行為は「貯金」と呼ばれてはいるが、多くの場合「金を貯める」ことよりも、郵便局のある地域に訪問した記念とするのが主目的であるが、現地への訪問を必要とするという共通点を元に、四国八十八箇所の寺社の朱印集めや、鉄道駅・道の駅スタンプラリーといった趣味に似通っているといってよいだろう。(これがけっこう楽しいのだ・・・) 私は300箇所くらいしかまだ通帳に朱印を押してもらってはないが、その中にはけっこうお宝の「主務者印」をもらっているものもあるのだ。この調査員もお宝印を欲しがっていたので、私の知っている郵便局で「お宝印」の主務者印を押してくれる所を、数箇所ばかり教えておいてやった。調査終了後にその郵便局に行っていることだろう。
2008年02月05日
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昨日も道後方面に出かけていったのだが、道後温泉(ほとんど行かない本館のほうへ行ってみたのだ・・・)に浸かったのだが、本当の目的は石手寺で行われた「節分絵」に参加したかったのだ。石手寺は松山市を代表する名刹だが、私は石手寺の節分の行事を見たことがなかったので、参加してみたのだ。 どうせなら久しぶりに道後周辺も、散策しても良いかなと思って歩いてみたのだが、松ヶ枝町(通称:ネオン街・元遊郭街)の入り口にあった、稲荷神社がなくなっていたのには驚かされた。稲荷神社はこうゆう商売には欠かせないもので、詳しい人に聞くと由緒正しい神社だそうだ。(当然、残しておくものだろう・・・) 石手寺の本堂のこともいろいろ教えて貰ってのだが、石手寺自体節分に来ている人が多くて、あまりゆっくりとは見学が出来なかったのが、非常に残念であった。それでも午後も豆まき会には間に合ったので、家族が食べるくらいの餅と節分の豆は拾うことが出来た。昨日は朝方まで雨が降っていた関係で地面に状態が悪かった ので、地面に落ちた餅などは目もくれなかった。 それが良かったのか私の前に運良く、縁起物の布に包んだ餅が飛んできたので、夏の草野球で鍛えたキャッチングで、その縁起物を取ることが出来た。まわりのおじいさんの人がそれを見ていて、「にいさん(私のこと)今年は、ええことがあるぜ・・・」と言ってくれたので、けっこうよい気持ちで石手寺を後にすることが出 来た。 もっとも家に帰ってそのことを嫁さんに言ったのだが、無信心の嫁さんの態度は素っ気ないものであった。家でも晩酌をしたあとに豆まきをして、恵方巻きをかぶりついたのだが、縁起物を手に入れたのが何となくうれしくて、今年はないか良いことでもありそうな気がしている。寒い一日だったがお出かけは成功でったようだ。 久しぶりに入った道後温泉本館のお湯も、寒い一日であったせいか気持ちの良い湯加減で、また来てみても良いかなと思った。(もっとも今度は、いつものように「椿の湯」に入ろうとは思っているが・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2008年02月04日
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昨日は「脱・貧困」という会合に参加してみたのだが、パートをかけもちして働いても生活できず、役所に生活保護の相談に行ったら追い返され、仕方なくサラ金からお金を借りて多重債務者になってしまう人や、高校を出ても就職先がなく、派遣会社に登録して工場で働いたら条件が全然違い、期間満了でクビを切られて行くアテなく「ネットカフェ難民」になってしまう人などが増えているそうだ。(逆に野宿者「ホームレス」は減少しているらしい・・・) 私も実は「反貧困ネットワーク」のサポーター会員で、昔言われた一億総中流から格差社会に向かっていっていることを危惧しているのだ。今のように湯に貧困な人が増えている原因は、小泉元首相の構造改革のせいなのだが、彼が在任中はその本質を、国民が分かっていなかったのだ。現在でもアンケートによると、小泉内閣で暮らしが悪くなったと答えているのに、悪くなったのは小泉内閣の政策に問題があったとは、半分の人は思ってないのだ。 小泉元首相が行った構造改革は、企業の競争力を高めるため規制緩和を行いながら、社会保障を行う行政を「小さな政府」と称して、滅茶苦茶にしてしまったのだ。特に厚生労働省は生活保護基準の見直しについて、国民生活に多大な影響を有する生活保護基準を、十分な調査・検討を経ずに引き下げが強行しようとしているのだ。生活保護基準といったら憲法25条で決められている最低基準のはずだが、それを引き下げようといっているのだ。 これは生活保基準が年金や最低賃金と比べて、著しく不均衡だからという理由だそうだが、生活保護を引き下げると最低賃金が上がらなくなることを、もっと連合などの労働組合も考えるべきだろう。労働組合の連中も、生活保護基準の安易かつ拙速な引き下げに抗するとともに、生活保護基準の見直しについていかなる対応・検討が必要かを、多くの人と議論し、意見を交換する必要があるのだろう。 私も一応労働組合に入っているから、少しは貧困のことも勉強しているのだが、貧困という問題が起こってくることは、今から200年位前からわかっており、その対応策も160年前にロンドンにおいて考えられているのだ。昨日の会合に参加して、ここまでほって置いた責任は、私たちにも少しはあることを反省して、微力ながら自分にできることを、なにかやってみたいと思っている。今の私は幻魔に立ち向かうベガの心境である。
2008年02月03日
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今日嫁さんが買物に行って来たのだが、私の家でよく利用するスーパーでは、土曜日が冷凍食品の特売日である。毒ギョーザの事件のあとなので嫁さんも、さすがに今日は冷凍食品は買ってこないだろと思っていたら、今日は冷凍食品の特別奉仕(普段は半額奉仕だが、それよりずっと安かったらしい・・・)ということらしく、山のように買ってきていた。 食品を見てみると案の上、食品の生産国や材料生産国が「中華人民共和国」になっていた。このような食品は全国的には、相当広く利用されているみたいで、ITニュースのの記者もどうやら被害にあったらしいが、食品会社の対応のまずさを批判していた。問題の冷凍食品は生協で買った餃子だそうだが、その製品の裏の問い合わせ先に連絡すると、電話はずっと話し中で繋がらず、10回以上かけるうちにようやく繋がったそうだ。 この記者によると会社のほうからは、「バーコード」を読み上げて欲しいと言われ、その通りにするとどうやら該当商品だったようだ。電話口の担当者には「絶対に食べないでください」と言われたが、記者のほうから「どうすればいいですか?」と尋ねると、「後日また配達者から連絡させます」と言われただけで、名前も住所も電話番号も聞かれずじまい。健康被害があったかどうかについても、ほとんど問われないままだったということだった。 もっと驚いたのは、中国製ギョーザ中毒事件で、日本たばこ産業(JT)の子会社で輸入元の「ジェイティフーズ」が商品の自主回収を公表する2日前に、JTの株価が急落していたことがわかって、証券取引等監視委員会がインサイダー取引がなかったかどうか、調査に乗り出したという記事だった。どうやらJT関係者が「毒ギョーザ」の事件が内部情報が広がったとたんに、大量の株を売った可能性がありそうだと、新聞には書いてあった。 この日は東証1部銘柄の約8割が下落していたが、監視委はこうした市場の動きを含め、JT株価の値動きについても慎重に調査を進めるらしいが、これが事実であればJTはどんな会社なのかと思ってしまう。JT広報部自体は「株価は投資家の判断に委ねられており、当社の社員が不正取引にかかわったとは考えていない。証券取引等監視委員会からのアプローチがあったかどうかを含めて承知していないが、現時点で社内調査の予定はない」と話している。 JTは昔は「日本専売公社」のあったはずで、国民生活に影響のある商品を専売していた。それが民営化されて冷凍食品販売などの多角経営に乗り出したのだが、毒性の強い食品を客に売り付けといて、その対応まえに株価操作を行い、会社のの損失を免れようと工作していたというのだ。これから証券取引等監視委員会の調査によって、インサイダー取引の全貌が明らかにされるが、公社の民営化の影響がこんなところにも出てきているのだ。
2008年02月02日
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今日からいよいよプロ野球のキャンプが始まったわけだが、私の応援する中日ドラゴンズも例年のとおり、沖縄の北谷でキャンプインを迎えた。練習開始前に行われた歓迎セレモニーでは、落合監督が「2008年の日本シリーズ連覇へ向けて、この1カ月間、選手を鍛え上げたい」とあいさつしたそうだが、私は今年のペナントレースはそう甘くないと思っている。 期待の新戦力である西武からFAで移籍した和田選手は、12球団一の練習量といわれるキャンプに「長い。練習が多い」と驚いたということが、TVのニュースで言っていた。昨年は1軍球場の北谷に若手を集めて競争させたが、今年は主力を北谷に置いて監督が目を光らせることになった。どんなベテラン選手でも二軍になれば二軍の待遇しかしないという、けっこう格差の厳しいキャンプを行うらしい。(当然といえば当然だが・・・) 今日の沖縄県は天気のほうが心配されていたが、前夜に降っていた雨も上がったようで、チャンピオンフラッグが掲げられた球場で、2年連続日本一へ向けて幸先の良いスタートしたみたいだ。高代野手総合コーチによれば、「監督の話は“戦力的には充実している。だからレギュラーを取るのは難しい。頑張ってくれ”だったよ」と実際には連覇への自信を示した上で、昨日の挨拶の中で落合監督は、選手を鼓舞したという。 今日から始まった中日ドラゴンズのキャンプだが、いまや北谷名物にもなりそうな厳しい落合ノックが、 「今年はみさせてもらう。」という落合監督の言葉から、今年は行われない可能性があるらしい。井端選手に言わせると名人芸の落合ノックで、井端選手や荒木選手・森野選手を鍛え上げ、日本一にしたノックが見られないのは少し寂しい気がする。確かに現状でのレギュラークラスとの差は歴然としている若手選手たちだが、早くレギュラーを脅かす選手が誰でもいいからでてきてほしいと思っているのだろう。 今年はライバル球団である読売巨人軍と阪神タイガースが、けっこう補強しているので(読売巨人軍の補強は、異常といっていいほどだが・・・)中日ドラゴンズのセ・リーグ制覇は非常の難しいだろうと思っている。ところがAクラスに入るのはそれほどでもないと思っているので、某Tオーナーの嘆きをよそに今年も、日本シリーズに出場するのは私の応援する中日ドラゴンズだろう。選手が勝ち方を知っているというか、ここぞといったときの勝負強さは、ライバルチームの比ではないと、私は密かに思っているのだ。 練習の密度の濃さでは12球団随一だといわれている中日ドラゴンズのキャンプだが、昨年は福留選手が怪我をしたことによって、期待の平田選手が活躍したのだから、岡本選手の抜けた投手陣から一人と、少し高齢になってきた谷繁選手のポジションを、脅かすくらいの選手が出てきてくれたら、今年も中日ドラゴンズの優勝は間違いないだろう。
2008年02月01日
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