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オブリビオンキャラメイクなるものをツイッターの名前でやってみました!結果は・・・『ダンマー(女)の巡礼者、魔術師座の元に生まれ、今はカクさんと一緒にシジルストーンの置き場を探すために旅しています。』こちらからできます。オブリビオンキャラメイクもう一つの結果は『ダンマー(女)の魔術師、魔術師座の元に生まれ、今はクヴァッチの英雄と一緒に錬金素材を探すために旅しています。』やはりダンマーでした!!゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)ノ・゜゚・*:.。..。.:*ワーイ
Oct 26, 2010
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第三十一話「強襲マニマルコ」クロエ:マルベリーの依頼でロミルダに作ってもらった杖をどう使うか考えている。ロミルダ:すっかりクロエと仲良し。クロエのことは全然年上扱いしてない様子。―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士帝都をゆっくりと歩く老人が一人。ドクロの杖を持ち服は黒ローブに赤いどくろの刺繍。一見すればかわったローブを着た普通の魔術師だ。しかし彼の後ろについてきているものが普通ではなかった。アンデッドだ。アンデッドは様々な格好をしている。帝都兵、戦士、帝国民。アンデッドが人々に襲い掛かり、死体はまたアンデッドになり老人の後を付いて行く。彼のドクロの杖は怪しく輝いていた。「さぁ・・・そろそろ帝都の奴らも本気でしかけてくるかの?」老人が十字路に差し掛かると目の前に帝都兵の集団が立ち塞がった。「まて!貴様がこの騒ぎを起こしたのか!!」「見て解らんのか?ワシの仕業だ」「おとなしく降伏するかここで死ぬか!」帝都兵の恫喝に老人は笑って答える。「なんじゃ、帝都兵ってのは随分とのんびりしておるの。話してる間に攻撃できただろうに」「・・・舐めやがって!全員、放て!!」数十人の帝都兵が弓を構え老人に向かって矢を射る。矢の雨が一斉に降り注ぐ。「蟲の糸」老人がつぶやくと数十本の矢は空中で停止する。「なに!?」「な、なんだ?」老人が腕を振る。「ほれ、お前らの矢だ。返すぞ」矢は方向を変え帝都兵に向かって降り注ぐ。「なん・・・だと!?」「ぐああああああああああああっ」「ついでにこれも喰らっておけ、蟲火!」「ぎゃああああああああああああああっ」「うわあああああああああああっ」超高速の火球が次々と放たれ帝都兵はあっという間に黒こげ死体の山となった。「たわいもない・・・トレイヴンよ、死霊術師のアミュレットと血虫の兜は頂くぞ・・・」老人とアンデッドの集団は黒焦げになった死体を加えアルケイン大学に向かって行進する。◇ ◇ ◇ ◇「ねぇ、外が騒がしくない?」「そうですわね・・・」ロミルダとクロエはロミルダの家であるクラウゼヴィッツ家に居た。「話を戻して・・・クロエさん、杖の使い方はこれで解りましたね?」「うん!ありがとねロミルダさん」満面の笑顔のクロエに照れるロミルダ。「い、いいのですわ。マルベリーとの約束ですし」「えへへ」「ね、ねぇクロエさん、外に出て騒ぎの原因を見てきません?」「そだね、いこ!」ロミルダから受け取った小枝程の大きさの杖を手に持つクロエ。杖には銀糸で作った布が巻かれている。アリス用に作られた杖には金の布が巻かれていた。クロエ達が外に出ると帝都兵達が走っていくのが見えた。「あのっ、何があったんです?」「死霊術師が攻め込んで来たんだとよ!危ないから家に閉じこもってなさい!」帝都兵は慌てた様子でそのまま去っていった。「死霊術師ですか・・・」「魔術師ギルドを追放された恨みかなにかかなぁ?・・・どうするロミルダさん?」「そうですわね・・・様子を見に行きましょうか、ひょっとしたらマルベリー達もいるかも」タロス広場に到着すると何百人という数の帝都兵が終結していた。「まさかここまでとは・・・何かとんでもない事になっていると思っていいですわね」「あ!見て見て!!」クロエの指差す方向にはアンデッドの大群が。「オオオオオオオオオオオオオオッ」「全員突撃!!これ以上他の地区にアンデッドどもを侵入させるな!!」帝都軍がアンデッド行く手を阻む。「た、大変だ!ロミルダさん、ここは加勢しよう!」「そうですわね!」アカヴィリ刀を抜きアンデッドに向かうクロエ、ロミルダも小さな杖を取り出して向かう。「やああああああっ!!シルバーオーロラウェイブ・・・銀のオーラは誇りの印!聖騎士シルバークロエ参上!!」聖騎士に変身するクロエ。「そのセリフ一々言う必要があるのですか・・・?」「一応そう決めてるんだ~あたしのやる気もアップするし」帝都軍に合流したクロエとロミルダ。アンデッドを次々始末していく。「一体どこからこんな数のアンデッドが・・・」「まだ新しい死体ですよね・・・」帝都軍とクロエ達の活躍でアンデッドは殆ど始末される。アンデッドの最後尾には黒いローブを着た老人がドクロを杖を持ち不気味な笑みを浮かべている。マニマルコだ。「あのローブ・・・死霊術師のものですね」「え!?・・・ほ、ホントだ!」帝都軍はマニマルコを包囲する。「貴様か・・・生きて逃げられるとは思うなよ!」「このワシを止められるとでも?・・・やってみよ」包囲した数十名の帝都兵が一斉に剣を振りかざしマニマルコに迫る。「爆雷蟲!!」マニマルコを中心に爆発するように半径50メートルにわたって電撃が走る。「ぎゃあああああああああああああああああっ」「ははは・・・」離れていたためなんとかクロエとロミルダは電撃を喰らわないでいた。「なんという魔法・・・あの死霊術師、只者じゃないですね」「ひどい!あんなに人が・・・」マニマルコに向かって駆け出すクロエ。「あ、クロエさん待って!」ロミルダの制止も聞かずクロエはマニマルコに迫る。「そこの死霊術師!何の為にこんな事を!?」「ん?・・・・・・お嬢ちゃんのその鎧、聖騎士か」「む!なぜそれを!?」「ははは・・・お前達の敵だからなぁ。ウマリル様復活を企んでおる。ワシはマニマルコ、名前くらいは聞いたことがあるだろう?」「なんと!」「今はまだ聖騎士を殺す時ではないとウマリル様はおっしゃっている。時期があるのだとな」「そっちの都合なんか知らない、悪は許さない!!ホーリーシールド&ブレイド!!」銀のオーラが盾を形成し、アカヴィリ刀はオーラに包まれる。「ほほう、やる気十分か。まぁいくらか痛めつけてワシの恐ろしさを刻み付けてやろう」その様子をロミルダは離れたところで見つめている。「マニマルコ・・・そんな、彼が生きているはずが・・・でもあの力、もしかして本物なのかも。クロエさん、気をつけてください!!」二本の短い杖を構えてマニマルコを見据える。「やああああああああっ」銀のオーラに包まれたアカヴィリ刀を振りマニマルコに斬りかかるクロエ。しかしその刃は空を切るだけでマニマルコには届かない。「どうしたどうした?そんな動きではワシを捕らえることはできんぞ?」「当たらない・・・」「クロエさん援護します!炎杖・龍角、雷杖・飛天!」ロミルダの持った二本の杖から炎の弾丸と雷撃がほとばしる。「蟲の影」マニマルコの展開した黒い壁にロミルダの魔法は吸われた。「そんな!」「ははは、いくら威力があろうともワシには通じぬ」一瞬余所見をしたマニマルコにクロエが肉薄する。「隙あり!聖騎士シルバーフラッシュ!!」「ぬうっ!」とっさにドクロの杖で受け止めるマニマルコ、銀のオーラは杖を通り抜けて胴体に当たる。「どうだ!」「これは・・・なかなか。ワシの5重に張り巡らせた魔力結界を打ち破ってくるとはな」「そんな、効いてない!?」「ふむ、少し聖騎士を侮っていたようだ。蟲火!」とっさにホーリーシールドでガードするも体ごと持っていかれ地面を転がるクロエ。「クロエさん大丈夫ですか!」「大丈夫・・・直撃は避けたし」クロエが体勢を整える前にマニマルコは次の魔法を放とうとしてる。「雷光蟲!」雷で作られた何十匹という虫が二人に襲い掛かる。「ああああああああああっ」「きゃあああああああああ」「ははは・・・そこで死にかけながらアルケイン大学が落ちるのを指をくわえて見ておけ聖騎士」「あああ・・・そんな・・・事・・・」つづく
Oct 23, 2010
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アリス:現在波止場地区に向かって爆走中。クロエ:今回は出番無し。マルベリー:魔力の量は並の魔術師程度。ポーションによるブーストで補っている。ジゼル:一対一の近接戦闘が得意なアサシン。マニマルコに敗れる。マリア:破壊魔法だけでなく回復魔法も得意。独自の天賦の極術を使う。―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士第三十話「アルケイン大学強襲」マニマルコに敗北したジゼルは湖に沈んでいった。救出に向かうマリア、マルベリーはマニマルコの部下であるリッチと対峙する。「くぅぅ・・・リッチだけならまだしもアレが本物のマニマルコならまずいわね」『さぁ天才魔術師マルベリー、私が殺してあげますよ。あなたは昔から気に食わなかったのよ』「あなた・・・カラーニャ?」『そうよ、以前の私と同じとは思わないことね』「こう明らかに敵対する事が出来て嬉しいわ」『クソガキが!すりつぶしてネズミのエサにしてやるわ!!インセクトサンダー!!』「当たらないわ」マルベリーは帝都中に設置した魔術刻印による「自己浮遊」を使い空中を飛び回りカラーニャの攻撃を回避する。杖にまたがり飛び回る。「サングレ・イ・フェーゴ!」火球で攻撃するマルベリー、カラーニャは腕で受け止める。魔法を打ち合う二人、マルベリーの攻撃は当たり、カラーニャの攻撃は当たらない。『その程度の魔法では私に傷を付けることは出来ないわよ』「解ってるわ、リッチを倒すのが簡単じゃないくらい」マルベリーとカラーニャの戦闘を眺めていたマニマルコはゆっくりと歩き出す。「さてと・・・少々予定が狂ってきたがこのまま魔術大学に挨拶してこようかの」マニマルコの前に帝都兵が二人立ち塞がる。「ちょっと待て!波止場地区で騒ぎが起きてると通報を受けた!話を聞かせてもらおうか」「もう衛兵がきおったか。邪魔だ・・・蟲火」「ぐああああああああああっ」「き、きさま!!」「お前はアンデッドになるが良い。蟲の囁き!」マニマルコがドクロの杖をかざすと帝都兵の口から魂のようなものが抜け出し代わりに杖から出された紫の光が口に入っていく。「アアアアアアアアアアアアッ」「ふむ、やはり脆弱な魂を持つ輩は簡単で良いの。さぁ適当に暴れておけ」「ムアアアアアアアアッ」アンデッドと化した帝都兵は剣を振り回し通行人に襲い掛かり始める。「キャアアアアアア」「誰か!ガードが狂ったぞ!!」「あそこにおる海賊どももアンデッドにしておくか」◇ ◇ ◇ ◇走るアリス、波止場地区に入った時に目にしたものはアンデッド集団が暴れている光景だった。「なんでここに!?それにあそこに混ざってるのは帝都兵の鎧を着たアンデッド・・・」その数は50を超えていた。「マルベリーはどこに?とにかくあのアンデッドをどうにかしないと・・・変身!!」聖騎士に変身するアリス、アンデッドに斬りかかる。「やあああああっ!!」「オオオオオオオ・・・」次々と襲い掛かるアンデッド、しかしアリスは一合も剣を合わせることも無く次々と切り伏せていく。攻撃が完全に見えている。「見える!なんとなくだけど相手の次の攻撃が解る・・・」「ムオオオオオオ・・・」「か、数が多い・・・一体波止場地区で何が起こっているの?」「加勢するぜ!」「暴風雷!!」アリスの後ろから現れたのは金髪のブレトンの男性と長い髪のダンマーの女性だ。「ありがとうございます!」「俺はローランサン」「私はレイラ、この感じ死霊術師が近くにいるわね。」「やっぱりそうなんですか・・・」「吐き気のするほどの邪悪な魔力の残滓・・・大学の方に続いているわ」レイラが険しい表情でそうつぶやいた。「アイリスさん、ここを静めたら私達に着いて来てくれませんか?」「え?え?あたし名乗ったっけ?」「有名ですよ、詳しい話は後で。今はこの場を何とかしましょう!暴風雷!!」レイラの魔法がアンデッドを4体吹き飛ばす。「俺も負けてられないな!」レイラの魔法、ローランサンの剣、アリスの活躍であっという間にアンデッドは全て倒された。「さぁアイリスさんこっちに!」「ちょっと待ってください、マルベリーを探さないと」「マルベリーさんも帝都に来てるんですね!?」◇ ◇ ◇ ◇『ほーーーーーほっほっほ!!マルベリー、そろそろ魔力が尽きそうね!』「はぁはぁ・・・」『自慢のエーテル魔法も当たらなければ意味がないわねぇ?消費も大きいし』「・・・エーテル・イ・ディオ!」『そんな距離から撃って当たるものか』錬金術で作り出した破壊の効果を持つポーションを複数念動で合わせて作ったエーテル体。それを投げつけるマルベリーの必殺魔法は岩壁に軽く穴を開けるほどの破壊力を持つ。『それに比べてリッチである私は魔力は尽き無い!勝負あったわね』「はぁはぁ・・・そうね、勝負あったわ」『あら?素直に認めるのね、あなたともあろう者が・・・』「はぁ?私の勝ちで勝負あったと言う意味よ?リッチになって脳みそまで腐ったのかしら?」『ガキが負け惜しみを!!インセクトサンダー!!』「くっ・・・」よろよろと着地するマルベリー、汗だくになっているがその表情は余裕に満ちている。「今まで一回しか試してないけど・・・喰らいなさい、ジュビア・デ・エーテル!!」マルベリーが手を振り下ろす。すると空からエーテルの雨がカラーニャに降り注いだ。『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア』エーテルに貫かれたカラーニャの体は穴だらけになっていく。「飛ばしたエーテル体を上空で止めておいて溜めてたのよ。流石にエーテル体安定+操作+エーテル体生成+空中浮遊の同時は疲れたわ。魔力増加のポーションも使い切ったしね」『アアアアアアアアアアアアアア・・・バカナ・・・ワタシガ・・・』全身穴だらけになったカラーニャはやがて黒い灰になり消えていった。「流石にもう限界・・・もっと効率のいい方法考えなきゃ・・・」その場に座り込むマルベリー。湖からマリアがジゼルを抱えて上がって来た。「な、なんとかまだ生きています・・・」「マリア・・・お願いね」「はい、天使の癒し!」マリアは何度もジゼルの腹に開いた穴に回復魔法をかける。「傷は塞がりそうですが・・・意識の方がどうなるか」「そればっかりは魔法でどうにかできるものじゃないしね・・・」「このままではいけないですね、闘技場の隣にある治療院に連れて行きます!」「じゃあ私はアリスと合流してマニマルコを追うわ」「大丈夫ですか?バトルメイジに応援を頼んだほうが・・・」「そうね、じゃあマリア、ジゼルを運んだらそれもお願いできる?」「任せてください!」「そう、じゃあこの杖を使って飛んでいくといいわ。あなたなら扱えるはずよ。杖に刻まれたルーンそれとリンクしている魔術刻印があるから杖のルーンを見てどれを発動するか考えて。後は修行者レベルの念動魔法で飛ぶ事が出来るわよ」「は、はい!」マリアは自分の体にジゼルをくくりつけ杖に跨る。「わわわっ・・・ほ、本当に浮いた!?じゃあ行ってきます!!」マリアが去った後マルベリーは波止場地区の木陰に座りスタミナ回復のポーションを飲む。「マルベリー!!どこにいるの!?」アリスが来た。「ここよ、遅かったわね」「あう、あっちの港の方でアンデッドが溢れてて大変だったんだよ」「そう・・・黒いローブを着た老人を見かけなかった?」「え?見なかったけど?」「・・・いいわ、大学に行きましょ」そこにレイラとローランサンも現れた。「あ、レイラとお供の騎士じゃない。あなた達も帝都に来てたのね」「ええ、死霊術師を追ってまして・・・ここで何があったのですかマルベリーさん?」マルベリーはマニマルコの事をレイラたちに話す。「まさか本当に現れるとは・・・」「マ、マニマルコってあの伝説の蟲の王!?」「とんだ大物が現れたな」「あいつは大学に行くっていってたわ。大学が落とされるとは思わないけど・・・ここはアリスの聖騎士の力が必要よ」「な、なんで?」「魔法が利かないところをこの目で見たのよ。今考えられる方法は聖騎士の武具しかないの。あるいはデイドラ王の武器があればいいのだけれど」「それならクロエも一緒に行った方が・・・」「そうね・・・しまったわ、チビクロとアリスを別行動させるんじゃなかった」「急いで大学に戻りましょう!」アリス、マルベリー、レイラ、ローランサンの4人は大学に向かって駆け出す。つづく
Oct 17, 2010
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爆裂のアンナ:エイリアンの肉を持ち帰ってみたいと思っている。第219話【アモングザスターズ】エイリアンを殺しながら進むアンナ。これまでの修羅場に比べると脆弱なエイリアンの相手はさほど苦労しなかった。感覚の鋭いアンナは常にエイリアンの先手を取っていた。「アンナこっちよー」サリーの声がする。10歳にも満たない彼女はなぜか異常にたくましい。ダクトを通って先回りしていた。このエイリアンの施設にある程度詳しいらしい。「この先がエンジンルームよ」二人は金属の扉を開けて中に入る。エイリアンの気配は無いようだ。「へぇ~ここはなんか落ち着いた感じだね。奴らの休憩所かなんかか?」「そうみたいよ?ほら、あそこに食事した後とかもあるし」「なるほどねぇ~・・・ん?窓の外に見えるのは太陽?それにしては空が暗いね」「だってここ宇宙だもの。私達は地球のずううううっと上にあるエイリアンの宇宙船に捕らえられてるのよ。信じられないかもしれないけど」「ここが宇宙か・・・なーんにもないね。・・・なぁチビッコ、これが船って事はコイツをのっとって地球に帰るつもりなのかい?」「そうね~・・・まぁそれはボスをぶちのめしてから考えましょ!そうそう、こっちに例のボスのところまでいける装置があるのよ」サリーは階段を駆け上がり見たことも無いパネルを触っている。「ああ、もう!電源が切られているわ!前に来た時はこれを使って上まで行ったのに」「ん?それはなんだい?」「エレベーターみたいなものよ、上下だけ無いけど。それにちょっとチクチクするわ・・・私たちの事を知った奴らがきっとカンカンになって電源を切ったのね」「まぁ~あんだけ暴れればな~」「う~ん・・・・・・・そうだ、別の道があったわ!!」サリーは走りだし冷気の漂う部屋で足を止めた。「なんだここ・・・冷蔵庫みたいだねぇ?ん?ならんでる棺おけ見たいなのに人間が入ってるじゃないか。食肉用に冷凍保存か?」「すごくない?まだ生きてるとおもうの。前に解凍されて連れて行かれた人を見たから。今からこの装置を解除しようと思うの」「ほぉ~・・・」「ちょっと怖いけどやらなきゃ・・・そこの宇宙飛行士さんの服が絶対に必要なの」「そうなのか?」「エレベーターみたいなのが使えないから外に出てやらなくちゃいけないことがあるのよ。その為には宇宙服が無いと・・・外に出たら死ぬわ」「そっか、あたいにはどうしていいか解んないからチビッコのいう事に従うよ。で、こいつらも攫われた連中だよな?しかし色んなかっこうしてるよな~」「あそこにいる人かっこ良くない?なんとかアーマーっていうのかしら?あっちの人はカウボーイかしら?本とか写真でしか見たことないけど。それに触るのなら気をつけてね、すっごく冷たいから」「これを押せばいいのか?」冷凍カプセルを制御しているパネルに手をかけるアンナ。白い冷気が充満し宇宙飛行士、カウボーイ、軍人、謎のアーマーの男が解凍された。「生きてるか?大丈夫か?」一際目立つアーマーの男にアンナは話しかける。「NUSHIWA NANIMONO? KOKOWADOKODA? SESHANOKATANA、SESHANO KATANAWA DOKODA?」「は?何言ってんだ?お前言葉が変だぞ?」「NANIWO ITERUNOKA SAPPARIWAKARAN、NANTOKASHITEKURE!」「解んないって・・・お前どっか遠い国から攫われたんだろ。ま、言葉くらい何とかなるか。おいチビッコ、肝心の宇宙飛行士はどうなった?」「かわいそうな宇宙飛行士さん・・・死んじゃってるわ。この機械は危ないわ、中の人が起きない事もあるの。でもこの服は使えそうよ。この人が駄目ならあなたしかいないもの」「やれやれ・・・カウボーイと軍人は・・・元気そうだねぇ」解凍から目覚めたカウボーイと軍人は体をほぐしながら辺りを見回す。「くそっ!あのエイリアンどもめ!今度あったらただじゃおかないからな!」「何でこんな事に・・・僕は戦場になんて行きたくなかったんだ、ワシントンDCで働きたかっただけなのに・・・どうしてこんな目に。そこのおちびちゃん、君も奴らに?」「ハーイミスター、無事でよかったわ」「君一人だけかい?家族は?」「いないわ、妹と一緒に攫われたけど見たのは一度だけ・・・待ちくたびれちゃったわ」「きっと大丈夫さ、ここにいるなら見つかるはずさ」「ありがとう軍人さん、やさしいのね」「僕はエリオット・ターコリエン、君は?」「サリーよ」「おい、そこの女。奴らはどこだ?あのちっこい奴らだ、殺してやる!!」カウボーイの男がアンナに話しかけた。「落ち着けよ、エイリアンなんてそこら中にうようよいるからね」「エイリアン?やつらはそう呼ぶのか?」「さぁ?チビッコがそう言ってるんであたいもそう呼んでるだけだし?」「見たところあんたも奴らと戦ってるようだな、だから俺を起こしたんだろ?」「そういうことかな?しっかしお前の言葉訛りきついねぇ~」「あんたこそ面白い話し方だな。まぁいい、ここから出るには協力するしかなさそうだ」「話が早くて助かるよ、あたいはアンナ」「ポールソンだ、保安官をやっている」アンナ、サリー、エリオット、ポールソンはお互いの身の上を話し合った。「・・・ところであの男はなんだ?言葉がわかんないんだけど?」「外国人だろうな、言ってることがサッパリ解らない」「色んな時代の人が捕まってるからあのひともその一人ねきっと」「・・・・・・しかしショックだ、戦争が200年以上も前に終わっていて世界は崩壊しているなんて」「NANIWO HANASHITEORUNODA?KATANAWA DOKONIARU? SESSHANO KATANAWA DOKONI・・・」「日本語じゃないかなぁ?アンカレッジにも日系の兵士が居たし言葉が良く似ている。サムライ見たいなかっこうしてるし・・・まぁ僕は日本語殆ど知らないんだけど」「へぇ~・・・あたいにはニホンがどんな国かも解らないけどね」200年以上前のアラスカで攫われた衛生兵のエリオット。西部開拓時代に攫われた保安官のポールソン。日本の戦国時代?に攫われた武士トシロー・カゴ。エリオットとほぼ同じ時期に攫われたサリー。そして2277年のアメリカ・ウェイストランドで攫われたアンナ。カゴを除いた4人はどうするべきか作戦を立てていた。するとそこに一人の女性が。「生きていたみたいね、こっから出るにはどうやらその子のいう事に従うのがいいみたい」「あの女性は?」「ソマーか、丁度いいねぇ、人数は多い方がいいからね」「仲間か、一人でも多い方がいいね」「ふん、足を引っ張らないでくれよ」「MATA DAREKA ARAWARETAKA。KOTOBANO TSUUJIRU MONOWA INAINOKA」「作戦はこうよ、奴らのジェネレーターを破壊してエレベーターを制御しているフロアーの空気を全部抜いちゃうのよ!これなら私に手出しできないしその隙にアンナが船の外から上に行ってエレベーターの電源を確保してくれれば皆上がれるようになるわ」219話終 次回へ
Oct 16, 2010
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爆裂のアンナ:ここがまだ宇宙だという事には気づいていない。第218話【ノットオブディスワールド3】バリアーで閉ざされた部屋の中から少女が助けを求めていた。「ねぇ、あっちにある機械をオーバーヒートさせて。そしたら出られるから」「やり方は?」「スイッチを押したら冷却装置が出てくるからそれを全部解除すればいいわ。オーバーヒートしたら爆発するから気をつけてね」「任せときな!」アンナは少女の言ったスイッチを探し出し機械を起動させる。「おーおー、このせり出してきた奴のスイッチを切ればいいいんだな・・・」順番にスイッチを切っていくアンナ、ソマーはすこし離れたところで見ている。「アンナ、すぐに離れた方がいいよ。爆発しそうだ」「ははっそうだね」機械はうなりを上げやがて大きな音を立てて爆発した。警報が鳴り響く。「さぁ、あの子を」バリアーの解除された部屋から少女が飛び出してくる。「ありがとう助かったわ!私はサリー、さっそく脱出する?私はあっちこっち知ってるから」「あたいはアンナ、うしろの奴はソマーっていうんだ」「あなたたちもエイリアンに捕まったのね・・・脱出するなら手伝ってあげるわよ!」「言うねぇチビッコ」「こっちよ!」いきなり走り出すサリー、慌てて追いかけるアンナとソマー。「ちょ、ちょっと待ってよ!」ソマーが何かを言いかけたがサリーは止まらずに走っていく。サリーはロックされている扉の横にある通気口らしき穴から中に入っていってしまった。「チビッコ?」あっけにとられるアンナの後ろからソマーがつぶやく。「あ~あ、もう最高っ!大したアイデアだわね!!彼女にコロッと騙されたんでしょ」「ああ!?うっさいよソマー!ガキに腹立ててどうすんだ!」「あの子が何者か解らない訳でしょ?エイリアンの手先かもしれないわ」「黙ってろよ!それ以上イラつくこと言ったら骨ブチ折るよ」アンナとソマーが揉めていると目の前の金属の扉が開きサリーが姿を現した。「言ったでしょ!?私は役に立つのよ。壁の中にある線と線を繋ぎかえたのよ。どれとどれを弄ればいいかってあちこち潜ってるうちにおぼえたの」「やるじゃないかチビッコ!」「えへへっもっと役に立つわよ!さぁ次はエンジンルームに案内してあげる」「エンジンルームに行くとどうなるんだい?」「エンジンルームから上にあるエイリアンのボスの所まで行けるのよ。そいつを殺せばなんとかなるんじゃないかしら?」「いいねぇ!そのクソ度胸気に入ったよチビッコ!!一緒にいってボスとやらを吹っ飛ばしてやろうじゃないか!!」「ちょっとちょっと!待ってよ!!私はその子と一緒には行かないわ」「は?じゃあお前はどうするんだいソマー?」「皆で突撃して返り討ちに合ったら全滅でしょ?私は後ろから別ルートを探すわ」「・・・・・・ま、それもいいかもね」ソマーは部屋を調べている。アンナとサリーは隣の部屋に通じる扉を開ける。『jghjr@gjとpr!!』ショックバトンを手にヘルメットらしきものを被ったエイリアンが襲ってくる。「遅いんだよ!」アンナはショックバトンを自分のショックバトンで受け流しエイリアンの手首を打ち、武器をを落としたエイリアンの腹にショックバトンを思い切り叩き込んだ。「アンナ強いわね!」「この程度やつらどうってこと無いよ」二人はエイリアンの飛び出してきた部屋を調べる。「お、これは捕まえた連中の物をここに保管してるみたいだね。あたいのはどこかな・・・」「私はグレネードを貰っていくわ」自分の装備を見つけたアンナ。エンドボスソードを振りまわしてチェックする。「これこれ、レザーレベルにエンドボスソード、コンバットショットガンにヌカグレネードが6つ全部あるね、ついでにプラズマピストルと弾薬を貰っておくか」部屋を出て扉を開けて進む二人、壁にはパイプや蒸気の吹き出すダクトなどがある。さっきまでのフロアーとは違いかなり複雑に入り組んでいる。「ここでちょっとだけ待って、やつらかなりいるわよ」「確かに気配がするねぇ・・・ぶちのめしてやろうか?」「いいわね!じゃあこのグレネードで奴らを吹っ飛ばすわ。ダクトを通るからグレネードの爆発が聞こえたらそっちに来てね!」サリーはそういうと隙間からダクトに侵入する。しばらくすると通路から爆発が聞こえた。アンナが駆けつけるとそこにはエイリアンが2体死んでいた。「チビッコやるじゃないか」「ねぇアンナ、そこから先に進んで左側の扉の前で待機して。開けてみるから」ダクトの中から話しかけるサリー、彼女曰くこうやってあちこち侵入し色々調べて回っていたらしい。そのせいでエイリアンに閉じ込められたらしい。「いいわ、開いたわよ」扉の中に入るアンナ、食事中だったのかテーブルには食物らしきものがあった。「なんだこれ?あいつらのエサか?くんくん・・・臭いは特に変でもないけど」「あ、それあいつらが運んでくる食事よ。一応食べれるけど?」「ふーん・・・どれどれ?・・・・・・・・・んーなんともいえない複雑な味だねぇ」アンナはイカのような触手の肉を食べてみる。紫のソースが掛かった見たこともない素材だ。「アンナ、奴らが来たわよ!」武器を構えるアンナ、通路の奥からライフルのようなものを持ったエイリアンが来る。「オラァッ!!」壁から飛び出してから飛び出してプラズマピストルをエイリアンの頭部に集中砲火、反撃する間もなくエイリアンは顔面を黒焦げにして倒れた。「変な武器持ちやがって・・・試しに持っていこうか」「アンナ、この先は少しダクトから遠ざかって私の声が聞こえなくなるけどけどそのまま進んで、分かれ道のある部屋まで行ったらそこで待機しててね、すぐ行くから」サリーの声がしなくなり一人で進むアンナ。「それにしても変な物ばっかりだねぇ・・・なんに使うのか解らないものばっかりだよ。・・・・・・さて、またきやがったか。この銃の試し撃ちでもしてみるか」アンナは足音を消し通路を進む。こちらに気がついていないエイリアン、謎のライフルで頭部を狙い撃つ。「おーいいねぇコレ!」エイリアンの頭部は粉々に吹き飛んだ。エイリアンの懐をあさり弾らしき物を拾う。アンナが通路に出ると左右の通路からショックバトンを持ったエイリアンが2体攻撃してきた。「はっ!」片手でライフルを撃ち、左側のエイリアンの頭部を打ち抜き、片手でエンドボスソードを投げつけエイリアンの胸に突きたてる。そしてそのまま前転しライフルを構える。「もう一体いるね・・・」足音を殺しながらエンドボスソードを回収し先にある部屋の様子を伺う。そこにはゆらゆらと陽炎のように揺らめくエイリアンが立っていた。「なんだアレは・・・ま、とりあえず攻撃かな」隠れながらライフルでエイリアンを攻撃する。「ogjritjgp@lgokmuijngreuih!!」「ちっ!バリアーの類かい!!」銃を構えるエイリアン、アンナは壁を走りライフルを連射しながら接近する。「これならどうだい!」上段からエンドボスソードを振り下ろす。鋼鉄すら切り裂くカイリーナの作った特殊合金の刀。妙な手ごたえがアンナに伝わる。エイリアンはアンナの膂力に押されて壁に叩きつけられる。「コレでも駄目か・・・じゃあコイツなら!死ね死ねぇ!!」ショットガンを取り出し倒れたエイリアンに至近距離で連射するアンナ、バリアーの効果は完璧で無いのか、やがてエイリアンの顔面は崩壊、息絶える。「雑魚ばっかりじゃない訳か、コイツは気をつけないとねぇ・・・」「アンナきこえるー?そこから左の通路を進んで」「おお、チビッコ!そっちも無事だったようだね」「もちろんよ!もう少し行ったところで落ち合いましょ」サリーはダクトの中を進み、アンナは通路を進む。218話終 次回へ
Oct 11, 2010
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アリス:舌足らずになったりネコになったりするかもしれない。マリア:気は優しく基本真面目。妄想を膨らませすぎて一人笑いをすることもしばしば。ジゼル:自分の立場を忘れて思うがまま行動をしてしまう癖あり。マルベリー:マリアにある仕事を頼んだ。その内容とは。―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士第二十九話「天賦の極術」マリアは必殺の魔法を打つ為に魔力の回復を待っていた。これを外せば魔力の殆どを消費しまう為うかつには撃てない。近接戦闘の苦手な彼女は魔力を失った時点で戦う術は無い。無尽蔵の魔力を持つリッチは魔法を乱射しマリアを追い詰めていく。(はやくしなきゃ・・・マニマルコともう一体のリッチをあの人が引きつけている間に!)『しぶといですね、さっさと死んで我らの仲間に加わりなさい』「・・・・・・」マリアの魔力は7割まで回復している。『あのダンマーはマニマルコ様が始末されるようだ、こっちの魔術師を倒すのに協力しよう』もう一体のリッチはジゼルを追うのをやめマリアの方に向かってくる。(そんな・・・もう少しなのに!)マリアに迫る二体のリッチ、彼女は大怪我をするのを承知でまだ魔力の回復に努めている。絶対絶命だと思われたその時、空から雷が降り注ぎ二体のリッチを吹き飛ばした。「遅いと思ったらこんなことになってるなんてね!あっちにはジゼルもいるじゃない!」空中にマルベリーが居た。いや、飛んでいた。ルーンの刻まれた杖に跨っている。マルベリーの電撃を浴びたリッチは地面に転がっている。「マルベリーさん!どうして!?それにどうやって飛んでるのです?」「あんたに帝都中に刻ませた魔術刻印のお陰よ。あそこから魔力を放出するようにしてこの杖に刻んだルーンと同調させて念動魔法で浮かせてるのよ。10箇所全ての魔術刻印とこの杖の10個のルーンを連動させて一番近いものを発動、それによってルーンと同調できる範囲内なら術者のレベルに応じた空中移動が出来るって訳よ」「テレポーターの魔術刻印を改良したようなものですか?」「そうよ!さすがマリアあんたは賢くて話が早いわ!」「凄いですマルベリーさん・・・自分で魔術刻印を開発してしまうなんて!」「詳しい話は後よ!まずはこいつらをどうにかしないとね」『言ってくれるわ子供の魔術師・・・すぐに打ち落としてやる』空中で旋回し猛スピードで飛び回るマルベリー、リッチはマルベリーに魔法を当てられない。「実験は成功ね、最初は騎乗スキルの高いチビクロで試そうと思ったけどあいつはアホだしこの杖折るかもしれないし止めといてよかったわ、エーテル・イ・フェーゴ!!」巨大な火球を圧縮し炎の矢として撃ち出す。リッチの顔面に炸裂し深く被っていたフードは焼け散った。『グウウウウウ・・・流石は天才マルベリーですね・・・』「あ、あんたは、ムシアナス!!」『フフフフフ・・・』リッチの一体はトレイブンの命令で死霊術師の中にスパイ潜入しているムシアナスだった。『偉大なるマニマルコ様は全てお見通しでした。私がスパイだという事もね。あの方の手に掛かり私は死にました。ですが苦しみや痛みは一瞬でした。目が覚めると私は想像も絶する力を得ていました、マニマルコ様の秘術により私は生まれ変わったのですよ。死霊術こそ至高の魔法なのです!トレイヴンの傍で私は長年魔術を学んできましたが死霊術に比べるとなんとも粗末な物だったと今では思います。何故私はもっと早くに死霊術を学ばなかったのだと後悔しましたね』「ふぅん・・・ま、これであんたは敵って事ね。いっとくけど私は元同僚だからって全く手加減なんかしないからね?」『フフフフフ・・・天才と言われていた貴女の実力見せてもらいましょう』反対側の水面でジゼルとマニマルコは戦闘を続けていた。「面白い、実に面白いぞダンマーよ!」「くううう・・・わたしの攻撃が当たらないなんて!」電光石火のジゼルの攻撃は全てマニマルコのドクロの杖で受けられていた。「ブラスター!」「ほっ!」ジゼルの掌から放たれた紫の閃光をスライドするように横移動で回避する。マニマルコの動きは筋力によるものではなく魔術的なものを思わせた。「雷光蟲!」「はっ!・・・あああああっ」マニマルコの放った羽虫型の雷は回避したジゼルを追い炸裂した。「どうだね?蟲の魂を操り電撃を纏わせた。避ける事は容易くないぞ?雷光蟲・群!」マニマルコの周りに数十匹の電光蟲が現れジゼルに飛び掛る。「はぁぁぁぁぁぁ・・・マキシマムドライブ!」ジゼルの体を包む紫の魔力のオーラが増大する。一日一回しか使えない天賦の極術だ。「避けれないならつぶすまで!あたたたたたたたたたっ・・・・」拳に雷を纏わせ雷光蟲を相殺していく。「ほう・・・そんな方法でこの術をやり過ごそうとする奴は初めて見たわ!」「たあああああっ!」雷光蟲を全て叩き落としたジゼルはマニマルコに飛び掛る。「ソウルレイブラスト!!」巨大な紫の閃光がマニマルコに放たれる。「ぬううううううう・・・なんという術!だが・・・」ドクロの杖で閃光をガードするも、凄まじい力に押され水面を滑っていくマニマルコ。「ワシは倒せん!はぁっ!!」紫の閃光はドクロの杖に吸収されていく。「はぁはぁ・・・そんな・・・」「素晴らしい力だ!だが使徒にする素材ではない、ここでスローターフィッシュのエサになれ」ドクロの杖を構えるマニマルコ、ジゼルは水面に立っているのがやっとの状態だ。「凍蟲槍!」ドクロの杖から人間ほどの氷の槍が出現したかと思うとそれは姿を消し、次の瞬間ジゼルの腹部に突き刺さっていた。「・・・え!?」「空気の流れを変えて光の屈折を利用し氷の槍を消したまでだ。さらばだダンマー、もう戦う力は残っていまい」「う・・・ぅ・・・」ジゼルはその場に倒れこみ、湖の中へ沈んでいった。「・・・久しぶりに血沸き肉踊る戦闘だった。さて、帝都に来た本来の目的を果たすかの」◇ ◇ ◇ ◇「はぁはぁはぁ」アリスは帝都を走っていた。マルベリーが杖に乗り飛んで行ったのを追っているのだ。「たしか波止場地区に行くっていってたよね」クロエとロミルダは杖の事で宿屋に残り、マルベリーとアリスが外に出ていた。嫌な予感がするアリスは全力で走り波止場地区を目指す。人をかき分け、押しのけて走るアリス。礼儀正しく真面目な彼女が普段しない行動だった。それだけ焦っていた、慌てていた。◇ ◇ ◇ ◇「ジゼル!!」空からジゼルの姿を確認してたマルベリーは異変に気がついた。「・・・・マリア!まだなの!?」「もういけます!」「私が動きを止めるから絶対にあの裏切り者のムシアナスに当てなさいよ!」マルベリーは鞄から数種類のビンを取り出し空中に浮かべる。「これが私の中で一番威力のある魔術よ!」数種類のビンは空中で激突し割れ、混ざり合う。本来なら一瞬で爆発し消えてしまうそれをマルベリーは念動で押し留めて混ぜていた。「この作り出したエーテル体は全ての属性に加え物理攻撃の要素も兼ね備えている、いくらリッチでもこれを受けて無傷でいられるかしら?エーテル・イ・ディオ!!」『まさか!ポーションで作り出した魔力までを念動でだと!?投げた卵をトングでキャッチするのと同じくらいの事だというのにか!?ありえん・・・』マルベリーのエーテル体は猛スピードで飛び、ムシアナスの左腕を跡形も無く消し去った。「ちっ!空中からだと精度が下がるわね。ほら、マリア!今よ!!」「はい!!『ボエシアの炎激斧!!』」マリアの体から巨大な炎の巨人が現れ炎で出来た戦斧をリッチに振り下ろす。『ぐあああああああああっ!!馬鹿な!!これはなんという火力・・・再生が間に合わん!!』マリアの使った『ボエシアの炎激斧』それは一日一回だけ使える天賦の極術。ダンマーである事とボエシアの信者である事、先祖崇拝の念が強く破壊魔法の才能がある彼女だけが使えるのだ。先祖の霊にボエシアのイメージを乗せマリアの全魔力を注ぎ込んでこの術は完成する。この術の火力は鋼鉄をも飴のように溶かし、マルベリーに「デイドラの武具に匹敵するほど」と言わしめた。『グアアアアアア・・・マニマルコ様・・・』ムシアナスはものの数秒で只の消し炭と化した。「やったわマリア!これを飲んで沈んだジゼルを助けに行きなさい。もう一体のリッチは私が何とかするから!」マルベリーはマリアに魔力回復のポーションを投げ渡す。『おやおや、ムシアナス。せっかくマニマルコ様に力を与えてもらったのに情けない。今度は私が相手をしましょう』ムシアナスの後ろでけん制、援護をしていたリッチがマルベリーに迫る。(マニマルコらしきのとリッチ・・・アリスがくれば聖騎士の力でリッチなんか瞬殺なのに・・・)つづく
Oct 5, 2010
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ウェリス・マリア:アルケイン大学に所属する魔術師。マルベリーも認める実力者。―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士第二十八話「マリアと死霊術師」マルベリーからメモと宝石を受け取ったマリアは帝都の中を歩き回っていた。「えっと・・・この木なら大丈夫かな?」マリアは預かった宝石の一つを目の前の木にかざす。すると宝石は輝き木に魔術刻印が。「よし、成功・・・っと」マリアは慎重に場所を選びながら帝都中に次々と魔術刻印を施していく。波止場地区に来たときには日が暮れかかっていた。「あと一つ、どこにしようかな・・・おや?」停泊している船から黒い影が飛び出したのに気がつくマリア。「今のって死霊術師のローブ?かな・・・」マリアは波止場の壁に最後の一つの魔術刻印を刻み。黒い影が消えた方に足を運ぶ。「あれ?行き止まり・・・」そこには何も無かった。ただの薄暗い路地の行き止まり。じめじめとした空気だけがある。「なにか気味が悪いなぁ・・・」「何かお探しかい?ダンマーのお嬢ちゃん?」「!?」突如後ろから声をかけられるマリア、そこには高齢のアルトマーらしき男が立っていた。「お嬢ちゃん、蟲の王を知ってるかい?知ってるだろう?どんな人物だと知っている?」「な、なんですかいきなり!む、蟲の王って・・・」飛びのき距離を取るマリア、しかし後ろは行き止まり追い詰められる形となる。「さぁ言って見てくれないか?蟲の王とは?」「蟲の王、それは秘術師ガレリオンの手によって滅ぼされた死霊術師の祖」「ふんやはりその程度の知識か・・・シロディールで発行されている書物では真実は書き綴られていないようだな?」「知りません、ちょっとそこを通してもらえますか?」「だめだね。お嬢ちゃんはここで生贄になってもらうよ。処女の魂なら良い純黒魂石の素材となりそうだ」老人は何も無い空間からドクロの杖を取り出す。「蟲の王は滅びたと伝えられている、だがそれは嘘だ。敗北したのはガレリオンだ」「何故そんな事が解るのです?あなたは誰ですか?」「ワシの名はマニマルコ。蟲の王にして死霊術を極めし者」「え!?」マリアの思考が一瞬停止する。「だからワシがマニマルコだ。理解してくれたかな?」「う、嘘です!マニマルコはずっと昔に死んでいるはずです!例えあなたの言うとおりガレリオンが敗北していたとしても今まで生きていられる筈がありません!」「ふむ・・・それはもっともな意見だ。それは常人ならそうだろうがワシは転生術を身につけておる。肉体の限界が来れば器を探し魂を移し変える。魔力の引継ぎが出来んのが難点だが鍛錬しだいで素材がよければ以前のものよりも大きな力が出せるようになる。今のこのアルトマーの体は中々のものだ。全盛期のワシと同等かそれ以上の魔力を引き出せる」「・・・あなたがマニマルコという証拠がありません、さぁそこを通してください。手荒な真似はしたくありませんので」「ほう・・・手荒な真似か。やってみるがいい」マリアは躊躇していた。街中で魔法を使う事を。まして先に手を出すなどというのはやさしい彼女にはとっさに出来る行動ではなかった。「本当にやりますよ?」右腕をつきだすマリア、魔力が込められてる。「やってみろと言ったはずだが?やらないならワシから行くが?」ドクロの杖を構えるマニマルコと名乗る老人。「雷閃!」「蟲の影」老人の出した黒い塊にマリアの雷撃すぅっと吸い込まれた。「ほう、なかなかの破壊魔法だな。ただ生贄にするのにはおしい、蟲の使徒にしてやろうか」「お断りです!溶煌・鏃!!」マリアは炎の破壊魔法を唱える。超高速で飛び出したそれはもはや炎の弾ではなく線となり老人に襲い掛かった。「むっ!?」超高速の魔法に防御が間に合わず老人の胸に炎が炸裂する。体は吹き飛ばされ路地から出る。「いいぞ、ますますワシはお嬢ちゃんの事が欲しくなった!」「・・・・・」マリアは老人の相手をせずに路地から飛び出し波止場地区の住宅街に逃げ込む。「はぁはぁ・・・こんなところで揉め事を起こしたら大変・・・ガードに捕まると面倒だし・・・そうだ、ルマーレ湖を渡って逃げ切れば・・・水馬の足!」マリアは水上歩行魔法を唱え首都を囲んでいる湖に足を伸ばす。「お嬢ちゃん、逃がしはせんよ」「!!」老人は地面を滑るように移動しマリアを追ってくる。「これ以上逃げられても面倒だ、蟲火!」「溶煌・飛火!!」炎と炎がぶつかり爆発が起こる。衝撃でマリアは湖に飛ばされた。「くっ・・・」「ワシの蟲火に反応して相殺するとは・・・少し遊んでやるか、お前達、出て来るのだ」老人の目の前に2体のリッチが現れる。『マニマルコ様お呼びで?』『あのダンマーを始末すれば良いのですね?』「ああ、だが出来るだけキレイな状態でな。アレも使徒に加えたくなった」『なるほど、確かにあの魔力・・・我らの力になりましょう』現れたリッチはマリアが今まで見た者とは違っていた。雰囲気がちがうのだ。目は輝き肌は色艶よく声も濁っていない。「リッチが2体も・・・」後ろは湖、マリアは水上歩行の魔法の効果で水面に立ちリッチ達の出方を伺う。『インセクトサンダー』『インセクトファイア』「雷閃・双槍!」リッチの放つ電撃を相殺し炎は横に飛んで避ける。「雷閃・三重奏!」『インセクトバリアー』『インセクトブリザード』マリアの電撃を吸収し、もう一体が氷の魔法で反撃をする。「きゃああっ・・・なんて反応速度とコンビネーション・・・」魔法耐性を高めたローブを着ているマリアに氷の魔法は通じなかったが衝撃が体に伝わる。追い詰められないように距離を取りながら回避優先で魔法を打ち続けるマリア、リッチ2体はゆっくりと水面を移動しながら尽きる事の無い魔力を利用しひたすら魔法を乱射する。「はぁはぁ・・・死霊術師にリッチ二体は流石に・・・はぁはぁ」『さぁそろそろ終わりですね』『安心しなさい。死の苦しみは一瞬です、次に目が覚めたときは新しいあなたに変わってます』湖の浅瀬で肩で息をするマリア、強力なリッチを相手に彼女は持ちこたえていた。「溶煌・鏃!!」マリアの炎の閃光がリッチの一体に命中する。『まだこんな力が残っていたとは・・・しかし私の体を破壊するには至らなかったようですね』『マニマルコ様を受け入れてリッチになればその魔力は増幅され無限に使えるのですよ?』「はぁはぁ・・・私は人間のままでいいです!アンデッドにはならない!」マリアを取り囲むリッチ達、魔法の攻撃はほぼ無効化できるとはいえ彼女は魔術師、リッチの豪腕で殴られればひとたまりも無い。「ちょっと待った!!」突然大きな声が響く。振り返ると木の上にダンマーの女性が立っていた。「なにか音がすると思ってきてみたら・・・死霊術師が魔術師を襲ってるじゃないですか!」『また獲物がきましたか』『マニマルコ様、こやつも始末しますか?』「そうだな、その者の魔力は大したことは無い。肉片にしてスローターフィッシュのエサにしてやりなさい」「肉片に出来るか出来ないか、やってみれば良いですよ。たぁっ!」木から飛び降りてマニマルコの前に立つ。ダンマーはジゼルだった。「そこの魔術師さん、加勢します。“義を見てせざるは勇なきなり”です」「あ、ど、どうも・・・」突然の加勢に驚くマリア。「さぁこっちですよ、偉そうなリッチさん、ホバー!」水上歩行魔法を唱え水の上を走るジゼル、リッチの一体はその後を追う。「さぁさぁこっちですよ~・・・オーバードライブ!・・・アクセル!」身体能力強化の魔法と俊敏さを上げる魔法を次々と唱えるジゼル、彼女は陸から遠ざかったかと思うと物凄い勢いで水上を走りUターンしてくる。「はっ!」水面から飛び上がるジゼル、リッチはジゼルの速さについていけず、まだ湖の真ん中にいる。「これで守ってくれる部下はいませんよ」空中からマニマルコをロックオンするジゼル。「ブラスターエクストリーム!!てやあああああああああああああっ」紫色のオーラに包まれて流星のような飛び蹴りでマニマルコに襲い掛かる。「考えたな・・・だが!」マニマルコはドクロの杖でジゼルの流星キックを受け止める。「やあああああああああっ!!」「これはこれは・・・なんとも変わった術を使いおるわ」ジゼルに押され後退しながらもマニマルコの顔には余裕が感じられる。「蟲火!」「うわっ・・・と」あわてて流星キックを解除して避けるジゼル。「ブラスターエクストリームでノーダメージですか・・・嫌になりますね」「ワシには勝てんよ・・・」その頃マリアはリッチと一対一になり魔法で押していた。『威力はあなたのほうが上ですね・・・しかしこちらの魔力は尽きる事が無い』「はぁはぁ・・・(あと少し魔力の回復の時間が欲しい)」マリアの魔法は的確にリッチの顔、胸をヒットさせダメージを積み重ねていた。(接近されたら終わり・・・なんとか距離を取り続けないと)『その目、諦めていないですね。あなたには何か切り札がある。しかしそれを使ってしまうと後が無い、もしくは使う事によって大きな負担がかかる。そんなところでしょうか』(読まれてる?・・・あと少し、あと少し時間があれば・・・)つづく
Oct 2, 2010
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