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鉄拳のエリカ:強さとは何か。最近はその事について考えている。猛毒のローレン:SMジェネラルの止めは自分が差すと決めている。ガボール・k:平和になったら何をしようか考えている。爆裂のアンナ:エイリアンブラスターを見てエイリアンの存在が気になっている。BG・ジョー:ODの落としていったショックソードを使う事にした。第180話【水の配達2】水の配達をする事になったわたし達はリベットシティのオフィサー・ラペラティアに話を聞く。「ありがたいねぇ、雇っても雇っても人数が減る一方でね。帰ってきたのは半分くらいさ。この六日間で30人が行方不明さ。あんた達も期待しないでおくよ」「愚痴はいいからさっさと仕事の説明をしな!あたいは気が長くないほうなんだよ」「アンナ・・・」「いいんだよエリカ、こいつらは自分達のイライラをぶつけてるだけなんだからね」「ふん・・・じゃあ次のキャラバンが出て行ったらお前達は水のタンクを二つ持って行ってくれ。何処の街に行く?・・・・・・リトルランプライトか、また遠いところを選ぶねぇ。あーそうそう・・・水キャラバンを襲ってるクソ野郎どもを何とかしてくれたらBOSのビグスリーてヤツから何か報酬を貰うといいよ。リベットシティは今報酬を渡すところではないからね」「あーわかったわかった。それじゃ行ってくるよ」ローレンの用意してくれたトラックに水を積みリトルランプライトを目指す。小一時間ほど走らせポトマック川を渡ろうとした時アンナが何者かの気配に気がついた。「誰かがあたいたちを尾行してるね・・・」「例の水盗賊か?」「私が様子を見てコヨウ・・・」フォークスがトラックを降りてレーザーガトリングを構えている。尾行してきたのは・・・奇妙な虫のような生物に乗った4人組だった。全員黒い全身ボディスーツにフルフェイスヘルメット。「あれは・・・」ローレンがその姿を見てつぶやく。「・・・Dr.カイリーナの手下どもだ。あいつらにDCの駐屯地は潰されたんだ」ガボールが銃を構えながら黒スーツを見据える。あれがカイリーナの黒スーツ軍団・・・黒スーツ軍団は見たところ大層な装備を持っているようには見えない。だけど嫌な予感がする。ジャンダーズ・プランケットやラズロ・レッドフォードのような・・・「消えたゾ!」突如姿を消した4人組。次の瞬間フォークスに金属針が数本打ち込まれた。「グアアア・・・」「ちっ・・・ステルスか!」アンナとジョーが飛び出す。黒スーツ軍団は姿を現し上空から襲い掛かってくる。「ふん!ショックソードの餌食にしてやるよ!!」「オイラも持ってるぞ~」黒スーツの剣の攻撃を防ぐ二人、後続からボウガンのような銃を構えた残りの黒スーツが走り込んでくる。あのボウガンがフォークスを襲った?「射撃ならちょっと自信があってねぇ・・・」ガボールがハンドガンを持って外に出る。「フォークス大丈夫?」「ああ、電撃を流されて痺れただけダ・・・あの矢は強烈な電気を帯びている、気をツケロ!」剣を持った二人はアンナとジョーが、ボウガンの一人はガボールが、残りの一人はわたしがやるしかない。「エリカ、お前は無茶をするな」「ローレン・・・フォークスをお願い」トラックのすぐ傍まで迫ってきていた黒スーツの前に立ちはだかる。「マザーの命令でお前達を捕らえに来た」「マザー?カイリーナの事?」「本当はお前など肉塊にしてやりたい・・・だがマザーの命令は絶対だ」「捕まるわけにはいかない」「生きて連れ帰ればいいだけの事。半殺しにしてやるか・・・」「あなたは一体・・・」「私の名は・・・・・・68号」68号と名乗った黒スーツは手袋を外し手を前に構える。「お前の能力よりも!私のほうが優れているに決まっている!!」68号は叫び私に掴みかかってきた。「うっ!」手を払う、するとわたしの手に激痛が走る。わたしの手袋から煙が上がっていた。「アダマンチウムだろうが肉を焼かれれば動けはしないだろうよ・・・」68号は手刀で攻撃してくる。敵の手は高熱、触れるわけにはいかない。ガードをしないで避け続ける。わたしは攻撃を見切り両手首を掴む。黒スーツの部分なら熱を発していないはず。「かかったな!馬鹿が!!」フルフェイスヘルメットの下半分が開き、68号の口元があらわになり口から炎が噴出した。「くっ!」とっさに68号の腕を離し両腕で炎をガードする。皮膚が焼かれ激痛が走る。「ふふふ・・・なんとか顔面丸焼けは免れたか・・・では・・・更に本気で行くぞ」両足のブーツを脱ぎ素足になる68号。熱で両手両足の周りは空気が揺らめいている。「マザー特性の防弾ステルススーツと私の能力があればお前などに負けるはずは無い!!」流れるような体の使い方でわたしに襲い掛かる68号。彼女も何か格闘技を会得しているようだ。攻撃は見切れる、しかし反撃をする事は難しい。彼女の攻撃は一撃必倒を狙ったものではなく当てればいいと意識した動きの為深く踏み込んでこない。わたしの手足を狙い動きが止まったところで口からの炎で焼くつもりなのだ。「飛び道具を使うか?やってみろ、アサルトライフルの銃弾すらこのスーツには無駄だ」わたしはODとの戦いで失ったスチールナックルの残り一つを右手に装着する。「ふふふ・・・そんなもので何が変わる?当たらなければ何の意味も無い」炎を吐く68号、後ろに飛んで回避する私に飛び蹴りで追撃をしてくる。「あぐ・・・」ガードした左手が焼かれる。そのまま空中で回転し68号の蹴りがわたしの顎を狙う。「ああっ」両手で蹴りを受け止めるも右腕にかなりのダメージを食らってしまった。「次は何処を焼いてやろうか・・・」強い・・・この敵はわたしと相性が悪すぎる。わたしはパラライズパームの構えを取る。「相打ち覚悟でカウンターを狙うか?いいだろう試してみろ。だが私が倒れたところで他のシスターが動けなくなったお前を捕らえるだろうよ」「待て!」ローレンがトラックから出てきた。「お前はわたしが始末してやる・・・」「ほう・・・ターゲットがまた出てきたか。面白い、お前の能力を見せてみろ!」「ローレン・・・」「この敵はエリカには不向きだ、わたしなら戦える。任せろ」ボウガンを構えるローレン、ゆっくりと間合いを詰める68号。「そんなボウガンで私を倒せるものか!」ボウガンを連射するローレンの矢を打ち落とし迫る68号、ローレンの目は焦っていない。「はっ!」その場を飛び退くローレン、走ってトラックから離れていく。「エリカ、トラックに戻りマスクをしていろ」68号から離れていくローレン、やがて近くにあった水溜りの中に足を踏み入れる。「ふん・・・そんな水で私の熱が防げるとでも?笑わせるな」「さぁどうかな・・・来ないのか?お前こそ飛び道具を使うか?」「挑発のつもりか?・・・ここからでもお前を攻撃できるわ」口から炎を吐く68号、ローレンは水溜りに浸した上着で炎を払っている。「どうした?そんな遠い間合いからではわたしを焼く事はできんぞ?」挑発しながらボウガンを撃つローレン、苛立たしげに矢を払う68号。「どんな策があるか知らんが・・・いいだろうこの手でお前を焼いてやる!」180話終 次回へ
May 30, 2010
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鉄拳のエリカ:家を失ったのでアンダーワールドに住むのも悪くないと考えている。フォークス:3人の中では一番エリカに好感を持っている。第179話【水の配達】アンダーワールドに着くとわたしはフォークスと共に一直線にマスターを尋ねた。「おお弟子よ、無事だったか」「はい、マスターも元気そうでなにより」マスターはわたしとフォークスにお茶を淹れてくれた。「どうじゃ?とっておいた綺麗な水で淹れた茶は」「美味しい」「こんな素晴らしい飲み物を飲んだ事がナイ!」「おおそうか、ワシもこの茶が一番気に入っててな。また綺麗な水が手に入ったら淹れてやろう。浄水器の水がタンクに貯まるまであと一週間はかかるがの・・・」「マスター、もうすぐ皆ただで綺麗な水が飲めるようになる」「ほう、それはどういう事かな?」わたしはマスターに浄化プロジェクトの事を話した。「・・・・・・なるほど、あのBOSが。このアンダーワールドにも水を回してくれる事を願うよ」「大丈夫、絶対にこの街にも回すようにする」「やさしいのう・・・」「あ、あの、マスター・・・時間があればまた色々と教えて欲しいのだけど・・・」「ふむ・・・なにかそわそわしておると思ったらそういう事か。だが今は落ち着くのだ」・・・・・・。無礼な事を言ってしまった。自分の都合でガツガツとしてマスターに迫るなんて。「学ぼうとする姿勢は大事じゃ。だが物事は焦ってならん、急ぐ時も落ち着いて冷静に穏やかに心を保つように心がける事が大切じゃぞ」・・・・・・。「エリカよ、茶の味を楽しみ風情を楽しむ事も修行の一つだ。そんな悲しい顔をするでない」わたしが俯いているとマスターはそういって笑顔でお茶を注いでくれた。「エリカ、実は私もマスター・リュウに弟子入りしたんダ!彼の人柄、知識、立ち振る舞いに感動を覚えてナ、長い間Vault87に閉じ込められていた私には何かを教えてくれる者などいなかった。私は拳法は全然できないがお前と同じ門下だゾ」「それは驚いた」「最初は驚いたがの、フォークスはエリカとはまた違ったタイプの澄んだオーラの持ち主でな、戦闘よりも知識を蓄えるほうが好きみたいじゃ」「ああ、マスター・リュウの貸してくれる本はどれも実に面白い!私が理解できないところも丁寧に教えてくれる。エリカも読むといい、感動スル!」「わかった」わたしはその日マスターの家に泊まりゆっくりと過ごした。翌日モイラの経営している店を訪ねると彼女は机の上を散らかして何かを組み立てていた。「おはようモイラ、久しぶり」「あら!エリカじゃない、元気そうね。あ、そうだちょっと手伝ってくれない?」モイラはそういうとシリンダーを2本持ってくる。「それをね圧縮した状態でここに入れたいんだけど・・・あまりに固くて・・・エリカならいけるわ」シリンダーを2本取り付けできたものはパワーフィストだった。「やった、できたわ!名づけて『ファットマンフィスト』よ!!」「それは一体・・・」「核の力で爆発的な威力を生み出すパワーフィスト!!・・・まぁ不可で腕が千切れ飛ぶかもしれないけどこれならデスクローでも一撃粉砕よ!!」「・・・そう、わたしは要らない」「ええ~!?エリカに試してもらおうと思ったのに・・・まぁいいわ助手は他を探しましょ」グールなってもモイラはモイラだった。彼女はたくましく生きている。その日は何をするでもなく散歩をし本を読み物思いに深け音楽を聴いて過ごした。次の日マスターに会いに行くとアンダーワールドの前で稽古をつけてくれると言ってくれた。「エリカよ、ワシの動きは覚えたか?」「はい」「ではやってみよ」マスターの動きを真似してみる。「ふむ・・・お主は恐ろしいほど飲み込みがいいのぅ。基本の動きは大体出来ておるフォークスは・・・立ち方からじゃの」「実にムズカシイ・・・」わたしはマスターが大体出来ていると言った意味が解った。完全に真似をしているつもりでもまだまだ再現できていない。マスターの動きを見てそう思った。「マスター・・・どうすればいい?」「練習・・・しかあるまい。なまじ出来ておるお主には中々もどかしいとは思うがの、コレばっかりは仕方が無い。ワシも師に崩拳一つ良しと言ってもらえるまで3年は掛かったからの・・・」「そんなに?」「ほっほっほ、ワシは特別に不器用な子供じゃったからの」わたしとフォークスは戦前のこの国の様子をマスターから聞いた。話を聞いてなぜ人々はこんな世界になるまで争いを続けたのか理解できなかった。より一層マスターの動きを頭に焼き付けたわたしはその日の夜遅くまで練習に励んだ。次の日、ナインズサークルという店で朝食をとっているとアンナ達が尋ねてきた。「エリカ、おとなしくしてたようだね」「ふむ、顔色は良さそうだな」「ホワイトハウス周辺のスーパーミュータントの部隊はやっつけてきたよ~」「今はタロンとBOSの兵で固めてるよ」皆大きな怪我もなさそうだった。「おつかれさま。それでこれからどうするの?」「あたい的にはすぐにでも乗り込んでスーパーミュータントの親玉をぶっ殺したいんだけどね、BOSの連中の悪い癖がでてテクノロジーの採掘が終わってからとかぬかしてるんだよ」「三日ほど待ってくれと言われたなアンナ?」「だねぇ、それまではリベットシティの奴らの手伝いでもしようと思うのだけど」「手伝い?」「浄化プロジェクトの出来た水を各地に配ってるんだけど人手が足りないらしくてね」「配る場所は決めてるの?」「いいや、どこか配りたいところがあるのかい?」「リトルランプライト。子供達に綺麗な水を・・・」「解った、じゃあそうしようか!ローレンもそれでいいだろ?」「そう・・・だな」わたし達はホワイトハウスの地下突入の準備が出来るまでの間水の配達をする事にした。179話終 次回へ
May 29, 2010
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クロエ:彼女の母親の出すキノコ料理にはトラウマがある。アリス:冗談で叔父にモグラ肉を料理したらどうかといわれレシピを考えた事がある。マルベリー:アークメイジを目指す10歳のウィザード。大人顔負けの知識と行動力。第十八話「一角獣」農家のシャアクシーに別れを告げ3人は馬を帝都に向け走らせる。スキングラードで聖なる欠片を二つ手に入れたアリスとクロエ。これによって聖騎士の力がまた一つ開放された。『聖騎士の盾を召還する事が可能になった上に更に魔法障壁を張る事が出来る』「ほほう!」『クロエ・・・お主は真面目なのかふざけてるのか・・・』「ふざけてはいないよ?」「あ、あたし盾はあんまり・・・バランス取るのが難しくて使ってこなかったんですけど・・・」「あーアリスは盾使わない派だもんね~」『フム・・・まぁ魔法障壁はふたりとも盾無しでも使用できるからその辺は心配するな』「ねぇ、ふたりとも何話してるのよ!私にはブレスレットのヤツの声聞こえないんだから!」マルベリーがふくれっ面で叫ぶ。「あ、ごめーん!新しい能力を身につけたのよ!!魔法障壁だね、名前また考えよっと」「ふぅん・・・アホなチビクロでも出来る魔法障壁ね。私の負担が減っていいわ」「うわ・・・毒吐き全開だ・・・黙ってればカワイイダンマーちゃんなのに」「うっさいわね、さっさと行くわよ。次は帝都を目指すんでしょ?」「アリスが持ってる騎士団結成の権利を使って騎士団の書類を書きに行くんだよね?」「う、うん・・・そのほうが何かと行動しやすいしね。元老院の認可があれば色んなところに入れるようになるしウマリルとの戦いには仲間も必要だし・・・」「騎士団の認可は大丈夫よ、私は元老院に知り合いがいるのよ。そいつに頼めば順番飛ばしですぐに終わるわ」「マルベリー凄い!」「ふふん、アリスは解ってるわね。チビクロも私の事もっと理解すべきよ」「うーん・・・凄いけどマルベリーは性格が・・・」「アホが嫌いなだけよ!もうちょっと頭を良くすればましな扱いにしてあげるわ」「あうう・・・9歳もあたしは年上なのに・・・」馬を走らせる3人。天気は快晴、心地よい風に乗って草原の爽やかな香りが鼻を通り抜ける。「良い天気だね~」「ホントだね」「ちょっと、前見てなさいよ!誰か来るわ」ポズマー(ウッドエルフ)の男が走ってくる。慌てた様子で額からは血が流れていた。「たたたた助けてくれー!誰かあのバケモノを静めてくれぇっ!!」「どうしたんですか?」「おおおおお嬢ちゃん達すぐにここから逃げたほうがいいぞ、恐ろしいバケモノが暴れてるんだあいつらはあの伝説の生物を守護してるんだあらゆる攻撃を無効化する伝説の生物を!!」「落ち着いてください、あたしはアイリス・グラスフィル。戦士ギルドの者です、何があったか話してくれませんか?」「そ、そうだな。僕はバルザー、生物学者をやってて何冊か本も出してるんだ。それで研究の為に知り合いの魔術師に協力してもらって長年研究していた一角獣の呼び出し方を試してみたんだよ。召還は成功したけれど・・・余計なものまで呼び出してしまってね、いきなり襲い掛かってしたものでその魔術師は抵抗するまもなく死んでしまって・・・」「どんなのが暴れてるんです?」「ミノタウロスが2体・・・後は混乱して雷撃を撒き散らしてる一角獣だよ」「ミノタウロスですか・・・」ミノタウロス。牛の頭を持つ大型のモンスター。手は人間のものと変わらない形状をしており武器を持っていることが多い。その怪力は牛を一撃で殺す程。「やっかいなもの呼び出したわね・・・それに一角獣ユニコーンまで・・・」「おおっダンマーのお嬢ちゃんユニコーンを知ってるのかい!?」「まぁ少しはね。気性が荒く獰猛で勇敢でオブリビオンの悪魔でも恐れずに立ち向かう一角獣。角は鋭く鋼鉄の盾でさえ貫いてしまう・・・と」「おおおお!君の名前を聞かせてもらえないか?」「ウィザードのマルベリー・サイラスよ」「あの最年少ウィザードの・・・」「いずれ私はアークメイジになるから忘れないでおきなさいよね!」「ねぇマルベリー、ユニコーンて角生えた馬?」「そうよ、本で読んだことくらいあるでしょう?」「うん、じゃあちょっと見てくるね、クランフィアー、とうっ!!」クロエはクランフィアを召還し背中に飛び乗る。「ああ・・・あの子大丈夫かなぁ・・・」「運だけは異常にある奴だからきっと平気よ。それに確か・・・ユニコーンは絶対に人間に服従しない、背に乗せないけど・・・処女が好きで獰猛さを忘れ近づいてくるとか」マルベリーの発言を聞いてアリスは顔を赤らめていた。「なななな何言ってるの!」「ん?なに真っ赤になってるのよアリス」「だっだって・・・しょ、しょしょしょ処女がどうとか・・・」「なぁに?アリスったら私よりずっと年上なのにウブなのね」「マルベリーさんの言うとおりユニコーンは処女好きなんだ!突進していったあの子が本当に処女ならユニコーンに襲われないはず・・・」興奮するバルザー、アリスは顔を真っ赤にしてドン引きしている。「チビクロはああ見えて男のうけいいからね、ユニコーンにもきっと好かれるわよ」「そ、そうなんだ」「おしゃべりはこのくらいにしてと・・・ミノタウロスが来るわよ!」馬から降りて2体のミノタウロスを迎えるアリスとマルベリー。「アンドゥラシ・ペリグロッサ!」マルベリーの手から麻痺魔法の緑光弾が放たれる。「やぁっ!」馬に積んでいた弓を手に取り矢を放つアリス。麻痺魔法を受けて倒れるミノタウロス、もう一体はアリスの矢を受けながらも迫る。「ああもう・・・こうすれば止まるでしょ、オブラディ・ディオ!!」アリスの矢筒の矢が全て空中に浮かぶ、マルベリーの十八番念動魔法だ。「蜂の巣になりなさい!」数十本の矢が一斉に降り注ぎ2体のミノタウロスに突き刺さる。「ブアアアアアアアアアッ」「アリス、倒れてるほうのヤツをお願い!」「うん!」「サングレ・イ・トレーノ!」麻痺の掛かっていないミノタウロスにマルベリーの雷撃魔法が炸裂する。「頑丈ね!もう一発・・・サングレ・イ・フェーゴ!!」「ブアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」「まだ倒れないの!?こっちは魔力が減ってるのに・・・」ミノタウロスから逃げ回りながらマジカ回復のポーションを飲むマルベリー。アリスは倒れているミノタウロスの頭に銀の剣でラッシュをかけている。「これならどうかしら、サングレ・イ・エレクトリコ!そしてトラジェディア・イ・トレーノ!」雷耐性を大幅に下げる魔法の後に大きな電撃を浴びせる。「ブアアアアアアア・・・」マルベリーの中で最高威力の電撃魔法がミノタウロスの巨体を焼き尽くす。「たあああああああああああっ」アリス渾身の一撃がミノタウロスの頭を割る。「や、やった・・・マルベリーの麻痺魔法が長くて助かったよ」「流石にミノタウロスは硬かったわね・・・・・・・・・」「どうしたのマルベリー?」「アイデアが生まれそうなのよ・・・うーん。まぁそれはいいわ、バルザーは何処に行った?」木の陰でガタガタ震えているバルザー。「いた!ねぇ震えてないで教えなさいよ。なんで戦えないのにユニコーンなんか呼んだの?」「ちゃ、ちゃんと策は用意してたさぁ・・・殺された魔術師は自称処女だったから連れて行ったんだ、でも彼女の臭いをかいだ途端ユニコーンは怒りだしてミノタウロスを召還、瞬殺さ・・・」「非処女なのに偽ってユニコーンに近づいたから怒りを買ったのね」「マ、マルベリー、バルザーさん、クロエを追いかけなきゃ!!」「そうだったわね」「あ、ああ行くとも」マルベリー達が駆けつけると聖騎士姿のクロエの前にユニコーンはじっと立っていた。「あれどういう状況?」「平気そうですね・・・」「クロエー!大丈夫??」「あ、みんな!もうこの子は大丈夫だよ」「は?どういうことか説明しなさいよ!」「えっと・・・あたしがユニコーンの前に出たらいきなり電撃を浴びせてきて・・・それで聖騎士に変身して覚えたての『ホーリーシールド』を使って近づいて・・・この前覚えた沈静の『穏やかなる美女』をかけておとなしくさせたんだよ」クロエは嬉しそうに手振り身振りを交えて事の顛末を話す。「なにげに聖騎士の力使いこなしてるわね・・・無駄に乱用してるんだと思ってたわ」「クロエ凄い・・・あたしより向いてるかも」「駄目よコイツは・・・ちょっとふざけたところがあるからアリスのほうが適任よ」「僕にはなんだかよく解らないけどとにかくユニコーンを沈めてくれてありがとう」ユニコーン近寄るバルザー。するとクロエが手でそれを制す。「駄目、男に触られたくないんだってさ。この子思春期の男の子みたい」「そ、そんな~苦労して呼び出したのに・・・トホホ」クロエに擦り寄り体中を嗅いで回るユニコーン。しばらくするとクロエの顔を舐めだした。「気に入られた見たいねチビクロ」「あは、そうだね。なんか『オレの必殺技をみせてやんぜ、背中に乗りな』とか言ってるよ?」「クロエってばユニコーンの言葉解るの?」「ん~・・・なんとなく聖騎士の力っぽい。じゃあちょっとこの子の必殺技見せてもらうね」ユニコーンの背中に飛び乗るクロエ、するとクロエとユニコーンの体が光の球体に包まれる。走り出すユニコーン。スピードを上げ光の弾丸と化し、大木に突進。凄まじい雷音が響き渡り大木は粉砕、あたりは黒焦げになる。「うっひゃああああ」「きゃああああああ」「おごごごご・・・」尻餅をつく二人、バルザーは気を失っている。「はぁ~凄い威力だね・・・名づけて『勇騎の突撃(アルタルセルクセス)』と言ってるよ」「あ、あぶないじゃないの!」「はぅぅぅ・・・クロエいいなぁうらやましいなぁ~」つづく
May 26, 2010
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鉄拳のエリカ:なんとかODを倒す事が出来た。G.E.C.Kの放射能を浴びて倒れる。爆裂のアンナ:エリカと一緒にG.E.C.Kの放射能で倒れる。BG・ジョー:とっさにRAD-Xを取り出すも間に合わずに放射能で倒れる。科学者フェンディ:記念館の外にいたのでG.E.C.Kの影響は受けていない。猛毒のローレン:進化した能力でリベットシティに襲い掛かったレイダー軍を壊滅させる。ガボール・K:常に周囲に気を配る男。ゆるいようで隙はない。サラ・リオンズ:エリカ達と一緒にG.E.C.Kの放射能を浴びてしまう。フォークス:見た目は普通のスーパーミュータントと変わらない。善人。第178話【希望の水】わたし達の居るドームが眩い光に包まれる。ドームの中心にある起動装置の水がみるみる透明になっていく。PIP-BOYのガイガーカウンターは物凄い勢いで上昇を続けている。このままでは皆助からない。ODは死んだのだろうか?これで浄化プロジェクトはちゃんと動いたのだろうか?そんな事を考えながら扉を殴り続ける。扉が変形し、あと少しで破壊できるというところでわたしは意識を失った。気がつくとベッドに寝ていた。「目が覚めたカ?良かった・・・」わたしの顔を眺めてそうつぶやいたのはフォークスだった。スーパーミュータントでありながら人間の心をもち高い知性を持つ人物。誤射を防ぐためだろうかBOSのコートを身につけている。「フォークス・・・ここは?」「BOSの要塞ダ。なんとかお前たちの力になりたくてな、駆けつけたら壊れた扉の前で倒れているのを発見しタ」「他の皆は?」「アンナとジョーはお前より先に目を覚ましタ。だがサラ・リオンズは依然昏睡が続いていル」「そう・・・」「後は壊れたパワーアーマーがあったが?」「・・・?パワーアーマーだけ?」「そうだ」・・・・・・。やはりODは生きている可能性が高い。「・・・フォークス、わたしが寝てどのくらいが経った?」「三日ダナ。お前達を助けてからBOSはずっと慌しく動いている。浄化プロジェクトが綺麗で新鮮な水を次々と生み出しているからな、その事でリベットシティの連中と色々あるようダ」「そう・・・」「もう起きるのか?もう少し寝てろ。お前の事を心配していた奴らをつれてくル」浄化プロジェクトは成功し新鮮な水を生み出している。志半ばで倒れたジェームスも浮かばれるだろう・・・。しばらくするとフェンディとアンナとジョーが現れた。「エリカさん良かったです~!」「ああ、これで一安心だよ!どっか体の調子が悪いところはないかい?」「これ飲んで、浄化プロジェクトで生み出された綺麗で美味しい水だよ~」「大丈夫、少し喉が渇いてるだけ」水は美味しかった。この水がこれからウェイストランドの何処でも飲めるようになる・・・水が良くなれば病に苦しむ人も減り子供達も未来に希望が持てるようになる。わたしは着替えようと体を起こすと少しふらついた。疲労がたまっている?「エリカ、随分汚れたからシャワーにつれてってやんよ。さ、肩を貸しな」アンナにつれられてシャワーを浴びる。冷たい水が身持ち良い。「うん・・・もう怪我は治ってるねぇ」「アンナは何とも無い?」「あたいはこの通り元気だよ、さぁ着替えたらメシ食べるよ。ローレンの奴がリベットシティで待ってるからね」「ローレンが?」「BOSタロンの連合の話がついたとかで昨日来てねぇ。さっそくホワイトハウスの地下を調査することになったんだと。それでお前が目を覚ます間リベットシティに滞在してるってわけさ」食堂ではフェンディが机の上にPCを置きヌードルを食べながらキーを叩いていた。「うーん・・・これだと45%のパフォーマンスしか・・・あ、エリカさんにアンナさん」「今日も忙しそうだねメガネッ子」「そうなんですよ~Dr.リーが連邦に行くって出て行っちゃいましたからね・・・リベットシティのDr.リーの研究を引き継ぐ形になったので大忙しが続いてます。リベットシティも要塞も。BOSのビグスリーさんなんてもう三日も寝てないんだそうで・・・わたしは明日からリバティ・プライムとパラディン・トリスタンの部隊の皆さんでウェイストランドを回ってエンクレイヴの基地を破壊して行きます。アンナさん達はホワイトハウスの地下を調査に行くのですよね?」「そうだねぇ・・・エリカの体調が戻り次第かな」「わたしはもう・・・平気」「何言ってんだい、呼吸も脈も乱れてるよ。あと2、3日は安静にしときな」アンナは鋭い。視力聴覚嗅覚全てがわたしとと比べ物にならないほど。わたしの体の状態もすぐに解ってしまうらしい。「さ、メシメシ。沢山食べるんだよエリカ」「ええ」久しぶりに落ち着いて食事を取る。フェンディとゆっくり話をするのはいつぶりだろうか?わたしはいつでもこんな風に話せる時が来ると良いと思った。スーパーミュータントにエンクレイヴ、これらを何とかしなければ安心して暮らせない。アンナ、ジョーとフォークスと一緒にリベットシティに向かう。要塞の外では浄化プロジェクトで作られている綺麗な水をタンクに入れる作業をしているBOS隊員の姿が見える。「ああやってドンドン水をウェイストランドに配っているんだよ」「無償でね~」「そう・・・メガトンの皆にも配ってあげたかった・・・」「エリカさん・・・」「エリカの好きなギャクラクシーニュースラジオのスリードッグも水の事いってるよ」「じゃあもうウェイストランドの皆はこの事を知ってる?」「そうだね。・・・まぁ知られたくない奴にも知られてしまうだろうけど」「レイダーとか水を狙うんじゃないかって心配してるね~」「もっと簡単な事だと思ってた。水が綺麗になれば皆喜んでウェイストランドは良くなると」「すぐには無理だろうねぇ・・・他の地域にくらべてここは随分と遅れてるからね」資源も乏しく飲み水の確保も難しいウェイストランド。天災が少ない事だけが救いだった。ようやく飲み水の確保が出来るようになった。後は障害を取り除けばピット以上の街になるはず。綺麗な水が手に入れば多くの作物を育てる事も家畜を育てる事も出来る。人々の生活に光が見えれば子供達は捨てられる事もない、飢えて死ぬ事もない。浄化プロジェクトはウェイストランドの復興の為の大きな一歩だ。リベットシティの客室にはローレンとガボールが待っていた。「目を覚ましたかエリカ。話はアンナとフォークスに聞いた、とりあえず浄化プロジェクトの成功を祝おう」「ウェイストランドの悪魔をやっつけてくれて皆よろこんでるぜエリカちゃん」「・・・死体を見て無い。まだ安心はできない」「いや良くやった、あの危険な男には我々も警戒をしていたからな。アンナの話を聞く限りODはしばらくは出て来れないだろう。それはさておきタロンBOS連合の話だが・・・」ローレンは首都の駐屯地にいるタロン兵をBOSと協力させスーパーミュータントの殲滅に繰り出す事、エンクレイヴの基地を攻撃する時はタロンの兵と共同作戦を取る事を話した。「これで一応は連合という形になる。お互い敵と認識をしないでスーパーミュータント、エンクレイヴと存分に戦えると言う訳だ」「指揮はどうするの?」「BOSのパラディンに任せてある。補佐はタロンの少佐達を付ける、出来るだけ気の長く頭の良い口の上手いヤツを選んでな」「ローレンちゃん曰く傭兵は雇い主に従うのが筋だってさ」「なるほどねぇ。プライドの高いBOSの連中をうまい事乗せてやるわけか、さすがローレンだ」「ほんとだね~」「指令の知恵を借りたまでだ。明日、わたしはホワイトハウス周辺のスーパーミュータントのアジト攻撃に参加するがアンナ達はどうする?」「参加するよ。メガネッ子達に付いて行ってもいいんだけどロボ公の後をついていくだけだし。エリカはおとなしくしてな、勝手な事しないようにフォークスに見張らせとくからね」「・・・わかった、今回は参加しない。でもアンダーワールドに行くのはいい?」「いいよ、フォークスと一緒ならね」アンダーワールドに行ってマスターに会いたい。モイラにも。「じゃああたいはジョーとリベットシティに残るよ。フォークスはエリカと一緒にアンダーワールドに行くんだろ?まかせたよ」「ああ、任せておいてくレ!」わたしとフォークスはアンダーワールドに向かう。178話終 次回へ
May 25, 2010
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第四部の表紙となります。これを描いていたせいで更新が止まってました^^;左上の人物がDr.カイリーナ、右上のがスーパーミュータント・ジェネラルとなります。フェンディの横に居る人物はマスター・リュウです。第四部がFallout3の最後となります。次回作のNewVegasが来るまでに終わる予定です。どうかお付き合いの程よろしくお願い致しますm(__)m
May 23, 2010
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マルベリーの10年後の姿を想像。着ているドレスはシヴァリングアイルズ産です。
May 22, 2010
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鉄拳のエリカ:ついにODとの再戦の時が来た。暴帝OD:この男のせいでウェイストランドの人口は半分減った。爆裂のアンナ:エリカが納得できなくてもピンチなれば手を出す気でいる。BG・ジョー:殆ど怒らない彼もODの事には怒りを覚えている。サラ・リオンズ:逃げ去ったオータム大佐の行方を気にしている。オータム大佐:アダマンチウムで全身の骨を覆う手術を受けている。隙を見て逃げた。第177話【ライトブリンガーVSソウルテイカー】この男だけはどのような謝罪償いをしようともわたしは許さない。この男だけは一片の情けもかけることは出来ない。この男だけは生かして置けない。破壊と殺戮を続けるこの男を絶対に許さない。「エイリアンブラスター!!」わたしの周りの時間がゆっくりと流れる。ODの指が光線銃のトリガーを引くのが見える。わたしは光弾の軌道から体を外し攻撃をかわす。「オラオラオラァッ!!」放たれる全ての光弾を避ける。光線銃の弾がつきリロードしようとするOD、わたしはその隙を見逃さず接近。手刀を叩き込み光線銃を払い落とす。そのまま踏み込みODの腹に肘を叩き込む。「おうっ」後ろに下がるODの足を踏みつけ左手を上から振り下ろし掌をODのヘルメットに叩きつける。「劈拳」続けてODの顎に右拳を打ちこみODを転倒させる。「鑽拳」今のわたしにはODの動きが全て見える。「やるなエリカァ・・・だがな、オレは究極をも越えた力を手に入れた、お前なんかがオレに勝てる訳がねぇんだよ!!」飛び起きるOD、階段の上に立ち左腕のPIP-BOYを操作する。「ありとあらゆる薬物耐性を身につけたオレのみが耐えられるアルティメットサイコ!!通常のサイコの100倍の効果だ!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」わたしは階段を駆け上がりODを追いかける。「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」「はぁっ!」叫ぶODに拳を放つ。だがODはわたしの拳を片手で受け止めた。「があああああっはっはー!!今のオレは常人の100倍の筋力ダァ!!お前の攻撃はもはやオレには通じんぞぉ!!」そのまま武器を使わずわたしに殴りかかってくる。重い攻撃、でもジャンダーズのスピードにまるで及ばない。わたしは全て受け流しODの顔面、胸、腹に攻撃をする。「効かねぇ、効かねぇぞエリカァ!!」「・・・・」硬い。ODのパワーアーマーはこれまで戦ったどのパワーアーマーよりも頑丈。「それなら・・・」パラライズパームをODに叩き込むまで。内部にダメージを浸透させるこの技ならアーマーの硬さは関係ない。「はっ!その技は喰らわんぜ!!」ODはパラライズパームを放った右腕を払い落としそのまま左手で殴りつけてくる。かわすとそのままODは前に出て右足を進め同時に腕を突き出し右掌でわたしの胸を打った。「猛虎硬爬山!」「っ!?」わたし飛ばされ階段を転げ落ちる。今のは一体・・・「ハッハー!!格闘技を使うのはお前だけじゃないぜ~?オレはな、エンクレイヴにあった格闘シミューレーションをすべてマスターしたのだ。ボクシングにマーシャルアーツ、ムエタイに柔術、中国拳法に剣術、ありとあらゆる格闘技をなぁあああああっ!!」シミュレーションで・・・そんな事が可能とは。「エリカ!大丈夫かい?口から血が出てるよ?」「アンナ・・・大丈夫、手出しは無用、あの男はわたしが必ず倒すから。サラも手を出さないで」「ほざけぇぇぇっ!!」腰に差したショックソードを抜き斬りかかるOD、とっさにアンナが渡してくれたフェンディの特性ショックソードで受け止めた。「なんだその剣は?オレの剣のパチもんかよぉ?」「・・・・・・」受け止めた剣の力を緩めほんの僅か体勢を崩したODの顔面に崩拳を打ち込む。「ぐおおおおっ・・・今のはちょっと効いたぜ・・・なるほどな形意拳か?」「答える必要は無い」「ふん、まぁいいそれならオレの形意拳を見せてやる」ODは剣を捨てわたしと同じ構えを取る。「アイツ、エリカの真似を!!」「ハッハー!!自分の技で死になエリカァ!!」ODが襲い掛かってくる、わたしの攻撃はすべて受け流され反撃される。しかしわたしは何の脅威も感じなかった。マスターと手合わせをしたときのほうが何倍もプレッシャーを感じた。「どうしたどうした!手も足もでねぇか!?」「エリカ!!」「本当に手を貸さなくて大丈夫か?」「大丈夫・・・」こんな形だけを真似した技で打たれてもわたしには通じない。この程度の痛み子供達を守りきれなかった苦しみに比べたらなんでもない。「ハッハッハー!その程度か?お前の身につけた拳法はよぉ~!!」「・・・・・・」攻撃を受けながらわたしはマスターの言葉を思い出していた。『エリカよ技はそれぞれ生かし方がある。形だけを真似をし力だけで放っても真の威力は得られん、気を纏わぬ技は死んでいるも同然。そんなものはなまくらの包丁と変わらん』・・・・・・・・。大事な事を忘れていた。今のわたしは怒りに身をまかせ力づくで技を使っていた。そんなものは本当のマスターの技ではない。わたしは深呼吸をしながらODの技を受け流していく。ゆるやかにそれでいて力強く滑らかに。ジャンダーズ・プランケットを倒した時の感覚を思い出す。「何ぃ!?オレの攻撃が・・・」「はぁぁぁぁ・・・・」流れるような動きで攻撃を捌き右掌をODの胸に当てる。「・・・パラライズパーム」「がぁっ・・・」ODの動きが鈍くなる。「馬鹿な・・・ヌカランチャーの衝撃耐えるこのアーマーがダメージを吸収できない・・・だと!?」「パラライズパーム」「ぐぅうおオオオ・・・」膝を付くOD。「エリカの動きが急に良くなった!」「ホントだねぇ~」「なんだ・・・私には二人の動きが良く見えんぞ・・・」体を震わせ立ち上がるOD、膝は笑っていて今にも崩れ落ちそうな状態。「クソガアアアアアアアアアアアアアっ!!!オレを誰だと思っている!!宇宙最強のVault101のアイツ、OD様だぞおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」「崩拳!」殴りかかるODにカウンターの崩拳を打つ。ODは後方に回転しながら吹っ飛びそのまま壁に叩きつけられた。「こ、この程度でオレが負けるかぁっ!無敵無敗常勝のオレ様がよおおおおおおおっ」またもPIP-BOYを操作するOD。「ぐううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」パワーアーマーからジェット噴射が起こりミサイルのように飛んでくるOD。わたしは飛んできたODを蹴り上げる。「グアアアアッ・・・何故ダァァァァァァァ!!」飛んできたところで何も変わらない。ODは空中で反転しそのままジェット噴射の勢いでわたしに殴りかかる。顔面を狙ってきた攻撃を左手で受けながら斜めに踏み込み脇腹に一撃を加える。「炮拳!」キリモミを描き地面に叩きつけられるOD、今の一撃は確かな手ごたえがあった。「馬鹿なァああああああ!最強のパワーアーマーにヒビだとぉ!?」わたしは倒れたODを引き起こして突き飛ばし、思いっきり壁に叩きつける。そしてもたれかかるODに崩拳を打ち込む。壁と拳で挟み衝撃を逃がさない。「ぐはあああっ」ODのパワーアーマーにヒビが広がる。同時にピットで貰ったスチールナックルは変形し砕けた。残った左のスチールナックルでヒビを目掛けて崩拳を叩き込む。「ぎゃあああああああああああああっ」ODのパワーアーマーのヒビはヘルメットにも現れた。わたしはヘルメットに鑽拳を叩き込む。左手に伝わる感触でパワーアーマーのヘルメットを砕いた事が解った。「あああああっ」もはや抵抗のできないODに連打を浴びせる。パワーアーマーの装甲を砕いていく。そこに現れたのは血まみれで初めて会って見たときよりも邪悪に歪んだ表情のODの顔だった。「く・・・そ・・・がぁ」「これで終わり」ODの顔面を砕くべく拳を握り締める。「へっ・・・オレを殺せば浄化プロジェクトは・・・作動しねぇぞ・・・」「・・・・・・何故?」「オレしか起動パスワードを・・・知らん・・・クククク・・・がはぁっ」これはODのハッタリ?だけどハッタリでなかった場合困ったことになる。「離せよエリカ・・・」「・・・」しぶしぶ手を離すとODは目の前にある扉を開け浄化プロジェクトの装置の中に入っていった。透明の扉が閉められる。こちらから操作しても何も起こらない。「クククク・・・お前ら浄化プロジェクトを起動させたかったんだろ?いいぜ起動させてやるよ・・・だがお前らも道連れだ」インターコムからODの声が聞こえる。「どういう事・・・」頑丈な扉はびくともしない。「ハ、浄化プロジェクトはG.E.C.Kの力で動く・・・その際に強力な放射能を発するんだぜ・・・つまりこの場に居る全員生きてここから出られないと思え・・・オレは放射能耐性を高めている・・・この傷で死ななければオレの勝ちだ!!」!!わたしは階段を駆け下りて記念館のフロアーに戻る扉に手をかける。「無駄だぜ・・・オレがロックした。いかにお前が怪力だろうがG.E.C.Kが起動するまでに扉をぶち壊すことは不可能だろうよ・・・さぁ後10秒で起動すんぜ・・・はぁ・・・はぁ・・・しかしこんな形で親父の念願だった浄化プロジェクトを起動させるとはな・・・」「こっちの扉もロックされてるよ!ジョー、ショックソードを持ってきな!!」「あいよー!」「なんて事だ・・・浄化プロジェクトが起動するというのに!」サラが扉に向けレーザーライフルを連射している。9・・・8・・・7・・・わたしにはどうすることも出来ないのか。扉を全力で叩き続ける。6・・・5・・・4・・・ジョーがショックソードで扉を切っている。3・・・2・・・1・・・『浄化プロジェクト起動します』177話終 次回へ
May 18, 2010
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鉄拳のエリカ:リバティ・プライムに目が釘づけになっている。科学者フェンディ:Dr.リーに代わりリバティ・プライムの指示を任されている。爆裂のアンナ:空気を読んで今は余計な事を言わずに戦っている。BG・ジョー:BOSに入るのも悪くないなぁと思っている。サラ・リオンズ:今回の作戦の指揮を取るエルダーの娘。第176話【テイクイットバック!3】ジェファーソン記念館の前でBOSとエンクレイヴの激闘が繰り広げられている。灰色のパワーアーマーのBOS、黒いパワーアーマーのエンクレイヴ、2色の兵が正面からぶつかり合ってその様子はチェスを思わせた。わたしと作戦リーダーのサラは記念館の中に入ろうとするBOSに対しエンクレイヴは抵抗をしている。火力の強すぎるリバティプライムはエンクレイヴの援軍のヘリコプターを落とす方に回っている。「ここを何とか突破しなくては・・・この作戦が失敗すればウェイストランドは終わる・・・」「凄い数だな・・・」わたしとサラはフェンディを護衛しながら記念館の周りのエンクレイブを倒していく。アンナとジョーはプラズマグレネードとミニガンで道を切り開いていってくれている。『共産主義はまやかしだ』リバティ・プライムの破壊光線がエンクレイヴの援軍を全て焼き払うことに成功した。だが記念館の中から現れるエンクレイヴ兵には攻撃できない、建物ごと破壊してしまう。「ジョー、あんな扉ブチ破ってしまいな!」「あいよー」アンナの一声でジョーはミニガンを記念館の扉に銃弾を大量に浴びせ破壊する。「ほらよっと」開いた扉の中にプラズマグレネードを投げ込むアンナ、緑色の爆炎が中に居たであろうエンクレイヴを吹き飛ばした。「よし、突撃する!フェンディここは任せたぞ」「了解です!」フェンディとBOSの隊員を外に残し、わたし達は記念館の中に踏み込む。ジョーは弾の尽きたミニガンから火炎放射器に持ち変え、アンナはショットガンを使いタレットを破壊していく。アンナの超感覚がタレットの場所を正確に把握させている。「ここは通さんぞ!」三人のエンクレイヴ兵が立ち塞がる。他の兵とは違うパワーアーマーを着ていた。三人の構える奇妙な武器から火の塊が連続で発射される。火炎放射器のような武器だろうか。あまりの火の勢いにわたし達はフロアーから退却し廊下に身を潜める。「くそ、なんだあの武器は・・・あれほど広範囲に連射できる火炎放射器だと?」「接近さえ出来れば・・・」「ついにコイツの出番かね?メガネッ子特性ショックソード」「それは確か短時間だけどバリアーを発生させることができるんだよねアンナ?」「ああそうさ、マイクロフュージョンセルをアホみたいに使うから多用できないけどね」「どうするんだ?」「あたいがバリアーを発生させるからすぐ後ろにエリカをつかせ一人を始末する、そしたらアンタとジョーはあたいと一緒に残りの奴を挟み撃ちにすればいいんじゃないか?」「それに賛成」「ふむ・・・他によい手もない、そうするか」「おっしゃ、行くよ!!フォントンバリアー!!」アンナの特性ショックソードから半円のバリアーが発生、そのまま廊下を突き進む。わたしはアンナのすぐ後ろにつきエンクレイヴに接近する。「バリアーだと!?ぐはぁっ」パラライズパームを叩き込み倒れた敵にアンナが特性ショックソードで止めを指す。その瞬間廊下からジョーとサラの攻撃が残りの二人に命中する。慌てて体勢を整えようとするエンクレイブ、武器をサラたちに向けようとするもアンナのショットガンが奇妙な火炎放射器を弾き飛ばす。武器を失ったエンクレイヴは一斉射撃を受け倒れる。「なんとかなったな・・・」「さすがだねぇ~アンナ」「メガネッ子とエリカのお陰だよ。あたいはただ勘が働くだけさ」「わたしにはできない発想」こういう事が思いつくアンナは凄い。頭の回転が速いのだろう、不器用なわたしにはとてもできない、わたしはアンナを尊敬している。「さ、行くよ。そこの扉を開ければ浄化プロジェクトの起動装置だろ?」奥の扉を開けれるとそこにはロングコート着た男とパワーアーマーの男が立っていた。「騒がしいと思ったら・・・これはこれはサラ・リオンズじゃないか」「あなたは!?」「エンクレイヴのオータムだ。直接会うのはこれが始めてだな?」「オータム・・・なるほどあなたが・・・オータム大佐」「このウェイストランド周辺のエンクレイヴの指揮権は私にある。さて挨拶はこの程度にしておいてさっそく君達には死んでもらおう。その昔エンクレイヴは西海岸のBOSに辛酸を舐めさせられ、長い間調査と研究に没頭し表舞台に出てこなかったが今日この日を持ってエンクレイヴはウェイストランドの再生に乗り出す」「死ぬのはあなたよオータム大佐!!」サラのレーザーライフルが火を噴く。その光弾はオータム大佐には届かず目の前で弾かれる。「どうした?私を殺すんじゃなかったのかね?サラ・リオンズ?」「そんな!どうして!?」レーザーライフルを連射するサラ、全ての光弾は弾かれ消滅する。「では今度はこっちから行くぞ」懐に手を突っ込み銃を取り出そうとするオータム大佐、わたしは彼が銃を抜くよりも早く接近し全力の拳をオータム大佐の胸に叩き込む。オータム大佐の体は反対側の壁まで吹き飛び叩きつけられた。しかし・・・手ごたえがおかしい。常人が受ければバラバラに成るほどの力で殴りつけたにも関わらずオータム大佐は平然と立ち上がりコートの埃を払っている。「驚いたな改造人間の娘。これほどの力を持っているとはな・・・お陰で私の装備はバラバラだ」「そんな・・・エリカの攻撃が効かない・・・」「いやいや・・・これでもかなりのダメージを受けたよ、痛覚を麻痺させてなければ強化骨格の受けたダメージに耐えれないところだった。それに今の一撃でフォトニックレゾナンスバリアー発生装置のベルトまで破壊された」「もしかして・・・アダマンチウム?」「そうだ。聞くところによるとお前もアダマンチウムの強化骨格を持ってるそうだな?・・・いや、お前は骨そのものがアダマンチウムか」「・・・・・・」「私はこんなところで死ぬわけには行かないのでな、後はそいつが貴様らの相手をしてくれる」そういうとオータム大佐は浄化プロジェクトのドームから去っていった。「くっ・・・オータム大佐、待ちなさいよ!!」「サラ、深追いをしては駄目。今は浄化プロジェクトを取り戻さないと」オータム大佐が去った後沈黙を続けていた黒いパワーアーマーの男が動き出した。ゆっくりと階段を下りてくる。パワーアーマーは他のエンクレイヴとは違っている、どちらかというとBOSのものに似ている。男が階段を下りてくる様子をわたしたちはじっと見ていた。異様な雰囲気が周囲飲み込み男からみんな目を離せない状況になっていた。「・・・という訳だ。お前達の処刑はオレがしてやんよ」わたしの肌がピリピリする。心拍数が上がる。抑えがたい衝動に自分を見失いそうになる。今、目の前の男が発した声、それを聞いた瞬間わたしは周囲の音が何も聞こえなくなる。「ハッハッハー!久しぶりだなエリカァ!!メガトンは見たか?傑作だろ?絶望したか?あの時オレにやられて死んでおいたほうが楽だったろうになぁ!!お前がここに居るって事はジャンダーズの野郎は負けたのか?まぁいい、もう一度オレが地獄に叩き落してやんぜ」「・・・・・・」「聞いてんのかぁ?」「それ以上口を開かないで」「そうかい、じゃあ早速死にな!エイリアンブラスター!!」ODの右手の銃から青い光弾が放たれた。176話終 次回へ
May 15, 2010
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ジェリコ:ODの命令を受けてリベットシティに向かう。パワーアーマーを装備。クローバー:ODの為ならなんでもする女。第175話【猛毒の裁き】エリカたちがジェファーソン記念館にたどり着いた頃、ODの配下であるレイダー軍がリベットシティの前に集結していた。ODの命令を受けたレイダーたちは破壊活動を繰り広げながらついに目標であるリベットシティに到着したのだ。「さ~て・・・ドンパチやるか!この街は俺たちがいただきだぜ!」「そうね~ジェリコ、ダーリンの為にキッチリ皆殺しにしましょう」レイダー軍の指揮をとっているのはジェリコとクローバー、レイダー軍の数は200名ほど、ロケットランチャーにコンバットアーマー、ミニガンにスナイパーライフル、アサルトライフルなどタロン社に匹敵する火力を装備している。「まずはこの忌々しい川を渡らなきゃ行けねぇな・・・コイツのせいでリベットシティはスーパーミュータントの野郎から潰されずに済んでるからな」「あの橋を架けさせなきゃどうにもならないわねぇ・・・ねぇジェリコ・・・あれ見て」「あん?川がどうしたってんだ?・・・なんだありゃミレルークの大群じゃねぇか!しかもこっちに向かってくるぞ」レイダー軍の前に川から次々と上がってくる人型カニ人間ミレルークの大群、何かに操られるように真っ直ぐにレイダーたちを見据えている。「カニ野郎がなんだってんだ!蹴散らすぞ!うおおおおおおおおっ」レイダー軍に襲い掛かるミレルーク達、固い装甲をもった彼らは銃弾を浴びながらも前に出てくる、前列のミレルークが倒れるとそれを乗り越え徐々に距離を詰めていく。「なんて数だ!どっからこんなに沸いて出てきやがった」数を減らしながらレイダー軍に突撃するミレルーク、接近戦になりリベットシティの前は叫び声と血の飛び交う戦場と化す。圧倒的な火力を誇るレイダー軍も恐怖心のないタフなミレルークの軍勢相手には苦戦を強いられた。「何故ミレルークがこんなに統率された動きを・・・くそ、ガウスライフルのリロードが・・・」「ジェリコ!あっちにロープをかけることが出来たよ!」「よし、クローバー俺も後に続くぜ」レイダー軍とミレルーク郡の乱戦の中ジェリコとクローバーは軍艦の街であるリベットシティの甲板に上がる事に成功した。「くそ・・・この歳には堪えるな・・・このアーマーもキツイしな」「・・・さ、急いで橋を作動させるよ!」甲板を走る二人、リベットシティの警備兵を殺しながら橋の作動装置に向かう。二人の前に黒いコンバットアーマーを着た男と軍服の女が立ち塞がった。「やれやれ・・・弾薬補充にリベットシティにきたらこれだもんなローレンちゃん」「ふん・・・あのミレルークの包囲網を抜けてくるとはな」「お、おまえたちは・・・」「タロンのローレン!」「見たことのある顔だ・・・たしかODと一緒にいた二人だな?」「そこをどきな!お前らがタロンだろうが邪魔すると容赦しないよ!!」叫ぶクローバーにダーツガンを向けるローレン。「断る。わたしの妹達が守っている街なんでな・・・」ローレンに向けガウスライフルを構えようとするジェリコにマグナム銃を構えるガボール。「おっとぉ・・・アンタの相手はこの俺だぜ?」「若造が・・・パワーアーマーを着た俺に勝つ気でいるのか?」「ああ、ヘルメットをつけてないアンタなら勝算は十分にあるさ」甲板で向かい合うジェリコ&クローバーとローレン&ガボール。この甲板はかつてエリカがODと戦った場所であった。「そういえばここ・・・ダーリンと一緒にエリカをぶちのめした場所だわね」「そうだったな、あの嬢ちゃん噂で生きてるとか聞いたぜ」その会話を聞き表情が険しくなるローレンとガボール。「そうか・・・卑怯にも人質をとってエリカちゃんに酷い事をしたのはアンタらか」「エリカが・・・なるほど、では今度は貴様らが地獄を見る番だな」「吼えるなクソ女がァア!!」「若造、卑怯も何も勝てばいいのさ!」銃声が響きジェリコが倒れる。「がは・・・腕が・・・うでがああっがああああああああああああああああああああ」ジェリコの右腕は肩から無くなっていた。「おっとヘルメットは関係なかったな。それにしてもこの弾丸はすげェ威力だな・・・フェンディちゃんに貰ったプラズマ弾」ガボールのマグナムの銃口は青白い電気を纏わせている。「ジェリコ!!・・・うぐっ」ローレンにショットガンを構えるクローバー、銃口はローレンに向けることは無く甲板に倒れ込み体を痙攣させている。「どうだ動くことも出来まい?」「い、一体何を・・・」「なにわたしの体内毒を霧状にして風上から流したのだ。最近のわたしは能力が上がってこんなことまで出来るようになった。ミレルークも操ることができるようになったしな」「この・・・バケモノめ・・・ぐふっ」倒れるクローバーの腹を蹴り上げ甲板の縁まで転がすローレン。「ガボール、その男もこっちへ」「はいよローレンちゃん」甲板の縁でもがき苦しむジェリコ、痙攣するクローバー。その様子をローレンは冷ややかに見下ろしている。「や、やめろぉぉぉっ」「い、命だけは・・・」甲板から突き落とされるクローバーとジェリコ。「ああああああああああああああああああああああああああっ」「きゃああああああああああああああああああああああああっ」二人の体は川底に沈んでいった。「わたしは容赦しない。家族に危害を与えるものには特にな」「ひゅー怖いねぇローレンちゃん」ガボールの一言を無視しレイダー軍とミレルークが戦っている様子を眺めるローレン。「そろそろミレルークが押され始めてきた、リベットシティの連中に攻撃を開始すると伝えろ」「了解~それにしても突然の襲撃なのに良く対処できたねぇ」「この近くにあるタロンの基地から見たことも無いレイダーの軍団が破壊活動をしながら進んでいると連絡が入ったからな。迎え撃つにはこの場所が最適だったのだ。さぁガボール、もうここは我々が居なくとも大丈夫だろう、一刻も早くバニスター砦に戻りBOSとの連合の話を進めなければならん」175話終 次回へ
May 13, 2010
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5月8日新宿三井ビル―Fallout3オフ会が開催されました。メンバーは・・・フォークスたんで有名な絵師、PIXIVを閲覧しているFallout3好きなら誰もが知っている・・・「よっすぃ」さん!癒し系のFallout3絵を描かれていてHPでもプレイ日記を執筆されてる・・・「こん」さん!東方とFallout3をミックス!しかし不思議と違和感は無い!東falloutの漫画を描かれてる・・・「ヨイドレン」さん!Fallout3だけに止まらずFalloutを自力で翻訳してHPにプレイ日記上げるほどの情熱をもつ・・・「ほしくん零式」さん!そして私、長月(ながつき)の5人です。よっすぃさんは思ったとおりのさわやかさん、こんさんは予想外でしたが良い予想外、ヨイドレンさんは全く予想できてなくてドキドキしてたのですがほっとできる人でした。ほしくん零式さんは・・・Fallout3のメイン主人公H.O.S.H.Iそのままのお人!ゴーグル無いだけでしたwさっそくレストランに入り注文を・・・おや?ほしくん零式さんいきなりアルコールですか。さすがH.O.S.H.Iとのシンクロ率高し・・・安心クオリティ!皆ほしくん零式さんのアルコール発言に乗っかりお酒を頼みます。その後ステーキレストランなのに肉を頼まずサラダとデザートバーと酒だけでトークを続ける5人、ヒャッハー的なノリはなく紳士淑女のお食事会で時間は過ぎて行きます。お腹がすいてきたのでよっすぃさん、こんさん、私は肉とかを注文。ヨイドレンさんは体調が優れないとの事でパス、ほしくん零式さんはアイスを食べまくりで肉を頼みませんでした。ここでよっすぃさんの生原稿披露!こ、これがあのPIXIVでUPされていた絵の生原稿・・・感動です!ながつきはここでスケッチブックとデジカメを持っていかなかったことを後悔しました。ナンテコッタイ・・・スケブを広げながらワイワイ雑談する5人。よっすぃさんはご自身がどれだけFallout3好きの中で有名か自覚されて無い様子でした。チョイチョイほしくん零式さんがメモを取ってます。このメモは後に火を噴くのですが・・・ながつきはFallout3での鉄拳プレイをオススメしその素晴らしさパラライズパームのモーションのかっこよさ、殴りで敵を粉砕する爽快さをできるだけキチガ〇にならずに伝えました。よっすぃさんから「フォークスたん」の本を頂きながつきはヘブン状態になりました。場所を変え今度は居酒屋に。ここでながつきは調子に乗り飲みすぎてしまいます。半分何を言ったか覚えてません。ヨイドレンさんがアサシンという事とお酒のことに詳しかったので楽しかったのとオブリビオンの話とほしくん零式さんのH.O.S.H.Iをネタに盛り上がっていたのは覚えてます。後はスケッチブックにお絵かきタイム!ここでまたながつきはorzなぜ持ってこなかったのか。しかしやさしい皆さんは紙を2枚分けてくれました。そしてヨイドレンさんに東方絵を、こんさんにFallout3絵を描いてもらいました!最後に合作を描いて修了。夜も更け解散の時間に。イタリアワインで盛り上がったヨイドレンさんは一足先に帰り、酔ってふわふわのこんさんをバス乗り場に送り、最後までさわやかだったよっすぃさんと最後までH.O.S.H.Iだったほしくん零式さんと別れます。新宿のよく解らない場所で一人になり警戒モード全開で彷徨いビジネスホテルに泊まりました。次の日秋葉原に行き、思いがけない物を手に入れ帰りましたとさ。よっすぃさんお誘い戴きありがとうございました!こんさんこれからもよろしくお願いします!ヨイドレンさん東Fallout楽しみにしています!ほしくん零式さん酔ったながつきの姿を記憶から消してくださいw
May 11, 2010
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鉄拳のエリカ:自分の信じる道を突き進む。初めて会う人は彼女の小柄さに驚く。猛毒のローレン:エルダーリオンズにジャブスコのメッセージを伝えに着た。科学者フェンディ:最近出番が少なかったが今回は多め?第174話【テイクイットバック!2】わたし達がBOSの要塞に着くと最高指揮官のエルダーリオンズと娘のサラが揉めていた。どうやらサラは自分の率いる部隊をジェファーソン記念館に突撃させ浄化プロジェクトを奪還させたいらしい。リオンズはまだ準備が万端ではないと反対をしている。「エルダー!このまま指をくわえて見ていろとおっしゃるのですか!リバティ・プライムと私の部隊リオンズ・プライドが攻め込めば今なら一気に叩けます!」「サラ・・・気持ちは解るがエンクレイヴを侮ってはいかんぞ。功を焦ると碌な事が無い、せめてクロスたちが戻って報告を聞いてからにしなさい」揉めているエルダーとサラの間にわたし達と同行していたクロスが割って入る。「二人ともそのくらいにして私たちの話をきいてくれないか?」「クロス!」「無事戻ったようじゃな、G.E.C.Kはどうなったのかね?」「G.E.C.Kはエンクレイヴに奪われました・・・浄化プロジェクトに組み込まれた可能性があります、しかしエリカたちの活躍で奴らの基地レイヴンロックは破壊することに成功しました。連中は今浮き足立っている状態です」「なんという事だ・・・だが君達だけでも無事でよかった。G.E.C.Kが奪われた今悠長にしていられんな。サラ、出られる隊員に戦闘準備をさせなさい。それと・・・そこの黒髪の女性はわしに何か言いたげだが・・・何かね?」「申し遅れて済まない。わたしはタロン社のローレン、あなたに頼みがあってここにきた」ローレンの発言を聞いて周りのBOS隊員が警戒する。「タロンの・・・それで何事かね?」「スーパーミュータントの殲滅に我々はBOSと協力体制をとりたいと考えている。エリカの発案でな。勿論エンクレイヴを叩くのにも協力する、我々の指令ジャブスコはあなたの返事を待っている、どうかいい返事を聞かせてもらいたい」発言を聞いたサラは激昂してローレンの目の前に立つ。「寝言言ってるんじゃ無いわよ!誇り高いBOSがタロンと手を組むですって?馬鹿にしないで」「プライドか・・・そんなものの為にこの交渉を決裂させるつもりか?それにわたしはエルダーと話しているのだ、サラあなたはひっこんでもらおうか?」「待って」わたしはエルダーとサラにウェイストランドの為に協力する事を説明する。「う~む・・・BOSも兵力の確保に苦労しておる事だしのぅ・・・」「エルダーお願い、このままではエンクレイヴにもスーパーミュータントにも勝つのはつらい・・・ウェイストランドを復興させるにはこの二つは潰さなければならない」「・・・・・・よし解った、スーパーミュータントとエンクレイヴを潰すまでの間BOSはタロンと手を組もう、ジャブスコ指令とやらにそう伝えるが良い」「エルダー!」「黙っておれサラ!これはエルダーとしての命令じゃ!!」「感謝するエルダー、では我々は早速本部に戻りジャブスコ指令にその旨を伝えるとする」ローレンとガボールは踵を返し要塞の出口に向かう。「ローレン・・・また後でバニスター砦に行くから」「ああ、待ってるぞエリカ」「ではサラ、これよりジェファーソン記念館に突入する準備を整えるのじゃ!」「はい!」「ロスチャイルド、リバティプライムは出せるか?」「どうかな・・・まだ起動テストもしていない。ようやく動力の問題を解決しただけでとても実戦に使える段階じゃない無茶だ」「もうよい!出せるのだな?ならすぐに準備に取り掛かれ」エルダーは次々とBOSのパラディン達に命令を出していく、要塞内は途端に慌しくなった。「リバティプライム・・・ついに動くのですね!」フェンディが目を輝かせて巨大な人型ロボットを見つめている。その様子をみているロスチャイルド。彼はこのリバティプライムの担当者のようだ。「フェンディの助言のお陰でなんとかなったよ。後はDr.リーが手伝ってくれたんだ・・・さぁ動かすぞ・・・リバティ・プライム、オンラインシステム正常。武器準備完了」リバティ・プライムの目が青く輝き拘束具が外され自立する。その横ではサラがBOSの隊員を集め作戦の説明をしている。「いいみんな?これまでに無い凄まじい戦いになるでしょうけどこれに勝たなければBOSにもウェイストランドにも明日はないわ、気合入れて!全部終わったらみんなに一杯奢るわよ!!」『おおおおおおおおおおっ!!』「フェンディ、あなたはリバティ・プライムに細かな指示を出す係を頼むわ、ロスチャイルドはココを離れるわけにはいかないのよ。エリカ達は私の部隊に着いてきて」「リバティ・プライム発進!!」「私達も行くわよ!!BOSに勝利を!!」要塞の天井が開きリバティ・プライムが上がっていく。わたし達(アンナ、ジョー、フェンディ)はサラの率いる部隊に着いて行く。クレーンで吊るされたリバティ・プライムは要塞を出たところに下ろされる。リバティ・プライムは力強く歩き始め、BOSの部隊とわたし達は後に続きジェファーソン記念館を目指す。『戦況分析を開始。レッドチャイニーズを探知』リバティ・プライムが叫ぶ。エンクレイヴのヘリコプターを発見したリバティ・プライムは目から青い光線を放ち打ち落としていく、それにしてもレッドチャイニーズとは・・・?「リバティ・プライムは200年前のアラスカで中国軍と戦っているつもりなんですよ、そうやってAIを騙すことでなんとか味方と敵の識別をしています」なるほど。フェンディも関わった人物だから詳しい。『レッドチャイニーズの侵略者と戦闘中』次々と現れるエンクレイヴの兵を破壊光線で蹴散らしていくリバティ・プライム。『任務の障害となる確率・・・・・・・・・・・・・・・・・・0%』圧倒的な火力でエンクレイヴを寄せ付けず突き進む。『アメリカ国土にコミュニスト発見、強力兵器で攻撃中』背中に搭載したミサイルを投げつけるリバティ・プライム、キノコ雲があがりエンクレイヴの設置したキャンプを跡形も無く吹っ飛ばした。『民主主義こそ真理。共産主義は破滅あるのみ』『共産主義に屈するよりも死を選ぶ』リバティ・プライムは大きな声で叫びながら進撃する。『民主主義に敗北無し』『自由こそ全アメリカ国民の権利』エンクレイヴの放つ攻撃の流れ弾をくらい何名かのBOS隊員は倒れた。それでも被害はとても少ない、数名の犠牲でジェファーソン記念館の前までたどり着いた。『障害を探知。物質組成フォトニックレゾナンスバリアーで補強されたチタン合金』ジェファーソン記念館はエンクレイヴの張ったバリアーで覆われている。「リバティ・プライム戦略変更!バリアーの中和を!!」『戦略変更、フォトニックレゾナンス過充填開始』フェンディの一声でリバティ・プライムはバリアーを発生させている金属棒を掴み体からエネルギーを流し始めた。「フェンディ、大丈夫なのか?」「大丈夫ですよサラさん、プライムはそんなにやわじゃありません!」両腕を地面に付くリバティ・プライム、すぐに立ち上がりエンクレイヴに攻撃を加える。『ここで最後の決着がつく。共産主義はまやかしだ』バリヤーが消え去りわたし達はジェファーソン記念館にたどり着いた。174話終 次回へ
May 9, 2010
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アリス:モグラのナップザックには沢山の収穫品が詰め込まれている。クロエ:宝石を中心も持ち帰ってきた。マルベリー:思わぬところでジゼルに会い交流を深める。―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士第十七話「土の竜」「そうですか荒涼たる洞窟はそんな事に・・・評議会に報告をしなければいけませんね。二人ともご苦労様でした、これは報酬の400Gです。洞窟で発見した物はお二人の自由に」スキングラードの魔術師ギルド支部長エイドリアンはアリスとクロエに報酬を渡す。「やったぁ!二人で分けても200Gだね!持って来た物売れば一人500Gは行くかも?」「ひゃあ・・・500Gとか個人で持ったこと無いから緊張するなぁ」「そういえばマルベリーは?」「もう仕事を終えて買い物に行きましたよ?」「嘘・・・ポーション100個作るとか言ってたのに?」「マルベリーはそういうの物凄く得意なんだよ?ウチでもママの調合速度について行けるのあの子だけだしね」「すごいなぁ・・・」「ねぇアリス、さっき帰ってくるとき気がついたんだけど聖なる箱の反応がブドウ畑でしたよ?ほら、あのシャアクシーさんの畑・・・」「え!そうなの?全然気がつかなかった・・・じゃあこの物売ったらすぐ行こう」日が暮れる前にアルゴニアンの酒造農家シャアクシーのブドウ畑に向かう二人、そこにはシャベルを持って座り込んでいるシャアクシーの姿が見える。「シャアクシーさんどうしたんですか?」「やぁアイリスさんにクロエさん、ちょっと手強い相手と格闘してたのさ・・・」「手強い相手?」「ああ、巨大モグラさ。毎年この時期になると現れて畑を滅茶苦茶にしていくんだよ・・・今年は僕の畑が狙われたみたいでね・・・」「モ、モグラですかっ!」「ああっアリスの目が燃えてる!」「モグラ退治ならまかせてください!モグラ退治をして10年!コロール1のモグラハンターだとあたしは自負していますから!スキングラードのモグラも退治して見せますよ!」「お、おお・・・これは頼もしい!お任せしてもよろしいですか?」「はい!」アリスは棒で地面を突きながら考え込みまたしばらく棒を付いて回り、やがてシャアクシーに木箱と板を用意してもらい穴を掘りそれらを手際よく設置していった。「モグラは、外敵の進入を防ぐために外気が入る所はふさいで、また自分の通る穴の中に異物が入ると取り除く習性があります。その習性を利用して罠を仕掛けました!これで明日までに引っかかるはずですよ」「そんな方法が・・・!今まで農家の組合では地上におびき出す昔ならでは捕獲器や魔術師ギルドのつくった薬とかで対処してたのですがアイリスさんの方法なら畑も傷つけずに捕獲器に他の小動物がかかる事もありませんね、これは凄い!」「ほぉ~・・・アリス凄い、尊敬しちゃうなぁ」「じゃあ明日の朝また見に来ましょう」◇ ◇ ◇ ◇マルベリー、アリス、クロエの3人は宿をとり部屋で雑談をしていた。「ふぅん・・・モグラね。それはどうでもいいけどギルドの稼ぎはいくらになったのよ」「えっとひとり480Gになったよ」「ま、あんたたちならそんなものよね。私は1500G稼いだわよ」「ええ~・・・なんでそんなに稼げるの?」「魔術師ギルドの仕事と錬金術店に直接売りに行ったからよ。・・・そうだわ、錬金術店でジゼルに会って話を聞いたんだけど大変だったみたいね」「おーマルベリーも会ったんだ、そうなの大変だったんだから・・・変な魔法使う吸血鬼に襲われて・・・結果吹っ飛ばされた場所に隠し扉のスイッチがあったからツイてたんだけどね」「脳天気よねチビクロは・・・その敵が使用してた闇界烈波って魔法は少しだけなら私も知ってるわ。両親が研究していた物の一つだからね、対策をしっかりしなきゃ今度こそ殺されるわよ」「でもどうすれば・・・魔法障壁で防げないんでしょ?」「強力な魔法盾でもあれば防げる?」「そうね・・・盾の損傷は避けれないでしょうけどそういったものを用意しとくことね。いい素材ができれば私が符呪してあげてもいいんだけど・・・そういえば前の聖騎士ペリナルって盾持って無かった?アレを使えばいいんじゃない?」「ん?そういえば・・・ちょっとアレキサンダーに聞いてみる」『聖騎士の盾のことか?今はまだ無理だな・・・欠片をまた一つ集めないことには・・・確かに聖騎士の盾ならばアイレイド魔法も防ぐことが出来ようなにせウマリルの魔法を耐えるくらいだ』「そっかぁ・・・なんにせよ聖なる欠片は急いで集めなきゃならないね・・・」「モグラ退治が終わったらすぐにやるよ!」◇ ◇ ◇ ◇次の日3人はブドウ畑に足を運ぶ。畑には既にシャアクシーが来ていた。「やぁおはよう!アイリスさんの仕掛けた罠にモグラが沢山かかってるよ!」「それは良かったです!で、肝心の巨大モグラはどうですか?」「それが・・・大きな木箱の罠を破ったみたいで・・・」その時地面が盛り上がり突如黒い大木のようなものが地面から上がってくる。「な、なになに!?」「き、きもいわね・・・」「モグ・・・ラ!?」現れたのは全身にトゲをはやした巨大ミミズモグラ、顔がモグラで体がミミズのように長い。「なななななんですかこれは!?」「あ、あたしも解りません!」「これが巨大モグラの正体?」「臭い!臭いわ!!サングレ・イ・イェーロ!!」マルベリーの氷雪魔法がモグラミミズ、土竜に襲い掛かる。モギュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!「効いてる・・・けどココで殺したら畑が駄目になるわね・・・チビクロ、あんた囮になって逃げなさいよ!一番狙われそうでしょ?」「ええ~!?ひどいなぁ・・・やるけどね、クランフィアー!とぅっ!!」恐竜型の生物クランフィアを召還し、背中に飛び乗る。モギュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!「アリス追うわよ!あっちの岩場なら土竜も逃げれないでしょうし」「うん!・・・シャアクシーさんは離れてて下さい!」 クロエが乗るクランフィアを追う土竜、それを追うマルベリーとアリス。岩場にたどり着いたところでマルベリーが魔法攻撃を仕掛ける。「サングレ・イ・ハイエロウ!トラジェディア・イ・イェーロ!!」冷気耐性を大幅に下げてから広範囲を攻撃する氷雪魔法で土竜を氷付けにする。「いいわアリス、今のうちにきつーい一撃を喰らわして!」「解った!ゴールドオーロラウェイブ!!」聖騎士に変身するアリス、すぐに剣に黄金のオーラを纏わせる。「ホーリーブレイド・・・聖騎士ゴールドキャリバー!!」振り下ろされた黄金の閃光が土竜の体を切り裂く。モギュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・土竜の体は切り裂かれながら焼かれあとには焼け焦げた肉片と煌く石が一つ転がっていた。「やったねアリス!」「また一匹モグラを退治したよ!」「それにしても酷い臭いね・・・何を食べたらこんな巨大になるのかしら」『アリスよ・・・聖なる欠片を拾うのだ』「へ?何ですかヴァロッシュさん突然・・・」『近くに聖なる欠片が転がってるだろう?回収するのだ』「あ、ホントだ土竜の体内にあったのですね~・・・回収回収」「え?マジで!」「こんな偶然てあるかしら・・・まぁチビクロの運がアリスにも影響したのかもね」無事土竜を退治した3人はシャアクシーの家で昼食を馳走になっていた。「助かったよ本当に、長年あの土竜には農家一同悩まされていたんだ。さぁ好きなだけ食べて」「いっただきまーす」「いただきます!」「頂きます」シャアクシー一家が用意した豪勢な料理に舌鼓を打つ3人、菜食主義だというシャアクシーの一家だがどの料理も工夫がされておりとても肉野菜が無くとも十分な食べ応えがあった。「あれ?マルベリーはニンジン苦手じゃなかった?」「え?入ってるの?このパイに?・・・気がつかなかったわ。チビクロこそそのソース緑豆のでしょ?避けないで食べてるじゃない」「ん~?美味しいから平気だよ?」「ふたりとも好き嫌い克服?」「そ、そうね、このくらいおいしければニンジンも食べれるわよ」「緑豆の変な臭いしないなら大丈夫かな~」「気に入ってくれて何よりだよ。お礼にこれも受け取ってくれないかな?特性のロックピックなんだ。通常の物よりもうんと丈夫で長持ちするから使ってよ」「ありがとうございます、10本もですか!」「私の魔法でも開けれないのあるから助かるわね」つづく
May 3, 2010
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