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鉄拳のエリカ:デスクローガントレットに奇妙な違和感を感じる。猛毒のローレン:身体能力の高いエリカが羨ましい。ガボール・K:ランプライトについてからサングラスをかけていないローレンに気づく。マーカス:あらゆる武器を扱うことが出来る。正に戦闘マシーン。第167話【フィンディングザガーデンオブエデン2】Vault87らしき場所に侵入するわたし達、神経を研ぎ澄ませ注意深く移動する。ローレンがPIP-BOYを操作し外で待機している仲間に攻撃命令を出した。「これである程度奴らの戦力は分散されるはずだ」ローレンは飛んでいたブロートフライを捕まえ小型カメラを持たせて放す。ブロートフライに偵察をさせるようだ。「奴等の数はかなり多いな・・・エリカ、向こうのチームに連絡は取れるか?」「アンナにメッセージを送信してみる」わたしは以前フェンディに教えてもらったモールス信号でアンナのPIP-BOYに信号を送る。“シンニュウセイコウ ソチラハ ドウナッテイル?”しばらくして返事がくる。“ケガニンナシ コチラモ シンニュウ セイコウ”「よし、このまま進む。10分ごとに定時連絡を入れるように伝えろ」「解った」ブロートフライで先を確認しながらスーパーミュータントに見つからないように移動する。協力者レオに合流しG.E.C.Kのありかを聞き出さなくてはならない。住居スペースだった区域には人間の死体が溢れかえっていた。スーパーミュータントたちが攫い実験をし食料にした後のようだ。Vault内は不潔で悪臭が漂いゴミが散らかっているものの端末は動き、あちこちで機械の動く音がする。途中何体かのスーパーミュータントを始末する、銃声を響かせないためにわたしがローレンの毒を塗ったナイフでしとめていった。「ヒュー・・・エリカちゃんがローレンちゃんの毒を使えばジェネラルなんか簡単に殺れそうだ」「この毒は恐ろしい。ローレン、解毒剤はあるの?」「わたしの血が解毒剤だ」「なるほど」「渡しておく。ここでわたしの毒で死なれても困るからな」「ありがたい」「ローレンちゃんもやさしいところあるんだね」「これは作戦行動の内だ、邪推するなガボール」ローレンの血液を詰めたカプセルを受け取り探索を続ける。定期連絡で情報交換をしながらレオを探す。アンナのチームはスーパーミュータントに見つかりながらも高威力の火器で撃退しながら進んでいるらしい。今は実験場のような場所で端末から情報を得ているという。「見つけたぞ、レオだ」ブロートフライをつけていくとそこにはタロン社のロゴが入った服を着るスーパーミュータントが居た。これがレオ・・・見た目には普通のスーパーミュータントと変わらない。「おお、待っていたゾ!コッチでもG.E.C.Kのありかを調べて見たんダ、すると在りかを知ってる奴に出会った。だがそいつは閉じ込められている、助けてやってクレ!」「誰だそいつは?」「オレと同じスーパーミュータントだ。ダガ、オレよりもモット賢い。名前はフォークス」「そのフォークスとやらを開放すればG.E.C.Kの場所まで案内するというのだな?」「そうだ、早くしなければジェネラルが戻ってクル。急ごう!!」レオの案内でフォークスの居る区域に。小さな個室が沢山ある場所で中には崩れた肉塊のような死体や暴れまわる異形の生物、人間の姿に近いスーパーミュータントなど様々な者が見える。「何とも気味の悪いところだねぇ・・・ここで新たなバケモノを生み出してるってか?」「ココハ次世代のスーパーミュータントを作るための実験場ラシイ。ジェネラルの統一にはスーパーミュータントの数を増やすだけでナク、より強くて人間のように賢い生物が欲しいラシイ」「ほう・・・例の緑のタンクに人間を放り込んでスーパーミュータントにするだけじゃないのか」「ジェネラルは元々科学者だったと言っていタ!Dr.カイリーナとは長い付き合いと聞いタ」Dr.カイリーナ。その名前がどうしても気になる。あったことも無いはずの人物なのに。レオの案内でスーパーミュータントが閉じ込められている部屋の前まで来た。『オオ!レオ、連れて来てくれたか!さぁ早くここから出してくれ』壁に取り付けられていたインターコムから声が響く。「レオ、コイツがフォークスか?」『そうだ、人間たちよ早くワタシをここから出してくれ』「G.E.C.Kの在りかを知っていると聞いたが?」『ああ、それが何でどこに在るかを知っている。そしてそれはワタシにしかできない』「お前がいう事が本当かどうか解らんが・・・」「ローレン、フォークスは出してあげて。邪悪なものは感じないから」「そうか・・・ではガボール、ハッキングは頼むぞ。マーカスとレオは周囲の警戒を」「はいはい」「了解」『そこの端末で開けれなかったなら、通路の一番奥にある緊急制御装置の電源を切れば扉を開けることが出来る、だがその場合ワタシの凶暴な同胞まで出てくることになるが』「同胞?」『ああ、ワタシと同じFEVの実験台にされた人間達だ。今はもう化け物になってるが』「そう・・・何故あなたはそんなに落ち着いて話すことが出来、流暢なの?」「この部屋にはたまたまネットワークに繋がっている端末があった、それでもてあます時間を使い端末から情報を仕入れ知識を増やしていった」フォークスの着ている服は破れているがVault87のロゴが入っているのが解った。200年前に実験をされて閉じ込められたのかたまたまVaultスーツを着せられたのかは解らない。扉が開くまでの間わたしはフォークスと話をし、レオも交えてスーパーミュータント・ジェネラルの事、スーパーミュータントの神であるザ・マスターの事もきいた。「じゃあ・・・ジェネラルはVault13の英雄によって滅ぼされたザ・マスターの意思をついで全生命ミュータント化の統一を目指していると?」「ソウダ!このウェイストランドを拠点としここから全てを始めようとしてイル!」「G.E.C.Kがここにある限りウェイストランドのスーパーミュータントは減らない!だからお前達に持って行って欲しい。そうすれば緑のタンクは二度と作れない!」ローレン達の戦っている敵のことが解った。BOSもスーパーミュータントと戦っているが今はエンクレイヴのことで精一杯だろう。タロン社が今までのやり方を改めBOSと協力しスーパーミュータントを絶滅すればウェイストランドに平和が訪れるのもそう遠くは無いと思った。ウェイストランドは三つの脅威に晒されている。OD、スーパーミュータント、エンクレイヴ。これらを何とかしなければ人々に笑顔は戻らない。子供達は安心して生きられない。スーパーミュータントはタロン社、エンクレイヴはBOS、ならわたしはODを潰そう。浄化プロジェクトを成功させODを倒す。立ちはだかる者は全て排除する、綺麗事は言えない・・・そう、綺麗事だけではこの世界では変えられない、わたしはピットで学んだのだ。「お~いエリカ!」「アンナ!」アンナ達がココにたどり着いた。わたしは彼女達に事情を説明し情報を交換する。「へぇ・・・まぁ色々あるだろうけどあたいらはエリカに協力するよ?」「ありがとう」「ローレンのやつも・・・根はいいやつなのかもな?あたいらと同じ顔だし悪い奴なら嫌だよ」「彼女はきっと大丈夫」「よっし・・・これで扉が開くぞ!」ガボールが声を上げた。フォークスが部屋から出てくる。「ずっとこの瞬間を待ってたんだ!想像していたよりも遥かに素晴らしい!!」フォークスは喚起の声をあげ大きく深呼吸をする。「さぁ行こう!グズグズしてると他のスーパーミュータントが着てしまうからな!」167話終 次回へ
Mar 29, 2010
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PIXIVで盛り上がっていた企画に私も参加!「二次元女体化してやったー」です。nagatukiを二次元女体化すると『服はゴスロリで、たれ目で茶髪のロングのツインテールでロリ貧乳で悪女な感じのキャラだそうですwこの結果をふまえて絵におこしたのです!二次元ではこの姿?・・・マルベリーとキャラが被りますね^^;http://shindanmaker.com/5105ここで出来ますので皆様もやってみてはいかがでしょうか?
Mar 28, 2010
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今現在進行中のストーリーのエリカとは多分少し性格が違うはずです。でもアダマンチウムの骨を持ち怪力なのは同じなのです。
Mar 27, 2010
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鉄拳のエリカ:浄化プロジェクト達成の為にG.E.C.Kを求めている。猛毒のローレン:スーパーミュータント・ジェネラルの野望を砕くためG.E.C.Kを求める。ガボール・K:スピーチスキルの高いローレンの部下。マーカス:体の半分以上を機械に改造している兵士。第166話【フィンディングザガーデンオブエデン】殺人通りと呼ばれる洞窟に入る。入り口が狭く、大人一人がやっと通れる大きさの扉だ。この大きさのお陰でリトルランプライトにはスーパーミュータントは入り込めないのだろう。パワーアーマーを着たクロスとジョーは本当にギリギリだった。殺人通りは意外にも照明が設置されていた。スーパーミュータントが置いたのだろうか?「臭いねぇ・・・スーパーミュータント共の臭いがプンプンするよ」アンナはすでにスーパーミュータントの気配を察知している。後ろではローレンがPIP-BOYを操作し、外にいるタロン社の兵に連絡をしているようだった。「外にいる仲間にVault87の周辺にいるスーパーミュータントに攻撃を加える命令を出した」「どうして?」「Vault87にどのくらいのスーパーミュータントがいるかはまだ解らん。外で騒ぎを起こせば少しは人数が減らせるだろう?それに外には白サソリを待機させてある、オーバーロードが出てこようがアレを解き放てば早々遅れは取るまい」白サソリとは何なのか解らなかった。ローレン曰く突然変異のラッドスコルピオンらしい。しばらく進むと道が二つに分かれていた。「さって、どうする?エリカ、ローレン?」「バランスよく二手に分かれたほうがいいな」わたし、ローレン、ガボール、マーカスが左に。アンナ、ジョー、フェンディ、クロスが右に。それぞれの特技を考慮してチーム分けをする。PIP-BOYでお互いの位置がわかるので先にVault87にたどり着いた場合は連絡をすることに決めた。「アンナ、お前たちのチームに一つ注意して欲しい事がある。わたし達の協力者レオの見た目は他のスーパーミュータントと区別が着きにくい、タロンのロゴが入った服を着たスーパーミュータントを見つけたら攻撃せずに上手く接触をしてくれ」「ほう・・・ま、おぼえておくよ」スーパーミュータントの仲間!?その言葉にわたしは驚いた。彼らがわたし達と分かり合えるとは今まで思ったことが無かったからだ。レオ・・・どんなスーパーミュータントなのだろうか?アンナ達と別れ殺人通りを進む。目の前の小屋にスーパーミュータントが居るのが見える。「わたしに任せろ。エリカ、体内毒デスストーカーの威力見てるがいい」「ローレンちゃん無茶は・・・」「大丈夫だ。レオに救われてからデスストーカーの生成が今までの10倍は出来るようになった」「そんなにもか・・・」「だから心配するな。マーカスもそこで見ていろ」「御意」ローレンは小さな折りたたみ式のボウガンを取り出しダーツのような矢を装填する。ダーツは真っ直ぐに飛びスーパーミュータントの背中に突き刺さった。「ナンダ!?・・・ガアアアアアア」たった一発のボウガンでスーパーミュータントは悶え苦しみやがて沈黙する。「見たか。これがわたしの能力の一つだ」「・・・凄い」ローレンの毒はラッドスコルピオンのようだった。もしかして彼女は・・・「お前の考えていることは解る。これまでに会った改造人間の能力、そしてわたしの毒・・・きっと想像通りの存在なのだろう」ローレンの毒で倒されたスーパーミュータント、その様子を見てた他の個体も警戒を始める。「ドコニイッタ!」「デテコイ!タタカエ!!」「グルルルル」「アッチカラ物音ガシタゾ」小屋から出てきたスーパーミュータントはわたし達のいる岩陰まで迫る。「障害は全て排除する」両手にサブマシンガンを構えたマーカスが飛び出し乱射する。まるで機械のような正確さでスーパーミュータントの頭部を打ち抜いていく。「目標沈黙、排除完了」「・・・待って、小屋にまだなにか居る」小屋の中の気配をアリの知覚で感じ取る。息使いの荒い生物が中に居ることが解る。「シネー!!」スーパースレッジを持った一際大きいスーパーミュータントが小屋の壁を打ち破りわたし達に襲い掛かってくる。「オーバーロードか・・・厄介な」ローレンの前に飛び出し44マグナムを撃つガボール、マーカスもマシンガンで弾幕を張る、しかしオーバーロードはものともせずに間合いを詰めてくる。常人では振り回すことも困難な重量のスーパースレッジを片手で振り回すオーバーロード、鉄塊がわたしの頭上に振り下ろされる。「はっ!」スーパースレッジをかわしながらそのまま拳を打つ。攻撃の動作が回避をかねているマスターの動きをトレースしてみた。そして次の一撃もマスターの動きを真似して行う。「ふっ!」飛び跳ねず、力まず、素早く踏み込み体ごと叩きつけるように右肘をオーバーロードの腹部に放ち、そこから体を旋回させて右掌を打ち込む。「パラライズパーム」「ウガァアッ」オーバーロードの体は自由を失い倒れ掛かってくる。目の前に下がってきた顎にわたしは劈拳を叩き込み両手でオーバーロードを突き飛ばす。岩壁にもたれ掛かるオーバーロードにわたしは崩拳を叩き込み、沈黙するまで続けた。「・・・いや~アレだな。ピットの時よりも凄さが増してるね」「理解不可能」「想像以上の力だな・・・銃火器を使わずオーバーロードを倒すなんてな。デスクローガントレットを持たせればお前に敵など無くなるだろうな」「それは・・・」それはピットで持たされ試したことがあった。デスクローの腕を加工した篭手型の武器、鋭い爪は容易く鋼鉄を裂き、硬い防具部分はライフル弾も弾く。わたしはこれを持ちトロッグやワイルドマンを狩った事があった。しかしその時に湧き上がった黒い衝動が恐ろしくなり、わたしは爪部分を外し防具としてのみ使うようにしてた。あの武器はわたしにとって危険な物だ。「どうしたエリカ?」「・・・なんでもない、先を急ぐ」遠くで銃声と爆発音が聞こえる、アンナたちが戦っているのだろう。わたし達は仕掛けられた罠を解除しながら慎重に殺人通りを進む。薄暗い洞窟の奥に金属扉を見つけることが出来た。「ふ~む・・・この横に着いた端末で開きそうだねぇ?ハッキングは俺にまかせてよ」ガボールが端末を操作しハッキングを開始する。数分で扉は開けられた。扉を開けるとPIP-BOYのガイガーカウンターが反応しだした。それ程驚異的な数値ではないものの念のためわたし達は対放射線薬のRAD-Xを飲み中に侵入した。「ここがVault87?」中は今まで見てきたVaultの作りと良く似ていた。荒れ果ててはいるものの照明は付いておりこのVaultが今だ稼動中ということを思わせた。166話終 次回へ
Mar 26, 2010
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レイン:骨、鉄両方の双剣を使い分けている。現在ツインダガー改を使用中。羽月:太刀使いに転向するも上手くいかず悩んでる。鉄刀・神楽を使用中。PJ:同じく・・・ハンマー使い。アイアンストライクを現在使用中。ネミコ:最近ポカポカなアイルー村が気になるらしい。オンドゥル:オールラウンダー。今回は真・リュウノアギトを装備。防具はギザミ系が好き。シーザー:超イケメン。弓使いでギルドマスターと知り合いらしい。シェリー:PJとベタな出会いをする。色白で透明感のある少女。↑今回の羽月の予定。HLAもんはん!第十話「ドリームキャッチャー!?」吼えるティガレックス。凄まじい怒りが彼の体表を赤く変化させていた。ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!砂煙を上げ猛スピードで迫るティガ。狙いはダメージを受けているPJだ。PJ「くそっ!!」とっさに横にダイブして回避するPJすぐ横をティガの鋭い爪が通り過ぎた。ゴアアアアアアアアアッ!!強靭な足で無理矢理ブレーキをかけ方向転換するティガ。飛行能力こそ低いがその代わりに四肢が発達しているのだ。次の狙いは一番弱そうな羽月に狙いを定める。足を踏ん張り何時でも回避出来るように身構える羽月。大きく右前足を振り地面をえぐり込むように押し出すティガ。抉り取られた地面は岩石の弾丸となり羽月に襲い掛かる。羽月「わああああああああああっ」大きな岩石をさけるも細かい石つぶてが羽月の体を激しく打つ。オン「来るぞ!!」突進してくるティガ、レインとPJは直撃は避けたものの勢い良く飛ばされる。PJ「アカン・・・手も足も出えへん・・・」レイン「速い・・・訓練所に居た奴とは比べ物にならないわね」倒れているPJとレインにティガの太く、大きな尻尾が襲い掛かる。防御手段を持たなハンマーと双剣の二人には痛恨の一撃となった。PJ「ぐふっ」レイン「あがっ」羽月「レインちゃん!PJ!」オン「クソ・・・痺れ罠まだか・・・」痺れ罠を設置しているオンドゥル、この罠なら地形を選ばない。ゴアアアアアアアアアアアアッ!!気配を感じ振り向くティガ、前足で地面をえぐり岩石弾を飛ばしてくる。大剣でガードするも大きく体を飛ばされたオンドゥル。痺れ罠の設置はまだ途中だ。オン「ぐぁっ・・・あと少しだというのに!羽月、お前が続きをやれ!!」羽月「え!わ、わかった!!」オンドゥルに襲い掛かるティガ、攻撃をかわし羽月に注意が行かないようにけん制をする。羽月「早く、早くしなくちゃみんなが・・・!」慌てれば慌てるほど手が上手く動かない羽月、極度の緊張で手が震えている。レイン「羽月落ち着いて・・・」PJ「あわてるな・・・」羽月(なんで出来ないんだろう・・・なんでこんなに緊張しちゃうんだろう・・・)涙目になりながらなんとか痺れ罠を設置することが出来た。その直後背後からティガが迫る。バシバシバシッ罠に掛かったティガは体の自由を奪われ動けない。効果時間は十数秒程度だ。オン「尻尾だ、尻尾を狙え!」羽月「やぁあああああああああっ!!」緊張でぎこちない動きながらも刃筋はしっかりと立っていた。羽月の振るう鉄刀・神楽はティガの尻尾の鱗を引き裂き肉に食い込み骨に到達するところまできていた。羽月「てやあああああっ」渾身の真っ向斬りがティガの尻尾を切断、同時に痺れ罠の効果時間も終了した。オン「よくやった羽月!」尻尾を失ったティガは一際大きな咆哮の後、空高く舞い上がり砂漠のかなたへ去っていった。ベースキャンプに戻る4人。予定外の強敵の出現に満身創痍の3人の新人ハンターは火を囲み言葉も少なく放心状態だ。オン「お前達にはまだ早い相手だったな・・・だが良くやった思う。追い返せてほっとしたぞ」PJ「マジで危なかったわ、アバラもってかれてたしな」レイン「あんな大きなティガは初めてでした。勉強になりました・・・」羽月「・・・・・・・・・」オン「まぁ尻尾から甲殻も取れたことだしな。羽月どうしたんだ?」羽月「約束のザザミ討伐できなかったし・・・」オン「ん~・・・ティガの尻尾を切ったことだし認めてやるかな」羽月「ほんと!?」オン「ああ、太刀も力任せに振らないようになったしな」レイン「良かったね羽月!」PJ「今回はお前の活躍が無かったら危なかったもんな」オン「さて・・・今後のことだがしばらくは砂漠に出ない方がいい。マオウがうろついてる」レイン「あの噂のディアブロスですね」オン「ああ。奴はどの地区に出るかわからない、ギルドでももうすぐ上級ハンターの他は砂漠への立ち入り禁止を勧告することだろう」PJ「そうか~、んじゃ次はどの狩場にいく?」レイン「沼地にしませんか?ライトクリスタル欲しいし、羽月もフルフルの素材必要だし」PJ「そうしよか?俺も新しい防具欲しいしな」オン「そうか、俺はギルドの仕事に戻る。何かあったら言ってくれ」目指す道を失い迷い、立ち上がりかけた時に挫折を味わった羽月。しかし今回のことで少し自信をつけた様だった。自信の無さは仲間を不安に落としいれ自身の身も危うくする。羽月の成長を見たレインPJの二人も負けてはなるものかと奮起することであろう。ティガレックス遭遇の狩りから一ヶ月後、3人の防具は一新されていた。レインはピアスにゲリョス装備、羽月はピアスにフルフル装備、PJはイーオス装備だ。PJ「さぁそろそろハンターランク上げの依頼しても良い頃ちゃう?」レイン「ここ最近で結構な数こなしましたからね」羽月「ドドブランゴ?」PJ「おう、いったろうや」レイン「じゃあ行きますか!」つづく
Mar 24, 2010
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アリス:クロエがシルバーなら彼女はゴールドのはず。クロエ:必殺技の名前はパッと頭に浮かんだらしい。第十話「黒衣の男と黒魂石」「見たか聖騎士の力!」「ゴアアアアアアアア・・・」クロエの攻撃により片腕を失ったオーガは自分の腕を見つめパニックを起こしている。「チビクロ!離れなさい、巻き添えを食うわよ!!」叫ぶマルベリー、その横には手をかざすレイラの姿が。「皆さん離れてください、闇へのかがり火!!」レイラから放たれた炎はオーガの体を包み込み、全身を焼いていく。「ガァアアッ!ウガアアアアアアア!!」もがくオーガ、だが闇へのかがり火の炎は消えず益々勢いを増しオーガを焼く。やがてオーガは倒れ込み動かなくなり、火が消えた後には黒い灰と不気味な石が残されていただけだった。「やったわねレイラ!」「はぁ~・・・外れなくて良かったです。クロエさんがオーガの動きを止めてくれたから」オーガを倒し一安心する一同、そこに黒いローブを纏った男が現れた。「はっはっは、やるじゃないか。よもやそのブレトンが聖騎士とは思わなんだが。私はてっきりそっちの黒髪のダンマーが選ばれしものかと思ってたよ」「誰!?」「そうだな・・・Mとでも名乗っておこうか」腰に差した片刃の剣を抜くM。その目は狂気に支配されていた。「なに、ここでお前らと戦いたい訳ではない。そこにある石の回収を邪魔しないで欲しいだけだもっとも邪魔するというのなら容赦はせんがね?」「ちょっと待て!事件の捜査の為にその石を渡すわけにはいかんな!」アンヴィル警備隊の男性がMの行く手を遮る。「ほう・・・お前ごときに私が止められるとでも?」「それ以上の暴言は公務執行妨害でしょっ引くことになるが・・・げはぁっ!!」Mの刺突が警備兵の喉を貫く。「てめぇっ!」ローランサンがMに突進する。盾を前に構えてのチャージ攻撃だ。ヌルリと流れるような動きでローランサンの攻撃をかわし彼の左大腿を後ろから斬り付ける。「グアッ・・・速い!」「ほう?とっさに頭部を庇うとは中々修練を積んでいるようだな若者」膝を付くローランサン、Mの周りには警備兵、グログ、アリス、クロエが取り囲む。「さて、これで石の回収は完了した。・・・おやおや諸君は私と遊びたいようだが?」「うおおおおっ」「たああああっ」「はぁっ!」「おらー!」4人が同時にMに斬りかかるも驚異的な跳躍力で飛んでかわし警備兵の背中を貫く。「あが・・・」「コノヤロウ!!」クレイモアを上段に構えたグログが距離を詰める。「黒き冬!」グログに襲い掛かった冷気は彼の体の自由を奪い、その場に倒れ込む。「・・・あたしが相手だ!」「黒き冬!」クロエに向けられた冷気は聖騎士のオーラによって散らされた。アカヴィリ刀を振るうクロエ、Mは刃を合わせず後ろに下がってかわし、再び魔法を放つ。「これならどうかな?バノロフの血氷柱!!」嵐のような雹弾がぶつけられ、クロエは吹き飛ばされる。「はぁっ!」「おっと、まだまだ未熟さが残る剣だな・・・」アリスの剣戟を払い、返しの一撃がアリスの髪を掠める。「バノロフの血氷柱!」「あああああああああっ」倒れ込むアリス、一瞬にしてMに襲い掛かった4人は地面に転がることになった。「そっちのお嬢さんたちも私に向かってくるかね?」Mの視線の先にはマルベリーとレイラとセリーヌが。「こっちに来るんじゃないわよ!!サングレ・イ・トレーノ!」マルベリーから雷撃が放たれる。「暴風雷!」「サンダーボルト!」Mの回避した先に次々と雷撃が撃ちこまれる。「素早いわね・・・これならどうかしら、トラジェディア・イ・トレーノ!」マルベリーの放った雷撃は広範囲に広がりMに絡みつく。「これは中々・・・」雷を受けながらもニヤつくM、続けて広範囲魔法が彼に向けられる。「ヴィンベルの暴風雷!」「ライトニングボルト!」吹き飛ばされるM、空中で体を反転させ苦も無く着地する。「そんな・・・あれだけの魔法を浴びながら・・・」「いい雷撃魔法だな、肩のコリがほぐされたよ。その事に免じて今日は殺さないでやろう」Mはその場で姿消し去っていった。◇ ◇ ◇ ◇Mが去った後、一同は城主に報告をすませ、クロエ、アリス、マルベリー、レイラは宿に集まっていた。セリーヌとグログは魔術師ギルドに戻り、ローランサンは足の手当てを済ませ、悔しさのあまり外で剣を振っている。『あの黒衣の男が持ち去った石・・・聖なる欠片に間違いない。邪悪な符呪されておったが』クロエのブレスレットから声がする。白蛇のアレキサンダーが語りかけている。「え!?邪悪な符呪??」「なによチビクロ!私とレイラは声が聞こえないのだから説明しなさいよね」聖騎士である二人にしかアレキサンダーとヴァロッシュの声は聞こえない。「あの男が持ち去った石が聖なる欠片なんだって。邪悪な符呪がされてるみたいだけど・・・」「邪悪?う~ん・・・黒魂石のような石だったわね。レイラ解る?」「黒魂石・・・死霊術ならある程度知ってますけど・・・無理矢理覚えさせられたというか・・・」レイラは黒魂石について話し出した。死霊術師が作り出す人の魂を封じることが出来る黒魂石の作り方と利用方法、そして純黒魂石の事を。「純黒魂石??私は知らないわね」「私は父からその存在を教わりました・・・純黒魂石とは通常の黒魂石とは性質が全く違うのです。通常の黒魂石は人の魂を封じ込め、魔力として利用します。その後は砕けて魂は開放されるのですが、純黒魂石は沢山の人の魂を封じ込めることが出来、さらに魔力を使い果たしても砕けることは無く何度でも使うことが出来ます。純黒魂石の作り方はあの有名な蟲の王マニマルコが発見したといわれています。そして純黒魂石の作り方は調べようとしただけで重罪、帝都の白金の塔に厳重に保管されているとききました」「ふぅん・・・でもなんで聖なる欠片を純黒魂石にしたのかしら?」「それは多分・・・膨大な量の魔力をチャージしても壊れない媒介だからではないでしょうか?」「なるほどね・・・それにしてもアリス、暗い顔してるわね?」「あ、えっと・・・なんでクロエはあっさり変身できたのにあたしは無理だったのだろうって・・・」『それはお主に迷いがあるからだ。自分に務まるのだろうか、聖騎士に相応しいのだろうかとか思っておるのだろう?それに比べてクロエは聖騎士をやる気で溢れておるからな・・・』「そ、そうなのですか・・・クロエは自信あるんだ・・・」「ん?あたし?オマケで選ばれた感があるけどなった以上頑張るよ!」『オマケではないのだが・・・やる気十分なのはいいことだな』「クロエは馬鹿だけどポジティブなのがとりえよね。まぁあのフィービーの下で育ったのだから前向きにならざるをえなかったと思うのだけどね」「マルベリーさんて・・・本当に10歳ですか?大人だし、ウィザードの称号まで・・・」「レイラだってスラッとして凄く髪がキレイじゃない!おだてたって何もでないわよ」照れ隠しにツンとするマルベリー、レイラはそんなマルベリーをじっと見ている。「アリス、心配しないでよ!あたしと一緒にがんばろ?ふたりで聖騎士でしょ?」「ありがとクロエ・・・あたしがんばるね!」◇ ◇ ◇ ◇ジゼル:南の街レヤウィンの調査を終え今度は何かを探して北の街へ。北の街ブルーマ。深夜人々が寝静まる時間帯、街の屋根から屋根へ飛び回るジゼル、それを追っているのは黒のローブを着たカジートだ。「ククク・・・俺様から逃げられると思うなよ?組織NO.1体術の俺様だからな」「なるほど、わたしが引き離せない理由が解りました。でも鬼ごっこはこの辺りで止めです」ジゼルが足を止めたのは聖堂の屋根の上だった。「逃げても無駄だと判断したか?さぁお前が何者か答えてもらおうか?」「答えません。闇の一党にはなおさらです」「ふん、俺様の名はジュガスタ。奪いし者・・・」その名を聞いて表情が険しくなり拳を構えるジゼル。「なんだ、てっきりその黒い短剣を使うのかと思っていたが・・・馬鹿め俺様に体術で挑むとは」「やってみれば解りますよ」つづく
Mar 20, 2010
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クロエ:銀色が好きなので丁度いいと思っている。アリス:聖騎士としての使命に燃えつつもプレッシャーでドキドキしている。マルベリー:アンヴィルで二人の帰りを待つ。第九話「銀光一閃」ブレスレットとなった白狼のヴァロッシュと白蛇のアレキサンダー。「ねぇ、ずっと一緒ならトイレとかどうすんの?プライベートは?外してもいい?」「案ずるな、我々は魔力の温存の為に普段は眠る。よほどのことが無い限りな」「うむ、それといい忘れていたが聖騎士の武具が纏えるのは一日3時間が限度じゃ忘れるな?」「そっか・・・長いんだか短いんだか・・・」白熊のヴィクターが二人に何かを渡す。水晶玉がはめ込まれた箱のような物だ。「これは何ですか?」「その水晶が聖なる欠片のありかを導いてくれる。その箱に聖なる欠片を入れて回るのだ」「解りました」◇ ◇ ◇ ◇アンヴィルに戻る二人。アンヴィルの港では事件が起きていた。「どこいってたのよチビクロ!遅いからどうしたのかと思ったわ」「あ、心配してくれてたんだ。ごめんねーマルベリー」「あれ・・・ウチのギルドのマグリールさんは?」「ああ・・・あの守銭奴ポスマーね。アリスに借りた金が切れたとかで帰ったわよ?」「ええ~・・・叔父さんに手紙はちゃんと出してくれたのかなぁ・・・」「それはともかく、こっちは大変だったんだからね!」マルベリーがふくれっつらで二人を睨む。そして事件の事を話し始めた。クロエとアリスがアンヴィルを出た後、聖堂で再び騒ぎが起きた。アンヴィル聖堂は謎の虐殺事件が起きた後閉鎖がされていた。事件の調査の為に安置されていた死体が突如甦り人々を襲い始めたのだ。同時期に港に停泊していた商業船の乗組員も生ける屍となりアンヴィルはアンデッドによる混乱で騒然としたというのだ。「もうね、てんやわんやの騒ぎよ。銀製の武器を持ってない連中や魔法が使えない連中は戦力にならないから余計大変だったわよ」「結局騒動の原因はなんだったの?」「死霊術師よ、しかもかなりの腕前。魔術師ギルド、戦士ギルド、警備隊の総出でなんとかアンデッドは撃退したけど死霊術師には逃げられてしまったわ」「へぇ~・・・何者なんだろうね」「無差別テロって感じでもなかったわ。誰かをおびき出そうとしてたみたいね」その時、聖騎士の箱がわずかに輝いた。「気になってたんだけどそれは何?」「これは聖騎士の箱というもので・・・」アリスはマルベリーに聖騎士になったいきさつを話した。「ふぅん・・・聖騎士ね。ペリナルってそんな大層な英雄でもないはずなのに聖騎士ね・・・まぁいいわ。その箱が反応あったということはアンヴィルに欠片があるってことじゃない?」「きっとそうだね!さすがあたし、ツイてるなぁ~」「チビクロのそういう態度一番腹が立つわ」「はぅぅぅ・・・仲良くやろうよ」三人が賑やかに宿で食事をしながら話していると二人の若い男女が近寄ってきた。「こんばんわ、お嬢ちゃん達!となりいいかい?」「こんばんわマルベリーさん、昨晩はどうも」ローランサンとレイラが隣の席に着く。「あれ?二人と知り合いだったのマルベリー?」「事件の時協力してくれたのよ。レイラは魔術師ギルドに席を置いてるからね。アリスは戦士ギルドの任務の時にあってたのよね」「ええ」「はじめまして、アンヴィル魔術師ギルドのクロエ・フェリージです!」「はじめましてレイラです、こちらはローランサン。フェリージというとあの有名な・・・」「あ、そうです。ママの名前はフィービー・フェリージです。なんか有名ですよね」「まぁ・・・えっとユニークな方だと聞いています」「ユニークね・・・フィービーは疲れるわよ一緒にいると。チビクロも多少苦労してるわ」マルベリー、レイラ、クロエは魔術ギルドネタで盛り上がり、ローランサンとアリスは剣術話で盛り上がっていた。「ほぉ~アリスちゃんところのギルドではそういう訓練をしてるのかぁ・・・参考になったよ」「ローランサンさんの超近接戦の戦い方為になります!足技も使うんですね~」◇ ◇ ◇ ◇薄暗い部屋で水晶玉を覗き込み不気味な笑みを浮かべる男。その目は狂気に支配されている。「今度こそ間違いない・・・あのダンマーやはり選ばれし者であったか。くくく・・・今夜は前回のようにはいかんぞ・・・」男は懐から黒い魂石をとりだし石床に横たわるツギハギのオーガの口の中にねじ込んだ。「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・」「くくく・・・行け、試作品第1号アディーンよ。お前の力を見せてやれ」「バオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」◇ ◇ ◇ ◇「たったっ大変だーっ!!街中にオーガが入ってきたぞ!しかも見たことも無いデカさだ!」宿屋に飛び込んでくる警備兵の男、宿屋の食堂は騒然となる。「みんな外に出るな!」「あたし達も協力します!!戦士ギルドのアイリス・グラスフィルです!!」「そうか、奴は今港で暴れている。そちらの応援に行ってくれないか?」「解りました!」「俺達も行こうぜレイラちゃん!!」「マルベリーも手伝ってくれるよね?」「はぁ?チビクロに一々言われなくても行くわよ。巨大オーガに興味あるし」港に走る5人、そこには灰色のツギハギに縫いこまれた巨大オーガが暴れていた。「ライトニングボルト!!」「うおりゃあああああああああ!!」応戦しているのは魔術師セリーヌに魔闘士見習いのグログだ。「魔法があまり聞いているようには見えませんね~」「なんて皮膚の硬さだ・・・クレイモアが弾かれちまうぜ」警備兵の撃つ矢も殆ど刺さらず皮一枚突き刺さるのがやっといった状態だ。「ちょっとどきなさい、サングレ・イ・クエマドゥラ!!」マルベリーの手から赤い光弾が放たれる。オーガに命中すると体全体を包み込んだ。「そしてこれを喰らいなさい!サングレ・イ・フェーゴ!!」オーガの胸に命中すると少しのけぞった。黒い煤が残り皮膚を焼いたのが解る。「今のは・・・炎耐性を下げてから打ち込んだのですよね?でもそれだけじゃないです?」「良く解ったわねレイラ。見た感じアンデッドっぽいから炎は効くか試したのだけど・・・」ダメージを受けた様子の無いオーガ、豪腕を振り回し建物を、警備兵を殴りつける。「そ、それなら私うってつけの魔法覚えてます。魔力消費が凄いですけど・・・」「じゃあその魔法はもうちょっと待って、確実にアレを仕留めたいから」「私も~火の魔法で応戦しますね~?ファイヤーボール!」「サングレ・イ・フェーゴ!」セリーヌ、マルベリーはオーガの上半身に魔法を集中させる。クロエ、アリス、ローランサン、グログは5メートルはあるオーガに接近しつかず離れずの距離でけん制攻撃をしている。「クッ・・・こんなに巨大じゃ近寄れねぇ、捕まったらお終いだ」「せめてエンチャントした武器なら刃先が触れるだけでもダメージを与えられるのに・・・」「むむむ・・・硬い奴だね・・・」「目なら効くかもしんねぇ・・・この銀の矢で狙ってみるぞ」「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ」オーガの張り手がクロエに直撃、アカヴィリ刀で受け止めるも吹っ飛ばされ壁に叩きつられる。「クロエー!」「うううう・・・」「バオオオオオオオオオオオオオ・・・」巨体がクロエに迫るその時、クロエの腕に付けられている白蛇のブレスレットが輝きだした。「うひゃあっ」「おお!?」「なんだなんだ!?」銀の光柱が上がり、クロエの体を包み込む。あまりの眩しさにオーガの足は止まった。光が収まった後には白い鎧に身を包んだクロエの姿が。「お?なんだか良くわかんないけど力がみなぎる!うりゃああああああああああああっ」アカヴィリ刀で斬り込むクロエ、オーガの皮膚を裂き、肉にまで刃が食い込む。「バオオオオオオオ・・・」「クロエ、その姿は・・・聖騎士に変身したの!?」「そう見たい!やっちゃうよあたし!!だあああああああああああっ」オーガの繰り出す拳を刀の刃で斬り付けるクロエ、オーガはクロエを攻めあぐねている。「みなぎるパワーを刀に乗せて!・・・ホーリーブレイド!!」刀を撫でるように手をかざすクロエ、アカヴィリ刀は凄まじい銀の光につつまれる。「やあああああああああっ!聖騎士・シルバーフラッシュ!!」左脇構えから水平に斬り付けるクロエ、銀の光の軌跡はオーガの腕を斬り落とした。「ウゴオオオオオオオオオオオオッ!?」つづく
Mar 18, 2010
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鉄拳のエリカ:ローレンの話を聞き複雑な心境。爆裂のアンナ:トラックの中でヌカグレネードを作っていた。猛毒のローレン:エリカの目力に押され黙ってしまう。第165話【レスキューフロムパラダイス3】パラダイスフォールズの近くでトラックが停車した。「さぁ着いたぜ?後は攫われた子供を買い取るだけだな」「行くぞガボール」ローレンとガボール、マーカスは奴隷商人の立っているゲートに向かい歩いていく。「エリカちゃんたちは格好が目立ちすぎだからここで待ってな。レギュレーターにBOSじゃあさすがに説明するのが面倒なんでね」「解った」ローレン達は少し奴隷商人と言葉を交わしすぐに中に入って行った。待つこと数十分、ローレン達が子供を3人連れて戻ってきた。「どうした?わたし達が裏切るとでも思っていたか?」「さぁね、お前はエリカと違って今ひとつ信用できないからね」「Vault87に入るまでは協力関係だ。裏切るようなマネはしない」「じゃあその後は?タロン社なんだろお前、あたいもエリカもタロンは好きじゃないんだ」「我々の邪魔をするなら排除の対象だ。そうでなければ特に敵対する理由も無い」アンナとローレンの間にピリピリとした緊張が走る。「ミス・アンナ、今はタロンも大忙しでさ、ローレンちゃんもちょっとイライラしてるだけなんだ。あまり刺激しないでくれる?」「ちっ・・・やりにくい男だねお前は」子供たちはそんな空気も何処吹く風でジョーとおしゃべりをしている。フェンディは機械弄り、クロスは通信機でBOSのロスチャイルドに連絡を入れている。トラックはパラダイスフォールズを離れリトルランプライトに向かい走り出す。「ねぇおねちゃん、なんで一人だけ銃を持ってないの?」「使えない」「ええ~?僕だって使えるのに駄目だなぁ。今までどうやって生き延びてきたのさ?」「銃が無くてもわたしは戦えるから」「どうやって?火を吐いたりできるの?もしかしてロボットとか?」「違うけど殴ったりして戦っている」「すげー!ねぇ、スーパーミュータントも殴って倒せるの?ミレルークは?」「どっちも倒せる。倒してきた」「すっげー!ねぇねぇ、どうやって戦ったの?話してよ!!」「解った」リトルランプライトまでの時間、わたしは子供たちと色んな事を話した。これまであったこと、格闘技のこと、ピットのこと・・・子供たちは話を聞いて怒ったり泣きそうなったり笑ったりしてわたしの話に夢中になっていた。「よくやったな!約束だ中に入れてやろう。仲間を助けてくれたしな」マクレディ市長は見た感じ10歳前後だがとてもしっかりしている。リトルランプライトの中は複雑に入り組んだ洞窟で案内が無ければ迷ってしまうほど。「みんな無事だぞ!とってもいいムンゴが助けてくれたんだ」「おねえちゃん、僕たちの家を案内するよ!皆にも話し聞かせてあげて」子供たちが集まってくる。わたしは手を引かれ色々なところを案内された。この場所は子供たちだけで作られた集落とは思えないほどしっかりとして整備されていた。皆それぞれの役割を果たし、強い者が弱いものを支え助け合っているように見えた。ただ、18歳を迎えると掟で去らなくてはならず、去ったものはビッグタウンにいくらしい。ビッグタウン。スーパーミュータントやレイダーに襲撃され続け滅びかけていた集落。わたしとフェンディはそこで彼らを脅かすスーパーミュータントを退治した。しかしその後・・・ODの手にかかりビッグタウンの人々は皆殺しにされたのだと聞いた。わたしはその事をマクレディ市長や子供たちに話した。「そんな・・・大人になったら行く場所がないじゃないか・・・」「あたし達どうなるの?」「エリカ、なんとかならないの?」「・・・仲間にも相談してみる。必ずなんとかする」子供たちは一瞬驚いた、しかしパニックなどを起こすものはいなかった。ここで生きる子供達は皆たくましい・・・。わたしは子供たちにウェイストランドの話、メガトンでの話、格闘技や音楽の話などを聞かせた。これほど長い間話をしたのは初めてだった。今夜はここに泊まることにした。わたし、アンナ、ローレン、フェンディ、クロスは同じ部屋ガボール、ジョー、マーカスは他の部屋に案内された。フェンディとクロスは洞窟を少し見て回ると出て行きわたしとアンナ、ローレンが残された。「・・・ローレン、聞きたい事がある」「なんだ?」「あなたは人とは違う特殊な能力を持っている?持っているはず・・・」「そのとおり、特殊能力を持っている」「あたいもそこらの奴とは違う能力を持っているよ」「ほう・・・興味深いな。話してくれないか?」「わたしは・・・アダマンチウムの骨と常人の数倍の筋力と・・・最近アリの知覚を手に入れた」「あたいは超感覚と~瞬発力、バランス感覚に消化力かな」「わたしの能力は生物操作と体内毒精製だ」わたしはこれまでに出会った能力者、改造人間のことなどをローレンに話した。ローレンはそれ程驚く様子も無くわたしとアンナの話をじっと聞いていた。「わたしも・・・改造人間だというのか」「ええ、多分」「そうか・・・自分の能力の秘密が少し解ったな」「気になる。同じ顔、能力・・・わたし達の存在はなんなのか」「それは確かに気になるねぇ」「そのラズロとかいう男の話ではわたし達もなんらかの生物の性質をもっているんだな?」「そうなる」わたしたちは深夜まで話し合った。同じ顔の三人で話し合った。わたしはローレンのことが気になり始めた。彼女の生き方、考え方に興味を惹かれ出した。タロン社という事はひっかかるものの彼女には魅力があった。次の日の朝、わたし達はマクレディ市長の案内でVault87に続く殺人通りと呼ばれる洞窟の前まで来ていた。スーパーミュータントが大勢いるらしい。「本当に行くんだな?止めても無駄だろうな・・・精々頑張りなよ」わたし達はリトルランプライトの子供達に見送られる。165話終 次回へ
Mar 14, 2010
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鉄拳のエリカ:ローレンのことが気になる。爆裂のアンナ:エリカほどローレンには惹かれていないようだ。猛毒のローレン:二人のことが気になる。第164話【レスキューフロムパラダイス2】ガボールと再会したわたしはローレンと出会った。彼女はわたしとアンナに顔、声が似ていた。似ているというよりはそのまま。三人が三人同じ顔、声。三つ子よりもっと区別が着かない。違いといえば年齢が少しばらついているという点だけだ。幸いアンナとローレンは髪を染めているのでわたしを見間違えることは無い。わたしたちは何者なのか・・・「おねえちゃん、名前は?僕はマクレディ、ここの市長なんだ」「エリカ。メガトンで警備をしていた」「エリカ・・・いい名前だね。あんただけならすぐに入れてやってもいいけど?」「それは困る。みんな一緒でなければ目標を達成できない可能性が高い」「そうか・・・じゃあそっちにいる傭兵と一緒に僕達の仲間を連れ戻してくれない?そしたらこの場に居る全員を中に入れてあげてもいいよ」「・・・・・・奴隷商人につかまった子供たちを救えばいいの?」「そうだよ。もし他の子供も居たらここに連れて来てよ」「解った。子供たちを救い出す」マクレディと約束を交わし、わたしたちはローレン達と行動を共にすることにした。「エリカ・・・お前レギュレーターか?」ローレンがわたしのコートを見て質問する。その表情は冷たい。「一応登録している。正式なメンバーではないけれど」「ふん・・・ならタロン社のことは知ってるな?」「ある程度」「我々はタロン社だ」「!!?」フェンディとクロスが一歩下がりアンナとジョーが身構える。それと同時にローレンの横に居たマーカスという男が両手にサブマシンガンを手にかけた。「おいおいローレンちゃん・・・秘密じゃなかったのか?」「どうせいつかはばれるのだ、ハッキリさせといたほうがよかろう」「ん~・・・まぁそうか。エリカちゃんなら大丈夫だろうしな」「タロン社・・・確かわたしの手配も回っているはず」「少し前に出ていたな。だがODという男に始末されたとかでリストからは削除した」「・・・あなたは何故タロン社に?」「家族であり、目的を達成する為の必要な戦力だからわたしはタロンに身を置いている」「家族・・・本当の家族?」「いいや、育ての親と一緒に暮らしてきた者達だ」「あなたの目的とは?」「ウェイストランドの秩序」「秩序・・・」ローレンは語りだした。彼女の目的はスーパーミュータントを根絶し人間社会を取り戻し、発展させる事。そしてタロン社はウェイストランドの軍隊となり他所の土地の脅威やモンスターから守る存在にするのだという。戦前あった組織、警察や国軍にしたいらしい。「へぇ~タロンにもまともな奴がいたんだね。金の為にはなんでもするクソ共だと認識してた」BOSであるクロスが悪態をつく。BOSはタロン社を敵視しているからだ。「今はそう思われていても仕方が無い。勝利をしなければ意味が無い、勝利の為には軍事力がいる、軍事力の為には金と人が必要なのだ」「はっ、まぁせいぜいBOSにちょっかいをかけないようにしときな」洞窟の外に出るとローレンはPIP-BOYを操作し何者かと連絡を取り始めた。「パラダイスフォールズにいくのだろ?お前たちも乗せてやろう」そこに現れたのはタロン社のトラックだ。「さぁ乗れ、時間を無駄にしたくない」「ちっ・・・えらそうに。ローレン、今度はあたいと話をしないかい?」「何?・・・良いだろう」幌つきのトラックの荷台に乗り込む。アンナとローレンは向かい合わせに座り話はじめた。「あ~あ、結構ゆれるねぇ。それはともかく、お前ガキの頃のこと覚えてるか?」「断片的にならな」「あたいはねぇ・・・どうもお前があの時の・・・メガトン近くでトラックから放り出された時に一緒に乗っていたガキに見えるんだよね」「・・・・・・まさかお前あの時の?」アンナとローレンはお互いの最も古い記憶を話し合った。それはスプリングベール小学校跡でトラックが横転し、近くの廃墟に身を隠していた事や、行商人に拾われたことだった。これまでの昔話と二人の話を統合すると・・・わたし、ローレン、アンナは一緒のトラックに載せられ移動中レギュレーターの攻撃に合い投げ出され、赤ん坊のわたしはレギュレーターのメックナーに拾われメガトンに、幼いアンナは行商人にひろわれロックオーポリスに、一番年上だろうローレンは彷徨っているとこをタロン社に拾われたのだという。「なんという事だ・・・こんな再会を果たすとな」「じゃあお前はあたいの姉貴になるのか?」「本当の姉妹かはわからんが・・・そうなのかもしれないな」「姉が二人に増えた・・・?」ローレンのことは良く知らない。けど他人の気がしない、アンナと同じように。「マーカス、この二人は敵ではない攻撃はするな」「了解しました」「はぁ~・・・驚いたなぁ。ローレンちゃん涙の再会だねぇ」「アンナ~また家族が増えたよ、よかったねぇ~」「エリカさん!これでエリカさんの過去がかなりわかりましたね!」驚きの連続。アンナと出会ってローレンと出会ってわたしの中で歯車がはまった様な感覚があった。きっとこの二人とは会うべくして会ったのだろう。「ローレン、あなたに聞きたい事がある」「なんだエリカ?」「ODという男はどこにいるか知っている?」「ああ、奴は今テンペニータワーにいるそうだ。タロンの最高顧問でありオーナーのMr.バークが住んでいた部屋を与えたそうだ・・・報酬としてな」「・・・・・・」「どうした?」「メガトンの爆破はODの仕業だと噂で聞いた。その事とMr.バークは関係あるの?」「ODの仕業で間違いない。Mrバークのことはわたしの立場上詳しいことは話すことができん」アンナが身を乗り出してローレンに詰め寄る。「はぁ?いいから答えろよ。家族にやましい秘密は無しだよ」「おっとぉ・・・ミス・アンナ、これ以上は俺が答えよう。ローレンちゃんをいじめないでくれ」「ガボール貴様!」「まぁまぁ俺が独り言をつぶやいたって事で。・・・エリカちゃん、メガトンの爆破はアリステア・テンペニーがMr.バークに依頼した仕事だ。で、Mr.バークはODを利用した。ウェイストランドで最も悪くて凶悪で強い男ODにね。そうすればなにかと都合が良いだろ?」「テンペニー・・・バーク・・・OD・・・」わたしの体の血が滾るのが解る。爆発しそうな怒りを必死に抑える。「・・・・・・ローレン、あなたは関わっていない?」「全くの無関係だ」「そう、良かった。もしそれが嘘なら・・・わたしがあなたを好きになることは無いから」「・・・・・・」その後はパラダイスフォールズに到着するまで誰も口を開かなかった。164話終 次回へ
Mar 12, 2010
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鉄拳のエリカ:移動中のトラックの中でもイメトレは欠かせない。爆裂のアンナ:途中あった行商人からヌカコーラ・クアンタムを6本買った。猛毒のローレン:実は子供が苦手。子供のペースについていけない。第163話【レスキューフロムパラダイス】要塞を出発したわたし達5人はVault87の近くにある洞窟を探す。Vault87周辺は放射能が強く正面から侵入することは出来ない。その為に洞窟からの侵入を試みる。「BOSの資料ではこのあたりに洞窟があると・・・」「リトルランプライトと呼ばれる集落と繋がっているかもしれないぞ」フェンディとクロスが携帯端末を見ながら話し合っている。「確か・・・子供だけで暮らしているという所ですよね?」「ああ、中々抜け目のない連中だそうだ。そこらの大人よりもずっと逞しく生きてるね」「エリカさん、アンナさん達はリトルランプライトの事知ってます?」「殆ど知らない」「入ったことはないけど話にはね。妙なキノコを売って生計を立ててるらしいね」「あのキノコまぁまぁ美味しいよね~ちょっと臭いに癖があるけど」「あそこに見えるのがリトルランプライトの入り口じゃないか?MAPと座標が合う」洞窟の入り口には扉が付けられその周辺の小屋には生活の後が見られた。わたしたちは洞窟の中へ足を踏み入れる。曲がりくねった坂道を降りていくと奥から明かりが見える。電気の光だ、それと・・・人の気配がする。「フェンディ・・・下がってて」「え?・・・はい」声が聞こえる。『信用すれば通してくれるのだな?』『僕が信用すれば、ね。・・・・・・そうだね~じゃあ取引をしない?僕らの捕まった仲間を連れて帰って来たら信用してやってもいいよ』『いいだろう。なにをすればいい?』『奴隷商人に連れて行かれた仲間をここに連れ戻してよ。それが条件だ』『解った、それでいい』足を進めるとそこには電飾を施された手作りのゲートが現れた。ゲートには子供が立っている。「・・・ここがリトルランプライト」「あん?先客が居るみたいだけど・・・」アンナがゲートの前に居る3人の男女を睨みつける。「あの格好・・・商人かな?傭兵かな?レイダーじゃなさそうだね~」そういいつつジョーはブラックホークをホルダーから引き抜いて引き金に指をかけた。「油断するなよ・・・」クロスもプラズマピストルを手に。フェンディは後ろの岩陰に隠れている。「少佐、下がってください」顔に傷のある目つきの鋭い男が若い女の前に出て銃に手をかけた。「おや?そこにいるのは・・・」もう一人の男がこちらを振り返る・・・あの顔は・・・「!?ガボール・・・」「やっぱりエリカちゃんか!ピットから戻ったんだな~」ピットで出会った傭兵の男ガボールだった。傷のある男に制されていた若い女が前に出てくる・・・「お前がエリカか。わたしはローレン・・・質問に答えろ。なぜお前はわたしと同じ顔なのだ」ローレンと名乗る女はサングラスを外しわたしと目を合わせた。その顔は・・・顔はわたしと同じだった。アンナとも同じ・・・「・・・・・・・あなたも・・・」「なに?」「ホクロ。右目の下」「・・・・・・ありえんことだがホクロまでおなじだな」ローレンは驚いた顔をしている。わたしも驚いた。けどこんな事がいつか起こる気がしていた。アンナに出会ったときからわたしは、わたしと同じ顔の人間が何人も居るような気がしていた。「おいおい、なんだよてめぇ。あたいらと同じ顔なんてよ~・・・まさか他にも一杯いるんじゃないだろうね?」「なんだと?お前・・・化粧で解りにくかったがお前もわたしと同じ顔、ホクロ・・・」アンナがローレンを睨みつけている。ローレンはさらに動揺し顔色が悪くなっているのが解る。「おい、ローレンちゃんしっかり!」「む・・・」ふらついたローレンをガボールが支える。顔に傷の男はじっとこちらを見ている。アンナと傷の男がにらみ合い緊張した空気が流れる。するとガボールが口を開いた。「なぁエリカちゃん、君たちは何でその・・・BOSっぽい人とこんなところに?」「Vault87に入る必要がある。その為について来て貰った」「奇遇だね~俺達もそのVault87に用が在ってね。もしかして目的までかぶっちゃうのかな?」「・・・・・・あるものを探しにきた。傭兵のあなたにこれ以上の情報は与えられない」「おおそうか・・・じゃあこっちが教えたら教えてくれるかい?」「ガボール!何を言う!!」「まぁまぁ・・・エリカちゃんは味方に付けといて損はないぜ?・・・エリカちゃん、俺たちの目的はG.E.C.Kさ。スーパーミュータントのボスを倒すのにどうしても必要なのさ」「G.E.C.Kは渡すわけには行かない。どうしても持って変える必要がある」「お?そうなんだ。その訳を聞かせてくれないかな?」「・・・・・・わかった」「ちょっと待ってください!スーパーミュータントと戦っているんですか?」「メガネッ子、前に出るんじゃないよ。こいつらまだ素性が知れないからね」「解った解った・・・銃を下ろさせる。マーカスの旦那、銃を下ろしてくれない?」「・・・・・・」「マーカス、銃の照準を奴らから外せ」「了解しました」「おやおや、ローレンちゃんの命令しか聞かないのかよ。ま、いいか。これで話しやすいだろ」「ふん・・・」「俺たちはね、このウェイストランドの脅威であるスーパーミュータントのボスの企みを知ってしまったのさ。人類統一計画『ユニティ』とやらをな。で、それを食い止めて倒すために奴らの大事にしている装置を破壊してG.E.C.Kを奪ってやろうという訳さ」「ボス・・・だと!?奴等のリーダーを知っているのか?」「ああそうさ、BOSのレディ。ジェネラルって呼ばれている化け物の癖に頭の切れる奴でね・・・」ガボールはスーパーミュータント・ジェネラルについて話し始めた。他のスーパーミュータントとは一線を画している能力でそのジェネラルが妙な液体の入ったタンクを使い仲間を増やしているのだと言う。G.E.C.Kはジェネラルの研究に欠かせないものらしい。フェンディとクロスはガボールの話を聞きお互いに顔をあわせて何度もうなずき、質問を繰り返していた。アンナはローレンの顔をじっと見つめている。「それと・・・Dr.カイリーナってグールの女医が現れてね。またそいつがやっかいな連中を連れてるんだよ。銃弾を剣で弾き返すとかしてね。ねぇ・・・ローレンちゃん?」「ああ・・・とても人間業ではなかったな」わたしはその話を聞きラズロの言葉を思い出していた。改造人間・・・赤い目。「・・・・・・その連中の目の色は?」「目かい?いやぁ・・・ヘルメット被ってたから解らなかったけど・・・何でだいエリカちゃん?」「・・・見てないのならいい。少し気になっただけ」「目かぁ・・・そういやエリカちゃんもローレンちゃんもアンナちゃんも同じ色だよね?」「ああっ!?勝手にちゃん付けで呼んでんじゃねぇよ」「おお、ソーリー。ミス・アンナ、以後気をつけるよ」「おい・・・何故わたしにはちゃん付けを止めない」「え?・・・そりゃ・・・あれだ。ローレンちゃんはローレンちゃんだからさ」「おーい、ムンゴたち!!おしゃべりなら他のところでしてくれないかな?」ムンゴ?どういう意味だろうか?「Vault87に行くにはココを通るしかない?」「なんだ?お前達もか?そうだよ、ここを通るしかしない。でも大人は通さないんだ」「それでさっき奴隷商人の話を?」「ああ」「わたし達もどうしても通りたい。その為には何をすればいい?」「物分りがいいお姉ちゃんだね。それにいい雰囲気だ。あんたは信用できそうだね」163話終 次回へ
Mar 11, 2010
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女子高生エリカです。いつもより気合を入れました。シャーペンの下書き無しでphotoshopのみで描きました。手に持っているのはPIP-Boy2010年モデル携帯電話型。妄想ひょんなことから政府の兵器開発研究員のフェンディと出会ったエリカ。フェンディの開発したウィルスを奪ったのはアメリカ陸軍大佐オータム。彼はこのウィルスと核を使い人類選別計画を企む。超人的な力を持つ女子高生エリカはフェンディとその仲間達と共にウィルスの奪還と核を落とそうとするオータム大佐を倒すために奔走する。・・・・・・ノリ的にはX-MENとかそういう系^^;
Mar 8, 2010
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クロエ:ちょっとウザイ時がある元気一杯なブレトン。自分の体で好きな部分は髪。アリス:真面目で前向きな正義感溢れるダンマー。自分の体で好きな部分は目。第八話「誕生?九大神の騎士」レレス良品店の警護が終わった次の日、クロエとアリスはアンヴィル聖堂の前にいた。「おや?あそこにいるお爺さん昨日港で賊に突き飛ばされてた人だ」「あ、ホントだ暗くて解らなかったけどあの人だったんだね~」「おおっ、選ばれし者たちよついに行動をおこすのかね?」満面の笑みで二人を見つめる老人。「話だけでも聞いてみようかな~と・・・」「そ、そうです本当に選ばれし者かも解らないですし」「まだそんな事を言っておるのかね?悠長なことはいってられんぞ?ウマリルの脅威はすぐそこまで迫っているのじゃ!地図を渡したじゃろ?早く行きなさい」「う~ん・・・後はレポートまとめるだけだしマルベリーに任せよっと・・・」「あたしも・・・後は叔父さんに報告するだけだし」クロエとアリスは宿屋に戻り仲間たちに聖騎士の説明をした。「はぁ?何考えてんの?馬鹿じゃない?」「う・・・こんど何かで埋め合わせするからお願いマルベリー!」「まったく・・・感謝しないなさいよね」「ゴメン、ありがとね」横ではアリスがマグリールに説明をしている「アリス、俺は金にならんことは絶対にしない主義なんだ。報告は別料金だがいいか?」「そ、そんな事にまでお金とるんですか?」「世の中金だ!金が世の中を動かしている、宇宙も金しだいでどうにかなると俺は信じている」「は、はぁ・・・それでいくら払えば叔父さんに言ってくれるんですか?」「50Gでいいだろう。本来なら1000G頂きたい所だが同じギルドのよしみでサービスだな」「・・・じゃあこれでお願いします」「任せておけ!金は信用の証、信じていいぜ」仲間達に用事を頼み、老人から受け取った地図に記された場所を目指し馬を走らせる二人。街道から離れた場所にあるため森の中を進む。途中森の中にあった宿屋に泊まり二日掛かりでようやく地図に描かれているであろう修道院にたどり着くことが出来た。修道院は老人の言っていた通り手入れが行き届いている。畑は耕してあり、修道院の続く道も雑草が刈られており建物の壁面も修復も丁寧にされている。「へぇ~・・・ここが九大神の修道院かぁ」「誰もいないのかな?」「待っておったぞ!」「うひゃあっ」「わあああっ」突如後ろから声をかけられる二人、振り向くとそこには真っ白い熊が2足で立っていた。「ワシの名はヴィクター。ヴァロッシュとアレキサンダーから話は聞いているぞ」「ほほー、あたしはクロエ、こっちはアリスだよ」「よろしくヴィクターさん」「さぁ中に入りなさい、ペリナルに会うがよい」修道院の中には大きな魔方陣が描かれていた。ヴィクターは首から提げている赤い菱形のペンダントを魔方陣の中央に埋め込む。すると床が下がり階段状になり地下へ続く扉が出現した。「凄いしかけだね」「おお・・・カッコイイ」地下は鍛冶場と修練室になっていた。更に奥にヴィクターは進み二人もついて行く。階段を下りると大きなフロアーに出た。正面には祭壇が設けられてある。「さぁ、あの祭壇に手を触れてみなさい」「ドキドキ・・・」「・・・・・」二人が祭壇に触れた瞬間、体は光に包まれる。「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいい」」「うひゃああああああああああああああああっ」そのまま二人は修道院から姿を消した。クロエとアリスは眩い光が収まるのを待ちゆっくりと目を開ける。そこには雲が広がっていた。「アリス!下見て下!!」「え?・・・にゃああああああああああっ」二人の眼下にはシロディールが。クロエとアリスは帝都のはるか上空に浮いている事になる。「ど、ど、どういう事なんだろう・・・」「うーん・・・わかんないけどこの景色って地図と同じだねアリス」「うううあたしはもう下見れないよ~・・・ねぇクロエ、前から誰か来るよ?」「ほ?」正面から近づいてくるのは鎧姿をした半透明の人物だ。「これは・・・どうしたことか・・・私は・・・目覚めたのか?君たちは・・・そうか、その時が来たというのか。ウマリルが復活したのだな・・・」「あの・・・あなたがペリナル・ホワイトスレークですか?」「・・・いかにも。そなた達が次の聖騎士なのか。しかし二人とはどういう事だ・・・因果律に少し乱れがあったのだろうか?」「あたしはアイリス・グラスフィルです。ヴァロッシュさんから選ばれし者と言われてあなたに会いにきました。こちらはクロエ・フェリージ、彼女も選ばれし者らしいのですが・・・」「ふむ・・・オーラの質こそ違えどそれは九大神の加護を受ける資格の在る者しか纏えぬ」「え!じゃああたしも聖騎士なの?」「その使命を持って生まれた事は間違いない。だが何がきっかけか解らないが二人の聖騎士が選ばれるなんてことはあっては少し問題がある」「それは一体・・・?」「聖騎士として邪悪な者に対抗するには九大神の力が宿った聖騎士の防具を纏わなければならない。しかしそれは一式しか存在しない。私が使用していた物だけなのだ」「ええ~!?」「どっちかは聖騎士でありながら何も出来ないってこと??」「・・・それはそれで問題だ。ヴァロッシュ、アレキサンダー、ヴィクター」「はい」「ここに」「どうしましたかペリナル殿」「聖騎士の武具は一つしかない。だが選ばれし者は二人、何かいい知恵はないものか?」「聖騎士は敗北があってはなりませぬ・・・もう一人はもしもの為の待機要員とすれば?」「それは危険だヴァロッシュ。ウマリルが以前よりも力を付けて復活したとなると一人では対抗できないと判断して二人が選ばれたのかも知れぬのだ」「だが・・・武具がないことには・・・」「半分ずつ纏わせるのはどうですかな?力は少し劣りますが一人よりはましだと・・・」「ふーむ・・・十分な力が発揮できればそれでもいいのだが不安だなヴィクター」「聖騎士の武具は九大神の力を借りる媒介に過ぎませぬ。武具から力を引き出せる物を持たせれば解決できるのでは?」「それは良いかも知れぬ。だが常に九大神の武具と繋がるには生者には無理な話・・・九大神の世界とこの世ではあまりにも遠すぎるな」「ならば・・・私たちの三人の内二人が彼女達に着き、一人が力を送る役割になればどうか?」「そうか!すでに死に、かりそめの姿となった我々ならお互いの疎通も可能、生者より遥かに九大神に近い、試してみる価値はありそうだな」「では・・・ヴァロッシュはアイリスに、アレキサンダーはクロエに着いてみるがいい」「え?何々?白蛇さんあたしにくっついてどうしたの?」「ヴァロッシュさんどうしたんですか?」アレキサンダーはクロエの右手に巻きつきブレスレットの形に。ヴァロッシュもブレスレットの形になりアリスの腕に。「いいか、その手を掲げてみよ」ブレスレットをつけた手を上げる二人、アリスは黄金の光に、クロエは白金の光に包まれる。「え?なになに?なにこれ!?」「なんですか一体!?」クロエとアリスの体には白い鎧が装備されていた。「おおっ!アリスカッコイイよ!!」「クロエだって凄く似合ってるよ!」「やれやれ・・・上手くいったか・・・だがその方法だと聖騎士の武具を装着していられる時間が限られる。これからは必要な時にヴァロッシュとアレキサンダーから武具を召還してもらうがいい」「これが聖騎士の武具・・・あたしは金色に輝いてるけどクロエは銀色だね?」「ホントだ!シルバーナイトにゴールドナイトってとこかな?」はしゃぐ二人、その様子を見てペリナルがつぶやく。「聖騎士の武具はまだ完全ではない・・・聖なる欠片を集め修道院の祭壇にはめ込むことで真の力を取り戻すことが出来る。まずは聖なる欠片を集めるのだ。ウマリルに対抗する為にも」つづく
Mar 7, 2010
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Fallout3のヒロイン達が現代にいたら?と私の妄想絵です。実際のFallout3のゲーム内容とは全く関係ない絵ですね^^;エリカレディースのモッズコートてカワイイですよね。緑が似合うエリカに着せてみました。きっと普通にアメリカの高校に通っているんでしょうね。吹奏楽部所属のはず。アンナ現代のアンナきっとこんな感じ。口にくわえているのはキャンディーです。ちょいワルな彼女は大学に進学などせず恋人のジョーと飲食店をしているはずです。ローレンキレイ系のお姉さんファッションな彼女。趣味は手芸とテディベア集め。お堅い彼女は検事を目指して大学で勉強していることでしょう。
Mar 5, 2010
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PIXIVに上げたものですが。ダークエルフ(ダンマー)青黒い肌に赤い瞳、魔法にも戦闘にも優れる誇り高い種族。先祖崇拝の習慣があります。 ハイエルフ(アルトマー)高貴で知恵深く、しかし少々傲慢なエルフ種。背が高く痩せ型、金の肌を持ちます。 インペリアル(帝国人)高い教育と軍事訓練を受けた自信あふれるエリートぞろい。人間種です。 ブレトン(ハーフエルフ)生まれながらの魔法の才能を持った人間種。エルフが先祖と言われていますノルド(北方人)大柄で頑強な人間種。一般に金髪碧眼、白い肌のものが多く、寒さに強く肉体に自信を持っています。 レッドガード、肌が浅黒く、癖の強い黒髪、長身にがっしりした体躯の人間種。高い戦闘能力を誇り、力と技を併せ持つ生来のファイター。 ウッドエルフ(ポズマー)小柄なエルフ種。森の中を自在に駆け抜け、動物と意思を通わせることができます。すべてのウッドエルフは生まれながらに優れた射手でもあります。アルゴニアン:トカゲ型の亜人種。全身鱗に覆われ尻尾が生えており、水中呼吸が出来ます。俊敏で病気や毒に高い耐性を持っています。見た目とは裏腹におとなしく落ち着いています。 カジート;猫型の亜人種。夜目が利き瞬発力があり運動神経に優れます。猫のような尻尾も生えています。 オーク:緑の肌で下顎の牙が発達しています。筋力がありバーサークモードに入れば他の種族は力では叶いません。また手先も器用で鍛冶のスキルが高く優秀な職人でもあります。
Mar 4, 2010
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猛毒のローレン:大きいテディベアが欲しい。ガボール・K:時々物思いにふけることがある。マーカス:任務の事しか考えない男。第162話【リトル・ランプライト】結局わたしは、いやわたし達は10名ほどの兵を引き連れることとなった。指令の指示だ。Vault87に潜入するのはわたし、ガボール、レオ、マーカスの4人だが周囲に部隊を配置し、いつでも突入できるようにして置くようにとのことだ。「しかし・・・白サソリは味方だとわかっていいてもゾッとするねぇ~」「スーパーミュータントの元仲間たちもそいつには手を出さないようにしていた!」「触らぬ神に祟りなし・・・」「わたしが生きてる限りこいつはお前たちに襲い掛かることは無い、安心しろ」今回は潜入という事でいつもの軍服ではなく傭兵服を着る。ガボールはレザーアーマー、レオは大型のトレンチコート、マーカスはタロンのエンブレムを消した特殊戦闘スーツを装備。わたしはマーカスの装備が気になった。背中にはアサルトライフル、腰には手榴弾、両大腿にはサブマシンガン、両肩にはコンバットナイフ、そして手にはコンバットショットガン、懐にもハンドガンを二丁、全身武器の固まりだ。これだけの武器の重量で顔色一つ変えないのは強化人間ゆえの身体能力だからだろう。「少佐、私に御用か?」「いや、なんでもない。ただ武器の量に驚いただけだ」「なるほど。しかし少佐が考えておられるよりも私の武器は多い」マーカスは表情を変えずそう答えた。レオの案内でVault87まであと少しという所まで来た。これより先はスーパーミュータントの警戒する地区でVault87の扉の周辺は高濃度の放射能で汚染されているのだと言う。「ここからサキはニンゲンのお前たちには近寄れナイ!私は仲間の振りをしてサキに中に入っている、お前たちはこの近くにある洞窟から来るがイイ、後で合流シヨウ」「待て、このブロートフライも一緒に連れて行ってくれ。小型無線が仕込んである」「解った、ではナニカあったら連絡してクレ」レオは真っ直ぐに放射能の中を歩いてVault87に向かった。わたし達はレオの教えてくれた洞窟に足を踏み入れる。そこは人のいる気配がした。しばらく進むと大きな鉄のゲートを発見した。「止まれ!それ以上近寄るなよ、頭に銃弾をぶち込むぞ、ムンゴがここに何しにきた」ゲートの上からヘルメットを被った子供が叫ぶ。「ムンゴだと?どういう意味だ?」「大人さ、このランプライトにはムンゴは入れないんだ。解ったら帰ってくれないか」「この先にあるVaultに行きたいだけだ」「だめだね。ここは通せない。そんなに大勢で何をする気だ」「この先に行きたいのはわたしと後二人だけだ、お前たちに用はない興味もない」「ふん、ムンゴは信用できないね。ここは子供しか入ることは出来ないんだ」・・・思わぬ障害だ、強行突破するか?だが大事の前だ、出来る限り揉め事は避けたい。「ローレンちゃん、どうする?こいつら子供だけどウェイストランドで生き延びてる奴らだ、甘く見ないほうがいいぜ?」「少佐、ご命令を」「よし・・・ガボール、マーカスはわたしと残れ。他のものはレオと別れた場所で待機しろ」「ハッ!」わたしは再びゲートの上の少年を見据える。「人数を減らしたって通さないからな!さっさと諦めなよ」「そういう訳にはいかんのだ。わたしは仲間の敵を、スーパーミュータントの親玉を倒す使命がある。そしてこの先にあるVault87に入らなくてはその目的は達成できない」「へぇ~・・・スーパーミュータントをね。嘘をついてるようにも見えないけどまだ信用は出来ない。あんた達がどういう人間なのかも解らないしな」「信用すれば通してくれるのだな?」「僕が信用すれば、ね。・・・・・・そうだね~じゃあ取引をしない?僕らの捕まった仲間を連れて帰って来たら信用してやってもいいよ」「いいだろう。なにをすればいい?」「奴隷商人に連れて行かれた仲間をここに連れ戻してよ。それが条件だ」「解った、それでいい」パラダイスフォールズか・・・まだ売れ残っていれば金で買えるだろう。わたしはPIP-BOYを操作し指令に連絡を取ろうとした時、後ろから何者かがこの洞窟に侵入してきた。「・・・ここがリトルランプライト」「あん?先客が居るみたいだけど・・・」「あの格好・・・商人かな?傭兵かな?レイダーじゃなさそうだね~」「油断するなよ・・・」現れたのは4人、女二人にパワーアーマーを着た男女二人。BOSか?「少佐、下がってください」マーカスがわたしの前に出る。「おや?そこにいるのは・・・」ガボールが金髪の女を指差している。その女の顔は・・・顔はわたしと同じだった。「!?ガボール・・・」「やっぱりエリカちゃんか!ピットから戻ったんだな~」エリカだと?・・・ここで会うとはな。「お前がエリカか。わたしはローレン・・・質問に答えろ。なぜお前はわたしと同じ顔なのだ」わたしはサングラスを外しエリカと目を合わせる。「・・・・・・・あなたも・・・」「なに?」「ホクロ。右目の下」「・・・・・・ありえんことだがホクロまでおなじだな」そこに髪を逆立てた女が割り込んできた。「おいおい、なんだよてめぇ。あたいらと同じ顔なんてよ~・・・まさか他にも一杯いるんじゃないだろうね?」「なんだと?お前・・・化粧で解りにくかったがお前もわたしと同じ顔、ホクロ・・・」わたしは驚きを通り越して寒気がした。同じ顔、ホクロの人間が3人もこの場にいる。意味が解らない、なにが起きている?わたしは何だ?こいつらの存在は何だ・・・「おい、ローレンちゃんしっかり!」「む・・・」「なぁエリカちゃん、君たちは何でその・・・BOSっぽい人とこんなところに?」「Vault87に入る必要がある。その為について来て貰った」「奇遇だね~俺達もそのVault87に用が在ってね。もしかして目的までかぶっちゃうのかな?」「・・・・・・あるものを探しにきた。傭兵のあなたにこれ以上の情報は与えられない」「おおそうか・・・じゃあこっちが教えたら教えてくれるかい?」「ガボール!何を言う!!」「まぁまぁ・・・エリカちゃんは味方に付けといて損はないぜ?・・・エリカちゃん、俺たちの目的はG.E.C.Kさ。スーパーミュータントのボスを倒すのにどうしても必要なのさ」「G.E.C.Kは渡すわけには行かない。どうしても持って変える必要がある」「お?そうなんだ。その訳を聞かせてくれないかな?」「・・・・・・わかった」ガボールはエリカを説得しG.E.C.Kの目的を聞き始めた。この男は・・・話すのが上手い。162話終 次回へ
Mar 2, 2010
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