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彼女の心の声によるナレーション で始まります。
大きな波の打ち寄せる海岸にピアノがポツンと残されていました。 この映画で最も印象に残ったシーンです。住居までの泥道をせかされる主人公の女性が、丘の上から海岸に打ち捨てられた ピアノ を振り返り見るシーンには、もう一度胸打たれました。 それから、数日後だったでしょうか、土地と交換に ピアノ を手に入れた ベインズ という男の道案内で、 エイダ が娘の フローラ と二人、 海岸のピアノ と再会し、そこで ピアノ を弾きます。それが、上のシーンです。
この三つのシーンがすべてでしたね。 そこから後は、何となくな、つけたしというか、 べインズ との情事 のシーンも、 夫による指の切断 のシーンも、ハラハラ、オロオロしながら目を瞠る思いで見るには見たのです。その展開で繰り広げられた、愛のドラマの深さにも、充分、胸打たれもしたのです。とても美しいドラマだったことに感動したことも事実です。
三つのシーンの衝撃 というかは、言葉ではうまく説明できませんね。のこりのシーンが、みんなつけたしだったような感覚になってしまって見終えたのでした。
ホリー・ハンターの表情のすばらしさ には、言葉を失いましたね(笑)
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