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2018.04.24
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カテゴリ: メディア
<『定年後の知的生産術』1>

クリエイティブ・シニアを応援する一冊ってか・・・ええなあ♪
本は図書館で借りるものとなってしまった大使にとって、新刊本を購入するのは久しぶりのことでおます♪





谷岡一郎著、筑摩書房、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンスである。これまでの仕事や人生で得た経験が、意外な組み合わせによる新しい発想や、本質を見抜く眼力に通じる。時間的・金銭的な余裕が比較的あることは、シニア世代の大きなアドバンテージである。本書は定年後のクリエイティブ・シニアを応援する一冊。

<読む前の大使寸評>
クリエイティブ・シニアを応援する一冊ってか・・・ええなあ♪
本は図書館で借りるものとなってしまった大使にとって、新刊本を購入するのは久しぶりのことでおます♪

rakuten 定年後の知的生産術

クリエイティブ・シニアと呼ばれる(こともある)団塊世代は、暇にまかせて新聞スクラップをしたりしているのです。
その新聞スクラップは試行錯誤の末に、クリア・ファイル利用に落ち付いたわけで・・・
「第5章 著作への道」で、クリア・ファイル活用術を、覗いてみましょう。
p147~149
■クリア・ファイル活用術
 ご存知と思うが、「クリア・ファイル」という透明な袋がいくつも綴られたポケット式ファイルが市販されている。少し前までは数種類しかなかったが、今では2ケタ以上の文具用品企業が乗り出しているため、用途に応じて使い分けることができる。これが紙の資料や原稿などの整理にとても便利である。

 ページ数は、数ポケットのものから100ポケットくらいが普通で、それ以下でもそれ以上でも使い勝手は良いものではない。色(背表紙)も黒、青、赤、黄をはじめ20種くらいあるので、トピック、サブ・トピックごとに色を変えることも可能である。

 サイズはA6判からB1判くらいまで多様にあるが、これに関しては特にA4判をお薦めしておこう。たまに入りきらないとき用に、大きめのものもあると便利だろう。

 クリア・ファイルの背表紙には、そのファイルに何が入っているかを書くのも必要。もし背表紙に書くための工夫がなされていないならば太い油性マジックで書くとよい。

 何かのトピックを書こうと思ったなら、まず必要となるのは「元ファイル」と「サブ・ファイル」である。

 元ファイルには、そのトピックの計画書、目次および各チャプター(章)の内容などが含まれる。書く分量や中身にもよるが、たぶん40ポケット以上のものが望ましい。もし出版社からの依頼や計画書があるなら、それもこのファイルに入れておく。出版社側の担当者がいるなら、その連絡先も元ファイルに入っているのが望ましい。複数の出版社と付き合っている筆者は、よく名刺をホッチキスで留め、最初のページに入れている。

 以前に少し触れたが、元ファイルは1冊のノートでもよいが、クリア・ファイルの便利な点は、ノリやテープでノートに貼り付ける代わりに放り込んでおくことができ、必用なら順序を入れ替えることもできるでことであろう。

 筆者は1冊の本を書く計画なら、元ノートと元ファイルの両方を用意するのが常である。章や図表が出来上がるごとに元ファイルの後半部に放り込もう。書き直したときは、必ずアップデートし、最新のものと入れ替えるのを忘れないように。古いものは、よほどの理由がない限り捨てる方がよい。

 サブのクリア・ファイルは、各チャプターごとに1冊割り当てる。20ポケットくらいで充分な章と、60ポケットくらい必要な章もあるだろうが、背表紙以外に、色や種類などで区別しやすくしておくのである。サブ・ファイルには、その章で使う切り抜きやコピーなど、何でも放り込む。

 ここまでで、元ファイルとサブ・ファイルは出来上がったはずであるが、実はもうひとつのファイルがいる。それは「何でもファイル」と呼んでいるが、その名の通り何でもかんでも放り込むためのファイルである。つまり「どの章で使うかわからないもの」、「引用した本の奥付のコピー」、「関係があると思われる記事」などなど、関係ありそうなものを何でもかんでも放り込む。できればページ(ポケット)の多いクリア・ファイルを何でもファイルに使用することがお勧めである。


ウン ここまで読んでくると・・・
クリア・ファイルとノートがあれば、すぐ論文が出来上がるような気がしまんな♪





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Last updated  2018.04.24 07:59:08
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