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いよいよ4月も終わる日です。一ケ月、まるまるエイプリル・フールのような日々が続きましたが、今日は 明石城
にやって来ました。
お城で石垣です。ここから迷路のように県立図書館目指して進みます。
写真を撮ってもビビりません。よしよし、 ノラ君
の前を通って右に行くと図書館です。
もちろん閉館中です。県立の図書館ですが、ぼくは県立の建物にいいイメージを持ったことがありません。ここも何となく避けてきた図書館です。まあ、不便なんですよね、少し。
少しズーム・アップしてみますね。
隣りに、もう一本、色違いですね。
桜
とは違う、すずしさのようなものがありますね。ボクは サクラ
が散るとこの花を探してしまいます。初夏の花なんでしょうか。
明石の空襲の慰霊碑
です。 1945年
のことです。
ぼくの母親は、この当時、 生野の女学校
の生徒だったそうです。17歳だったはずです。 明石
の西の 土山
というところに学徒動員で来て働いていたそうですが、神戸や明石が空襲で燃えて、空が真っ赤になるのを夜中に何度も見たという話と、 新開地
の 聚楽館
という映画館で映画を見たことがあるという話を、亡くなる前の夜、病室に付き添うと繰り返ししていました。
桜
が終わると探し始める、もう一つの花が 藤
ですね。ボンヤリ佇んでしまう光景です。

死者たちの 時間藤房 揺るるのみ 奥坂まや 今日は県立図書館の駐車場あたりで、旧友と再会です。人のあまりいないお城のベンチでお茶でもしましょうというわけです。そろそろ約束の時間です。それでは残りの 明石城 は次回ということで。
藤房の 揺れる長さの 違ふ風 稲畑汀子
公卿若し 藤に蹴鞠を そらしける 橋本多佳子
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