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15年ほども昔のことですが、高校の教室で配っていた 「読書案内」
の復刻です。時間がズレています。 浦沢直樹
の傑作マンガ 「20世紀少年」
が完結したころのおしゃべりです。
浦沢直樹
といえば 「YAWARA」(小学館全29巻)
で登場したのが20年以上も前のコトだったと思います。女子柔道の柔ちゃんのニックネームはこの漫画の主人公から取ったものですね。僕自身は 「モンスター」(小学館全18巻)
で気に入って、 「20世紀少年」、「PLUTO」(小学館、只今5巻発売中)
と読み続けています。この学校の図書館にも 「MASTERキートン」・「モンスター」
はそろっています。
読んでいない人にちょっと説明すると、 「オールウェイズ・三丁目の夕日」
という映画が流行した事は知っていると思います。職員室でも観てきた人が話題にしていました。映画を見もしないでいうのも変ですが、 西岸良平
という1947年生まれの漫画家がビッグコミックというマンガ週刊誌に今も連載している 「夕焼けの詩-三丁目の夕日」(小学館)
という漫画の映画化です。1950年代から60年代のいわゆる昭和の戦後社会が舞台です。というわけで 「団塊の世代」
、ああ、これ「だんかい」って読みます、まあ、そのあたりの人びとが映画館に押し寄せたんじゃないかというのが勝手な推測です。
しかし 「20世紀少年」
の登場人物たちは21世紀に向けて同時代を生きているように感じるのです。その結果、読者の中で、描かれている出来事がフィクションであるにもかかわらず、現実の事件とシンクロしはじめます。なかでも、宇宙旅行を夢見たり正義の味方を信じていた少年達が、あの 「オーム真理教」
事件を思い起こさずにいられない 「ともだち教」事件
に巻き込まれていくストーリーが、妙にリアルで面白かったですね。
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