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そうや、離宮公園が開いてるやん! 木曜日 は 須磨離宮公園 は 定休日 で、今日は 金曜日 です。もう三年も、週に一度は隣を歩きながら、なんと二十年ぶり、いや三十年ぶりの 離宮公園 です。

夏の盛りの金曜日、 「炎暑」 の昼下がり、 「絶好!のお散歩日和」 とはとても言いかねるのですが、思いついたら百年目、なんだかワクワクしながらチケット売り場をのぞき込みました。 15歳以上400円 の看板があります。
「あの、兵庫県下にお住まいですか?」
「アッ、はい、そこの垂水区です。」
「65歳以上とかでは?」
「えっ?いや、はい、67歳、無職です。」
「(笑)身分証明書、お持ちですか?」
「はい、はい、運転免許証、えーとこれです。」
「(笑)はい、ありがとうございます。無料ですので、このパンフレットをどうぞ。(笑)」
「ええー。タダなんですか?やったー。じゃあ、いつでも、ちょっとでも寄れたんだ。」
「はい、でも、免許証はいつもお持ちくださいね。(笑)」
自分では勝手に 「徘徊老人」
とか名乗っているのですが、映画館以外の、どこかの入園料とかで 「老人」割引
、それも、無料は初めてで、なんか、初めから 「ワクワク」
がクリーン・ヒットっていう気分でした。
ね、やっぱり、真夏の昼下がりでしょ。 須磨離宮
というのは大正時代に作られた皇室の 「武庫離宮」
という名の別荘を、戦後、今の上皇サンの成婚記念で神戸市に下賜されて、市民の公園になったところですね。 1995年の震災
で、いろいろ被害を受けたことは聞いていましたが、震災の後来た記憶がありません。
石灯篭
とか、 庭石の石組み
とか、とにかく、まあ、すごいわけで、 植木
もなかなか雄大です。どこかの神社かお寺の参道を歩いている気分ですね。
写真の 立木
は日盛りに立っているのですが、見上げて歩いている舗道は木陰の道です。涼しいとは言えませんが、空が輝いているような日盛りに比べれば、人の歩く道ですね。
それに、この辺り、誰もいないのが、実に、爽快です。(笑)実はこの写真の右手は、塀で仕切られていますが、 名谷・妙法寺、高倉台
から 須磨
に抜ける、かなり交通量の多い一般道です。
ようやく、庭園風の場所までたどり着きました。木立の陰と、光る庭、青空のコントラストが夏ですね。この先に住まノ海を望む見晴らし台というか、お屋敷跡があるはずです。
このお屋敷跡ですね。門のところに 「狛犬(?)」
がいました。
こちらが、向かって左に座っていらっしゃって、右が下の写真です。
いわゆる 「阿・吽」
の雰囲気ではありませんが、まあ、どちらかというと、下の写真の方が「阿」かなという気がしましたが、ここは、普通のお屋敷の玄関先なわけで、 「なんで狛犬か?」
の疑問の方が気がかりかも、ですね。
で、塀に囲まれた中に入ると 須磨の海
が、一望です。
松の緑
に、 須磨の海
ですね。ピンク色の花をつけているのは 百日紅
でしょうか。ちょっとここらあたりで一休み。水分補給ですが、持参のペットボトルがぬるくなっています。
ああ、そうそう、 スマホ
のカメラで写真を撮っていたのですが、画面に 「もう暑いから無理」
という警告が出て、動かなくなりました。初めての経験で焦りましたが、人間の方が辛抱がいいということですかね。
さて、ここから 噴水
ですが、それは (その2)
でどうぞ。じゃあね。
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