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書名の迫力(笑)! に押されて借りてきました。 「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ) です。
スゴイ! でしょ(笑)
「何を、どんなふうにお読みになって、どんな感想をお持ちになったのか?」 が、まあ、ボクの興味だったのですが、この方、 信用できそうですね(笑) というのが結論でした(笑)。
★100書評、読んでから読む、100名著。 ネット上で見つけたコピーです。すでに読んでいて、と、まだ読んでいないので、のダブルミーニングですが、100冊全部を載せるのは面倒なので、書評を読んでいて 「すでに読んだ=●」 、 「オッとこれは知らんな=★」 で、興味を感じた作品を抽出してみました。
Part1 知恵と知識の博覧会! 専門家の著した傑作 29編 とまあ、こういう感じでした。いかがでしょうかね?
第1章 時には専門家の書いた傑作で「知ったかぶり」も悪くない
●池内紀「となりのカフカ」(光文社新書)●白川静「漢字百話」(中公新書)★義江明子「つくられた卑弥呼」(ちくま学芸文庫)★メアリー・ローチ「死体はみんな生きている」(NHK)★原武史「平成の終焉」(岩波新書)
第2章 歴史とは探検・探索するもの。最後に闇が残るのも、悪くない
●司馬遼太郎「幕末」(文春文庫)★新井勝弘「五日市憲法」(岩波新書)★酒井シズ「病気が語る日本史」(講談社学術文庫)
第3章 言葉の重みに真正面から取り組む
●谷川俊太郎「定義」(思潮社)●丸谷才一「ゴシップ的日本語」(文春文庫)
第4章 科学は実に愉快である
★「ウンコどこから来て、どこに行くのか」(ちくま新書)★大久保奈弥「サンゴは語る」(岩波ジュニア)★中田兼介「クモのイト」(ミシマ社)
Part2 やっぱり凄い古典的名作 26編
第5章 名作を再読する悦楽。そこには必ず発見がある
●カミュ「異邦人」(新潮文庫)●開高健「ロビンソンの末裔」(新潮文庫)★マーガレット・ミッチェル「新訳 風と共に去りぬ」(岩波文庫)●サガン「悲しみよこんにちは」★田辺聖子「人間嫌い」(新潮文庫)●芥川龍之介「羅生門・鼻 他」(岩波文庫)●パール・バック「大地」(新潮文庫)●ディケンズ「クリスマス・キャロル」(光文社古典新訳文庫)●さいとうたかお「ゴルゴ13」
第6章 混迷の時代の今だからこそ、あらためて読みたい古典
●ヴェーバー「職業としての政治」(岩波文庫)★大岡玲訳『今昔物語集』(光文社古典新訳文庫)●マルクス「共産党宣言」(光文社古典新訳文庫)
第7章 古代中国のロマンに思いを馳せる●司馬遼太郎「項羽と劉邦」(新潮文庫)★吉川幸次郎「完訳水滸伝」(岩波文庫)
Part3 この世界のリアルを描く 21編
第8章 この時代に生きる人々を観察し、記録し、考える
●ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)★石井光太「本当の貧困の話をしよう」(文藝春秋)
第9章 複雑にして怪奇な世界を読み解く
★トッド「世界の多様性」(藤原書店)★筒井清輝「人権と国家」(岩波新書)★末近浩太「イスラーム主義」(岩波新書)
第10章 政治を政治家だけにまかせてはいけない
★長谷川櫂「文学部で読む日本憲法」(ちくまプリマ―新書)
第11章 ユニークな戦争モノを掘り起こす
●ヘラー「キャッチ=22」(ハヤカワ文庫)★安田浩・金井真紀「戦争とバスタオル」(亜紀書房)●こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社)
Part4 人生の愉しみを語る 11編
第12章 人はなぜ旅に魅かれるのか
●内田百閒「第一阿房列車」(新潮文庫)★黒川創「旅する少年」(春陽堂)●中島敦「山月記・李陵」
第13章 呑んで、食べて、愛して
★辻静雄「舌の世界史」(復刊ドットコム)
第14章 芸能界の面白さは、洋の東西を問わず
●小林信彦「日本の喜劇人」(新潮社)★サミー・デイヴィス・ジュニア「ハリウッドをカバンにつめて」(ハヤカワ文庫)
Part5 作家の魂に触れる 13編
第15章 本の中の登場人物に惚れる
●ハメット「血の収穫」(創元推理)
第16章 この著者の意気地が好きだ
●阿佐田哲也「麻雀放浪記」(文春文庫)●杉浦日向子「ベスト・エッセイ」(ちくま文庫)
第17章 懐古から予見まで。数奇な作品に光を当てる
●田宮寅彦「足摺岬」(講談社文芸文庫)★シェリー「フランケンシュタイン」(光文社古典新訳文庫)
追記
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