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2024.10.29
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​​ 空音央「HAPPYEND」シネリーブル神戸 ​​​​  「スーパー・ハッピィ―・フォーエバー」 という若い監督の日本映画を見て、 「こりゃ、結構イイネ!」 だったので、勢いに乗って、で、題名にもつられて、こっちも見ました(笑)。
空音央 監督の 「HAPPYEND」 です。​​​​チラシによれば
​​ありえるかもしれない未来を舞台に描く青春映画の新たなる金字塔​​
​  ​なんだそうです。 金字塔 とか、みんな待ってるんですね(笑)。​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 確かに、 カメラによる監視システム というのが 近未来 を感じさせるのかもしれませんが、 未来 というよりも、ボクが30数年暮らしてきた 「学校」 の、まあ、思い出すのも鬱陶しい 管理体制の戯画 という感じで、なんだかめんどくさかったのですが、教室での 外国籍生徒の多さ 保護者 の妙な 低姿勢 教育制度に対する依存 、そして、まあ、 佐野史郎君 が、なんというか、おためごかしを振り回しながらも、論旨としては 終わっている校長 を頑張って演じていましたが、教育という理念を忘れ去って、官僚的ご 都合主義の権化と化している教員 の姿、ああ、それからやたら 永住証明書の提示を求める警官 もですが、そういう登場人物の描き方の中に 「未来」 というよりも、有ったか無かったか議論のいるところかもしれませんが、所謂 「戦後民主主義」の崩壊していく現在 がクローズアップされている印象でした。 ​​
​「これって金字塔じゃなくて、墓碑なんじゃないの?」​
​  まあ、そう思わせてくれた マンガ的展開 結末 は、 ​​​​ナルホド、映画の 製作者たち の八方ふさがり的現在の状況に対する 焦り のようなものを感じさせてくれて、そこに浮き上がってくる リアリティ はなかなかでした(笑)。​​​この 映画 に漂うそのあたりの感覚は悪くないですね。  でもね、ボクが 面白かったこと は、そことはちょっと違うことで、 二つ ありました。 一つ は、 「クソくらえ節」 が繰り返し歌われていたことですね。 岡林信康 、名前をいっても若い人は 「???」 でしょうが、 「友よ」 という歌が音楽の教科書に載ったこともある(?)、 60年代 の(まだ、生きていらっしゃると思いますが) フォークソング歌手 です。で、 「クソくらえ節」 ​​というのは、たとえばボクのような年代が、 50年ほど前 に口ずさんだ プロテストソング で、今でも歌えますが、こんな歌詞です。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
ある日学校の先生が
生徒の前で説教した
テストで百点とらへんと
りっぱな人にはなれまへん
くそくらえったら死んじまえ
くそくらえったら死んじまえ
この世で一番えらいのは
電子計算機♪
​  ​​​ 映画 では、この 1番 しか歌われませんが、 2番、3番 の方が面白いかもしれませんね。こんな歌詞です。​​​
ある日会社の社長はん
社員の前で訓示した
君達ワタスを離れては
マンズ生きてはゆけない身の上サ
くそくらえったら死んじまえ
くそくらえったら死んじまえ
金で買われた奴隷だけれど
心は俺のもの♪

ある日政府のおエラ方
新聞記者に発表した
正義と自由を守るため
戦争をしなくちゃならないの
ウソこくなこの野郎
こきゃがったなこの野郎
おまはん等がもうけるために
ワテラを殺すのけ……♪
​  ​​​​​​​​​​​​なんか、妙にリアルだと思いませんか? 50年以上昔に流行った歌 ですよ。たぶん、どうして この歌 を、今、
​わざわざ、劇中で歌わせるのかが問題! ​​
​ というわけですが、何となくわかりますね。 岡林君 が夢みた 「夜明け」 がこないまま、 AI とかが 「賢い」の代名詞化 する、まあ、いってしまえば
​電子計算機が一番偉い ​​
 社会になっているのですからね。
 若い人たちは AI くそくらえ なんて思っているとはとても思えないこんな社会になるとは 岡林君 も驚いていらっしゃるでしょうね。だって、今や、​​ とても 「くそくらえ」 では済みそうにないですもんね(笑)。
 もっとも、ボクの驚きは、まだ、 30代の空監督 が、どこでこの歌を知ったのだろうという方でしたが(笑)。​​​​​​​​​​

​ もう 一つ の面白さは、映画を見ていて、
​「えっ?これ、科技高ちゃうの?」 ​​
​ではじまりました。映画を見終えた後で馴染みのスタッフからいただいたのがこの地図です。​ ​​​  ロケ地 神戸 だったんですね。それも、ほとんどの場所が日ごろの 徘徊エリア じゃないですか。学校が市立の高校だと思ったのは間違いじゃなかったのですが、そのときは疑心暗鬼でしたが、​
​​ ​「ここはどこ? つぎはどこや?」​ ​​
​​​​  ​​見ながら、 ワクワク 、とどのつまりには 改装中のポートタワー まで登場して、​
​​ 「見てみ、どこが東京やねん!学校も町も神戸やんけ!」 ​​
 ​​​誰に向かって、​​​​​​​何をいきっているのか意味不明ですが、 映画館 スタッフさん によれば、 ロケ地の人々 エキストラ で出演した人たちで 先週 は盛況だったそうで、 メデタイ ことですね(笑)。 拍手! ​​​​​​​

監督・脚本 空音央
撮影 ビル・キルスタイン
編集 アルバート・トーレン
音楽 リア・オユヤン・ルスリ
キャスト
栗原颯人(ユウタ)
コウ日高由起刀(コウ)
林裕太(アタちゃん)
シナ・ペン(ミン)
ARAZI(トム)
祷キララ(フミ)
中島歩(岡田先生)
矢作マサル(平)
PUSHIM(福子)
渡辺真起子(陽子)
佐野史郎(長井校長)
2024年・113分・PG12・日本・アメリカ合作
2024・10・23・no136・シネリーブル神戸no275



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最終更新日  2024.10.29 15:15:12
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