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「これはいける!好きなタイプ!」 まあ、そんなふうに思って 神戸 の 封切り初日 に見ました(笑)。 クリスティ・ホール監督 の 「ドライブ・イン・マンハッタン」 です。
純粋二人芝居! それも タクシー車内 という狭い舞台の中です。見ながら、ただ、ひたすら祈っていたのは
「なんでもいいけど、他の人物とか、広い世界とか、映さんといてほしい!」 でしたが、主人公の一人が ケネディ空港 で乗り場まで歩くシーンと、同じく 彼女 が乗っていた タクシー を降りて歩きだし、アパートのドアの向うからこっちを見るまでのシーン以外は、見事に タクシーの後ろの席と運転席の二人の会話劇 でした。
こういうの、待ってました(笑)。 「愛に悩む」 客役は ダコタ・ジョンソン という金髪の女優さんで、 「愛に後悔する」 運転手役は ショーン・ペン というシブイ中年男優でした。
で、ありきたりでいいんです(笑)。 女性客 のスマホによる男とのやり取りの露骨なアホらしさや、 運転手 の体験談はお話としては、なければ映画という物語が成立しませんが、ボクにとってこの作品は、 偶然出会った二人の人間 が1時間あまりですが、相手のいうことを、まともに 「聴く」 とはどういうことか、そこでは何が起こるのか、という興味をシラケさせることなく持続させててくれて納得でした(笑)。
まあ、 二人の俳優さん
が
目だけで勝負しているかの作品! でしたが、なかなか 印象的な目の俳優さんたち でした。 拍手!
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